「……ずっと、オレの事を好きだった、そうなんだよな?」
「うん……お姉ちゃんも、アイルも、どっちを選ぶかなんてしたくなかった、どっちも大好き、でもどちらかを選ばないと浮気になっちゃう、そう思っていたけど……」
「楓ね……カエデ姉さんに感謝だな。お前めちゃくちゃ恵まれてるぞ? 女2人を両方愛したいなんて、どー考えても普通は浮気だからな、そして2人からぶっ殺されていただろーな」
お姉ちゃんは、許してくれた。アイルも「しょうがねぇな」、長くてカラフルな爪先で、頬をかきながらペロッと舌ピアスを見せた。
「悪いと思ってんなら、態度で示せっ!」
もう知らないフリは止める、見て見ぬフリも止める、僕はアイルが――
「好きっ! アイルの事が大好きだよっ!」
ハッキリ言えた! やっと言えた! 今まで本当にゴメンね!
「……おせぇよ、バカ……♡ オレがぁ! どんだけお前を好きだったか……! ずっとずっと好きだったんだよっ! 毎日オレにもカエデ姉さんにも、大好きって言えっ! なら許すっ♡」
アイルのおっきいおっぱい、真っ平らになるんじゃってくらいに、僕の胸板に押し付けられる。
ハグは先手を取られたけど、お返しにアイルが痛いんじゃないかって程、力を入れて背中に手を回し抱きしめた。
「あっ♡ もっと、抱きしめろぉ……はぁ……安心する……♡ ずっと夢見てたもん……」
――アイルはずっと、僕を守ってくれていた。
お姉ちゃんと両親が死んで、虚無っていた僕は虐めにあっていたけど、突然虐めが無くなった。
それは……アイルがいじめっ子達を、ぶっ飛ばしたからなんだって。
ギャルい見た目になったのも、僕の気を引く為に何だって試した結果。反応してもほぼ無言で、その癖オナニーに使って、こんな僕をずっと好きのままでいてくれた。
「優しすぎるよアイル……どんな見た目になっても……それは違うか、今のアイルが最高に可愛いよ!」
「う……♡ この格好気に入ってきたんだ♡ 清楚系って言われてるのも、試した事あるんだけど覚えてねーだろ?」
そうだったの!? てことは僕って意外にもギャル好きな面もあったらしく、ギャルくなったアイルに反応したのかも。
うーん、どんなギャルでも好きなんじゃなくて、「ギャルになったアイル」だからいいのかも。
「命の隠されてた性癖♡ オレが擽っちまったんだな♡ あぁ、すっげ、ドキドキ……♡ 命もオレと同じだ♡ 心臓飛び出して来そう……もうちょい、このままがいい……♡~~」
はぁ……はぁ……アイルの香り、いつもいい香りだけど、変化してきてる……
お姉ちゃんからも発せられていた、「メス」の香りだ……アイルも僕を求めてくれている、そう言いきってしまえる……!
「アイルッ!」
「はぁっ! んっ……! んちゅっ……♡ ……~~♡ んりゅっ、ふっー……♡ ちぅ、っ、んぱっ……♡ はっ♡ しちゃった……♡ キス……初めての♡」
ぷりぷりな唇、僕の唇が荒れていたとしても、一瞬で潤いを取り戻すだろう、みずみずしさ。
アイルとのキスは、長い砂漠での旅の最中で、やっと見つけ出したオアシスだ。
「オレは……カエデ姉さんと同じトコに居ても、いいんだよな……? 同じトコで命と、んあっ♡ ちゅふっ♡ ちゅぅぅ♡ ちゅむちゅむっ……♡ はぁ、ほぅ……♡ んひゃっあ……み、命ぉ……♡~~」
「一緒に居て! お姉ちゃんも愛するし、アイルも愛する! もう絶対に悲しませないからっ!」
「うん……♡ もっとちゅー……♡ してっ♡」
可愛すぎるっ! 僕が生きているけど死んでいた期間、助けてくれて、守ってくれていてありがとう!
今後彼女を悲しませたらダメなんだ、十分過ぎる程悲しませてしまったから。
「うんっ♡ れるっ……ぅぅっ♡ した♡ くっちゅけりゅの♡ れりゅぅ♡ んぢゅりゅぅ♡ しゅひぃぃ……♡ みこひょぉ♡ しゅきぃぃ♡」
「ッ゙ーーーー!!」
舌ピアスとのディープキス、ヤバい……舌っていう敏感な部位に、同じ舌を絡ませるだけでアガッてくるのは、お姉ちゃんとして分かったけれど、グリグリする刺激がプラスされて、裏筋を責められる気持ちよさに似てる!