※この作品はR-18です。

(AIで)爆乳で着衣で露出で実況で告白で~なエロ妄想集   作:ほんだ

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マシュ08 透徹の台座 と 肉器の自認

 

床に転がる空のチューブ容器。

口の端から垂れる白い粘液。

そして、股間を濡らす愛液と、そこから立ち昇る甘ったるい雌の匂い。

 

私は、キッチンの冷たい床に手をつき、荒い呼吸を繰り返していた。

限界だった。

 

精神的な疲弊ではない。いや、それもあるけれど、今の私を支配しているのは、圧倒的な「肉体の限界」だった。

無理矢理に身体を押し込んでいる鎧が、呼吸をするたびに肋骨を締め付け、豊満すぎる乳房を圧迫する。立ち続け、不慣れな姿勢で腰を振っていたせいで、太ももとふくらはぎの筋肉が悲鳴を上げている。膝が笑っていた。ガクガクと小刻みに震え、これ以上、自力で体重を支えることを拒絶している。

 

「……休憩。……ちゃんとした、休憩が……必要です」

私は、懇願するように呟いた。

このまま床に寝転がってしまいたい。けれど、それはサーヴァントとしての最後の矜持が許さなかった。

なによりも、床は冷たい。

今の火照りきった身体で冷たい床に肌を晒せば、その温度差だけでまた浅ましい声を上げてしまいそうだった。

 

私は、よろめくように立ち上がり、リビングへと戻り、部屋の中央にあるカウンターへと視線を向けた。

そこには、最初からずっと「それ」があった。

私が無意識に視界から除外し、決して近づかないようにしていた家具。

 

透明な、アクリル製のハイスツール。

 

背もたれはなく、座面と脚だけのシンプルな構造。

だが、その形状はあまりにも異質だった。透明度が高く、まるで氷で作られたかのような美しさがある一方で、その座面の中央部分は、大きくU字型に切り取られている。

それはまるで、産婦人科の検診台や、あるいは拷問器具を連想させる、機能的すぎるデザインだった。

 

「……あそこに、座るしか……ないのでしょうか」

他に椅子はない。

ソファはない。ベッドはあるが、防水シーツに覆われたそれは、透明の椅子以上に異質だった。

この部屋の主は、私に「座って休む」という権利を与える代わりに、あの椅子に座って「展示される」という義務を課しているのだ。

 

私は、重い足を引きずってカウンターへと近づいた。

一歩、また一歩。

歩くたびに、太ももの付け根で擦れ合う剛毛と、股布に溜まった愛液が、じゅわっ、ぐちょっ、と卑猥な音を立てる。

その音が、私の背中を押していた。「もういいでしょう? 楽になりなさい」と。

 

スツールの前に立つ。

透明な座面は、私の腰よりも少し高い位置にある。座るためには、少しお尻を持ち上げ、滑り込ませるようにしなければならない。

 

「……少しだけ。……記録を整理する間だけ、です」

誰にともなく言い訳をして、背後のカメラを意識しながら、私はカウンターに手をついた。

今、私はカメラにお尻を向けている。これから私が座れば、カメラは透明な座面越しに、私の下半身を裏側から──下側から、完全に捉えることになる。

 

それでも、私は抗えなかった。

太ももの震えが限界に達していた。私は身体を反転させ、その透明な処刑台へと、ゆっくりとお尻を降ろした。

 

──ムニュゥ……。

異様な感触と、押し潰される音が、鼓膜を震わせた。

硬質で冷ややかなアクリル板が、私の熱を持った柔らかいお尻の肉を受け止める。体重がかかると同時に、逃げ場を失った臀部の脂肪が、座面の上で平たく、大きく押し広げられていく。

 

「あ……っ、ひゃぅ……っ」

変な声が出た。

冷たい。

座面の冷気が、レオタード一枚隔てたお尻の皮膚に直接伝わり、そこから背骨を駆け上がってくる。けれど、もっと恐ろしいのは、座面の中央に設けられた「穴」の存在だった。

 

U字にカットされた空間。

そこに、私のお尻の割れ目と、股間の最もデリケートな部分が、重力に従って落ち込む。

支えがない。

お尻のほっぺたはアクリル板に押し潰されているのに、一番大切な秘所だけが、空中に投げ出されている感覚。

まるで、排泄する時のように。

あるいは、下から誰かに覗き込まれ、弄られるのを待っているかのように。

 

(見える……。これじゃ、全部……)

私は想像した。このスツールの真下からのアングルを。

透明な板に押し付けられ、白く平べったくなった巨大な桃のようなお尻。その中央で、無防備に垂れ下がった、黒いクロッチ部分。

いや、愛液でぐしょぐしょに濡れた布は、肌に張り付き、その奥にある剛毛の凹凸や、肥大した陰唇の形までをも、くっきりと浮き上がらせているに違いない。

 

「はぁ……っ、はぁ……っ。なんて……恥ずかしい……」

私はカウンターに突っ伏すようにして、顔を覆った。

けれど、腰を浮かせることはしなかった。

立てないのではない。

この、お尻の肉を押し広げられ、恥部を晒け出すという姿勢に、奇妙な安息と興奮を覚えてしまっていたからだ。

 

──ムチッ、ムチッ。

少し身じろぎをするたびに、アクリル板とお尻の皮膚が吸着し、いやらしい音を立てる。

座面にへばりついた太ももの裏側が、汗で曇っていくのがわかる。私は、完全に「展示物」として固定されたのだ。ショーケースの中のフィギュアのように。あるいは、透明なパックに詰められた、スーパーの精肉のように。

 

 

 

...▼

 

この恥ずべき椅子に座ったまま、どれくらいの時間が過ぎただろう。

私は、震える手で再び『盾の乙女の真実』と題された本を引き寄せた。

逃げ場はない。

キッチンへ行っても、椅子に座っても、結局私はこの「マシュ・キリエライトの真実」と向き合うしかないのだ。

 

「……続きを、読みます」

声は、先ほどよりもずっと低く、濡れていた。

私はページを開いた。

不思議なことに、そこに書かれていたのは、今まさに私が置かれている状況そのものだった。まるで、この本がリアルタイムで書き換えられているかのように。あるいは、私の行動すべてが、最初からこの台本通りに運命づけられていたかのように。

 

『私は、透明な椅子に座りました』

『冷たい感触にお尻の肉を押し付け、股間を無防備に晒して。それは休憩ではありません。自分から進んで、鑑賞されるための台座に乗ったのです』

 

文字を目で追う。

けれど、口から出る言葉は、もう「朗読」の域を超えていた。

「……と、書かれています」という注釈は、もうない。私は、そこに書かれた文章を、自分の言葉として噛み砕き、自分の感覚として吐き出し始めた。

 

「……はい。座りました。……私のお尻は今、アクリル板の上で無様に広がっています」

私は、カメラ映像が映し出されているノートパソコンをチラリと見た。そこに映る自分自身の姿を確認しながら、本の内容と照らし合わせる。

これは、答え合わせだ。

この本に書かれた「性処理用マシュ・キリエライト」と、現実にここにいる「私」が、どれだけ一致しているかの確認作業。

 

『自分でも驚くほど、私のお尻は大きいです』

『座ると、太ももとお尻の境界線がなくなって、ただの肉の塊になってしまう』

『鎧からはみ出したお肉が、椅子からはみ出して、プルプルと震えています』

 

「……正解、です。……はみ出しています。震えて、います」

私は自分の手で、太ももの付け根を触った。

ムニムニとした柔らかい感触。

鍛え上げられた筋肉の上に、たっぷりとついた女性特有の脂肪。本に書かれている通りだ。私は戦士の身体なんかじゃない。

ただの、肉感的な雌の身体だ。

 

ページをめくる。

そこには、さらに過激な、内面的な告白が綴られていた。

 

『恥ずかしい? いいえ、違います』

『本当は、見せつけたかったんです』

『この透明な椅子を下から覗き込んで、誰かに笑ってほしかった』

『「なんていやらしいお尻だ」「締まりのないアナルだ」って、指差してほしかったんです』

 

「……っ」

息が詰まる。

それは、認めてはいけない一線だ。

けれど、否定できない自分がいる。

今、このお尻の穴がスースーとして、落ち着かないのに、どこか期待している感覚。カメラの視線が、お尻の割れ目の奥まで突き刺さってくるような感覚に、ゾクゾクと乳首が勃起する反応。

それが全ての答えだった。

 

「……見せつけたい……。そう、なのかもしれません」

私は、本から目を離し、虚空を見つめた。

口が勝手に動く。本の内容をなぞっているのか、自分の本心を語っているのか、もう区別がつかない。

 

「先輩。……私のこと、ずっと守らなきゃいけない後輩だと思っていましたか? 違います。……私は、こんなにも……露出狂なんです」

露出狂。

その言葉の響きが、脳髄を溶かす。

 

『本当は、スカートなんて履きたくなかった』

『いつも鎧の下で、ノーパンで歩き回りたかった』

『戦闘中に風が吹いて、お尻が見えるたびに、わざと見えやすいように腰をひねっていました』

 

「……あぁ、そうです。……あの時も、あの特異点でも……」

捏造された記憶なのか、封印していた記憶なのか。

過去の戦闘シーンが、卑猥なフィルターを通して脳裏に蘇る。

盾を構えて踏ん張った時、お尻が大きく揺れた感覚。敵の視線が集まった時、恐怖ではなく快感を感じていたかもしれないという疑惑。

私は、座ったまま少しだけお尻を浮かせ、また座り直した。

 

──ムチュッ。

汗と愛液で湿った太ももが、椅子に吸い付いて剥がれる音。

その音が、まるでセックスの時のピストン音のように聞こえる。

 

「聞こえますか、先輩。……私の身体が立てる、いやらしい音。この椅子は……私の身体検査をするための場所ですね」

私は本に視線を戻した。

そこには、決定的な「定義」が書かれていた。

 

『マシュ・キリエライトの正体』

『それは、人類史を救うための英霊ではなく、性欲処理の歴史を体現するための、生きたアーカイブです』

『この剛毛も、爆乳も、デカ尻も。すべては、あらゆる時代の、あらゆる男たちの欲望を受け入れるために設計されました』

 

「……ふふっ、あはっ……」

乾いた笑いが漏れた。

そうだ。そうでなくては説明がつかない。

どうして私が、こんなにも無様で卑しい身体をしているのか。

どうして、こんなにも感度が良くて、少しの刺激で濡れてしまうのか。

それは私が「そういう風に作られた」からだ。

 

「……納得、しました。……私のスペック、確認……完了です」

私は、本をカウンターに置いた。

もう読む必要はない。内容はすべて、私の頭ではなく、身体に刻み込まれている。

私は、ゆっくりと両脚を開いた。透明な椅子の、U字にカットされた部分を、さらに押し広げるように。

 

カメラに向かって、私は告白を続けた。

朗読ではない。

マシュ・キリエライト自身の言葉としての、完全なる敗北宣言を。

 

「先輩。……この本に書いてあることは、すべて事実です。私は、シールダー失格です。……いいえ、最初からシールダーなんかじゃなかった。私は、いやしい雌肉。ドスケベボディを持った……露出狂の変態マゾです」

 

言い切った瞬間、身体中の力が抜けた。

同時に、股間からドロリとした熱いものが、大量に溢れ出した。それは透明な椅子を汚し、U字のカットから滴り落ち、床に点々とシミを作っていく。

 

「見てください。……言葉では否定しても、身体はこんなに正直に……おしっこみたいに……愛液が止まりません……」

 

私は、虚ろな目で天井を見上げた。カメラのレンズが、キラリと光った気がした。

身体描写の答え合わせは終わった。

結果は満点。

私は、どこに出しても恥ずかしくない、立派な「性処理奴隷」だったのだ。

 

透明なスツールの上で、私はぐったりと項垂れた。

だが、そのポーズでさえも、計算され尽くしたように淫らで、サディスティックな欲望を煽る「芸術品」のように見えていることを、私はもう理解していた。

そして、そんな風に見られることに、至上の喜びを感じ始めていた。

 

 

 

...▼

透明なアクリル板に押し潰されたお尻の感触。U字の切り欠きから、重力に従って垂れ下がる股間の頼りなさ。そして、太ももの内側を伝い、透明な椅子の脚を汚していく愛液の熱さ。

それらすべての物理的な屈辱が、私の思考を真っ白に漂白していく中で、目の前の活字だけが、鮮烈な「意味」を持って脳髄に焼き付いてくる。

 

私は、カウンターに置かれた『盾の乙女の真実』のページを、震える指でめくった。

これが最後のページだ。

そこには、これまで延々と綴られてきた私の身体的特徴や、卑しい性癖の総括として、たった数行の「定義」が記されていた。

 

『結論として、私、マシュ・キリエライトの存在意義を再定義します』

 

私は、乾いた唇を舐めた。

読むべきだ。声に出して。

それが、この部屋における儀式であり、私が私自身の正体を知るための、最後の鍵なのだから。

 

「……けつろん、として……」

声が震える。

カメラの赤いランプが、私の濡れた唇の動きを逃さず捉えている。

 

『マシュ・キリエライトは、英霊ではない』

『彼女は、人類史を守るための盾でもなければ、高潔な騎士でもない』

 

否定の言葉。

これまで私が信じ、縋ってきたアイデンティティの完全なる否定。

けれど、不思議と怒りは湧いてこなかった。むしろ、肩の荷が下りるような、奇妙な安堵感が胸に広がっていく。

ああ、そうですか。私は英霊じゃなかったんですね。

なら、この無駄に大きなおっぱいも、だらしないお尻も、戦うためにあるんじゃないんですね。

じゃあ、私は一体「何」なんですか?

 

視線が、次の行に吸い込まれる。

そこには、あまりにも暴力的で、そしてあまりにも甘美な「答え」が待っていた。

 

『私は、ただの新鮮な──生肉オナホです』

 

「……なまにく……オナホ……」

時が止まった。

その単語を口にした瞬間、世界がカチリと音を立てて嵌まった気がした。

パズルの最後のピース。

ずっと探していた、私のこの扱いづらい身体にふさわしい名前。

 

生肉。

調理される前の、ただの素材。

知性も、尊厳も、権利もない。ただ「食われる」ためだけに存在する、新鮮なタンパク質の塊。

 

オナホ。

オナホール。

男性の性欲を処理するためだけに作られた、穴の空いた玩具。

人格など必要ない。ただ気持ちよくさせ、精液を受け止める機能さえあればいい道具。

 

「……生肉、オナホ……」

もう一度、噛み締めるように呟いた。

なんて卑猥で、下品で、救いのない言葉だろう。けれど、その響きは、今の私の身体に驚くほど馴染んでいた。

 

鏡に映る、サイズの合わない鎧をまとった肉感的な雌。

透明な椅子の上で股を開き、愛液を垂れ流している雌。

その姿は、確かに「高潔なシールダー」などではなかった。どう見ても、男の人が好き勝手に弄り、消費する「使い捨ての肉オナホ」にしか見えなかった。

 

「……ふっ、あはっ……」

笑いが漏れた。

安堵の笑いだった。

もう、無理して背筋を伸ばさなくていい。重たい盾を構えて、痛みに耐えなくていい。

私はただの「肉」で「穴」なのだから。使われて、汚されて、中に出されて、それで終わりでいいのだ。

 

椅子の上で、無意識に腰が動いた。

 

──ムチュッ、ムチュッ。

アクリル板に張り付いたお尻の肉が、卑猥な音を立てる。

その音が、まるで「早く使って」「早くお肉として味わって」と急かしているように聞こえる。

 

本には、続きがあった。

 

『生肉オナホとしての彼女は、極めて優秀である』

『常に発情し、少しの刺激で濡れ、どんなに激しく使われても、すぐに次の快楽を求めて復元する』

『特に、その未処理の剛毛と、独特の獣臭は、使用者のサディスティックな征服欲を極限まで煽るだろう』

 

「……征服欲……」

私は、カメラのレンズをじっと見つめた。

その奥に、先輩がいると信じて。

 

「先輩。……聞いていますか?」

朗読ではない。

これは、私からの問いかけ。

生肉オナホとしての自覚を持った新しい私、いや本当のマシュ・キリエライトからの、誘惑。

 

「先輩も……本当は、あんな綺麗な私より……」

脳裏に浮かぶのは、先に見た「理想のマシュ・キリエライト」の映像だ。

ツルツルの肌。清楚な笑顔。完璧なヒロイン。

でも、あれは偽物。作り物だ。先輩は、本当にあんな人形遊びが好きなのですか?

 

「こんな毛深くて、臭くて、すぐに濡れちゃう……ドスケベボディの方が……興奮するんじゃ、ないですか?」

問いかけは、すぐに確信へと変わる。

そうだ。男の人はみんな、本当は綺麗なものより、汚くて生々しいものが好きなはずだ。

本能を刺激する、獣の匂い。

理性的な後輩が、ただの肉塊に堕ちる背徳感。

それを、先輩が嫌いなはずがない。

 

「興奮して、ほしい……。私のこの、だらしない身体で……」

疑念は、強烈な願望へと変質していく。

使ってほしい。

盾として頼られるのではなく、オナホとして消耗されたい。私の剛毛に顔を埋めて、獣臭いと罵りながら、その奥にある穴を滅茶苦茶にしてほしい。

 

──ズキンッ!

願望が極まった瞬間、胸の奥で爆発的な疼きが走った。

鎧の胸当ての下で、張り詰めていた乳房が、ついに限界を訴えたのだ。

 

「あっ……うぅっ!」

私は本から手を離し、自分の胸を鷲掴みにした。黒いインナーの上から、溢れそうな脂肪の塊を、指がめり込むほど強く掴む。

柔らかい。そして、重い。

自分でも持て余すほどの、圧倒的な肉の質量。

 

「……先輩が、悪いんです」

口から出たのは、恨み言だった。

熱に浮かされた脳が、責任の所在をすり替えていく。

私がこんなに淫乱になったのは、私のせいじゃない。

全部、先輩のせいだ。

 

「先輩が……私を、抱いてくれないから……!」

私は、掴んだ胸を激しく揉みしだいた。

 

──グニッ、グチュッ。

鎧の革と肉が擦れ合い、インナーの中で押し潰された乳房が、形を変えて波打つ。

痛い。苦しい。

でも、その痛みが、先輩に乱暴に扱われている時のシミュレーションのように感じられて、ゾクゾクする。

 

「毛も、処理できなくて……。こんなに、剛毛になっちゃって……!」

私は片手を離し、太ももの付け根へと這わせた。

レオタードの股布からはみ出した、黒々とした陰毛の束。それを指で摘み、引っ張る。

チクリとした痛みが、股間の芯に響く。

 

「先輩が収穫してくれないから……私、こんなに無頓着にして……獣みたいにボサボサで……!」

理不尽な怒り。

でも、それは「早く手入れをして」「私を管理して」という、極限の甘えの裏返しだった。

放置された果実が熟れすぎて腐り落ちるように。私の身体は、先輩に食べられるのを待ちすぎて、熟成し、発酵し、淫らな匂いを放つ「生肉」になってしまったのだ。

 

「こんなに……溜まって……!」

私は、透明な椅子の上で腰を揺すった。

お尻の肉がアクリル板を擦る。

股間のU字カットの部分から、愛液がポタポタと滴り落ちる。

溜まっているのは性欲だけじゃない。行き場のない母性、奉仕精神、被虐願望。

それらが煮詰まって、ドロドロの愛液となって溢れ出している。

 

「私をこんな……ドMの変態にしたのは、先輩です!」

私は叫んだ。

カメラに向かって、あるいは壁の向こうにいるかもしれない誰かに向かって。

これは告発だ。

清純だったマシュ・キリエライトを、こんな露出狂のオナホに改造したのは、貴方の放置プレイのせいなのだと。

 

私の手は、再び胸へと戻った。

今度は、全体を揉むだけでは足りない。もっと鋭い、ピンポイントの刺激が必要だった。

インナー越しに、岩のように硬く勃起した突起を探り当てる。

親指ほどの太さに肥大化し、布を突き上げている乳首。

 

「んっ……ここ……っ、こんなに、大きく……っ!」

私は、その突起を、爪を立ててつねり上げた。

 

「ひッ、ギぃッ!?」

 

鋭い痛みが走る。

涙が出るほど痛い。

けれど、その痛みの直後に、脳天を突き抜けるような快楽の閃光が走る。

痛いのに、気持ちいい。

抓るたび抓られるたびに、子宮はキュンと収縮し、お尻の穴がパクパクと開閉する。

 

「ああっ! 先輩っ、見て……っ! 私の乳首、こんなに硬く……っ!」

私は、朗読など忘れて、ただ自分の快楽の実況を始めた。

両手で左右の乳首をつねり、引っ張り、ねじり上げる。

黒いインナーが引きつれ、乳房の形が醜く歪む。その自傷行為に近いオナニーは、まさしく「生肉」が自らの鮮度をアピールするために、自ら肉汁を絞り出しているようだった。

 

透明な椅子の下には、もう水たまりができているだろう。私の股間から垂れ流された愛液と、先ほど飲みこぼした水、そして全身から噴き出す汗。

私は汁まみれだ。

汚くて、臭くて、どうしようもない。

 

でも、それがいい。

それが「生肉オナホ」、「性処理便器」としての、「マシュ・キリエライト」の正しい在り方だから。

 

「んぐっ! はぁっ、あぁっ! そ、そうです……っ!」

私は、快感の波に翻弄されながら、本に書かれていた最後の定義を、絶叫に近い声で復唱した。

それは、私自身への、永遠の敗北宣言。

 

「私は……マシュ・キリエライトは……っ!」

「ザーメン処理……専用……っ!」

「先輩の、……いえっ、マスター、のっ……肉便器、ですぅぅぅぅぅッ!!」

 

──ビクンッ、ビクンッ!

全身が弓なりに反った。

乳首を抓り上げる痛みと、股間の疼きが頂点に達し、私の意識は真っ白な光の中に消えた。

 

絶頂ではない。

まだ、誰にも触れられていないのだから、イくことは許されない。

これは、魂の変質完了の合図。

 

ガクン、と力が抜け、私はカウンターに突っ伏した。

荒い呼吸だけが、部屋に響く。

 

透明なスツールに押し付けられたお尻が、痙攣している。

カメラの赤いランプは、最後までその痴態を記録し続けていた。

 

私はもう、抵抗しない。

調査なんてどうでもいい。脱出なんてしなくていい。

ただ、早く先輩が来て、この準備万端の「生肉」を、美味しくいただいてくれることだけを。それだけを夢見て、私はだらしなく涎を垂らしながら、意識を手放した。

 

 

 

 

 

 

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