(AIで)爆乳で着衣で露出で実況で告白で~なエロ妄想集 作:ほんだ
床に転がる空のチューブ容器。
口の端から垂れる白い粘液。
そして、股間を濡らす愛液と、そこから立ち昇る甘ったるい雌の匂い。
私は、キッチンの冷たい床に手をつき、荒い呼吸を繰り返していた。
限界だった。
精神的な疲弊ではない。いや、それもあるけれど、今の私を支配しているのは、圧倒的な「肉体の限界」だった。
無理矢理に身体を押し込んでいる鎧が、呼吸をするたびに肋骨を締め付け、豊満すぎる乳房を圧迫する。立ち続け、不慣れな姿勢で腰を振っていたせいで、太ももとふくらはぎの筋肉が悲鳴を上げている。膝が笑っていた。ガクガクと小刻みに震え、これ以上、自力で体重を支えることを拒絶している。
「……休憩。……ちゃんとした、休憩が……必要です」
私は、懇願するように呟いた。
このまま床に寝転がってしまいたい。けれど、それはサーヴァントとしての最後の矜持が許さなかった。
なによりも、床は冷たい。
今の火照りきった身体で冷たい床に肌を晒せば、その温度差だけでまた浅ましい声を上げてしまいそうだった。
私は、よろめくように立ち上がり、リビングへと戻り、部屋の中央にあるカウンターへと視線を向けた。
そこには、最初からずっと「それ」があった。
私が無意識に視界から除外し、決して近づかないようにしていた家具。
透明な、アクリル製のハイスツール。
背もたれはなく、座面と脚だけのシンプルな構造。
だが、その形状はあまりにも異質だった。透明度が高く、まるで氷で作られたかのような美しさがある一方で、その座面の中央部分は、大きくU字型に切り取られている。
それはまるで、産婦人科の検診台や、あるいは拷問器具を連想させる、機能的すぎるデザインだった。
「……あそこに、座るしか……ないのでしょうか」
他に椅子はない。
ソファはない。ベッドはあるが、防水シーツに覆われたそれは、透明の椅子以上に異質だった。
この部屋の主は、私に「座って休む」という権利を与える代わりに、あの椅子に座って「展示される」という義務を課しているのだ。
私は、重い足を引きずってカウンターへと近づいた。
一歩、また一歩。
歩くたびに、太ももの付け根で擦れ合う剛毛と、股布に溜まった愛液が、じゅわっ、ぐちょっ、と卑猥な音を立てる。
その音が、私の背中を押していた。「もういいでしょう? 楽になりなさい」と。
スツールの前に立つ。
透明な座面は、私の腰よりも少し高い位置にある。座るためには、少しお尻を持ち上げ、滑り込ませるようにしなければならない。
「……少しだけ。……記録を整理する間だけ、です」
誰にともなく言い訳をして、背後のカメラを意識しながら、私はカウンターに手をついた。
今、私はカメラにお尻を向けている。これから私が座れば、カメラは透明な座面越しに、私の下半身を裏側から──下側から、完全に捉えることになる。
それでも、私は抗えなかった。
太ももの震えが限界に達していた。私は身体を反転させ、その透明な処刑台へと、ゆっくりとお尻を降ろした。
──ムニュゥ……。
異様な感触と、押し潰される音が、鼓膜を震わせた。
硬質で冷ややかなアクリル板が、私の熱を持った柔らかいお尻の肉を受け止める。体重がかかると同時に、逃げ場を失った臀部の脂肪が、座面の上で平たく、大きく押し広げられていく。
「あ……っ、ひゃぅ……っ」
変な声が出た。
冷たい。
座面の冷気が、レオタード一枚隔てたお尻の皮膚に直接伝わり、そこから背骨を駆け上がってくる。けれど、もっと恐ろしいのは、座面の中央に設けられた「穴」の存在だった。
U字にカットされた空間。
そこに、私のお尻の割れ目と、股間の最もデリケートな部分が、重力に従って落ち込む。
支えがない。
お尻のほっぺたはアクリル板に押し潰されているのに、一番大切な秘所だけが、空中に投げ出されている感覚。
まるで、排泄する時のように。
あるいは、下から誰かに覗き込まれ、弄られるのを待っているかのように。
(見える……。これじゃ、全部……)
私は想像した。このスツールの真下からのアングルを。
透明な板に押し付けられ、白く平べったくなった巨大な桃のようなお尻。その中央で、無防備に垂れ下がった、黒いクロッチ部分。
いや、愛液でぐしょぐしょに濡れた布は、肌に張り付き、その奥にある剛毛の凹凸や、肥大した陰唇の形までをも、くっきりと浮き上がらせているに違いない。
「はぁ……っ、はぁ……っ。なんて……恥ずかしい……」
私はカウンターに突っ伏すようにして、顔を覆った。
けれど、腰を浮かせることはしなかった。
立てないのではない。
この、お尻の肉を押し広げられ、恥部を晒け出すという姿勢に、奇妙な安息と興奮を覚えてしまっていたからだ。
──ムチッ、ムチッ。
少し身じろぎをするたびに、アクリル板とお尻の皮膚が吸着し、いやらしい音を立てる。
座面にへばりついた太ももの裏側が、汗で曇っていくのがわかる。私は、完全に「展示物」として固定されたのだ。ショーケースの中のフィギュアのように。あるいは、透明なパックに詰められた、スーパーの精肉のように。
...▼
この恥ずべき椅子に座ったまま、どれくらいの時間が過ぎただろう。
私は、震える手で再び『盾の乙女の真実』と題された本を引き寄せた。
逃げ場はない。
キッチンへ行っても、椅子に座っても、結局私はこの「マシュ・キリエライトの真実」と向き合うしかないのだ。
「……続きを、読みます」
声は、先ほどよりもずっと低く、濡れていた。
私はページを開いた。
不思議なことに、そこに書かれていたのは、今まさに私が置かれている状況そのものだった。まるで、この本がリアルタイムで書き換えられているかのように。あるいは、私の行動すべてが、最初からこの台本通りに運命づけられていたかのように。
『私は、透明な椅子に座りました』
『冷たい感触にお尻の肉を押し付け、股間を無防備に晒して。それは休憩ではありません。自分から進んで、鑑賞されるための台座に乗ったのです』
文字を目で追う。
けれど、口から出る言葉は、もう「朗読」の域を超えていた。
「……と、書かれています」という注釈は、もうない。私は、そこに書かれた文章を、自分の言葉として噛み砕き、自分の感覚として吐き出し始めた。
「……はい。座りました。……私のお尻は今、アクリル板の上で無様に広がっています」
私は、カメラ映像が映し出されているノートパソコンをチラリと見た。そこに映る自分自身の姿を確認しながら、本の内容と照らし合わせる。
これは、答え合わせだ。
この本に書かれた「性処理用マシュ・キリエライト」と、現実にここにいる「私」が、どれだけ一致しているかの確認作業。
『自分でも驚くほど、私のお尻は大きいです』
『座ると、太ももとお尻の境界線がなくなって、ただの肉の塊になってしまう』
『鎧からはみ出したお肉が、椅子からはみ出して、プルプルと震えています』
「……正解、です。……はみ出しています。震えて、います」
私は自分の手で、太ももの付け根を触った。
ムニムニとした柔らかい感触。
鍛え上げられた筋肉の上に、たっぷりとついた女性特有の脂肪。本に書かれている通りだ。私は戦士の身体なんかじゃない。
ただの、肉感的な雌の身体だ。
ページをめくる。
そこには、さらに過激な、内面的な告白が綴られていた。
『恥ずかしい? いいえ、違います』
『本当は、見せつけたかったんです』
『この透明な椅子を下から覗き込んで、誰かに笑ってほしかった』
『「なんていやらしいお尻だ」「締まりのないアナルだ」って、指差してほしかったんです』
「……っ」
息が詰まる。
それは、認めてはいけない一線だ。
けれど、否定できない自分がいる。
今、このお尻の穴がスースーとして、落ち着かないのに、どこか期待している感覚。カメラの視線が、お尻の割れ目の奥まで突き刺さってくるような感覚に、ゾクゾクと乳首が勃起する反応。
それが全ての答えだった。
「……見せつけたい……。そう、なのかもしれません」
私は、本から目を離し、虚空を見つめた。
口が勝手に動く。本の内容をなぞっているのか、自分の本心を語っているのか、もう区別がつかない。
「先輩。……私のこと、ずっと守らなきゃいけない後輩だと思っていましたか? 違います。……私は、こんなにも……露出狂なんです」
露出狂。
その言葉の響きが、脳髄を溶かす。
『本当は、スカートなんて履きたくなかった』
『いつも鎧の下で、ノーパンで歩き回りたかった』
『戦闘中に風が吹いて、お尻が見えるたびに、わざと見えやすいように腰をひねっていました』
「……あぁ、そうです。……あの時も、あの特異点でも……」
捏造された記憶なのか、封印していた記憶なのか。
過去の戦闘シーンが、卑猥なフィルターを通して脳裏に蘇る。
盾を構えて踏ん張った時、お尻が大きく揺れた感覚。敵の視線が集まった時、恐怖ではなく快感を感じていたかもしれないという疑惑。
私は、座ったまま少しだけお尻を浮かせ、また座り直した。
──ムチュッ。
汗と愛液で湿った太ももが、椅子に吸い付いて剥がれる音。
その音が、まるでセックスの時のピストン音のように聞こえる。
「聞こえますか、先輩。……私の身体が立てる、いやらしい音。この椅子は……私の身体検査をするための場所ですね」
私は本に視線を戻した。
そこには、決定的な「定義」が書かれていた。
『マシュ・キリエライトの正体』
『それは、人類史を救うための英霊ではなく、性欲処理の歴史を体現するための、生きたアーカイブです』
『この剛毛も、爆乳も、デカ尻も。すべては、あらゆる時代の、あらゆる男たちの欲望を受け入れるために設計されました』
「……ふふっ、あはっ……」
乾いた笑いが漏れた。
そうだ。そうでなくては説明がつかない。
どうして私が、こんなにも無様で卑しい身体をしているのか。
どうして、こんなにも感度が良くて、少しの刺激で濡れてしまうのか。
それは私が「そういう風に作られた」からだ。
「……納得、しました。……私のスペック、確認……完了です」
私は、本をカウンターに置いた。
もう読む必要はない。内容はすべて、私の頭ではなく、身体に刻み込まれている。
私は、ゆっくりと両脚を開いた。透明な椅子の、U字にカットされた部分を、さらに押し広げるように。
カメラに向かって、私は告白を続けた。
朗読ではない。
マシュ・キリエライト自身の言葉としての、完全なる敗北宣言を。
「先輩。……この本に書いてあることは、すべて事実です。私は、シールダー失格です。……いいえ、最初からシールダーなんかじゃなかった。私は、いやしい雌肉。ドスケベボディを持った……露出狂の変態マゾです」
言い切った瞬間、身体中の力が抜けた。
同時に、股間からドロリとした熱いものが、大量に溢れ出した。それは透明な椅子を汚し、U字のカットから滴り落ち、床に点々とシミを作っていく。
「見てください。……言葉では否定しても、身体はこんなに正直に……おしっこみたいに……愛液が止まりません……」
私は、虚ろな目で天井を見上げた。カメラのレンズが、キラリと光った気がした。
身体描写の答え合わせは終わった。
結果は満点。
私は、どこに出しても恥ずかしくない、立派な「性処理奴隷」だったのだ。
透明なスツールの上で、私はぐったりと項垂れた。
だが、そのポーズでさえも、計算され尽くしたように淫らで、サディスティックな欲望を煽る「芸術品」のように見えていることを、私はもう理解していた。
そして、そんな風に見られることに、至上の喜びを感じ始めていた。
...▼
透明なアクリル板に押し潰されたお尻の感触。U字の切り欠きから、重力に従って垂れ下がる股間の頼りなさ。そして、太ももの内側を伝い、透明な椅子の脚を汚していく愛液の熱さ。
それらすべての物理的な屈辱が、私の思考を真っ白に漂白していく中で、目の前の活字だけが、鮮烈な「意味」を持って脳髄に焼き付いてくる。
私は、カウンターに置かれた『盾の乙女の真実』のページを、震える指でめくった。
これが最後のページだ。
そこには、これまで延々と綴られてきた私の身体的特徴や、卑しい性癖の総括として、たった数行の「定義」が記されていた。
『結論として、私、マシュ・キリエライトの存在意義を再定義します』
私は、乾いた唇を舐めた。
読むべきだ。声に出して。
それが、この部屋における儀式であり、私が私自身の正体を知るための、最後の鍵なのだから。
「……けつろん、として……」
声が震える。
カメラの赤いランプが、私の濡れた唇の動きを逃さず捉えている。
『マシュ・キリエライトは、英霊ではない』
『彼女は、人類史を守るための盾でもなければ、高潔な騎士でもない』
否定の言葉。
これまで私が信じ、縋ってきたアイデンティティの完全なる否定。
けれど、不思議と怒りは湧いてこなかった。むしろ、肩の荷が下りるような、奇妙な安堵感が胸に広がっていく。
ああ、そうですか。私は英霊じゃなかったんですね。
なら、この無駄に大きなおっぱいも、だらしないお尻も、戦うためにあるんじゃないんですね。
じゃあ、私は一体「何」なんですか?
視線が、次の行に吸い込まれる。
そこには、あまりにも暴力的で、そしてあまりにも甘美な「答え」が待っていた。
『私は、ただの新鮮な──生肉オナホです』
「……なまにく……オナホ……」
時が止まった。
その単語を口にした瞬間、世界がカチリと音を立てて嵌まった気がした。
パズルの最後のピース。
ずっと探していた、私のこの扱いづらい身体にふさわしい名前。
生肉。
調理される前の、ただの素材。
知性も、尊厳も、権利もない。ただ「食われる」ためだけに存在する、新鮮なタンパク質の塊。
オナホ。
オナホール。
男性の性欲を処理するためだけに作られた、穴の空いた玩具。
人格など必要ない。ただ気持ちよくさせ、精液を受け止める機能さえあればいい道具。
「……生肉、オナホ……」
もう一度、噛み締めるように呟いた。
なんて卑猥で、下品で、救いのない言葉だろう。けれど、その響きは、今の私の身体に驚くほど馴染んでいた。
鏡に映る、サイズの合わない鎧をまとった肉感的な雌。
透明な椅子の上で股を開き、愛液を垂れ流している雌。
その姿は、確かに「高潔なシールダー」などではなかった。どう見ても、男の人が好き勝手に弄り、消費する「使い捨ての肉オナホ」にしか見えなかった。
「……ふっ、あはっ……」
笑いが漏れた。
安堵の笑いだった。
もう、無理して背筋を伸ばさなくていい。重たい盾を構えて、痛みに耐えなくていい。
私はただの「肉」で「穴」なのだから。使われて、汚されて、中に出されて、それで終わりでいいのだ。
椅子の上で、無意識に腰が動いた。
──ムチュッ、ムチュッ。
アクリル板に張り付いたお尻の肉が、卑猥な音を立てる。
その音が、まるで「早く使って」「早くお肉として味わって」と急かしているように聞こえる。
本には、続きがあった。
『生肉オナホとしての彼女は、極めて優秀である』
『常に発情し、少しの刺激で濡れ、どんなに激しく使われても、すぐに次の快楽を求めて復元する』
『特に、その未処理の剛毛と、独特の獣臭は、使用者のサディスティックな征服欲を極限まで煽るだろう』
「……征服欲……」
私は、カメラのレンズをじっと見つめた。
その奥に、先輩がいると信じて。
「先輩。……聞いていますか?」
朗読ではない。
これは、私からの問いかけ。
生肉オナホとしての自覚を持った新しい私、いや本当のマシュ・キリエライトからの、誘惑。
「先輩も……本当は、あんな綺麗な私より……」
脳裏に浮かぶのは、先に見た「理想のマシュ・キリエライト」の映像だ。
ツルツルの肌。清楚な笑顔。完璧なヒロイン。
でも、あれは偽物。作り物だ。先輩は、本当にあんな人形遊びが好きなのですか?
「こんな毛深くて、臭くて、すぐに濡れちゃう……ドスケベボディの方が……興奮するんじゃ、ないですか?」
問いかけは、すぐに確信へと変わる。
そうだ。男の人はみんな、本当は綺麗なものより、汚くて生々しいものが好きなはずだ。
本能を刺激する、獣の匂い。
理性的な後輩が、ただの肉塊に堕ちる背徳感。
それを、先輩が嫌いなはずがない。
「興奮して、ほしい……。私のこの、だらしない身体で……」
疑念は、強烈な願望へと変質していく。
使ってほしい。
盾として頼られるのではなく、オナホとして消耗されたい。私の剛毛に顔を埋めて、獣臭いと罵りながら、その奥にある穴を滅茶苦茶にしてほしい。
──ズキンッ!
願望が極まった瞬間、胸の奥で爆発的な疼きが走った。
鎧の胸当ての下で、張り詰めていた乳房が、ついに限界を訴えたのだ。
「あっ……うぅっ!」
私は本から手を離し、自分の胸を鷲掴みにした。黒いインナーの上から、溢れそうな脂肪の塊を、指がめり込むほど強く掴む。
柔らかい。そして、重い。
自分でも持て余すほどの、圧倒的な肉の質量。
「……先輩が、悪いんです」
口から出たのは、恨み言だった。
熱に浮かされた脳が、責任の所在をすり替えていく。
私がこんなに淫乱になったのは、私のせいじゃない。
全部、先輩のせいだ。
「先輩が……私を、抱いてくれないから……!」
私は、掴んだ胸を激しく揉みしだいた。
──グニッ、グチュッ。
鎧の革と肉が擦れ合い、インナーの中で押し潰された乳房が、形を変えて波打つ。
痛い。苦しい。
でも、その痛みが、先輩に乱暴に扱われている時のシミュレーションのように感じられて、ゾクゾクする。
「毛も、処理できなくて……。こんなに、剛毛になっちゃって……!」
私は片手を離し、太ももの付け根へと這わせた。
レオタードの股布からはみ出した、黒々とした陰毛の束。それを指で摘み、引っ張る。
チクリとした痛みが、股間の芯に響く。
「先輩が収穫してくれないから……私、こんなに無頓着にして……獣みたいにボサボサで……!」
理不尽な怒り。
でも、それは「早く手入れをして」「私を管理して」という、極限の甘えの裏返しだった。
放置された果実が熟れすぎて腐り落ちるように。私の身体は、先輩に食べられるのを待ちすぎて、熟成し、発酵し、淫らな匂いを放つ「生肉」になってしまったのだ。
「こんなに……溜まって……!」
私は、透明な椅子の上で腰を揺すった。
お尻の肉がアクリル板を擦る。
股間のU字カットの部分から、愛液がポタポタと滴り落ちる。
溜まっているのは性欲だけじゃない。行き場のない母性、奉仕精神、被虐願望。
それらが煮詰まって、ドロドロの愛液となって溢れ出している。
「私をこんな……ドMの変態にしたのは、先輩です!」
私は叫んだ。
カメラに向かって、あるいは壁の向こうにいるかもしれない誰かに向かって。
これは告発だ。
清純だったマシュ・キリエライトを、こんな露出狂のオナホに改造したのは、貴方の放置プレイのせいなのだと。
私の手は、再び胸へと戻った。
今度は、全体を揉むだけでは足りない。もっと鋭い、ピンポイントの刺激が必要だった。
インナー越しに、岩のように硬く勃起した突起を探り当てる。
親指ほどの太さに肥大化し、布を突き上げている乳首。
「んっ……ここ……っ、こんなに、大きく……っ!」
私は、その突起を、爪を立ててつねり上げた。
「ひッ、ギぃッ!?」
鋭い痛みが走る。
涙が出るほど痛い。
けれど、その痛みの直後に、脳天を突き抜けるような快楽の閃光が走る。
痛いのに、気持ちいい。
抓るたび抓られるたびに、子宮はキュンと収縮し、お尻の穴がパクパクと開閉する。
「ああっ! 先輩っ、見て……っ! 私の乳首、こんなに硬く……っ!」
私は、朗読など忘れて、ただ自分の快楽の実況を始めた。
両手で左右の乳首をつねり、引っ張り、ねじり上げる。
黒いインナーが引きつれ、乳房の形が醜く歪む。その自傷行為に近いオナニーは、まさしく「生肉」が自らの鮮度をアピールするために、自ら肉汁を絞り出しているようだった。
透明な椅子の下には、もう水たまりができているだろう。私の股間から垂れ流された愛液と、先ほど飲みこぼした水、そして全身から噴き出す汗。
私は汁まみれだ。
汚くて、臭くて、どうしようもない。
でも、それがいい。
それが「生肉オナホ」、「性処理便器」としての、「マシュ・キリエライト」の正しい在り方だから。
「んぐっ! はぁっ、あぁっ! そ、そうです……っ!」
私は、快感の波に翻弄されながら、本に書かれていた最後の定義を、絶叫に近い声で復唱した。
それは、私自身への、永遠の敗北宣言。
「私は……マシュ・キリエライトは……っ!」
「ザーメン処理……専用……っ!」
「先輩の、……いえっ、マスター、のっ……肉便器、ですぅぅぅぅぅッ!!」
──ビクンッ、ビクンッ!
全身が弓なりに反った。
乳首を抓り上げる痛みと、股間の疼きが頂点に達し、私の意識は真っ白な光の中に消えた。
絶頂ではない。
まだ、誰にも触れられていないのだから、イくことは許されない。
これは、魂の変質完了の合図。
ガクン、と力が抜け、私はカウンターに突っ伏した。
荒い呼吸だけが、部屋に響く。
透明なスツールに押し付けられたお尻が、痙攣している。
カメラの赤いランプは、最後までその痴態を記録し続けていた。
私はもう、抵抗しない。
調査なんてどうでもいい。脱出なんてしなくていい。
ただ、早く先輩が来て、この準備万端の「生肉」を、美味しくいただいてくれることだけを。それだけを夢見て、私はだらしなく涎を垂らしながら、意識を手放した。
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