「ただいまー。」
「お帰りなさいませ、ルーデウス様。」
「…お、はよ、ごじゃいま、ず、兄さん。」
俺が帰ると、返事をしてくれたのはリーリャだけだった。
辛うじて声を出したのはノルンだったが、これは返事の内には入らないだろう。
「おいおい、皆大丈夫か?」
「…すまんな。誰かしらに解毒魔術をかけておけと言えば良かったんだが…。」
「あ、ルイジェルドさん。来てたんですね。」
「お前のベッドを借りた。済まない。」
「いえいえ、全然大丈夫ですよ。他の皆と、子供たちは?」
「皆まだ寝ている。」
「なら、良かった。…ところで」
「ん?どうしたんですか、兄さん?」
「この匂い、なんですか?」
俺は、入ってきた時から感じていた、特有のムワッとした匂いについて聞いた。
途端に二人の顔が赤くなる。
こんなルイジェルドさん、初めてだ。
「申し訳ない、ルーデウス。」
「ごめんなさい、兄さん!」
いきなり、二人に謝られる。
「ちょ、大丈夫ですよ!別に僕らは気にしませんし。それと、ここはノルンの実家でも
あります。好きにイチャイチャしてください。でも、それだったらせめて寝室でするとか、
換気のしやすいお風呂場でしてほしかったです。」
「ごめんなさい、兄さん。私が、お酒で興奮しちゃって…。」
「気にしないでいいよ。ただ、子供への情操教育も考えてほしかっただけだ。」
「そう、ですよね。…なんだか、これが久しぶりの再会の最初の話題かと思うと、なんだか
笑えてきちゃいますね。」
「あぁ、そうだな。」
リビングに、平和な時間が訪れる。
その後も、俺はノルンやルイジェルドと沢山話せた。
村での生活の事、
子供の教育の事、
エッチな事も。
久しぶりに、懐かしい気分になった。
☆★☆
「じゃ、またね、みんな。」
「気を付けてねー!」
「また話しましょう!」
「剣も頑張りなさいよ!」
「お姉ちゃん、応援してるよ!」
俺たちは女子会のゲスト達を見送ると、嫁と子供たちと一緒に部屋に戻る。
子供たちが解散したのを見届けると、シルフィに話す。
「シルフィ、何だかエッチな気分じゃない?」
「うぇぇ!?ど、どうして分かったの?」
「んー、秘密。」
そう言ってから、俺は愛する嫁達にこんな提案をする。
「皆さん、ちょっと昨日の夜の宴会でもじょもじょしていませんか?」」
「ひ、否定できませんね…」
「そこで…今日は、休日にしませんか?皆で。」
そう言うと、全員一度ポカンとした後、恥じらうように笑う。
「んもぅ、そんなに回りくどく言わなくても、ボク達はいいよって言うのに。」
「はは、悪い悪い。…てなわけなんで、すいませんが、頼みました。」
「はい、ルーデウス様。娘を、心ゆくまで堪能してください。」
「なんだか、罪悪感があるなぁ。」
そして、俺たちは寝室へ向かった。
さて。
愛の巣でも、本気出すか!
お、終わった…。
でも、このSS自体は続きます。
よろしくお願いします。