※この作品はR-18です。

ツンデレわん娘の躾け方   作:デイジー亭

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日常回兼サブキャラ紹介です。エロはありません。

当作品はほのぼのエロエロイチャラブコメディを標榜しております。

今回はブリーダー視点のみです。


第4話 朝のお散歩を楽しもう!

~前回までのあらすじ~

 

 爽やかな目覚めを迎えたあなた。

 

 なんといっても天使があなたの寝床にいるのだ。ル〇ンダイブしたくなるのは当然というもの。

 

 目覚めのダイブは愛の証。車田落ちを披露し、コーヒーを噴く。

 

 そして、いつもの幸せすぎる朝ごはんを楽しむあなた。

 

 不注意からか、愛犬の乳をラッキースケベしてしまう。

 

 粗相の全責任を取り、死の危険におびえるあなたに対し、ツンデレわん娘、アカネ・クリムゾンの出した示談の条件とは……

 

 お咎めなしであった。望外の幸運に夢を疑い、愛犬に目覚ましを要求。

 

 高速サミングにより、速やかに現実と悟り歓喜と痛みにむせび泣く。

 

 そして、乳揉み朝ごはんを思う存分楽しむのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 散歩。犬を飼う全てのヒトの義務である。

 

 これを怠れば、いくら飼い主といえど、犬は不満を抱くであろう。

 

 そしてそれは、わん娘も同様である。

 

 朝のさんぽはだいじ。古事記にも載っている。

 

 あなたはクソデカ乳揉み朝ごはんを楽しみ過ぎたことに気づき、愛犬に声を掛ける。

 

 クリム。散歩の時間だ。

 

 愛犬はうっとりとされるがままに乳を揉まれていたが、あなたの声にハッとし、耳をピンと立てる。

 

 「さんぽ!!! すぐ行くわよブリーダー!」

 

 一瞬でキリっとする愛犬。かように散歩とは、わん娘にとって重要である。

 

 

 

 だがしかし、考えてみて欲しい。

 

 散歩といいつつ、犬はやたらと走りたがる。

 

 そしてわん娘も同様である。彼女たちは常にエネルギーに満ちているのだ。

 

 わん娘の身体能力は、ヒトとは著しく異なる。

 

 彼女たちに生身でついていけるヒトは、存在しないと言っていいだろう。

 

 一般のヒトはいい。わん娘もわかっているため、共に歩むだけで満足してくれるのだ。

 

 だが、あなたはブリーダーである。愛犬を第一に考え、愛犬のために生きて死ぬ。

 

 それがブリーダーであるとあなたは考える。

 

 故に。彼女に全力で走らせ、なおかつ彼女と共に在る。その方法を、本気を出して考えた。

 

 

 

 あなたはジャージに着替えて寮の玄関に向かう。

 

 すると、お揃いのジャージに着替えた愛犬が既に準備を済ませていた。

 

 しっぽをふりふり、興奮気味に。中腰で待機している。

 

 「さぁブリーダー、乗って!」

 

 彼女の首に手を回す。そして愛犬はあなたの膝裏をがしりと掴み、立ち上がる。

 

 

 

 プッピガン!!! 

 

 

 

 これぞ、ヒトを超越した頑健な身体を持つあなたと、クッション性に富んだムッチムチボディを持つ愛犬。

 

 このコンビにのみ許されたおさんぽスタイル。

 

 ルチャ・ストローリングである!!! 

 

 あまりルチャに関係はない。つまりはおんぶだ。

 

 常ヒトが真似すると上下にシェイクされる衝撃に耐えきれず、ICU(集中治療室)送りになる。

 

 それはあなたの先輩ブリーダーたちが、己が身をもって証明した事実だ。

 

 愛犬の肩を叩く。出発の合図だ。

 

 「れっつごー!」

 

 愛犬のしっぽがぶんぶんと振られ、あなたの背中を叩く。

 

 クリムが発進します。しっかりとお掴まりください。そういう意味だ。

 

 そして愛犬超特急が発進する。

 

 とん、とんとん、たんたんたんたん……ドンッ! と短い慣らし運転の後、トップスピードに乗る愛犬。

 

 あなたの身体も上下動とGにより、激しい衝撃に晒される。

 

 常ヒトならば既に意識を失っているだろう。

 

 だが問題ない。あなたは愛犬のサンドバッグとしても活用できる頑健さを備える。

 

 走ることにより暴れ回るクソデカおっぱいを眺めて楽しむ余裕があるほどだ。

 

 抑えた方が走りやすいのではないか。そう思い善意で掴もうとして。

 

 危機を察知した愛犬の急ブレーキにより空を舞い、バードストライクならぬブリーダーストライクを罪の無いビルの窓ガラスに食らわせた事もある。

 

 つまりは問題は無いということだ。

 

 しばし愛犬の乳揺れを楽しんでいると、後方からどこかママみを秘めた足音が聞こえてくる。

 

 「アカネちゃーん♡アカネちゃんのブリーダーさーん♡おはようございます♡」

 

 凄まじい母性が籠った声。ハートマークがついていると錯覚するほどの甘さがある。

 

 愛犬の事務所の先輩、シアン・マーテルである。実家はベビー及びアダルトベビー用品専門企業。

 

 闘犬のスタイルはプロレス。重量級。愛犬の先輩にしてライバルである。

 

 

 

 彼女は非常にママみが強い。ファンもマザコンばかりである。

 

 なんでも彼女曰く、たくさんの妹たちを甘やかしているうちに、内なる母に気づいたらしい。

 

 内なる母とは。

 

 考察しつつ、挨拶する。挨拶は大事だ。

 

 おはよう、マーテル。おはようございます。マーテル先輩。

 

 和やかに挨拶すると、彼女が抱える者に対しても目を向ける。

 

 

 

 「バブゥ……」

 

 重低音の鳴き声と、きさくな手ぶり。このナマモノは、事務所の先輩。

 

 マーテルのブリーダーである、轟 山路である。

 

 今日も大人用おしゃぶりが良く似合う、ダンディーな男性だ。

 

 一般人が見れば、変態だと思うだろう。その通りだ。

 

 だが、このわん娘がアダルトベイビーを抱えて散歩するこのスタイル。

 

 これには特に深くもない訳がある。

 

 

 

 ある日、ルチャ・ストローリングを楽しんでいたところ、2人で手を繋いでお散歩していた彼らに遭遇。

 

 マーテルがあなたたちの散歩スタイルを羨ましがり。

 

 愛犬のおねだりに彼が応え、パクリの代償としてICUに緊急搬送され。

 

 そしてこのコンビが試行錯誤の果てにたどり着いた答え。それがこれ。

 

 

 

 伝説のレスラー。阿舎利・コングが子供を抱っこした姿から着想を得たスタイル。

 

 「マーマリング・ホールド」である。プロレス技であるらしい。

 

 これは、彼女があなたほどの頑健さを持たぬ自身のブリーダーを保護するため。

 

 そのあなたの愛犬に勝るとも劣らぬクソデカママみおっぱいをもって、振動から防護し。

 

 かつ、自身の庇護対象である赤ちゃんと誤認することにより、振動を極限まで減らすことに成功した。

 

 ママの奇跡である。

 

 

 

 なお、ご近所さんにこの姿を目撃された、轟ブリーダーの社会的地位は失墜した。

 

 毎朝失墜し続けている。だがそろそろその失墜加減も翳りを魅せている。

 

 もう堕ちるところまで堕ちたからだ。ブラジル辺りからそろそろ飛び出すだろう。

 

 最近はもはやおしゃぶりをくわえる自らに疑問を抱かなくなり、事務所でもおしゃぶりを咥えているか。

 

 マーテルの乳を吸っているか。どちらかである。非常に羨ましい。

 

 愛犬の乳に目を落とす。

 

 いつか吸い尽くしてくれる。覚悟するがいい。

 

 謎の悪寒に、愛犬が震え、急停止。反動により手がすっぽ抜け、あなたは大空に射出された。

 

 後のわん斗ブリーダー砲弾である。

 

 

 

 さて、地面に突き刺さっていたあなたが大根のように引き抜かれ、おさんぽは継続されている。

 

 「いつものことですけど、よくアカネちゃんのブリーダーさん、無事ですねー♡」

 

 「自慢のブリーダーです!」

 

 「オギャァ……バブバブゥ……」

 

 「そうですねブリーダー♡気をつけて走りますね♡」

 

 「えっ今なんて言ったの」

 

 「オレはあいつほど頑丈ではない。優しく扱ってくれ。ですねー♡」

 

 喃語で会話が成立しているコンビを見て思う。

 

 なんだこいつら。相手方もそう思っていることを露知らず、あなたたちは思った。

 

 

 

 そしてばるんばるんバブバブわんわんあらあらうふふと愛犬に揺られていると。

 

 たたたたたズザザザザザ……と軽い足音と不穏な音。

 

 「おはようございます皆さん。爽やかな朝ですね。今日もいい一日になりそうです」

 

 デカいケツと平たい胸。唄葉・桃色の見参である。

 

 あなたの目には、くびれがやたら下に集中しているじゃがいもにしか見えないが。

 

 「おはようございます♡唄葉ちゃん♡」

 

 「オギャアアア……バブゥ……」

 

 「おはようございます! 唄葉先輩!」

 

 

 

 おはよう、と返しあなたは不穏な音の発生源に目を向ける。

 

 ズタ袋が引きずられている。

 

 このズタ袋。名を陸奥 五郎。

 

 唄葉のブリーダーたるズタ袋である。

 

 今日ももはや原型は留めていないようだ。

 

 「唄葉ちゃん♡ブリーダーさん、生きてますかー♡」

 

 「毎朝ながら、ただの処刑にしか見えないですよね……」

 

 「大丈夫です。ブリーダーは頑丈……? いえ、再生力が高いので」

 

 「さすがは汚いフェニックスですねー♡」

 

 きゃっきゃうふふと井戸端会議に勤しむわん娘たち。

 

 そう。一風変わった処刑現場にしか見えないが、これが彼女たちのたどり着いた、散歩の形。

 

 ジャパニーズ西部劇式散歩である。

 

 

 

 これも、あなたたちの姿を見た唄葉がブリーダーにおねだりをし。

 

 恒例の如く、ICUに運ばれる……前に再生した汚いフェニックス。

 

 彼は、悩んだという。

 

 愛犬のおねだりを叶えてやるのはブリーダーの務め。だが、彼はあなたほど頑丈ではなく。

 

 唄葉にクッションとしての適性は、ケツ以外皆無であった。

 

 ケツにしがみつくわけにもいかぬ。

 

 悩む彼に愛犬が、もう大丈夫です。私が我慢すれば、それでよいのです。と言われ。

 

 愛犬のちいさな願いも叶えられぬ情けなさに。

 

 涙を零す彼に、リョナNGおじさんが微笑んだ。

 

 

 

 (男のリョナはどうでもええ……)

 

 啓示である。たまによくある。

 

 天啓を受けた彼は、決意を固めた。そう。

 

 愛犬の笑顔のためなら、毎朝の処刑を受け入れよう。痛いだけだ。どうせ己は再生するのだ。

 

 

 

 ちょっとイっちゃった決意は、愛犬に大喜びで受け入れられた。

 

 彼女の実家はヤのつく稼業を営んでおり、覚悟とかケジメとか、そういう言葉が大好きなのだ。

 

 ブリーダーが覚悟を持って自身と向き合ってくれている……! 

 

 発奮した彼女は、毎朝の愛するヒトの処刑を、以来嬉々として行っている。

 

 お前たちの愛はそれでいいのか。

 

 自分のことを棚に上げ、そう思うあなたなのであった。

 

 

 

 さて、愉快な仲間も増え、きゃっきゃうふふバブバブうふふズザザザザ……と狂気を秘めたブレーメンの音楽隊の旅は続く。

 

 すると、すたたたたカララララ……と軽い音。

 

 「おぬしら、毎朝クッソ面白いことになっているのう……妾びっくり」

 

 コン・ローリエである。非常にちいさく、平坦なじゃがいもだ。

 

 

 

 やたらロリババァを意識した口調の彼女。実家は旅館。

 

 試しにロリババァ口調で接客したら非常にウケ、千客万来の様相に味を占めた祖母の口調が移ったらしい。

 

 未だに夜も非常に盛り上がるらしい。

 

 彼女の祖母は引退したグラディエーターであり、祖母は毎夜のようにヒトの子など孕みとうない!! と腰の曲がり始めた祖父を誘惑し、彼の腰に多大なる負担をかけている。

 

 

 

 おはようございますロリちゃん♡バブバブ。ズザザザザ。と挨拶を返す一同。

 

 彼女の腰に繋がれたリードの後ろに目をやると、必死にスケートボードを操る穏やかそうな青年。

 

 

 

 「コン、早い早い! もうちょい落として! オレ死んじゃう!!!」

 

 「なんじゃ、情けないのう♡やーいやーい♡ざーこざーこ♡あいらびゅー♡」

 

 「このメスガキィ!!!」

 

 メスガキ煽りに混じった本音。それに速やかに激昂する穏やかだった青年。

 

 コンのブリーダーたる、竹取 正雄である。

 

 あなたと同時期に入社した青年である。年も同じ。

 

 だが親近感は感じない。彼奴はロリコンだからである。

 

 散歩形式は性格に似て、穏やか。メスガキスケートボードである。

 

 

 

 コンは非常にメスガキ気質であり、自分を舐めている。

 

 ぺろぺろならいいが。いつか思い知らせてやらねばならぬ。

 

 そう毎日ぼやいている彼。だがあなたは知っている。

 

 彼の闘魂注入棒は、煽られている時にこそその闘志を最大限に燃やしていることを。

 

 最近催眠術を練習しているらしい。なんと姑息な。習得したらぜひ習おう。

 

 そして愛犬にクッソエロい常識を教え込むのだ……そう思いつつ、散歩は続いていった。

 

 尚、社長コンビの散歩は夜に行われるらしい。細部は知りたくない。

 

 深淵を覗く者もまた、深淵に覗かれているのだから……

 

 

 

 さて、散歩が終わり、汚いフェニックスがリザレクションして、一同は社員寮に向かう。

 

 愛犬のシャワーを覗こうとして今日もまた失敗する。

 

 敗因は業務用のバズーカのようなカメラが廊下で引っかかったことだろう。

 

 罰としてシャワーが終わり、ほこほこした愛犬に押し倒され。

 

 唇を除く顔面をペロられつつ首筋の匂いを嗅がれる。

 

 

 

 ふんすふんす不敬な臣下ねこれは罰よぺろぺろふんすふんす何を喜んでいるのかしらふんすふんす。

 

 しっぽを盛大に暴れさせながら飢えた獣のようにあなたを求める彼女。非常に気持ちいい。

 

 シャワーを覗く際は、積極的にバレに行く。

 

 そうすれば気持ちいいお仕置きをしてもらえるのだ。

 

 あなたは反省の証として彼女の頭をなでなでしつつ、罰を積極的に受け入れるのであった。

 

 

 

 

 

 

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