※この作品はR-18です。

ツンデレわん娘の躾け方   作:デイジー亭

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こいつら何考えてるか全然理解できん。


第12話 乳揉み手コキで躾けよう!準備編 わん娘視点

~前回までのあらすじ~

 

 愛するブリーダーに、好き勝手に乳ざんまいされるアカネ・クリムゾン。

 

 大胆な伝統行事により、遂にその精神は死を迎え。

 

 そして瞬時に新生した。

 

 その再誕を言祝ごう。

 

 アカネ・クリムゾン。

 

 愛するブリーダーに、さらに愛されるため。

 

 彼女はツンデレ詐欺乳奴隷愛馬風わん娘から、ツンデレ詐欺メスガキ煽り乳奴隷愛馬風わん娘へと。

 

 よくわからん感じに進化したのだ。

 

 もはや、属性を盛りすぎて、筆者すらどういう生き物か判然とせぬ。

 

 この物語、どこに向かっているのだろうか……

 

 

 

 

 

 

 

 「……………………♡」

 

 びくびくと、痙攣する身体。とてもいい心地である。

 

 夢の中で、彼女は茫洋としていた。

 

 あ、ちょうちょ。

 

 

 

 

 「クリム。起きろ」

 

 「…………………………♡」

 

 ちょうちょは川の向こうに向かい、飛翔んでいく。

 

 

 

 「クリム。起きろ。ひどいことをするぞ」

 

 「…………………………♡」

 

 おばあちゃんが、川の向こう側で手を振っている。

 

 はて。何やら愛しい声が聞こえるような……

 

 

 

 「ご」

 

 「…………………………♡」 

 

 おばあちゃんが何やら言っている。

 

 

 まだ、スタート地点。性癖の道は長いのよ。

 

 

 何言ってやがるこのババァ。若作りしてるからって調子に乗りおって。

 

 自分のブリーダーのクソみたいな性癖を知らないから、そう言えるのだ。

 

 

 

 「よん」

 

 「…………………………♡」

 

 おばあちゃんが首を振る。

 

 

 まだ、彼の性癖には奥がある。今はまだ、入り口。

 

 あんた、もっとすごいことになるよ。おばあちゃんの勘だ。

 

 

 いや待って。おうまさんごっこって、まだ入り口なの……? 

 

 

 おばあちゃんがダッシュで去っていく。さすがの健脚だ。

 

 おばあちゃん……! ババァ! 走るの早えよ!!! 

 

 というかあんた生きてるだろ!!! 

 

 

 

 「がまんできん。ヒャッハァ! ゼロだァ!」

 

 バチンッ! 乳に走る衝撃。そして彼女は夢から覚めた。

 

 

 「あひっ♡」

 

 (おはようございますっ♡やっべ、なんか川わたりかけた♡♡♡)

 

 あまりの伝統行事の勢いに、思わずおばあちゃんと会ってしまった。

 

 まだ生きてるのに。アレ、何の川だったんだろう。

 

 

 彼女は知らない。この世界には、性癖の三途の川があることを。

 

 

 ぐりぐりぐりぐり。スペンス乳腺の位置に思いっきり親指をねじ込まれる。

 

 「あっぎゃっ♡」

 

 (ちょっ♡♡♡ストップッ♡♡♡れふぇりー♡♡♡たすっ、たすけっ♡まだ起きてるのに、気づいてないのっ♡♡♡)

 

 ぐいいいいいい…… そのまま捻じ込まれた親指で乳を持ちあげられ……

 

 

 「んきゅううううううううう♡」

 

 (お、起きてるって♡伝えなきゃ♡今度こそダイナミック渡河しちゃう♡♡♡)

 

 

 どだぶんっ! 机に叩きつけられる。

 

 「あっぎゃああああああああああああああああ♡♡♡♡♡お、おはようございますっ♡」

 

 (起きてるわっ♡起きてるからッ♡たしゅけてっ♡これで気づいてくれるはずっ♡♡♡)

 

 

 彼が手を止め、にっこりと笑う。とても邪悪な笑顔である。

 

 

 わぁ。気づいてたヤツねあれ。その上で、特に意味なくあたしの乳で遊んでたヤツだわ。

 

 よし、死ぬわ。短い間に2回死ぬヤツ。儚いわん娘生であった。

 

 あの川、やっぱり三途よね……

 

 

 ぐいいいいいい……どだぶんっ! 

 

 「ひぎゅうううううう♡♡♡お、おきっ♡おきた」

 

 (ひぃんっ♡またっ♡意識がッ♡遠の……)

 

 

 ぐいいいいいい……どだぶんっ! 

 

 「あへっ☆」

 

 (あっ☆ちょうちょっ☆ババァッ☆)

 

 ちょうちょとロリババァのコラボレーション。

 

 

 ぐいいいいいい……どだぶんっ! 

 

 「あっぎゃああああああ♡♡♡」

 

 (おはようございますっ♡♡♡)

 

 しばらく連続で川と現実の間を、反復横跳びするクリムちゃんであった……

 

 川との距離が、だんだんと近づくのを感じながら。

 

 

 

 

 

 「ひぃん……♡ぶ、ぶりーだーの鬼畜……♡あたしのおっぱい、だいじょうぶ? のびてない?」

 

 (もうっ♡愛犬のおっぱいで遊びすぎ♡のびたら、責任を取ってもらうんだからっ♡のびなくてもとってもらうけどっ♡でも、愛情を今以上に注いでもらうわっ♡覚悟しなさいっ♡)

 

 自分の乳を確認しつつ、心中でメスガキ? 煽り? をする彼女。

 

 ツンデレでもなく、メスガキでもない。このわん娘、どういう生き物なのだろうか。

 

 

 「のびてないのびてない。将来的には伸ばすが」

 

 「ひんっ♡そ、そういうのが好みなの? ぶりーだー? あたしの今のおっぱい、形嫌い?」

 

 (ひぃッ♡あ、あたしのおっぱい好きな癖に、なんてひどいっ♡自慢のおっぱいなのにっ♡で、でも……ブリーダーが、望むなら……♡♡♡)

 

 愛されるため、乳を伸ばされる事を決意しかける彼女。チョロさを超えた何か。

 

 

 「いや、そうではない。今のままでもパーフェクトだ。だが。

 

 それはそれとして、クリムならどんな形のおっぱいでも愛せる。

 

 とりあえず滅茶苦茶にしたいだけだ。

 

 わかってくれるかクリム。手始めに要介護状態にでも……」

 

 

 

 ブリーダーの真摯な告白。

 

 駄目だコイツ。このまま行くと、およめさんどころではない。

 

 なんか面白い生き物にされる。わん娘の人権を何だと思っているのだろうか。

 

 

 

 「ストップ。ストップよブリーダー。今のあなたは冷静さを失っているわ。

 それ、手始めじゃなくてエンディングよ。あたしのわん娘生のね」

 

 (いや、無いわ……愛なの? それ……ただ単に、気が狂ってるだけだわ……

 クールダウンさせないと、まずいわね……)

 

 一気に頭が冷めて、説得を試みる。

 

 いくら惚れた弱みといえど、とりあえずで自慢のボディを破壊されてはたまらない。

 

 介護はしてくれるだろうが、ノリで破壊されてはさすがに自分でも怒る。

 

 

 

 彼の目に正気が戻る。やはり、乳遊びわん娘破壊おじさんに憑かれていたか。

 

 この愛するブリーダー、わりと正気を失いがちなのである。

 

 

 

 「すまない。闘魂が昂りすぎていたようだ。これは鎮める必要がある」

 

 「んふっ♡そうね♡じゃ、じゃあ……♡改めて、あたしがその昂りを……

 クッソ優しく、シゴき抜いてあげるわ♡」

 

 (ここだわっ♡正気に戻ったなら、こっちのペース♡だって、いつものブリーダーなら、押せる……? お、押せる押せないじゃないわ! 押すのよクリム! また何かおかしいことになったらヤバいわ! またおばあちゃんに会っちゃう! ここで、シャドウルチャ! 押して押して、押しまくるわ!)

 

 シュッシュッと、シャドウ手コキを披露して、彼の関心を引く。

 

 胸を張る……のは許可されていないので、机にいやらしく押し付けつつ。

 

 自信満々な姿を見せねばならぬ。

 

 そうでなくば、また一風変わった変態プレイを強要されるだろう。

 

 どうだ、この動き。気持ちよさそうだろう。さぁ、大人しく手コキされるがいい。

 

 

 

 「クリム。手コキに爪を立てる必要はない」

 

 「えっ? そうなの? 刺激が強い方がいいと思ったんだけど……」

 

 (あら……やっぱり、ドM調教物少女漫画は駄目ね……あのヒーローは、すっごく喜んでいたのだけれど……ブリーダーは、爪立て手コキはお好みではない……クリム、覚えたわ)

 

 しょんぼりする。

 

 昨今の乱れた少女漫画でも、この飛びぬけた変態に対応するプレイの参考にはならないらしい。

 

 ブリーダーの痛みと快楽に、無様に喘ぐ姿も見たかったのだが。

 

 

 

 「クリム。落ち込む必要はない。期待しているぞ」

 

 「うんっ♡まかせてっ♡ブリーダーの闘魂注入棒のお世話も、愛犬の大事な仕事だものっ♡」

 

 (わんっ♡少女漫画なんてやっぱりダメねっ♡あたしの実力で勝負よっ♡期待しててね、ブリーダー♡愛と勇気と手コキ♡語呂もいいわね♡あたしの忠犬っぷり、魅せてあげるわっ♡)

 

 お手、お座り、おかわり、ちんちん(手コキ)。

 

 愛犬としての必須技能だ。おばあちゃんも言っていた。

 

 少女漫画は後で燃やそう。なんと役に立たぬ参考資料か。

 

 そのまま勢いに乗り、挑戦者に言い放つ。

 

 

 「さぁブリーダー♡早く闘魂注入棒を出して♡あたしをいっぱいいぢめた分、あたしもブリーダーをいぢめてあげるんだからっ♡」

 

 (んふっ♡さぁ、イくわよっ♡このあたしのテクに、もっとシゴいてください♡クリム様♡って言わせてあげるんだからっ♡腰が抜けても、許してなんてあげないわっ♡)

 

 そう。自分はスペルエストレージャ。責められるばかりなど、王者の誇りに疵が付く。

 

 チンイラ煽りばかいぬシステムも絶好調だ。

 

 これは、負けた時の快楽は想像を絶するだろう。

 

 どんな感じに負けてやろうかしら。

 

 できるだけ無様に負けなければ。

 

 彼ごのみの負け方など、108式までは考え付く。

 

 さぁいざ尋常に。

 

 

 

 「クリム。それなのだがな……このまま手コキをしてもらうと、闘志が床に零れてしまう」

 

 「えっ? そ、そうね……ブリーダーの愛を、たとえ一滴でも無駄にするのはつらいわ……」

 

 (あっ。そうね。全部あたしのものだもの。スポイトとかあったかしら……)

 

 わん娘学園の理科室から、パクってくる必要があるかもしれない。

 

 

 

 「それを防ぐために、これを使う」

 

 彼が何やら悪い顔をしつつ、眼前に突き出してきたもの。

 

 

 「これって……コンドーム?」

 

 (ゴム? ダメよブリーダー! あたしはナマ派! 剥きだしの闘魂を魅せてくれないと!)

 

 なんとわかっていない男か。

 

 愛犬との闘いに、このような物を。

 

 今日一番の怒りが燃える。

 

 断じて、許すことなどできぬ。

 

 なんとか翻意させなければ、愛を直に感じられないではないか。

 

 

 

 「こ、コンドーム手コキ……? ブリーダー、あたし、あなたの闘志を生で感じたいわ……」

 

 (こうっ! ここで上目遣い! おねだりで勝負よ! どう、愛らしいでしょう! ナマであたしにシゴかせなさい! ゴムだなんて、許されないわっ! だってナマで触りたいもの!)

 

 必死の上目遣い。こうか。こうだろう。この愛らしい仕草に、やられてしまうがいい。

 

 

 

 「駄目だ。オレの愛を零してしまう。ところでクリム、これを咥えてみてくれ」

 

 「くぅん……え? う、うん」

 

 (くっ……通じないとは……! なんてこと……! あら? わんっ)

 

 すげなく断られ、落ち込みつつ。

 

 大人しく四角い包装の端を咥える。なんたって忠犬。

 

 彼に咥えろと言われたならば、キス前であるので闘魂注入棒以外なら、なんでも咥える所存。

 

 無理やり突っ込まれたならば、闘魂も合法的に咥えられるのだが。

 

 

 

 「いいぞ、すごくいい。そのままダブルピースしてみようか。

 

 アホっぽく笑うのを忘れるな。かわいいぞ」

 

 彼にお褒めの言葉を頂く。これにはこのクリム、思わずエヘ顔ダブルピースを禁じ得ぬ。

 

 

 「か、かわいい……えへへ♡ぴーす♡ぴーす♡」

 

 (かわいいだなんてっ♡もうっ♡もっと褒めて♡大サービスしちゃう♡えへっ♡)

 

 褒めそやされる喜び。机に乳を押し付けつつ、えへえへ笑って愛嬌勝負。

 

 しょうがないブリーダーである。自分がやはり大好きなのだ。

 

 愛されている。確信が心を満足させる。

 

 

 

 パシャッ! パシャパシャっ! パシャシャシャシャッ!!! 

 

 

 

 彼が即売会のローアングラーの如く。

 

 デンプシーロールしながら写真を撮る。

 

 まっくのうちっ。まっくのうちっ。

 

 なんと情熱的な愛情表現か。ますます愛され欲求が満足する。

 

 「ひんっ♡撮りすぎぃ♡そ、そんなにゴムで興奮するの……♡」

 

 (やんっ♡撮りすぎ♡そんなにあたしのかわいいお顔、見たいのね♡もっと撮っていいのよ♡どんなポーズだって、取ってあげちゃう♡ほらほら手が止まっていてよ♡カメラが壊れるまで連射して♡)

 

 ノリノリでエヘ顔ダブルピースを継続。

 

 サービスにさらに乳を机に押し付け歪ませる。

 

 ちょろい男だ。このクリムにもはや夢中だろう。

 

 

 

 「ああ。控えめに言って最高だ。しばし待て。容量いっぱいに撮る。

 

 夜のトレーニングにて、闘魂を昂らせるのに最大限に使えるだろう」

 

 

 は? 

 

 

 「……ブリーダー。駄目よ。ブリーダーの闘魂は、あたしがお世話するの!」

 

 (だめっ!!!!!!!! ソロトレーニングなんて、絶対に認めないわっ!!!!)

 

 先ほどを超える怒りがこの身を灼く。

 

 愛犬抜きに抜くなど、あまりにも無作法。

 

 そのような無礼を、このクリムが見逃すと思うてか。

 

 

 

 「でも、ゴムを付けた状態では嫌なんだろう?」

 

 「いいえ! あたしがお世話することに変わりはないわ! ソロトレーニングなんて、絶対許さないんだからっ! 例えどんな変態プレイでも、ブリーダーの闘魂はあたしがトレーニングしてあげるの!」

 

 (できらぁっ!!!!!!!!)

 

 挑発された、料理少年のように心中で叫ぶ。

 

 どのような事でもやってやろうではないか。

 

 彼に思い知らせてやらねばならぬ。

 

 その闘魂注入棒、もはやこのクリムの物であること。

 

 確定的に明らかな事実である。

 

 

 「さぁ! なんでも言いなさい! あたしが、責任持って、あなたの闘魂をシゴき抜いてあげるわ!」

 

 (そうっ! あたしこそが、夜もスペルエストレージャ! ベッドというリングに舞う、夜の女王よ! カスティゴ、カスティゴ、またカスティゴ! シゴき抜いて、もう二度とソロトレーニングが出来ない身体にしてあげるわっ!)

 

 

 

 「ではお願いしようか。クリムはそのままの姿勢で待機するように。

 

 オレはゴムを付ける」

 

 

 にやりと笑うと。

 

 彼は自分の口からゴムを取ると、後ろを向き。

 

 ズボンのジッパーを下げ、ゴムの着用を始めた。

 

 

 「えっ……? な、生も見たいわ……♡あたしに着けさせて♡ねぇ♡」

 

 (だ、騙された……! なんて巧妙なの!? このあたしを見事に騙すなんて……! 

 恐ろしいブリーダーだわ……!)

 

 戦慄する。彼は自分を挑発し、これを狙っていたのか。

 

 乳揉みコンドーム手コキ。しかも装着姿を隠す、念の入れよう。

 

 まさに、筋金入りのルードと言える、ダーティプレイである。

 

 一縷の望みをかけ、おねだりするも。

 

 

 

 「駄目だ。なんでもするんだろう?」

 

 ごそごそと、ゴムを着けつつ返答する彼。

 

 取りつく島もない。完全に確信犯である。

 

 彼の頭脳の冴えは、留まるところを知らぬ。

 

 戦慄しつつも、甘え声にて翻意を促す。

 

 

 「くぅーん♡くぅぅーん♡」

 

 (み・せ・て♡み・せ・て♡ブリーダーのかっこいい闘魂♡ちょっといいとこ見てみたい♡)

 

 哀願の甘え声。だが彼は振り向かない。

 

 しばらくゴムと格闘すると、勝利したのかこちらへ向き直る。

 

 脳髄に直撃するセガサター……衝撃。

 

 

 「うわっ♡でっっっっっか……♡こ、こんなのあたしに入れる気なの……♡

 あたしの腕ぐらいあるじゃない♡闘魂注入されたら、あたしどうなっちゃうの……♡」

 

 (でっっっっっっっっか♡♡♡これ、死ぬヤツよ♡おなかボコォってなるやつ♡♡♡でも大丈夫よクリム♡♡♡愛があれば、なんでもできる♡♡♡あたしの愛に、不可能は無いはずよ♡♡♡三途の川のひとつやふたつや日本海、バタフライで泳ぎ切って魅せるわ♡♡♡)

 

 即座に川を渡る覚悟を決める。

 

 息が勝手に荒くなり、よだれまで垂れて来る。

 

 これは、自分の物だ。独占欲をさらに高める。

 

 

 

 だって、この闘魂注入棒。すごすぎる。

 

 明らかに愛犬をダメにする形をしている。ゴム越しでもこの威容。

 

 キスをした後、自分はどうなってしまうのか。

 

 

 

 おばあちゃん。あたし、渡るわ。

 

 そう思いつつガン見していると、なんとさらなる大サービス。

 

 

 「ほーれほーれ」

 

 露出狂の変態おぢさんの如きセリフ。

 

 腰を妖艶にグラインドさせ、ごん太お肉が目の前で振られる。

 

 愛犬まっしぐら。

 

 これを耐えろなど、拷問が過ぎる。

 

 

 

 「ああっ♡あああっ♡ぶ、ぶるんぶるん言ってるぅっ♡」

 

 (しゅごいっ♡あたしのっ♡おにくっ♡な、舐めたい♡食べたい♡しゃぶり尽くしたいっ♡き、キスの後とか……あと少し魅せられたら、絶対しゃぶりついちゃうわっ♡♡♡メルヘンとかクソよっ♡♡♡)

 

 メルヘン回路が苦痛の絶叫を上げる。

 

 もはや、メルヘンとかどうでもいいと思いつつある彼女。

 

 メルヘンの崩壊は目前である。

 

 

 

 「わんっ♡わんわんっ♡しゅ、しゅごい……♡さ、さわっていい……? ♡」

 

 (ふぅぅぅぅー♡♡♡ふぅぅぅぅー♡♡♡た、耐えるのよ……♡よしがかかるまでは……♡♡♡よしがかかったら、事故を装ってむしゃぶりつくのよ……♡間違っちゃったって体で♡♡♡うっかりしちゃうのは、しょうがないわ♡♡♡お手とおしゃぶり、似てるもの♡♡♡ゴムもうっかり破るわ♡♡♡)

 

 もはや我慢ならぬ。早くよしを掛けるのだ、ブリーダー。

 

 この闘魂、全て我が口の中に収めてくれよう。

 

 何、闘魂を零さないという、本来の目的には即している。

 

 何の問題もない。だってうっかりなのだ。イケる。

 

 

 

 「待て。待てだぞクリム。今椅子を持ってくる」

 

 だが、彼は背を向け浴室を出る。

 

 まさか、このクリムの内心がバレたのか。

 

 しかも椅子を持ってくる? 闘魂を椅子に乗せて、さぁ食えと言ってくるのだろうか。

 

 必要なのはエサ皿ではないのか。

 

 疑問が頭の上でタップダンスを踊る。

 

 早くしゃぶりたいのだが。

 

 

 

 「くーん♡きゅうーん♡」

 

 (ブリーダー♡は・や・く♡あ、それ♡♡♡は・や・く♡♡♡)

 

 脳内でコールをキメつつ、愛するブリーダーの帰りを待ち。

 

 甘え声にて、エサを強請る。

 

 このクリム、もう止まらぬぞ。

 

 思っていると、彼が。

 

 自分の向かいに、机を挟み、椅子を降ろし。

 

 そのまま座る。

 

 

 

 「ブリーダー。闘魂注入棒が見えないわ。机、どけていい?」

 

 (お預けッ……! こちとらもう、我慢できないのよ……! 早く見せなさい……! 待ても過ぎると、噛まれることもあるのよ……! まぁしゃぶるだけで、ちょっとしか噛まないけども……!)

 

 冷静を装い告げる。もう我慢できぬ。

 

 早くアレを口内に入れねば、発狂の危険すらある。

 

 

 

 だが彼は、机にその闘魂を隠し、悠然とこちらを見る。

 

 なんということだ。このクリムの巧妙に隠した内心が、完全に読まれている。

 

 事故フェラ。

 

 いいアイディアだと思ったのだが。

 

 諦めきれず、翻意を促そうと試みる。

 

 

 

 「ブリーダー、あたし、あなたの闘魂を見ながらシてあげたいわ♡」

 

 (くっ……! ここでさらに上目遣い……! なんとかアレを我が口に……!)

 

 上目遣いのアヒル口。先輩たちと必死に練習したのだ。

 

 通じぬわけが……

 

 

 

 「駄目だ。乳揉みコンドーム手コキWith机。この形は崩さない。

 

 どうしても嫌なら、おうまさんごっこか、もしくはオレはソロトレーニングをする」

 

 

 通じない。なんと役に立たぬ練習で合ったのか。

 

 あの先輩ども。後で八つ当たりでローストしてくれる。

 

 だが、ある意味通じたようだ。

 

 自分の大好きなおうまさんごっこも選択肢に入っている。

 

 闘魂を飲み干すのには代えられないが、この辺で手打ちにすべきだろう。

 

 

 

 「お、おうまさんごっこ……♡ごくっ♡ひひぃん……♡」

 

 (やったっ♡おうまさんごっこもすきっ♡愛のいななきっ♡)

 

 嘶きにておうまさんごっこを強請る。

 

 

 

 「……いや、乳揉みコンドーム手コキWith机か、ソロトレーニングだ。

 

 好きな方を選ぶといい。おうまさんごっこはまた今度だ」

 

 言い直された。なんてことだ。

 

 だが。また今度おうまさんごっこをしてくれるらしい。

 

 しょうがない。今回は彼の要望を聞き入れてやることとしよう。

 

 何、チャンスはまだまだある。

 

 次回こそ、思う存分しゃぶり尽くしてくれよう。

 

 そうと決まれば元気にお返事せねば。

 

 

 「はいっ! 乳揉みコンドーム手コキWith机でっ♡おうまさんごっこも、また楽しみましょうねっ♡」

 

 (しょうがないわね♡このぐらいで勘弁してあげるわっ♡おうまさんごっこもしてもらえるしっ♡今日は手で楽しみ尽くしてあげるっ♡感謝しなさい、ブリーダー♡)

 

 勝った。

 

 想定していた勝利とは違うが、次回の勝利への確信と。

 

 おうまさんごっこへの期待に小鼻とクソデカおっぱいを膨らませる、クリムちゃんなのであった……

 

 

 

 

 

 つづかない

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