※この作品はR-18です。

ツンデレわん娘の躾け方   作:デイジー亭

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さぁ、わん娘のターン。
度重なる躾けにより、どんどんばかいぬ具合が増してゆく彼女。
元々だったかもしれませんが。


第15話 乳揉みコンドーム手コキで躾けよう!リテイク! わん娘視点

~前回までのあらすじ~

 

 ブリーダーの邪悪な奸計を、特に意識することもなく。

 

 ただそのばかいぬ具合によって破砕した、アカネ・クリムゾン。

 

 愛する彼が崩れ落ちる姿に、やっと己の不明を悟る。

 

 おせぇ。

 

 そして、反省を求められた彼女。

 

 捨てられる恐怖に怯え、メルヘンの定義まで変化させるほどの。

 

 心底からの反省を見せる。

 

 だがそれも束の間、根はシベリアン。

 

 彼のなでなでに嬉しくなりすぎちゃってしまい、ばかいぬっぷりを取り戻す。

 

 だが、敵もさるもの。

 

 通常性癖の型・頭と顎下なでなでにて油断させ。

 

 返す刃でケツ振り調教。

 

 さらにはママにより禁じられた、おなかなでなでを強要してきたのだ。

 

 断固拒否の姿勢を見せるも、およめさんの立場を人質に取られ。

 

 抵抗虚しく、子宮を躾けられる彼女。

 

 とんでもない異常性癖を、これでもかとばかりに刷り込まれ。

 

 頽れた落ち度を追求され、さらなる徹底的な破壊の予感。

 

 堕ちたメルヘンを利し、なんとか許しを求めるも。

 

 あれだけ情熱的に求めてきたキスを、すげなく断るドSな彼。

 

 もはや観念する他は無し。最後の儚い抵抗をしつつ、自分の終わりを悟る。

 

 処女のままママみを植え付けられる覚悟を決めた時。

 

 彼のきまぐれにより奇跡が起こる。

 

 許してもらえたのだ。さらに忠誠心を高める彼女。

 

 だが、忘れてはならぬ。このわん娘、ばかいぬである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 さて、酷い目に会うどころか、最近稀に多い人格崩壊の危機であったが。

 

 なんとか許してもらえた。さすが愛するヒト、チョロいわ。

 

 アカネ・クリムゾンは、椅子に座り。

 

 彼好みに、乳をはしたなく机に押し付けた。

 

 こうね。これが好きなんでしょう。まったく、あたしのおっぱい好き過ぎね。

 

 

 

 満足そうに、頷いた彼。

 

 どうやらニーズは満たせているようだ。

 

 

 

 「クリム。自信の程は」

 

 「任せて♡ブリーダー♡今度こそ、あなたの闘魂を、クッソ優しくシゴき抜いてあげるわっ♡」

 

 (もうっ♡心配性ねっ♡大丈夫よっ♡あたし、かしこいわん娘だものっ♡同じ失敗は、二度繰り返さないわっ♡)

 

 

 

 少し不安げな彼の顔。

 

 とてもかわいい。舐めてあげたい。

 

 うまくできれば、顔面舐めもご褒美に追加してもらおう。

 

 彼女は思った。

 

 

 

 「では、頼む。オレはお前のクソデカおっぱいを楽しむことにする」

 

 「うんっ♡おっぱい揉んでねっ♡」

 

 (もうっ♡やっぱりおっぱい星人♡あなた専用おっぱいを、思う存分楽しんで♡)

 

 

 

 やはり、愛されている。捨てられる可能性はゼロだ。

 

 高まる気分。震えるハート。

 

 彼女の中のメスガキが、不気味に胎動を始める。

 

 どんな躾けでも、心の中にあるメスガキを、わからせるには至らぬのだ。

 

 

 

 「よし。では」

 

 

 

 意を決した彼が、専用おっぱいを楽しみ始める。

 

 もみもみ。

 

 「ンんっ♡はぁぁ……♡あ、あたしもイくわよ……♡」

 

 (んきゅっ♡おっぱいから伝わるこの気持ち……♡不安と期待が3:7♡もうっ♡心配性さんねっ♡手コキ愛犬の事故発生の可能性は、もはや飛行機事故よりも低いのよっ♡)

 

 

 

 乳から伝わる彼の心。

 

 安心させてやらねば。

 

 渾身の身体制御により、握力を極限まで弱める。

 

 いける。これならば痛みを与えることはあるまい。

 

 

 

 「うむ。では優しく、優しくだぞ……」

 

 「はぁい……♡んきゅっ♡え、えいっ♡」

 

 (ぬぅっ……! こ、ここまで力を弱めれば……!)

 

 

 

 さわさわ。

 

 コンドームに包まれた闘魂を、かすめるように奉仕する。

 

 (しゅっ……しゅごいっ♡なぁにこれっ♡握るだけじゃわからない、この脈動っ♡)

 

 

 

 先ほどは、完全に血流が止まるほどの握力を発揮していた。

 

 そのため、信頼できる手応えは感じていたが……脈動を感じるのは、これが初である。

 

 びっくんびっくん言ってる。

 

 凄まじいパワーを感じる。

 

 

 

 だが、調子に乗ってはならない。

 

 まずは、この弱体化状態を保ち。

 

 少しでもこの愛しい闘魂に慣れなければ。 

 

 決意を固める。

 

 

 

 「よーしよしよし。えらいぞクリム」

 

 ぎゅむぎゅむ。

 

 彼によるお褒めの乳揉み。

 

 「んひっ♡はひぃっ♡ほ、褒められながらおっぱい揉まれるの……♡

 さいこう……♡もっとがんばるわね……♡」

 

 (んはぁぁぁぁっ♡さいっっっっこうっ♡ほめられて♡♡♡おっぱいまで揉んでもらえるなんてっ♡♡♡あたし、奉仕が癖になっちゃいそうっ♡♡♡この感覚、忘れられないわっ♡♡♡……あら。あたし、何考えてたんだっけ……たぶん、大したことじゃないわね……とりあえず、がんばりましょうっ♡)

 

 

 

 うむ。奉仕をしたら褒められて、気持ちよく乳を揉まれる。クリム覚えた。

 

 さて。大胆に力を……

 

 

 

 「よし。頑張りすぎるなよ。優しくだぞ、優しくな」

 

 「うンっ♡うきゅうっ♡し、しこしこするわね……♡」

 

 (あっ♡♡♡気持ちいいっ♡♡♡そ、そうだわ……♡やさしく、やさしくね……♡)

 

 

 

 乳いぢめ自動刷り込みシステム限定起動。

 

 やさしく。

 

 

 

 そうだ。優しくせねば。あぶないあぶない。

 

 また、反省する事態に発展するところだ。

 

 慎重に行こう。

 

 

 

 しゅっ…………しゅっ…………

 

 操縦桿を握られ、言い聞かされたため、そのまま優しい奉仕を継続。

 

 (ああんっ♡この脈動っ♡ルチャの鼓動を感じるわっ♡やさしく、やさしく……♡)

 

 

 

 

 「うむ。素晴らしい。ちゃんと手加減が出来ている。

 その調子だクリム。えらいえらい」

 

 ぐにぐに。

 

 彼の逞しい大好きな手。

 

 手のひら全体で、乳を机に押しつけられて、褒めてもらった。

 

 「んふぅっ♡あ、あたしのおっぱい……♡机とあなたの手にサンドイッチされて……♡

 すっごくはしたないカタチになっちゃってる……♡もっと♡あなたごのみのカタチにして……♡」

 

 (ひゃうんっ♡ひゃんひゃんっ♡伝わってくるわ……♡まんぞくしてくれてる……♡あたしのおっぱいを、押し付けるご褒美も……♡あなたごのみにあたしを躾けたい証♡わかったわ♡じゃあ、少しだけ……♡少しだけ早く……♡慎重……! 慎重……! ほんの……少しだけ……! こ、このぐらい……!?)

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 手の速度を、ほんのわずか。微細な力加減で、わずかに上げる。

 

 繊細な力加減を必要とする、なんという難しい作業か。いや作業ではない。

 

 そのような、仕事のようなものであるものか。

 

 これは、およめさんとしての奉仕だ。

 

 キスをして、幸せな家庭を築くための必須技能である。

 

 

 

 (くっ……! な、なんて難しいの……! これなら、まだ大丈夫ね……! 

 しばらくはこれで、慣らさないと……! 握り込むのは、まだがまんよクリム……!)

 

 

 

 必死に自分の力を制御する。

 

 わん娘スキルが進化した時。

 

 自分の筋力も大きく向上した。さっき気づいたが。

 

 力加減が難しすぎる。

 

 だが、やらねば。

 

 やらなければ、ハッピーエンドにはたどり着けないのだ。

 

 このクリム。一意専心で奉仕を継続する。

 

 

 

 「いいぞクリム。手加減がうまいな。もっといやらしいカタチにしてやろう」

 

 ぎゅううう……

 

 乳を掴まれ、机から持ち上げられる。

 

 「んきゅううううう♡んきゅうっ♡んっはぁっ♡あ、あたしのおっぱい……♡

 浮いちゃったぁ……♡」

 

 (ンお”ッ♡♡♡お、おっぱい……♡す、すっごいはしたないカタチになってる……♡お、おっきくなってないこれ……? あたしのおっぱい、こんなに大きかったかしら……?)

 

 

 

 先ほど餅つきを楽しまれた際は、ここまではしたなく歪んでいなかったのだが。

 

 まさか。育乳されている……? 

 

 あり得る。彼の愛をあれほど吸い込まされたのだ。

 

 乳ぐらい成長するだろう。

 

 なんといっても、愛とは万能である。

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 愛情たっぷりに手を緩く握り、コンドーム越しに彼の愛を感じる。

 

 

(もうっ♡とんでもないだんなさまねっ♡およめさんのからだ、気づかないうちに大きさまで変えるなんてっ♡大きくしすぎちゃだめよっ♡さぁ続き♡そ──────っと……そ──────っと……)

 

 

 

 瞬時に受け入れる事を決意。

 

 およめさんをカスタマイズするのは、だんなさまの義務であり権利だ。

 

 

 

 「いいぞクリム。その調子。褒美に机にたっぽんさせてやろう」

 

 

 

 乳から愛しい手が離れる。なんと。この技は通じぬと、先程あれほど。

 

 (もうっ♡わすれっぽいだんなさまねっ♡ばーか♡ばーか♡)

 

 すかさずメスガキ煽り。この間、実に0.001秒の早業である。

 

 

 だっぽぉぉぉん。ぎゅうむっ! 

  

 自由落下して机に当たる瞬間に、上から乳が押しつぶされる。

 

 なんと。このブリーダー。新技をすぐに編み出したというのか。

 

 

 

 「あっぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡♡つ、つよいっ♡つよすぎぃッ♡あたしのおっぱい、潰れちゃうっ♡♡♡♡♡」

 

 (か、カスティゴォォォォォ♡♡♡しかもっ♡♡♡雪崩式ッ♡♡♡♡♡ゆ、油断したわっ♡♡♡サレンダー(流暢な発音で)♡♡♡♡♡調子に乗って、申し訳ありませんでしたぁぁぁぁぁ♡♡♡♡♡)

 

 

 ルードの新技に即座に屈服。この間、実に0.0001秒の早業である。

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 屈服の証に、彼の闘魂を繊細に撫ぜる。なんと逞しい闘魂か。

 

 この自分を瞬時に即堕ち2コマさせるとは。

 

 

 

 「よしよし。びっくりしても大丈夫だな」

 

 たっぽんたっぽん。

 

 下から乳を掬い上げられ、重さを確かめられる。

 

 「うんっ♡ひぃんっ♡あ、あたしのおっぱい、重い……?」

 

 (んふっ♡あたしの性長を確かめたいのねっ♡いいわっ♡じっくり量るのよっ♡)

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 自慢の胸を、彼の手に支えられる満足感。

 

 優しく闘魂を撫ぜる。

 

 

 

 「大丈夫だ。クソ重い」

 

 「お、おんなのこに重いっていうの……♡マナー違反よ……♡」

 

 (もうっ♡だいすきなくせにっ♡……待って。不穏な思念を感じるわ……)

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 乳から感じる邪悪な気持ち。不安に思いつつも、奉仕を継続する。

 

 

 

 「大丈夫だ。乳の重さはノーカウント。この重さこそが、オレを喜ばせる。

 お前の乳なら、例え100kg有っても支えることができるだろう」

 

 「……ひゃ、ひゃっきろ超えるまで、育てたりしないわよね……? 

 それ、もうわん娘のカタチしてないわよ……」

 

 (ほ、本気だわ……! このヒト、本気で100kg越えさせようとしてる……! 馬鹿じゃないの!? 本体の2倍より、少し軽いぐらいじゃない、それ! や、ヤバいわクリム……わん娘どころか、生物としての尊厳を失いかねないわ……!)

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 あまりの業の深さ。愛しているとは言え、それはもはやただのよくわからん生き物である。

 

 本体より重い胸など、馬鹿と冗談が総動員。武道館が埋まるほどの惨状である。

 

 戦慄しつつ、機嫌を損ねないよう、慎重に闘魂に奉仕する。

 

 迂闊な動きは自分のわん娘としての死を招くのだ。

 

 

 

 「嫌なのか?」

 

 ぐにぃぃぃぃぃ……

 

 心底不思議そうな問いかけと共に。

 

 言い聞かせるように、乳を持ちあげられる。

 

 「ひぃあああああっ♡だ、だめっ♡そんなだらしないおっぱいしてたら、おそとを歩けなくなっちゃう……♡だんなさまにおっぱい支えられないと、ちゃんと歩けない要介護愛犬になっちゃう……♡」

 

 (ひぃっ……! と、当然のことだと思ってる……! あたしをよくわからん生き物にすることを……! まってまって、ウェイトウェイト。話せばわかるわ……! 幸い、まだ乳遊び愛犬破壊おぢさんに憑かれてはいない目よ……! 慎重に、翻意させなければ! あたしの未来はないわ……!) 

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 慎重に。刺激せぬよう。爆弾を扱うように、闘魂に奉仕する。

 

 えへへ。だんなさま。きもちいいですか助けてください。

 

 

 

 「問題は無い。それならそうで、室内飼いすれば……」

 

 彼がたわごとを言う途中で、言葉を止める。

 

 わかる。これは碌な事を考えていない目だ。

 

 自分のわん娘生、これでゲームオーバーだ。

 

 儚い命であった。

 

 さようなら。まともなあたし。

 

 こんにちは。よくわからん生き物になったあたし。

 

 

 

 「すまないクリム。100kgはやり過ぎだな。

 乳の重さについては後ほど検討しよう。50kgぐらいなら大丈夫だろうか」

 

 「……Iカップで概ね4kgぐらいよ。

 50kgとか、何カップだか想像もできないわ。

 いい? ブリーダー。常識の範囲内。常識の範囲内で育てて頂戴。

 愛しているといっても、さすがに気軽に面白生物にされるのは。

 あたしもさすがに怒るわ」

 

 (せっ……セ────ーッフ!!! 危ない。50kgならまだ……待って♡あたしの体重とほぼ変わらんわよそれっ! まだ助かってない……! いや待つのよクリム。通常の重さを知らない可能性があるわ……! まずは通常の重さを知ってもらうべき……! そして、後で教え込まないと……!)

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 なんとか助かった安堵に、脱力しつつ彼の闘魂に奉仕する。

 

 綱渡りすぎないか、あたしのわん娘生。

 

 思わずジト目になりつつ、奉仕を継続することとする。

 

 

 

 「……そういえばクリム。少々……刺激が弱すぎる。

 もう少しだけ、力を強めてくれないか」

 

 なでなで。

 

 彼がさすがに自分のジト目に気づいたのか。

 

 優しく乳を撫でながら、要望を言ってくる。

 

 やっとか。ちょうど慣れてきたところだ。

 

 「んふー♡やさしい……♡わかったわ♡ちょっとだけね♡

 そーっと、そーっと……♡」

 

 (よぉっし♡腕の見せ所ねっ♡もうっ♡心配症なんだからっ♡見てなさいっ! これがっ! あたしのっ! 手加減よっ!!!!!!!!!!!!)

 

 

 

 ぎゅむぅっ!!!!!!! ガッシガッシガッシ!!!!!!!! 

 

 おっと。些か強いか……? いや。これぐらいなら多分……

 

 いや、なんかビックンビックンしてるわね。これはマズいやつよ。

 

 

 

 ガタァン!!!!!!!! 

 

 彼は椅子ごと倒れた。

 

 

 

 「だ、だいじょうぶブリーダー!?」

 

 (やっっっっっべ!!! 手加減ってほんと、苦手だわっ! で、でもブリーダーは優しいから……!)

 

 

 

 おっと。彼の目が死んでるわ。

 

 

 

 「クリム。手コキは諦めよう。ヒト類にはまだ早かった。

 恐らく数千年の時の果て。

 いつかはヒトがわん娘の手コキを楽しめる日が来るだろう」

 

 

 

 死んだ目のまま、なにやらスケールの大きい話を告げる彼。

 

 いかん。およめさんの義務と権利を剥奪する気だ。

 

 翻意させねば。

 

 

 

 「そ、そんな……! ブリーダー! 諦めちゃダメよ! 

 あたしたちの燃える闘魂に不可能は無いって! あの時言ってくれたじゃない!」

 

 (いやよっ……! だって、あたしまだ、頑張り切れてないわ……! 諦めるなんてだめよっ! あなたのために、あたし、頑張るから……!)

 

 涙ながらに縋りつくが、彼の目は死んだまま。

 

 おかしい。そんなに痛くはなかったはず。

 

 だってあんなに手加減したのに。

 

 

 

 「クリム。もういいじゃないか。オレがお前を可愛がる。

 お前は気持ちいい。

 オレも思う存分お前を可愛がることができ、気持ちよくこいぬを仕込める。

 そこに何の問題があるのか」

 

 

 およめさんとしてではなく、ペットとしての扱い。

 

 そんなこと。認められない。認めたくない。

 

 だって。だって。ペット扱い……そんなの……

 

 

 

 「あ、あたし……! 

 およめさんとして、だんなさまを気持ちよくしてあげたいもの! 

 可愛がられるだけなんていや! そんなのペットと同じよ! ぺ、ペット……♡

 あなたに首輪を着けられて……♡

 室内飼いされておっぱいをアホみたいな大きさにされるなんて……♡

 そ、そんなの……♡」

 

 (そんなの……! ペット……? 一日中、彼の部屋で……? 思うがままに可愛がられて……♡およめさんじゃないなら、甘え倒してもいいってこと……? 好きなだけ、おかおぺろぺろ♡ちょっとばかり、粗相をしても許される……♡あれ、わるくはないんじゃないのかしら♡面白いいきものにされても、彼以外はあたしを見る事はない……♡問題が無い気がしてきたわ……♡♡♡♡♡)

 

 高速で頭を廻し、考える。

 

 利点。欠点。将来設計。

 

 ふと顔を上げて、彼の顔を見る。

 

 そして。彼の目に宿る。

 

 愛犬乳遊び破壊おぢさん。

 

 マズい。

 

 

 「や、やっぱりダメよっ! そ、そうだ! お手本! お手本があればうまくできるわ! 

 料理だってそうだったじゃない!」

 

 (あっっっっぶなっっっっっ! 危うく洗脳されるところだわっ! あくまであたしはおよめさんっ! 面白いいきものじゃないのよっ! な、なんてヒトなの……! 言葉巧みにあたしをだまそうとするなんて……! そう……お手本が無いのが悪いわ。やっぱり、何事も先人というのは重要よっ!)

 

 

 「クリム。お手本とは言うが。

 お前の目の前で。

 誰か別のヒト雌がオレの闘魂をシゴいているのを見て、我慢できるのか?」

 

 

 彼がおかしなことを宣う。

 

 

 

 「そんなの、触ろうとした瞬間にそいつを肉片にするわ。当然じゃないの」

 

 (何を言ってるのよ。馬鹿じゃないの? そんな事、あたしが許すわけないじゃない。誰よ。先人とか言ったの)

 

 

 

 一瞬で自らの言動を忘却する、ばかいぬ具合。

 

 このわん娘、ばかいぬというより、健忘症の懸念まである。

 

 

 

 そして、彼の視線が、自らの背後に。

 

 おや。背後には何も無いはずだが……? 

 

 

 

 「どうしたの? ブリーダー?」

 

 

 とりあえず、聞いてみる。

 

 ちょっと目の色がおかしい感じだ。

 

 また、おかしな発想をした恐れがある。

 

 

 

 「クリム。喜べ。極上の教材がある」

 

 

 なんだと。教材。教材というと。ヒト……? 

 

 

 

 「えっ? だ、誰よ? 浮気ッ!? 浮気なのっ!? 死ぬわよッ! あたしがっ! 瞬時に即死するわっ! 

 しかも教材ってことは闘魂注入棒を持っているってことね! 浮気でしかもホモッ!! 絶対に許さないわ! 

 世界の全てを焼き尽くすわ! 覚悟しなさいっ!」

 

 (わん娘じゃないわねっ! 闘魂注入棒があるとなると、ヒト雄っ! なんてことっ! そんな素振り……! 無かったわ……! かくなる上は! この世界を焼滅させる……! 今度は生き物だけなんてチャチな事は言わないわッ! あなたが生き残るために、最低限必要な部分のみ残し! 地表自体を焼き払ってくれる……!)

 

 

 しっぽをぴーんと立て。

 

 深紅の女王『世界焼滅』レーヴァテインを最大出力で起動。

 

 今の自分は、プロミネンスと同等の熱を地表に放てる。

 

 もはや景色すらも愛せなくしてくれる。

 

 

 

 「クリム。そんな地獄のようなプレイを、愛するお前を差し置かなくてもするはずがないだろう。

 オレの愛を疑うのか」

 

 

 

 なるほど。やめよう。愛するあたしだものね。愛するヒトを疑うのはよくない。クリムしってる。

 

 深紅の女王『世界焼滅』レーヴァテインを停止。

 

 

 

 「う、疑ってはいないけど……でもどうするの? そんな都合の良い教材なんて、どこにあるのよ?」

 

 (う、疑ってなんていないんだからねっ! でも教材……? そんなもの、心当たりがないわ……?) 

 

 

 

 「あるではないか。そこに」

 

 

 

 彼が自分の背を指した。

 

 

 「……? どこ?」

 

 (さっきは何も無かったはずだけど……)

 

 

 振り向き、教材を探す。見当たらない。

 

 

 「……何もないわよ?」

 

 (うーん……? 何か見逃しが……?)

 

 

 また彼が自分の背を指す。

 

 

 また振り向き、教材を探す。

 

 彼が自分を騙すはずが無い。

 

 きっと何かがあるはず。

 

 

 「……ないわ」

 

 (もしかして、動いているのかしら……?)

 

 

 また自分の背を指す。

 

 

 「ううううっ!!! がるるるるるっ!!!」

 

 (どこよっ! まさか、今度こそ初めての嘘なのっ!? 誤魔化す気ッ!?)

 

 

 ぐるぐると背後を探し、目を皿のようにして、教材を探す。

 

 ない。何もない。驚くほどに、何もない。

 

 

 

 「ちょっと! ブリーダー! からかわないで! 何もないじゃないっ!」

 

 (こ、今度こそ嘘をついたわねっ! しんじらんないっ! 初めての嘘が、こんなくだらない事なんてっ! 許さないわっ! ご奉仕地獄で、今度こそ昇天させてあげるっ! 覚悟することねっ!)

 

 

 

 顔を真っ赤にして苦情を申し立てるが、彼はどこ吹く風だ。

 

 なんて面の皮のイケメンな男なのだろう。しゅき。

 

 

 

 「あるではないか。

 とてもシゴきやすそうで、お前自身が体感できる、極上の教材が」

 

 あっ。ドヤ顔。むかつくけどかっこいいわ。カメラはあったかしら……

 

 ……? 自分自身? 

 

 

 

 「……………………………………? 

 

 (体感……? あたし、棒は生えてないわよ……?)

 

 ……………………………………ッ! 

 

 (あたしにある、闘魂注入棒に似た…………!)

 

 ま、まさかっ!!! こ、これは駄目よっ!!!!!」

 

 (まさかっ! そんなひどいことっ! 悪魔的発想ッ! あ、あたしのしっぽ……! しっぽで手コキを実演する気なのっ!? 気が狂ってるわよこのヒトッ! でも好きッ!)

 

 

 なんてことだ。この男。

 

 わん娘の象徴にして、最大の弱点。まぁ子宮はノーカンとして。

 

 敏感かつ繊細。

 

 毛並みの整い具合は淑女の証。

 

 この、自分のしっぽを使って……! 

 

 手コキを実演しようなどとっ! 

 

 

 

 (気持ちよさそうじゃないっ!)

 

 

 

 このばかいぬ、一体なんなのか。

 

 

 

 

 つづかない

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