※この作品はR-18です。

ツンデレわん娘の躾け方   作:デイジー亭

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一度捻じ曲がった性癖を元に戻すのは容易ではない。
ならばどうするか。そう。救性主の登場です。


第17話 しっぽ手コキで躾けよう!

~前回までのあらすじ~

 

 愛犬を立派な手コキ愛犬へと躾けるため。

 

 彼女のしっぽをコキ倒さんとするあなた。

 

 まずは彼女の良妻願望を擽り。抵抗を封じ。

 

 返す刀で付け根をとんとん。

 

 己の立場をわからせる。

 

 だが、敵もさる者さすがのばかいぬ。

 

 メスガキ気質を全開にし。

 

 あなたの躾けに抵抗する。

 

 だが。あなたの勝利は約束されていた。

 

 そもそもこれは、勝負ですらなかったのだ。

 

 しっぽをコキ倒されるか、およめさんになるのを諦めるか。

 

 不自由な二択を突きつけるあなた。

 

 観念した彼女は、わん娘的淫語でおねだりを実施し、あなたを困惑させる。

 

 わん娘的淫語・しっぽ編は研究が進んでいなかったためだ。

 

 あなたは、おいおいヒト向け淫語を彼女に仕込むことを。

 

 堅く決意した。わん娘的淫語では、ちんちんに響かないためだ。

 

 

 

 

 

 

 よし、クリム。これからしっぽをコくが。その前に。

 

 

 

 あなたはわくわくとしっぽを揺らす、愛犬に対し。

 

 先ほど浮上した疑問について、尋ねることとした。

 

 単純に好奇心からである。

 

 

 

 クリム。わん娘にとって、しっぽの太さとは? 

 

 「……し、しっぽが太いのはエロさの証。

 お前はドスケベだって言われてるようなものよ。

 太いとか。もっての他よ。あなたじゃなきゃ、火葬してるわ」

 

 

 

 ふむ。なるほど。太ければ太いほどエロいのか。

 

 確かに、社長のしっぽも太い。

 

 愛犬のしっぽはさらに太い。

 

 そして愛犬はややドスケベだ。恐らくその言説は正しい。

 

 

 

 しかしながら。

 

 社長のしっぽよりも愛犬のしっぽは太い。

 

 だが淫乱具合は社長が上。ならば飽くまで資質の話。

 

 

 

 愛犬をあのようなド淫乱にするわけにはいかぬ。

 

 あなたは決意を固めた。

 

 

 

 調教し尽くすが、飽くまで普段はお淑やかに。

 

 あなたの前でだけ淫らな雌犬に変身する。

 

 そんな良妻愛犬に躾けよう。 

 

 太い場合の事は分かった。ならば。

 

 

 

 ならば、クリム。細い場合は? 

 

 「細いということは、あまり褒められたことではないわ。

 貧乳はステータスでは無いように。

 性的魅力に欠けるということよ。

 体型で言うと、ローリエ先輩みたいなものね」

 

 

 

 なるほど。巨乳学派浪漫派に所属するあなたとしては、賛成である。

 

 貧乳に需要はあるとは思うが、自分には理解できない。

 

 細ければ細いほど、魅力に欠ける。

 

 あとこいつ、先輩に対して敬意というものを持ちえないのだろうか。

 

 

 

 ……細いほど性欲が薄いということではないようだ。

 

 尺度の軸が、些かブレているように感ずるが。

 

 まぁわん娘の生態は謎に包まれてるというか……

 

 意味不明な部分が多い。

 

 

 

 だが、一つ疑問がある。

 

 理想的な太さというものは、存在するのだろうか。

 

 

 

 クリム。ちょうどいいしっぽの太さって、どのぐらい? 

 

 「えっ? ……わからないわ。しっぽの太さの話になると。

 お互いキレ散らかすもの。誰もわからないんじゃないかしら。

 あたしたち、毛並み以外の話題では、しっぽに触れないわ。

 もちろん毛並みも褒めるだけよ。侮辱したら殺し合いだもの」

 

 

 

 なるほど。研究が進んでいなかった理由はそれか。

 

 キレる時は、リーゼントを侮辱されたヤンキーよりも。

 

 なお酷い激情を魅せる彼女たち。

 

 そして本いぬたちも、理想的な太さについては曖昧なようだ。

 

 とりあえず、馬鹿にされたら殺せばいい。なんという蛮族か。

 

 

 

 今までその謎を解き明かそうとした、勇気あるしっぽ学者たち。

 

 その冥福を心中で祈る。

 

 彼らは、恐らく。

 

 須らく、肉片になったに違い無い。

 

 研究資料が、ブリーダー養成校にも無かったのも納得である。

 

 触れれば即死の地雷に、寄り付く者などいるはずもない。

 

 

 

 そして、ふと。

 

 あなたは不思議に思った。

 

 なんでコイツらヒトと共存できてるんだろう。

 

 

 

 もちろん、答えは明白。

 

 あなたと同様に、軽度のケモナーにとっては。

 

 彼女たちの美貌と、スタイル。そしてみみしっぽ。

 

 自分の命と闘魂注入棒を賭ける価値があるからである。

 

 

 

 「ねぇ。いつコくのかしら」

 

 ふりふりとしっぽを振りながら、愛犬が尋ねてくる。

 

 あなたは早速。

 

 ある程度理解した、わん娘的淫語を活用することとした。

 

 

 

 そんなにコかれたいのか、このごんぶとしっぽ。

 

 性欲がしっぽの太さに比例するならば、この逞しさ。

 

 お前の淫らさは、群を抜いているということだな? 

 

 「ひぃんっ♡そ、そんなっ♡エロくていやらしいわっ♡

 く、くりむの……♡どす恋しっぽ、ブリーダーの愛でごっつぁんしてくださいっ♡」

 

 

 

 あなたは頷いた。どうやら満足して頂けたらしい。

 

 そして、しっぽの太さを淫らに表現するには、大相撲本場所が重要なようだ。

 

 なんなんだこいつら。関取だったのか。まったくわからん。

 

 

 

 さて。これ以上考えると、頭がおかしくなりそうだ。

 

 改めて彼女のしっぽを見る。

 

 ふわふわとして柔らかそうだ。

 

 まず、握ってみねば話になるまい。

 

 あなたは、そっと彼女のごんぶとをにぎにぎした。

 

 

 

 にぎにぎ。

 

 「ひあっ…………! どすこぉぉぉぉぉぉぉぉいっ♡♡♡♡♡」

 

 

 

 ふわふわとした感触が、手のひらを擽り。

 

 そして感じる、確かな筋肉の感触。

 

 触り心地は極上だ。

 

 

 

 彼女がケツをびくんびくんと震わせ、土俵入りを告げる。

 

 どうやら急所というのは本当のようだ。

 

 あとわん娘的淫語をやめろ。

 

 ちんちんは艶姿に興奮しつつ、唐突な大関入場に大層混乱した。

 

 勃てればいいのか笑えばいいのかよくわからぬ。

 

 

 

 「ひ……♡ひんっ♡ブリーダー、あたしのごんぶと、しっかり握りすぎぃ……♡♡♡」

 

 彼女が上目遣いに、こちらを見る。なにをほざくかコイツ。

 

 自分の闘魂は、あれ程力強く握り潰そうとしたくせに。

 

 

 

 ぎゅむ。ぎゅむぎゅむっ。

 

 「きゃいいいいいいんッッ♡♡♡ひんっ♡ひんひんっ♡つよっ、つよいわっ♡♡♡

 あたしのしっぽ、こわれちゃ……うっきゅううううううっ♡♡♡」

 

 

 

 しっぽを踏まれた犬のような声を上げる彼女の淫らな悲鳴。

 

 あなたはさらにしっぽを握る力を強めた。

 

 あなたのしっぽをいぢめた罪の重さを、自覚させるためだ。

 

 何。渾身の力を籠めても問題ない逞しさを感じる。

 

 思う存分にぎにぎしてやろう。

 

 

 

 どうだクリム。自分の痛みが理解できたか。

 

 これに懲りたら……

 

 「わかったわっ♡とっても気持ちよかったのねっ♡……ブリーダー?」

 

 

 

 あなたは敗北を悟った。

 

 

 

 クリム。自分が悪かった。どうやら自分は、お前をマゾに躾けすぎたようだ。

 

 「えっ? な、なによぅ……あたし、ドМじゃなきゃっひぃぃぃぃぃぃん♡♡♡♡♡」

 

 

 

 ぎゅむぎゅむと、ドМを悦ばせながらあなたは考えた。

 

 どうしよう。

 

 コイツ、躾ければ躾けるほど、あなたの闘魂をいぢめる気しかしない。

 

 これは、抜本的な改革が必要なのでは。

 

 だが、その方法とは。

 

 

 

 ぎゅむぎゅむ。ぎゅぎゅっ。

 

 「きゃいんっ♡♡♡きゃいんっ♡♡♡きゃっひぃぃぃぃんッ♡♡♡」

 

 

 

 大喜びでケツを跳ね回らせる愛犬。

 

 ほほえましいが、あなたの顔に笑みは浮かばない。

 

 

 

 彼女は恐らく、強く握られる=気持ちいい。

 

 そう感じていることだろう。

 

 ならば。逆のアプローチが必要である。

 

 

 

 さわさわ。

 

 「……? やさしい……。ブリーダー、握らないの?」

 

 

 

 彼女がケツをふりふり、聞いてくる。

 

 やはり、理性を取り戻したようだ。

 

 飴と鞭。

 

 無知でムッチムチな彼女には、ついつい鞭を使いがちだが。

 

 ここは飴に糖衣をまぶし。甘さを舐め尽くさせるべきだろう。

 

 

 

 クリム。やはりしっぽも闘魂も。

 

 優しく扱うべきだと思わないか。

 

 

 

 しゅっ……しゅっ……

 

 「んはぁっ♡急になに……? そ、そうね……♡そうかも……♡」

 

 軽く彼女のしっぽをシゴきながら問いかける。

 

 よし。この感じ。イケる。

 

 

 

 

 ほうらクリム。おまえのごんぶと。

 

 このぐらいが、一番気持ちいいんじゃないか? 

 

 やはり優しさは重要。そうは思わないか。

 

 お互いに尊重しあってこそ。

 

 真の愛はその姿を現すのだ。

 

 

 

 しゅこしゅこ。

 

 「ンきゅうっ♡あ、愛を感じるわ……♡このぐらいがいいのね……♡」 

 

 彼女が目を細め、うっとりと告げる。

 

 よし。

 

 

 

 うむ。この調子なら上書きできそうだ。

 

 最初は些か調子に乗ってしまったが。

 

 まだ軌道修正は可能。

 

 あなたはさらに優しい愛の偉大さを、彼女に伝えることとした。

 

 

 

 しゅこしゅこ。しゅこしゅこ。

 

 「ふぁぁぁぁぁ……♡あたし、愛されてるぅぅぅ♡♡♡♡♡」

 

 顔を蕩けさせ、愛情たっぷりの奉仕にくったりと寝そべる彼女。

 

 

 

 いつもなら、自分の愛情に対し、そのようなだらしない姿を見せれば。

 

 落ち度を追求し、その立場を分からせてやるところであるが。

 

 今それをやると、彼女に対する洗脳が失敗する恐れがある。

 

 ここは寛大な心で見逃すべき。

 

 

 

 しゅこしゅこ。しゅこしゅこ。しゅしゅしゅのしゅ。

 

 「きゅうんっ♡んふぅっ♡あッ♡あッ♡愛っ♡土俵戦士っ♡」

 

 

 

 うむ。イイ感じだ。

 

 あなたは手応えとコキ応え。

 

 その二つを同時に感じ、深く満足し。

 

 その勢いで、彼女のしっぽを握りしめた。

 

 やっべ。

 

 

 

 ぎゅうむっ。

 

 「きゃっひぃぃぃぃぃぃぃぃぃんっ♡♡♡

 あたしっっっ♡握るっ♡♡♡つよくっ♡♡

 きんもちぃぃぃぃぃぃぃぃっ♡♡♡♡♡♡」

 

 

 

 轟っ。

 

 片言で快感を叫ぶ、彼女の掌中で炎が燃え盛る。

 

 闘魂を最大限に刺激してしまったようだ。

 

 これは、上書きは不可能では……? 

 

 

 

 クリム。落ち着け。今のはそう……ちょっとしたやらかしである。

 

 「ブリーダー♡あたし、わかったのっ♡

 強ければ強いほどいいのねっ♡

 次はあなたのごんぶとをっ♡♡♡

 あたしの全力でッ♡♡♡

 愛し尽くしてあげるからッ♡♡♡」

 

 

 

 あなたは直感した。

 

 もうこれ取返しが付かねーな。

 

 

 

 しゅっこしゅっこ。

 

 「物足りないわ……♡もっと強くぅ……♡」

 

 

 

 あなたは天を仰いだ。

 

 やはり、ドМの躾けは段階を踏むべき。

 

 ブリーダーわかった。

 

 最初からクライマックスは、間違っていたのだ。

 

 

 

 しゅっこしゅっこ。

 

 「きゅうんっ♡これもイイけど……♡やっぱり愛は力いっぱい伝えるべきね……♡」

 

 

 

 ボウッ。ボワァッ。シュゴォッ。

 

 愛犬の手の内で燃え盛る、愛の炎。

 

 色は白い輝きを魅せている。

 

 恐らく鉄も容易く溶断するだろう。

 

 

 

 クリムさん? あの……

 

 「どうしたの? あたし、今ちょうどいい火加減を探すのに夢中なのだけれど」

 

 

 

 駄目だ。焼滅手コキのトレーニングに夢中だ。強すぎたのだ。

 

 ヒトもわん娘も、言われた事を忘れることはあっても。

 

 自分の身で体感したことは忘れにくいという。

 

 先ほどの渾身のにぎにぎ。これを忘れさせるためには……

 

 

 

 きらり。浴場のドアの外。洗濯機の上の鈍い輝き。

 

 あなたは救世主を見つけた気分となった。

 

 そうか。あれがあった。

 

 本来はもうちょっと……こう。

 

 違う目的で使いたかったのだが。致し方ない。

 

 

 

 しゅこしゅこグワッッッシィ。

 

 「ふぁぁぁぁ……♡きゃっひぃぃぃぃぃぃん♡♡♡♡♡」

 

 

 

 フェイントからの全力の握撃。

 

 びっくんびっくんして浴場の床をまたも黄色く汚す愛犬。

 

 あなたはぐったりした彼女をそのままに。

 

 洗濯機の上の、それを摘まみ上げた。

 

 

 

 たった一つの冴えた方法。

 

 それをもって、愛犬をドМの沼から掬い上げ。

 

 ばかいぬから健全なおよめさん雌犬へとするために。

 

 

 

 

 

 掌中では、五円玉が誇らしげに鈍く輝いていた。

 

 

 

 

 

 つづかない 

 

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