※この作品はR-18です。

ツンデレわん娘の躾け方   作:デイジー亭

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うん。純愛だなっ!


第18話 催眠術で躾けよう!導入編 わん娘視点

~前回までのあらすじ~

 

 わくわくと、しっぽ手コキを待ち望む。

 

 ばかいぬこと、アカネ・クリムゾン。

 

 かいぬしの、意図のわからぬ質問に。

 

 頭を悩ませるも、そこはばかいぬ。

 

 細かいことは気にせずに。

 

 世の十割は細かいこと。

 

 十割そばは、すぐ切れる。

 

 わん娘の理性も、すぐキレる。

 

 つまりはわん娘そば。

 

 ヒトとの共存の難しさを彼に悟らせるも。

 

 学習能力の高い彼は、わん娘的淫語をすぐさま習得。

 

 華麗な言葉責めと、しっぽにぎにぎでもって。

 

 彼女を見事、土俵入り。

 

 心のメスガキ関の必死の抵抗も虚しく。

 

 決まり手はマゾ堕とし。

 

 さらにガッツの再入場。

 

 土下座状態での土俵入りは、約束された敗北の証。

 

 心のマゾメスガキ奴隷関、堂々と種付けプレスにより、アヘり散らす。

 

 決まり手は三つ指。土俵に入った時点で負けていた。

 

 あまりの快楽と、彼の発狂振り。

 

 彼女の手コキ愛犬としての握力が、「最強」で固定されかけた時。

 

 彼の、第3の奥義・偽りの優しさが発動する。

 

 彼女はうっとり夢ごこち。

 

 彼の理性の存在を、うっかり信じかける醜態を晒す。

 

 やはり信じる者は救われる。

 

 そう思う者の足元は、いつだって掬われるのだ。

 

 彼の万力のごとき握撃。

 

 彼女は真理を悟る。

 

 やっぱりあなたはクレイジー。

 

 あたしも狂犬となるわ。

 

 そして、狂犬病に罹患したばかいぬが、覚悟をキメた時。

 

 狂人の握撃が、その意識までをも断ち切った。

 

 黒星確定。彼女の恋の番付は、またも大きく下降したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ここは……?」

 

 

 

 綺麗な川の畔。

 

 アカネ・クリムゾンは、またも謎の空間にいた。

 

 

 

 足元を見ると、ちゃぷちゃぷと。

 

 冷たく、気持ちの良い水の感触。

 

 以前と違い、足元。

 

 くるぶしのあたりまでが、水に浸かっていた。

 

 

 

 (アカネ……アカネ……ファミチ〇ください……)

 

 「ババァ……!? 直接脳内に……!?」

 

 

 

 顔を上げる。

 

 川の向こうには、やはり祖母。

 

 ふりふりと、しっぽと手を振っている。

 

 

 

 「アカネ。だいぶハマって来たわね。この負け犬が」

 

 「喧嘩売ってんのかババァ」

 

 

 

 ファイティングポーズを取り、彼女の元へ……

 

 

 

 「甘いわアカネ。あなたではまだ渡れない。

 渡りたくば、さらなる異常性癖を躾けられなさい……」

 

 「ぬぐぅっ!? この水、むっちゃ重ッ! 液体金属かしらっ!? 

 待てババァッ! また爺ちゃんの腰、イワさせたでしょッ!? 

 ママ、泣いてたわよッ! 年を考えろ、年をッ!」

 

 「だって、あのヒトまだまだ現役なんだもの。

 愛犬として、騎乗位で搾り取るのは当然のことよ。

 お仕置きもすっごく……♡気持ちよかったもの……♡

 ゲフン。さぁ目覚めなさいアカネ。覚醒の時よ。

 いい加減堕ちなさい。このメルヘン。祖母として恥ずかしいわよ?」

 

 「あたしは、絶対に負けないわっ! 見てなさいよッ! 

 あとお年玉よろしくっ! だんなさまに見せるえっちな服、また買わなきゃッ!」

 

 

 

 売り言葉に買い言葉。あとお年玉の請求。

 

 興奮した彼女の意識が浮上していく。

 

 ゆっくり。ゆっくりと、目覚めの時は近づいていた。

 

 

 

 

 

 

 

 「んん……ブリーダー……しゅき……えへえへ。もっとぉ……」

 

 

 

 謎の深層意識世界から帰還し、レム睡眠に移行したアカネ・クリムゾン。

 

 もちろん見るのは彼の夢。

 

 はしたなく、よだれを垂らしながら。

 

 気持ちの良い敗北を楽しんでいた。

 

 啖呵を切って、すぐさま敗北。

 

 即堕ち2コマにもほどがある。

 

 

 

 「んふっ。あたしの犬歯の鋭さ、見える? ダイヤモンドだって……

 ふんぎゃあああっ!? しっぽに感じるこの痛み! 

 こいつはとってもエクスタシィィィ!!??」

 

 (ごんぶとおにく、いただき……あっぎゃああああああっ♡♡♡♡♡)

 

 

 

 ずどむ。

 

 犬なのに、猫ふんじゃったみたいな嬌声。

 

 大好物を目の前でお預けされた無念。

 

 思うさま、しっぽを虐待していただけた快感。

 

 アカネ・クリムゾンは大層混乱した。

 

 何故。どうして。とっても気持ちいいわ。

 

 

 

 「なにっ!? なんなのっ!? どういう状況ッ!? ブリ―……ワオ。

 目がなんかもう……狂気しか感じないわ。

 知らない間にまたダメな方向に成長したのね。ブリーダー。

 さよならあたしのわん娘生。今度こそ終りね」

 

 (まずは状況の把握……! 愛するあなたのお顔が見たいわっ! 

 ……見て後悔したわ。もう手遅れね。完全に、愛犬破壊おぢさんの目よ。

 おばあちゃん。やっぱあの川、三途だったのね。

 逆側に渡らないといけないのね。くりむわかった。お先に逝くわ)

 

 

 

 なんということだ。気絶している間に。

 

 彼が完全に理性を放棄している。元々あるかどうかは疑問であったが。

 

 どこで選択肢を間違えたのだろうか。

 

 

 

 「気にするなクリム。ただの墜落式プランチャだ。

 急遽トレーニングに励みたくなってな。

 それはそうと、誰が狂人か。これはお仕置きせざるを得ない」

 

 

 

 彼の言い訳を聞く。

 

 何故室内で飛んだ。

 

 やはり、馬鹿と変態は高い所が好きなのだろう。

 

 

 

 「自覚が無いって罪よね。もう何を言っても無駄だと思うし。

 さっさとあたしのわん娘生にピリオドを打ってくれるかしら。

 暇じゃないのよ。あたし。それに……

 ペット嫁としての生も、悪くないって思えるの♡はやく♡ほら♡

 ヘイヘイ♡愛してるわよブリーダー♡最初っから気が狂ってると思ってれば問題なし♡

 どんどんあたしを壊しなさい♡ばーかばーか♡愛故にあたしは死ぬわ♡」

 

 (しょうがないだんなさまね。でもあたし、見捨てないわ。あなたのこと。

 たとえあたしが面白いいきものにされたとしても。愛してるもの。

 それはそうと……♡ど、どんなおもしろいいきものにされるのかしらっ♡♡♡責任は絶対に取るヒトだものっ♡♡♡もう、どんないきものにされようと関係ないわっ♡♡♡だって愛してもらえるものっ♡♡♡愛犬冥利……いや、もうわん娘ですらなくなるかもしれないけどもっ♡♡♡はやくッ♡♡♡こわしてっ♡♡♡あたしを滅茶苦茶にしてっ♡♡♡まずは挑発にて仕るッ♡♡♡♡♡)

 

 

 

 もはやおもしろいいきものにされるのは、確定しているのだ。

 

 また焦らされてもつまらない。

 

 堕ちるなら、さっさと堕ちる。果断即決が勝利への近道。

 

 

 

 約束された敗北は、きっと甘美なものになるだろう。

 

 メスガキ煽りばかいぬシステム起動。

 

 可能な限りイラつかせ、思う存分嗜虐心を煽ろう。

 

 

 

 「クリム。お前を壊すなんて。オレがそんな酷いことをするとでも? 

 まぁ、まずは椅子に座って、いつも通り乳を机に押し付けろ」

 

 

 

 狂人が、理性的な振る舞いを見せて来る。

 

 なんと愚かな。もはや貴様が狂っているのは、このクリムはお見通し。

 

 さっさと逆上し、気持ちよく負けさせてくれないだろうか。

 

 

 

 そう思いつつ、素直に従う。

 

 命令されるのは、とてもおよめさん心を満足させるためだ。 

 

 

 

 「んふっ♡自分自身の事が、まったくわかってないだんなさまね♡わかったわ♡

 ほらっ♡はしたないの大好きよね♡まったく♡しょうがないわね♡」

 

 (まぁ、焦らした方が、あなたキレ方がものすごくなるものねっ♡しょうがないわねっ♡メスガキ煽りばかいぬシステム、オーダー♡じっくり弱火で煮込みましょう♡♡♡ステーキには向かないけども、あなたに効果は抜群よねっ♡♡♡まったく、調理法の難しいだんなさまねっ♡♡♡そういうところもすきっ♡♡♡)

 

 

 

 なるほど。今はチャージタイムのようだ。

 

 やはり溜めないと、解放のエクスタシィが小さいのだろう。

 

 ならば、メスガキ煽りにて。チャージ速度を上げてやろう。

 

 思いつつ、彼ごのみのはしたなさを全開にする。

 

 こうか、こうでしょ。あなたの好みはお見通しよ。

 

 

 

 「いいぞクリム。さぁ躾けをしようか。

 ところでこの五円玉を見てくれ。

 コイツをどう思う?」

 

 

 

 彼がぶらぶらと五円玉を揺らしてくる。

 

 また無駄なことを。

 

 意味がない。催眠されるまでもなく。

 

 既に自分は堕ちているのだから。

 

 

 

 「んふっ♡今度はどんな酷い事をしてくれるのかしら♡

 ……何よ。五円玉? まさかこんなチープなもんで。

 この深紅の女王。重量級のスペルエストレージャ。

 あなたの忠実なる奴隷犬たる、クリムちゃんを堕とせるとでも? 

 まだ乳ビンタの方がマシよ。というか乳ビンタして欲しいわ。

 ほら♡あなたの大好物よっ♡ほらほらっ♡」

 

 (もう。愚かさも度を超すと愛しいわ。ビンタしてくれたらすぐに、奴隷宣言してあげるのに♡♡♡五円玉なんていらないっ♡♡♡あなたの全てに、あたしは夢中ッ♡♡♡ごんぶとおにくを見るだけで、堕ちる準備は最高潮ッ♡♡♡無駄なことはさっさとやめて、乳をビンタでヒィアウィーゴ―♡♡♡)

 

 

 

 やれやれだ。謎のこだわりを持つ彼。

 

 話を合わせるのも苦労する。

 

 だが無駄だ。五円玉など、既に意識からシャットアウトした。

 

 自分の世界に存在するのは、愛する彼だけでいい。

 

 

 

 まぁ良かろう。適当なところで、催眠にかかったふりをしてやろう。

 

 乳ビンタされたタイミングが適当。クリム決めた。

 

 まだあきらめきれぬ様子だが、問題ない。

 

 

 

 彼の我慢弱さは赤子にも劣る。

 

 きっとすぐに、キレ散らかして。

 

 思う存分ひっ叩いてくれるだろう。

 

 待つというのも、たまにはいいものだ。

 

 そう思っていると。

 

 

 

 「クリム。タイム」

 

 

 

 おっと。焦らしプレイをお好みか。

 

 まだチャージが足りないと見える。

 

 

 

 「認めるわ。焦らしプレイも、また良い。あたし覚えたもの」

 

 (しょうがないわねっ♡♡♡めんどくさいだんなさまっ♡♡♡しゅきっ♡♡♡焦らされるのも大好きよっ♡♡♡でも、目の前だけね。寂しいもの。この部屋から出ようとしたら、押し倒さなきゃ……)

 

 

 

 先ほどはおうまさんの気持ちになっていたため、遅れをとったが。

 

 今度こそ逃さぬ。部屋を出た瞬間、思い切り粗相をカマし。

 

 強制的にお仕置きさせてくれる。

 

 そう思いつつも、彼が部屋を出る様子はない。

 

 

 

 ロダンの彫像のように、微動だにせず、何事かを考え込んでいる。

 

 またくだらないことだろう。まぁいい。

 

 鼻歌でも歌いながら待つとしよう。

 

 

 

 

 「♪ ~♬~♬~♪ ~ソイヤッサッ!」

 

 

 

 鼻歌でハウリングを奏でる。

 

 うむ。やはり彼の作った歌詞を想うだけで、無限の力が溢れ出る。

 

 恋する乙女は無敵なのだ。

 

 

 

 だが、今日でハウリングを歌うこともなくなるだろう。

 

 おもしろいいきものにされるのは、確定しているのだ。

 

 少し寂しいが、まあいい。

 

 

 

 愛のためにリングを去ろう。大丈夫。

 

 もう自分は十分戦った。

 

 後進に道を譲るべき時期だ。

 

 つーか長いわさっさとしてくれないかしら。

 

 

 

 「ちょっとブリーダー。お預けが長すぎるわ。まるで将棋ね。

 公式ルールによれば、待ち時間は10分までよ。

 さっさと乳ビンタして、言い聞かせなさい。

 一瞬で堕ちるわよ。あたし。完璧な即堕ち2コマをお見せするわ。わんわん」

 

 (もう。長いわよ。駄目よブリーダー。クリムちゃんは放っておくと、寂しくなって泣いちゃうわ。早く堕としてくれないと。あたしもう我慢できないもの。さっさと堕ちて、あなたとの愛の結晶を。ぽんぽこぽこぽこ産みたいわ……♡♡♡大丈夫。もうだいぶ稼いだもの。50ひきぐらいなら、大学に行かせるまでは余裕よっ♡♡♡ひゃ、ひゃくいっぴきはちょっと厳しいけども……おばあちゃんに節約術を習えば、だいじょうぶよね。たぶん。でもこのヒト、ほんとにそんだけ産ませる気なのかしら……やっぱり気が狂ってるわよね。でもすき)

 

 

 

 苦情を申し立てつつも、およめさん心を高める。

 

 大丈夫。愛のためなら、全然いける。

 

 

 

 「クリム。すまない。待たせたな」

 

 

 

 おや。ブリーダーがビキニパンツを。

 

 ざんねんだ。まだチャージが足りないらしい。

 

 今回は理性の皮を被る時間がやたら長い。

 

 つまり……反動も物凄いことになるだろう。

 

 期待できるというものである。

 

 

 

 「判断が遅い……! 命取りよ、ブリーダー! 

 もうお預けだけで堕ちそうになったわよ、あたし! 

 さっさと……あら。ビキニパンツ履いちゃったの? 

 ざんねん。でも、ビキニパンツ越しの闘魂注入棒。

 これはこれで……♡」

 

 (もうっ♡後が怖いわ……♡♡♡でもだいじょうぶっ♡♡♡あたし専用ごんぶとおにくっ♡♡♡これさえ見ていれば、もうまんぞくっ♡♡♡ビキニパンツ越しなのは残念だけど……次はナマが味わえるわっ♡♡♡コンドームなんて無粋なもの、隙を見て焼滅させてあげるものっ♡♡♡)

 

 

 

 アカネ・クリムゾンは闘魂注入棒のカタチ。

 

 それを、ビキニパンツ越しにじっくりと記憶した。

 

 堕とされた瞬間に、コンドームを燃やし尽くすためだ。

 

 

 

 もはやナマ以外は認める気はない。

 

 深紅の女王が進化し、精密操作が可能になった理由。

 

 それは、この時のためだろう。確信できる。

 

 さぁ、どんな感じに堕としてくれるのか。

 

 期待を高めつつ、彼の言葉を待つ。

 

  

 

 「クリム。さぁ始めようか」

 

 

 

 ぶるんぶるん。

 

 机の向かいで、闘魂注入棒を揺らす彼。

 

 なんと。まずはセクハラからとは恐れ入る。

 

 サービス精神旺盛である。

 

 

 

 「ふわぁぁ……♡おっきぃ……♡

 ごんぶとおにく、特等席で独り占めねっ♡じゅるり……」

 

 (なんてこと……♡どうしちゃったのかしら、いきなりサービスから始めるなんて……♡そんなにあたしに、カタチを覚え込ませたいのねっ♡♡♡いいわ、覚え尽くしてあげるっ♡♡♡そして、サービスが終わったらっ♡♡♡お礼に事故を装ってフェラよっ♡♡♡ごんぶとおにく、いっぱいたべるっ♡♡♡進化したあたしの犬歯は、ダイヤモンドすら貫くわっ♡♡♡あなたもきっと、悦んでくれるはずっ♡♡♡)

 

 

 

 慎重に機を伺いつつ、サービスを楽しむこととする。

 

 何、焦る必要はない。

 

 今までの傾向からすると、彼から近づいてくるはず。

 

 しゃぶりつくのは最接近してからだ。

 

 

 

 そう……鼻先1cmぐらいまでは近づけてくれるはず。

 

 むしろそのまま鼻に擦りつけられる恐れすらある。

 

 愛犬に匂いを覚え込ませるのは、ブリーダーの義務だからだ。

 

 

 

 息を荒げながら、幸せな未来に思いを馳せていると。

 

 なんとさらなるサービス。

 

 

 

 彼が腕を頭の後ろに。

 

 腰を突き出し、一定間隔でグラインドさせて来た。

 

 

 

 「ほーら。ほぉーらほらほら」

 

 

 

 あからさまなセクハラ。

 

 だがそれがいい。

 

 愛情の高まりを感じる。

 

 

 

 「あっ♡あっあっ♡しゅごいっ♡

 ビキニパンツに包まれた闘魂の猛り♡

 その熱は、全てを焼き焦がさんばかりっ♡

 キレてるッ♡キレてるぅ♡パンツに油圧ショベル入れてんのかいっ♡」

 

 (ふわあああああっ♡♡♡しゅごいっ♡♡♡ビキニパンツ越しにあの揺れ具合っ♡♡♡あたしのおっぱいをガン見する、ブリーダー以外のクズどもの気持ちがわかっちゃったッ♡♡♡あの揺れに、抵抗なんてできないっ♡♡♡男のヒトって大変ねっ♡♡♡まぁ事故を装って触れようとしたあなた以外の馬鹿は、蒸発させてあげるけどッ♡♡♡あたしは愛犬につき合法ッ♡♡♡事故フェラすらも、許されるッ♡♡♡コールをして、さらにノせてあげないとッ♡♡♡)

 

 

 

 凄まじいサービスに、ボルテージをアゲる。

 

 淫猥なコールをキメて、彼を調子に乗せなければ。

 

 やはり、彼は素晴らしいかいぬしだ。

 

 わん娘の気持ちをよくわかっている。

 

 いつだって、自分たちはたくましいおにくに憧れるのだ。

 

 

 

 思っていると、彼が近づいてくる。

 

 チャンスだ。事故フェラを……

 

 そう思っていると。

 

 机を回り込み。自分の顔の横へ。

 

 

 

 しゃぶりつこうとした矢先。

 

 闘魂を最大限に震わせながら、スクワットでサービスしてきた。

 

 ぶるんっ! ぶるんっ! 

 

 

 

 「ひやああああ♡♡♡す、すな被りならぬチン被りッ♡

 かぶりつきで見ちゃうわっ♡

 こんなのタダとか、リョナNGおじさんが許しても! 

 あたし自身が許せないッ! 待っててブリーダー! 

 おひねりを用意しないと! ATMに全速力よッ!」

 

 (すっ♡♡♡♡♡ごぉぉぉぉぉぉいっ♡♡♡♡♡こんなさーびす♡♡♡♡♡挟まずには、いられないっ♡♡♡♡♡あたしの馬鹿ッ! なんでおひねりを用意してなかったのよ!? 後悔しても遅いわクリムッ! この愛を示すため、現ナマが必要よッ! 急いでATMに行かなければ……! 音速を超えるのよ、あたしッ!)

 

 

 

 自らの愚かさを嘆く。

 

 こうなると予想……いや無理だわこんなん。

 

 予想不可能だわ。だがそれはそれ。

 

 

 

 今からでも十分リカバリーはキく。

 

 ビキニパンツを札束でいっぱいにしなければ。

 

 そうでなくば、彼の愛犬を名乗る資格がない。

 

 急いでATMに……

 

 そう思った矢先、彼の制止。

 

 

 

 「クリム。おひねりは不要だ。

 ただし、このブリーダー渾身のダンス。

 楽しむためには、条件がある」

 

 

 

 なんと。ただではない。それはもちろんのことだ。

 

 だが無料ではある。つまりは神だ。

 

 なんという素晴らしいヒトか。

 

 

 

 愛情の高まりを感じつつ、条件とやらについて考える。

 

 一体どんなひどいことをさせられるのか……問題ない。

 

 何。面白いいきものになる覚悟すら固めているのだ。

 

 

 

 うっかり生死の境を彷徨う可能性はあるが、だいじょうぶ。

 

 彼が自分を楽に殺してくれるわけがない。

 

 骨までしゃぶるために、なんとしてでも延命してくれるだろう。

 

 どんな条件であろうと、飲んで損は無い。

 

 かしこいわ。あたし。

 

 

 

 「ふううっ♡ふぅぅっ♡わんわんっ♡

 じょ、条件ッ!? なにっ!? 無料だなんて、神かしらっ! 

 な、なんでもするわッ♡だからもっと近くでッ♡」

 

 (んふっ♡どんな条件でも、オールオッケー♡♡♡無条件で同意しちゃうわっ♡♡♡愛してくれるのは確定してるものっ♡♡♡足の一本や二本、捥がれる可能性はあるかもだけど……♡♡♡問題ないわっ♡♡♡独占欲の現れだものっ♡♡♡愛され過ぎて、生きるのが楽しいっ♡♡♡さぁ、何でもいいなさいっ♡♡♡)

 

 

 

 彼が満足そうに頷く。

 

 やはり、とんでもないことを考えているのだろう。

 

 さて、腕か、足か、はたまた眼球か。

 

 何を奪われた所で、クリムちゃんの愛に翳りは無い。

 

 なんでも言うがいい。

 

 

 

 「さぁクリム。もっとサービスが欲しいか?」

 

 

 

 来た。

 

 鼻先三センチの廻り続けるグラインド。あまりの接近に、目がぐるぐると回る。

 

 ここで同意すれば、薔薇色の未来が待っている。

 

 

 

 「ほっ……! 欲しいでしゅうううう♡もっともっと♡

 ブリーダーの♡もっといいとこ♡見てみたいッ♡」

 

 (わぁい♡最ッッッ高ッッッ♡♡♡もっともっと♡♡♡もっともっともっとぉぉぉぉ♡♡♡)

 

 

 

 パン、パンと。コールをキメてさらなるサービスを求める。

 

 今なら何を言われても受け入れられる。

 

 さぁ、オーダーをどうぞだんなさま。

 

 

 

 「よし。サービスが欲しければ催眠状態に堕ちろ」

 一、二の」

 

 

 

 ぶるん、ぶるんと左右に腰を振るブリーダー。

 

 なるほど。くりむわかった。

 

 

 

 「さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ♡♡♡♡♡あふんっ♡」

 

 (さいみんされましゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡)

 

 

 

 

 

 約束された敗北を喫したアカネ・クリムゾン。

 

 催眠状態で目をロンパらせた、その顔は。

 

 とっても満足そうだったという……

 

 

 

 

 

 

 つづかない

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