~前回までのあらすじ~
わくわくと、しっぽ手コキを待ち望む。
ばかいぬこと、アカネ・クリムゾン。
かいぬしの、意図のわからぬ質問に。
頭を悩ませるも、そこはばかいぬ。
細かいことは気にせずに。
世の十割は細かいこと。
十割そばは、すぐ切れる。
わん娘の理性も、すぐキレる。
つまりはわん娘そば。
ヒトとの共存の難しさを彼に悟らせるも。
学習能力の高い彼は、わん娘的淫語をすぐさま習得。
華麗な言葉責めと、しっぽにぎにぎでもって。
彼女を見事、土俵入り。
心のメスガキ関の必死の抵抗も虚しく。
決まり手はマゾ堕とし。
さらにガッツの再入場。
土下座状態での土俵入りは、約束された敗北の証。
心のマゾメスガキ奴隷関、堂々と種付けプレスにより、アヘり散らす。
決まり手は三つ指。土俵に入った時点で負けていた。
あまりの快楽と、彼の発狂振り。
彼女の手コキ愛犬としての握力が、「最強」で固定されかけた時。
彼の、第3の奥義・偽りの優しさが発動する。
彼女はうっとり夢ごこち。
彼の理性の存在を、うっかり信じかける醜態を晒す。
やはり信じる者は救われる。
そう思う者の足元は、いつだって掬われるのだ。
彼の万力のごとき握撃。
彼女は真理を悟る。
やっぱりあなたはクレイジー。
あたしも狂犬となるわ。
そして、狂犬病に罹患したばかいぬが、覚悟をキメた時。
狂人の握撃が、その意識までをも断ち切った。
黒星確定。彼女の恋の番付は、またも大きく下降したのであった。
「ここは……?」
綺麗な川の畔。
アカネ・クリムゾンは、またも謎の空間にいた。
足元を見ると、ちゃぷちゃぷと。
冷たく、気持ちの良い水の感触。
以前と違い、足元。
くるぶしのあたりまでが、水に浸かっていた。
(アカネ……アカネ……ファミチ〇ください……)
「ババァ……!? 直接脳内に……!?」
顔を上げる。
川の向こうには、やはり祖母。
ふりふりと、しっぽと手を振っている。
「アカネ。だいぶハマって来たわね。この負け犬が」
「喧嘩売ってんのかババァ」
ファイティングポーズを取り、彼女の元へ……
「甘いわアカネ。あなたではまだ渡れない。
渡りたくば、さらなる異常性癖を躾けられなさい……」
「ぬぐぅっ!? この水、むっちゃ重ッ! 液体金属かしらっ!?
待てババァッ! また爺ちゃんの腰、イワさせたでしょッ!?
ママ、泣いてたわよッ! 年を考えろ、年をッ!」
「だって、あのヒトまだまだ現役なんだもの。
愛犬として、騎乗位で搾り取るのは当然のことよ。
お仕置きもすっごく……♡気持ちよかったもの……♡
ゲフン。さぁ目覚めなさいアカネ。覚醒の時よ。
いい加減堕ちなさい。このメルヘン。祖母として恥ずかしいわよ?」
「あたしは、絶対に負けないわっ! 見てなさいよッ!
あとお年玉よろしくっ! だんなさまに見せるえっちな服、また買わなきゃッ!」
売り言葉に買い言葉。あとお年玉の請求。
興奮した彼女の意識が浮上していく。
ゆっくり。ゆっくりと、目覚めの時は近づいていた。
「んん……ブリーダー……しゅき……えへえへ。もっとぉ……」
謎の深層意識世界から帰還し、レム睡眠に移行したアカネ・クリムゾン。
もちろん見るのは彼の夢。
はしたなく、よだれを垂らしながら。
気持ちの良い敗北を楽しんでいた。
啖呵を切って、すぐさま敗北。
即堕ち2コマにもほどがある。
「んふっ。あたしの犬歯の鋭さ、見える? ダイヤモンドだって……
ふんぎゃあああっ!? しっぽに感じるこの痛み!
こいつはとってもエクスタシィィィ!!??」
(ごんぶとおにく、いただき……あっぎゃああああああっ♡♡♡♡♡)
ずどむ。
犬なのに、猫ふんじゃったみたいな嬌声。
大好物を目の前でお預けされた無念。
思うさま、しっぽを虐待していただけた快感。
アカネ・クリムゾンは大層混乱した。
何故。どうして。とっても気持ちいいわ。
「なにっ!? なんなのっ!? どういう状況ッ!? ブリ―……ワオ。
目がなんかもう……狂気しか感じないわ。
知らない間にまたダメな方向に成長したのね。ブリーダー。
さよならあたしのわん娘生。今度こそ終りね」
(まずは状況の把握……! 愛するあなたのお顔が見たいわっ!
……見て後悔したわ。もう手遅れね。完全に、愛犬破壊おぢさんの目よ。
おばあちゃん。やっぱあの川、三途だったのね。
逆側に渡らないといけないのね。くりむわかった。お先に逝くわ)
なんということだ。気絶している間に。
彼が完全に理性を放棄している。元々あるかどうかは疑問であったが。
どこで選択肢を間違えたのだろうか。
「気にするなクリム。ただの墜落式プランチャだ。
急遽トレーニングに励みたくなってな。
それはそうと、誰が狂人か。これはお仕置きせざるを得ない」
彼の言い訳を聞く。
何故室内で飛んだ。
やはり、馬鹿と変態は高い所が好きなのだろう。
「自覚が無いって罪よね。もう何を言っても無駄だと思うし。
さっさとあたしのわん娘生にピリオドを打ってくれるかしら。
暇じゃないのよ。あたし。それに……
ペット嫁としての生も、悪くないって思えるの♡はやく♡ほら♡
ヘイヘイ♡愛してるわよブリーダー♡最初っから気が狂ってると思ってれば問題なし♡
どんどんあたしを壊しなさい♡ばーかばーか♡愛故にあたしは死ぬわ♡」
(しょうがないだんなさまね。でもあたし、見捨てないわ。あなたのこと。
たとえあたしが面白いいきものにされたとしても。愛してるもの。
それはそうと……♡ど、どんなおもしろいいきものにされるのかしらっ♡♡♡責任は絶対に取るヒトだものっ♡♡♡もう、どんないきものにされようと関係ないわっ♡♡♡だって愛してもらえるものっ♡♡♡愛犬冥利……いや、もうわん娘ですらなくなるかもしれないけどもっ♡♡♡はやくッ♡♡♡こわしてっ♡♡♡あたしを滅茶苦茶にしてっ♡♡♡まずは挑発にて仕るッ♡♡♡♡♡)
もはやおもしろいいきものにされるのは、確定しているのだ。
また焦らされてもつまらない。
堕ちるなら、さっさと堕ちる。果断即決が勝利への近道。
約束された敗北は、きっと甘美なものになるだろう。
メスガキ煽りばかいぬシステム起動。
可能な限りイラつかせ、思う存分嗜虐心を煽ろう。
「クリム。お前を壊すなんて。オレがそんな酷いことをするとでも?
まぁ、まずは椅子に座って、いつも通り乳を机に押し付けろ」
狂人が、理性的な振る舞いを見せて来る。
なんと愚かな。もはや貴様が狂っているのは、このクリムはお見通し。
さっさと逆上し、気持ちよく負けさせてくれないだろうか。
そう思いつつ、素直に従う。
命令されるのは、とてもおよめさん心を満足させるためだ。
「んふっ♡自分自身の事が、まったくわかってないだんなさまね♡わかったわ♡
ほらっ♡はしたないの大好きよね♡まったく♡しょうがないわね♡」
(まぁ、焦らした方が、あなたキレ方がものすごくなるものねっ♡しょうがないわねっ♡メスガキ煽りばかいぬシステム、オーダー♡じっくり弱火で煮込みましょう♡♡♡ステーキには向かないけども、あなたに効果は抜群よねっ♡♡♡まったく、調理法の難しいだんなさまねっ♡♡♡そういうところもすきっ♡♡♡)
なるほど。今はチャージタイムのようだ。
やはり溜めないと、解放のエクスタシィが小さいのだろう。
ならば、メスガキ煽りにて。チャージ速度を上げてやろう。
思いつつ、彼ごのみのはしたなさを全開にする。
こうか、こうでしょ。あなたの好みはお見通しよ。
「いいぞクリム。さぁ躾けをしようか。
ところでこの五円玉を見てくれ。
コイツをどう思う?」
彼がぶらぶらと五円玉を揺らしてくる。
また無駄なことを。
意味がない。催眠されるまでもなく。
既に自分は堕ちているのだから。
「んふっ♡今度はどんな酷い事をしてくれるのかしら♡
……何よ。五円玉? まさかこんなチープなもんで。
この深紅の女王。重量級のスペルエストレージャ。
あなたの忠実なる奴隷犬たる、クリムちゃんを堕とせるとでも?
まだ乳ビンタの方がマシよ。というか乳ビンタして欲しいわ。
ほら♡あなたの大好物よっ♡ほらほらっ♡」
(もう。愚かさも度を超すと愛しいわ。ビンタしてくれたらすぐに、奴隷宣言してあげるのに♡♡♡五円玉なんていらないっ♡♡♡あなたの全てに、あたしは夢中ッ♡♡♡ごんぶとおにくを見るだけで、堕ちる準備は最高潮ッ♡♡♡無駄なことはさっさとやめて、乳をビンタでヒィアウィーゴ―♡♡♡)
やれやれだ。謎のこだわりを持つ彼。
話を合わせるのも苦労する。
だが無駄だ。五円玉など、既に意識からシャットアウトした。
自分の世界に存在するのは、愛する彼だけでいい。
まぁ良かろう。適当なところで、催眠にかかったふりをしてやろう。
乳ビンタされたタイミングが適当。クリム決めた。
まだあきらめきれぬ様子だが、問題ない。
彼の我慢弱さは赤子にも劣る。
きっとすぐに、キレ散らかして。
思う存分ひっ叩いてくれるだろう。
待つというのも、たまにはいいものだ。
そう思っていると。
「クリム。タイム」
おっと。焦らしプレイをお好みか。
まだチャージが足りないと見える。
「認めるわ。焦らしプレイも、また良い。あたし覚えたもの」
(しょうがないわねっ♡♡♡めんどくさいだんなさまっ♡♡♡しゅきっ♡♡♡焦らされるのも大好きよっ♡♡♡でも、目の前だけね。寂しいもの。この部屋から出ようとしたら、押し倒さなきゃ……)
先ほどはおうまさんの気持ちになっていたため、遅れをとったが。
今度こそ逃さぬ。部屋を出た瞬間、思い切り粗相をカマし。
強制的にお仕置きさせてくれる。
そう思いつつも、彼が部屋を出る様子はない。
ロダンの彫像のように、微動だにせず、何事かを考え込んでいる。
またくだらないことだろう。まぁいい。
鼻歌でも歌いながら待つとしよう。
「♪ ~♬~♬~♪ ~ソイヤッサッ!」
鼻歌でハウリングを奏でる。
うむ。やはり彼の作った歌詞を想うだけで、無限の力が溢れ出る。
恋する乙女は無敵なのだ。
だが、今日でハウリングを歌うこともなくなるだろう。
おもしろいいきものにされるのは、確定しているのだ。
少し寂しいが、まあいい。
愛のためにリングを去ろう。大丈夫。
もう自分は十分戦った。
後進に道を譲るべき時期だ。
つーか長いわさっさとしてくれないかしら。
「ちょっとブリーダー。お預けが長すぎるわ。まるで将棋ね。
公式ルールによれば、待ち時間は10分までよ。
さっさと乳ビンタして、言い聞かせなさい。
一瞬で堕ちるわよ。あたし。完璧な即堕ち2コマをお見せするわ。わんわん」
(もう。長いわよ。駄目よブリーダー。クリムちゃんは放っておくと、寂しくなって泣いちゃうわ。早く堕としてくれないと。あたしもう我慢できないもの。さっさと堕ちて、あなたとの愛の結晶を。ぽんぽこぽこぽこ産みたいわ……♡♡♡大丈夫。もうだいぶ稼いだもの。50ひきぐらいなら、大学に行かせるまでは余裕よっ♡♡♡ひゃ、ひゃくいっぴきはちょっと厳しいけども……おばあちゃんに節約術を習えば、だいじょうぶよね。たぶん。でもこのヒト、ほんとにそんだけ産ませる気なのかしら……やっぱり気が狂ってるわよね。でもすき)
苦情を申し立てつつも、およめさん心を高める。
大丈夫。愛のためなら、全然いける。
「クリム。すまない。待たせたな」
おや。ブリーダーがビキニパンツを。
ざんねんだ。まだチャージが足りないらしい。
今回は理性の皮を被る時間がやたら長い。
つまり……反動も物凄いことになるだろう。
期待できるというものである。
「判断が遅い……! 命取りよ、ブリーダー!
もうお預けだけで堕ちそうになったわよ、あたし!
さっさと……あら。ビキニパンツ履いちゃったの?
ざんねん。でも、ビキニパンツ越しの闘魂注入棒。
これはこれで……♡」
(もうっ♡後が怖いわ……♡♡♡でもだいじょうぶっ♡♡♡あたし専用ごんぶとおにくっ♡♡♡これさえ見ていれば、もうまんぞくっ♡♡♡ビキニパンツ越しなのは残念だけど……次はナマが味わえるわっ♡♡♡コンドームなんて無粋なもの、隙を見て焼滅させてあげるものっ♡♡♡)
アカネ・クリムゾンは闘魂注入棒のカタチ。
それを、ビキニパンツ越しにじっくりと記憶した。
堕とされた瞬間に、コンドームを燃やし尽くすためだ。
もはやナマ以外は認める気はない。
深紅の女王が進化し、精密操作が可能になった理由。
それは、この時のためだろう。確信できる。
さぁ、どんな感じに堕としてくれるのか。
期待を高めつつ、彼の言葉を待つ。
「クリム。さぁ始めようか」
ぶるんぶるん。
机の向かいで、闘魂注入棒を揺らす彼。
なんと。まずはセクハラからとは恐れ入る。
サービス精神旺盛である。
「ふわぁぁ……♡おっきぃ……♡
ごんぶとおにく、特等席で独り占めねっ♡じゅるり……」
(なんてこと……♡どうしちゃったのかしら、いきなりサービスから始めるなんて……♡そんなにあたしに、カタチを覚え込ませたいのねっ♡♡♡いいわ、覚え尽くしてあげるっ♡♡♡そして、サービスが終わったらっ♡♡♡お礼に事故を装ってフェラよっ♡♡♡ごんぶとおにく、いっぱいたべるっ♡♡♡進化したあたしの犬歯は、ダイヤモンドすら貫くわっ♡♡♡あなたもきっと、悦んでくれるはずっ♡♡♡)
慎重に機を伺いつつ、サービスを楽しむこととする。
何、焦る必要はない。
今までの傾向からすると、彼から近づいてくるはず。
しゃぶりつくのは最接近してからだ。
そう……鼻先1cmぐらいまでは近づけてくれるはず。
むしろそのまま鼻に擦りつけられる恐れすらある。
愛犬に匂いを覚え込ませるのは、ブリーダーの義務だからだ。
息を荒げながら、幸せな未来に思いを馳せていると。
なんとさらなるサービス。
彼が腕を頭の後ろに。
腰を突き出し、一定間隔でグラインドさせて来た。
「ほーら。ほぉーらほらほら」
あからさまなセクハラ。
だがそれがいい。
愛情の高まりを感じる。
「あっ♡あっあっ♡しゅごいっ♡
ビキニパンツに包まれた闘魂の猛り♡
その熱は、全てを焼き焦がさんばかりっ♡
キレてるッ♡キレてるぅ♡パンツに油圧ショベル入れてんのかいっ♡」
(ふわあああああっ♡♡♡しゅごいっ♡♡♡ビキニパンツ越しにあの揺れ具合っ♡♡♡あたしのおっぱいをガン見する、ブリーダー以外のクズどもの気持ちがわかっちゃったッ♡♡♡あの揺れに、抵抗なんてできないっ♡♡♡男のヒトって大変ねっ♡♡♡まぁ事故を装って触れようとしたあなた以外の馬鹿は、蒸発させてあげるけどッ♡♡♡あたしは愛犬につき合法ッ♡♡♡事故フェラすらも、許されるッ♡♡♡コールをして、さらにノせてあげないとッ♡♡♡)
凄まじいサービスに、ボルテージをアゲる。
淫猥なコールをキメて、彼を調子に乗せなければ。
やはり、彼は素晴らしいかいぬしだ。
わん娘の気持ちをよくわかっている。
いつだって、自分たちはたくましいおにくに憧れるのだ。
思っていると、彼が近づいてくる。
チャンスだ。事故フェラを……
そう思っていると。
机を回り込み。自分の顔の横へ。
しゃぶりつこうとした矢先。
闘魂を最大限に震わせながら、スクワットでサービスしてきた。
ぶるんっ! ぶるんっ!
「ひやああああ♡♡♡す、すな被りならぬチン被りッ♡
かぶりつきで見ちゃうわっ♡
こんなのタダとか、リョナNGおじさんが許しても!
あたし自身が許せないッ! 待っててブリーダー!
おひねりを用意しないと! ATMに全速力よッ!」
(すっ♡♡♡♡♡ごぉぉぉぉぉぉいっ♡♡♡♡♡こんなさーびす♡♡♡♡♡挟まずには、いられないっ♡♡♡♡♡あたしの馬鹿ッ! なんでおひねりを用意してなかったのよ!? 後悔しても遅いわクリムッ! この愛を示すため、現ナマが必要よッ! 急いでATMに行かなければ……! 音速を超えるのよ、あたしッ!)
自らの愚かさを嘆く。
こうなると予想……いや無理だわこんなん。
予想不可能だわ。だがそれはそれ。
今からでも十分リカバリーはキく。
ビキニパンツを札束でいっぱいにしなければ。
そうでなくば、彼の愛犬を名乗る資格がない。
急いでATMに……
そう思った矢先、彼の制止。
「クリム。おひねりは不要だ。
ただし、このブリーダー渾身のダンス。
楽しむためには、条件がある」
なんと。ただではない。それはもちろんのことだ。
だが無料ではある。つまりは神だ。
なんという素晴らしいヒトか。
愛情の高まりを感じつつ、条件とやらについて考える。
一体どんなひどいことをさせられるのか……問題ない。
何。面白いいきものになる覚悟すら固めているのだ。
うっかり生死の境を彷徨う可能性はあるが、だいじょうぶ。
彼が自分を楽に殺してくれるわけがない。
骨までしゃぶるために、なんとしてでも延命してくれるだろう。
どんな条件であろうと、飲んで損は無い。
かしこいわ。あたし。
「ふううっ♡ふぅぅっ♡わんわんっ♡
じょ、条件ッ!? なにっ!? 無料だなんて、神かしらっ!
な、なんでもするわッ♡だからもっと近くでッ♡」
(んふっ♡どんな条件でも、オールオッケー♡♡♡無条件で同意しちゃうわっ♡♡♡愛してくれるのは確定してるものっ♡♡♡足の一本や二本、捥がれる可能性はあるかもだけど……♡♡♡問題ないわっ♡♡♡独占欲の現れだものっ♡♡♡愛され過ぎて、生きるのが楽しいっ♡♡♡さぁ、何でもいいなさいっ♡♡♡)
彼が満足そうに頷く。
やはり、とんでもないことを考えているのだろう。
さて、腕か、足か、はたまた眼球か。
何を奪われた所で、クリムちゃんの愛に翳りは無い。
なんでも言うがいい。
「さぁクリム。もっとサービスが欲しいか?」
来た。
鼻先三センチの廻り続けるグラインド。あまりの接近に、目がぐるぐると回る。
ここで同意すれば、薔薇色の未来が待っている。
「ほっ……! 欲しいでしゅうううう♡もっともっと♡
ブリーダーの♡もっといいとこ♡見てみたいッ♡」
(わぁい♡最ッッッ高ッッッ♡♡♡もっともっと♡♡♡もっともっともっとぉぉぉぉ♡♡♡)
パン、パンと。コールをキメてさらなるサービスを求める。
今なら何を言われても受け入れられる。
さぁ、オーダーをどうぞだんなさま。
「よし。サービスが欲しければ催眠状態に堕ちろ」
一、二の」
ぶるん、ぶるんと左右に腰を振るブリーダー。
なるほど。くりむわかった。
「さぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ♡♡♡♡♡あふんっ♡」
(さいみんされましゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡♡)
約束された敗北を喫したアカネ・クリムゾン。
催眠状態で目をロンパらせた、その顔は。
とっても満足そうだったという……
つづかない