そう思う方も、いるかもしれません。
オレもそう思う。
~前回までのあらすじ~
思うさま。レモンジュースで喉を潤し。
引き続き。恥ずかしい秘密を探る前に。
ちょっと箸休めをキメ込むあなた。
この愛犬、謎の生態を持っているからだ。
混乱を避けるため、必要な処置である。
わん娘自体、不思議生物。
だがあなたは気づいた。
このばかいぬ。その中でも相当不思議ちゃんである。
そういうところが愛しい。あなたは思いつつ。
趣味に走ることとした。
あなたもたいがい、不思議ヒト類だからだ。
そして再開される、インタビュー。
産みたい子供の人数。即、捻じ曲げる。
あなたは気が狂っているからだ。
そして、明かされるおなかなでなでの効能。
素晴らしい知見を得た。
性感帯の位置。即、捻じ曲げる。
あなたは純愛志向だからだ。
愛犬の、骨の髄までしゃぶりたい。
クソ雑魚よわよわおっぱい。
その、母乳サーバーとしての性能。即、叱責する。
なんとなくだ。
あなたは、誤魔化すというか。
なんかバグったため。
愛犬に、取返しのつかないドM性癖。
クソ雑魚よわよわおっぱい奴隷嫁としての自覚。
好き勝手に、思うがままに植え付けていく。
諸悪の根源。邪悪の使者。
無自覚な悪意ほど、恐ろしいものは無い。
それを、全身全霊で体現しつつ。
彼女を面白いいきものに、変える準備。
それを、深層心理に植え付けるあなた。
そして、ちんちんがイライラしたため。
あなたは、彼女の秘密に手をかけた。
さてさて。どんなびっくりが。
あなたを待って、いるのだろう。
──さてクリム。お楽しみタイムに戻ろうか。
次の秘密を。張り切ってどうぞ。
「んふっ♡何がいいかしら……♡そうね。
あなたの家に住むことになった日、覚えてる?」
愛犬が問うてくる。
何を馬鹿なことを。
忘れるわけなど、ありはしない。
とても大切な、2人の記念日。
天使が我が家に、舞い降りた日。
その日のことを、思い出し。
脳髄を、殴られるような衝撃を得る。
あなたは、心の底から反省した。
そうだ。彼女は天使だった。
それなのに、愚かな自分は。
あなたの罪を許した、優しき天使に。
ここ最近、ひどい扱いばかりしていた。
罪悪感に、心を締め付けられる。
なんと自分は、愚かなのだ。
彼女のやさしさと、クソマゾにつけこみ。
天使を地に引きずり堕とすどころか。
沼の底に、引きずりこむような所業ばかり。
改心したあなたは、決意した。
今、彼女の言葉で自分は目を覚ました。
天使を、天使として扱おう。
もう、ひどいことはしない。
クソマゾも、矯正できるだろう。
だって、愛してるのだから。
ついでだ、もう一度謝罪しておこう。
催眠が解ければ、彼女は覚えていないだろう。
だが、未だあの不始末。
我が心に棘のように。
刺さり続けて、抜けておらぬ。
もう一度謝罪して、天使とヒト。
正しい関係に、戻ろう。
催眠など。あまりにも不敬だった。
謝罪が終われば、すぐに解こう。
そして、土下座して許しを請うのだ。
どうか許して欲しい。我が天使よ。
そして、あなたは口を開いた。
――忘れるわけがない。大切な記念日だ。
あの時は済まなかった。まさかおねしょなどという粗相を。
すぐに催眠を解こう。天使に対して、このような「あのおしっこ、あたしのよ」
――は?
パァッン!……パァッン! 愛犬の乳を、2度ビンタする。
とんでもない爆弾を、隠し持っていたためだ。
「きゃひぃぃぃぃッン♡♡♡きゃうううううんッ♡♡♡ご、ごめんなさいッ♡
だって、恥ずかしかったんだものッ♡♡♡」
――ごめんで済むかこのばかいぬ。
オレはアレで、心底から切腹を考えたのだぞ。
「ごめんなさいッ♡土下座するブリーダーッ♡かわいすぎてドS心がだいまんぞくッ♡
ふみふみしてる時、すっごく興奮したわッ♡きゃひんッ♡あひぃんッ♡」
あなたは、ばかいぬの乳を乱暴に弄びつつ。
喉の奥から、唸り声をあげた。
なんということだ。
天使だと思っていたら、まさかの大悪魔。
このばかいぬ、罪悪感というものの。
持ち合わせが、どうやら無いらしい。
と、なると。あの夜。
もう一つ、疑惑が浮かんできた。
――まさか、オレが食事の後。すぐに寝てしまったのは。
「盛ったわッ♡瓶ごとッ♡睡眠薬ッ♡愛するあなたのおててでねッ♡
あたし、思う存分愛の共同ソロトレーニングッ♡♡♡ねぇ、お仕置きッ♡♡♡」
ブチンッ。
だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ!
「あっぎゃああああああああッ♡お゛ッ♡ぐっひぃぃぃぃぃぃぃッ♡♡♡」
伝統行事、再び。
何を想ってやったのかは知らぬ。
だが、このばかいぬ許せぬ。
まさか、薬などを使うとは。
そのような卑劣なわん娘に。
育てた覚えなどは、無い……!
だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ!
「あぎゅうううッ♡かぺっ☆……ふぎゃああああッ♡♡♡にゃ、にゃにッ♡♡♡ぴょッ☆」
自分の所業を、月面軌道まで投擲し。
愛犬の乳に、苛烈な責めを加えるあなた。
調教の成果か。先ほどの餅つきとは、一風変わった反応を見せる彼女。
なるほど。あまりの快感に、絶頂を通り越し。
気絶すらしているらしい。
だが、自分の心を弄んだ罪。
この程度では、済まされぬ……!
――気絶してんじゃねえぞ、このばかいぬっ!
だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ! だっぽんっ!
「はひんッ♡気絶しないッ♡クリムおぼえ……お゛ッ゛♡♡♡イッぎゅッ♡ふぎぃぃぃぃッ♡♡♡」
なるほど。もはやストリップ劇場式催眠術すら。
言い聞かせるのに、必要ではない。
愛犬が、素直に気絶しなくなり。
無様で野太い悲鳴を、上げ続ける。
満足感と、さらなるチンイラを得たあなた。
そのまま、自分のあの日の悲しみ。
怒り。絶望。愛。勇気。興奮。ちんちん。
そして、天使が舞い降りた感動。
先ほどの反省は、完全に裏返った。
このばかいぬ。沼の底どころか。
尊厳を、地殻を貫通し。
ブラジルまで、直送してくれる。
万感の想いよ。この手に宿れ。
だっ……ぽおぉぉぉぉぉぉんッ! ぐりぃッ!
「あ゛お゛お゛ぉ゛ォ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ォ゛ンッ♡♡♡」
天まで届けとばかりに。
獣性と、雌の本能しか感じぬハウリング。
脳が焼き切れたように。
がくりと、自分のクソデカおっぱいに。
泡を吹きつつ、頽れる彼女。
とてもかわいらしい姿だ。
あなたはようやく、怒りを収め。
そっと彼女に、囁いてやる。
――反省しただろうか。クリム。
「ぶくぶくぶく……♡♡♡」
とても蟹だった。
あなたは、しばらく文庫本を読みつつ。
彼女の復帰を待つこととした。
さすがに、やりすぎたと思ったからだ。
あなたにも、ヒトの心があった。
でも、目覚めたらさらにお仕置きする。
死なない程度に。心に誓う。
あなたは、根に持つタイプだった。
「……ハッ!? 三途リバー・三度目の帰還ッ!」
がばりと跳ね起き。
きょろきょろと、あたりを見回し。
「あッ♡ブリーダーッ♡えへへ……♡」
ちょっと過激なエロ小説を、嗜んでいたあなた。
その姿を見つけ、幸せそうに顔を蕩けさせる愛犬。
とてもかわいらしい。
あなたは、文庫本を閉じ。
彼女を撫でてやることとした。
――クリム。オレは特に悪くないとは思うが。
すまなかった。愛してるぞ。でもお仕置きはする。
「えへへぇ……♡あたしもッ♡愛してるッ♡
お仕置きは愛情表現ッ♡あたし、知ってるものッ♡♡♡」
あなたは感動した。
わりと、とんでもない勢いで。
彼女を危うく廃犬にしかけたというのに。
この愛犬。あなたを一途に想っている。
これこそが純愛である。
あの晩の粗相。許さざるを得ない。
――よしよし。かわいいぞクリム。
オレも大人げなかった。愛するお前の粗相。
よくよく考えれば、ご褒美だった。
共に暮らせるきっかけを。お前が作ってくれたんだ。
これからも、一生。来世。また来世どころか。
この魂が、消失するまで一緒だぞ。
「うんッ♡えへへへへッ♡ずっといっしょッ♡
死んでもいっしょッ♡絶対に逃がさないッ♡」
ぶんぶんと、しっぽと耳をぱたぱたさせ。
とても幸せそうな彼女。
今、この瞬間。
世界の全てが輝いていた。
つまりは、彼女が輝いている。
あなたは、愛犬への永遠の愛。
それを、改めて誓った。
穏やかな気持ちで、念のため。
彼女に問うてみる。
――よし。もうオレに睡眠薬なんて。
盛ったりしないなクリム?
「お仕置きされたいから盛るわ」
キリっとキマった、凛々しい顔で。
クソマゾなのか、ドSなのか。
よくわからないいきものとしての、本領を。
誇り高く表明する彼女。
あなたは、忠犬とばかいぬは両立できる。
その事実を、心の底から思い知った。
――クリム。待て。思考を整理したい。
「わんッ♡」
お利口さんに、ガチ恋視線であなたを見つめながら。
わくわくと、しっぽを揺らして待つ彼女。
お仕置きを、期待しているのだろう。
あなたは途方に暮れた。
このばかいぬ。恐らく睡眠薬を盛るなと言っても。
絶対に、聞きはしないだろう。
催眠術とて、万能ではない。
あの表情。ライフワークを、死んでも崩さぬ。
そのような、固すぎる決意を感じた。
三途の川を、バタフライで泳ぎ切ろうとも。
彼女は、その意志を曲げない。確信できる。
睡眠薬と、お仕置き。
それに対するこだわりが、常軌を逸している。
ばかいぬは、死んでも治らないのだ。
(しかし、そんなにオレを。眠らせたいのか……?)
彼女の方を、見てみる。
「おっしおきッ♬おっしおきッ♪おっしおきッ♡」
クソデカおっぱいを、自分の手で持ち上げ。
ビンタされやすい態勢を取りつつ、お仕置きコールをする愛犬。
あなたは悟った。
自分を眠らせるのが、彼女の目的ではない。
お仕置きされたいだけだ、このばかいぬ。
なぜならば、クソマゾ愛犬だからである。
(しかし。どうする……?)
あなたは頭を悩ませた。
恐らく、先ほどの伝統行事で。
睡眠薬を盛る=三途の川を、見るほどの。
苛烈なお仕置きをしてもらえる。
そのように、彼女は確信したのだろう。
睡眠薬を盛るという行為。
これ自体は、もはや止められぬ。
いくら催眠しようとしても。
クソマゾ本能の、徹底抗戦により。
すぐに解けてしまうだろう。
(待てよ。盛れて、お仕置きさえされれば。
コイツ、満足するのでは……?)
そしてあなたは、天啓を得る。
これならば、おそらくいける。
――よし。クリム。考えがまとまった。
まず、お前はどうしてもオレに。睡眠薬を盛りたいんだな?
「ええ。あたしは絶対に盛る。例えそれで、苛烈なお仕置きにより。
あたしの鼓動が止まっても。絶対に譲らないわ。お仕置きされたいもの」
――そうか。ならば良し。思う存分盛るといい。
ただし。お前は睡眠薬とオロナ〇ンCを、間違えるようになる。
いち、に、チンポッ!
「おにくッ♡盛っていいのねッ♡お仕置きはッ?」
あなたが閃いた、彼女のニーズを完全に満たしつつ。
睡眠薬で眠りに堕ちるのを防ぎ。
翌朝ではなく、盛られてすぐに。
思う存分、機を逃さず。
彼女の無様姿を楽しむ方法。
そう。誤認催眠である。
――ああ。お仕置きも思う存分、してやろう。
ついでだ。お前はオレにオロナ〇ンCを盛るたびに。
激しい罪悪感に、襲われるようになる。
その方が、お仕置きも気持ちよくなるぞ。
わかったかクリム。いち、に、チンポッ!
「ンはぁっ♡気持ちいいの大好きッ♡わかったわッ♡
あたし、睡眠薬とリポビ〇ンDを間違えてッ♡♡♡
毎晩罪悪感でッ♡♡♡土下座絶頂その場でキメてッ♡♡♡
思う存分、お仕置きしてもらうッ♡♡♡」
パァッン! 愛犬の乳をビンタする。
お仕置きの、前払いだ。
「イッぎゅッ♡♡♡お仕置き大好きッ♡♡♡」
――オロナ〇ンCって言っただろうが、このばかいぬっ!
ファイ〇ト一発じゃねぇんだよッ! どんだけファイトさせるつもりだッ!
「ひぃんッ♡た、タウリンが足りないかと思ってッ♡♡♡」
あなたは、愛犬の己に対する気遣い。
それを感じ、怒りの矛先を収め。
ちんちんの矛先を上げた。
睡眠薬は、誤認催眠により。
完全に無力化した。
オロナ〇ンCと、リポビ〇ンDも。
もう間違えることは、無いだろう。
なんといっても、これだけ言い聞かせたのだ。
そう納得し、彼女の頭をやさしく撫でる。
「えへへッ♡弾ける筋肉ッ♡素敵よねッ♡♡♡」
顔を蕩けさせ、あなたの胸筋を撫でる彼女。
一抹の不安を感じさせるが、まぁいいだろう。
インタビューを、継続することにする。
――さぁクリム。質問を、続けよう。
つづかない