「あっ!
――ビュ!
テーブルに手を付き後背位でセックスをする美月の膣内で丸夫が射精する。精液は子宮に――到達せず無情にもゴムに受け止められた。
「んっ!んん――」
しかしその射精を受けた美月も絶頂を迎える。
「ふぅううう・・・」
丸夫は大きく息をつき、肉棒を引き抜き、すぐ近くのソファーへと裸のまま座る。美月も釣られるようにソファーへと座ると、真っ直ぐある場所を見る。
「まだやってるよ・・・」
この会が始まってから2時間が経とうとしてる中ベッドを占有する涼太と由良はまだプレイを続けていた。一方のふとしと由香里はプレイが終わったのかシャワールームへと向かって行った。
「結局1回か挿れたのか?」
丸夫が聞くと、美月は呆れたように首を振る。
「まだじゃない?涼太って、初回は本当にエグいから・・・」
「え!?マジか――じゃあ・・・」
そう言ってベッドの上を見る。いつ装着したか定かではない手錠に繋がれた由良はまるで涼太の玩具になったかのように言葉にならない言葉を発しながら体を激しく揺らしている。
「涼太って一番最初に全て壊すんだよね・・・」
美月は遠い目をしながら呟く。
「ん?どういうことだ?」
「んー、快楽の常識とかセックスに対しての意識とか、自分の人間としての意義とか?」
「意味わからん」
「だろうね」
美月は軽く笑う。そしてベッドの上でのたうち回る由良を見ながら足を組む。
「あの子も・・・たぶん堕ちるよ」
「堕ちる?」
「そう、涼太っていう悪魔に堕とされる」
「どういうことだ?」
「うちの会社のバリバリキャリアウーマンの課長が涼太に堕とされた結果、結婚を放棄した話・・・聞く?」
「あー・・・」
丸夫はそのタイトルで理解した。美月の顔は再び由良の方へと戻る。
「あの子、アンタたちの知り合いなんでしょ?」
「えっと・・・まぁ、むかし・・・」
「それならより一層、のめり込むかもね・・・前の関係がどうか知らないけど」
その言葉に丸夫は閉口する。
「あ、でもそろそろ挿れるみたい・・・」
その言葉にふと、視線をベッドに戻すと涼太が自身の肉棒を由良の秘所へとあてがっていた。
「由良・・・どうしてほしいか言ってみろ?」
涼太は肉棒を仰向けで股を広げている由良の膣口へとあてがいながら問いかける。
「おひんぽぉ・・・おまんこにぃ・・・ほひぃ・・・れす」
もはや由良の思考は目の前の快楽にしか向いていなかった。散々弄られた身体は最早触れるだけで快感を感じ、さらにひたすら本番のみを避け続けながら何度も絶頂を迎えたことで女としての生物の本能が、絶頂のたびに今か今かと繁殖の準備を整えていた。
「いいのか?俺との子供が出来るぞ?」
由良の身体は「子供」という言葉に反応し、子宮は思考力の抜け落ちた由良でさえも分かるほど収縮を繰り返し、新たな生命を作ろうと脈動する。
「ほひぃ・・・涼ちゃんとの・・・こども・・・」
身体も心も全てがその行為を欲する。由良は女が――生物が持つ原初の感覚に支配されていた。
「あかちゃんのたねぇ・・・いっぱい・・・ほひぃの・・・」
そうして由良は自分の秘所を片手で広げ、もう片方の手であてがっている涼太の肉棒を引き込もうとする。
「分かった―――受け取れ」
そしてその引き込みに応じるかのように、涼太はゆっくりと肉棒を挿入した。
「あっ――――はぁん!んぅ!はいっ・・・てぇ・・・くりゅう・・・・」
涼太の肉棒は由良の熱を帯びて柔らかく蕩け切った膣肉をゆっくりと侵食していく。
「んっ、くぅ―――」
肉棒を推し進める度に柔らかなヒダが涼太の肉棒を絡みつき、まるで子宮へと導くように奥へ奥へと収縮する。そのあまりの感触に涼太は射精しそうになる。
「おひんぽぉ・・・もっほぉ・・・おくにぃ・・・」
由良は足を涼太の腰に絡ませ、奥へ入るように力を入れて引き込もうとする。しかし幾度の絶頂を経験した身体では全く力が入らず、もぞもぞと腰が動くだけになる。
「くっ―――」
しかし、腰が動くたびに涼太の肉棒を由良の膣肉が舐めとるように絡みつき射精を促す。
「(マズイ・・・この俺が――)」
まるで男を射精させることに特化したような、そんな膣内が与える快楽に涼太の目の前が真っ白になる。
「(――っ!まだだ・・・)」
涼太は口の内壁を思いっきり噛み、射精を堪える。それと同時に1発目は短期決戦で決めなければならないことを悟る。
「おら!!―――思いっきり狂え!」
涼太はそれまでのゆっくりの挿入から一転、激しく子宮を突く。
「んひぃいいいいいいいい!!」
突然来た、その衝撃と刺激に由良は体を激しく痙攣させ、絶頂する。その絶頂に併せて膣内の収縮も激しくなり、またも涼太の意識が飛びそうになる。
「まだだぁ!!」
涼太は思いっきり頭を横に何度も振り、意識を戻しながら、愛撫で調べ上げた膣内の快楽ポイントを抉るように激しく突き入れる。
「あはぁ!あぁ!らめっ!おまんこぉ!きもひよすぎてっ!まらっ!イクっ!!」
由良は何度目か分からない絶頂に至る。
「もうそろそろ
涼太の動きがさらに早くなる。
「はひぃ!せーえき!くだしゃい!おまんこのなかぁ!あかちゃんのへやぁ!いっぱいにぃ!!」
二人の荒い息と腰の動きがシンクロし、共に絶頂へと向かう。
「あぁ!!あらひぃ!まらぁ!イクっ!イクっううううううううう!!」
涼太が子宮の入り口を叩きつける様に突く。そして由良はその衝撃と快感に背筋を反り返らせながら最大級の絶頂を迎える。。
「――
由良の絶頂によって根元まで刺さった涼太の肉棒はまるで吸い取られるような収縮を受けて一気に射精する。
「んぅううううううううううううう!! 」
ビュルルル!ビュ!ビュル!
「あはぁ!いっはい!きてりゅ!!うっ!んん――!!」
涼太の射精は留まることを知らず、由良の子宮内を埋め尽くす。その熱を感じて由良は再び絶頂した。
「はぁ・・・はぁ・・・」
涼太は汗をぬぐいながら自分と繋がっている女を見る。
「・・・・・・・・・」
由良は完全に気絶していた。
「終わった?」
射精の余韻から肉棒を引き抜かずに呆けている涼太に美月が話しかける。
「あ・・・あぁ、終わった」
「ふーん・・・」
美月は気絶している由良を一通り見まわす。
「随分と念入りにヤったことで・・・」
「ん?念入り?」
涼太は思い当たる節がなく思考する。
「じ・か・ん」
そう言って美月は壁にかけてある時計を指さす。
「嘘だろ・・・もうこんな経ったのか?」
「アンタ気付いてなかったの?」
美月は「はぁ」とため息を吐く。
「ごめんな、今からヤるか?」
涼太は問いかける。
「いや、流石に今日はいいかな・・・」
美月は「やれやれ」といった具合に手を広げ首を振る。すると遠くからガチャっと扉の開く音が聞こえる。
「あ、シャワー開いたみたいだからあたし行って来るね」
そう言って、軽い足取りで美月は奥へと下がっていく。
「アニキ」
「おぉ、丸夫か?」
丸夫がそばに歩み寄ってくる。
「これ、由良っスよね?」
気絶している由良を見る。
「あぁ」
そこで丸夫はまっすぐ壁を見て、独り言のように声を発した。
「なんで・・・いるんでしょうね?」
「んー・・・」
そこで涼太は天井を見上げる。
「なんでだろうな――あ、今日の美月と由香里の送り、任せてもいいか?」
涼太の問いに丸夫も何かを察したようにうなずき、「大丈夫ですよ」と答えた。
「頼む」
涼太は由良の太腿を指でなぞりながら短く返事をする。
「ん・・・」
由良は目を覚まさず短く声を漏らしながら軽く震えた。
「じゃあ、それが由良ちゃんの家だからー、しっかり送りなさいよ?」
美月は由良の住所を口頭で説明した後、その言葉と共に由香里を連れて去っていった。
「「ちょっ!?待って!?」」
丸夫とふとしは涼太の頼みを遂行しようと追いかける。その様子に由良をおんぶした涼太は少し笑う。
「ふっ・・・あの様子なら大丈夫か」
美月と由香里に対してほぼ何もできなかったことを少し後悔していた涼太は、後日埋め合わせをしようと考えながら背中で未だに寝息を立てる由良を確認する。
「(思ったより軽いな・・・)」
昔から体力馬鹿のイメージはあり、涼太自身の筋力が昔よりはあるとはいえ流石に苦労するかと考えていたが、背負ってみると意外にも軽く体力的にも問題ないことに安堵しながら歩き出した。
「(さて・・・)」
ゆっくりと夜の街中を歩く。涼太は美月に誘われた際の会話に由良との繋がりを匂わす言葉はなかったかと思い出す。
「もしもし涼太?久しぶりー」
「おう、どうした?」
「そろそろ寂しくなったんだけど今日あたりどう?」
「うん――今日?んーいいぞ・・・あぁ俺以外にも2人いるけど数合わせられるか?」
「大丈夫、大丈夫。何なら同じ部署の新人の子が興味持っちゃってさー、問題なし!」
「――いる?オーケー。じゃあいつものホテルに20時な」
「はーい」
「(特に・・・ないか、しいて言えば由良が美月と同じ部署の新人であることが分かったくらいか?)」
夜の市街を歩く。実家の田舎からはバスで1時間ほどの距離にある街で、小中高と全てこの街に通いに来ていた。由良の自宅は現在の場所からは徒歩で向かえば30分ほどかかる場所であり、由良を背負っていることを加味するとさらに10分ほど到着が遅れるだろうと、一度思考を逃がす。
「ん・・・?」
そうして歩いていると由良が目覚める。
「起きたか?」
その言葉に由良は「んー」と覚醒しきらない頭を引きずるように返事する。
「涼ちゃん・・・?」
「そうだが?」
「あ・・・涼太か・・・」
由良の声色が少し落ちる。
「何か腹立つな」
涼太の返事に由良は「あはは・・・」と軽く笑う。
「涼太・・・どうして?」
「流石に放っておくのはな・・・俺の責任でもあるし」
その言葉に由良は「そうなんだ・・・」と顔を首筋にもたれかける。
「あたし重くない?」
顔をうずめながら由良が呟く。
「思ったより軽い」
馬鹿、と顔をグリグリと押し付ける。
「力持ちになったね・・・」
「まぁ・・・6年も経ったからな・・・」
「そう・・・だね・・・」
2人は遠くを見つめるような、そんな感覚を感じながら声を掛け合う。
「由良―――」
涼太は感情のない声を出す。
「・・・なに?」
「どうしてこの会に参加した?」
その言葉に由良の心臓が跳ね上がる。
「あー・・・」
答えづらいのか、少し間が開く。涼太は何も言葉を紡がずにその答えを待つ。そして「ちょっと長くなるけどいい?」と確認し、涼太が頷くのを見て話し始める。
「・・・まず美月さんと由香里さんは職場の先輩なんだけど・・・、仕事をしてるあたしを見て・・・凄い疲れてるように感じたんだって」
そうか、と涼太は相槌を打つ。由良は目を閉じて涼太に体重を預ける。
「それで、ストレス発散にこの会に誘ってもらったんだけど・・・」
「それで受けたのか?」
「いや――最初は・・・断った」
そこで涼太は「最初は」という単語が気にかかったが、あえて口を開かずに続きの言葉を待った。
「そしたら・・・どんな風に良いか、他にはどんな人が参加してるかって話になって・・・」
そして由良は涼太の胸元で組んでいる両手に少し力を込める。
「そして・・・どんな人が相手か――話してくれた」
「なるほど――」
そこで涼太は合点がいく。
「性格、言動、年齢、そして・・・顔――どんな見た目かって写真を見せてもらって・・・名前は秋山 涼太――」
由良の中で情報が次々と合致していき、顔の面影と名前と年齢が揃った瞬間、確信に変わったのだろう。涼太はそう考えた。
「少なくともあたしの知ってる涼ちゃんとは違ってたけど・・・紛れもなく秋山 涼太だった・・・」
「――それで確かめに来たのか?」
涼太は首を動かすことなく真っすぐを見たまま、問いかける。そこに入る感情は見えない。
「・・・うん、正直言えば怖かったけど・・・」
「そうか――」
そこで涼太は足を止め、一度目を閉じた後下を向く。そして一呼吸置いた後口を開いた。
「俺はどう映った?」
由良を送り届けた後、涼太はゆっくりと駅へと歩いていく。先程の由良の言葉を脳内で反芻しながら。
「(さて・・・どうしたもんか・・・)」
そこで涼太は今後の行動を自分の頭の中で提案した。
0.感情のままに犯す
1.そのまま計画を続行する
2.すべてを受け入れる
3.由良に分からせる
4.自分の役割を終える
ようやく分岐に辿り着きました・・・
由良のセリフは分岐ごとに変化がある少しズルい仕様にしました。
当初は漢字一文字でルート表示しようと思ったんですけど一文字だけであまりに明確に表せてしまうのもどうかと考えて数字に変えました。
「1-①」というような表記になります。
引っ越し後の由良はどうなったかも一応設定は作ってあるのですが、そこまで書いてしまうといつまでも終わらないのでサラっと流しましたが、当時高校生だった由良が6年後に会社の新人として入社しているのも間違いではなく、一応その作った設定に沿っています。大学へは通っていません。
眠気からか自分が何を書いているのか怪しくなってきたのでこの辺で切り上げます!
それでは今回も見て頂きありがとうございました!!
また次回もよろしくお願いいたします!!失礼します!!