※この作品はR-18です。

さよなら、そしてありがとう   作:LINAR

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確認

「なぁ?あいつ、帰ってくるの遅くなかったか?」

 新人格の涼太が心の中で問いかける。あいつとは勿論由良のことだ。

『そう?病院って結構待つらしいし、あれくらいの時間なんじゃないの?』

 その言葉に新人格は「いや――」と反論する。

「当初の予定としては由良の母さんと話し合ってるときに帰ってきて、まとめて相談しようと思ってたんだが・・・あいつ、俺たちが帰るのと入れ違いで帰って来たよな?」

 涼太は自分の家に帰って玄関に入る直前、由良が自宅扉を開ける姿を目にしていた。

『考えすぎだと思うけど・・・』

「悪いんだが、俺の頭の中で一つの嫌な妄想あってな・・・」

 新人格の涼太はその妄想の内容を自身のブラックボックスに押し込んだ。

「なになに?」

 旧人格の涼太は無邪気に聞いてくる。流石にダイレクトで映像を共有すると発狂すると考え口頭で説明を始める。

「病院から帰ってきた丸夫はたぶん、イライラしてると思うんだよ。だから――」

 

「痛えな、涼太のやつ!」

 丸夫は別途に横になりながら憤慨する。

「ごめんね、涼太が・・・」

 由良は申し訳なさそうにする。

「馬鹿由良!お前は俺の手下なんだから涼太が歯向かわないようにしとけよな!」

 丸夫の怒りは収まらない。前の由良だったら反論していただろうが今は、それに対する反応も違う。

「本当にごめんね・・・帰ったら私からちゃんと叱っておくから」

「ああ・・・、そうだ――」

 そこで丸夫は意地の悪い笑みを浮かべる。

「いやー、部下の責任は上司がとるべきだと思わないか?みんな?」

 そこで丸夫は座っている他の当事者3人を見回す。

「そ、そうだね」

 ふとしは多少動揺しながら同意する。

「由良の教育が出来てなくてこんな目にあったんだから、ちゃんとその責任は取ってくれよな――”コイツに”」

 そこで丸夫は肉棒を取り出す。

「いやー俺、今背中痛くて動けないからさぁ、馬鹿由良が全部やってくれよな?」

 そう言うと、丸夫は由良の頭を指さし、自分の肉簿へとその指を移す。

「・・・分かった。涼太がやったことは私が責任をもたないといけないもんね」

 由良はそのまま、丸夫に口淫を開始する。

「ろう?きもひいい?」

 由良はまだ勃起していない丸夫の肉棒を咥え込むと飴玉を転がすように下で転がす。

「うぉ!おぉ!」

 それは勃起時にはない快感だった。熱を帯びたヌルヌルとした舌が生々しく動き肉棒で遊ぶ。

「ふふ・・・もう大きくなった」

 始まって30秒もしないうちに丸夫の肉棒はギンギンに張りつめていた。

「おい、由良――」

 丸夫はいつものように由良を促そうとするが

「まだダメ!もうちょっと濡らさないと痛いの」

 そう言って由良は丸夫の肉棒を咥える。そして同時に手は自分の胸と秘所へと自然に動いていた。

「んーえぉ!えぉ!んっ・・・」

 唾液を混ぜ合わせながら舌で裏筋をなぞる。かと思えば唾液でスベリの良くなった舌を亀頭を中心に弧を描くように這わせ、肉棒が震えた瞬間一気に吸い上げる。

「あ、あぁ・・・」

 丸夫はつい声を漏らす。由良はそのことに満足すると

「そろそろ濡れてきたし――入れるね」

 由良は丸夫の肉棒に秘所をあてがい、一気に――

 

『もうやめて!!』

 

 

 

 

 

 

『ごめん・・・もう・・・僕・・・』

「いや、俺も悪ふざけが過ぎた、すまん」

 心の中で謝りあう。

「ただ、こういうことがあってもおかしくないなって思ってさ」

 流石に旧人格が怒る。

『いくらあんなことになってるからってあのお姉ちゃんが・・・そんなこと・・・』

「否定しきれないだろ?」

 そこで新人格はある提案をする。

「もしも今日、あいつが来たら俺が指ツッコんで掻き出してやる」

『・・・え?』

「アイツらとは何もなければ、勿論、何も出てこないはずだ」

『うーん・・・』

 そこで旧人格は恐怖を覚える。何もなければいいけど、もしあったとしたら――

「あったら、またしばらく寝てろ。いいな?」

『うん、ごめん・・・そうする』

「そういえばローションなかったか?」

『どうしたの急に?』

「いやいくら何でも何も濡れてない状態で指ツッコんだら痛いだろ?」

『ええと・・・そういうものなのかな?』

「あーまぁ、そういうことだ」

 なぜ新人格は旧人格の知らないことを知っているのだろうと少し疑問が浮かぶ。

『ローションね、物置にあるよ』

「・・・OK、ここね」

 新人格は旧人格と位置情報を共有して場所を理解した。すると―――

 

ピンポーン

 

『「!!」』

 インターホンが鳴る。おそらく――

「あいつが来たな・・・」

 おそらく由良はまっすぐこの部屋に来ると予想して涼太は急いで、ウエットティッシュと普通のティッシュを学習机の上に配置し、物置のローションを取り出して中指を突っ込んだ。

「これでいい――」

 すぐさまローションの蓋を閉めて物置に投げ込むと、部屋の扉がノックされる。

「涼ちゃん・・・いる?」

 涼太は心の中で「やはりか・・・」とため息を吐く。

「いるよ」

 努めて涼太と同じ声を出して扉に対して背を向ける。

 ギィと扉が開くと、由良の香りが風圧に押されて流れ込む。

「くっ・・・」

 またもや吐き気に襲われるが、流石に由良の家で耐性が付いたのか嘔吐まではいかなかった。

「涼ちゃん・・・今日のことなんだけど――」

 由良が口を開いた。しかし涼太はその言葉を聞かずに

「扉」

「え・・・?」

「扉閉めて」

「あ、うん・・・」

 由良が扉を閉めて、ガチャンとハマった音がした瞬間――涼太は動いた。

「―――!」

「え!?」

 由良の格好はいつも通りパーカーに短パンだった。おかげで秘所に指を入れるのは造作もなかった。

「ちょ・・・ちょっと――」

 涼太は左手で素早く下着事短パンを横にずらし、右手中指を秘所へねじ込んだ。

「―――んぅ!!」

 ローションのおかげで抵抗なく入り込んだ中指を根元まで入れ、一気に膣内を掻きまわす。

「りょ・・・涼ちゃん――あっ!」

 涼太は激しい指の動きを止めない。

「あん!んん!あっ!あぁ!あん!あぁ!――やめっ!やめっ――あぁ!」

 指の動きに合わせて由良の腰がいやらしく動く。由良にはあまりの衝撃に声を押さえる余裕もなかった。

「(――おっと!つい調子に乗ってしまった)」

 涼太は当初の目的から行為の意味がズレてることを悟り、指を引き抜く。

「んん――はぁ・・・」

 解放された由良はその場にへたり込む。一方涼太は指先を見つめ――

「やっぱり黒か・・・」

 明らかに透明なローションとは別の白濁の液体がその指先には付着していた




さて、2話形式の予定でしたが丸夫のシーンを思ったより書いてしまい3話形式に変更します。

次の話は新人格の言動のおかげで少し、明るくなる・・・かも?



それではありがとうございました。

次もよろしくお願いします!
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