あと、エロシーンは初ですので、正直下手です。暖かい目で見守ってください。
パチッ、と部屋の明かりが消える。
現在の時刻は夕方の五時ほど。
部屋の中を照らすのは、窓から差し込む夕陽のみ。
「さぁ、まひろちゃん。早速始めていきましょうか」
「くっ、な、なんとかして逃げ出さねば……」
にっこりとした笑みを浮かべながら、瑞姫がじりじりと近づいてくる。
現在の儂と言えば、先ほど二人に身ぐるみを剥がされ、全裸。
仰向けに寝転がされている儂は、かなり恥ずかしい姿と言える。
うぅぅ、まさか、こんな恥ずかしい姿を見られるとは……。
さすがに秘所を見られるのはあまりにも恥ずかしすぎるので、力が抜けた状態でも、なんとか足をぴったり閉じることで隠してはいるが……これでは時間の問題。
ならば、儂は体に鞭打ってでも逃げ出さなければ……!
ずっ、ずっ、と体と布団のシーツが擦れる音を出しながら、儂は這いずって逃げるようにするが……
「おっと、逃がさないわよ」
美穂に体を押さえつけられてしまった。
「は、離せぇ~! 儂は逃げるのじゃぁ!」
じたばたともがくものの、上から押さえつけられているのと、今の儂が非力なため、びくともしない。強いて言うならば、ちょっとだけ動くくらい。
「そうはいかないわ。あなたはさっき言ったわ。なんでもしていいって」
「あ、あれは本気で言っているとは思わず……」
「ダメですよ、まひろちゃん。嘘はいけません」
「ご、後生じゃぁ。見逃してくれ二人とも! さすがに心の準備ができとらんのに、こんな形で初めてのエッチを迎えるのは嫌じゃぁ!」
別に男ではないから童貞を捨てるとかと言うわけではない。
これがもし、男のままであったならば、さほど気にしなかったじゃろう。
しかし、今の儂は女!
性に関する快感と言うのも、男のその……アレを上下に動かすことしか知らんわけで……いきなり女の快感をこの体に教え込まれたら、どうなるかわかったものではない。と言うか怖い!
女になって約二週間。
その間儂はこの姿で、お、オナニーをしたことはない。
理由は、単純に怖かったから。
一応、その……ムラムラしなかったかと言われると……肯定できないのじゃが……。
つまるところ、儂はこの体でのそう言った経験はマジでない。
ある程度この生活に慣れてきていれば、おそらくはすぐに受け入れられたのじゃろうが、儂には無理! ほんとに無理!
だから儂は、こやつらに見逃してもらえぬか懇願するのみ!
「「だ~め(です)♥」」
「そ、そんなっ……」
嗚呼、現実は無常なり……。
「でも、このまま押さえつけているのは疲れるし、何より二人で攻められないのよね」
「二人でやるのか!?」
な、何と言う恐ろしいワード!
と言うか、初エッチが3Pってどうなんじゃ!?
「たしかにそうですね……。こう言うのは、一人の女の子を二人で攻めるからこそ、素晴らしいわけですからね」
「素晴らしくないぞ!?」
真面目顔でとんでもないことを言いよる、この変態お嬢!
「うーん……あ、そうです! たしかあれがありました! 美穂さん。少々お待ちください。適したものを取ってきますので!」
「りょうかーい」
「な、何を取りに行くのじゃ、瑞姫!?」
ぱたぱたと足音を立てて瑞姫が部屋から退出……と思ったら、数秒ほどで戻って来た。
戻って来た瑞姫の手には、何やらピンク色の輪っか二つと、その二つを繋げるかのように鎖が伸びた……って!
「それは手枷ではないか!」
なんでそんなもん持っとんのじゃ!?
「はい。これがあれば、まひろちゃんを心置きなく、攻められますから!」
「や、やめんか! 儂にそんな趣味は無い!」
そう言うものの、なぜかはわからぬが、まるで期待しているかのように心臓がバクバク鳴る。
待て。儂にそのような趣味は無いはず……! 無い! 無いったらない!
「うるさいわね。そうやって喚き散らすのなら、考えがあるわ」
「誰のせいじゃ誰の――んんっ!?」
「んちゅ……」
「み、美穂……んむぅっ。ひゃ、ひゃめ……んふぁっ……ん、ぁ……」
儂を黙らせるため、美穂は押さえつけた儂に、キスをしてきた。それも、舌を入れる大人な奴。
まるで貪るように儂の唇、口腔、舌を己の唇と舌で蹂躙してくる。
美穂にキスをされるのはこれで二度目のはずなのに……とても、上手い。
だからか、なんだか体の力が抜け、ぼーっとしてくる。
周囲の音も、儂の腕でごそごそと何かをしている瑞姫の行動もまったく意識に入らず、美穂とのディープキスだけが、儂の意識を塗りつぶす。
「ぷはぁ。ふふっ、随分と蕩けた顔ね、まひろ?」
数秒か、十数秒か、はたまた一分以上か。どれくらいしていたかはわからないが、キスに満足したのか、美穂の顔が離れていく。
儂の口と美穂の口の間には、唾液の橋がかかっていたのが、なんとも艶めかしい。
そして、儂の表情を見ながら、妖艶な笑みを浮かべた美穂が艶を帯びた声音でそう言ってくる。
「み、みほ……」
なぜかはわからぬが、儂の口からはいつものような声ではなく、いつもよりも甘い声で美穂の名を呼んだ。
「あら、どうしたの? そんなに潤んだ目を向けて? もしかして、もっとしてほしいの?」
「そ、そうでは、ない……」
「ふーん? じゃあ、どうしたの? キスが終わってから、なんだかちょっと、物足りなさそうな、それとも物欲しそうな顔をしているけど。ん?」
「……そ、そんな表情など、し、しとらん……」
「そう。認めないんだ。……ねえ、瑞姫、そっちの準備は終わった?」
やや素っ気ない態度を取るも、すぐに何かをし終えた瑞姫に尋ねる。
一体、何をしたのじゃろうか……?
なんだかふわふわとしていて、いまいち感覚がないというか……。
「はい、バッチリです! それと、美穂さんずるいです! まひろちゃんとエッチなキスをするなんて!」
「ごめんなさいね。だって、まひろが喚くんだもの。なら、その口をキスで塞いじゃえば静かよね?」
「た、たしかにそうですけどぉ……。……次はわたしの番ですよ?」
「もちろんよ。とりあえず、瑞姫のキスが終わるまで、ちょっと待ってるわね。……ふぅ。とりあえず、これで離れられるわ」
「美穂は、一体何を言って……」
そんな疑問が口を突いて出たものの、これは逃げ出すチャンスだと思った儂は体を起こそうとして……ギシッ、という音と、ジャラ、と言う音が鳴る何かに阻まれた。
起き上がれない。
「な、なんじゃ……?」
一体何が起こったのかわからず、頭を動かして状況を把握する。
すると、儂の手首には先ほど瑞姫が手にしていた手枷がかけられていた。
そして、逃げ出せないようにするためか、手枷の鎖の中間部分にはロープが結ばれており、それはベッドに結ばれていた。
つまり、逃げ出せない。
「な、なんじゃこれは!? お、おい瑞姫、これを外せ!」
さきほどまでふわふわとしていた頭の中がクリアになり、儂はやや怒ったように瑞姫に外すよう言う。
しかし、
「ダメです♪」
儂の願いは無慈悲にも笑顔でバッサリと切り捨てられた。
「なぜじゃ!」
「だってまひろちゃん、これを外せば逃げようとしますよね?」
「うぐっ……」
「それに、まひろちゃんは先ほど、自分で言ったことを反故にするかのようなことを言いました。それはいけません。言葉には責任を持たなければいけません」
「……うぅ」
「ですので、これはお仕置きです」
「お、お仕置き……?」
「はい、お仕置きです♥」
ガシッと両手で頬を掴まれる。
そして、ゆっくりと瑞姫の顔が近づき……
「ん……」
「んむっ!?」
再び口を塞がれた。
「ちゅる……ぁむ、れる……」
「んむぅっ、むむぅ! んん~~~っ!」
な、なんじゃこやつのキスは!?
美穂のは情熱的、と言うのか? まあ、そんな感じだったのじゃが、瑞姫のはなんか違う! ねっとりと攻め立ててくるんじゃけど!
や、やばい……美穂の時とは比べ物にならないくらい、頭がぼーっとしてきた……。
最初は抗うかのような姿勢だった儂は、気が付けば瑞姫からのお仕置き――と言う名ののディープキス――を受け入れていた。
体を捩り、太腿をこすり合わせるなどをしていたが、今ではもう、すっかり大人しくなってしもうた。
「はぁ……。ふふっ、まひろちゃん、と~っても蕩けちゃってますね?」
「ぁ……」
約一分近く
正直、この時点で儂の思考能力は普段よりもかなり低下していた。
「ねえ、瑞姫。あんたってその……キスの練習とかしたの?」
「いえ、特にはしていませんよ? これが二度目です」
「……あー、なるほど。才能か。キスが上手い才能ってのもどうかと思うけどね」
「ですが、それのおかげでこうして、まひろちゃんの抵抗力をかなり落とせたわけですからね。結果オーライですよ」
「ま、それもそうね。……さて、まひろ。キスだけで、そんな状態だと、この先危険かもよ?」
「き、けん……?」
もうすでに抵抗力など皆無に等しい儂。
先ほどの二人のキスで頭がぽわぽわとしており、正直なところ周囲の会話も朧気。
そんな中、美穂が苦笑しながら『この先は危険』と告げる。
正常な思考能力を有しておれば、瞬時に理解できたのじゃが、この時の儂にそんな思考能力などなかった。
故に、訊き返した。
「そ。男が絶頂した際に感じる快楽と、女性が絶頂した際に感じる快楽って、全くの別物だから。男であれば、長くとも数秒程度かもしれないけど、女性の場合は余韻が長いから、結構ヤバいわよ?」
「そうですね。男性であれば、一度絶頂さえすれば、賢者タイムと呼ばれる状態になりますが、女性にはありませんから。つまり、しようと思えば、ずーっとできてしまうわけです。もちろん、体力は無尽蔵ではないので、休憩も必要ですけど」
「ぅあ……」
「ちなみに、私たちは容赦なく、攻めるからね」
「はい。なんだか、今のまひろちゃんを見ていると、いたずらをしたいと言う衝動に駆られて仕方ないのです。ふふっ、まひろちゃん、覚悟、してくださいね?」
「ひっ……」
怖い。
心の中を満たすその感情を表すかのように、儂の口から短い悲鳴が零れる。
これがもし、変身した姿――高校生くらいの姿であれば、ドキドキと多少の恐怖だけで済んだのかもしれぬが、今の儂の体は小学生ほど。
精神が肉体に引っ張られているのやもしれぬ。
それ故に……儂の心の中には、恐怖の方が強く出ていた。
……しかし、それでも儂とて年頃だったのじゃろう。恐怖の中にも、微かな好奇心が混ざっていた。
嗜虐的な笑みを浮かべる二人の表情を怖いと感じながらも、心臓は早鐘を打つように鳴る。
「そう言えば、まひろちゃんの大事なこーこ。まだ見ていませんでしたね」
「そうね。まひろったら、ぴったり太腿でガードしちゃうんだもん。でも、今なら簡単にこじ開けられそうよねー」
「そうですね。……では、まひろちゃん、脚を開かせてもらいますね」
「ぁぅ……」
そこはまだ恥ずかしいと思った儂は、なんとか力を振り絞って開こうとする瑞姫に抗おうと、力を込めるが……
「はーい、開いちゃいましたー♪」
抵抗空しく、足を開かれてしまった。
女になった影響か、柔軟性が向上しており、脚を横に倒してもまったく関節が痛まない。
しかし、この体勢はとても恥ずかしい……。
「ぅぅ、はず、かしぃ……」
だからか、普段の儂からは出ないような、か細い声で、思わずそのようなことが口をついていた。
「あら、あれだけ羞恥心がなかったまひろが、恥ずかしがるなんて……。ふふっ、どうやら他人にやられることはダメみたいね?」
「み、るなぁ……」
「だめですよー。じ~っくり、観察しちゃいますから♥」
そう言うと、瑞姫は言葉通りに、儂の秘所に顔を少し近づけ、まじまじと観察しだす。
「なるほど……まひろちゃんのここは、ぴったりと閉じているのですね」
「あらほんと。やっぱり、体が子供だからかしら?」
「かもしれませんね。……では、そろそろ攻めていきましょうか。美穂さん、先にどちらをしたいですか? お胸の方? それとも、まひろちゃんの大事なところ?」
「そうね……私は下かしら? もともと、私の方が先に好きになったわけだし」
「それは関係ないかと思いますが……まあいいです。では、譲りましょう。わたしは、まひろちゃんの手の平サイズの可愛らしいお胸を攻めることにします」
儂が口を出す暇がないくらいの速さで役割分担を終えてしまう二人。
ま、まずい……なんとか、しなければ……。
「や、やめて、くれ……。せ、せめて、一人、ずつ……。怖い、のじゃぁ……」
涙を浮かべながら、二人に懇願する。
しかしそれは……今の二人には逆効果じゃった。
「やっばい……なんて嗜虐心を煽る表情なのかしら……!」
「は、はい。しかも、本当に懇願していると言うのがまた……。わたし、Sな自覚はないと思っていたのですが、どうやら誤りだったようです」
「私はS寄りかなとは思っていたけどね。……興奮して来たわ」
「わたしも」
恍惚とした表情を浮かべる二人は、それぞれの役割に基づいて、所定の位置座る。
瑞姫は儂の左側に。
美穂は儂の脚の間に。
二人とも、ぺろりと舌なめずりをする。
その姿が、怖かった。
「じゃあまずは、お胸の方から行きましょうか。さあ、まひろちゃん。身を委ねてください。大丈夫です。四割は優しくしますので」
「の、残りの六割は……?」
「意地悪ですね」
「い、嫌じゃ……やめて、くれ……恥ずか、しぃ……」
「ふふふ、そうはいきません。ではまずは……まひろちゃんの、桜色で可愛らしくぷっくりと膨らんだこちらから」
きゅっ、と瑞姫が突然左胸の乳首を摘まみ、軽く捻る。
「あぁんっ!」
それと同時に、捻られた場所から電気が走ったような快楽が儂を襲い、びくんっ! と体をのけぞらせながら、儂の口からは嬌声が漏れ出る。
「どうやら、まひろちゃんは敏感のようですね。じゃあ、これはどうですか?」
そう言うと、瑞姫はその柔らかい手で、左胸を軽く掴むと、そのまま揉みしだき始める。
「体の割大き目のお胸……とっても柔らかくて温かくて……素晴らしいです」
優しく、時に指を食い込ませるようにしながら、ゆっくりと攻める。
「ぁっ……んっ……! ふぁ、あ……んくっ……」
「ふふっ、気持ちよさそうですね? でも、声を押し殺すのはダメですよ。声はしっかり出さない……と!」
ぎゅっ!
「ふゃああぁぁぁあぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁっっっ!」
いきなり強く乳首を抓られ、先ほどよりも大きく体がのけぞった。
びくんっびくんっ! と体が震え、視界がちかちかする。それと同時に、頭の中も真っ白になる。
「っ……はぁーっ、はぁーっ…………な、んじゃ……いま、のは……?」
「まひろちゃんは絶頂を迎えたのですよ」
「ぜっ、ちょう……?」
「はい、そうです。……ですがまさか、たったあれだけでイってしまうなんて……胸が小さいことも起因しているのでしょうか?」
興味深げに呟く瑞姫。
しかし、儂はそれどころではない。
一度イった影響からか、体の力が抜けており、上手く動くことができない。
「み、瑞姫、もう、いいじゃろ……? 儂は、もう、だめじゃ……これ以上、されたら――」
「何を言っているのよ、まひろ。まだまだこれからじゃない」
「そ、んな……」
「というか、胸だってまだ左胸だけじゃない。まだ、右が残ってるわよ?」
「い、いや……いやじゃ……! 怖い、怖いのじゃぁ……」
あの感覚が怖い。
自分が自分でなくなりそうで怖い……。
じゃが、手枷で拘束されていて、逃げ出そうと思っても逃げ出せない……。
「そうは言っても、説得力がないと言うか」
「な、んでじゃ……?」
「いや、何て言うか……その……ついさっき、あんたが脚を開かされた時に、秘所をよく見たら……ちょっと、濡れていたのよね」
「そ、んなわけっ……!」
「ないと言い切れる? それに、ちょっと尋ねるけど、下腹部の辺り、変な感じがしない?」
「下腹部……?」
ぼーっとする頭をなんとか起こし、体に意識を向けると、たしかに下腹部の辺りが……あぅっ。
「な、なんだか、きゅぅんとする……っ」
「どの辺りが?」
「お腹、の、奥、が……切ない……」
なんだか、下腹部の奥がいじられてからきゅんきゅんして、とても切ない……。
「辛い?」
「辛い、よぉ……」
「そう。いつもの口調じゃなくなるくらい辛いってことね。じゃあ、その辛い状態から解放してあげるわ」
「ほんとう……?」
「もちろんよ」
それを聞いて、儂は安心した。
この辛い状況から脱することができるのは、素直に嬉しかったからじゃ。
しかし……現実はそう甘くない。
「じゃあ瑞姫、二人で攻めましょ」
「ふふっ、たしかにいいですね。では、わたしは先ほどよりも甘く、優しく、ゆっくりとお胸を攻めてみましょうか」
「じゃ、私もまひろの大事なここ、攻めちゃうわね」
「ど、どうにかする、のではなかったのか……っ?」
「するわよ?」
「で、では、なぜ、二人で攻めることに……?」
「そんなの、まひろをいじめたいからに決まってるじゃない。だって……ほら」
「ひゃんっ!?」
つーっ、と秘所の割れ目にそって指でなぞられ、思わず声が出てしまった。
うぅ、なんと女らしい声を出しておるのじゃ、儂は……。
「これ見て? さっき瑞姫にイかされた後、こーんなに濡れちゃってるのよ?」
秘所を触っていたであろう人差し指と親指をくっつけ、ゆっくりと離すと、その間にとろりとした液体のような物が糸を引いた。
「それ、は……」
「そう言うものを見ているあんたならわかるはずよ、これはね……愛液」
「~~っ」
とろりとした液体の正体を教えられ、儂の顔は羞恥に染まる。
「なんで顔を赤くしてるの? なに? 無意識とはいえ、気持ちよくて濡れていたのが恥ずかしいの?」
「ぁぅぅ……」
恥ずかしぃ……なんと恥ずかしいのじゃ……。
「……なんであんた、普段とは違ってそんなに可愛いのよ。私の中のいたずら心が出てきちゃうじゃない」
はぁはぁと息を荒くさせる美穂。
もしかして儂、いらぬスイッチを……。
「さぁ、まひろがその気になったところで、早速やるわよ。瑞姫」
「はい、美穂さん。じゃあ、まひろちゃん? 覚悟してくださいね?」
「や、やぁっ……」
「ざ~んねん。嫌って言っても、やめないんだから♥」
つぷっ――
「んぁあぁぁぁっ!」
びくんっ! と、突然儂の体を襲った強烈な快楽に、腰が浮く。
さらに、それに耐えるかのように、無意識に両手に力が入り、ギシッという音が手枷から鳴る。
「あら、まだ軽く指を挿れただけよ? たったこれだけでそんなに感じるなんて、まひろはエッチね?」
「ち、ちがぅ……わ、儂は、そんなっ、んじゃ、ないぃっ……!」
「そうは言っても、体は正直よ?」
そう言いながら、美穂が秘所に挿れた指を動かし始めた。
「あっ、やっ……! だ、だめぇっ、そ、それっ、だめぇっ……! あ、んんっ……は、ぁっ……!」
美穂の指が儂の中を押し広げるように蠢き、それが今まで感じたことのない快楽を与え、体が反応してしまう。
それに伴い、儂の口からは甘い声が漏れ出る。
「可愛いわよ……まひろ。ほらほら、もっと感じて? もっともっと私の指で感じて!」
「あぁぁっ! まっ、待ってっ、そ、それっ、気持ちっ、よすぎ、るよぉっ……! やっ、ふぁぁ……んくっ、ひゃぁぅぅ……っ」
くちゅくちゅぬちゅ、と淫靡な音が響くと同時に、快楽が儂の体を駆け巡る。
ただ指でいじられているだけなのに、こんなに、気持ちいいなんて……。
「本当に可愛い声を出すわね……。でも、これでもまだまだなのよね。だって、まだ一ヵ所しか攻めてないわけだし。……瑞姫」
「はーい! それではまひろちゃん。わたしの方も攻め始めますね」
「ふぇ……んぁぁぁっ!」
きゅっ……と瑞姫が左右両方の乳首を摘まむ。
先ほど瑞姫にイかされたばかりだからか、かなり敏感になっていて、さっきよりも快感が強い。
「ふふふ、反応が可愛らしくて、ついいじめちゃいますね。それ、ピン!」
「ひぃんっ!」
軽く乳首を弾かれる。
その際に痛みに似た快楽が発生し、びくっとする。
「美穂さん、まひろちゃんって可愛いですね」
「そうね。本当に可愛い。……なんかもう、気分的に今日はまひろをいじめたい気分よね」
「わかります。では、もういっそのこと、今日はまひろちゃんをいじめる方向で行きませんか?」
「いいわね、それ。……ということだからまひろ。今日は時間が許す限り、いじめちゃうわよ♪」
「や、やぁっ……こ、んなのっ……あっ、無理、ふゃぁっ、じゃよぉ……! 儂、んくっ、死んじゃう、よぉ……んんっ」
いじられ続けて頭がぼーっとする。
二人に胸とあそこをいじられ、快楽で体が上手く動かない。
拘束されているから逃げ出すことも叶わず、されるがまま。
そんな状態で、ずっといじめられたら死んでしまう。そう思った儂の口からは、懇願の声が漏れ出ていた。
「ふーん? 嫌なの」
「いや、じゃぁっ……」
「なるほどなるほど……。ねえ瑞姫、やっぱりこれ以上攻めるのやめない?」
「……ふぇ?」
「え、ですが美穂さん……って、あ、なるほど、そういうことですか」
「ええ。どう?」
「……ふふっ、そうですね。まひろちゃんがどうしても嫌だと言うのであれば、ここで止めてもいいかもしれませんね」
儂の懇願を聞き入れてくれたのか、二人は止めると言い出した。
「どう、して……」
「どうしてって……だって、まひろが嫌がるわけだし? 私たちは旦那さんなわけだから、お嫁さんの嫌がることはしちゃダメだと思うのよ」
「その通りです。それならば、ここで止めてしまった方がいいと思うのです」
「あ、あの……」
二人の手が離れていく。
つい先ほどまでは、
それを見ていると、なぜだか切ない気持ちになった。
「あら、どうしたの?」
「ぇ、ぁ……その……」
「あらあら? まひろちゃん、笑ってくださいよ。だって、まひろちゃんが止めてと言ったのですよ? それなら、喜ぶところだと思うのですが」
「うぅぅぅっ……」
わかっているはずなのに、なぜか二人の手が離れていくことを嫌だと思ってしまった。
「……も・し・か・し・てぇ……も~~~っと、いじめて欲しいのではないですか?」
「~~~~~っ!」
まるで攻めるかのように、耳元で囁かれる。
すると、ゾクゾクッ――! と、背中に電流に似た何かが走る。
「どうしたの? 太腿をこすり合わせて」
「そ、れは……」
「ほ~ら、素直になってください……? わたしたちは、まひろちゃんの望むようにしてあげますよ……?」
優しく、それでいてSっぽい雰囲気で囁く。
「……わ、儂、は……」
「素直が一番ですよ? 我慢は体によくありません。……まあ、まひろちゃんが止めて欲しいと言うのなら、別に構わないのですが。ですよね、美穂さん」
「そうね。さっきも言ったけど、まひろが望まないのなら、ここで止めるわよ? ただ、そんなに辛そうな状態で止められてもいいのなら、だけど」
「あぅぅ……」
辛い……辛いぃ……。
こんな状態で、お預けは辛いよぉ……。
「あ、ちなみにだけど、仮にこのまま止めた場合、その拘束は解かないから」
「……ふぇ?」
「当たり前じゃない。だって、ここで拘束を解いちゃったら、まひろは一人で処理することになるでしょ? それじゃあ面白くないもの」
ふふっ、といたずらっぽく笑いながら、絶望的なことを言ってきた。
……止めたら、この辛い状況が続く……?
「もっとも、まひろちゃんが望むのなら止めません。辛~い状態で、朝まで放置……いえ、その場合は学園をお休みさせて、監禁でもしましょうか。あ、その状態が続くように、逐次攻めさて頂きますので。もちろん、イクことはできませんのであしからず」
「そ、んなぁっ……」
瑞姫の怖すぎるアイデアに、口から悲しみに似た小さな声が漏れる。
選択肢があるように見えて、実際は一つしかないではないか……。
……うぅっ。
「し、して……くれ……」
この状態が続くのが嫌で、儂は折れた。
こんな状態で過ごすのは辛すぎる……。
「あら、声が小さいわよ?」
「お願い、じゃ……最後まで、して、くれぇ……」
「ふふふ、どうしましょうか」
「いじわる、しない、でぇ……」
「でも、止めてって言ったのはまひろだし、ねぇ?」
「はい。わたしたちはまひろちゃんの気持ちを考えたまでなのですけど」
「そん、なぁ……」
一向にしてくれる気配がない二人。
そんな二人の様子には、儂は更に絶望する。
イキたくてもイクことがない……これほど辛いものが世の中にあったなんて……。
女と言うのは、こうも大変な存在なのか……?
「……そもそも、してもらう側なのに、『してくれ』なんて命令口調で言うのもおかしな話だと思うなー、私」
「そうですね。懇願しているのはまひろちゃんの方です。であれば、『お願いします』の方が正しいと思うのですが」
そ、それを言えば、この状態から解放してくれるのか……?
「……お、お願い、します……。最後まで、して、下さい……」
口に出すだけで、ゾクゾクとよくわからない感情が心に飛来する。
その場しのぎの言葉であるはずなのに、なぜかドキドキする。
儂は……どうしてしまったと言うのじゃ……?
「あぁぁぁっ! その表情! 素晴らしいです! 強情だった女の子が、嗜虐心を煽る屈服した表情になる姿……! 最高ですよ!」
「え、えぇ、私も驚いたわー。あのまひろが、ここまで折れるなんてね。……もしかして、本当にドMなのかしら?」
「M、では、ないぃ……」
もう無意味かもしれない否定の言葉を返す。
「今更過ぎない? ……まあ、それはいいとして。じゃあ、まひろの要望を聞かないとね。まひろは、どうされたいの?」
「さ、最後まで、してほしい……」
「いや、そう言うことじゃなくて、どういう方法で、イかされたいの?」
方法……。
いっそのこと、この場を切り抜けられるのなら、簡単な方法で……。
「あ、自分の本心じゃなければ、してあげませんからね?」
しかし、瑞姫の発言により先に釘を刺されてしまった。
これは、本心を言うしか……。
「さぁ、言ってみなさい?」
「……さ、さっき、された、みたい、に……ふ、二人、で、攻めて欲しい……」
儂の口から出た言葉は、先ほどされたことを再び願うことじゃった。
……なんでじゃろうか?
「へぇ~、一人じゃなくて二人ねぇ?」
「……あぅぅ……」
心の底から恥ずかしい……。
なぜ、儂はこんな事を思っているのじゃ……。儂は、ノーマルなのに……。
「それで? もっと他にもあるんじゃないの?」
「…………ふ、二人の好きな、ように、して……」
「本当に、それでいいのね?」
「…………(こくり)」
瞳を潤ませ、美穂の問いかけに頷いだ。
そんな儂を見て、二人は満足そうな表情を浮かべる。
「ふふふ、まさかまひろちゃんの方からそう言っていただけるとは……これは、本気を出さないといけませんね!」
「ふぇ……んひゃぅっ!」
ハァハァと息を荒くさせ、興奮した瑞姫は、嬉々として儂の乳首を両手でいじりはじめた。
しかも、さっきよりも遠慮はなくなっている。
「んぁっ、み、ずき……ぁっ……くり、くり、だめぇ……!」
くりくり、こりこりとしなやか指で摘まんだり、捻ったり、はたまた胸を軽く揉んだりしながら、胸を攻めてくる。
「ふふふ、好きなようにしてと言われましたので、わたしは止めませんからね! わたしと美穂さんが満足するまで、今日はいじめ続けちゃいますから!」
「はぁ、んっ……! やぁん……!」
「ふふふふ、可愛い……可愛いですよ、まひろちゃん! ほら、もっと素直になりましょう? そうすれば、もっとも~っと気持ちいいですから」
「すな、お……?」
「そうです。素直に、今の気持ちを言うのです。そうすれば、今よりも強く快楽を得られますよ?」
瑞姫のその甘い囁きに、儂はとろーんとした表情で小さく頷いた。
もうすでに、抵抗すると言う考えはなく、完全に儂は受け入れ始める。
「…………もっと、キス、してほしい……」
「キス、気に入ったのですか?」
「なんだか、気持ちよくて、甘くて……儂も、言葉が上手く出ないが、好き、かもしれぬ……」
「ふむふむ。……では、こういうのはいかがでしょう?」
「……ぇ? んむっ――」
瑞姫の顔が近づいたと思ったら、不意打ちのようにキスをしてきた。
その上、
「んふぁっ……み、みずっ……はぁ、んんっ……! ふぉれ、ひゃめぇっ……!」
胸をいじりながら、ということもセットで。
「あむ……ちゅ、ちゅる…………んふぅ……はぁっ。ふふふ、気持ちよさそうですね?」
「だ、だって、瑞姫のキス、気持ちよくて……」
「では、もっとしましょう? そうすれば、もっと気持ちよくなれますから」
「ぅ、ん……」
抵抗力なんて遥か彼方へと旅立ち、儂の中にあるのは、快楽に身を任せる事と、それを受け入れる事。
今の儂は、二人のよって軽く堕とされているのかもしれぬ……。
今はただ、目の前のことだけを考えて……。
「なんか、二人だけでいい雰囲気になってるわねー」
「あ、すみません。まひろちゃんが可愛くて、つい……」
「なんかこれ、ある意味胸の方が得じゃない? キスもできて、胸もいじれるって」
「どうなのでしょう? ですが、たしかに得かもしれませんね。残り物には福がある、とはよく言いますし」
「なんか違うような気がするけど……まあいいわ。瑞姫、そろそろ本気でやらないといけないわ。夜ご飯もあるわけだし」
「それもそうですね。ふふふ、ではそろそろ、まひろちゃんイかせてあげましょう!」
ジト目になりながら瑞姫に文句を言いだした美穂が、最終的にそう言えば、瑞姫のテンションがさらに上がった。
儂はぼーっとしているため、あまり周囲の状況や二人のセリフをあまり理解できていない。
しかし、それでも、儂は何かとんでもないことをされるのではないか、と思った。
そしてそれは……実現してしまう。
「では、本気で。……ぎゅっと」
「んああぁっ!」
絶妙な力加減で乳首を抓る、捻じる、その他にも指で転がすようにいじったりしてくる。
最初のように強くと言うわけではなく、絶妙な力加減と言うことが、一番辛い……。
イキたくてもいけないのじゃ。
イキそうになると、すっといじる手を緩めてしまい、イけない。
そして、それだけでなく……
「ほら、そっちばかり集中しないでよ。なんだかずるいじゃない」
「ふぁ、ああっ……! ま、たっ、それぇ……ひぅっ」
軽い文句を言いながら、美穂が再び秘所をいじりだす。
先ほどよりも強めに指を動かされ、感じる快楽が先ほどよりも強い。
「ふふふ、やっぱり、まひろはここが初めてだから弱いのね。まあ、当然と言えば当然よね。つい最近まで男だったわけで、さらに言えば、それまで感じていた快楽よりもかなり強いわけだし」
「んんっ、はぁっ…あっ…! お、おかしくなるっ……わし、おかしくなっちゃうっ、よぉ……ぁぁんっ!」
くちゅくちゅ、という控えめな水音から一転し、ぐちゅぐちゅと大き目な水音に変わる。
最初美穂にいじられた時は、指が一本だけだったのに、今回は二本で攻められる。
それが気持ちよくて、普段の口調が崩れてしまうほどに、そして、エロ漫画のヒロインのようなことを言ってしまうほどに、今の儂の頭の中はとてもふわふわとしていたし、そうなってしまうほどの強い快楽が儂を支配していた。
「ふふっ、まひろちゃん、どんどん顔がとろーんしてきていますね……。本当に、エッチで可愛らしいです。それから――」
Sっぽい笑みを浮かべ、瑞姫が儂の耳元に口元を寄せ、
「気持ちいいと思っているのなら、どこが気持ちよくされているのか、ちゃーんと、いいなさい……?」
いつもの口調とは違う、Sな雰囲気を滲ませた声音且つ、命令口調で囁く。
「――っ!?」
ゾクゾクゾク――! と、わけもわからず、よくわからない寒気に似た震えが背中だけでなく、体中を駆け巡った。しかし、それが決して不快というわけではなく、むしろ、嬉しい……?
ち、ちがうっ、儂は、そういう性癖ではない……!
「うわっ、いきなりまひろの中がきゅぅって締め付けて来たんだけど。しかも、更に愛液が出てるし。……本当に、Mなのね」
「ち、がうぅっ……ふぅっ、んん……! はぁっ、くぅんっ……」
「ダメですよ、まひろちゃん。さっき自分で言ったのです。好きにしてほしい、と。それなら、わたしたちの言うことは聞かないと」
「うぅっ……」
「返事は?」
「……はぃぃ」
これはもう、完全に屈服してしまっている気がする。
しかし、返事をしたらしたで、なぜか下腹部がまたきゅぅんとした。
ただ、自分でも知らない感情が心の中に生まれ、それに戸惑うものの、二人の攻めで考えることはできなかった。
「ほらほら、さっさと言っちゃった方が楽になれるわよ?」
「そうですよ、今のまひろちゃんは腕を拘束されていて自由ではありません。まひろちゃんをイかすもイかさないも、わたしたち次第ですから」
にっこりと普段のように微笑むものの、そこにはいつものような優し気な雰囲気はなく、Sな雰囲気が出ていた。
美穂の方はもうSの笑みを浮かべて、急かすようにしてくる。
……うぅ。
「わ、わし、のっ……ぁっ……だ、大事な、とこ、ろがぁっ……んんっ、き、もちよく、されて、ますぅっ……ひゃぅぅっ」
「違いま~す。大事なところ、という抽象的な言葉じゃいけませーん。ほら、ちゃんとストレートに言わないと。あと、儂、という一人称は今は封印でお願いします。やっぱり、可愛らしく、私、とかがいいと思うのです」
「あ、たしかにそれありね。だって、完全に口調が崩れてるのに、一人称が儂って。ちょっと似合わないし」
「そんっ、なこと、言われ、てもぉっ……ふゃぁっ……!」
先ほどから手をほとんど緩めず、ひたらすらに攻める二人。
そんな二人が、儂に意地悪をする。
一人称はまだいいとしても、うぅ……ちょ、直接言うのは、恥ずかしい……。
「ちなみに、言わないとイかせないので」
「うぅっ……」
「ほらほら、さっさと言っちゃいないよ。イキたいんでしょ? それとも、このままずっとイけない状態にしてほしい?」
「わ、わかったっ、よぉ…………。わ、わたし、の、ぉ……おまんこ、とっ……ち、乳首を、ぁんっ……ふ、たりにぃ、攻められてっ、んんん――っ……! き、もちよく、されてますぅっ……んゃぁぁぁっ!」
「「~~~~~好きッッ!」」
「ゃっ、あああっ、ま、待ってっ、な、何かきちゃう……と、止めてぇ! 二人とも止めてぇ!」
正直なことを言ったら、二人は更に暴走。
二人の攻める勢いが増し、体に感じる快楽もその比ではなくなってきた。
体の奥から何かが湧き上がってくるような、何かが到達するかのような、そんな状態になり、今にもそれが到達してしまいそうで怖い。
「ふふふふふふふ―――! さあ、イってください!」
「我慢しないで、声も出していいから! 素直に!」
「あっ、あぁぁっ……い、イクイクイクッ―――! イっちゃうぅ――っ! ゃ……あああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ―――!」
ぷしゃぁ!
と、秘所から何か温かい液体が噴き出す。
「わわっ」
「あら」
体はびくんっ! と大きく反り、今まで溜まりに溜まっていた快楽が一気に襲い掛かってきたような感じで……正直、意識が飛びかけた。
その上、エロゲのヒロインのようなイキ方になってしまった。
「はぁーっ……はぁーっ……とまら、ないよぉっ……」
あそこから出てくる液体は、止まる気配がない。
まるで、お漏らしをしてしまったみたいで、とても恥ずかしい……。
ようやく止まったところで、二人が少しだけ驚いた表情を浮かべつつも、どこか恍惚とした表情を浮かべながら話しかけてくる。
「まさか、潮を噴いちゃうなんて。よっぽどだったのね」
「ですね。……それで、まひろちゃん、大丈夫ですか?」
「うご、けない、よぉ……」
変に快楽を留められていたり、二度目の絶頂だったりしたからか、イった後の儂の体はぷるぷると震えるだけで、ほとんど動くことができなかった。
これが、女の絶頂……。
男の時とは違って、かなり長く絶頂の余韻が続いている。
体が熱い……。
「まあ、派手にイったし、腰砕けになっても不思議じゃないか」
「それもそうですね。……では、続きはまひろちゃんがもう少し回復してから、ということで」
にっこりと、いつもの様子でそう言い放った。
それは、儂にとって絶望でしかないようなセリフ。
「……つ、つづ、き……?」
朦朧とする意識であっても、その言葉は耳に入る。
再び先ほどと同じような、もしくはそれ以上の絶頂を体験させられようものなら……儂は……
「そ、続き。まひろが快復したらやるからね」
「さっきよりも激しく行きますから、覚悟してくださいね!」
そんな二人の発言を聞いて、儂は……
「……ゃ、優しく、して……?」
潤んだ瞳でそう言葉を発し、それを聞いた二人は、ニマァとドSな笑みを浮かべて、頷くのだった……。
その後、途中夕食休憩を挟んだものの、二人は終始儂を攻め続け、結果的に……十回以上イかされた。
初めましての方は初めまして、本編を読んでくださっている方はどうも、九十九一です。
この物語は、あらすじに書いてある通り、私が現在執筆している小説のエロシーンのみを書いたものになります。
内容については、完全にあっちを読んでいる前提で書いているので、思いっきりあれの読者用です。
正直、エロシーンは初めて書きましたので、とてつもなく下手です。戦闘描写よりも苦手ですね(この小説にそんな物騒なもんはないけど)。
なので、暖かい目で見守ってくださると幸いです。
投稿頻度はかなり遅いと思います。何せ、あっちもそこまで話数が出ているわけでもないですし、さらに言えばエロシーン二繋がるような回が少ないので。いやまあ、別に書いてもいいんですけどね、ないところでも。
とまあ、そんなわけです。向こうの本編が優先となりますので、それでもよければ読んでいただければ幸いです。アブノーマルだけど。
では。