1/9(日)開催「Comic City 大阪 121」のイベント頒布に先駆けて、妖精騎士トリスタンとの物語を公開いたします。
※モルガン、妖精騎士ランスロットの物語については公開予定はございません。
表紙及び挿絵イラストはいずみけい先生(TwitterID:@izumikei001)に描いて頂きました。
【挿絵表示】
1/9(日)開催「Comic City 大阪 121」のイベント頒布に先駆けて、妖精騎士トリスタンとの物語を公開いたします。
※モルガン、妖精騎士ランスロットの物語については公開予定はございません。
「おい」
………。
「おい、目を覚ませっての」
……………。
「いい加減起きてね、私のマスター」
少しばかりの優しさと、激しい怒りを内包した声が、耳に響く。
そして次の瞬間、俺は彼女によって叩き起こされる。
可憐な幼馴染が上に跨り悪戯行為に走るような、生温いものでは無い。
それは余りにも激しい『痛み』だ。
俺はその衝撃で、ベッドから転げ落ちた。
見開いた目は白黒している。
自分が今どういう状況か、判断するのに三十秒を要した。
まず、自分は見たことのない場所にいる。
多種多様なヒールがショーケースに飾られた、ダークな雰囲気のワンルーム。
ここは、カルデアの一室のように見えて、そうでもない気がする。
そして、今の自分の状況。
俺はどういう訳か、生まれたままの姿をしていた。マスター礼装は全て部屋の隅に捨て置かれている。
そして先程の激痛は、下半身から来るものだった。
陰部が赤く腫れている。外部からの攻撃によるものだ。
最後に、目の前に立つ不機嫌そうな少女。
赤く血のような色の髪に、尖った目と耳、この部屋の持ち主であることは容易に想像できる。
彼女は靴をこよなく愛しているように見えた。このワンルームで最も彼女に似合う靴を、いま現在着用している。手入れを欠かしていないことは素人目に見ても判断出来た。
ただ俺は、彼女の名を思い出すのに時間がかかった。頭に靄がかかったようで、上手く機能していない。
「妖精騎士トリスタン」
俺がその名を口にすると、彼女は益々不機嫌になる。
床に裸で座っている俺へ向けて、ずんずん歩み寄ってきた。
俺は動物的な本能で思わず後退してしまった。
「お前、寝ぼけているの?今更アタシをその名で呼ばないでよ」
どうやら円卓の騎士の名は、お気に召さないらしい。
彼女は俺の髪を鷲づかみ、目前まで引っ張った。千切れそうな痛みに歯を食いしばる他ない。
「バーヴァンシー、私の名前」
「バー……ヴァンシー」
「眠気は吹き飛んだか?」
「あぁ、ごめんね、頭がぼーっとしていたみたいだ」
第六の異聞帯を攻略した後、カルデアで再び出会った少女。
敵として相まみえたときは、その残虐性に怒りを抱くこともあった。
だが本当の彼女を知り、仲良くなろうと決めたのだ。
そしていつしか彼女は、俺を一人のマスターとして認めてくれた。
今は、俺にとって大切な、友達だと、言えるだろう。
「ここは君の部屋だよね、……どうして俺は素っ裸なんだろうか?」
俺は至極当然の疑問を口にする。
だが彼女は答えない。にやりと口角を上げるのみだ。
正直に言うと、少し寒い。彼女の部屋はひんやりとしていた。
「マスター、私を散々微小特異点やシミュレーターへ連れ回した感想はどうだ?」
「え、いきなり、何?」
「アタシは、アンタにとって、使えるサーヴァントかどうか、それを聞いているんだよ」
「そんなの、決まっているじゃないか、当たり前だよ、何度も君に助けられてきたんだから」
「そうか」
俺は自分が本当に感じていることを、そのまま口にする。
事実、ハロウィンやクリスマス、様々なことで問題が起きた際も、彼女は俺の傍で戦ってくれた。
楽しいときは笑い合い、俺が苦しいときは若干小馬鹿にされながら。
「何か変だよ、バーヴァンシー」
「変なのは今のお前の格好だよバーカ!」
「いや、確かに、ぐうの音も出ない!何で俺は裸なのだろうか!?」
彼女は目に涙を浮かべながら、ひとしきり笑った。そしてその後、何かを決意した表情に変わる。
俺の身体をそのか細い腕でなんなく持ち上げると、彼女のベッドに叩きつけた。
俺はふかふかのベッドで、再び寝転がることになる。
「え、ちょっ……!」
俺が言葉を発する前に、彼女は糸を操り、俺の腕を縛り上げる。加えて、口も封じられた。
慌てる俺を妖艶な眼で見下しながら、彼女は俺の陰部に手を伸ばした。
「っっっ!」
彼女の尖ったネイルが、股間の血管をつんつんと押し込まれる。血が溢れ出すことの無いよう、細心の注意を払って。
そして彼女の指は棒の先端へ移動する。指で何度も弾かれ、次第に熱を持ち始める。
冷えた空気に晒され元気を無くしていたモノが、酷く膨張する。
「っ!(バーヴァンシー、何をしているの!?)」
想定外の展開に動揺を隠し切れない。
だが声を出すことは叶わず、彼女の行為をそのまま受け入れるしか無かった。
「助けは来ねーよ、お前はアタシのおもちゃだ」
俺は助けを求めていた訳じゃない。
ただ、彼女の真意を知りたかった。
恥ずかしい話、俺には性交どころか、恋愛の経験がない。
今まで清姫にベッドへ侵入されたり、戦闘中のアクシデントでマシュとくっ付いてしまうことはあった。
だがこういった類の悪戯は初めてだ。
「っ!(やめてくれ、バーヴァンシー)」
俺は首をふるふると振り、拒否を示す。
彼女を嫌っている訳では無い。これ以上弄ばれては、引き返せない所まで行ってしまう。
俺は彼女と良好な関係を築いてきたと思っている。
もし俺が情けない姿を見せてしまったら、彼女を失望させてしまうかもしれない。
だが彼女がその華奢な手を止めることは無かった。
バーヴァンシーはペニスをその右手で優しく握りしめると、上下にしごき始める。
それはどこかぎこちない動きではあるが、普段の自慰行為とは比べ物にならない快感が生み出される。
一切セーブされることの無い、永続的な刺激。
俺の鼻呼吸が荒くなっていることに気付き、彼女は嬉しそうな表情を浮かべた。
「情けねぇ顔だな、マシュが見たらお前のことキモチワルイって思うだろうぜ」
「……っ」
マシュの名を出され、俺の股間は萎えるどころか更に熱を持った。
彼女が俺を冷たい眼差しで見つめる、そんな想像により心拍数が増していく。
「おいおい、マスター、もしかして愛する後輩に失望されているビジョンで、エクスタシー感じちゃった?」
「…………」
「とんだマゾヒストだな、最低」
その通りだ。
俺は今も、バーヴァンシーに小馬鹿にされ、少しだけ興奮してしまった。
そしてそこに激しさを増す手扱きが加わる。
睾丸がぎゅっと締まるような感覚に陥った。
「ほら、イっちゃえ」
「っっっ…………!」
ビュウと音を立てて、精液が飛び散った。
ここ数週間忙しさ故に溜め込んでいたモノが弾ける。
勢いよく飛んだ白濁液が、バーヴァンシーの手をすり抜けて、顔や洋服にかかった。
彼女は目を丸くして、ドクドクと脈打つ俺のペニスを眺めていた。
そして俺は彼女の糸から解放される。
両腕は痺れて暫く動かすことが出来なかった。
放心状態の彼女へ、何と言葉をかければ良いだろうか。
「ごめん、バーヴァンシー」
俺の口から零れ出たのは、謝罪だった。
彼女のお気に入りの美麗な洋服を、汚いもので汚してしまったのだ。
望んでいたことでは無かったとはいえ、これは自分の責任だと思った。
「何でてめぇが謝ってんだよ……」
「えっと、だって、君の大切な服が……」
「魔力で編み上げられたものだ、気にしなくてもいい」
そう言われてもな。
俺は頭を掻きながら、どうすべきか考えた。
雑魚だなんだと馬鹿にされ、嘲笑われると確信していたが、反応はむしろ真逆だった。
ここまでしおらしい姿を見たのは初めてかもしれない。
そうなると、罪悪感の方が増してくるわけで。
「バーヴァンシー、あのさ……」
「言わなくていい、悪戯が過ぎた、……アタシが悪かったかもしれない、とっととそこのダセェ服着て、出て行ってくれ」
「…………」
そのとき、彼女は何故だろうか、少し寂しげな表情をしていた。
どうしてだろうか。高慢で、残虐的な彼女が、か弱い少女のように思えたのだ。
「バーヴァンシー」
「……何だよ」
「まだ、出し足りない」
俯いていた彼女は、俺の言葉に驚き、顔を上げた。
そして彼女はUMAでも見たかのような、素っ頓狂な声を上げる。
そう、座り込んだ彼女の目前、俺のペニスは天高く勃起していたのだ。
「は?」
俺はゆっくりと彼女へ歩み寄る。
その度に、垂れさがった睾丸がぷらぷらと前後へ揺れた。
脈打つ股間は彼女の白い顔へ向けて、真っ直ぐに突き進む。
「ちょっと待て、お前、さっきしこたま出しただろ!」
「バーヴァンシー、人類最後のマスターの性欲を舐めないで欲しい、今の今までどれだけ我慢してきたか、どれだけの誘惑を断ち切ってきたか、もう無理だ、責任を取ってもらう」
「せ……せきにん?」
「そのヒールで、踏んで欲しい!」
彼女は頭にクエスチョンマークを三つ浮かべていた。
当然だ。俺が危険な性癖の持ち主だと本当には思わなかっただろう。
正直なところ、俺はマゾヒストでもサディストでも無い。
どちらの気質も持っていると言えば、持っている。だがそれは恐らくごくごく一般的なものである筈だ。
俺が奇天烈な発言をしたのには理由がある。
まず一つは、単純な興味。
そしてもう一つは、彼女には妖艶な笑みが似合っていると思ったからだ。
理由は分からないが、もし悲しみを帯びた表情をしていたならば、マスターである俺が、一番に気付いてあげたい。
俺に出来ることは少ないけれど、バーヴァンシーには笑顔でいて欲しかった。
「君のそのヒールで、俺のチンポを、踏んで欲しい」
「ちん…っっ」
「おちんぽを踏んで欲しい」
「『お』をつけるな馬鹿!」
バーヴァンシーはやれやれといった顔になる。
俺は再び、自らの意思で、ベッドへダイブすると、大の字に寝転がった。
膨張した股間だけが、Y軸方向へ伸びている。
「マスターって、本当に、変態?」
「そのドン引きした表情も良い!さぁ、早く、カモン!」
「ヒールをコレクションしている私にペニスを踏ませるなんて、本当に最低」
彼女は恐る恐るといった様子で、その右足を下ろしていく。
まずは俺の腹部をヒールの先でなぞった。
少しこそばゆい感覚に陥るが、それは普段トレーニングで筋肉をつけているからだと思う。
だが陰部は違う。鍛茎術など心得ている訳でも無く、文字通りの弱点だ。
彼女は再び足を上げると、ゆっくりとペニスへ下ろした。
「っ……ああぁ!」
「ごめ……痛かった!?」
「いや、大丈夫!続けて!」
本気で心配するバーヴァンシーが、凄く愛おしく感じられる。
きっと本来の彼女は、心優しい女の子なのだろう。
それはさておき、初めてヒールで踏まれた感想は、と言うと。
—結構、痛い
想定していた二倍くらいは痛い。
もし彼女が本気で踏んでいたならば、間違いなく絶命していた。
先程の手扱きが甘露ならば、これはデスソースの類だろう。
兎に角、このプレイは相手の技量が全てである。バーヴァンシーの足さばきに期待する外ない。
「アンタのちん……ペニス、どんどん大きくなっているけれど」
「え、うそ?」
俺はどうやら認識を変えねばならないようだ。
俺はマゾヒストかもしれない。靴に踏まれて喜ぶのは間違いなくそっちの人だ。
バーヴァンシーは初めてとは思えない、巧みな足使いで、ペニスと睾丸を刺激する。
最初は痛みと快感が九対一の割合だった俺も、今は快感が六くらいまで上昇。
あと何か一つ要素が加われば、忽ち放出されるだろう。
「なんか、無言でされるのも変だから、言葉攻めとかして欲しい」
「言葉攻め?」
「ほら、いつもの感じで」
「いつもって、『死ね』とか『クズ』とか?」
「いや、ちょっとそれだと辛辣だから、もうちょっと、なにか……」
俺は彼女に難題を押し付ける。
彼女は暫く考えた後、その足にほんの少しばかり力を加えた。
「雑魚ち……雑魚チンポ」
少し顔を赤らめながら、その言葉を口にする。
偶然にも、俺が求めていた言葉でもあった。
「最低!人類最低のマスター!ヒールで踏まれてイっちゃうド変態!すぐに出しちゃう雑魚チンポ!」
彼女の口から発せられる言の葉は、凡そ俺が想像していたモノ。
そこに彼女の羞恥の感情が上乗せされ、俺のボルテージはぐんぐんと伸び上がる。
先走り液がくちゅくちゅといやらしい音を立てていた。
「ほら、情けなく、イけ、イっちまえ」
「くっ……」
彼女の足が力強くペニスを踏みにじる。
その瞬間、俺は痛みと共に激しい絶頂に襲われた。
「イク」
怒張したペニスから大量の精液が放出された。
先程の手扱きとそう変わらない量に、俺も、バーヴァンシーも驚きを隠せない。
自らを慰めるときとは比べ物にならない。
それだけ、バーヴァンシーに魅了されているという事だろうか。
「やば……マスター、きっも」
「俺自身も少しそう思う。」
バーヴァンシーのお気に入りの靴は確かに赤色をしていた筈だ。
だが今は、白濁した液に塗れ、その鮮やかさを失っている。
彼女は眉をしかめる。当然の反応であろう。
だが、これで俺も流石に空っぽになった。
襲い来る賢者の時間に、自分がやってしまったことの重大性を再認識する。
初めての、女の子とのエッチな遊びが、まさかの足扱きだとは。
これを他の英霊に知られては、信頼が崩れかねない。
一先ず黒髭辺りに今後の身の振り方を聞いておくべきか。
俺は様々な思考を巡らせながら、部屋に置かれたティッシュで、簡易的な掃除を済ませた。
バーヴァンシーは顰め面だ。何をどうフォローすればいいのか分からない。
「お前、他のサーヴァントにもこんなことをさせてるのか?」
「そんな訳ない、バーヴァンシーだけだよ、俺まだ童貞だし」
「世界中の女英霊がよりどりみどりな、この環境でか?」
「うん、エッチなことを妄想することはあっても、俺の股間に触ったのは、君が初めてだ」
「そうか、私が初めて……」
俺はカルデア制服に袖を通す。
ズボンを履いた所で、バーヴァンシーから『待った』が入った。
「待て、お前、なに一人満足して逃げようとしているんだよ」
「え、だって、俺もう空っぽ」
「許さないわよ、私をこんな気持ち悪い感情にさせたまま逃亡しようなんて」
バーヴァンシーは俺をベッドへ突き飛ばすと、その上に跨った。
そしてあっという間に服を脱ぎ捨て、生まれたままの姿になる。
「バーヴァンシー……」
「ヤるぞ、最後までな」
彼女は両手で俺の頬を押さえつけると、覆い被さるように唇を重ねた。
八重歯か、牙か、こつこつと当たりながらも、舌を執拗に絡ませてくる。
彼女の唾液が流し込まれ、えずく瞬間もあったが、俺たちは互いに互いを貪り合った。
俺は途中、体勢を変え、逆に彼女をベッドへ寝かせた。
そして服の上からは分かり辛かった、彼女の豊満な胸に顔を埋める。
深く深く呼吸をして、彼女の香りを堪能する。優しい香水の匂いがした。
更に俺は、乳房を両手でしっかりと揉みしだく。
アクシデントで他の英霊の胸を掴んでしまったことがあった。その際は罪悪感に苛まれたが、今は堂々と触ることが出来る。
「アタシのおっぱい、そんな好きかよ」
「大きくて柔らかくて、超好き」
俺は胸を前後左右に、まるでおもちゃのように扱いながら、中央のピンクの突起に舌を伸ばした。
その先端の小さな穴を舌先でほじくるように舐めながら、彼女の顔を眺めてみる。
「ん……」
バーヴァンシーは目を伏せ、その行為を受け入れていた。
調子に乗った俺は、乳首をちゅうちゅうと吸い始める。味はしないが、彼女の息は荒くなる。
その反応を楽しみながら、俺は時折、その突起を甘噛みするなどした。
「ヤバい、待って、マスター、何か熱い」
「興奮しているの、バーヴァンシー?」
「それもあるけど、胸が苦しい感じで……何か……」
俺は彼女のどこか震えた声に、悪戯心が湧いてしまう。
彼女の胸をより力を込めて揉みながら、再び乳首を舐め転がした。
「ダメ……だからっ……出るっ……!」
そして次の瞬間。
彼女の胸の先端から、白い液体が飛び散った。
それを顔全体に浴びながら、俺はそれを舌で舐め取る。
それは少し薄められた、練乳のようだった。
「バーヴァンシー、これ……」
「ダメって言ったのに……見ないでよ」
「母乳だよね……」
サーヴァントから母乳が出るというのは聞いたことが無い。
彼女らは魔力の塊のような存在、そもそも子を為すことは出来ない筈だ。
ならば、これは彼女の体質なのかもしれない。
俺は暫し考え込んだが、再び両手をフルに使って、彼女の乳房を嬲った。
止めどなく溢れ出るミルク、それを無我夢中で吸い立てる。
「待ってってば、マスター、やめろよ」
「バーヴァンシー、好きだ、ミルクが漏れ出す君も、大好きだ」
「最低!本当にクズ!死ねよクズ!」
彼女は涙目になりながら抗議するが、一切聞く耳を持たない。
俺は彼女の喚声を尻目に、彼女の下腹部に手を伸ばした。
にちゃぁと音を立てるそれは、既にびしょ濡れだった。
慣れない手つきで、彼女の性器に指を這わせる。
思いのほか直ぐに、その穴は見つけられた。
「くっ……」
俺は右手の人差し指を、慎重に突き入れる。
すると、待っていましたと言わんばかりに、俺の指は歓迎を受けた。
ぬるぬると熱いヒダが指へ絡みつく。擦るたびに、離さないようにと纏わり付いてきた。
「ん…………くっ………」
中指も入れ、二本で動かす。
徐々にスピードを加速。慣れていないので指が攣りそうになる。
だが彼女の顔を見れば、辞めることは出来ない。無限に擦り続けられる自信があった。
「くふ…………んん……」
漏れ出す吐息に、俺の股間は激しくいきり立つ。
叶うならば、早く挿入てしまいたい。指ですら気持ちいいのだから、己のイチモツならば、どれ程の快楽が得られるだろう。
そんな俺の願いを、彼女は都合よくも察してくれていた。
「いいよ、立香」
このとき、俺の目は血走っていたと思う。
俺は鼻息荒く、彼女の股を大きく開かせた。
そして一度冷静になる。本当に、このままシてしまってもいいのだろうかと。
何か大切なものを裏切ってはいないだろうか。そんな違和感。
バーヴァンシーは静止した俺に対し、不思議そうな表情を浮かべる。
「どうしたの?」
「あ、えっと、いや、その」
俺はしどろもどろになる。
まさかここまで来て、辞めるという選択肢は無い。
だから俺は必死に嘘をついた。
「いや、ゴムとか、無いかな~と思って」
「は?サーヴァントだから要らないでしょ」
「あぁ、まぁ、そうだけど」
「ナマで中に出し放題だぜ。さぁ、キモチいいこと、しましょ?」
俺はナマという単語に自我を奪われたようだ。
気付けば、彼女の性器に、己の息子を挿入していた。
奥までぴったりと貼りつき、全体を温かく包んでくれている。
「やばい、バーヴァンシーの中、気持ち良すぎる」
「ふふ、良かった」
彼女の優しげな顔に母性を感じた俺は、夢中で腰を振り始めた。
これが正しいセックスなのかは分からない。
彼女を気持ち良く出来ているか、それだけが心配だ。
「んっ…………あっ…………くっ……」
「バーヴァンシー、気持ちいい?」
「いちいち聞いてくんな馬鹿」
「好きだよ、俺は君のことが好きだ、愛している」
「……っ……アタシもだよバーカ」
俺はへこへこと腰を叩き付けながら、彼女とキスをする。
甘い味が何となくするのは、先程母乳を吸ったからだろうか。
俺は彼女の乳をハンドルのように掴み、更に中の母乳を絞り出した。
「痛いってば、マスター」
「でも君は、痛いのも好きだよね」
「……好き」
「俺も、バーヴァンシーに痛いことされるのは好きだ」
彼女の中がきゅうきゅうとペニスを締め上げる。
肉ヒダがカリ首へ何度も引っ掛かり、その度に気持ちよさがプラスされていく。
彼女の性器から漏れ出た液体が両者の下腹部を濡らし、小気味の良い音を奏でていた。
彼女も感じてくれていることに、俺は益々嬉しくなる。
「ねぇ、ちょっと」
「ん?何?」
「アタシ、もうちょっとでイキそうっ……だから、また耳元で『好き』って言って欲しい」
「分かった」
俺は更に加速しながら、彼女の耳元に口を近付ける。
そっと耳に軽いキスをしたのち、彼女への想いを言葉に乗せた。
「好きだよ、バーヴァンシー」
「もっと」
「愛している」
「もっと」
「君は俺だけのものだ、誰にも渡さない」
「うん、お願い」
「俺はキミだけのものだ。キミだけが大好きなんだ」
彼女は目を細めた。
俺の知らない彼女は、独占欲の強い娘なのだろうか。
縋りついた足は俺の腰を離さない。中に出してしまうまで、終わらない。
大丈夫だよな……?サーヴァントは妊娠しないから、出してしまっても。
「ダメ、イク!立香!好き!アタシも立香の事が好き!」
そして彼女は何度も痙攣を繰り返した。
彼女が絶頂を迎えたことにより、膣内が急にペニスを締め上げ、拘束する。
「やばい、バーヴァンシー」
「中出して!中に全部!」
もう止められない。
外に放出することは叶わない。
三度目とはいえ、これほどの快感ならば、同じ量が出てしまうだろう。
「立香の子ども産むから!アタシ妊娠するから!いっぱい出してぇぇぇえええ!」
「駄目だ!出る!」
激しい脈動。
どびゅるるると音を立てて、その精が吐き出される。
膣内に出されたそれは、収まり切らずに体外へ垂れ出た。
激しい膨張と収縮を繰り返し、ようやく精液の放出は止まった。
彼女の膣内は、俺の精液をまるで飲み干しているかのように揺れ動く。
「はぁ……はぁ……」
「何だ?もうリタイアか?」
「流石に三回連続で出したから、もう無理」
「なら膝枕してやるよ、仕方ねぇやつだ」
俺は彼女の温かい膝に頭を乗せる。
息を切らしていたが、徐々に心拍数は元へ戻っていく。
バーヴァンシーは流石、サーヴァントだ、あれだけ激しく動いたのに、もう余裕そうな表情だ。
彼女は愛おしそうに、俺の頭を撫でた。
少しくすぐったかったが、それも良い。
俺は急激な睡魔に襲われ、そのままゆっくりと眠りについた。