※この作品はR-18です。

男娼少年イヴ -亜人っ娘だらけの異世界で穢され嫐られ毎日-   作:ノーティー・ナイト・ザ・リーアム・クラブ

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ララに初めてを捧げてメチャクチャされた

「……ッ!?!?」

 

 変貌を遂げたララの姿を前に、イヴニンスは衝撃から目を丸くする。

 

 剥き出しの咬筋(こうきん)が下がった顎部を繋ぎ、喉奥まで見えるほど限界まで開かれた口内からハサミのような大顎が飛び出した。オマケに白眼は黒くなり、彼女の全体的な挙動も虫のようにカクカクとして……これを初めて見て動揺しない人間はいない。

 

 

 

 

「はっ♡ はっ♡ はっ♡」

 

 浅い呼吸を繰り返しながら、ララはその悍ましく変わった顔を近付ける。

 

 

「あ〜〜……♡」

 

 大顎を左右に、顎部を下へ開き、イヴニンスの顔を軽く挟むようにする。

 すると彼の下顎はぱくりと、ララの口腔に入り込んでしまった。

 

 

「なに……んっ!?」

 

 途端、唇をねとりと、舐め上げられた。

 イヴニンスからは良く見えないが、蟲娘の舌は非常に長い。

 その長い舌が大顎で固定し、一切顔を動かせない彼の口を蹂躙する。

 

 

「じゅるっ……♡」

 

「んん……!」

 

「れろっ♡」

 

「わっ……!?」

 

 その内口周りのみならず、長い舌を更に伸ばして他の部位まで舐めた。

 鼻、頬、顎、すっかり彼女の唾液でべとべとだ。

 

 

「じゅるるる……甘いよぉ……イヴくぅん……♡」

 

 不思議な事にこれだけ口が開かれていると言うのに、きちんと意味のある言葉で発音されていた。

 

 ただやはり口を使う発音とは違うのか、その声はまるで洞窟の奥から呼びかけられたような遠いもの。

 確かに声は喉の奥の奥からこだましているようにも聞こえた。

 

 

 どんな原理と構造なのだろうかと思わず考えてしまうイヴニンス。

 すぐにそんな余裕はなくなるのだが。

 

 

「へっ♡ へっ♡……イヴくぅうん♡ クチ、開いてぇえ……♡」

 

 とろんと蕩けたララの目が、イヴニンスの視界を覆っている。

 瞳は燃えているように爛々としていて、理性なんて全く感じられない。

 

 

「……ねぇねぇえぇ♡ キスしよぉおお♡」

 

 早く入りたいと言わんばかりに、ララの舌がイヴニンスの唇と唇の隙間に捩じ込まれた。

 だが口内へは入れず、閉まったままの歯に塞がれている。

 

 

「早くぅぅう♡ 口開けてぇえ♡」

 

(……口丸ごと食べられてるけど、蟲人にとってどこからがキスなんだよ……)

 

 そう思いながらもイヴニンスはギュッ目を瞑り、覚悟を決めて自ら口を開いた。

 

 

 ララの身体が歓喜に震え、即座に舌が口内へ勢い良く入り込む。

 

 

「んん……っ……んぉ……っ……!?」

 

 ララの触手のような舌が、イヴニンスの桜色の舌を捕らえた。

 

 

「ぉ……う……っ……!?!?」

 

 思わずあがるイヴニンスの呻き声。

 彼女の舌がまるで、獲物を締め上げる蛇のように、自身の舌へ巻き付いたからだ。

 

 

「んーっ!? んん……んんっ!?」

 

 瞑った目が開かれ、チカチカと瞬いた。

 ララの舌は巻き付いたままズルズルと動き、イヴニンスの舌全てを愛撫する。

 

 

「はふっ♡ ぢゅるる……♡」

 

「んんんーーっ!?!?」

 

 得た事のない新しい感触と刺激。

 この感覚に耐え切れず、イヴニンスは思わず暴れてしまう。

 

 だがガッチリと手足は拘束されている上、ララとイヴニンスは今身体を隙間なく密着させている。

 決して動く事は、それこそ身体を弓なりにして逃げる事も出来なかった。

 

 

「じゅるるるるる……♡」

 

「ん……っ!?」

 

 搾り取らんと、或いは舌に滴る唾液さえ絡め取らんと、ララの舌は縋るように強く巻き付く。

 そして巻き付いたまま、ゆったりと引いて行く。

 

 

「んんーーっ!? んむーーっ!?」

 

 勿論、イヴニンスには堪ったものではない。

 擽るような小さな快感が、連続して絶え間なく与えられ、それは脳を痺れさせるほどの大きなものへと成り上がる。

 

 

 

 ララの舌は更に引いて、イヴニンスの舌の中ほどまで、そして先端まで行く。

 

 

「……ちゃるっ♡」

 

「んぁお……っ……♡!」

 

 つぷりと、とうとう二つの舌は離れた。

 ビクビクと痙攣するイヴニンスの舌と、名残惜しそうに先をちろちろ揺蕩わせながら離れるララの舌。

 

 

 大顎と下顎が開き、固定されていたイヴニンスの頭部が解放された。

 

 

「はぁ……♡……はあ……♡」

 

「ふっ……う……っ!……ぁう……」

 

 離れた目の当たりにしたイヴニンスの表情は、ララの情欲を激しく揺さぶる。

 顔はララの唾液で照り、口はだらしなく開き、紅潮した顔は蕩けていながらも、目だけはキッと恨みがましそう。

 

 

「あぁ……♡ 凄くぅ……メチャクチャそそる顔してるよぉお……♡」

 

「ぐうっ……! い、いきなり、やり過ぎ……! ぁっ……」

 

 余韻がまだ残っているようで、イヴニンスは何度もびくりびくりと、身体を震わせた。

 そしてどうやら相当感じてしまい、軽く達したようだ。内股でモジモジとしている。

 

 

「は……ぁ、ぅ……んっ……」

 

 何ともいじらしく、可愛らしい姿。

 もはやララは我慢の限界だ。

 

 

 

 

 

「ぁあぁああぁ……♡ もう無理ぃいぃいい♡」

 

 蟲手の爪がイヴニンスの来ているシャツの、ボタンとボタンの隙間に差し込まれる。

 何をしているんだと聞く前にララはそれを思いっきり引き、ボタンを弾き切るほど強引に彼からシャツを剥ぐ。

 

 

「んなぁっ!?」

 

 薄い胸板、つんと主張する乳首、仕切りに上下するお腹が露わにされる。

 

 

「んえ……!? 何やってんだ!?」

 

 顔を真っ赤にしながら抗議するイヴニンスだが、ララは聞いていない。

 身体を起こした彼女は自身の服を、ヒト手で鷲掴みにする。

 

 

 そしてそのまま、「上品に脱ぐのはまどろっこしい」と言わんばかりに、着用していたケープと服と、スカートさえも引き破った。

 布が断絶する音が鳴り、その下からは彼女の裸体も露わとなる。

 

 

 

 日頃の多忙から、痩せているようにも見えた。

 だが飛び出したララの双丘は着衣時よりも大きく、イヴニンスの顔ほどもあった。

 

 下乳から臍までの線は嫋やかに、きゅっと括れた腰まで流れる。

 興奮から赤み差した皮膚に、引き締まった腹部とヒト腕、彼女の身体は見惚れるほどに美しい。

 

 対して鼠蹊部より下は全て、甲殻で成り立った蟲らしい脚となっている。

 そして両鼠蹊部の間にあった、じゅくりと、濡れそぼった彼女の秘所。

 

 

「……っ!?!?」

 

 服を破られた事に文句を言ってやろうとしたイヴニンスの口が、ぱくぱくと開閉される。

 今まで見た事がなかった異性の裸体──異形の存在でも関係ない、歴とした美しい女体が、イヴニンスの前で晒される。

 

 生物としての(さが)故か、少なからずイヴニンスはそのララの裸に興奮を覚えていた。

 

 

 

 

「……あはぁあ♡」

 

 ララの目が細まり、視線がイヴニンスの下半身へ向く。

 まだズボンが残っている、彼の下半部へ。

 

 

「はっ♡ はっ♡ はっ♡」

 

「っ!? あ、や、待って……!」

 

 ぎらりと限界まで見開かれたララの瞳。イヴニンスの制止など聞く耳持っていない様子だ。

 ズボンは、その下に履いていたドロワーズ諸共引き摺り降ろされる。

 

 

「うわっ!?」

 

 剥ぎ取った彼のズボンとドロワーズをポイっと捨ててから、一度ララは身体を起こし、生まれたままの姿となったイヴニンスを俯瞰した。

 

 

 

「ふぅーっ……♡」

 

「うっ……! うぅ……!」

 

 シーツの上に腕を投げ出し、潤んだ瞳と紅潮した顔を恥ずかしそうに背けていた。

 

 柔らかにして、きめ細やかな白肌。

 薄い胸板にはつんと立った乳首。

 筋が微かに浮き出た、可愛らしい臍がぽつりとあるお腹。

 

 内股にし、太腿で必死に隠そうとするいじらしさ。

 そしてその努力虚しく、ララを求めるように強く屹立するペニス。

 

 

「ふぅーッ♡ ふぅーッ……♡♡」

 

「……そ、そんな見るなってぇ……」

 

 理性が吹き飛んだ今のララにとって、恥じらいながらも身体を開く彼のその姿は、誘っているようにしか思えなかった。

 

 

「はぁーーっ♡ ハァーーっ♡」

 

 極上の獲物を前にララの口内からだらだらと涎が、イヴニンスの胸や腹に落ちる。

 生暖かくぬめった感触に身体を震わしながら、イヴニンスは口元を隠しつつララの方を向く。

 

 

「……っ……!」

 

 カクカクと、関節を蟲のように動かす姿があった。

 ララの四本の手、垂れて揺れた乳房と触覚、見開かれた目と鈍く光る紅色の瞳、カチカチ打ち鳴らされる大顎。

 全てがイヴニンスに向けられ、今にも飛び付きそうだ。

 

 

「あっ……!」

 

 ララの秘部からとろりと垂れた粘っこい愛液が、真下にあったペニスに落ちた。

 不意打ちの快感に思わず喘ぐイヴニンス。

 

 

 

 

 その喘ぎ声が合図だ。

 

 

「……ごちそうぉだぁあ♡」

 

 向けられていた全てが、イヴニンスに飛び付いた。

 

 

「うっ……!?」

 

 ヒト腕が背中へ、蟲腕が腰とお尻へ回され、彼を抱き上げた。

 彼女の豊満な乳房がイヴニンスの胸に押し付けられ、大きく歪み潰れる。

 

 そして甘噛みのように、大顎が首を軽く挟む。

 途端、イヴニンスの身体が一際大きく跳ねた。

 

 

「んあっ……♡!?」

 

 ペニスの亀頭が、ララの秘穴の入口にチュっと触れた。

 

 

 

 

(なに……これ……?)

 

 何の感触なのか。

 

 それに気付く前に、ララは蟲腕で、思いっきりイヴニンスの腰とお尻を押した。

 

 

 

 

 

 

「え────」

 

 ペニスの先を、膣口が食む。

 そのまま一気に、根元まで。

 

 

 

 

「──────」

 

 ぎゅうっと、ペニスの全てを、数多の粒で圧迫されているかのような感触。

 

 湿って濡れて、なのに蕩けるほど熱い感触。

 

 亀頭の先に当たるこりっとした、柔いのに硬い感触。

 

 

「────あ──」

 

 何が起きたのかを理解出来ないまま、混乱したまま、無情にも身体は快感を享受する。

 

 

 

 

 

 

「ああああ"あ"あ"ーーっっっっ♡♡♡♡!?!?」

 

 手で扱かれるのとは違う、余りにも強い締め付け。

 ララの膣内は、ペニスを食い千切らんとせんばかりに狭まり、暴力的な快感をイヴニンスに叩き付ける。

 

 

「ぉ……ふぅ……っ♡……あ……ぁあ〜〜♡ 奥まで来たぁああ♡」

 

 対するララも、脳を痺れさせるような快感に溺れていた。

 口を開いて涎を垂らし、目をギョロギョロ動かしながら恍惚とした表情を見せる。

 

 

「はっ……かッ……はぁ……へっ……ぇ……ッ……!?!?」

 

 過呼吸気味に、掠れた笛のような呼吸を繰り返すイヴニンス。

 口をはくはくと動かし、訳の分からない快楽への恐怖故か、涙が止まらない。

 

 

 

 ララはイヴニンスを思いっ切り抱き締めた。

 びくりびくりと痙攣じみた震えを見せる彼の耳元で、火傷するほど熱っぽい声で囁いた。

 

 

「はぁあ……♡ 食べちゃったぁあ……♡ イヴくんの気持ち良いよぉお……♡」

 

「……ひ……っ……ぃ……っ♡……!?」

 

「凄いよぉおぉ……♡ 仕事も不安も……全部どーでも良くなっちゃうぅ……♡」

 

 ララの膣肉はイヴニンスのペニスを飲み込まんと、引っ張り込むように収縮と弛緩を繰り返す。

 挿入してから一切動いていないのに、ずっと緩やかに扱かれているような快感が続く。

 

 

 

 

「む……無理ぃい……い"っ♡♡!?」

 

 耐え切れずイヴニンスは、吐精してしまった。

 

 

「ぉ……っ……♡ ぉぉ……♡」

 

 びゅくりと出された精液が、鈴口に吸い付いた子宮口の穴から子宮の中へ注がれる。

 一際大きなイヴニンスの震えと、胎内から感じる熱に気付いたララは甘い喘ぎ声を一度あげた。

 

 

「あっ♡……んふふ……♡ 我慢出来なかったぁ……♡?」

 

「ふぅ……っ♡! ふぅー……っ♡!」

 

 ララはイヴニンスの金髪を撫で上げた。

 

 

「でもまだ、アタシは満足してないけどぉお♡?」

 

「ま……待っ……んぉぉ……っっ♡♡……!」

 

 腰とお尻に回された蟲腕の力が緩み、イヴニンスの腰が引かれる。

 

 

「はぁあぁ……♡ 抜かれるのも気持ちいいぃ……♡」

 

「んぎぎぎ……っ♡!!」

 

 射精したと言うのにまだ硬いイヴニンスのペニス。

 それがずるずると膣から退こうとするが、膣肉は離すまいとする一層吸い付く。

 

 引き抜く時でさえもこの快感でまた出してしまいそうだ。

 

 

 

 

「……っ!」

 

 ララとイヴニンスの身体が少し離され、やっと彼は自身の性器がどうなっているのかを目の当たりに出来た。

 じゅるるっと、茎の部分までララの膣内から出るペニス。

 

 自らが出した精液と、ララの膣内から滲み出た愛液で、それはひどく濡れそぼっていた。

 およそ生まれて初めての結合、そして初めて見た結合部。

 

 

 

 

(これ、が……本、番…………?)

 

 食い入るように結合部を見ていた。

 

 亀頭はまだ、ララの中に埋まっている。

 

 赤く充血した前庭、離したくないと必死に食い付く膣口の肉、ぱくりと包み込んだ陰唇。

 

 

 イヴニンスにとって衝撃的な光景だった。

 

 まるで人間の一部ではないような、別の生き物のような、繋がった二つの外性器。

 

 

 半ば好奇心と観察欲から結合部を見続けていたイヴニンス。

 だがそれは、亀頭が抜かれようとした瞬間に、再び見えなくなる。

 

 

「あ"っ♡!?」

 

 またララが蟲腕に力を込めて、彼の腰を押したからだ。

 抜けかけだったハズのイヴニンスのペニスはまた、ずんっと膣内にまた収まる。

 

 

「いひっ♡ やっぱ深ぁい♡」

 

「あぅっ♡!?」

 

 二人の喘ぎ声が重なる。

 イヴニンスがちかちかと目を瞬かせている隙に、また腰が引かされて、ペニスがララの中から抜かれようとする。

 

 

「あ"っ♡!?」

 

 だが抜け切る前に腰が押され、再び根元まで挿入。

 

 

「ひぃ"ッ♡!?」

 

 そしてまた引かされては、押し込まれ、引かされて、押し込まれ…………

 彼女によって強制的に腰を前後に動かされ、無理矢理ピストンをさせられる。

 

 

「ふっ……♡ はっ♡ あっ♡ はぁ♡ はぁ♡」

 

「い"っ♡!? ひっ……♡!? ん"、ぅ……ッああ"っ♡!?」

 

 ララの膣からイヴニンスのペニスが出し挿れさせられ、ぴちゃぴちゃと漏れ出た精液と愛液がシーツに染みを作る。

 

 ぱちゅんと身体がぶつかる音と、ララの性器から鳴る水溜まりを踏むような音。

 二人が動く度に淫らな音が部屋に響き、そこへ更にララの甘い喘ぎと、イヴニンスの叫ぶような嬌声が混ざる。

 

 

「あはっ♡ ああっ♡」

 

「ま"っでェ……っ♡! やめっ♡ 動かすなあっ♡!!」

 

 どれだけ懇願しても、ララの蟲腕は止まらない。

 ヒト腕の方は強く強くイヴニンスを抱き締め、離さない。彼が愛おしくて仕方がないようだ。

 

 

「ふぅーっ♡……好きぃい♡ イヴくん大好きぃい♡」

 

「ぐっ!?……ぅ……ぁっ♡ ま、また……あああっ♡♡!!」

 

 イヴニンスは彼女の膣奥に、二度目の精液を吐き出した。

 腰をびくびくと震わし、ありったけをララの子宮にまた注ぐ。

 

 一回目の時と合わせ、既に子宮の半分が、白濁したイヴニンスの体液に埋められていた。

 だがララはまだ絶頂していない。

 

 

「あぁあっっ♡♡!! イヴくぅぅんっ♡♡!!」

 

「う……っ!?」

 

 抱き締めたイヴニンスをベッドに寝かせ、そこへ彼女は覆い被さる。

 

 

 イヴニンスは腰を動かす必要はなくなった。

 代わりにララが自らの腰を、イヴニンスに打ち付け始めたからだ。

 

 

「ひぃっ♡!? あっ♡!? これ無理ぃっっ♡♡!!!!」

 

「イヴくんイヴくんイヴくん……♡♡」

 

「動くなってばぁあ♡!?」

 

 全体重をかけて覆い被さられており、イヴニンスの力では一切退かせる事は出来ない。

 無抵抗で無力なイヴニンスを、ただただララは夢見心地で貪るだけだ。

 

 

「へっ♡ へっ♡ またキスしよっ♡ するねっ♡ じゅるるるるるっ♡」

 

「んごぉおっ!?」

 

 ララの舌がまたイヴニンスの口腔へ侵入。

 今度は舌同士を巻き付ける事はせず、口内全てを舐め回すように動かした。

 

 それはイヴニンスの喉奥まで到達し、口蓋扁桃を舐め上げた。

 

 

「ぅぇ……っ!?」

 

 喉まで蹂躙されて、その間も絶え間なくペニスはララの膣に出し挿れを繰り返す。

 苦痛と快楽、相反する二つがイヴニンスを壊そうと一気に襲いかかる。

 

 

「ちゅるっ♡ んっ♡ ふっ♡……はぁあ♡ 気持ちいいよぉお……♡ あはっ♡ 気持ちいい……♡」

 

 ぽたりぽたりと、暖かい何かが顔に当たる。

 舌を差し込まれながらイヴニンスは、ララの顔へと目を向けた。

 

 

 

「気持ちいい……♡ あはは……♡……ぐすっ……幸せ……」

 

「……っ!」

 

 ララの黒い眼から涙が溢れていた。

 

 

「ぅうぅ……っ……ひぐっ……ぅぅ……っ」

 

 目元の化粧が崩れ、隠されていた隈が現れる。

 慣れない異国での多忙の毎日に、限界が来ていたのだろうか。

 

 涙を拭きながら、真っ直ぐイヴニンスを見つめ、快楽のまま腰を打ち付けるララ。

 そんな彼女を見て、イヴニンスの胸中に込み上げるものがあった。

 

 

 

 気付けばイヴニンスは、自らララを両腕で抱き締めていた。

 

 

「っ……!?」

 

 驚くララの眼前に、紅潮した顔で快楽に耐えようと歪ませた彼の表情があった。

 だが涙で潤んだその目は、とても優しかった。

 

 

 言葉は発さなかった。何も言わなかったし、その余裕はなかったのかもしれない。

 だけど彼女の差し込まれたままの舌に、イヴニンスから辿々しく舌を絡ませてくれた。

 

 

 

 

「……〜〜〜〜っ♡♡♡♡」

 

 ララもまたイヴニンスに抱き着く。

 

 身体を隙間なく密着させ、互いの鼓動を感じながら、思いの丈をぶつけるように一層激しく腰を打ち付ける。

 結合部は濡れて泡立ち、水音をより響かせた。

 

 

 絶頂を悟ったララは差し込んだ舌を抜き、イヴニンスの耳元でひたすらに囁いた。

 

 

「好き……好き……♡ 大好きぃいぃ……♡ メチャクチャ好きぃぃい……♡」

 

「んぁっ……♡! ひぃ……い……っ♡!?」

 

 

 イヴニンスのペニスが膣奥に入った。

 膣内は一際大きく痙攣し、締め付ける。

 

「イヴくん……♡ アタシの……イヴっ……くん……っっ♡♡」

 

「ぁ……っ♡ は、あ……っ♡♡!?」

 

 互いに限界が近いようだ。

 

 

 

 

「イっ……く……っ♡ 凄いの……くるぅ……っっ♡」

 

「あっ♡! あっ♡! あっ……♡ い"っ……っっ♡♡!」

 

「イっく……っ♡ い……〜〜〜〜〜〜っっっっ♡♡♡♡」

 

 

 

 子宮口に強くぐりぐりとペニスを押し付け、ララは身体を震わせる。

 同時にイヴニンスは三度目の精を、子宮に流し込んだ。

 

 

 二人は抱き締め合い、長い長い絶頂の波に身を預けた。

 

 やがて鋭い絶頂が終わり、温く心地良い余韻へと変わる。

 

 

 

 

「ぁ……ぁ……う……っ……」

 

 小さくイヴニンスは呻き声をあげると、その瞳をゆっくりと閉じた。

 気絶する寸前まで感じたのはシーツの冷たさと、暖かく柔いララの体温だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………んっ……んぇ?」

 

 暫くしてイヴニンスは目を覚ます。

 霞かかった思考のまま怠そうに身体を起こすと、寝ぼけ眼で辺りを見渡した。

 

 

「……ベッド……裸んぼ……んっ……身体痛い……」

 

 染みと皺だらけのシーツと、すっかり萎えた自身のペニス、破れた服の切れ端、そして身体中のべとべとする感触。

 じわじわと気絶する前の記憶が蘇り、寝ぼけた様子だったイヴニンスの顔は羞恥に染まり、パッと剥き出しの性器を両手で隠す。

 

 

「…………わ、わぁ……」

 

 初めての本番にして、初めてではなくなった瞬間を、ダラダラと汗を流しながら反芻する。

 ごくりと生唾を飲み込み、溜め息のように言う。

 

 

 

 

「……凄かったぁ……」

 

 ちらりと、壁にかかった時計を見やる。

 夕方少し前だった時間が、今では深夜に入ったばかりになっていた。

 

 

「……ん?」

 

 部屋中を見渡すと、ララがいなくなっていた。

 イヴニンスは寂しそうに呟く。

 

 

「…………帰ったのかな」

 

「あーー良いお湯だったぁ〜」

 

「!?!?!?」

 

 ドアが開かれ、バスローブ姿のララが入って来た。

 大顎も仕舞われ、下顎も元の位置まで戻り、目の色も戻った情事前の姿だ。やけに肌が艶々している。

 

 

 瞬時にイヴニンスは近場にあった枕を手に取り、裸の身体を隠した。

 

 瑠璃色の髪をタオルで拭きながらララは扉を閉め、振り返る。

 そこでやっと、起床したイヴニンスに気が付いた。

 

 

「……あーっ! おはよう! アタシのイヴくーんっ♡」

 

 目を輝かせて両手を広げ、バスローブ越しでも乳房を揺らしながら彼を抱き締めようと迫る。

 しかしイヴニンスにサッと回避され、ばふっとベッドに突っ込んだ。

 

 

「……なんで避けるのぉー♡? 可愛い可愛いアタシのイヴくん♡」

 

「さ、散々抱き着いてただろ!……それと僕はお前のじゃないし! そしてイヴじゃなくてイヴニンス・ジャックドー!」

 

「ふへへ……顔真っ赤っ赤。恥ずかしいならそう言いなよ〜♡」

 

「な、馴れ馴れしい!」

 

 ベッドを這って近付くララから距離を取る。

 イヴニンスは気まずそうに顔をぷいっと背け、耳まですっかり赤くなる。

 

 

「あんだけ愛し合ったのに……つれないなぁ」

 

「あ、愛し合ってなんか…………と、と言うか、お、お風呂、行ってたんだな……」

 

「うん。ホントは一緒に入りたかったけど、イヴくん完全に気絶しちゃってたからね」

 

 気絶してて良かったとイヴニンスは安堵した。

 ララはイヴニンスの背後まで這い寄ると、彼の肩を叩きながら聞く。

 

 

「どうだった? アタシとのセックス♡」

 

「…………別に」

 

「嘘だぁ? メチャクチャとろとろだった癖に〜?」

 

「気のせいだよ……!」

 

「三回もアタシのナカに出したもんね……♡」

 

 陶然とした表情で、ララは自らの下腹部をヒト手で撫でた。

 

 

「えへへ……お腹いっぱぁい……♡ 勿体なくて掻き出さなかったから、まだナカにたぁ〜っぷり残ってるよ♡」

 

「うぐっ……!」

 

「二人の子ども、デキちゃうかも……♡」

 

「…………え、子ども?」

 

「うん」

 

「は?」

 

「ん?」

 

「…………ッッッッ!?!?!?」

 

 飛び上がって愕然とするイヴニンスの前で、ララはけらけらと笑う。

 

 

「あははっ! 繁殖期じゃないから、どれだけヤってもデキないってばぁ♡」

 

「……そ、そうなんだ……」

 

 今までキスで子どもが出来ると思っていたイヴニンス。「こうやって子どもが出来るんだな」と、世界の真理を知ってしまった気分だ。

 ララはサッとイヴニンスの隣に座ると、彼へ背中へ寄りかかる。

 

 

「ふぅ……ありがとね、イヴくん」

 

「……何がだよ」

 

「アタシを受け止めてくれて」

 

 一度横顔だけを見せてから、またぷいっとそっぽ向いた。

 

 

「…………別に。仕事、だし……これが……」

 

「……そーゆーとこ、メチャクチャ好き♡」

 

「は、早く帰れよ……!」

 

「まだ朝まであるし、イチャイチャしたいなぁ……アタシのイヴくんと……♡」

 

「ちょ……!? おい……! お腹撫でるなぁ!」

 

「はぁ……♡ はぁ……♡」

 

 呼吸が荒くなり、また開き始める口の亀裂。

 

 

 

 途端、コンコンとドアが叩かれ、ララは飛び上がった。

 それからガチャリと開き、給仕用ワゴンを押すナイトマンと、新品の洋服一式を持ったアーリーが現れる。

 

 

「お夜食持って来ましたよぉ。私特製、フィッシュ&チップスです。因みにこれはタルタルソースと言います」

 

「お洋服破っちゃったっぽいし、帰宅用の服差し上げまーす! お気に召し召しなら良いんですけど!」

 

 ララは髪を手櫛で整えながら、またあの強引に丁寧な口調と態度で出迎える。

 

 

「あ、ありがとうございましたですわ! 何でもおやりになりますのね! 貴店は!」

 

 見かねたイヴニンスが忠告してやった。

 

 

 

「……()()。どうせあの二人、君が無理してるって事知ってるぞ」

 

「え? あ、そ、そうなの?…………待って。今、アタシの名前、言わなかった?」

 

「…………言ってない」

 

「セックス中一回も言わなかったアタシの名前、今言ったよね?」

 

「言ってない。空耳。気のせい」

 

 言った、言ってないと押し問答を繰り広げ始める二人。

 

 

 それを見せ付けられたアーリーは、イヴニンスを盗られたと思って「むー……」と不機嫌顔。

 

 一方のナイトマンは、ベッド脇のテーブルにあった飲み掛けのティーセットを片付けながらぼやいていた。

 

 

 

 

 

「……良いなぁ」

 

 三人から背けたその眼には、明確な羨望が宿っていた。




▼イヴちゃんエロエロ感度累加記録♡
●各部感度
・弱点:脇腹と首筋、更にはお胸も追加!詳しく言うなら前鋸筋がビンビン!
・口:蟲人のキスを知っちゃった!もう普通のキスじゃ満足出来ないんじゃない?
・乳首:すっかり性感帯だね!そりゃ折角乳首付いてんだから、有効的に使わないと勿体ないよね?
・陰茎:童貞卒業おめでとう!!!!私が貰いたかった!!!!
・お尻:お指で初貫通♡でも大丈夫だよ!指挿れられただけじゃ処女喪失にはならないから!
・前立腺:あ〜らら……知ってしまったねぇ。この快感を……♡

●精神状態
・好きな人:パニアさんと言いララさんと言い、イヴくんってもしかして、チョロツンデレ?
・堕落具合:すっかり性癖壊されちゃったね!これからどんどん堕ちて行こーっ!
・雌雄度数:メスイキを覚えたけど、まだオスだね。


▼ナイトマンダイアリー
●現状の見立て
・ようやっとイヴニンス氏に本当の性交を覚えさせた。しかもラズリーロ氏から得た精気はこれまでで最高純度の物だった。この調子かつこの路線で行けば、案外早く返済出来るかもしれない。しかし意地っ張りなのに、なんと言うか、妙な母性のあるお人だ……イヴニンス氏、もしかすれば逸材かもしれない。ヨワヨワでチョロいけど。

●今後の指標
・ガンガン女性の方のお相手をさせれば良いのでしょうが……実はこの間のフレデリカ邸での精気、本番なしにしてはやけに質の良い精気が確認出来たのです。精気はイヴニンス氏と相手との心的距離が近いほど、その純度が増す……フレデリカ氏の独りよがりなプレイで純度が増す訳がない。じゃあ一体、誰の影響で増したんだ?
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