※この作品はR-18です。

男娼少年イヴ -亜人っ娘だらけの異世界で穢され嫐られ毎日-   作:ノーティー・ナイト・ザ・リーアム・クラブ

8 / 20
※GL描写あり
※アナル責め描写あり


双子姉妹にオイルマッサージだと騙された

 カーテン裏で服を脱ぎ、タオルを腰に巻いて局部を隠す。

 

 

「……うわ、凄い……ふわふわなタオルだ……」

 

 タオルの繊維と感触に関心しつつ、イヴニンスはカーテンを開く。

 既に双子は準備を終えており、ベッド横のカートにはタオルやら、オイルの入った壺やらが用意されていた。

 

 

「……脱いだけど」

 

 イヴニンスが現れた際、双子は彼の方を向く。

 表情は少ないものの、瞳には確かに欲情の熱が宿っていた。

 

 

「……あら。意外と逞しい……腹直筋がしっかり浮き出てるのね」

 

「……えぇ。良く引き締まったお腹周り……くびれがまた可愛らしいですわ」

 

「あ、ありがとう……で、良いのか……?」

 

 イヴニンスの腹部は割れてまではいないものの、ドゥーアが言った通りに腹直筋の輪郭が伺えた。

 身体付きに関しては低身長のコンプレックスがあった為、褒められた点は素直に気分が良かった。

 

 

「さぁ。こちらへ横になってください」

 

 ウーヌに促され、おずおずとエステベッドに近付く。

 二人はずっとイヴニンスの身体を眺めていた為、視線を随時感じる。

 局部や尻は隠しているとは言え、やはり気恥ずかしい。

 

 

「……ええと……どう、寝転ぶんだ?」

 

 ベッドに腰掛け、ドゥーアに聞く。

 

 

「腹這い姿勢ね。軽く枕に顎を置いて、腕も顔の前で組むように。それと足は開かず、閉じたまま」

 

「んっ……えと、こう?」

 

「えぇ、合っているわ。出来るだけ全身の力を抜いて、自然体を心掛けるの」

 

 言われた通りに腹這いで、天井に背を向けて寝転ぶ。

 前まで巻いていたタオルは、そのまま広げて尻に被せるようにする。

 

 自ずと股間や乳首がベッドに付いて潰れるので、痛いような気持ち良いような感覚がして落ち着かない。

 

 

(……い、いや! 感じるのはおかしいだろ! 僕が変態みたいじゃないか!)

 

 そう己を律し、とりあえず感覚を鎮めようと深呼吸。

 

 

「これから施術に移りますわ。出来るだけリラックスをしてくださいね」

 

「無駄に筋肉を強張らせては効果も半減するわ。身体の力を抜いて……」

 

 双子は寝転ぶイヴニンスの両隣にそれぞれ立ち、オイルの入った壺に手を入れた。

 ぬとっと、粘り気を帯びた黄金色のオイルが、二人の手に纏わりつく。

 合わせてぴちゃりぴちゃりと、静かな部屋の中で音が響いた。

 これから始まると思うと、リラックスしろと言われても妙に緊張してしまう。

 

 

「……大体、どれぐらいで終わる」

 

「通常であれば四十分だったり、一時間だったりですわね。でも今夜は……特別ですから」

 

「えぇ。姉さんの言う通り……常連の方々も知らない特別のコースだから……」

 

「………………」

 

 相変わらず質問に答えているようで答えていない。

 一縷の不安を抱えたまま、半ば諦め気味に「もうどうにでもなれ」と、身を委ねた。

 

 

「……では、始めるわね」

 

「痛いところがありましたなら、すぐに仰ってくださいね」

 

 ウーヌの手は背中に、ドゥーアの手は脹脛に触れる。

 オイルの冷たく滑らかな感触に驚き、イヴニンスから不意に声が漏れた。

 

 

「うっ……!」

 

「あら。驚かせてしまいました?」

 

「い、いや、大丈夫……何でもない」

 

 二人の手が、筋肉を押し広げるように動かされる。

 オイルが引き伸ばされ、塗り込められた箇所が艶っぽく光る。

 

 

「んん……こ、このオイルはなに?」

 

「ヒマワリから抽出したオイルよ。肌馴染みが良くて刺激が少ないから、初めての人に使用するわ」

 

「へ、へぇ……んっ……ふぅ……」

 

 マッサージ自体が人生初のイヴニンスにとって、ただ揉まれているだけでも新鮮な感覚だ。

 

 

「僧帽筋……肩を動かすだけでなく、頭と腕をも支える筋肉ですわ。生きている上で一番酷使する箇所でもありますの」

 

「…………っ……」

 

「下に流れ、小円筋と大円筋。腕を回す際に機能する筋肉ですわね……あら。少し硬いですわよ? お若いでしょうに……いけませんわ」

 

「……んっ……」

 

「ここが広背筋。腕を下ろしたり、背中を回したりする際に使いますわ」

 

「…………くぅ……」

 

 背中のマッサージを担当するウーヌは、解説を含めつつ手を滑らせて行く。

 時折親指で指圧が加えられ、その度に痛くも気持ち良い感覚がじんわりと広がる。

 血行の促進によるものか、身体が火照って来た。

 

 

 続いて足を担当するドゥーアからも解説が入る。

 

 

「大腿二頭筋……前面の四頭筋と共に、膝を曲げるのに使うわ」

 

「ん……っ……!」

 

「ここが脹脛の下腿三頭筋。足首の動きはこの箇所で制御されるわ」

 

「あふ……っ」

 

「そしてその下腿三頭筋と踵とを繋ぐのが、踵骨腱(しょうこつけん)*1。固まれば断裂を起こしてしまうから、こうやって沿うように揉んで……」

 

「ん……ふあぁ……」

 

 オイルの膜が広がるにつれ、そして筋肉が解されて行くにつれ、自然と緊張も解けて行く。

 二人に顔は隠しているものの、今のイヴニンスの表情はとても蕩けていた。

 

 

(……これでお金貰えるってのも変な話だけど……でもコレ、変な事はしてないけど……精気集まるの……?)

 

 ふとそんな不安が過ぎるものの、ものの数十分解されればどうでも良くなった。

 的確に気持ち良い箇所を押され、イヴニンスはすっかり夢見心地だ。

 今では「まぁ、いっか」と、考えない事にした。

 

 

 お陰で目配せし、口元を綻ばせる双子に気付くチャンスを逃してしまったのだが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その頃、路地裏にいるアーリーとグラッシー。

 宵闇の中からくちくちと、粘ついた音が鳴り続ける。

 

 

「あっ♡ はっ♡ んあぁ♡」

 

「はいはーい、よしよし。イキたくなったらイッていーからねー」

 

「んっ♡ な、なぁ……っ♡ 名前ぇ……♡ 呼んでくれよぉアーリぃ……ふぁっ♡」

 

「えー? やーだ♪」

 

「そんなぁ……♡」

 

 グラッシーはアーリーを四本の腕で抱き締めながら、膣内に指を出し挿れされていた。

 双方とも全裸な上、大きな方が小さな方に抱き付いている様はとても滑稽だ。今のグラッシーにそこまで考える頭はないが。

 

 挿し込まれたアーリーの中指と薬指が膣壁をなぞり、時折押し込まれる。

 その度にビクビク反応するグラッシーの様子を楽しんでいた。

 

 

「……しっかしあの双子ちゃん、結構やってんなー。あんな淑女な見た目のクセに」

 

 行為で手篭めにし、グラッシーから双子の正体を色々と聞き出していた。

 

 

「オイルマッサージだと偽って、皮膚に吸収させるタイプの媚薬塗り込んで犯すとか……ひぃー。私でもやらないよぉ。多分」

 

「ふぁあ……っ♡! あっ……♡ はぁ……♡……んっ……」

 

「はーい、キスはダーメっ♪……そう言えば『新型オイル』とか言ってたっけ。相当ヤバい代物なんかなー?」

 

 女同士の情事は、グラッシーが失神するまで続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 二十分かけて、イヴニンスの背面にオイルを塗りたくり、そして筋肉を解す。

 生暖かいような快感を半ば楽しんでいたイヴニンスだったが、途端に身体の底が熱くなり始める。

 

 

「……んっ……ふぅ……うん……?」

 

「……あら。どうされました?」

 

「ん……な……なんか……身体が……ポカポカしてきて……」

 

「血の巡りが良くなった証拠ですわね……ふふっ……♡」

 

 皮膚をピリピリと走る感覚に戸惑いつつも、血行促進による効果かと納得するイヴニンス。

 途端、ウーヌの手が背中から下って尾骶骨の辺りに行き、そこからつるんと鼠蹊部へ回った。

 

 

「んやっ♡!?」

 

「……驚かせてしまいました?」

 

「ひっ……イッ……だ、大丈夫……!」

 

 鼠蹊部を掴んだ手を、そのまま脇腹を通って脇下まで移動させる。

 イヴニンスの背中が大きく仰け反った。

 

 

「はぁっ♡!?」

 

「…………本当にどうなされました? ただのマッサージですわよ?」

 

「な……なんでもない……!」

 

「……ふふっ♡……少し、オイルを追加いたしますわね……♡」

 

 ウーヌは更にねっとりとオイルを手に浸らせ、イヴニンスの背面全ての筋肉に刷り込むように押し当てて行く。

 彼女の手が通った箇所に、微熱が宿る。

 

 

(もっと……触って欲しい……揉み解して欲しい……う、うぅ……何だか……切ない……)

 

 薄く弱い快感のせいで、芯まで届かないのがもどかしい。

 思わず足をもじもじと動かしてしまう。

 

 

 

 

 一方のドゥーアは、イヴニンスの膝の裏を指圧していた。

 切なげにもじもじと、膝を擦り始めた足に気付き、目をぎらりと光らせる。

 

 

「……さて。そろそろ、臀筋の方へ移るわね」

 

 一旦イヴニンスから手を離し、これでもかと言うほどオイルを浸らせてから、まずは太腿に手を置いた。

 それからツーっと足の付け根まで辿って行き、タオルの下に手を潜らせる。

 

 丸っこいイヴニンスの尻肉を、下からむにーっと押し上げた。

 再びイヴニンスの身体がびくんと反応する。

 

 

「んあっ♡!? ど、どこ触って……!?」

 

「……大臀筋よ。股関節と膝関節を動かすのはこの筋肉……歩行する以上、どうしても酷使してしまう箇所ね」

 

「あっ……そ、そうか……ひぁっ♡!?」

 

「……♡……だから良く、揉み解さないと……ね……♡?」

 

 お尻を揉まれる度、鈍い快感が股を痺れさせる。

 それが沈下して、性器にまで響く。

 ベッドに密着させているペニスが次第に敏感になり、イヴニンスは微かに腰を引いた。

 

 

「……あら? お尻が上がっているわよ?」

 

「あ……やっ……そ、それは……」

 

「いけないわね。無駄に筋肉に力が入ってしまうわ……ほら、腰を下げて」

 

 イヴニンスの上がった腰を優しく押して、元に戻させようとする。

 

 

 

 その際、ドゥーアはもう片手で掬ったオイルを、こっそりとその隙間に流し込んだ。

 ベッドの上に溜まったオイルの中へ、イヴニンスのペニスがぺちゃんと浸される。

 

 

「……っ!? あぅっ♡♡!?!?」

 

 オイルに触れて沁みた途端、ペニス全体に稲妻のような快感が走る。

 

 再度上がってしまった臀部。

 勢いでひらりと捲れたタオルの下には、浅ましく震えながらじわじわ勃つ、ペニスが見えた。

 

 

「……まあまあ。私の言う事が聞けないのね……」

 

「ま、待って……! な、なんかおかしい……っ!」

 

「……口答えはいらない……か、らぁっ……!」

 

 先ほどとは違い、ドゥーアはやや強く腰を押して無理やり股間をベッドに付けさせる。

 ぴちゃんとまたペニスはオイルに浸され、また激しい快感がイヴニンスを貫いた。

 

 

「ーーっ♡♡!?!? ひっ……♡!? やぁっ……♡!!??」

 

「ドゥーア。少し乱暴ですわよ?……とは言え、粘膜に触れれば少量でも即効性が出ますのね」

 

「はっ……あっ……♡……や、やっぱり、お、おかしいぞ……このオイル……っ!」

 

「特別に製作した新作ですもの……うふふっ……私たちの手も、ピリピリして参りましたわ。少し強過ぎましたわね……♡」

 

 ドゥーアは施術の手を止め、イヴニンスの脇の下から手を通して身体をひっくり返させる。

 露わとなったイヴニンスの顔は、とろとろに蕩けていた。

 

 

「はぁ……はぁ……んっ……! か、身体が熱い……!」

 

 じんじんとした熱と感覚が背面を支配し、そして強めの快感がペニスに広がって収まらない。

 更にはひっくり返された事により、巻いていたタオルがはだけて床に落ちてしまった。

 

 

「……まあ……♡ ご立派ですこと……♡」

 

「……えぇ……♡ オイルでてらてら光って、ビクビクして……艶かしいわね♡」

 

 ピンと勃ったペニスを視姦される。

 ハッとそれに気付いたイヴニンスは隠そうとするも、どうにも身体に力が入らない。

 

 

「ふーっ……ふーっ……! あ、熱い……んあっ♡!?」

 

 容赦せず、そしてすかさず、ウーヌはオイル滴る手でイヴニンスの胸を撫でる。

 すっかり乳首も勃ち上がり、オイルの膜で光っていた。

 

 

「……次は、リンパ液の流れを潤滑に致しましょうか」

 

「くぅっ……! も、もう良いって……っ!!」

 

 ウーヌの腕を止めるべく、イヴニンスは自身の手を差し向けた。

 だが腕を掴む前に、ウーヌはパッと離れる。

 

 上半身を起こしてキョトンとするイヴニンスの前で、双子はオイル塗れの両手をヒラヒラ挙げて並び立っていた。

 

 

「えぇ、分かりましたわ。では、施術はここまでと致しましょう」

 

「帰りたいなら、またカーテンの中で着替えて帰れば良いわよ」

 

「…………え?」

 

 まさかの解放宣言に、寧ろ耳を疑ってしまう。

 だがウーヌもドゥーアも、不敵な笑みを浮かべている。

 

 

「……うっ……!?」

 

 イヴニンスの腹の底から、沸々と情欲が湧く。

 その感覚に動揺し、動悸の激しい胸を押さえ、荒い息を繰り返す。

 

 

「はぁ……はぁ……♡……んっ♡……んはっ……♡!?」

 

 ペニスは勃起したまま萎えず、乳首も収まらず、身体の中の熱は増す一方。

 更には動くのも億劫になるほど、全身が敏感になっている。

 

 

 ウーヌが先に話し出す。

 

 

「このオイルは謂わば、皮膚に吸わせる『媚薬』なのですわ。神経は昂り、身体は火照り……感覚は生まれたての赤子のように鋭くなりますのよ」

 

 ドゥーアが続く。

 

 

「皮を通って亀頭からオイルは、性器を侵しているわね。自分で試した時も大変だったのに……うふふっ♡ 同情するわ♡」

 

「既に媚薬オイルで昂った身体……果たして、それが醸し出す烈火のような情欲に……耐え切れるのでしょうか……?」

 

「私たちでさえ、手だけでもとんでもなく気持ち良いのに……全身に浸されたあなたはどうなるかしら? 発散できるの?」

 

「いかがです? まず立ち上がれますこと?」

 

 双子は心底楽しそうにクスクスと小さく笑う。

 イヴニンスの方と言えば、全身を覆う快感の波に溺れぬよう精一杯だ。

 立って帰ろうとしても、少し動くだけで感じてしまって膝が笑う。

 

 

「んっ♡……くぅ……っ!……こ、このぉ……ひっ♡……卑怯ものがぁ……ッ……♡!!」

 

「どうされます? このまま朝まで耐えてみますか?」

 

「ぐっ……うっ……♡……っ!……や、や、やってやるぅ……っ……♡……っ!!」

 

「うふふ……威勢の良い事ですわ……」

 

 イヴニンスの意思を尊重し、双子は彼への干渉を止め、お互いに手をタオルで拭いてから傍らの椅子に座った。

 そこで意地悪く微笑みながら、悶えるイヴニンスを観察するのだ。

 

 二人の視線へイヴニンスは、敵意の籠った目で返す。

 子鹿のように腕をガクガクさせ、何とか上半身を支えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 三十分が経過する。

 双子は椅子に座って爪を研ぎつつ、会話をしていた。

 

 

「姉さん。あのオイル、時間経過で感度が増すようね。先ほどより手が敏感になってしまったわ」

 

「やはり強過ぎましたわね……次は少し、薬草の配分を変えてみましょうか」

 

「えぇ。いや、でも……ふふっ♡……あれほど乱れてくれるのなら、別にそのままで良いような気がして来たわね……」

 

「……えぇ、ドゥーア……あら? もうあの、反抗的な瞳じゃなくなりましたわね」

 

 双子の視線の先、ベッドの上にいるイヴニンス。

 仰向けのまま、まるで寒空の下にいるかのように全身を痙攣させていた。

 腰はへこへこ浮き沈みし、目は白眼剥き、歯を食い縛って開いた口からは涎が溢れている。

 

 

「ンギッ……♡!? い……っ……♡♡!?!? ぐっ……うっ……♡♡……!!」

 

 三十分かけて全身の性感帯が、限界まで昂ってしまったようだ。

 ギンギンに反り返ったペニスは、もはやオイルか先走り汁か分からないほどに濡れていた。

 全身を駆ける断続的な快感は、耐性のないイヴニンスの脳を易々と焦がしていたのだ。

 

 

「イ……ッッ……ギィッ……♡……っ!?…………む、むり……ッ♡……!……こんなのぉ……ッ♡♡!!……むりぃ……っ♡♡!!」

 

「んー……三十分だったわね。思ったより早く堕ちてしまって、ちょっと拍子抜けしちゃったわ」

 

「我慢すればするほどお辛いと言いますのに……うふふ♡ 可愛い……」

 

 あれから何度も何度もベッドから降り、着替えて出て行こうと試みたイヴニンス。

 だが媚薬漬けの身体は一切言う事を聞いてくれない。

 

 

(な、何かに触れただけで……気持ち良いのが来る……っ! 立てないぃ……っ!!)

 

 試行錯誤の末、虚しくイヴニンスは身体を折り曲げた状態でベッドに横たわる。

 浅い呼吸を繰り返し、びくびくと震える事しかできない。

 

 

 彼の抵抗がなくなったと見るや、双子は知ったような顔で話し出す。

 

 

「ある程度まで神経を鎮めれば、媚薬の効果を無効化できますわよ」

 

「えぇ……例えば、自分で発散するとか……ね?」

 

「はぁ……あっ……は、発散……?」

 

 ウーヌは立ち上がり、イヴニンスの傍まで歩み寄る。

 穏やかな笑みを浮かべながら彼女は、イヴニンスの屹立するペニスを指差した。

 

 

「やり方は、ご存知でしょう? ナイトマンさんから『知っているハズだ』と、伺っておりますわよ?」

 

 ふと昨夜の出来事が、イヴニンスの脳内で蘇る。

 こちらに身を預け、嗜虐的な笑みを浮かべるカーリオの姿だ。

 

 自分のペニスを扱き、白い液体を吐き出させる姿を。

 そして自分自身、ウィルズに扱かれたペニスから与えられた快楽を。

 

 

 詳細に思い出してしまったイヴニンスの身体が、一層火照る。

 

 

「……あら。先ほどよりお顔も真っ赤に、性器も反応されて……前のお客さんとの秘め事でも思い出したのでしょうか?」

 

「……っ!! そ、そんなんじゃ……っ……!」

 

「……素直じゃないのですから……あぁ、もう、まどろっこしいですわね」

 

 ウーヌはイヴニンスの足元に腰掛けた。

 何事かと顔を上げようとするイヴニンス。

 

 途端、ウーヌは彼の太腿を撫でた。

 

 

「やっ……!?……んっ♡……っ!」

 

「……可愛らしく張った太腿。あなたの身体の全てに、欲情を覚えてしまいますわね」

 

 太腿からイヴニンスの膝まで、ウーヌは手で撫で下ろす。

 敏感な身体ではそれさえも過剰に感じてしまい、イヴニンスは震えながら甘い声をあげた。

 

 

 ウーヌは膝を掴むとそのまま上げて、イヴニンスの足を開かせる。

 局部がピンと、天井を差した。

 

 

「ぅあ……っ……なに、する気だ……っ!?」

 

「あなたが素直になれるようお手伝いしますわ」

 

「は……?」

 

「大抵みんな、ここを握ってしまえば口答えできなくなるのですのよ?」

 

 いつの間にか寄っていたドゥーアが、ウーヌの近くまでカートを押す。

 カート上にはオイルの入った壺がある。

 

 ウーヌはそこに片手を突っ込み、オイルを纏わせる。

 彼女自身もオイルの影響を受けているのか、手を入れた途端、不意の快感で顔を歪めていた。

 

 

 それを見た瞬間に、イヴニンスはウーヌが何をしようとしたのかを察した。

 

 

(こいつ……っ!? き、昨日のメイドと同じ事やるつもりだ……っ!!)

 

 ペニスを扱くつもりだ。

 今の身体であの快楽を与えられれば、壊れてしまうのではないかと恐怖が脳裏を掠める。

 

 必死に止めにかかろうとするイヴニンス。

 だが、その行動を察したドゥーアが即座に背後へ回り、首に腕を回して抱き竦める。

 

 

「……っ!?」

 

「邪魔立ては駄目っ。最高に楽しいんだから……この瞬間が♡」

 

「楽しいのはお前たちだけ…………ひぃっ♡!? あっ♡!?」

 

「まあまあ。弱っこい乳首ね♡」

 

 降ろした手でイヴニンスの乳首を弄び、抵抗力を奪う。

 その間、ウーヌはイヴニンスの足の間に身体を入れて、オイル塗れの手をペニスへと近付けていた。

 

 

「ふふっ……」

 

 不敵な笑い声と共に、手から垂れたオイルが亀頭に当たる。

 

 

 

 

「……頑張って耐えてくださいませ♡」

 

 ギュッと、その手でペニスを握った。

 瞬間、思考がスパークするほどの快感が脳を突く。

 

 

 

 

「ッッ!?!?!? ぎぃいっ!?!?」

 

 腰が反り返り、ベッドが揺れるほど激しい痙攣する。

 ベッドごと倒れかねないほどだが、そうならないようドゥーアが押さえつけた。

 

 強過ぎる快感にもはや悲鳴をあげるイヴニンスだが、ウーヌは手を止めやしない。

 彼の過剰な反応を眼福としながらも、くちゅりくちゅりと音立て、まずはゆっくりペニスを扱き始める。

 根本からペニスの腹を押し揉むような、器用な扱き方だ。

 

 

「ああぁあ"あ"っ!?!? 待っで待っでま"っでえ"ッ!!??」

 

「……予想以上の暴れっぷりですわね」

 

「いいっ!?!? ぎっ……かはッ……!!」

 

「…………可愛い……♡」

 

 蕩けた顔で泣き叫ぶイヴニンスを見ながら、ウーヌは扱く手を休めない。

 ぐっちゅぐっちゅとペニスは扱かれ、上下される度にイヴニンスは白眼剥いて叫び声をあげる。

 

 

「やめてぇえッ!?!? 止めてぇえッ!!??」

 

「……姉さん。これではまるで拷問だわ」

 

「可愛い子が苦しんでいる姿以外に、可愛いものなんてありませんわよ」

 

 次第にウーヌは手のピッチを早める。

 最初は暴れていたイヴニンスだが、次第に快感に耐えようと膠着状態になりつつあった。

 

 

「ひ……っ!?」

 

 何かが迫り上がってくるような感覚と快感。

 思考を白く塗り潰さんとするソレに、イヴニンスは恐怖を覚える。

 

 

「待ってぇっ!? なんか来てるからぁっ!?」

 

「あら、早いですわね……ふふっ♡……ほら、良く見ておきなさい」

 

「えぇ。しっかり見ておくのよ」

 

 背後のドゥーアがイヴニンスの顔を両手で挟み、無理やり股座の方へ向ける。

 視界の先、蠱惑的な笑みを浮かべ、足の付け根を撫でながらペニスを扱くウーヌがいた。

 

 

 ぶるっと、イヴニンスの身体が震える。

 尿道を何かが通り抜け、頂点へと向かう。

 その都度、頭の中で思考が暴れ、それが段々と強まり何も考えられなくなる。

 

 

「来る、来る……っっ……イッ……ッ♡♡!?!?」

 

 絶頂を迎える寸前の、あの感覚だと察する前に、イヴニンスの身体は痙攣の後に跳ねた。

 

 

「〜〜〜〜っっ!!!!」

 

 頭はがっしりと掴まれ、涙に濡れた瞳は真っ直ぐ自身のペニスへ向けられている。

 オイルと先走り汁に塗れた亀頭の割れ目より、白い液体がビュッと噴き出た。

 

 

「ぁ……ぎっ……!?!?」

 

「あ……出た……♡」

 

 一度噴き出ると、堰を切ったようにビュくんビュくんと何度も吐き出される。

 それを間近でウーヌは、蕩けた顔で見つめていた。

 

 

(あ……もう無理……)

 

 ぷつりと糸が切れたように、イヴニンスは気絶した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かくんと、半開きの目で首が倒れたイヴニンス。

 彼の失神を悟ったドゥーアが姉に話しかける。

 

 

「姉さん、やっぱり気絶しちゃったわ」

 

 対してウーヌは、うっとりとした表情で話を聞いていない様子。

 

 イヴニンスのペニスはオイルに加えて、吐き出された彼自身の「精液」に塗れている。

 その精液を自分の手に染み込ませるように、イヴニンスのペニスを愛おしそうに撫でていた。

 

 

「……はぁ♡……はぁ♡……」

 

「……あら。姉さんったら、精液の匂いで発情しちゃって……」

 

 ウーヌがペニスを撫でる度に、イヴニンスはビクリビクリと微か震え、反応する。

 しかし気絶状態から覚める事はない。

 

 

「……お生憎様、私たちまだ満足していないのに……」

 

「フーッ♡! フーッ♡!」

 

 発情しきったウーヌは、ペニスへ頬擦りを始める。

 強力な媚薬だとか、体液で汚れるだとかの懸念は微塵もない。

 求めたくて求めたくて仕方がない様を、そうやって表現していた。

 

 

「本番は禁止よ……はぁ……本当に姉さんは抑えが効かない人なんだから」

 

 呆れたドゥーアはまずイヴニンスを優しく寝かせた後、姉の元へ寄って彼女をペニスから離させる。

 

 

「ほら、離れて……今度は私の番なのだから」

 

「う……も、もう少しだけ良いかしら……♡」

 

「駄目。姉さんは上半身が好きだったでしょ? 今なら思う存分楽しめるわ……ほら、まず手を拭いて」

 

「やだぁ……♡ この子とセックスするのぉ……♡」

 

「…………興奮すると幼女になる癖、治した方が良いわよ」

 

 何とかウーヌを宥めさせ、立ち位置を入れ替える。

 今度はドゥーアがイヴニンスの股の間に入り、ペニスを前にした。

 

 

 

 

「……んー。萎えてるわね」

 

 先ほどまで屹立していた彼のペニスは、元通りのサイズにまでへたっていた。

 

 

「……オイル足してから、弄り回して起こすのも良いけど……」

 

 ちらりと目線を上げる。

 何とか手と頬を拭かせたウーヌは、失神しているイヴニンスの腹に頬擦りしながら、自身の局部を押さえていた。

 

 

「……ふふっ♡……『メスの快感』で叩き起こすのも良いわね……」

 

「ふーっ……♡!! ふーっ……♡!! あぁ……可愛いお腹ぁ……♡」

 

「…………姉さんが起こしてしまう前にさっさとやりましょ」

 

 するとドゥーアは、だらんと垂れていたイヴニンスの足を上げさせ、腰を浮かせる。

 陰嚢の裏から会陰、そして肛門までが丸見えだ。

 

 

「……ふふふ……」

 

 不敵な笑みと共に、自身の手にこれでもかとオイルを塗す。

 次にオイルをすくって、イヴニンスの会陰の上からかける。

 

 垂れたオイルが、肛門を覆う。

 ドゥーアは、手を握っては開きを繰り返してから、じりじりとオイルが垂れる人差し指をピンと立てる。

 

 

「…………これは気絶一回じゃ終わらないわよ♡」

 

 ぴとりと彼女の人差し指の先が、イヴニンスの肛門に当てられた。

 

 

 そのままツプリと。

 そして内部で指を折り曲げ、先にある「何か」をコリッと撫でたのだ。

*1
アキレス腱のこと




▼イヴちゃんエロエロ感度累加記録♡
[諸都合につき、今回はお休みでーす♪]


▼ナイトマンダイアリー
[帰って来ない駄目天使を探しに行きます]
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