※この作品はR-18です。

原神いちゃらぶえっち集   作:ながるしろ

9 / 22
今回はキサラ3619様によるバーバラのリクエストに基づいた作品です。


叶えられた夢2(バーバラ・ジン)

 ――バーバラちゃん、アイドルやってみない?

 

 私を変えるきっかけになったアリスさんの言葉。

 知らない世界の知らない言葉。

 

『アイ……ドル?』

 

 それをきっかけにして、今に至るまでの私の目標ができた。大きな目標だ。

 でも、たとえその夢が叶えられなくても、きっと私は後悔することは無いと思う。だってその過程自体が糧になると確信していたし、だから毎日歌とダンスの練習は欠かしていない。

 こんな私でも、他人を笑顔にできる。卑屈だった私の心を支えてくれる力。もっと昔、神の目を授けられた時も沢山歌った後だったから、運命的なものを感じていた。人によっては小さなものと思うかもしれないけれど、関係ない。私は私なのだから。

 

 ……そう強がってみてはいるけれど。

 

 私の両親が離婚しちゃって父と一緒に家を出てから疎遠になったお姉ちゃん……皆の憧れの的のジン代理団長の前では、今でも本当の私が見えてしまう。全部ぎこちなくなっちゃう。嫌ってるわけじゃなくて、なんでも出来る優秀なお姉ちゃんと比べて劣っていると思ってしまうから、いつも話す時にはどうしても緊張しちゃうんだよね……。

 お姉ちゃんは賢くていい人だから、きっと私の悩みも何となく理解して気を使ってくれているのが伝わってくる。だからよけいに自己嫌悪してしまうんだ。後ろ暗い気持ちを抱えて人を助けることができるのかって。

 でも大丈夫、私にだって得意なことはある。誰だって隠したい気持ちの一つや二つある。そんな大人の割り切りもアリスさんに教わった気がする。他にも外の世界の面白いことを沢山教えてくれたことを回想していく。

 

 ふふ、おかしな人だったなぁ……。

 

 

 

 

 いつもの朝。自室のベッドで目を覚ました私は、アリスさんとの不思議な出会いを夢でみていたことを客観的に振り返り、思わず笑みをこぼしていた。

 朝からいい気分になったと思いながら身だしなみを整えて、いつもの日課であるスパイシードリンクを飲み、朝食を食べて英気を充填した。それにしても、今日はいい夢も見たし、なんだか調子までいい気がする。

 

「アイドルはみんなのアイドル……。うん、今日も頑張ろうっ!」

 

 朝の練習、アイドル活動、祈祷牧師としての仕事……。全部やるのは忙しいけれど、とっても楽しい。何故なら、いつだってお姉ちゃんが目標として居てくれるから、頑張りがいがある。

 

 そんな日常の中で最近変化が訪れた。それは、騎士団遠征から一人で頑張りすぎていたお姉ちゃんにやっと助けてくれる人が来てくれた。しかも二人も。

 

 一人は遠くから来た旅人さんの蛍ちゃん。神の目をもっていないのにとっても強くて、お姉ちゃん達と一緒に風魔龍もなんとかしちゃったって聞いた時は、私とそんなに歳が変わらなさそうなのに感激しちゃった。凄すぎて嫉妬なんて浮かぶ暇もなかったよ。

 今やモンドの栄誉騎士で英雄なのに、まったくそれを感じない女の子。すぐに友達になれたし、旅の道すがらモンドに帰ってきたときはお土産話をおねだりしちゃう。それと、最近旅の仲間も増えてて楽しそうだった。

 

 もう一人は、騎士団の前線勤務だった男の人。最近お姉ちゃんの近衛騎士になった人で、私は教会にずっといたから初めて会ったのがそのときだった。

 とても大柄で怖い顔をしていて、太ももが私のお腹周りぐらいあるんじゃないかと思ったぐらいだったけど、見た目の第一印象とは違って、実際はとても繊細な気配りを見せる人で優しい人だった。お姉ちゃんによると、魔物の蔓延る戦場でも部下にも信頼されて慕われていたとか。

 しばらくしてからの感想としては、確かにお姉ちゃんを支えてくれる人としてこれ以上ないぐらい適任だと感じた。中々人の為にあそこまでできないよ、多分私も負けちゃう。悔しいけど見習わないとね。

 

 それで、お陰でお仕事や休みの日にお姉ちゃんと会う機会も増えてるから、間接的にお話しする機会も沢山あった。そこでお姉ちゃんと同じ歳って聞いてから親近感を覚えていって……。

 

 そのせいで私もこの間ついお兄ちゃんって間違えて呼んじゃった。恥ずかしかった……。

 

 でもそれぐらい私も……多分、お姉ちゃんも気に入ってる人。そう呼ばれたときにしていた顔は面白かったなぁ。いつも冷静な顔が変な顔になっちゃって、隣にいたお姉ちゃんも思わず吹き出してしまってた。その後すぐにフォローをしてくれて、君が呼びたいならそう呼んでいいよって許しをもらったから、それからは開き直ってお兄ちゃんって呼んじゃってる。

 

 それで……その、最近はそうしてお兄ちゃんのことを考えると、なんだか胸のあたりがモヤモヤとした気持ちになってしまうようになったんだけどなんでだろう?

 

 

 

 

 

 そんな気持ちを抱えたまま……仕事と日課も終わってた。それ以外の調子は相変わらず良かったから、その勢いに乗じて一人暮らしのお姉ちゃんの家に遊びに行くことにした。お姉ちゃんも今日は忙しくないと聞いていたから、多分大丈夫だと思う。

 

 家につくと、それでも緊張してしまう。最近はお兄ちゃんのお陰で時間も出来て、勇気を出したお陰で少しづつ仲も良くなってきたけれど、それでも私の憧れでもあるのだからそれとこれとは別なんだよね……。

 勇気を出して玄関の元素ベルを鳴らしたけど、返事がない。留守なのかと思ったけど、ここから見える窓のカーテンも開いているし、なにより洗濯物が庭に干してない。規則正しいお姉ちゃんだから、早めに帰ってこれたならまず取り込み忘れることもないだろうし……。

 疑問に思いながらドアノブを捻ると、やっぱり鍵がかかっていなかった。お手洗いで出てこれないとかなのかな?

 玄関に入りドアを閉めて、何度かお姉ちゃんを呼んでみるけど、これも返事がない。まさか、返事が出来る状態にないとか……?

 

 でも耳を澄ましてみると、お姉ちゃんの部屋の方から僅かに楽し気な声が聞こえた。

 良かった。私が来たことに気づいていないだけなんだとホッと胸をなでおろして……。

 

「んほおおぉおぉおぉっーーーーー♡♡♡♡」

 

 お部屋の前まで歩こうとしたとき、凄い大声が聞こえた。お腹の奥から出したかのような、とても大きな……き、気持ちよさそうな声。まさか……。

 

「あへぇっ♡♡ ご主人様っ♡♡ おちんぽご褒美ありがとうごじゃいましゅううぅ♡♡」

 

 私だってもう立派な大人だ。そ、その声が、どんな声かはすぐに分かった。お姉ちゃんが、誰かとセックスしてる声……。すぐに立ち去ろうかとも思ったけど、胸の高鳴りとお腹から伝わるじわじわと伝わってくる性への衝動が私の足を突き動かしてしまって、意思とは関係なしにいつの間にか音を立てない様に進んでしまっていた。

 

「おおっ♡♡ あへっ♡ おへぇっ♡♡ 最初から全力でっ♡♡ しょんな♡♡ ザコおまんこ壊れる♡♡ 性奴隷まんここわれるっ♡♡ おおおぉっ♡ デカマラおちんぽ様に今日もまたおかしくされるぅっ♡♡」

 

 しかもあのお姉ちゃんが誰かに完全に屈服して、自らを捧げるような乱暴なえっちをされているのが簡単に分かるぐらい、とんでもない言葉が次から次へと聞こえてくる。無理矢理に犯されていることもなく、とっても……気持ちよさそうな声で喘ぎ続けていた。『今日も』といった言葉から考えて、以前からそういう関係にあることも分かってしまった。そんな現実感のない喘ぎ声が、私の正常な判断を奪っていく……。

 全身から汗が噴き出しているのが分かる。緊張で心臓の鼓動が全身に響いているみたいになっている。これ以上進んだら、何かが戻れなくなるような予感もした。でも……それでも、その先を知りたくなってしまった。

 

 ドアが僅かに開いている。ここから声が漏れていたんだろうと考えるのと同時、この一枚の扉の先に、私の望んでいる光景がある。少しだけ迷ったけど……隙間から、私は淫らにも覗くことにした。ごめんなさい、お姉ちゃん……。

 

 そこから見えたのは、私の想像以上の光景だった。

 

 セックスをしているのだから、お姉ちゃんがベッドの上で裸で組み伏せられて……お、おちんぽで突かれているのは当然分かる。でも、お相手の男の人は……。

 

「お、お兄ちゃん……」

 

 初めてみる裸はとても逞しく、服と鎧の上からは見えないいくつかの傷跡が見えた。

 ううん、そうじゃなくて……お姉ちゃんと、そういう関係だったってこと……?

 

「ご主人様♡ しゅきっ♡♡ だいしゅきいいぃ♡♡ ほおおぉ♡♡ おんっ♡ おんっ♡♡ おへぇっ♡ おぉ♡♡ すき♡ しゅきしゅき……っ!!♡♡♡♡」

 

 お腹の奥が、切なくなるのを感じた。

 覗き見しているのに、実の姉のセックスと、私がお兄ちゃんと慕う男性とのセックスという衝撃的な光景を見ているのに、私のおまんこと子宮が女の子の悲鳴を上げ始めてしまう。

 

(二人とも、凄く気持ちよさそう……あっ、お兄ちゃんがお姉ちゃんの頭を優しい顔をしながら撫でてる……。やっぱり、二人は恋人なのかな……)

 

 数分見ているだけで、膣からはもう愛液が溢れて止まらなくなっていて、パンツはびしょびしょになっていた。このままだと廊下に私の発情したお汁が落ちちゃう……。

 

「おひっ♡ おおおおぉっ……♡♡ はぇっ♡ っちゅ♡ ちゅるるっ♡♡ んに……♡ ちゅ、ちゅ~……♡♡ ぢゅるっ♡♡ はっ♡ あぁっ♡♡ すきぃ……♡♡♡♡」

 

 響き渡っていたお肉を合わせる音が収まり、代わりに何度もお姉ちゃんは絶頂して痙攣し、悶絶する声以外では、潮を吹く音とキスの音だけがしばらく聞こえた。

 

「ちゅっ♡♡ イきゅ♡♡ イぎゅうぅ……♡♡ ちゅるっ♡♡ おへっ♡♡ んぎ♡ ぢゅるるるるる~~~♡♡♡♡ ちゅ、んぁっ♡♡ あへっ!!♡♡♡♡ んいぃ……♡♡♡♡」

 

 お兄ちゃんが唇を離すと、すっかりお姉ちゃんは堕ち切った表情をしながらハートを写した瞳で媚びていた。

 

「ご主人様ぁ……♡ 本日も、特濃ザーメンを頂きたい……♡♡ おちんぽ様を奥に押し付けて、子宮の奥に届くように、びしゃびしゃおトイレみたいに遠慮なくザーメンを射精して、いつものように私を便所として乱暴に使ってくれ……♡♡」 

 

 そのオネダリを聞き届けたお兄ちゃんは、お姉ちゃんを完全に覆い隠すように体重を掛けて、再び腰を素早く動かし始める……。

 

「おおぉ♡♡ おおぉ~~~~~♡♡ おほおおっ♡♡ おーーーーー♡♡ そうなんだぁ♡♡ ほぉっ♡♡ 道具みたいに使われるのすきなんだ♡♡ ほおおぉっ♡♡ おちんぽ様の奴隷として尽くすことを誓うから、恋人ザーメンで子宮を満たしてくれぇええぇ~~~~~♡♡」

 

 綺麗なお姉ちゃんの長い足だけが見える。ピストンの音はさっきまでの音とは比べ物にならない。ドチュドチュと膣の壁と子宮口まで引きずり出されるような鈍い粘着音が聞こえる。

 

「おほぉっ♡ お♡ おぉっ♡ おまんこピストンぎんもぢいいぃいぃ……♡♡ 強い極太カリ高おちんぽがお腹にずっと響くぅ♡♡ おへっ♡ おおおぉおぉ……♡ おおんっ♡ おほっ♡ ごおおぉおぉ……♡♡ おおぉーーーーー~~♡♡」

 

 それらすべてが鍛え上げられたお兄ちゃんの身体に抱きこまれたまま繰り返される。こんな、こんな激しいおまんこをされたら……。

 

「あぁ……♡ あっ……♡♡」

「おほおおおぉおおぉおぉおぉ~~♡♡ イ、イぎましゅ♡♡ ご主人様に屈服絶頂するぅ♡♡ イぎゅウぎゅうぅ♡♡ イぎゅうううぅ~~~~~~~~~~♡♡♡♡」

 

 きっと、お兄ちゃんのおまんこ奴隷になるしかないんだ……♡♡♡♡

 

 ぽしゅ♡ ぴしゅっ♡ って私のおまんこは潮を噴き出して絶頂していた。手で触ってすらいなかったけど、いきなり特濃な性奴隷プレイのセックスを見せつけられて、初心な私が耐えられるわけがなかった。立っていられなくなって、ドアの前でぺたんと座り込んで、全身を震わせて床に広がっていく愛液と失禁したおしっこが広がるのを見ている事しかできなくなっちゃう……♡

 

 絶頂と同時にお兄ちゃんは動きを止め、お姉ちゃんを強く抱きしめながら射精していた。何で分かったかって、ここまで離れているのに、射精の音がはっきりと聞こえたから……♡

 

 びゅうぅーー♡ どびゅるるるーーーー♡ って凄い音……♡♡

 

「あへぁ♡ らめらぁ……♡♡ 凄い勢いで子宮が膨らんでっ……♡♡ またイグっ♡♡ 射精でイぐ♡ 中出しザーメンでイっぐうううぅうぅ~~~~~~~~~♡♡♡♡」

 

 もし、お兄ちゃんにあんなことされたら、わたしも……♡♡♡♡

 

「あっ♡ そんな、おまんこまたイくぅうぅ……♡♡♡♡」

「おおおぉーーーーーーー♡♡ ほおおぉおぉー……♡ まだでりゅうぅ……♡♡ 射精ザーメン長すぎだぁっ♡ おぉっ♡ おっへぇええぇえぇ~……♡♡♡♡」

 

 まるでお兄ちゃんに私も犯されているみたいに、同時に絶頂してしまう。お兄ちゃんの射精はまだまだ続き、数分にわたり私達は絶頂していた。

 

 それで、ようやくお兄ちゃんが起き上がって抱きしめ純愛拷問セックスを終えると、お姉ちゃんのお腹は赤ちゃん出来たみたいに膨らんでた……♡

 お兄ちゃんが腰を引くと、おちんぽに膣口が凄い吸い付いているのが見えて、引き抜くときにまるで大きな音を立てそうなほど勢いで、お姉ちゃんを虐めてたおちんぽの全体が姿を現した。

 

(これが、おにいちゃんのおちんぽなんだ……♡ 凄い大きい……♡ もし私の中にあんなの入ってきたら、大きすぎて壊れちゃうよ……♡)

 

「おしゃせい、ありがとうございましたぁ……♡♡」

 

 濃厚な精液でポッコリしたお腹を抱えて、時折まだ全身を震わせてイってるお姉ちゃん。

 私は、精液がドロドロとおまんこから溢れているのを見て、改めて精液の量を実感する。

 

(あの何十倍の精液が、お姉ちゃんの赤ちゃんの部屋にパンパンに詰まってるんだ……♡)

 

 その状態で、お兄ちゃんのどろどろになって黒光りしている大きなおちんぽに、ねっとりとした感謝のキスをしているのを見て確信する。

 

(私も、お姉ちゃんみたいに乱暴に扱われてえっちされたい……♡♡)

 

 血は争えないのかな……。お姉ちゃんと同じことをされたいだなんて……♡

 

 だからさっき、私は部屋の前まで自分の意志に関係なく動いたんだね。お兄ちゃんみたいな強い人に組み伏せられて、分からされて性奴隷にされるという歪んだ性癖があったから……♡

 

(見てるだけなのに、あ……♡ 一体何回ぐらいイってるんだろう、あ、またっ……♡)

 

 自分が、えっちでマゾであるということを段々理解しながら絶頂するのは最高に気持ちが良かったけど、自分でもこんな変態だったなんて思いもしなかった……。

 でも……変態だといっても、こんなお姉ちゃんが堕とされて性奴隷にされてたり、おにいちゃんがそれを楽しんでる光景をみても、二人のことを変わった目でみるようになったり、軽蔑したりはしない。多分、それが二人の愛の形なんだと自然と納得してしまってる。こうして私も変態だって分かったからだと思うけど、体験しないと分からない事ってきっとあるんだろうね。

 

 絶頂の震えがようやく収まったときには、ある程度冷静になっていた。とんでもないことをしてしまったという意識はあるけど、まだ自覚がない感じでフワフワしている。

 とりあえずお姉ちゃんのお掃除フェラを見ながらなんとか立ち上がって、床に広がった液体をなんとか神の目の力で消失させることにした。

 足が笑ってガクガクしているけど、これも水元素の力で回復してなんとか一時しのぎぐらいにはなった。ここで大きな音を立てたらバレちゃうから、慎重に。

 

(それにしても、びっくりした……。二人がへ、変態なえっちしていたこともだけど、恋人関係だなんて、知らなかった。私でも知らない位だから、まだ誰にも言ってないのかな……)

 

 そう思った時、朝に感じたモヤモヤがまた私の胸を襲った。

 

(……? なんだろう、またこの気持ち……)

 

 お姉ちゃんが隠し事をしているからなんだろうか、何だか不愉快な気持ちがずっと昇ってくる。さっきまであんなに気持ちよかったのに、どうしてこんなことに……。

 

「ぢゅぽっ……♡ ふふ、綺麗になった。だ、だがまだこんなに立派におちんぽ様がそそり立っているぞ? 今日はまだ時間があるから……あっ♡ 今度は、後ろから……♡♡」

 

 だから、その場にいることが急に嫌になって、逃げるようにその場を去った。

 

 

 

 

 

 それからどうやって家に帰ったのかよく覚えていない。そして、今ばかりは父がファルカさんに同行していって良かったと思った。だってこんな沈んだ情けない顔見られたくないから……。

 

「駄目。こんなんじゃ……。しっかりしろ私」

 

 よく分からない悶々とした気持ちで落ち込むなんてだらしない。これじゃあみんなのアイドルになれないよ。大丈夫、いつかお姉ちゃんも話してくれる。悪気があるわけじゃないんだから。

 

 とりあえず手元にあったスパイシードリンクを一気飲みして、持ち前の数少ない長所、長く悩まないを実践する。

 

「うぅ、辛い……! けど、シャキッとした! でも……あんな姿を見ちゃったことだけはいつか謝らないとなぁ。……ふぅ、明日は休みだし、疲れたから早めにお風呂に入って寝ちゃおう」

 

 夕食を調理して食べた後、お風呂に入る。最新の器具が並べられたフォンテーヌ製のお風呂は、水に拘る私にとっては癒しの空間だった。鼻歌を歌いながらシャワーを浴びたりするのが私の日課の一つなのだけど……。

 

 手に持った綺麗なシャワーヘッドから温水が溢れ出てきたのを見て、私は連想してしまう。

 

「……す、凄い勢いでお兄ちゃん、射精してたなぁ……♡ きっと、お姉ちゃんのおまんこの中であのおっきいおちんぽが震えて、勢いよくこんな風に……♡」

 

 急にぶり返してきた強烈な性欲が、身体を洗うという行為を頭から吹っ飛ばして、気づくと持ち手の角度を変え、おまんこにその水流を直接当ててしまっていた。

 

「ひゃあぁっ!?♡♡ あ♡ あぁ♡ あ♡ あっ♡ あ♡ あんっ♡ あぁっ……♡ え♡ えぇ……♡♡ すご……い♡♡ あんっ♡♡ あはっ……♡ 気持ちいいよぉ♡」

 

 お風呂でこんなことをするのは初めてだった。それどころか、私はオナニーをあまりすることが無かったから、今日の濃厚で淫らなセックスを覗き見たことは、予想以上に私の身体を敏感にしていたんだと思う。だから、こんなにも実感を持って想像できてしまう。

 

 私にとって初めて見た男性の裸。それと、太くて硬そうな、お、おちんぽっ……♡

 

 それが私の小さそうな膣を押し広げ、入りきらないからって子宮口をお腹の上に持ち上げて無理矢理挿入してるのを、処女なのに想像できてしまう。

 

「ごめんね、お兄ちゃん……♡ 私の妄想の中で、丁度いいからってえっちの相手として使ってしまってぇ……♡ あ♡ あ♡ お兄ちゃんの精液が、赤ちゃんのお部屋に入って……♡♡」

 

 実際にはそんなに奥まではお湯は入っていない。けれど、私の成長途上の、だれの精液も受け入れたことのない子宮がもみくちゃに熱い大量の奔流で犯されていくのを想像してしまう。

 お姉ちゃんの引き締まった綺麗なお腹が、あんなにあっさり精液でぽっこりするんだから、私の小さなお腹なんて、あっという間にだらしなく膨らんじゃうよね……♡♡

 

「熱いっ♡♡ 熱いよぉっ♡♡ どろどろおちんぽザーメンがびゅるびゅるって大事なお部屋に詰まって♡♡ あぁっ♡♡ お兄ちゃん♡ 見て♡ 私の小さなお腹が濃厚種付けミルクで膨らんでいくの、見てぇ……♡♡」

 

 いつの間にか、お姉ちゃんと入れ替わる形で私がお兄ちゃんに性奴隷オナホにされてひどい純愛レイプをされるのを想像していた。

 

「はいっ♡♡ してください、私を――」

 

 ……その後、理性が吹き飛んだ私は、お風呂で二時間もオナニーをしてしまった。そして戻った理性で身体を洗い、綺麗にして上がってもすぐに情欲はぶりかえして、またベッドで……。

 

「あぁあっ♡♡ あんっ♡ あんっ♡ あぁ~~~……♡♡ 極太おちんぽでぢゅぽぢゅぽされるの気持ちいいのぉ♡♡ ひゃあんっ♡♡ もっとお尻もぶって♡ 理不尽に叩いて、私に立場を分からせてっ!!♡♡」

 

 マゾなことを自覚してから、私はすっかりおかしくなっちゃったと思う。おまんこはとろとろとした愛液でずっと埋まっていて、何度潮を吹いても収まらない。指を何本も処女の膣内に入れて、激しく出し入れをしても、痛くないほどに……♡

 

「あぁああぁーーーーー♡♡ おまんこイくううぅ~~~~~~♡♡♡♡」

 

 勝手に全身が気持ちよさで暴れまわって、ずっとお潮吹いちゃう。水を何度飲んでも、喉の渇きはすぐに来ちゃう。全身の水分が、ずっと抜けている感覚。

 

「おっ♡ ぁ……♡ おにいちゃん……♡♡」

 

 何十回目かの絶頂の末に、私はいつしかイき疲れて寝てしまった。でも、朝起きた時にびしょびしょになった身体とシーツを見て、また思い出してして催してしまって……。

 

「駄目、だめなのにぃ……♡ あ、あっ♡♡あぁ~~~~♡♡♡♡」

 

 何度かの小休止を挟んで、結局は休日の一日中、お兄ちゃんに性奴隷にされる妄想を繰り返し、妄想の中で何度も犯してもらってイきつづけた。

 

 

 

 

 

 翌日。結局昨日は一日中淫らな休日を過ごしてしまった私だけど、今はモヤモヤはなくなっていた。この気持ちは溜まっていた性欲が原因だったんだろうか?

 睡眠自体は長くて特に疲労はないので、風邪を引かなくてよかったとだけ思った。あんなに裸のままで過ごしたから、ちょっと心配だったけど大丈夫だったみたい。

 

 そして今日は普通に仕事なので教会に足を運び、祈祷牧師としてきちんと何事も無く過ごす。

 

 そして、牧師の仕事の休憩時間。

 騎士団の食堂でたまたま会ったノエルに最近のモヤモヤについて聞いてみた。

 も、勿論あのセックスやオナニーのことは隠して……。

 

「――ということなんだけど、ねえノエル、どうしてだと思う?」

「そ……それは……」

 

 私の話を聞いて何故か顔を真っ赤にしたノエルは言い淀んでいた。なにかいけないことを言ってしまったのかと焦って謝ると、大きく首を振って否定して深呼吸をした後に、甲冑に包まれた綺麗な胸の前に手を置くと、予想していなかった答えが返ってきた。

 

「バーバラちゃん、それはね……きっと近衛騎士様に恋をしているからだと思います」

「え?」

 

 その瞬間、私の頭の中で短いながらもお兄ちゃんと過ごした記憶が廻った。

 

 実は初めて会った時の紳士的な態度にすでに胸が少しだけ高鳴ってた。

 次にお姉ちゃんとの稽古を見た時の見事な剣術に見惚れた。

 頼りがいがある逞しい大きな姿に護られてみたいと思った。

 話を私と同じ目線に常に合わせてくれる優しさに親しみを感じた。

 裏表のない素直な気持ちを言ってくれることに感謝した。

 お兄ちゃんと呼んだ時に受け入れてくれたことが嬉しかった。

 お姉ちゃんと楽しそうにお兄ちゃんが話している時に感じた不思議なモヤモヤ。

 それから二人が恋人で激しいセックスをしていた事実にショックを受けて……。

 何度も……お姉ちゃんと自分を置き換えてオナニーをしたこと。

 

 今度は私が顔を真っ赤にする番だった。

 

「そ、そんなことって……」

「やっぱり、心当たりがお有りなようですね……。ふふふ。気持ちは分かります。私にも年上の想い人がいますから」

 

 確かに、ノエルに恋人が出来たと聞いた時は嬉しかったし祝福もしたけど、どこか他人事の様に考えていた。だって、そんな気持ちはいままで抱いたことが無かったから、自分にその恋心を理解する日が訪れることなんて想像も出来なかったもの。

 でも思えば、これだけの理由があるのに気づいていなかったって、凄いよね。恋愛小説も読んだことも何度もあったから、別に恋の形について知らない訳なかったのにね。

 

「そっかぁ……私、恋を……していたんだね。こんなにドキドキするのが恋なんだ。みんな夢中になるわけだよ。ノエルも……そうなの?」

「はい。たとえ旦那様のことを一日中考えてもきっと飽きません」

「ふえぇ……。確かに、言われてみれば……。あっ。いやいや、恥ずかしいよぉ」

 

 一日中お兄ちゃんのことを考えて犯される妄想をして、オナニーしていたなんて言えない。

 

「恋は恥ずかしい事じゃないですよ、バーバラちゃん。それに私もあの方に出会うまでは、恋愛というのは見当もつかないものでしたから」

 

 うう、オナニーのことだよ。いやらしくてごめんね、ノエル。

 すると申し訳なさそうな表情をした私を元気づける為に、今度は励ましてくれた。

 

「もう一度言いますが、バーバラちゃんが近衛騎士様のことを大好きな気持ちは、決して恥ずかしくはないことですよ。その大切な気持ちを大事にしてください」

「そうだけどぉ……。今までお姉ちゃんみたいにお兄ちゃんのことを見ていたつもりだったから、凄く羞恥と感情がぐちゃぐちゃになって、抑えきれないんだよ……」

「でも、その恋に絆されて赤くなっている表情も可愛いですよ。その姿を見せれば近衛騎士様もきっとお喜びになります。殿方は、女の子が尽くしてくれるのに弱いと聞きましたから」

 

 喜ぶ……。どうだろう……。お兄ちゃんはお姉ちゃんとあんなえっちなセックスするほどの関係になっているということをノエルは知らない。でも、でも……。

 

「多分……迷われる必要はありません。少し無責任に聞こえるのかもしれませんが、最終的に受け入れるかどうかは、貴方が恋したお相手がお決めになることだと思いますので」

「うん……そうだよね」

 

 過程ではすれ違っているけど、言葉自体は違わないからノエルの優しさはちゃんと届いている。いつも思ってるけど、なんていい子なんだろうと思った。私はいい友達が持てて幸せだ。

 

「ありがとう、ノエル。お陰で勇気が出たよ」

 

 お兄ちゃんに直接言う勇気はまだないけど……お姉ちゃんになら、この気持ちを言ってもいいかもしれない。血のつながった人だからこそ、これ以上隠し通したりしたくない。

 

 見ちゃったときに感じたあの願望を謝るときに全部……。

 

「えへへ、良かったです。バーバラちゃん、良い結果を祈っています」

「そうしておいて。……よし、じゃあ食べよっか」

「はい。本日のメニューも美味しそうですね。私はこの――」

 

 食事の貴重な休みの時にノエルをいつまでもこの話で拘束するのも申し訳ないから、残りはノエルと楽しく食事することで英気を養い、昼からの仕事に備える。

 

 後はお姉ちゃんに公務が終わった時を見計らって相談することにしようと思う。

 

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