※この作品はR-18です。

ゆきのんとひたすらえっちする話。   作:滝 

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ゆきのんとAVのマネをする話。

 

 それは放課後、いつものように雪乃のマンションに寄った時のことである。

 隣り合って座ったソファの真ん前。ローテーブルの上には、見慣れない物が鎮座していた。

 

「⋯⋯姉さんからまた、急に送りつけられてきて」

「ほう」

 

 そう頷きながら見たそれはいわゆる天秤というもので、皿が二つあるアナログなものだ。

 それに載せると思(おぼ)しき分銅と、何に使うか不明なシャーレ。まるで理科の授業のセットみたいなそれとは別に、一枚のDVDもある。

 

「えー、何なに⋯⋯」

 

 DVDの箱には『大学生カップルがザーメン20mlを溜めるまで出られない密室からの脱出に挑戦!』とタイトルが書かれている。あの人、なんちゅータイトルの作品を送りつけてくるんだ⋯⋯。

 

「で、これもう観たのか?」

 

 俺が聞くと、雪乃はこくりと頷いた。あ、観たんだ。へぇーほぉーふぅーん⋯⋯。

 

「多分こういうことをしてみろみたいな意味で送ってきたのだと思うけど⋯⋯。あなたがしたいかどうかは観てから決めたらいいと思うわ」

 

 そう言えば前にも陽乃さんから送られてきたAV観てたりしてたなこいつ、なんて思い出していると、雪乃はプレイヤーにDVDをセットした。

 まあ雪乃がそう言うなら、観て確かめないことには判断できない。あと恋人とAV鑑賞するというシチュエーションがやばい。何がヤバいってヤバみがヤバくてヤバババイ。

 

 AVの中身を簡潔に説明すると、こんな感じだ。

 カメラが仕込まれた部屋に呼び込まれたカップルが、スタッフの指示通り精液を20ml分集められたらミッション成功。部屋から開放され、賞金が渡される。

 そのミッションの為にカップルは手コキに始まりフェラチオ、オナホコキ、それから中出しまで駆使してシャーレの中に精液を集め、20ml分の分銅が載った秤が傾くまでひたすらセックスする⋯⋯そんな内容である。

 

「⋯⋯どう?」

 

 一頻(ひとしき)り観た後に、雪乃は期待と不安が入り混じった表情で俺を見た。どう、と言われても、すでに答えは決まっている。

 雪乃が送られてきた物を確認した上で俺にこれを見せたということは、雪乃もやってみたいということだ。本気でやりたくなければ、どこぞに仕舞っておいたり送り返したりすればいいだけなのだから。

 

「まああれだ⋯⋯。たまにはこういうのもいいかもな」

「そ、そう⋯⋯」

 

 雪乃はそう呟くと、今度は緊張と安堵が入り混じったような、複雑な表情を浮かべた。やっぱりこの子もやってみたかったのかしら⋯⋯。

 しかしぶっちゃけ、俺も興味はある。AVの内容はかなりエロかったし、それを今から雪乃とできると考えるとやたら興奮してしまう。

 

「それじゃ、行くか」

「え⋯⋯。シャワーを浴びてからじゃ⋯⋯」

「そんな気にすることじゃないだろ?」

 

 天秤セットを持つと、戸惑う雪乃の手を引いてベッドルームに入る。多少強引だが、AVの余韻が残っているままする方がお互い気持ちよくなれることは明らかだろう。

 

「んっ⋯⋯」

 

 天秤をサイドテーブルに置くと、制服姿のまま唇を重ねた。長い髪を手櫛で撫で付けながら舌を差し出すと、雪乃の可愛らしい舌がそれに応じてくれる。

 唾液を交換しながら片方の手で、制服越しに雪乃の胸(通称:ゆき乳)を揉む。ブラに守られたままのそこはゴワゴワした感触の向こうで、確かな柔らかさを湛えていた。

 

「ぷは⋯⋯っ」

 

 長いキスと愛撫を終えて唇を離すと、雪乃の顔はすっかり紅潮していた。特に雪乃の肌は白いから、赤みが差したその顔が妙に艶かしく見える。

 

「えっと⋯⋯。まずは手や口でシていたわよね?」

「ああ、頼む」

 

 雪乃は俺の正面で膝をつくと、カチャカチャと手慣れた動きでベルトを外してくる。制服のズボンのファスナーが下ろされると、ストンとそれが床に落とされ、続いてトランクスもずり下げられた。

 

「⋯⋯もう大きくなってる」

「そりゃなぁ⋯⋯。うぉ⋯⋯っ」

 

 雪乃は上目遣いで俺を見ながら、ボロンと露出された陰茎を握る。白磁のような細い指がペニスに絡みつき、シコシコと擦り上げられていく⋯⋯。

 ペニスがひくひくと快感に反応を返していると、雪乃は俺の肉棒をその可愛らしい口に誘い込んだ。

 

「⋯⋯は、んっ。んぅっ、んちゅっ、れろっ、んぅ⋯⋯」

「はぁ、あぁ⋯⋯。いいぞ、雪乃⋯⋯」

 

 肉竿を咥え込んだまま雪乃が前後に顔を動かすと、眼下に幼さを感じさせるつむじや、白いうなじが見える。それがやたらと、俺を昂ぶらせた。

 

「んぅっ、んっ、んちゅぅぅっ、んっ、ふぅっ、んん⋯⋯っ」

 

 昔に比べて、圧倒的に上手くなった舌技。ゾクゾクと背中を快感が駆け上がり、勃起は完全なものになる。気持ちいい? と問いかけてくる目が妙に真剣で、そうであるが故に興奮してしまう。

 

「はぁ、あぁ⋯⋯。雪乃、このまま口に出していいか?」

「んぅ、は、あぁ⋯⋯。ええ、いいわ。ん⋯⋯んちゅ、はぁ、れろっ、んぅ⋯⋯」

 

 雪乃はそう答えてペニスを咥え直すと、じゅぷじゅぷとフェラチオを加速させた。男を射精させる為の口淫に、俺の中で欲望と精液が込み上げてくる。

 

「は、う、あぁ⋯⋯。じゃあ、出すぞ⋯⋯っ」

「んんっ、んぅ、んちゅぅ⋯⋯。んっ、んん⋯⋯っ♡」

 

 雪乃は俺の肉棒を咥え込んだまま、こくっと頷く。俺が髪を撫でると、雪乃のフェラチオは更に深く激しくなっていく⋯⋯。

 

「は、あぁっ、出る! あ、イクっ!」

「んっ、んぅっ、ん! んん~⋯⋯っ!」

 

 ビュルルるるるぅぅっ!! びゅっ、ドピュぅっ!!

 

 我慢の限界に達すると、俺は雪乃の頭を掴んだままその口内に向けて射精した。雪乃にカリ首を舐められながら、その舌の上に溜め込んできた白濁を吐精する。

 

「はぁ、うぁ⋯⋯っ。いつもみたいに飲み込んだらダメだからな」

「んっ♡ んぅ、んん⋯⋯っ♡」

 

 ドピュッ、びゅっ、びゅくっ、ビュルルっ! ビュくんっ、びゅうぅっ!!

 

 また従順にこくっと頷いた雪乃の口の中で、生殖液を射出した。雪乃に口内射精するのはもう何度目かも分からないぐらいだが、やはり何度しても至上の快感だった。

 

「どれだけ出たか、見せてくれ」

「ん⋯⋯。あ⋯⋯」

 

 雪乃が口を開いた瞬間トロッと精液が唇から溢れて、雪乃は慌てて手で受け止める。両手でお椀を作ると、これ以上精液が漏れないように口を閉ざした。そうやって唇と手の間で銀糸を光らせる雪乃の姿は、あまりにも扇情的だ。

 

「ん、はぁ⋯⋯」

 

 雪乃は俺が言うよりも早くサイドテーブルの方に行くと、そこに置かれた秤のシャーレに精液を吐き出した。美しい下唇からトロトロと濃厚なザーメンが垂れていく様は、さっき観ていたAVより何百倍も俺を興奮させる。

 

「いくらあなたの量が多くても、さすがに一回分では足りないみたいね」

 

 雪乃の言う通り、秤は微動だにしていない。もとより一回で終わるとは思っていないし、そもそもそんなにすぐ終わったら困る。俺の下半身は、まだまだ満足していない。

 

「次は⋯⋯アレね」

 

 雪乃の言葉に、俺は「だな」と小さく返す。

 AVの中で次に使ったのは、オナニーホールだ。そんな物が雪乃の家にあるわけがない⋯⋯と思わせて、普通にある。何ならオナホコキも既に経験済みだ。詳しくは七話を見てね誰に言ってるの?

 

「少し待っていて」

 

 雪乃はそう言うと、クローゼットの中からオナホとローションを取ってくる。雪乃が貫通型のそれにローションを垂らすのを見ながら、俺はペニスを硬くしたままベッドに座った。

 

「じゃあ、行くわよ」

「ああ」

 

 雪乃は俺の足の間に入ると、オナホの入口とペニスの先をくっつけた。ゆっくりとそれが下に動いていくと、雪乃の膣内とは違った人工的な快感が身体を駆けていく。

 

「は、あぁ⋯⋯」

「ふふっ。これを使うのも、久しぶりね」

 

 俺の反応がおかしいのか、雪乃は両手でオナホを持ちながら淫靡な笑みを向けてくる。総武高校の制服姿のままするアブノーマルな行為が、異常なまでに俺を昂ぶらせていた。

 

「あの時も、たくさん出していたわよね? 今日はどのぐらい出すのかしら?」

「は、おぉぉ⋯⋯っ!」

 

 以前のことを思い出しているのか、雪乃はにわかに淫らさを増した。

 学校一と称される美少女が、俺のペニスをオナホでコキながら愉しんでいる。その事実に、俺の心臓はどうしようもなく暴れまわっていた。

 

「ちゃんと出す前に教えてね」

「はぁ、う、あぁ⋯⋯」

 

 ぐちゅぐちゅと音を立てながら、上下に動かされるオナニーホール。それを握る、可憐な手。

 普通のカップルでは経験もしなさそうな行為を続けていると、五分もしないうちに射精感が込み上げてくる。相変わらずこういうプレイは、ヤバい。

 

「は、あぁ⋯⋯。そろそろ、イキそ⋯⋯」

「ええ。なら、少し体勢を変えましょう」

 

 そう言うと雪乃は「こっちに」と俺の手を引いた。オナホが抜けないようにしながら雪乃の言う通りにすると、俺はベッドの上で四つん這いになる。

 

「出す時、零しちゃダメよ?」

「え、いや、ちょっ、うぉ⋯⋯っ!」

 

 そしてベッドの上には、先程出した精液が溜まっているシャーレが置かれている。雪乃に後ろからオナホでシゴかれながら射精し、その中に全て出せということだ。

 

「ほら、いつでもいいわよ」

「は、うぉ、おぉ⋯⋯っ!」

 

 高まっていく快感と頭がぐちゃぐちゃになるような興奮。雪乃の手の動きは一層激しくなり、狭いオナホの中でペニスがしごき上げられていく──。

 

「はぁ、あぁっ、出る! イくっ!!」

「いいわ、出して⋯⋯。あ⋯⋯っ」

 

 びゅくびゅくびゅくぅっ! びゅっ、ビチャっ、ビュるるるる!!

 

 貫通型のオナホから突き出た亀頭の先から、びゅーびゅーと生殖液が吐き出される。雪乃は俺に体重をかけてくると、シャーレとペニスがくっつくぐらいの近さになった。そのまま何度も、ガラス製のそれに向けてザーメンを射出する。

 

「あ⋯⋯っ。少し零れてしまったわ」

「は、おぉ⋯⋯っ!」

 

 びゅるびゅるびゅるっ! びゅっ、ドぴゅッ!

 

 雪乃に射精を実況されながら、最後の一滴までシャーレの上で精液を搾り取られる。その変態的な行為に興奮して、俺は馬鹿みたいに大量のスペルマをそこに放出していた。

 

「全部出たかしら?」

「あ、ああ⋯⋯」

 

 俺が答えると、ようやくペニスがオナホールから解放される。雪乃は精液がたっぷり溜まったシャーレを、自らの目の前まで持ち上げた。

 

「こういうことをすると、本当にたくさん出すわね」

 

 雪乃は俺の射精量についてそうコメントを残すと、そのままベッドから下りて秤の上皿にシャーレを載せた。しかしまだ、秤は動かない。

 

「やっぱり、まだ足りないみたい」

「ああ⋯⋯」

 

 AVの中では四回も五回も出してようやく達成していたから、そのぐらい量が必要なのだろう。俺たちは目を合わすと、しばらく沈黙で会話を交わす。

 

「⋯⋯じゃあ、続きするか」

「⋯⋯ええ」

 

 次の行為は──パートナーとのセックスだ。ビデオの中で男女は何度もまぐわい、奔放に出してしまったザーメンをシャーレの上に集めていた。

 雪乃の手を引いてベッドに転がすと、真上から覆いかぶさる。キスをすると、どちらともなく舌を絡ませた。

 

「んぅ、ん⋯⋯っ」

「は、あぁ⋯⋯」

 

 短いディープキスの後、俺は身体を起こした。雪乃のスカートの中に手を滑り込ませると、するりとショーツを脱がしとる。太ももを撫で上げ、その入口の状況を確かめた。

 

「もう濡れてんのな」

「⋯⋯言わないでちょうだい」

 

 ほとんど愛撫を受けていないのに濡らしてしまっているのが恥ずかしいのか、雪乃は頬を染めながら目を反らした。赤くなった頬を腕で隠す仕草が、まるで生娘のようだ。まあ、生娘じゃなくしたの俺だけど。

 

「雪乃、今日は⋯⋯?」

「⋯⋯そのままで大丈夫よ」

 

 そのまま、つまり生で入れても大丈夫な日ということだ。その一言で、また興奮のレベルが一段階引き上げられる。

 

「じゃあ、入れるぞ」

「ええ⋯⋯。きて、比企谷くん」

 

 雪乃の足を開くと、当然のように勃起したままのペニスをその入口に擦り付けた。ちゅぷちゅぷといやらしい水音を立てた後、ゆっくりと腰を押し進めていく。

 

「あ♡ あぁぁっ♡♡」

 

 雪乃の嬌声を聞きながら、すでに濡れそぼっていた膣内をペニスで満たしていく。剛直が最奥まで届くと、びくんと雪乃の背中が震えた。

 

「は、あぁ⋯⋯。やっぱ生、気持ちいい⋯⋯」

「んん⋯⋯っ♡ 相変わらず、大きすぎよ⋯⋯」

 

 完全に結合すると、俺たちは見つめ合ったまま呼吸のリズムを同期させていく。吸い寄せられるように唇を重ねると、俺の分身は雪乃の中でびくんびくんと脈打っていた。

 

「動くぞ」

「ええ、きて⋯⋯あ♡ あぁぅっ♡♡」

 

 俺が腰を動かし始めると、雪乃の声が甘く高くなる。

 腰を引いて、突き出して、また引いて、突く。その単純な繰り返しが、無茶苦茶に気持ちいい。

 

「は、あぁ⋯⋯。なんか、いつもより締まってない?」

「あっ♡ んんっ♡ 気のせいよ⋯⋯あっ♡ あぁっ♡♡」

 

 俺が腰振りの速度を上げていくたびに、雪乃の膣は狭くなっていく気がした。

 蠕動(ぜんどう)する膣襞は容赦なく竿を擦り上げ、濃厚な快感を生み出す。パンパンパンと無機質な音が、ベッドルームを満たしていく。

 

「はぁっ、はぁっ、はっ、あぁ⋯⋯っ」

「あんっ♡あんっ♡あんっ♡ あ♡ んぅっ♡ ふっ、あっ♡ あっ♡ あぅ⋯⋯♡」

 

 気付けば夢中で、腰を振っていた。お互いに最低限だけ脱いだ制服姿のまま、至上の悦楽に狂わされるがまま快感を貪り合う。

 雪乃とセックスしていると、ずっとこうしていたいと思ってしまう。しかし思えば思うほど快楽は積み重なり、我慢ができなくなる。

 

「はぁっ、あ、はぁっ、はっ、うぁ⋯⋯。雪乃⋯⋯っ、もう、出る⋯⋯っ」

「あぁっ♡ あんっ♡ あ⋯⋯っ♡ ええ、いいわ♡ んんっ♡ 比企谷くん、出して⋯⋯あ♡」

「はぁ、はぁっ、中でいいんだな?」

 

 俺の問いに、雪乃は快感に目を瞑ったままコクと頷いた。その答えに、また腰の動きが激しくなっていく。圧倒的な快感と興奮の前に、もう何も我慢できなくなる。

 

「は、あぁ⋯⋯っ、イクっ! あぁ⋯⋯っ、出る⋯⋯!」

「あっ♡あ♡あっ♡ んんっ♡ 出してっ♡ 比企谷くんっ、中にっ♡ あぁぁ~~──♡♡」

 

 ドッぴゅうぅぅぅぅっっ!! びゅっ、ビュルッ、ドプゥっ!!

 

 雪乃が足を俺の腰に絡みつかせてくると、だいしゅきホールドの状態で射精した。快感に酔わされるがまま、雪乃の膣奥に精液を注ぎ込んでいく⋯⋯。

 

「は、おぉ⋯⋯っ、イッてる雪乃の中、すげ⋯⋯」

「あんぅっ♡ あ♡ 比企谷くんの、たくさん♡ あぁぅっ♡♡」

 

 ビュくビュくビュくぅっ! どぷっ、びゅ、ビュくぅっ!!

 

 喉裏を見せながら仰け反る雪乃の膣に、これでもかとザーメンを吐き出していく。映像内の男女のように、奔放に。

 何度もビクビクと雪乃の膣内でペニスを脈打たせていると、次第に射精は収まっていく。肉竿の脈打ちが止まると、雪乃は頭を起こしてチュッと俺の唇を啄(ついば)んだ。

 

「⋯⋯気持ちよかった?」

「ああ⋯⋯。すっげぇよかった」

「ふふっ。私もよ」

 

 雪乃はそう言うと、またチュッと俺の唇に軽く触れた。こういう可愛らしいことをされると、また興奮し過ぎてしまうので勘弁して欲しい。

 

「じゃあ抜くけど⋯⋯。すぐ動けるか?」

「ええ、大丈夫。⋯⋯あっ♡」

 

 そう言った雪乃の膣から、射精の終わった男性器を引き抜く。いつものように精液が溢れてくるのを待つなんてことはせず、雪乃は秤の置かれているサイドテーブルの方に向かう。

 そして──。

 

「ん、あ⋯⋯♡」

 

 雪乃は秤にまたがったまま膣に力を入れて、中出しされた精液をトロリと溢れさせた。少し零れてしまったが、俺のザーメンが糸を引きながらシャーレの中に落ちていく。

 なんというか⋯⋯さっきAVで観たばかりの場面とはいえ、雪乃がそれをしていると思うとハチャメチャにエロい。制服のスカートを自分で捲りあげながら精液を垂らすポイントを定めているところなんか、ちょっとえっち過ぎる⋯⋯。

 

「あ⋯⋯。み、見ないで⋯⋯」

 

 そして俺に凝視されていることに気付いたのだろう、雪乃はかぁっと一気に頬を染めると、膣口から精液を溢れさせながらぷるぷると震えだした。

 いや、⋯⋯は?

 何だそのエロ可愛い反応。可愛すぎてこっちまでぷるぷるしちゃうんですけど?

 頭を沸騰させながらその様子を見続けているが、天秤はまだ傾かない。

 

「⋯⋯まだみたいだな」

「⋯⋯はい」

 

 何故か敬語だった。恥ずかしすぎて色々限界突破したらしい。

 

「じゃあ、次は後ろからにするか」

「⋯⋯分かったわ」

 

 俺がそう提案すると、雪乃はスカートを下ろしてベッドに戻ってくる。雪乃は自分から四つん這いになると、今度は俺がスカートを捲って入口を顕にさせた。

 

「もう一回、入れるな」

「ん、あ⋯⋯っ♡ あぁぁっ♡♡」

 

 返事を聞く前に挿入すると、また高い声が耳朶を打った。ぬるんとあっという間に最奥に到達すると、キュウキュウと雪乃の蜜壺が締め付けてくる。

 

「あぅ♡ んんっ♡ ⋯⋯やっぱり、まだ大きくしたままなのね?」

「ああ⋯⋯。あんなの見せられて、萎えるわけないだろ」

「あ♡ ああぅっ♡♡」

 

 俺はそう答えると、雪乃の尻肉を掴んで腰を振り始める。顕になった尻穴の向こうで生の男性器が抽挿されるのを見ながら、またもゾクゾクと這い上がってくる快感に背中が震えた。

 

「は、あぁ⋯⋯。たまんないな、これ⋯⋯」

「あぁ♡んぁっ♡ そこっ、んんっ! 比企谷くん、強いっ♡ あっ♡あぅ⋯⋯♡」

 

 流石に三発も出した後だから、まだ射精は遠い。それをいいことに、俺は動物的なセックスを更に野性的なものにする。

 

「あぁんあぁぁっ♡ はぁっ♡んんっ♡ ダメっ♡んぁぁっ♡ 奥っ、クるっ♡ 奥っ♡ そんなに突いちゃっ、ダメッ♡♡」

 

 パンパンパンと乾いた音を立てながらバックで突いていると、雪乃の喘ぎ声がまた大きくなる。

 こうやって性に溺れていく雪乃を見ていると、思わず悪い笑みが浮かんできてしまう。もっと雪乃を気持ちよくさせてあげたい。もっと乱れた姿を見たいと願うたびに、後背位でのセックスが激しくなっていく。

 

「あ♡あっ♡あ♡ ダメっ、ひきがや、くんっ♡ あぁっ♡ イクっ、いく♡ あ♡ あぁ~~──♡♡」

 

 そして、雪ノ下雪乃は。

 俺にレイプされるようにバックで突かれながら、激しい絶頂に達していた──。

 

「はぁ、はぁ⋯⋯。もうイッたのか?」

「あぅ♡ん⋯⋯っ♡ ふぅ⋯⋯♡ あぁ⋯⋯♡」

 

 絶頂の波の前に日本語すら忘れてしまったのか、雪乃は返す言葉もないままキュンキュンと膣内を締め付けてきていた。こうやってイッている雪乃の中が一番締まるし、セックスの中で最高に気持ちいい瞬間だ。その快感をもっと味わいたくて、俺はまた腰振りの動きを再開させる。

 

「んぁ♡あぁぁっ♡ 待ってっ♡ 待ってぇっ♡ ひきがや、くぅんっ♡ まだイッてるからぁっ♡♡」

「は、あぁ⋯⋯。俺ももうすぐ、イクから」

 

 イキっぱなしになった雪乃のくびれを掴むと、パァンッ! パァンッ! と腰を打ち付ける。出し入れするたびに射精している最中みたいな強い快感に包まれて、ひょっとしてもう出してしまったのかと錯覚するほどだった。

 

「はぁっ、はぁっ、雪乃っ⋯⋯! このまま出すからな⋯⋯っ!」

「あぁんあぁぅ♡♡ 出してっ♡ んっ♡あ♡あァ♡あ♡ あぅぅ⋯⋯♡ もう、イッてっ♡ あぁっ♡ もうダメっ♡ あ♡ あぁぁ~~──♡♡」

 

 ドプッ、びゅっ、ビュルルるるううう!! びゅっ、ビュクンッ、ドプゥっ!!

 

 また締め付けの強くなった膣内の一番奥まで性器を突っ込むと、俺は雪乃の子宮に目掛けて射精した。びゅくんっ、びゅくんっと激しく肉竿を脈打たせながら、狭い膣に生殖液を流し込んでいく。

 もう、頭は真っ白だった。それぐらい、雪乃の中で至る絶頂は気持ちいい。四度目の射精だというのにペニスの感覚は鋭敏で、雪乃の中がキュンと締まるたびに精液が飛び出していく。

 

「はぁ、うぁ⋯⋯。まだ出るからな⋯⋯っ!」

「んぁっ♡うぅっ♡ あ♡ 比企谷くんの、熱い⋯⋯♡」

 

 びゅくっ、びゅくっ、ドぴゅぅっ! ビュるるるるっ!!

 

 絶頂の快感に仰け反る、ブレザーに包まれたままの背中。それを見ながら俺は、ありったけのザーメンを雪乃の膣内に注ぎ込む。規律と秩序の象徴である制服を着たままする膣内射精は、中毒的なまでの悦楽を俺の脳へと運んでいた。

 

「は、あぁ⋯⋯。じゃあ、抜くけど零すなよ」

「ん、あ⋯⋯♡ え、待って、むり⋯⋯あ♡」

 

 雪乃の膣から射精の終わったペニスを抜くと、途端にコプッと音を立てながら精液が溢れてくる。

 俺は急いで秤からシャーレを取ってくると、雪乃の股の下に潜り込ませた。雪乃の膣から、太く、白い線がガラス製のそれに伸びる。

 

「はぁ、ん⋯⋯っ♡」

 

 膣奥に出されてしまったザーメンを出そうと力んでいるのか、雪乃の細身がぷるぷると震えた。トプッ、とまた溢れ出す精液の量が増える。その光景に頭がおかしくなるぐらい興奮してしまって、ビュッと雪乃の尻穴に向けて精液を出してしまった。

 

「⋯⋯全部出しきるんだぞ」

「ええ⋯⋯。ん、はぁぁ⋯⋯♡」

 

 相当大量に中出ししてしまったのか、いつまでも白濁液は溢れ続ける。やがてシャーレがいっぱいになると、ようやく精液の逆流が止まった。

 流石にもう天秤は傾いてしまうだろうか。そう思いながらシャーレを秤に載せると、わずかに分銅を載せた皿が浮き上がる。

 

「もうちょっとみたいだな」

 

 さっきみたAVではこれぐらい出したらもう傾いていた気がするが⋯⋯。それが少し気になりながらもベッドの方を振り返ると、雪乃は四つん這いになったまま涙目で俺を睨んでいた。

 

「比企谷くん⋯⋯イジメすぎよ。おかしくなるかと思ったじゃない⋯⋯」

「あー、いや⋯⋯うん。すまん」

 

 いやもうおかしくなってたと思いますけど、という台詞は胸の中に仕舞っておくことにした。雪乃は身体を起こすと、ベッドに座った俺にぴたりとくっつてくる。

 

「ん⋯⋯」

 

 そしてまた唇をつつくだけの、バードキスをする。きゅっと俺に抱きついてくると、雪乃は耳元で囁く。

 

「今度は優しくしてもらえると、嬉しいわ」

「⋯⋯じゃあ、上になってくれるか?」

 

 俺はベッドの縁(ふち)に座ったまま言うと、雪乃は「ええ」と頷いた後に跨ってくる。腰を密着させ合うと、俺の裏筋と雪乃の秘裂がぴったりと寄り添う。

 

「入れるわね」

「ああ⋯⋯」

 

 俺が答えると、雪乃はゆっくりと腰を上げていく。未だ萎えずに硬くなったままの剛直に柔(やわ)い指を添えると、雪乃は自身の中に俺の分身を誘い入れた。

 

「あぁっ⋯⋯♡ んん⋯⋯っ♡」

「は、あぁ⋯⋯」

 

 悩ましい声が、一等近くから耳に届く。やがて最後まで俺を受け入れると、雪乃は「はぁっ」と快楽に濡れた息を吐いた。

 

「そんじゃ、自分のペースで動いてくれ」

「ええ、分かったわ⋯⋯。んっ、あぁぁ⋯⋯♡」

 

 雪乃は俺の上で腰を振り始めると、腹の底から気持ちよさそうな声を出していた。さっきまでの行為に比べたらかなりスローペースなセックスなのに、雪乃の身体は充分な快楽を得られているらしい。

 

「んっ、あ♡ あっ♡ あぅ、んん⋯⋯っ♡」

 

 ああ──それにしても。

 やはり制服姿ままで乱れる雪乃の姿は、最高に艶美だ。このままでもまったく問題ないが、もっとあられな姿を見たいと思ってしまう。

 そう考えると居ても立ってもいられず、俺は雪乃のスカートのウエストからブラウスを引き抜いた。腰を振り続ける雪乃のボタンを下から外していくと、レースのあしらわれた薄ピンクのブラジャーが現れる。

 

「あぁ、んっ♡ 今さら、脱がすの?」

「は、うぁ⋯⋯。ああ、雪乃の胸が見たくなった」

「あ、んん⋯⋯っ♡ ⋯⋯へんたい」

 

 酷く幼(いとけな)い声でそう言うと、雪乃はチュッと頬を啄んできた。いや本当もう、俺の彼女が可愛すぎる⋯⋯。

 雪乃の背中に手をまわすと、ぱちんと片手でホックを外した。慣れれば両手で外すよりも片手の方がやりやすいのだ。そのままブラを上に押し上げると、雪乃の慎ましやかで形のいいおっぱいがぷるっと零れる。

 

「本当、綺麗な胸してんな⋯⋯」

「あ、んんぅっ♡♡」

 

 クリクリと雪乃の乳首を指で弄ぶと、それだけで雪乃の嬌声は甘みを強くする。前から思っていたが、雪乃はかなり敏感だ。俺が開発しまくったせいかも知れないけど。

 

「やっ、んんっ♡♡」

 

 舌を伸ばして乳首を舐め上げ、次の瞬間それを口に含む。雪乃の腰がひくっと震えた後に止まり、背中が仰け反る。ギュウギュウと締め付けてくる膣内は、性の動きが止まっても気持ちいい。

 

「あぅ♡ ん⋯⋯っ♡ ダメよ。動けなくなっちゃう⋯⋯」

「っはぁ⋯⋯。そうみたいだな」

 

 俺としてはもうちょっとゆき乳を味わっていたかったところだが、行為が停滞するのはよろしくない。雪乃の胸から口を離すと、代わりと言わんばかりに雪乃がキスを落としてくる。

 

「もう⋯⋯。あなたはじっとしていて。私が動くから」

「それはいいんだけど⋯⋯。せめてこれぐらいは許してくれ」

「あ♡ ん⋯⋯っ♡ はぁ⋯⋯♡ 仕方ないわね」

 

 俺が両手でモミモミとゆき乳を触りだすと、雪乃は快感にまみれた顔でくすりと笑った。その美麗な顔が微量の性と淫を表情に含ませる時、雪乃は妖艶なまでの雰囲気を纏う。

 

「はぁ、んっ♡ あ♡ あっ♡ あぁっ♡」

 

 そしてまた、リズミカルに跳ねる雪乃の躰。まるで絶頂の最中にいるように締め付けてくる女性器。

 間近で見る雪乃の顔は、本当に綺麗だった。規格外の美人で、その肢体は誰よりも魅力的だ。可愛すぎてなんなら 舐(ねぶ)り回したいまである。それある。

 

「は、あぁ⋯⋯。すっげ、うぁ⋯⋯」

 

 そんなアホなことを考えていても迫りくる射精の予感は誤魔化せず、俺は段々と雪乃の腰使いによって追い詰められてきていた。ひりひりと快感に背中が反って、雪乃の中で俺の肉棒はこれ以上なく膨張している。

 

「あぁ、んっ♡ あぁっ⋯⋯♡ 比企谷くん」

 

 玲瓏な瞳が、俺の瞳を覗き込む。その双眸(そうぼう)に吸い込まれそうになっていると、可憐な唇が恋を呟いた。

 

「好きよ。大好き」

 

 瞬間、グンッとまたペニスが硬くなった気がした。完全に勃起していたはずなのに、そんな感覚とともに堪えきれない感情と快感が押し寄せる。

 

「んっ、は、あぁ⋯⋯っ♡ ねえ、あなたは言ってくれないの?」

「は、あぁ⋯⋯。俺も、好きだ⋯⋯。雪乃⋯⋯っ!」

「あっ♡ あんっ♡ ふふっ⋯⋯♡ 好き⋯⋯。比企谷くん、好き♡ あなたが大好き♡」

 

 そう言いながら雪乃は、チュッチュと唇を始め俺の顔中にキスをしてくる。

 昔はあれだけ冷淡に感じていた雪乃が、今は俺の上で腰を振りながら好意の雨を降らしていた。そのギャップと、いやらしさと、可愛らしさに⋯⋯俺はもう、我慢ができない。

 

「うぁ、あぁぁ⋯⋯っ! もう、出るっ!」

「んっ、あ♡ え⋯⋯? あぁ⋯⋯っ♡♡」

 

 びゅるるるぅぅぅっっ!! びゅっ、ドピュぅっ!!

 

 俺はそう宣言するやいなや、また雪乃の膣内で射精していた。今度は完全な暴発だ。ラストスパートも何もなく、ただ雪乃の膣奥に向けてビュービューと精液を送り出す⋯⋯。

 

「あぁ⋯⋯♡ もしかして、私に好きって言われただけで出してしまったの?」

「は、うぁ⋯⋯っ!」

 

 びゅっ、びゅっ、びゅるるっ! びゅくっ、ドプッ!!

 

 快感のあまりその問いに返すこともできず、代わりに生殖液を雪乃の中に出していく。心臓の高鳴りのままに、何度も雪乃の奥でペニスを脈打たせていた。

 

「もう⋯⋯。私はまだ、イッていないのだけど」

 

 俺の射精が収まると、雪乃はそう言って困ったような笑顔を浮かべる。可愛い。一生見ていたい、この天使⋯⋯。

 

「だから、もう一回。⋯⋯ね?」

 

 そして雪乃はそう言うと。

 天使の顔から小悪魔の顔になって、俺の上で腰を振り始めた。

 

「は、おぉ⋯⋯っ!」

 

 イッたばかりで敏感になっている俺の肉竿を、雪乃は狭い膣道で容赦なくしごき上げてくる。一瞬で脳が痺れ、快楽で身体が震えそうになる──。

 

「ふふっ♡ 好きって言われるのが好きなら、いくらでも言ってあげるわ♡」

 

 雪乃はそう言いながら、腰の動きを激しくさせていく。膣襞はさっきよりもねっとりと、俺の竿に絡みついていた。

 

「あぁ♡ あんっ♡ あなたが好きよ、比企谷くん♡ あ♡ あぁぁっ♡ 好きっ♡ あなたとずっとこうしていたいぐらい、好き♡」

 

 恋慕のシャワーが、俺の心を濡らしていく。快感が波のように押し寄せ、何も抗えず、ただただ飲まれていく──。

 

「あぁっ♡ また私の中で大きくなったわ⋯⋯♡ ねえ、私もイキそうだから、最後は一緒に⋯⋯♡」

 

 雪乃はそう言って、唇を塞いできた。雪乃の方から舌を入れてくると、俺はその動きに応戦する。

 腰を揺らしながらの、濃密なキス。上と下で何の隔たりもなく結合して、本当に二人で一つになったかのような快感と幸福感で満たされる。

 さっき出したばかりなのに、俺のペニスはもう射精感を覚えていた。というかこんな風に交わって、耐えられるはずがない。

 

「ぷはっ、は、あぁぁ⋯⋯っ! 雪乃っ、また出る⋯⋯!」

「んっ、あぁぁっ♡ ええ♡ 私ももう、イクっ♡ 比企谷くん、一緒に、イッてっ♡」

 

 深いキスを解くと、雪乃は俺の上でラストダンスを開始した。激しく腰が動き、圧倒的なまでの快感が体中を駆け巡る。

 

「は、あぁぁっ♡ 好きっ♡ 比企谷くんっ♡ 大好き♡ 大好きぃっ♡♡」

 

 俺への好意をだだ漏れにさせながら、淫らに腰を振り続ける雪乃。

 そんな姿を見て、もう俺は我慢するのを諦めた。ただ気持ちよく果てるためだけにペニスの根本に力を入れ、少しでもと絶頂の時間を遅らせる。

 そして、それも長く持つはずもなく──。

 

「う、は、ぉぉ⋯⋯っ。雪乃っ、は、あぁ、好きだっ。はぁっ、うっ! 出るっ! イクっ!!」

「あ♡ぁ♡ あなたに好きって言われるの、私も好き♡ あ♡ ああぁっ♡ 比企谷くんっ♡ 私の中に、いっぱい出して♡」

 

 びゅるびゅるびゅるぅぅぅっっ!! びゅっ、ドッピュぅぅぅ!!

 

 俺は雪乃の中出し懇願に導かれるように、またその膣奥に向けて射精した。俺のペニスは蛇口が壊れてしまったかのように、ビュービューと雪乃の中に生殖液を吐出し続ける。

 

「あ、あぁ⋯⋯♡ 凄い⋯⋯♡ ⋯⋯ん、はぁ⋯⋯♡ ねえ、まだ出る?」

「うぁ、はぁ⋯⋯っ。ああ⋯⋯まだ」

「なら⋯⋯大好きな比企谷くんの、ここに全部ちょうだい?」

 

 雪乃がそう言いながら下腹部を撫でた瞬間──。

 

 びゅく、びゅぷっ、ドプッ、ドピュぅぅぅぅ!!

 

 俺はまた噴水のように、雪乃の膣内でザーメンを射出する。二発連続で膣内射精したからか、雪乃の子宮があるあたりはぽっこりと膨らんでいるように見えた。

 いやもう⋯⋯これはえっち過ぎでしょ。えちのんエグい⋯⋯エロさ半端ない⋯⋯。

 

「はぁ、ああ⋯⋯。もう出ねぇ⋯⋯」

「あ⋯⋯♡ ふふっ♡ そうみたいね」

 

 流石に連続射精が堪えたのか、俺の肉棒は雪乃の膣内でゆっくりと萎えていっていた。こうなったら、心残りはミッションの成否だけだ。

 

「抜くわね⋯⋯。ん、あ⋯⋯っ♡」

 

 雪乃が腰を上げた瞬間、ブリュッ! と音を立てて精液が逆流してくる。雪乃はそれ以上精液が垂れて来ないように膣口を指で押さえながらベッドを降りると、またローテーブルを跨いだ。

 自分でスカートを捲りあげ、栓にしていた指を離す。途端にまたコプッと溢れ出す精液。シャーレでも受け止めきれなかった白濁液は、秤の上皿の上にまで零れて広がっていく。そして──。

 

「あっ」

 

 ようやく、天秤は俺の出した精液の方へと傾いた。これでようやく、ミッションコンプリートである。

 

「⋯⋯これでミッション達成ね」

「だな。それにしても⋯⋯」

 

 流石にシャーレから溢れるぐらい出してようやく、というのは遅すぎではないだろうか?

 そう思って俺は秤に載せられた分銅を確かめる。そこにあったのは20gの分銅が二つ。つまりはAVの設定の、倍量である。

 

「⋯⋯なあ。これ、40ml分になってんだけど⋯⋯」

「え⋯⋯? そう言われても、それを用意したのはあなたなのだけど⋯⋯」

 

 言われて思い出してみると⋯⋯確かに秤をセットして持ってきたのは俺だった。完全に自爆じゃねぇか、これ。

 

「それにしても、呆れた量ね⋯⋯。まさか倍の量でもクリアしてしまうなんて」

「まあ、そりゃなぁ⋯⋯」

 

 君がえっち過ぎましたし⋯⋯。そう心中で呟いていると、雪乃はベッドに戻ってきて俺にしなだれかかる。

 

「⋯⋯けど、凄くよかった。あなたに久しぶりに、好きって言って貰えたし」

「おお⋯⋯。なんか、うん。すまんな⋯⋯」

 

 俺はぶつぶつとそう言いながら、こめかみを掻くしかなかった。

 中々、面と向かっては言うのは難しい時の方が多い。我ながら厄介な性格だと思うが、口にできるようになっただけマシだと思う。

 

「こういうのなら、またしてみてもいいわね」

 

 そう言いながら雪乃はまたチュッと頬にキスをしてきて、腕に裸の胸が触れる。

 そんな積極的な雪乃の発言に、俺の身体はまた正直になってしまって──。

 

「あー⋯⋯。その、じゃあ続きするか?」

 

 その言葉を聞き届けた雪乃は、驚きの表情のまま俺の下半身に視線を落とす。そこではビクビクと、また勃起を始めているペニスがいた。

 

「本当に呆れた性欲ね⋯⋯」

「でも、嫌じゃないんだろ?」

「あ⋯⋯っ」

 

 ベッドに押し倒すと、そのまま雪乃の上に覆いかぶさった。

 雪乃の濡れ羽色の髪が、シーツの上に広がる。雪乃が俺にそうしてくれたように、唇に、頬に、瞼にキスを落とす。

 

 

「⋯⋯いいわ。きて、比企谷くん」

 

 

 そう答えた雪乃の唇を、自分の唇で塞ぐ。

 

 それから泥のような眠りが訪れるまで、俺たちはひたすらに身体を重ねるのだった──。

 

 

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