『今度は俺が攻めたいんだけど、いいか?』
そう言った俺に、雪ノ下は立ちバックで突かれながら頷いた。
あれから十数時間。
「んぅっ、ふぅっ……は、ん……」
俺は雪ノ下の家に入るなり、玄関の壁に彼女を押し付けてキスをしていた。
昨晩帰ってからというものどんなプレイをしようかとずっと考えていて思いついたのは、まずした事のない場所での行為だった。
「……っはぁ、雪ノ下」
「あ……」
制服の上から
「ん……っ。ねえ、待って。せめてベッドに……」
「ダメだ」
雪ノ下の胸を常より激しく揉みしだきながら、もう一度その可愛い唇を塞ぐ。上気した頬は、とても俺を拒絶しているようには思えなかった。
「あ……んっ、ふ、ぁ……。本当にここで、するの?」
「ああ、したい」
左手で雪ノ下の胸を愛撫しながら、右手でその深い色の髪を撫でる。普段より赤みを帯びた唇を舌で割って入ると、熱い吐息とともに彼女の舌もその動きに応えた。
「ん、は……ぁ、んんっ……」
差し入れた舌で、雪ノ下の舌を蹂躙する。激しく動かせば動かすほど、呼応するように雪ノ下の舌も悩めかしく動く。
夢中になってディープキスをしていると、雪ノ下の息が上がってきている事に気付いた。ゆっくりと絡ませあった舌を解き、互いに熱い吐息を吐く。潤んだその瞳の奥には、確かな色欲が見て取れた。
「えっ、ちょっ……」
見つめ合いながらスカートの中に手を入れると、ショーツの上から雪ノ下の入り口をなぞった。まだ濡れているかどうかは、分からない。その中に、入らない事には。
「んんんんっ♡」
俺は断りを入れることなく雪ノ下のショーツに手を侵入させると、中指でその秘裂を探り当てる。僅かに湿ったそれは、指先で陰核を転がすには十分だった。
「ちょっと、待っ、て……あ♡」
雪ノ下は両手で俺の手首を掴むと、愛撫の動きを強制的に止める。上下に揺れる肩口と一緒に、掴んできた手が揺れていた。
「待って……。今日は体育の授業があったから、先にシャワーを」
「ダメだ」
俺は即答すると、もう一度雪ノ下の唇を奪う。彼女の身体を壁に押し付け、飴玉を溶かし転がすようにザラつく舌を弄ぶ。
「んっ……、ふっ、あ……待って、お願い……」
潤んだ目で懇願するように見詰められて、俺は壁に押さえつける力を緩めた。
「今日のあなたは、ちょっと怖いわ……」
言われて気付けば随分と興奮し過ぎていて、少し乱暴になってしまっていたかも知れない。これは土下座謝罪会見ものだな……雪ノ下に頭を踏みつけられるというプレイも悪くない。俺の頭は相当に悪いが。
「だから、ルールを決めましょう」
「ルール……?」
あまりに唐突な提案に、俺は首を傾げた。荒くなった息を落ち着けながら、雪ノ下はその提案を説明する。
「私が『もういや、やめて』と言ったら、本当にやめて。言わない限り、何をしてもいいから」
何をしてもいい、という言葉の強さに、俺は再び心臓の鼓動が早くなるのを感じた。これは雪ノ下との限界を知る、またとないチャンスではないか。
「分かった。とりあえず我慢できないから、挿れたい」
「全然分かっている感じのしない返事ね……」
雪ノ下は言葉では呆れながらも、俺の手が導くがまま玄関の壁に手をついた。プリーツスカートをたくし上げると、ショーツを膝上にずり下げる。
「挿れるな」
「あ……、ん♡ あ♡あぁぁっ♡」
「は、あぁ……。入ったぞ」
「ん♡ はぁっ♡ん♡ どうして何もしていないのに、勃っているのかしら……。あ♡」
そんな事はまぁ、説明するまでもない。そう返事をするように、俺は生で挿入したペニスを出し入れし始める。
「あ♡あ♡ ん♡あっっ♡ 最初から、激し、あ♡ あぁっ♡♡」
雪ノ下の
「はぁ、はぁっ……雪ノ下……っ」
「あ♡ん♡ 待って、あ♡ 本当に、あ♡ あぁっ♡♡」
俺が初めてという事は、雪ノ下にとってみてもまた初めてという事で。雪ノ下は壁に身体を押し付けられながら、挿入するなり始まった激しいピストンに早くも甲高い喘ぎを漏らしていた。
いくら雪ノ下の家が高級マンションで防音がしっかりしているとはいえ、流石に声が外に漏れてしまうかも知れない。それは彼女だって分かっているはずなのに抑えられないぐらい、気持ちよくなってくれているらしい。
「う、あぁ……なんか、昨日より締まってる気がする……」
「ん♡あぁ♡あ♡ 気の所為、でしょ。あ♡ あぁっ♡」
パンパンと規則的な性交の音の間を縫うように、雪ノ下の喘ぎが耳朶を震わせる。
そうやって俺は何回、彼女の中を往復したのか。気づけば俺は夢中になって腰を振っていて、精液は尿道を駆け上がろうとしていた。
「はぁ、はぁっ、雪ノ下、そろそろイクぞ」
そう宣言すると、俺は腰の動きを大きく、速くさせていく。雪ノ下の身体に力が入り、背中は弓なりに仰け反っていく。
「……中に出していいんだよな?」
俺が耳元に口を寄せてそう言うと、雪ノ下はビクンと身体を跳ねさせた。コクッと頷き、その肩は興奮と快感にびくびくと震えている。
「ん♡あぁ……♡ いいわ、出して……。あ♡」
「どこに出していいか、ちゃんと言ってくれ」
だけど俺は、その言葉をはっきりと聞きたい。甘い毒のような言葉で誘われたら、それが甘美な悦楽に変わるのを、知ってしまったから。
「比企谷くん……」
僅かに身を捩り、雪ノ下の流し目のような視線が俺に注がれる。潤いと悦びを湛えた唇が、蠱惑的に動く。
「……中に、出して」
「ああ……」
俺が雪ノ下の尻を持ち直して腰を打ちつけ始めると、彼女は額を壁に押し付けながら快感に震え出す。本当この子、エロスの才能ありすぎでしょ……。
「あ♡あ♡あ♡ん♡ あぁっ♡ 比企谷、くんっ♡ あ♡ あぁっ♡♡」
「雪ノ下……っ、は、あぁ、出る! いくっ!!」
ビュクビュクッ!! びゅっ、ビューッ、ドピュゥッ!! ビューッ、ドピュッ、ビュくぅっ!!
パァンッ! と強く腰を打ち付けると、そのまま雪ノ下の膣内に放精する。脳髄まで溶かすような強烈な快感に、張り詰めたペニスは何度も何度も反応を繰り返す。
「あぁ♡んっ♡ あ♡はぁっ……♡ あっ♡♡」
ビューッ、ビューッ、びゅっ、ビュルルッ、ドピュゥッ!! びゅっ、ドピュッ、びゅピュッ、ビュるるっ、ビューッ!!
快感の強さに言葉すら失ってしまったらしい雪ノ下の中に、俺は何度も精液を注ぎ込む。膣内に溜まった熱いもので亀頭を包まれる感覚に酔いしれていると、精子が出なくなってもペニスを抜く気になれなかった。
最近はもう、安全日という免罪符がありさえすれば膣内射精への抵抗が薄れているような気がする。その行為に絶対は無いというのに、如何とも御し難い。
「は、あぁ……。抜くな」
「んっ……♡」
俺が射精の終わったペニスを引き抜くと、数瞬の後にトロッと白濁した濃度の高い液が溢れ出す。膝の上に引っかかっていたショーツに糸を引きながら垂れると、その狭い面積では受け止めきれずに玄関の床にまでそれは落ちていく。
あまりにも非日常的でフェチズム全開の光景に、思わず唾を飲み込んだ。あの雪ノ下雪乃が、家に入るなり玄関で精液を膣内に注ぎ込まれ、トロトロとその証を零している──。
「雪ノ下」
「あ……」
俺はこれ以上床に精液が垂れないようにショーツを履かせると、雪ノ下の手を引いた。
「ベッドに行こう」
「……はい」
従順に頷く雪ノ下が可愛すぎて、思わずペニスがビクンと反応する。
当然のようにそれは、また固さを失ってはいない──。
* * *
「んぅっ、んっ、ん、ふ、んんっ……」
ベッドルームに入るなり、俺たちは舌を絡ませ唾液を交換し合っていた。
雪ノ下のその舌の動きから、彼女もまた興奮している事が伝わってくる。玄関でセックスしてこうも出来上がってしまうなんて、雪ノ下も随分といやらしくなったものだ。一体これは誰の所為だ? はいそうですね、どうも俺です。
「……っはぁ、雪ノ下……」
唇を離してそう呼びかけると、雪ノ下は潤んだ目で俺を見詰めてくる。期待しているようにも思えるその視線の熱量に、俺は色んな事が我慢できないし、だからこんな事を言い出しても致し方ない事だと思う。
「昨日した時にベッドに置いてあった物って、どこにある?」
「もうしまったけれど……」
「見せてくれるか、準備してあった物全部」
雪ノ下は訝しげに俺を見た後に、クローゼットの奥から大きめのポーチを取り出す。ひと目見ただけでは中身が分からないようにしている慎重さは、いかにも彼女らしい。
俺は渡されたポーチの中から目当ての物を取り出すと、無言のまま雪ノ下に渡す。
「……なに?」
「それを使いながら、口でしてくれないか?」
俺の直截で突拍子もないお願いに、雪ノ下は硬直する。つまりはバイブで自分を慰めながら、俺のモノも口で慰めて欲しいと、そう言ったのだ。
「本気で言っているの?」
「ああ。それとも使うあてもなく買ったのか?」
俺がそう言うと、雪ノ下は少しだけ苦味の混じった顔で黙り込む。この表情の裏を読むならば……このバイブはきっと、昨日のプレイの為に購入されたものではない。もちろんそれは憶測を域を出ないが、それを確かめるのはもう少し後だ。
「今日は俺の好きにさせてくれるんだろ?」
そこまで言えば、俺の勝ちだ。あのキーワードさえ言わなければ何をしてもいいと、他でもない雪ノ下が言ったのだから。
「…………分かったわ」
はぁ、と大きめの溜息を吐くと、諦めがついたのか雪ノ下はバイブを握りしめた。胸の中でガッツポーズを決めながら、俺は雪ノ下の手を引いてベッドに上がる。ズボンごとパンツを脱ぎ捨てると、未だ固さを失っていない生殖器がビクンビクンと脈打っている。
「咥えてくれ」
「……ん。んぅ、ンっ、んぅぅっ、ん、んっ……」
雪ノ下が従順に俺のペニスを咥え込むと、その可憐な唇でグロテスクなまでに反り返ったそれを愛撫してくれる。だが勿論、それだけでは足りない。
「は、あぁ……雪ノ下」
「ん、はぁ……。分かってるわ……ん、あ♡」
雪ノ下は俺に促されると、スカートとショーツを脱ぎ去った。バイブの先端を自らの入り口に添えると、中に出されたての精液でヌラリと光るそこにゆっくりと進入させていく。
「あ♡ ん♡あぁっ♡ ふっ♡ あぁ……♡」
バイブを奥まで入れると、雪ノ下は悩ましげに濡れた吐息を漏らす。ビクビクと背中を震わせるその反応は、まるで初めてそれを入れたみたいだった。
「まだスイッチ入ってないぞ」
「んぅっ、ん……。ちゃんと、入れるわよ……」
雪ノ下はそう言うと、自らその性玩具の電源を入れる。ブーと低い連続音がなって、その硬さだけは俺以上のモノが雪ノ下の膣内で振動を始める。
「あ♡あぁぁっ♡ ん♡ あぁっ♡♡」
途端に高まる嬌声に、俺は思わず射精しそうになってしまう。昨日あれだけだけ出したのに、俺の息子は元気すぎるし敏感すぎる。
「これ、すっげぇエロいな……」
お互い下半身だけ裸になってするオーラルセックスというのは、中々に新鮮でそして途轍もなくエロい。上だけ制服を着た状態でバイブでオナニーしながらフェラチオする雪ノ下とかエロすぎる。
だから俺は、もっといやらしい彼女を見たくなってしまう。
「なぁ、
俺がそう言った瞬間、雪ノ下はビクッと肩口を揺らした。明らかな驚きと、恋い焦がれるような視線。それが絡みついて、離れない。
「ちゃんと自分で出し入れするんだ」
「んぅ、ン、はぁ……。はい……」
雪ノ下は俺の陰茎を見詰めたままそう返事をすると、それを咥え込むと同時に自らの手も動かし出す。激しく振動するバイブが、雪ノ下の膣内を往復する。
「ん、んンんっ♡ んっ、ふぅっ♡ん♡ あ♡んんっ♡ んぅっ、んんっ♡♡」
喘ぎ混じりのくぐもった声に、俺のボルテージは、ただ上がり続ける事しか知らない。
バイブを出し入れし始めるとそっちに気が取られてしまうのか、フェラチオの動きが緩慢になる。だから俺は彼女の頭を掴んだまま腰を振り始めた。
「んンっ! んっ、ふ、んんっ♡ は♡あぁ♡ ん♡ れろ♡ んっ、あっ♡あ♡あっ♡ ンんーっ♡ あぁっ♡♡」
雪ノ下はビクンビクンと身体を震わせながら、されるがままになっている。いわゆるイマラチオみたいな行為は、その背徳感と相まってこちらまでゾクゾクと何かが這い上がってくるみたいだった。
「は、あぁ……そろそろイクぞ」
俺が宣言すると、雪ノ下は口いっぱいに俺のペニスを咥え込んだままコクッと頷く。さっきから潤んだままのその瞳に、やたらと興奮してしまう。
「んっ、んぅ、は、んっ♡ んぅっ、んーっ♡ ん、ンぅぅ、れろ♡ んっ、ンッ、あ♡ あぁぁっ♡♡」
「う、あぁ……雪乃、舌を出すんだ。は、うっ……!」
ビューッ、ビューッ、びゅっ、ビュルルッ、ドピュゥッ!! びゅっ、ドピュッ、びゅピュッ、ビュるるっ、ビューッ!!
俺の言う事を従順に聞いて舌を出す雪ノ下の顔に向かって、思いっきり射精する。宣言なしの顔射にも雪ノ下は驚いた様子もなく、快感にビクビクと身体を揺らしながら目を瞑り、その美しい顔を白濁液で汚されるままになっていた。
「あ♡ 比企谷くんの、あつい……。ん、あ♡ あぁっ♡ 私も、イ、く……っ♡ あ♡ あぁっ♡♡」
ビュくぅっ、ビュッ、ドピュゥッ、びゅるる、ビュクゥッ!! びゅプゥッ、びゅっ、ドプッ、ドピュッ!!
バイブオナニーを続けていた雪ノ下は、精液を顔中にかけられながら絶頂に達する。フェチズムとエロチシズムを極めたようなその光景に、二発目とは思えないほど濃くて大量のザーメンが飛んで、雪ノ下の顔だけでなく髪や制服にままでかかっていく。
「う、はぁ……」
俺は雪ノ下の鼻の上辺りにペニスの先を擦り付けると、尿道に残っていた精液をビュッとその眉間に吐き出した。精液を塗り込むかのように肉棒の先を動かすと、まだ絶頂の最中にいるのか雪ノ下はそうされる事が気持ちいい事かのように喘ぎを漏らし続けていた。
「……エロ過ぎだろ」
「あ♡ ん……んぅ……」
まだ硬くなったままの肉棒の先を雪ノ下の唇につけると、彼女は俺が何かを言う前にそれを咥え込み、お掃除フェラまでしてみせる。結構な事をやっているはずなのに、完全にスイッチ入っちゃってますね……。
俺は雪ノ下の口内から射精の終わったペニスを引き抜くと、指で顔中にぶちまけてしまった精液を集めて開かれたままの口に入れる。
「ん……。大量ね」
いや、何やってんだ俺。そして雪ノ下さん普通にゴックンしましたね? いや確かに口に出された精液は飲むのが普通と吹き込んだのは俺ですが……。
俺は阿呆みたいに興奮しながら、指では綺麗に出来なかった分の精液をティッシュで拭いていく。それにしても顔射されてされるがままになっているゆきのんはエロ可愛過ぎる。
「なあ、雪乃……」
しかし。しかしだ。
俺の攻勢はまだ終わりではない。今こそちゃんと、確かめなければならない。
「あ……」
雪ノ下の脚をM字に開脚させると、俺は彼女の手からバイブを奪い取った。入れられたままのそれを、ゆっくりと前後に動かしだす。
「ん♡あ♡ あぁぁっ♡♡」
「これ使うの、初めてじゃないよな?」
バイブから得られる刺激に身悶える雪ノ下に、俺は答えから逃げることを許さないと言うように深く出し入れする。
雪ノ下はさっき、スイッチの場所が見えていないのにも関わらず、それを入れる事が出来ていた。それすなわち、既に使用した事があると言う事だ。
「い、入れるのは、初めてよ……」
正直に答える雪ノ下に、俺は酷く興奮していた。雪ノ下雪乃は、嘘をつかない。いや、つけないと言った方が正しいのかも知れない。だから彼女の言う事は、言葉通りの意味しか持たない。
「じゃあそれ以外の使い方はしたことがあるんだな?」
「あぁぁっ♡ そ、それ、は……ん♡あぁぁっ♡♡」
身悶える雪ノ下に、俺は全力疾走でもしてきたかのように心臓を高鳴らせていた。真実に触れる度に俺の中の雪ノ下雪乃が壊され、そして生まれ変わっていく。
「正直に答えるんだ。俺に自分でするのは禁止しときながら、お前は自分で自分を慰めてたんだな?」
俺がバイブを動かす動きを止めると、雪ノ下は目を瞑ってはぁはぁと肩で息をしていた。ゆっくり、うっすらとその目を開くと、濡れた瞳で俺を見ながら答える。
「…………はい」
やはり、か。俺はその答えに満足すると、そっと雪ノ下の手を取り、バイブを返してやる。
「じゃあ、どんな風にしてるのか、やって見せてくれ」
「えっ……」
はっと目を見開いて俺を見てくるが、俺の目が雪ノ下から逸らされる事はない。数秒見つめ合うと俺の本気度を読み取ったのか、雪ノ下は顔を逸らし、腕でその表情を隠しながらバイブを動かし始める。
「ん……あ♡ あぁっ……♡」
雪ノ下は振動を続けるバイブの先を自らのクリトリスに擦り付けると、ゆっくりとそれを前後に動かす。
まったく、ものすごい光景だ。あの雪ノ下雪乃が、上半身にブラウスを着ただけの姿で、バイブオナニーだなんて。まるで彼女が一人でしている時を覗き見ているような気分になって、俺のペニスはビクンビクンと跳ね回っていた。
「ちゃんとイクまでやるんだぞ」
「あ♡ん……♡ あぁ♡ ……はい」
そう答えると、緩慢だった動きが段々と快楽を求めて速くなっていく。雪ノ下はM字開脚で自らの入り口を露わにしながら時折腰を浮かすと、トロッとさっき中に出してしまった精液を零した。
「あぁ♡ん♡ あ♡あっ♡あ……♡ は、あぁっ♡ んんっ♡」
喘ぎ声は大きく、甘くなっていく。その声色から、また絶頂が近くなってきている事が分かる。
「ん♡は♡あぁっ♡ イ、くっ♡ あ♡ んんーっ♡ あ♡ イッちゃう……♡ あ♡ あぁっ♡ あぁぁっ♡♡」
雪ノ下はそう宣言すると、ビクンビクンと背中を仰け反らしてプシュっと透明な液を射出した。いわゆる潮吹きというやつだ。俺は身体にそれを浴びて、完全に理性の
「雪乃、入れるぞ」
「え、ちょっと待っ、あ♡ 待って、まだイッてるか、らぁぁっ♡♡」
俺は雪ノ下の手からバイブを奪い去るとベッドに放り投げて、ズブンと勃起したままのペニスを挿入する。途端に背中を仰け反らして悦ぶ身体は、開発済みと称しても問題ないだろう。
「は、あぁ……。メチャクチャ締まってるぞ、雪乃の中」
「いや、あぁ♡ん♡ 待って、動かないで……あ♡ あぁぁっ♡♡」
そんな要請には答えられるわけもなく、俺はパンパンと音を鳴らしながら雪ノ下を正常位で犯す。そう表現するのが正しいと思うぐらい、無遠慮で本能的なセックスだった。
「あぁぁ♡ まっ、て……♡ ん♡あぁぁっ♡ は♡あっ♡ ひ、比企谷くん、落ち着いて……ね?」
「雪乃……」
「無理だ」
「あ♡んんっ♡ あ♡ あぁっ♡ ん♡あぁぁっ♡♡」
大きな声で喘いでしまうのを止められないのか、雪ノ下は両手で顔を覆ってイヤイヤとかぶりを振る。その仕草が、その声が、反則級にエロ可愛すぎて脳が蕩けていくようだった。
パンパンと音が鳴るほど激しく彼女の中を求めると、感じたこともないような快感と愉悦が背中を駆け上がってくる。こんな事ばっかりしていたら、ダメになる。そう言った彼女の言葉の意味を、俺はようやく知る事ができた気がする。
「あぁ♡ん♡ 比企谷、くんっ♡ あ♡ あぁぁっ♡ もう……」
もう、何だと言うのだろう。『もういや、やめて』が、プレイ終了のキーワードだ。
「あぁっ♡ もう、駄目……。ん♡あぁっ♡ は♡んんっ♡♡」
まるで俺を騙し打つかのような言葉選びに、雪ノ下を責める腰使いを激しくさせる。こんなの、もっと欲しいと言われているのと変わらない。
「はぁ、はぁっ……滅茶苦茶エロいな、雪乃」
「ひぅ……♡ んんっ♡」
雪ノ下に覆いかぶさりそう耳元で囁くと、彼女はイッているみたいにビクンビクンと背中を震わせた。こんな簡単な言葉責めで感じてしまうぐらい、雪ノ下は興奮しているらしかった。
「そろそろイクぞ」
「あ……。ん♡ あ♡ 私もイッちゃ、うっ♡ あ♡ あぁっ♡♡」
雪ノ下に射精を宣言すると、俺は彼女の両脇に手を突き直す。いつの間にか顔を覆っていた腕は解かれ、雪ノ下は蕩けた表情を俺に晒していた。
「雪乃……。もう一回、中に出すからな」
「はぁ、はぁ……ん、あぁ……♡ ……はい。中に出してください……あ♡ あぁっ♡♡」
雪ノ下の中出し懇願に、俺はもう何も我慢できなくなって腰を激しく振り始める。腰のぶつかり合う音と喘ぎ声だけが、部屋を満たしていく。
「う、あぁっ、イ、くっ……。雪乃っ……、は、うっ……!」
ビューッ、ビューッ、びゅっ、ビュルルッ、ドピュゥッ!! びゅっ、ドピュッ、びゅピュッ、ビュるるっ、ビューッ!!
俺は雪ノ下に覆いかぶさり、そのことごとくを彼女の膣内に放出する。いわゆる種付けプレスの格好になって、何度も何度も雪ノ下の膣内に精液を注ぎ込む。
「あ♡あぁっ♡ これ、すごいっ♡ の♡ あ♡ あぁっ♡ またイッちゃ♡う♡ あぁぁっ♡♡」
ビュくぅっ、ビュッ、ドピュゥッ、びゅるる、ビュクゥッ!! びゅプゥッ、びゅっ、ドプッ、ドピュッ!!
無防備な中出しが余程気持ちいいのか、雪ノ下は膣内射精を受け止めながらビクンビクンと背中を仰け反らせてイキ始める。細い肢体が、その儚げな印象とは裏腹にビクンビクンと大きく跳ねていた。
「は、あぁ……。雪乃、このまま続けるぞ」
「ん、あぁっ……! ちょっと、待っ、あ♡」
俺は雪ノ下の身体に手を添えると、そのまま彼女の身体を百八十度回転させる。後背位になると、ズッポリとハマったままの性器が雪ノ下の膣内でビクビクと脈打っていた。
「動くぞ」
「待っ、てっ♡ あ♡ んんっ♡あ♡ あぁっ♡ 比企谷、くんっ♡ あ♡ あぁぁっ♡♡ これっ、あ♡♡ 壊され、ちゃう♡♡ あ♡♡あぁぁっ♡♡♡♡」
イキっぱなしになってキュウキュウと締めつけてくる膣内を、俺は勃起したままのペニスで往復する。四つん這いになった雪ノ下を突いていると、野性が呼び起こされたように腰を打ち付ける強さが増していく。
「はっ、はっ、あ、うぁ……。そんな事、言っても……っ。雪乃の中、欲しがってるぞ」
「ひぅ♡ん♡ あ♡あぁぁっ♡ だって、これ、気持ち良す、ぎてっ♡ あ♡ んんんんっ♡♡」
俺がズブンッ! と強く腰を打ち付けると、雪ノ下はビクビクと仰け反りながらその締めつけを強くさせる。
俺の本能が思い出したものが野性の雄であれば、雪ノ下は野性の雌だった。俺がガチガチに勃起したペニスを出し入れする度に、雪ノ下ははしたないぐらいに喘ぎ、そのカラダは本能のままに雄を求めて膣内を蠕動させる。
「は、あぁっ、すげ……」
「あ♡んんんっ♡ ひ♡ぁ♡んんっ♡ あ♡あぁぁっ♡ 比企谷、くん♡ 比企谷くんっ♡♡」
雪ノ下は腰を高く上げて後ろから突かれながら、イヤイヤをするように枕に額を擦り付ける。ガクガクを崩れそうになっている腰をしっかりと支え、何度もその最奥を貫く。
俺を呼ぶ雪ノ下の声は、脳を蕩かすかのように甘く高い。こんな声、初めて聞く。他の誰にも聞かせたくないぐらい甘美な響きに、俺は腰の動きを速くさせる。
「はぁ、はぁっ、雪乃……」
「ぁんんっ♡ はぁぁ……♡」
彼女の腰を支えていた手を離すと、ぐったりと雪ノ下はベッドに突っぷす。俺は覆いかぶさるように手を突くと、長い髪の隙間から彼女の背中に舌を這わせた。
「ひぅんっ♡」
耳が溶けてしまいそうなほど甘くて熱い喘ぎが、俺の情欲をかきたてる。俺は腰を動かし始めながら、背筋をなぞるように彼女の肢体を舐め上げ、啄むようにキスの雨を降らす。その度に可愛すぎる声が耳朶を震わせ、心臓の鼓動は早まっていく。
「雪乃」
「んっ、あ♡ ひ、比企谷くん……♡」
腰の動きを緩めながら、俺は雪ノ下の耳元に口を寄せる。その形のいい耳にキスをして、そっと囁いた。
「好きだ」
「あ……♡♡」
その一言に、彼女の中で何が起こったのかは分からない。ただ俺の一言をきっかけに、それが起こった事は確かだ。
雪ノ下雪乃は耳元で「好きだ」と言われただけで、頬を朱に染め絶頂に達した。何度も背中を震わせ、男根を欲しがるかのように腟内を蠕動させている。
「どうして動いてないのにイッてるんだ?」
もう一度耳元で囁くと、それだけで雪ノ下の背中は仰け反る。その反応に愉悦を感じながら、俺はゆっくりと前後運動を再開させる。
「あ♡んんっ♡ だめ、動かないで……あ♡ イッてる、からぁっ♡♡」
俺が再び腰を振り始めると、雪ノ下は艷やかな黒髪を振り乱しながら快楽に腰を震わせている。イキッぱなしになっているのか、彼女の膣の締めつけは緩まる気配もない。
「こんなの、我慢できるわけないだろ?」
彼女の上からそう言うと、俺は寝バックの体位になって雪ノ下の最奥を突きまくる。異常なまでに心拍数は上がり、呼吸の回数は増え続けている。やはり雪ノ下から得られる性的興奮は、強烈すぎる。
「だ、めぇっ♡ ん♡ふっ♡あぁぁっ♡ もう、いや……」
そのキーワードに、俺は敏感に反応する。
『もういや、やめて』
雪ノ下がそう言ったら、今日のプレイは終わりだ。彼女はその言葉の後ろに、何を続けるのだろうか。
俺はその言葉の続きを促すように深いストロークでズブンッと雪ノ下の膣の奥まで性器を突き出した。裸の膣内で、裸の肉棒をビクビクと脈打たせる。
「もう、なんだ?」
「……もう、いや……」
その声色に、ゾクゾクと背筋が震えた。僅かに見えた濡れた瞳と、艶めく唇に、俺はその先の言葉が分かってしまった。
「もっと、して」
甘く囁くような声に、俺の理性は音を立てて崩壊した。
「あっ♡ ああぁぁっ♡ あ♡ん♡ ひ♡あぁぁっ♡♡」
「は、あぁっ。雪乃、雪乃っ!」
俺は名前を呼びながら、全速力で腰を振っていた。雪乃の形のいい尻に何度も腰を打ち付け、パンパンパンパンと激しいセックスの音を鳴らす。
「比企谷、くんっ♡ 激し、いっ♡あ♡んっ♡ あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ んんんっ♡♡」
ブルブルと震える雪乃は、また絶頂に達してしまったらしい。もちろんそれだけで俺が彼女を責める動きを止めるわけもなく、自らの絶頂に向けて腰を振り続ける。
「はぁっ、はぁっ、雪乃、出すぞっ。また、中に……」
「ひぃぅ♡ん♡あぁぁっっ♡ 出して、ん、あ♡ 比企谷くんっ♡」
雪乃は顔だけでこちらを振り返ると、快楽に濡れそぼった瞳で俺を見る。可愛らしい唇が、艶やかに形を変える。
「ん、あぁっ……♡ ……私の中に、比企谷くんの精子、たくさん下さい。……あ♡んんんっ♡ あっ♡ あぁぁっっ♡♡」
「は、あぁぁっ、出るっ、イクっ! うっ!!」
ビュプッ、びゅっ、ドプッ、どぴゅっ、ビュルルッ、びゅーっ、ビュッ、ドプゥッ!! びゅっ、ビュルルッ!! びゅく、ドピュッ、びゅっ、ビューッ、ドピュゥッ!!
いやらしく中出しを懇願する雪乃の膣内で、俺は心臓が飛び出しそうになりながらペニスを脈打たせる。もはや雄を悦ばせるために作られたとしか思えない、快楽の
「ひぁぁぁっ♡んっ♡ 私も、イッちゃ♡う♡ んんんっ♡ あ♡ あぁぁっ♡♡」
ビュクッ、びゅっ、ビューッ、ビューッ!! びゅっ、ドピュゥッ、ドプッ、どプゥッ!! びゅっ、ビュプッ。どぷ、どぴゅ、びゅ、ドピュゥッ!! びゅぷっ、ドプッ、ビュプッ、ドピュゥッ!!
もう何度目かも分からない絶頂に身体を震わせながら、雪乃は俺の生殖液を膣奥で受け止める。今日だけでもう四度目の射精だというのに、俺の肉棒は蛇口の壊れた水道のようにドピュドピュと彼女の膣内に精液を注ぎ込み続けていた。
「ん……ぁぁあ、ふっ……」
俺は精子の出なくなった陰茎を彼女の膣内に入れたまま、雪乃の顔を覗き見る。流石に快楽が強すぎたのか、雪乃はいつかのように気を失っているらしかった。
「は、あぁ……」
俺はヌルンと射精を終えた肉棒を抜くと、途端にコポォッと音を立てて中出しした精液が溢れ出てきた。いけない、またテッシュを敷くのを忘れていた。
もはや手遅れとなって、雪乃の膣内からはトロトロとザーメンが溢れ出し、ベッドのシーツを汚していく。まあ、雪乃の潮吹きで濡れてしまっていたし、今更かも知れない。
「はぁ……」
気だるい身体を、雪乃の隣に放り出した。またイキ続けているかのように時折ビクッと背中を仰け反らせる雪乃の表情は、絶対に他の誰かに見せられるものじゃない。
俺はどうせ聞こえていないんだろうなと思いながらも、その頬に口づけてから言う。
「愛してるぞ、雪乃」
そう言った瞬間に彼女の背中が震えたのは、多分気のせいではない。
* * *
温かな感覚が、俺の分身を包んでいる。
深く、果てのないまどろみの中で、俺は確かな快感を感じていた。
「んぅぅ、ん……は、ぁっ、んんっ……」
さわさわと、内ももを滑る髪の感触。ああ、何だこれ、気持ちいいな……。
「ん、ふっ、は……んんっ……」
段々と濃さを増していく快楽の色に、俺はゆっくりと瞼を開ける。ジュポジュポと音がする方に視線を移すと、そこには裸になった雪ノ下が俺のペニスを咥え込む姿があった。
えぇ……人が寝てる間に何やってんの?
「んん……。起きた?」
俺が何と言っていいやら考えていると、雪ノ下はすっかりガチガチになった肉棒を右手で握りシコシコとしごいてくる。さっきあれだけ出したというのに、我ながら底なしの性欲だ。というか雪ノ下がエロ過ぎる。
「比企谷くん、その……」
雪ノ下はペニスを握ったまま俺に跨ると、頬を僅かに赤くさせて言葉を途切れさせる。しかし数秒と経たず、彼女の美しい唇が再びその事実を語り始める。
「もう一度したいのだけれど、いい?」
「……ああ」
本当に彼女は、どうしてしまったのだろう。さっきまでイカされ過ぎて失神していたというのに、気がつくなり求めてくるなんて。
雪ノ下はゆっくりと腰を落としていくと、裸のままのペニスの先を膣口にくっつけた。俺が雪ノ下の腰に手を添えると、それを合図に挿入が開始される。
「あ♡ あぁぁっ♡♡」
俺の勃起した肉棒が雪ノ下の膣に進入を開始すると、ゾクゾクと快感が背中をせり上がってくる。彼女の膣内は、さっき大量に注ぎ込んだ精液でヌルヌルになっていた。
その感覚に、はっきりと思い出す。今日は俺が、彼女を攻める番なのだ。
「雪ノ下……」
俺が呼びかけると、彼女はふるふると左右に顔を振った。
「雪乃、でしょう?」
「……ああ。雪乃」
「ふふっ。はい」
雪乃は下から俺に貫かれているというのに、頭がどうにかなってしまいそうなぐらい可愛らしい笑顔を浮かべている。復活してきていた理性が、再び息を引き取りそうだ。
「これから二人の時はそう呼んで欲しいわ。その……こういう事をする時以外も」
「分かった。……雪乃」
「ん……。もっと呼んで?」
「……雪乃」
「はい」
「雪乃」
俺はそう呼んで彼女の身体を抱き寄せると、雪乃の方からキスをしてくる。小鳥が啄むような軽いキスの後に、雪乃はあどけない笑みを浮かべた。
その表情に堪らず俺は雪乃の頭を引き寄せると、今度は俺から彼女の口内に舌を差し入れる。雪乃の少しザラつく舌が、俺の舌と絡み合い唾液を交換していく。
「んっ、はぁ……。動く、わね」
「ああ……」
濃厚なキスの後、少しだけ蕩けた表情で雪乃はそう言った。ゆっくりと彼女の腰は持ち上がり、そして墜ちていく。
「あ♡ んっ♡」
先程までのセックスに比べたら、随分と控えめな腰の動きだ。だからもっと欲しくなってしまうのは、必然と言えよう。
「雪乃……」
俺はまた雪乃の腰を掴むと、ぐいと引き寄せる。彼女の深い部分にまで、俺の性欲の象徴を送り届ける。
「んあぁぁっ♡」
「もっと激しくできるだろ?」
「あ……♡ はい……。は、ぁぁっ♡」
俺に促されて、雪乃は腰を動きを激しくさせていく。上下にその身体を揺らす度に、包むものがなくなった乳房がプルプルと揺れている。ピンク色の乳首に指を這わせると、その手のひらサイズを優しく揉み始める。
「はんんっ♡ あ♡んっ♡ あ♡ あっ♡あっ♡」
快楽が増す度に雪乃の腰は悩めかしく捻られ、また違った角度から締めつけられる。さっきあれだけ射精したのに、また尿道を濃いものがせり上がってくる。
「は、あぁ……いいぞ、雪乃」
「あぁ♡ん♡ 私も、気持ちいい……。あ♡ んっ♡ あ♡あ♡あっ♡」
俺は胸板に置かれていた雪乃の手を絡め取ると、両手を繋いだ。指を絡ませ合い、強く引き合うようにしながら結合を深くさせる。
「う、ぉぉ……。こうやって見る雪乃、めちゃくちゃエロいな……」
「あ、んっ♡ ……バカね」
雪乃はそう言いながらも、腰を振る速度を上げていく。ヒクつく雪乃の膣内の感覚から、彼女もまた絶頂が近いのが分かる。
「雪乃……。もう一回、中に出していいか?」
「あ♡ ん……。もちろん、いいわ。比企谷くん、中に出すの好きよね」
いやいや中に出すの嫌いな男子なんていないでしょ……。
俺は雪乃の膣内でビクビクと肉棒を仰け反らしながら、彼女の中で発射する準備を始める。ペニスが脈打つたびに、精液がポンプアップされていくみたいだった。
「雪乃は、どうなんだ?」
「ん♡ え……」
「中に出されるの、好きか?」
「…………好き」
僅かな逡巡の後に返された答えに、俺の肉棒はもう限界だった。こんなの、我慢なんて出来るわけがない。
「は、あ……雪乃、出そうだ……っ」
「あぁ♡んっ♡ 私も、また、あ♡ イクっ♡ 比企谷くん、一緒に……っ♡」
お互いの手を強く握り合い、パンパンと音が鳴る程腰をぶつけ合う。濃密で強烈な快楽が全身を駆け巡り、血液が沸騰しそうなほどの激しい興奮に包まれる。
「う、ぁ、はぁっ。雪乃っ、イクっ! また、中に、出すぞ……っ」
「ひぁ♡ん♡ あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡ 出して、あ♡ 私の中に、比企谷くんの全部ちょうだいっ♡ あ♡ あぁぁっ♡♡」
ドパァッ、どぷっ、ブピュッ!! びゅっ、ドプッ、ドピュゥッ!! ブリュッ、びゅっ、ドピュゥッ!!
俺は腰を突き出すと、また雪乃の膣内に精液を放出する。深く、より深く結合するように手を握り合いながら、ドクドクと熱いモノを雪乃の中に注ぎ込む。
「あ♡あ♡あ♡ ンんっ、あ♡ 比企谷くんの、また入って、あぁっ♡♡」
びゅプッ、びゅっ、ドぷっ、ビューッ! びゅっ……ビュクッ! ドプッ、ドピュゥッ!!
もはや通算何度目かも分からない膣内射精に、雪乃はガクガクと腰を震わせて絶頂に達していた。膣内の襞は精液を抽出しようとするかのように蠕動し、信じられないぐらいの快感に包まれる。
「は、あぁ……。雪乃……」
「ん♡ あぁぁ……♡」
手を解いて雪乃を抱き寄せると、まだイッているのかその背中はビクビクと震えている。その可愛らしい耳に口を添えると、ずっと前から聞きたかった事を言葉にする。
「中に出されるのって、どんな感じなんだ?」
「あ♡ ん……。そう、ね。一度比企谷くんが入っているはずなのに、もう一度入ってくるというか……」
恥ずかしそうに身を捩られると、興奮し過ぎてまたイッてしまいそうだ。というかまた出していた。尿道に残っていた精液まで、雪乃の中に出していく。
「あなたの熱いものが注ぎ込まれると、いけない事なのに凄く幸せな気分になるの」
雪乃はそう言うと、チュッと俺の頬にキスをする。
「もっと何も考えずに、こういう事ができたらいいのにね」
雪乃はゆっくりと腰を上げていくと、ヌルッと半勃ちになっているペニスが抜け落ちた。その上にまたたっぷりと出してしまった白濁液がトロッと垂れて、俺のペニスは雪乃の愛液と自分の精液まみれになっていく。
「は、あぁ……。今日は、すごかったな……」
「ええ……」
雪乃はまだ膣内から溢れ出てくる精液をそのままに、ぴったりと俺の身体に寄り添う。グチャグチャのドロドロ。お互いこんなに乱れるのは、初めてだ。
「その……また安全日になったら、今日みたいにして欲しいのだけれど……」
「今日みたいって……ちょっと激しめにして、中出ししていいって事か?」
いや、今日のはちょっとどころではなかったが……。コクッと頷く雪乃に、俺はもはや目眩を覚えるぐらいに興奮している。
「……ごめんなさい。聞かなかった事にして。こんないやらしい事を言うなんて……軽蔑するわよね」
「そんなわけあるか」
俺は即座にそう言うと、ぐっと雪乃を抱き寄せた。雪乃は俺の胸に額をつけると、その言葉の続きを待っている。
マジでこんなの、反則中の反則だ。そう言われたら、頑張るしかないではないか。
「俺は……どんな雪乃でもいい。お前を歪めてしまったのは、俺だから」
「……そうね。私をこんな身体にしたのは、比企谷くんの責任よね」
雪乃は
「責任、とってくれる?」
「ああ」
唇を寄せてくる雪乃の髪を撫でながら、俺は目を閉じた。
彼女がまた意識を手放してくれれば、今の気持ちを直截に言う事が出来たのに。
俺はそう思いながら、いつまでも雪乃と熱を交換し合うのだった。