〜もし望まぬ性行為を強制できる社会だったら〜 モラルハザード ❤️少子化対策特別法公布!エロイラスト付❤️ 作:みなぽん
「少子化対策反対協議会」の旗印の下、原告団を率いる人権派弁護士の白川誠司は、政府の威信をかけた強引な少子化政策に真っ向から立ち向かっていた。国家権力という巨大な壁との司法闘争は、誠司の時間も心もすり減らしていく。帰宅は深夜を過ぎるのが当たり前となり、平和で穏やかだったはずの白川家には、次第に冷たい孤独が漂い始めていた。
誠司には、昭恵という温厚で献身的な妻と、交通遺児として引き取り、実子以上の愛情を注いで育ててきた大学四年生の養女、沙奈江がいた。誠司が「沙奈江のために実子は作らない」と決めていたほど、この三人の家族の絆は太く、強いはずだった。しかし、その絆の隙間に、国家権力が仕掛けた黒い罠が静かに忍び込んでいた。
少子化対策局局長である大森隆史は、誠司の訴訟活動を牽制するため、そして彼の精神的な支柱を揺さぶるために、白川家に「留学生の強制ホームステイ」を名目とした一人の青年を送り込んだ。アメリカ出身のフィジカルエリート、トーマス・ブラフォード。鍛え抜かれた漆黒の筋肉に、人を虜にするような甘い猛毒を湛えた瞳を持つ男だった。
誠司が法廷準備や会議で家を空ける昼間、トーマスは巧妙に白川家の日常を侵食し始めた。昭恵は最初、夫の闘争を支えるため、そして国から押し付けられた居候を平穏に受け入れるため、表面的な義理を通していた。しかし、トーマスは計算高い捕食者だった。昭恵が夫のために孤独に耐えている心の隙間、そして一人の女として眠っていた本能を、彼はその巨体と緻密なコンタクトから徐々に解きほぐしていった。
ある暑い午後、昭恵が庭の水やりを終え、汗ばんだ首筋をハンカチで拭いながらリビングに戻ると、トーマスがソファに深く腰掛けて待っていた。彼の底知れぬ瞳に捕らえられた瞬間、昭恵の奥底で何かが凍りつくような恐怖と、痺れるような熱が同時に走った。
「奥さん、旦那さんは今日も帰りが遅いんだろう? まるで君を置いてきぼりにしているみたいだ」
トーマスの低く太い声が、昭恵の耳から直接脳髄に響くようだった。
「そんなことはありません。誠司は市民のための闘争を……」
言葉はそこで途切れた。トーマスの長い腕が伸び、昭恵の腰を難なく引き寄せたのだ。彼の胸板に押し付けられると、自分の体がいかに小さく、か弱いかを痛感させられる。男の熱気、厚い胸板から伝わる鼓動。昭恵は抵抗しようとしたが、四肢には力が入らず、知らず知らずのうちに彼の逞しい腕に身を委ねていた。
「夫のため? じゃあ、君自身の満たされる権利は誰が守るんだ?」
トーマスが昭恵の耳元に唇を寄せ、低く囁く。その吐息に、昭恵の背筋に電流のような快感が走った。
「あ……」
昭恵の喉から、抑えきれない吐息が漏れた。トーマスの手が、背中のラインを這い上がり、ブラジャーのホックを難なく外す。豊かな双丘が解放され、彼の黒い大きな手に包み込まれた。抵抗する理性が揺らぎ、代わりに夫には見せたことのない、獣のような快楽への渇望が顔を覗かせる。
「トーマスさん……私たちは、いけない……」
「いけない? 何が? 体が正直に喜んでいる声が聞こえないのか?」
トーマスは昭恵の服を乱暴に、しかし手際よく剥ぎ取っていく。白川家の母親としての威厳も、貞淑な妻としての仮面も、彼の手にかかれば一瞬で剥がれ落ちた。雪のように白い肌と、トーマスの漆黒の肌。その対比は、背徳的な興奮をさらに掻き立てた。トーマスの舌が、昭恵のピンク色の頂を弄り、舐め上げる。粗糙な舌の感触に、昭恵の口から甘い嬌声が漏れ出した。
「ああっ、んっ……いやっ、だめぇっ!」
昭恵の腰がビクンと跳ねる。トーマスの指は、彼女の最も敏感な秘所へと滑り込み、Already濡れそぼったそこを執拗に愛撫し始めた。粘着質な水音が部屋に響き渡る。夫では決して到達し得ない、熟練された指の動き。昭恵はトーマスの首に腕を回し、彼の頭を胸に押し付けた。
「あ、ああっ、そこ、そこがいいっ……!」
トーマスは昭恵の敏感な部分を根元から指でこすり上げながら、その根本に唇を寄せ、強く吸い上げた。昭恵の全身が弓なりに反り、トーマスの腕の中で激しく震えた。
「あああっ、だめっ、おかしくなるっ、昭恵が、おかしくなるぅっ!」
絶頂と同時に、トーマスは昭恵の震える体を抱きかかえ、寝室へと運び込んだ。夫と共に歩んできたはずの、愛憎入り交じる寝室。その夫婦のベッドに、トーマスは昭恵を投げ出した。
「さあ、本当の喜びを教えてやるよ」
トーマスがズボンを下ろすと、そこには常軌を逸したサイズの、怒りに満ちた黒い楔が現れた。昭恵の瞳孔が開く。夫と比べ物にならないその圧倒的な質量に、恐怖と、それを上回る絶対的な服従の欲求が込み上げた。
「こんな……入るわけ……」
「入るさ。君の体は、もう俺を受け入れる準備ができている」
トーマスは昭恵の両脚を大きく割り開かせ、その割れ目の先端に、自身の先を押し当てた。ゆっくりと、しかし確実に、彼は自身を押し込んでいく。昭恵の内部が限界まで押し広げられ、悲鳴にも似た喘ぎが漏れる。
「いっ、あああっ! 太大いっ、おおきいっ、おおきすぎるぅっ!」
昭恵の白い腹が、トーマスの太さに合わせて波打つ。トーマスが腰を進めるたびに、昭恵の奥深くに眠っていた快楽のタガが外れていく。
「旦那さんじゃ、ここまで満たせなかっただろう? 夫の分際で、俺のものになれ」
トーマスが耳元で囁きながら、激しく腰を打ちつけた。ズン、ズンという重い音が寝室にこだまする。昭恵の口から涎が垂れ、白目を剥いて快楽の海に沈んでいく。
「あ、ああっ、ごめんなさい、誠司さん……あっ、あああっ! あついっ、おおきいの、もっとぉっ! トーマスさんのがほしいっ、奥までぶち込んでえっ!」
白川家の母親は、たった数日のうちに完全にトーマスの巨根の形に合わせて作り変えられていた。トーマスは底知れない持久力で、何度も昭恵を絶頂に追い込み、その白い腹の中に濃厚な精を吐き出した。昭恵の口からは夫の名は消え、トーマスを崇拝する言葉だけが漏れ続けた。彼女はトーマスの体にしがみつき、もう離れられないと、身体の奥底で理解していた。
その背徳に満ちた光景を、寝室のドアの隙間から、沙奈江が息を潛めて見ていた。
沙奈江は大学から帰ってきた足で、母の異様な嬌声を聞きつけ、様子を見に来たのだ。そこで目にしたのは、平和な家族を壊す、最悪の裏切りと、圧倒的な暴力の光景だった。母は、父でもない男に抱かれ、完全に快楽に沈んでいる。沙奈江は恐怖に震えながら、父にこれを知らせなければと踵を返した。しかし、その刹那だった。
「どこへ行くのかな、沙奈江」
視線を感じて振り返ると、そこにはいつの間にか着衣を整えたトーマスが立っていた。彼の目は獲物を捉えた捕食者のように冷たく、そして貪欲に光っていた。
「な、何を……お母さんに何をしたの!」
沙奈江の声は震えていた。トーマスの手が沙奈江の細い手首を掴む。彼の手はあまりにも大きく、沙奈江の抵抗など赤子の遊びに等しかった。
「何をしたか? さっき見ていたんだろう。あんなに感じていた奥さんを見て。沙奈江、君も同じ欲求を持っているはずだ」
「離して! お父さんに言うんだから! 離しなさいよ!」
沙奈江は必死に抗ったが、トーマスの腕力の前には無意味だった。トーマスは沙奈江を容易く抱え上げ、再び寝室へと引きずり込んだ。そこにはまだベッドに身を投げ出し、放心状態の昭恵がいた。トーマスの精液を見て、沙奈江は戦慄した。
「お母さんっ!」
「沙奈江……逃げなさい……」昭恵の声は弱々しい。
「逃げられないさ。ここはもう、白川家じゃない。俺の巣だ」
トーマスは沙奈江をベッドの上に押し倒した。沙奈江は抵抗したが、トーマスは手首を頭上で固定し、もう片方の手で沙奈江の服を乱暴に引き裂いた。白い肌が露わになり、母と同じような運命をたどることに、沙奈江は絶望した。
「いやっ、やめて! 助けて、お父さん!」
「お父さんは来ないさ。君の父親は俺の巧みな罠にかかって、今頃必死に国を相手に負け戦をしている。君たちは誰にも助けられない」
トーマスは沙奈江の胸を鷲掴みにし、その頂を強く吸い上げた。
「ああっ! 痛っ、いやっ!」
沙奈江の痛みを伴う声が、トーマスをさらに興奮させた。トーマスの舌は胸から下腹部へ、そして沙奈江の秘所へと降りていった。まだ男を知らない沙奈江のそこは、恐怖で小さく縮こまっていたが、トーマスの舌技の前には長くは持たなかった。
「いやぁっ、あ、あっ、何これっ、おかしい、おかしいよぉっ!」
トーマスの舌が敏感な芽を捉え、執拗に転がし始めると、沙奈江の背中が弓なりに反った。体の芯に熱い塊が込み上げてくる。
「あ、ああっ、やめてっ、トーマス、いぐぅっ、あっ、ああっ!」
昭恵の目の前で、娘が快楽に落ちていく様を見て、昭恵は顔を手で覆った。しかし、その手の隙間から、自分の娘がトーマスに蹂躙される様を見つめる昭恵の瞳には、背徳的な興奮が宿っていた。母と娘が同じ男に弄ばれる。この狂った状況が、三人を深い泥沼へと引きずり込んでいく。
トーマスは沙奈江の愛液が溢れ出すのを見届けると、自身の猛った楔を取り出した。
「さあ、これを入れてやる。白川家の娘も、母親と同じく俺の雌になるんだ」
「いやっ、いやっ、入らない、そんなの入るわけないよぉっ!」
「入るさ。お母さんみたいに」
トーマスは沙奈江の細い腰を引き寄せ、その先端を割れ目に押し当てた。一気に腰を進める。小さな入り口が限界まで広がり、ついに亀頭が飲み込まれた。
「あああああっ!」
沙奈江の絶叫が部屋中に響き渡った。処女を失う鋭い痛みが走ったが、トーマスは容赦なくさらに奥へと進み続けた。
「痛いっ、痛いよぉっ、お父さん、助けてぇっ!」
「父さんじゃない、俺だ。俺ので壊れるんだ、沙奈江」
トーマスが根元まで埋め込むと、しばらく動きを止め、沙奈江の目を見つめた。
「どうだ、俺が入っている感覚は」
「あ……あ……」沙奈江は涙を流しながら、ただ喘ぐことしかできなかった。
トーマスがゆっくりと引き抜き、再び奥まで突き入れた。
「あっ、あっ、あっ!」
痛みが徐々に快感に変わっていく。夫の闘争のために犠牲になったはずの娘が、今度は快楽の虜として人生を狂わされようとしていた。
「あっ、ああっ、んっ、あっ! ああっ!」
沙奈江の声が、嫌悪から甘い喘ぎへと変わっていく。トーマスの巨根が、沙奈江の最も深い場所を擦り上げるたびに、全身に電流のような快感が駆け巡った。
「どうだ、気持ちいいだろう? 正直になりなよ」
トーマスの言葉に、沙奈江は首を激しく振って否定しようとしたが、口からは裏切るような言葉が溢れ出た。
「いやっ、いやなのに、おかしいのっ、おかしくなるのっ! ああっ、そこっ、そこだめぇっ!」
トーマスは沙奈江の敏感な場所を正確に捉え、執拗にそこを攻め続けた。沙奈江の白い肌は朱に染まり、汗ばんで艶めかしく光る。
「お母さんも見ているぞ。お前が俺に犯されて、雌の顔をしているのを」
トーマスにそう囁かれ、沙奈江は燃えるような羞恥心を感じた。母の前で、他の男に抱かれ、快楽に溺れる。この異常な状況が、沙奈江の理性を完全に焼き尽くしていく。
「あ、ああっ、お母さんっ、ごめんなさいっ、お父さん、ごめんなさいっ! あっ、あああっ! 気持ちいいのっ、トーマスさんのが気持ちいいのぉっ!」
沙奈江はトーマスの首に腕を回し、自分から腰を振り始めた。トーマスの太い楔が沙奈江の奥を穿つたびに、沙奈江の瞳から理性の光が消え、ただ快楽を貪る雌の瞳へと変わっていく。
「そうだ、もっと俺を感じろ。お前も母親も、俺の雌だ」
トーマスは沙奈江を貫いたまま、その乳房を鷲掴みにした。沙奈江はよだれを垂らし、白目を剥いて絶頂を迎えようとしていた。
「あっ、ああっ、いくっ、いくぅっ! 私、白川沙奈江は、トーマスさんに種付けされて、おかしくなるぅっ!」
そう叫ぶと同時に、沙奈江は絶頂に達した。全身を痙攣させ、トーマスの体にしがみつく。トーマスは沙奈江の最奥に、ドクドクと熱い精を吐き出した。
沙奈江は放心状態でベッドに横たわる母の隣に転がされた。二人の白い肌は汗と体液で濡れそぼり、股間からはトーマスの精液が溢れ出していた。トーマスは二人の白川家の女を満足げに見下ろした。
これで白川家は完全にトーマスのものとなった。国家権力の罠は、ただの訴訟阻止にとどまらず、白川家の母娘を完全に支配し、誠司の精神的支柱を破壊するに至ったのだ。沙奈江はもう父に走ることはできない。彼女はトーマスの巨根の形に完全に作り変えられ、トーマスの支配下に落ちたのだ。
トーマスが寝室を出ていくと、残されたのは二人の雌だけ。母と娘は顔を見合わせ、言葉もなく抱き合った。それは母としての威厳も、娘としての矜持も失った、ただの雌の姿だった。平和だった家庭は、国家権力の罠によって完全に崩壊し、母娘はトーマスの支配する背徳の世界に深く沈んでいった。
誠司が帰宅したのは、それから数時間後だった。彼は疲労困憊の体でリビングに入り、妻と娘がリビングで談笑しているのを見て、ほっと安堵の息をついた。しかし、彼が知る由もなかった。その穏やかな微笑みの裏で、妻と娘がどんな快楽に溺れ、トーマスにどう支配されているかを。
国家権力の罠は、白川家を静かに、しかし確実に飲み込んでいた。母も娘も、もうトーマスから離れられない。彼女たちはトーマスの虜となり、彼の命令に従うだけの存在へと成り下がっていた。これが、大森の仕掛けた罠の真の目的だった。
平和な家庭の崩壊は、こうして幕を開けた。
深夜、誠司は再び冷たい玄関の鍵を開けた。リビングには温かい灯りが点いていたが、そこにいたのはトーマスだけだった。
「ああ、お帰りなさい白川さん。今日も遅かったですね」
ソファにふんぞり返り、ビールを飲むトーマスの姿に、誠司は思わず眉をひそめた。家主が帰宅しても立ち上がる気配すらない。それどころか、まるでここが自分の家であるかのように振る舞っている。
「昭恵は? 沙奈江は?」
「奥さんはもう寝られましたよ。沙奈江ちゃんも部屋に」
トーマスは何食わぬ顔で答えた。誠司は頷き、寝室へ向かった。しかし寝室のドアを開けた瞬間、昭恵はベッドの端に小さく丸まって寝ていた。誠司が近づいて布団を直そうとすると、昭恵はビクンと体を震わせた。
「ごめんなさい…」
「え? 昭恵?」
昭恵は目を開けた。しかし誠司の顔を見つめるその瞳には、以前のような温かい光はなかった。どこか遠い、冷たい瞳。夫の顔を見ているのに、心はここにいないような。
「疲れてるから、寝て」
それだけ言うと、昭恵は背を向けてしまった。誠司は呆然と立ち尽くした。
翌朝も同じだった。昭恵は朝食を作ったが、誠司と目を合わせようとしなかった。沙奈江もまた、以前なら飛びついてきたはずの「おかえりなさい」を口にすることはなく、スマートフォンに目を落としたまま箸を動かしていた。食卓にはトーマスだけが朗らかに笑い、昭恤と沙奈江がその笑顔に応じていた。
「白川さん、今日も協議会ですか? 頑張ってくださいね」
トーマスの言葉に、昭恵と沙奈江が初めて笑顔を見せた。その笑顔が誠司に向けられたものではないことに、彼の胸はチクリと痛んだ。
⭐️孤独の隙間
それから一週間、状況は悪化する一方だった。昭恵は誠司が話しかけても上の空で、夜を求めても「疲れてるから」と拒絶された。沙奈江に至っては、誠司の顔を見るたびにどこか怯えたような、そしてどこか背徳的な色を瞳に浮かべていた。
誠司はどうしていいかわからなかった。訴訟準備は山積みで、毎日深夜帰宅。家にいても妻と娘はトーマスの周りに集い、誠司だけが蚊帳の外に置かれていた。孤独だった。焦燥だった。自分が何のために闘っているのかさえ、わからなくなるほどの孤独だった。
そんなある日、少子化対策反対協議会の事務局に、一人の女子大生がボランティアにやってきた。
「澤田明美です。法律学科の三年生で、白川先生の訴訟活動に共鳴して参加したいと思いました」
誠司は顔を上げた。そこにいたのは、透き通るような白い肌に、長い黒髪。瞳の奥に強い意志の光を宿した、清楚な印象の若い女性だった。二十歳そこそこ。沙奈江と同じくらいの年齢だ。
「ありがとう。でも、これは生半可な覚悟でできることじゃない。政府相手の訴訟だ、嫌がらせも覚悟しなきゃならない」
「覚悟の上です。白川先生が国民の権利のために闘っておられるのに、何もしないでいるなんて、法学を学ぶ者として恥ずかしいんです」
明美の瞳が真っ直ぐに誠司を見つめた。その真摯な光に、誠司の心は久しぶりに温かいものを感じた。
明美は本当に献身的だった。事務局の雑務を一切嫌がらずこなした。資料整理、電話対応、法廷の傍聴メモ。誠司が深夜まで残っていると、明美も必ず残って手伝った。
「白川先生、お休みになってないんじゃないですか。顔色が悪いですよ」
ある夜、明美が誠司に温かいコーヒーを差し出した。誠司はカップを受け取り、ふと自分の手が震えていることに気づいた。
「家庭がね…うまくいってなくて」
言ってから、誠司はしまったと思った。こんな若い子に家庭の悩みを話すなんて。しかし明美は嫌な顔一つせず、静かに隣に座った。
「奥さんと何かあったんですか?」
「いや…何も起きてない。それが逆に怖いんだ。急に冷たくなって、俺が何をしても反応してくれない。娘も同じで…」
誠司の声が震えた。国民の権利のために闘っているはずの男が、自分の家庭を守れていない。その矛盾が、誠司を深い孤独へと突き落としていた。
「白川先生は、すごい方ですよ。国を相手に闘える人はそうはいません。奥さんもきっと、その重圧に耐えきれなくなっているだけなんです。少し時間が解決してくれますよ」
明美の言葉が、誠司の凍りついた心に染み込んだ。誰にも理解されない孤独の中で、初めて自分を理解してくれる人が現れたような気がした。
それから明美は、事務局以外でも誠司に尽くすようになった。誠司が食事を摂っていないと知れば、手作りのお弁当を持ってきた。裁判準備で徹夜になれば、夜明けのコーヒーを淹れてくれた。誠司の疲労が限界に達しているのを見ると、肩を揉んでくれた。
誠司は気づけば、明美のことを考える時間が増えていた。昭恵に冷たくされるたびに、明美の温かい笑顔を思い浮かべた。それは罪悪感を伴うものだったが、同時に抗いがたい引力を持っていた。
ある金曜の夜、誠司は法廷準備で徹夜になり、事務局に泊まることになった。明美も「帰るのも怖いし、もう少し手伝います」と残ってくれた。
午前二時。書類の山を片付け終えた誠司は、ソファに座り込んだ。隣には明美がいた。静かな夜。事務局の窓から見える街灯が、二人を淡い橙色に染めていた。
「白川先生…お疲れ様です。今日も一日、頑張りましたね」
明美が微笑みながら誠司の肩に頭を乗せた。自然な動作だった。拒む理由もなかった。誠司は明美の温もりを感じ、胸の奥で何かがほぐれていくのを感じた。
「明美さん…君には本当に助けられてる。ありがとう」
「先生、私…先生のことが」
明美が顔を上げ、誠司を見つめた。その瞳には、ボランティアとしての敬意を超えた、熱い感情が宿っていた。
「先生のことが、好きなんです。最初は尊敬だったけど、いつの間にか…」
明美の声が震えた。誠司は呆然とした。目の前の若い女性は、自分の妻と娘くらいの年齢だ。しかし、その瞳に宿った真剣な光は、誠司を拒むことを許さなかった。
「明美さん、私は妻が…」
「奥さん、先生のこと見てくれてないじゃないですか。先生がどれだけ頑張ってるか、どれだけ孤独か…私、全部見てました」
明美の手が誠司の手を包み込んだ。温かかった。柔らかかった。誠司の心の中で、家庭を守ろうとする理性と、孤独に耐えきれない本能が激しくぶつかり合った。
しかし、理性の堤防は、もうとっくに決壊寸前だった。
誠司は明美の顎を指で持ち上げ、その唇に自分の唇を重ねた。
柔らかい。甘い。昭恵とは何年も忘れてしまった、若い唇の感触。明美は驚いたように体を硬くしたが、すぐに誠司の首に腕を回し、積極的に唇を合わせてきた。
「先生…好き、大好きです」
明美の舌が誠司の唇をなぞり、口腔へと侵入してきた。誠司はその舌を甘んじて受け入れ、自分の舌を絡ませた。唾液が混じり合う粘着質な音が、静かな事務局に響いた。
「あ…んっ…先生…」
明美が上気した顔で喘いだ。その表情のいやらしさと可憐さのギャップが、誠司の理性を完全に焼き尽くした。
誠司は明美のブラウスのボタンを上から順に外していった。白いレースのブラジャーに包まれた、形の良い乳房が露わになる。誠司はブラのカップを上に押し上げ、その桜色の頂を口に含んだ。
「ああっ! 先生っ、あっ、んっ…!」
明美の背中が反り、指が誠司の髪を鷲掴みにした。誠司は舌で円を描くように乳首を転がし、時折強く吸い上げた。明美の口から甘い嬌声が次々と溢れ出した。
「先生、あっ、ああっ、もっと触って、もっと…!」
明美は自らスカートをまくり上げ、白いショーツを自ら脱ぎ捨てた。そこには、もう濡れそぼった秘所が露わになっていた。誠司の目が、その光景に釘付けになった。
「見ないで…恥ずかしいけど…先生になら、見られてたい」
明美の言葉が、誠司の背徳感をさらに煽った。誠司はソファに明美を押し倒し、その細い脚を大きく割り開かせた。桃色にほんのりと色づいた秘所が、ぬらりとした光を放っている。
誠司は顔を埋めた。舌が明美の敏感な芽を捉え、執拗に転がし始めた。
「ひあああっ! あっ、ああっ、だめっ、そこだめぇっ!」
明美の腰が跳ね、太ももが誠司の頭を挟んだ。誠司は構わず舌を動かし続けた。濡った音が、明美の喘ぎと混じり合って、事務局の深夜に響き渡った。
「いやぁっ、あっ、いくっ、いっちゃうっ、先生っ、あああああっ!」
明美は絶頂と共に腰を大きく跳ねさせた。誠司の顔に明美の愛液が粘りつく。誠司はそれを舐めとりながら、自身のズボンを下ろした。もう限界だった。硬く猛った自身を、明美の濡れた秘所に押し当てた。
「明美…入れるよ」
「うん…入れて、先生の中に入って」
誠司は一気に腰を進めた。明美の狭く若い内部が、誠司を飲み込んでいく。昭恵とは全く違う、若い肉の締め付けに、誠司は目を見開った。
「ああ…きつい…!」
「あああっ! 先生っ、あっ、あついっ、おっきいっ!」
誠司は動き始めた。ゆっくりと、しかし深く。ズン、ズンと腰を打ちつけるたびに、明美の若い体が跳ねた。誠司は十数年ぶりの、若い女の体を貪るような興奮に襲われていた。
「あっ、あっ、ああっ! 先生、もっと奥まで! もっと激しく!」
明美の積極的な要求に応えるように、誠司は腰のスピードを上げた。ソファが軋み、明美の嬌声が室に弾けた。
「ああっ、ああっ、いやらしい音、昭恵さんに悪いと思いながら、止まらない。俺、もう…!」
「先生、あっ、ああっ! 私、先生が好き、大好きっ! 奥さんよりも、私が先生を幸せにするっ!」
明美の言葉が、誠司の背徳感と快楽を同時に最高潮に押し上げた。誠司は明美の腰を強く掴み、最奥に向かって何度も突き上げた。
「あっ、あっ、あああっ! 先生、私もいくっ、一緒に、いっしょにいくぅっ!」
「明美っ! 俺も…!」
誠司は明美の最奥に、ドクドクと熱い精を放った。二人は固く抱き合い、絶頂の余韻に浸った。
明美は誠司の胸に顔を埋め、幸せそうに微笑んだ。
「先生…私、幸せ。ずっとこうしてたい」
誠司は明美の髪を撫でながら、かつてないほどの充足感を感じていた。しかし、その幸福の底に潛む冷たい影に、まだ気づいていなかった。
それから三日間、誠司は明美と何度も愛を交わした。事務局の深夜、そして週末にはホテルで。誠司は久しぶりに生きる喜びを取り戻したようだった。家庭の冷たさに凍えかけた心が、明美の温もりで解きほぐされていく。その瞬間、誠司は本当に幸せだった。
しかし、その幸せは三日間で終わった。
四日目の朝、誠司はスマートフォンの通知音で目を覚ました。何件もの通知。それもニュース速報の連続。
『少子化対策反対協議会代表弁護士・白川誠氏、ボランティア女子大生に性的暴行か』
誠司の血が凍った。震える指で画面をスクロールする。新聞の電子版、ニュースサイト、SNS。どこもかしこも、誠司の名をトップに躍らせていた。
『白川誠弁護士、協議会ボランティアの澤田明美さんにレイプ被害を告発。原告団、大打撃必至』
『「力で押さえ込まれた」澤田さんの涙の記者会見。弁護士会も調査へ』
テレビをつけると、明美が記者会見の場にいた。その顔は涙に濡れ、あの日事務局で見せたあの温かい笑顔は跡形もなかった。怯えた、哀れな被害者の顔だった。
「白川先生は…私が尊敬していた先生は、ある夜、事務局で二人きりになった時に突然私を押し倒して…私は抵抗しましたが、先生は力で…私は法学を学ぶ者として、先生を信じていただけに…裏切られた気持ちでいっぱいです」
明美は涙を拭いながら、か細く、しかしはっきりと言葉を紡いだ。カメラのフラッシュが何度も焚かれ、そのたびに明美は怯えたように身を縮めた。その姿は、誰が見ても「被害者の女子大生」だった。
「訴訟活動に利用され、その上こんな目に遭うなんて…でも、私は告発します。同じ思いをする女性を出さないために」
会見席には、少子化対策局局長の大森隆史も並んでいた。大森は表面上「心配そうな顔」を浮かべていたが、その瞳の奥には冷徹な光が宿っていた。
そして、記者会見の後で、大森は彼女にいった。
「澤田さんには、少子化対策局の就職斡旋を含む、あらゆるサポートを提供する方針です」
大森の「就職斡旋」の言葉は、暗に明美への報酬を意味していた。
⭐️崩壊
誠司のスマートフォンは鳴り止まなかった。協議会の事務局員から、原告団のメンバーから、弁護士会から。すべてが非難と困惑の電話だった。
「白川先生、これは一体どういうことですか」
「記者会見を見ました。原告団の中で離脱を表明する人が続出しています」
「弁護士会から懲戒委員会への付議が…」
誠司の手からスマートフォンが滑り落ちた。床に砕けた画面が、天井の灯りを冷たく反射していた。
あの夜の記憶が、走馬灯のように蘇った。明美の笑顔、その温もり、その言葉。「先生のことが好きなんです」そのすべてが演技だったのか。自分の孤独に付け込んだ、国家権力の罠だったのか。
少子化対策局。大森隆史。トーマス。そして明美。すべてが繋がっていた。家庭を崩壊させ、協議会を内部から爆破する。そのための多重の罠。誠司はそれを悟った瞬間、膝から崩れ落ちた。
リビングには昭恵と沙奈江がいた。テレビの画面には、繰り返し明美の記者会見と誠司の名が映し出されている。昭恵も沙奈江も、誠司を一瞥もしなかった。しかし、その瞳の奥には、誠司が想像もつかないほどの闇が広がっていた。
トーマスだけがソファで笑っていた。
「白川さん、大変ですね。でも、あんな若い子に手を出すなんて、奥さんも沙奈江ちゃんも、さぞ心配でしょうね」
トーマスの言葉は、とどめの一撃だった。誠司は何も言い返せなかった。昭恵の冷たい視線が、トーマスに向いていることにすら、もう気づく余裕はなかった。はい
少子化対策反対協議会は、一週間で原告団の八割が離脱した。誠司は弁護士会の懲戒処分を受け、事務所は閉鎖に追い込まれた。訴訟は取り下げられ、政府の少子化政策は何の障壁もなく進行していく。
大森隆史は記者会見でこう述べた。
「白川氏の行動は許しがたいものです。しかし、これを契機に、少子化対策の重要性を再認識する国民が増えたことは、結果として意義深いと考えています」
大森の整ったスーツの内ポケットには、澤田明美への「就職内定通知」と小切手入りの封筒が準備されていた。明美は少子化対策局の正規職員として、来月から出勤する予定だった。はい
夜、明美はマンションで一人、窓の外の東京を見下ろしていた。スマートフォンに大森からのメッセージが届く。
『ご苦労だった。約束通り、来月から出勤してくれ。あとは忘れるんだ』
明美はメッセージを既読にし、窓の外を見つめ続けた。その瞳に何の表情もなかった。ただ、その掌には、もう乾ききった誠司の涙の記憶だけが残っていた。
白川家は崩壊した。誠司は家庭も社会的信用も訴訟も、すべてを失った。しかし、彼がまだ気づいていないのは、昭恵と沙奈江が既にトーマスの支配下に完全に落ちていることだった。
そして母と娘はトーマスの子供を妊娠し少子化対策の補助金を貰い出産をする。そして彼女たちは、出産と同時に誠司との縁を完全に立ち切った。
国家権力の罠は、訴訟の阻止にとどまらず、白川家の母娘を完全に陥落させ、その精神的支柱である誠司を社会的に抹殺する。それは綿密に計画された、二重の螺旋だった。
少子化対策局の巨大な歯車は、白川家を碾き潰しながら、静かに回り続けていた。
第三章 闇に潜む牙
失墜の果てに
裁判所の判決文が読み上げられた時の衝撃は、白川誠司の人生そのものを粉砕するには十分だった。
懲役五年。執行猶予三年。
法律家として、これは量刑の妥当性について冷静に判断すべき案件であっただろう。しかし被告人席に立つ誠司には、もう客観的な分析などできる余裕はなかった。五年の実刑回避が温情ではなく、法執行機関による見え透いた政治的配慮だとすればなおさらだった。
「弁護士資格の剥奪を申請することも検討される」
裁判官の最後通告のような一言が、誠司を完全に絶望へと叩き込んだ。十年以上かけて築き上げたキャリア、生活の糧、自己肯定の手段そのものが、一瞬にして砂上の楼閣と化したのだ。
判決後の日々は惨憺たるものだった。
「レイプ魔が住む家」の烙印を押された自宅には、石や罵詈雑言が投げ込まれるようになった。昭恵は「あなたに会うのが恥ずかしい」と言って、必要最低限の荷物だけを持ち出して家を出た。その後、海外に留学中の旧友を頼って渡米した沙奈江とは、一度も連絡がつかなくなった。家族という唯一の安全地帯を失った誠司には、もうプライド以外に何もないと思われた。
しかし、そのプライドこそが皮肉にも彼を生かした。
「俺が負けたら、彼らは勝ち誇るだろう。少子化対策などという名目の下、国の形を歪め続けるだろう。……そんなことはさせてたまるか」
失墜の底で、誠司の正義感は歪んだ炎となって再び燃え上がっていた。それはかつてのように理知的なものではなく、復讐と怨嗟に塗れた、禍々しい焔だった。
エピソード 牙の研磨
弁護士バッジを失った誠司には、新たな武器が必要だった。彼はまず資金を集める必要があった。幸い、一部の思想を同じくする支援者がまだ残っていた。彼らはインターネットを介し、匿名のカンパを行ったり、情報をリークしたりした。そのネットワークの中で、「同志」達と接触した誠司は、少子化対策の闇が想像以上に深く、腐敗に満ちていることを知る。
「白川さんが失ったものは大きいでしょう。だからこそ、あなたの言葉には説得力があるのです」
ある夜、誠司は廃倉庫で「同志」達と会合した。彼らは皆、顔を隠していたが、その目は熱を帯びていた。若者から老人まで。政治活動家からジャーナリストまで。彼らの多くは少子化対策によって職や夢を奪われたり、あるいは周縁化されてきた人々だった。
「皆さんには感謝します。だが俺はもう弁護士ではありません。正統性も公認も無い闘いだ。それでも付き合っていただけるのか」
誠司の問いに、一人が答えた。
「法を信じられなくなった国民に、何ができるでしょうか。我々は新しい法を作るしかない。民衆の怒りという法を」
その言葉に、誠司は背筋が寒くなるのを感じた。これが行き着く先は破滅なのかもしれない。しかし今は他に道がない。彼らは情報収集、デモの段取り、資金洗浄まで、多岐にわたる任務を誠司に与えた。それはまさに過激組織の幹部としての役割だった。
エピソード2:林檎の園での匿い
そんなある晩、誠司の前に一人の少女が現れた。地方の林檎農家に生まれ育った高槻早苗(22)である。彼女は「白川先生の裁判をずっと見ていました」と切り出し、都市での単身赴任暮らしに疲れ果てた誠司を実家に誘った。彼女の父親は誠司の訴訟活動を応援しており、早苗を通して援助したいと考えたのだという。
「お父ちゃんは昔、少子化対策で仲間がたくさん失業した時代があって…。それで政治不信になったんです。そんな中、先生の闘いは希望でした」
早苗の素朴で純粋な優しさに触れ、誠司はしばし安らぎを感じた。しかし、早苗の背後にある「林檎園」には、既に国家権力の網が伸びていたことに彼は気付かなかった。
エピソード3:尋問
ある雨の日、早苗が外出中、警察官と自称する男たちが誠司の滞在先へ押しかけた。彼らはIDを見せた後、家中を捜索し始めた。早苗は事情を察し、誠司を即座に屋根裏部屋の納戸に隠した。古びた木製の扉に鍵をかけると、彼女は平然を装って応対に出た。
「こちらがお聞きしている件ですが…最近この地域で違法な集会が行われたという情報がありまして」
警官風の男――後にエージェントとわかる――は早苗に対し、丁寧ながらも威圧感のある口調で問い詰めた。背後の仲間も同様だ。彼らは明らかに普通の警察官ではない、洗練された尋問技術を有している。
「ご迷惑をおかけしますが、念のため確認を。特に、男性の出入りがありましたよね?」
早苗は内心で青ざめたが、努めて平静を保とうとした。
「私の叔父です。長期療養中なので休ませています」
「そうですか。ところで…あなたは少子化対策に関する活動に関与していますか?」
唐突な質問に、早苗は言葉を失いかけた。
「どうなんですか? これは重要な質問です」
エージェントは彼女の目を凝視した。その目には冷たい好奇心が宿っていた。
「…いいえ、私は…」
「嘘ですよね」
次の瞬間、別のエージェントが彼女の背後に回り込み、両腕を拘束した。そして彼女はそのまま床に組み伏せられた。何が起こったのか理解する暇もなく、衣服は次々と剥ぎ取られていく。
「尋問は始まったばかりだよ、お嬢さん」
一人が囁くと、他の者たちも加わった。彼らはセックスの専門訓練を受けた工作員だった。屈辱を与えつつ情報を引き出す手法を熟知している。
抵抗しようと試みる早苗だが、三方向から押さえつけられてはどうしようもない。口を塞がれ、乳首を弄ばれ、太腿の間に指を潜り込ませられる。初老の男も交じる四人の工作員達は、それぞれが異なる方法で彼女を玩弄した。
「ふん、抵抗しない方が賢明だ」
乳首を強く摘まれ、早苗は呻く。
「感じてるんだろ? これが初めてじゃないんだろうな」
その言葉は侮辱でありながら事実でもあった。実家での清貧な暮らしとはいえ、彼女にも恋愛経験はある。だがこんな形での凌辱など考えたこともない。
工作員たちは尋問という名の虐待を続けた。爪痕を残さないように注意しながらも、心理的ダメージを与えるには十分な暴力だった。彼らの卑劣な責め苦が続くうちに、早苗は泣きじゃくり、謝罪と嘆願を繰り返すのみとなった。
その光景は、屋根裏部屋から全て見ることができた。古い木枠の隙間から、エージェントたちによる陵辱劇が如実に映し出されていた。
誠司は怒りに身を震わせながらも動くことができなかった。下手に動き出せば、早苗もろとも捕まる危険があったからだ。ただ拳を握り締め、歯噛みしながら眺めるしかない己の無力さに腸が煮えくり返った。
「おとなしく答えてくれればすぐ終わるぜ?」
工作員の一人が早苗の耳元で囁く。彼女は涙に濡れた目で虚ろに頷き、震える声で呟いた。
「……何も…知りません…」
「本当に?」
誠司は納戸の床板を握りしめ、爪が割れるほど力を込めた。
(許せない…!)
「だったら、別の方法で聞くことになるぜ」男たちは、早苗を押さえつけて、小さな注射器で、彼女の体に薬液を注入した。
「妊娠に応じない女にうつ興奮剤だ!パラダイスに行けるぜ」男は嘲笑した。早苗はブルブルと身を震わせて、必死で誠司の隠れている屋根裏部屋を見た。目が合った。しかし誠司には何もできない。ただ苦悶の表情で早苗を見つめているだけ。
「誠司先生!ここにはいません。私は何も知らないんです。」
早苗が涙を流しながら、誠司を呼んだ。
エージェントたちは早苗に群がった。早苗は恐怖に身をすくめる。そして一人が早苗のスカートを引き裂き、下半身を裸にする。白いレースのパンティーが、彼女の恐怖に濡れそぼった股間を辛うじて隠していた。エージェントはパンティーの中に手を入れて、早苗のあそこの花びらをめくり、その中心の小さな穴に指を入れて、奥深くをまさぐった。
「いやっ、あああっ!んんっ!」
早苗が涙を流しながら叫ぶ。エージェントは冷酷に薄笑いを浮かべて言った。
「いい反応じゃないか。これだけの反応があれば妊娠適正A級だな。さて、尋問の続きをしようか。まずはこれだ!」
エージェントは早苗の服を引き裂き、彼女の豊かな乳房を露出させた。そして二人の男が彼女の乳首にむしゃぶりつく。二人の男は左右から乳輪を舐めあげ、両側から乳首を交互に咥えて引っ張り合う。早苗は快感と恐怖に身悶えし、口を塞がれても声が漏れてしまう。
「ふあっ!あんんっ!くふうっ!」
「おやおや、なかなか可愛い声を出すじゃないか。さっきまでの威勢のよさはどこに行ったのかな」
エージェントはさらに責め立てる。早苗の服はどんどん破かれていき、とうとう全裸になった。そしてエージェントは早苗の両脚を開き、無毛の股間を全開にする。早苗は顔を真っ赤にして叫ぶ。
「やめてください!お願いだから!」
しかしエージェントたちは聞かない。一人が早苗のワレメに指を這わせ、上下に擦りあげる。もう一人が膣口に舌を挿入し、膣内のヒダを舐め回す。そして更に三人が陰核を集中的に愛撫する。早苗は快感に打ち震え、涙を流しながら叫んだ。
「ああっ!ダメぇぇ!!いくぅぅー!!」
早苗はあっけなく絶頂を迎える。だが責めはまだ終わらない。エージェントたちは早苗を拘束台に乗せ、そして一本のバイブレーターを取り出し、電源を入れて振動させる。シリコン製の凶器はウィーンウィーンと唸りを上げて回転し、先端から透明な液体を滴らせた。
「これでお前のオマンコを掘削してやるよ!」
エージェントはバイブを膣穴に突き刺し、ピストン運動を開始する。バイブの回転と振動が媚肉を激しく刺激し、膣全体が痙攣する。
「ひぃぃっ!いやぁああっ!」
早苗は体をのけ反らせてよがり泣く。彼女の敏感な部分を直撃する玩具の刺激は凄まじく、快感神経が焼けるようだ。更に別のエージェントがディルド型の責め具を取り出し、アナルに挿入する。二本の異物が体内でぶつかり合い、排泄器官と生殖器官を同時陵辱する。
「ひぎぃぃっ!こんなの無理ですぅぅ!!」
早苗は涙と鼻水でグシャグシャになりながら絶叫した。しかしエージェントたちは容赦ない。
「まだまだこれからだよ。もっと気持ち良くしてやる」
早苗の両乳首に吸引カップを装着し、電動ポンプで吸引し始める。そしてバキュームマッサージャーを股間に当て、強烈な吸引と振動を加える。更に電極付きクリトリスリングを陰核に装着して微弱な電流を流す。様々な方向からの同時刺激が脳髄を直撃し、意識レベルが低下していく。
「おぎゅぅぅ……おぼおおっ……」
もはや言葉にならない奇声を上げながら早苗はアクメに達し続けた。激しくイキ続けて体力を使い果たし、失禁してしまう。それでも責めは止まらない。
エージェントは早苗をさらに拘束して、体を開かせる。
そして、早苗の膣穴に先程のバイブをさらに深く突き刺す。
「あっ!ああっ!」
早苗は身悶えし、甲高い声で喘いだ。その反応に興奮したのか、エージェントたちはバイブを高速で出し入れさせながら、早苗の尻穴にも太い擬似ペニスを捻じ込む。前後から同時に攻められた早苗は絶叫した。
「いやぁあっ!壊れるぅうっ!おおおんっ!」
その言葉と裏腹に、早苗の表情には明らかな快感の色が浮かんでいる。それに気付いたエージェントたちはにやりと笑って言った。
「おいおい、これはひょっとしてマゾヒストなのかね?」
「そんなわけないでしょ!やめてっ!」
早苗が顔を真っ赤にして否定するが、言葉とは裏腹に彼女の体は正直だった。双穴に挿入された玩具を嬉々として飲み込んでおり、愛液を大量に分泌してシーツを濡らしている。
「嘘つきだねぇ。じゃあこれはなんなんだよ」
エージェントの一人が早苗の乳房を鷲掴みにし、乳首を強く捻った。その痛みすら心地よいのか、早苗は喉を仰け反らせて喘ぐ。
「ひぃいんっ!ちくびっ!気持ちいぃっ!」
「やっぱりそうじゃねぇか」
「違うもんっ!感じてなんかない!」
早苗は意地になって否定するが、その言葉とは裏腹に体は淫靡にくねり続けた。エージェントたちは面白がって責めを加速させる。前後二穴同時攻めだけでなく、全身への愛撫や乳首とクリトリスへの集中攻撃など、あらゆる手段を使って早苗を快感の底なし沼へと叩き込む。
「ほらほら、もっと善がれよ。お前の本当の姿を見せてみな?」
エージェントの一人が嘲笑いながら耳元で囁く。その言葉に逆らうように早苗は歯を食いしばるものの、すぐに陥落して蕩けた声をあげてしまう。そしてついに我慢しきれなくなったのか、とうとう泣きながら懇願しはじめた。
「ごめんなさいっ!嘘つきましたぁっ!本当はすごく感じる変態ですっ!」
その告白にエージェントたちは大笑いした。
「よしよし、素直になってくれて嬉しいぜ」
「どうだ?気持ち良かったろ?素直な子にはご褒美をあげないとな」
エージェントたちはそう言うと、バイブとディルドのスイッチを最大まで上げる。さらには吸引器や電マなどの器具も取り出して一斉に早苗の弱点へと押し当てていった。
「ひぎぃいいいっ!!!」
強烈な刺激の嵐に早苗は絶叫する。すでに限界を超えていた体が激しく痙攣し、全身から汗や愛液といった体液を噴き出した。
「ちんぽで淫乱おまんこを掻き回して欲しいだろう?自分からおねだりしろよ。」
エージェントは楽しげに命じた。早苗は荒い呼吸のまま、潤んだ瞳で誠司を見つめた。しかし彼は何もできない。早苗は悔しさに唇を噛み締めながら、必死で言葉を紡いだ。
「…はい…おちんぽください。…」
その返事を聞いた男たちは一斉に哄笑した。そして早苗の身体を抱き上げると、四つん這いにさせたままテーブルの上に乗せた。
「しっかり味わえよ?」
一人の男が後ろから覆い被さり、屹立したペニスを押し当てる。他の男たちはそれぞれ胸や口などを弄び始めた。
「ふぁああっ♡ んむぅっ♡」
早苗は口を塞がれながらも悦びの声を漏らす。剛直が膣内に侵入すると同時に電流のような快感が走り抜けた。
「くっ、こいつ、思ったより締め付けやがる…!」
男は感嘆の声を上げると、さらに激しく抽挿を開始した。結合部からは淫猥な水音が響き渡り、二人の肉体がぶつかり合う音が室内に響く。
「あっ♡ すごすぎますぅ♡ 気持ちよすぎておかしくなっちゃいますううっ♡♡♡」
早苗は髪を振り乱しながら快楽に酔い痴れた。
「もっと奥まで突いて下さいぃっ♡♡ 奥深くまで犯してくださいぃっ♡♡♡」
早苗が淫らにおねだりすると、エージェントたちは互いに目配せをしてから頷いた。
「なら思う存分可愛がってやるぜ!!」
その言葉とともにピストン運動が加速する。パンッパチュッグチャッという卑猥な音と共に蜜壺が掻き回され、大量の愛液を撒き散らす。
「ひぃいいっ♡ ダメぇええっ♡ 狂っちゃいましゅうううっ♡♡♡♡」
早苗は舌を出して白目を剥いた。口元から唾液を零しながら絶叫する。
「おほぉっ♡ またイクゥウウッ♡♡ イキっぱなしになってしまいますぅぅううっっ!!!」
エージェントたちの激しい責めに耐え切れず、早苗は再び絶頂を迎えた。
「誠司の居場所を白状する気なったか?」エージェントが問う
「誠司さん?誰です。それ私全然知らないです。私はただの淫乱おまんこですぅ」
早苗は挑発的に腰を振りながら言った。その態度に腹を立てた男たちは罰として激しい突き上げを行う。子宮口をノックする勢いで何度も打ちつけられると、その度に意識が飛びかけるほどの衝撃を受けてしまう。
「やっ♡ すごいぃい♡ もっと虐めてくださぁあい♡♡♡」
早苗の言葉に興奮したのか、エージェントたちが激しく腰を打ち付ける速度が上がる。それに比例して愛液が大量に吹き出し始め、太腿まで濡らすほどになった。
「誠司の居場所を教えろ!」
エージェントたちはさらに責めを強くし、早苗を追い詰めていく。
「おまんこ奴隷になれば、もっと気持ちよくしてあげますよ。誠司の居場所を教えるだけでいいんですよ」
エージェントたちは笑いながら、早苗に選択を迫った。
早苗は理性がほぼ完全に崩壊した状態で、口を大きく開けて叫んだ。
「おぉっ♡ おほぉっ♡ イクッ!イグゥウウッ!!」
早苗は激しく絶頂すると同時に失禁してしまう。ジョロロッと黄金水が流れだし、床を汚した。
「こいつ小便まで垂れ流しやがってよぉ。変態にもほどがあんだろw」
エージェントたちは嘲るように笑った。
早苗は羞恥心など完全に消え去り、ただ快楽を貪るだけの雌豚へと堕落していた。そんな彼女を見下ろしながら男たちが問いかける。
「で?どうすんだ?」
「おほぉ……」
早苗は放心状態で何も答えられずにいた。彼女の脳内は快楽一色に染まっており、思考能力が著しく低下していたのだ。
「おい、聞いてんのかよ!早く答えろよ!この売女が!!」
男はイラつきを隠そうともせず怒鳴りつける。そして無理矢理起き上がらせると、再び押し倒して正常位の体勢に入った。そして一気に最奥まで挿入したあと、そのまま腰を振ってピストン運動を始めた。ズブズブッという音と共に、早苗の膣内を蹂躙していく。その動きに合わせて乳房が大きく揺れ動く様は非常に淫靡であった。
「あっ♡ やぁあんっ♡ きもちいですぅっ♡♡♡」
早苗は蕩けた表情で喜びの声を上げた。
「もう一度聞くぞ、誠司はどこにいる?」
早苗は苦しげに顔を歪めながら答えた。
「知りません……私はただ……のおまんこ女です……」
「強情なやつだ。それともほんとに知らないのか?」
エージェントは不快そうな表情をしてから、早苗の身体からゆっくりと陰茎を引き抜いた。ゴボッと音を立てて白濁した液体が溢れ出す。
そして彼らは、彼女を放置したまま去っていった。
エージェントたちが去った後、屋根裏部屋の扉の鍵がゆっくりと開いた。
白川誠司は、先ほどの陵辱の余韻が残る部屋に降り立ち、変わり果てた早苗の姿を前に言葉を失った。彼女は全裸のまま、畳の上に力なく横たわっていた。四肢を投げ出し、焦点の合わない虚ろな瞳には、先ほどまでの快楽の余韻と、そして深い諦念が宿っている。肌には幾筋もの涙の跡と、エージェントたちによって刻まれた凌辱の痕跡が生々しく残っていた。
「早苗…」
誠司が絞り出すような声で呼びかけると、早苗はピクリと身体を震わせた。そして、ゆっくりと誠司の方へ首を向ける。
「……先生?」
掠れた声だった。早苗は誠司の姿を認めると、自らを隠すように腕で胸を抱き、ゆっくりと身体を起こそうとした。しかし、快楽と拷問の混合物のような責め苦によって疲弊しきった身体は、彼女の意思に反して言うことを聞かなかった。再び畳の上に崩れ落ちそうになったところを、誠司が慌てて駆け寄り、その華奢な身体を抱きとめた。
「無理をするな!……俺を庇ったせいで、こんな…」
誠司の声には、悔恨と自責の念が滲んでいた。早苗は彼の腕の中で俯き、小さく首を横に振った。
「いいんです…先生が無事でよかった…」
弱々しい微笑みだった。しかしその瞳には、もはや未来への希望の光はほとんど残されていなかった。彼女はエージェントたちに翻弄され、自らの尊厳を徹底的に踏みにじられたのだ。
「少子化対策局め、本当に卑劣な奴らだ」
誠司は早苗を抱きかかえるようにして、彼女を椅子に座らせた。そして自分用に用意されていた簡素なシャツとズボンを彼女に羽織らせた。早苗はされるがままになっていた。
「どうするんですか? この後…」
早苗の問いに、誠司は重々しく頷いた。
「かくまってくれてありがとう。俺にはまだやるべきことがある。あいつらに屈するわけにはいかない」
誠司は窓枠に手をかけ、眼下を見下ろした。裏口には誰もいない。脱出するなら今しかない。
誠司は窓の外へと飛び出した。地面まではそれほど高くはないが、受け身を取れるかどうかはわからない。誠司は裏口から林檎園の果樹林へと逃げ込んだ。果樹の枝が絡まり合い、天然の迷路となっているその場所を必死で駆け抜けた。
「政府の少子化政策の真相を暴く。あいつらに国民を道具のように扱わせることは、絶対に許さない」
誠司は自分に言い聞かせるようにつぶやいた。同時に自分自身への誓いでもあった。全てを失った今、自分に残されているのは、この狂った政策に対する復讐心と正義感だけだ。