休みが終わって忙しくなったので投稿頻度は落ちると思います。
すみません。
戦闘機隊の各機は敵より上方をとるために上げたが敵機はそれに応じる様子は無かったためこちらは敵に対して優位な位置につくことができた。こちらの戦闘機は15機ほどであったため数の面では劣勢ではあったが攻撃隊に張り付いている戦闘機も15機ほどおり且つ高度の優位をとることができた。従って、大きな損害なく切り抜けられる感じはあった。しばらくすると味方の戦闘機隊は敵に一撃を加えるために降下し始めた。ここで相手を何機落とせるかによって今後の戦いには大きな影響を与えることになる。龍鶴もそれに合わせて機首を下げ降下を開始した。龍鶴の乗る紫電改四の方が圧倒的に最高速度がゼロ戦よりも勝っていたため、ゼロ戦隊を追い越し一番に攻撃することになった。龍鶴は照準の真ん中に敵機を捉えその敵機が照準器一杯に広がった時、龍鶴は引き金を引いた。紫電改四の武装は4問の20mm機関銃であり、その強力な火力を前に敵機は落ちていった。龍鶴はそのまま敵編隊の下方に抜けていくとすぐに上方から複数の爆発音が聞こえてきた。味方ゼロ戦隊が何機か落としたのだろう。龍鶴は乱戦にそなえ再び上昇しようとしたが敵機はこちらに全く構うことなく攻撃隊に向かっていた。味方のゼロ戦隊は一連の攻撃で敵機に引き離されており追いつけるかは微妙であった。さきほでの攻撃で敵機を5機ほど撃墜したようだがまだ半数以上が残っている。龍鶴は敵機に追いつくために出力を最大まで上げて敵機を追った。ぐんぐん敵機との距離が縮まると突然、敵機が火を噴いて落ちていった。よく見ると虎徹のゼロ戦であった。虎徹は敵機が戦闘機隊との戦闘には乗ってこず一直線に攻撃隊に向かうことを読み最初の攻撃には参加せず敵機を追っていたのである。
虎徹「龍鶴さんか、、、遅かったな。これだと全部食っちまうぞ。」
虎徹はそう言うとまた一機を撃墜した。龍鶴も負けずと敵機に追いつくと機銃を発射して敵機を落とした。そのタイミングで敵機の一部は自分達を振り切れないと判断したのか格闘戦を挑んできた。しかし、旋回性能が高いゼロ戦や紫電改四に対して格闘戦を挑んできても相手に勝ち目は無かった。虎徹のゼロ戦は巧みに相手の攻撃を躱しながらどんどん敵機を落としていった。
虎徹「これで4機目。龍鶴さんそっちはどうかな?」
龍鶴も上昇して相手をつり上げ相手の速度が完全に死んだタイミングで引き返して上方から一撃を加えて敵機を落とした。
龍鶴「これで3機目。」
虎徹「ほう。なかなか頑張るな。」
龍鶴も何とかくらいつこうとするが敵の懐で戦う虎徹の方がペースが速い。
虎徹「これで5機目。」
また、虎徹が敵機を撃墜した。龍鶴はこれまで安全策をとり一撃離脱を主としていたが龍鶴も格闘戦を仕掛けることにした。紫電改四はゼロ戦に劣るが敵機と比較すると格闘性能は良好である。
虎徹「無理するなよ。慣れないことをすると早死にするぞ。」
龍鶴「舐めないでください。これでも昔はゼロ戦に乗ってましたし、格闘戦は得意ですよ。」
そういうと龍鶴は敵編隊に突っ込んだ。
龍鶴「4機目撃墜。」
そう言うと急旋回で他の敵機に直ぐ向かい機銃を発射した。敵機は20mm弾の直撃を受けて落ちていった。龍鶴は連続で敵機を撃墜した。
龍鶴「これで5機目。追いつきましたよ。」
虎徹「なかなかやるな。さすがゼロ戦に乗っていただけのとこはある。」
そういっていると後方から一度は引き離された見方のゼロ戦隊が追いついてきた。また、攻撃隊に随伴していた戦闘機隊も戦闘に参加したことで敵機は挟み撃ちを受ける形となり総崩れとなった。数機が防空網を抜けて攻撃隊に接近し攻撃を試みたがその多くが戦闘機隊によって阻止された。結果としてこちらの損失は戦闘機3機、艦上爆撃機2機のみで相手は数機が離脱しただけでほぼ全滅した。龍鶴は練度が落ちていると聞いていたため戦闘の行方を心配していたが史実でいうと南太平洋海戦時ほどの練度は維持しているようだった。パイロットの妖精は基本的に史実のパイロットの生まれ変わりのような存在なのでこの世界に顕界した段階で一定の練度を有しているのである。これだと敵空母への攻撃も期待できると龍鶴は感じていた。ちなみに龍鶴の個人スコアは6機撃墜で虎徹と同数であり今回の勝負は引き分けとなった。虎徹と龍鶴だけで半数以上の敵機を撃墜しており今回の戦闘に大きく貢献していた。しばらくすると眼下に敵艦隊が見えてきた。見ると敵の編成は軽空母2隻を水雷戦隊が護衛する布陣であった。戦闘機にのっている龍鶴にとって出来るのはここまででありあとは攻撃隊の行方を見守ることしか出来ない。
ガジ「攻撃開始!!」
攻撃隊の隊長を務めるガジの合図と共に艦上爆撃機、艦上攻撃機共に二手に分かれ攻撃態勢を整えた。敵空母2隻に攻撃を集中するようだ。まず、急降下爆撃を敢行するため九九式艦上爆撃機は一斉に降下を開始した。当然、敵の艦隊からは対空砲が打ち上げられ弾幕が形成されている。しかし、弾幕はまばらであり撃墜される機は多くない。急降下した艦上爆撃機から爆弾が一斉に投下され空母の周りに水柱が上がり始めた。すると空母の甲板から火柱が上がった。爆弾が命中したようだ。一斉急降下による爆撃なのでそれほど命中率が高い訳ではないがそれぞれの空母に2、3発命中した。しかし、飛行甲板にダメージはあってもこれでは致命傷にはならない。すると、別の場所にも対空弾幕が形成されていた。艦上攻撃機に対してのものであり、艦上攻撃機に搭載されている魚雷は軽空母に対しては一撃必殺である。一方、低空を飛行するため対空砲による被害を大きく受ける。数機が対空砲火を浴びて落ちていくがそれでも空母に留めをさすべく魚雷発射地点に向かい飛行を続ける。空母の両側から挟みこむように魚雷が発射され空母には回避しようがなかった。空母の両舷からは魚雷の命中による水柱が艦橋より高くあがった。空母は急速に傾斜を始めており沈没するかは分からないが少なくとも航空機運用能力は完全に奪ったように見える。
ガジ「よし。あとは第二次攻撃隊に任せるか。」
第一次攻撃隊の役目を果たしガジは満足していた。この攻撃でこちらも十数機の航空機を失ったが全体の1割ほどであり空母艦隊への攻撃であることを考えると軽微な被害と言える。第一次攻撃隊は再び上空で集合すると味方の艦隊に向かって帰還していった。
戦闘シーン書くのは難しい。
あと、話数が進むにつれ文字数が減ってる気がするので頑張ります。