※この作品はR-18です。

帝国を守る白髪美少女【装衣術者】のユリは帝国最強のエリートで連戦連勝無敗の最強少女だったのに黒髪美少女【装衣術者】クロに敗北し連れ去れられてしまった敵本拠地で始まる特別尋問【百合調教物語】♡   作:カイトGT

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謎の【装衣術者】②・独房

(何この子...強い!!)

 

 そう思ったのは2分ほど経過した頃でした。

 

 彼女の強さを確認できたのは幾度か太刀を交えた時に私の方が力負けをしていると分かってしまったからです。

 

(このままじゃ負ける!)

 

 そう思った私は【白の装衣】から【赤の装衣】に衣装を変更しました。

 

 すると刀に炎の威力が上乗せされ、先程までとは打って変わる程の出力を発揮し始める!

 

「結構やるようだけど残念だったわね、私の【装衣】は特別式だから6つの形態があるの、貴女のような旧式の【装衣】じゃあ勝ち目は最初っからなかったってわけ」

 

 私は自分で【装衣】の性能で私が勝つと言ってしまいましたが、彼女の方が【装衣】の扱いが上手いので妥当な褒め言葉でしょう。

 

 正直言って私よりも【装衣】の扱いが上手い人に会えたのは初めてだったからこそ敬意を持ってこの形態を使う事にしたのでした。

 

「【装衣術式=ヒバナ】!!」

 

 凄まじい灼熱を纏った刀で彼女に挑むのだが...!

 

 なんと! 彼女も私と同じく特別式の【装衣】だった事に驚く!

 

「【装衣術式=ダーク】」

 

 黒き刀から闇のオーラが溢れ出す所を見ていると少々気味が悪くなってくるのだが、ここで負ける訳にはいかない!!

 

「はぁ!!」

 

 私は刀を掲げて彼女との一騎打ちに臨む!!

 

 勿論彼女もそれに答えて私に突っ込んできた!!

 

 お互いの【装衣術】がぶつかりあう一刀に全てを賭ける!!

 

「はぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 しかし...、ぶつかった拍子に私の刀に異変が起こった!!

 

(嘘でしょ!? まさかさっきの戦いで小さな亀裂が入ってたの!?)

 

 そう! 私の刀が悲鳴を上げ始め、小さな亀裂が大きくなり砕けてしまったのです!

 

「しまっ...!!」

 

 丸腰となった私を彼女は切り裂きました。

 

「がはっ!」

 

 血反吐を吐きながら【装衣術】解いてしまった私はそのまま気絶してしまうのでした。

 

□◾️□◾️□◾️

 

「...うっ、ここは?」

 

 私は見慣れぬ部屋で目覚めました。

 

「痛っ...!」

 

 痛みが残る部分に触れてみると、あの子にやられた傷がまだ癒えていないようでズキズキと傷んでいます。

 

 その痛みに耐えながら改めて周囲を確認してみると、そこは最新式の独房の一室のようでした。

 

 部屋全体が白く、非常にクリーンな空間で個室のお風呂やトイレもありますが、常に監視カメラが私の事を見張っているのでプライバシーはありません。

 

 この状況から察するに私は黒髪のあの子に負けてしまったのでしょう。

 

(...【装衣】も全部取られてるし、無線機もない)

 

 今の私の装備品はこの白い簡易的な服と下着のみなのでした。

 

(とにかく今は情報が欲しい)

 

 そう思った私はまず扉に手をかけて調べてみます。

 

(...パスワード式の扉のようね、全部で10桁の数字を入れないと部屋の中から外には出られなさそう)

 

 次に浴室に目を向けてみました。

 

 トイレとお風呂に掃除用品が揃っているので生活には問題がなさそうです。

 

 ですが触り心地の良いタオルまで用意しているのは何故でしょうか?

 

(この感じからして、私を無骨に扱う気はないみたいだけど...、どう言うつもりなの?)

 

 しばらく考えていると、独房の扉が開いて先ほど戦場で出会った黒の【装衣術者】が現れるのでした。

 

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