※この作品はR-18です。

帝国を守る白髪美少女【装衣術者】のユリは帝国最強のエリートで連戦連勝無敗の最強少女だったのに黒髪美少女【装衣術者】クロに敗北し連れ去れられてしまった敵本拠地で始まる特別尋問【百合調教物語】♡   作:カイトGT

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おまけ話・強制連行③・おまけ話・強制連行④

 私がしばらく個室で待っていると...。

 

 ガチャリと扉が開いた。

 

「無事に出し抜いた」

 

 そう平気な顔で私の前に現れるリュカは王子様のように見えてならない。

 

 その瞬間に「ありがとう」と言う言葉が自然に出ていました。

 

「礼はいい、それよりも早く脱出した方がいいぞ、どうやらこの車両には見張りが1人しかいないようだからな、バレる前にユリは行け」

 

「リュカはどうするの?」

 

 私の問いに彼はこう答える。

 

「さっきも言っただろう? 俺はこのままユリがこの車両に乗ったままのように見せかけて【帝国本土】に向かう、まあそこまで行けば流石にバレるだろうが、タダで帰ってくるつもりはない、そこで兵士にでもなって出世するんだ」

 

 夢みたいな事を言う彼の瞳は光り輝いていて見惚れてしまう私。

 

「...リュカは昔っから変わらないよね、戦争で死んだリュカの父さんのように立派な【装衣術者】になるんだって言って聞かないところがさ」

 

「何とでも言え、それに適性がないだけで俺は【装衣術者】になる夢を諦めるつもりはない、とりあえず兵士にでもなって実績を積んでからもう一度再検査してもらうさ」

 

 そう...。

 

 適性試験はあくまでも今の状態で【装衣術者】になれる可能性のある者を選定する為の儀式なような物で、努力した結果【装衣術者】になれた人も少ないながらも存在するようなのです。

 

 ただし、それは明らかに少ない比率の中の事であり、仮に【装衣術者】になれたとしても培養液が青色や黄色に変色するのが限界のようでした。

 

 何でこんな事を知っているのかと言うと、私は【装衣術者】になりたくはないのですが、昔っからリュカの口癖になっていた【装衣術者】と言う存在がどのような物なのか勉強していた時期があったのです。

 

「早く行けよ、俺がせっかく身をていして鍵を取ってきたんだからな」

 

「リュカ...、ありがとう」

 

 そう言いながら私が外に出ようとした瞬間でした。

 

「あ〜ら? 悪い子発見♡ お仕置きしないとね♡」

 

 そう言いながらグラマラスな紫髪の女性が急に現れるのでした。

 

□◾️□◾️□◾️

 

「誰だ!?」

 

 そう叫ぶリュカを見て舌舐めずりをする紫髪のお姉さん。

 

「じゅるり♡ 可愛い坊やねぇ♡ 虐めてあげたくなっちゃうけど、今ならまだ許してあげるわ、そこの鍵を私に渡してこの車両を降りなさい、そうすればその度胸に免じて見なかった事にしてあげるわ」

 

「嫌だと言ったら?」

 

「オススメはしないわ」

 

 そう言いながら静かに鎌を振り上げる彼女からは確かな殺気を感じました。

 

「リュカ! もう私の事は良いから車両を降りて!」

 

 そう叫ぶ私を見た彼は、お姉さんに向かってこう言いました。

 

「悪いな、ユリは【装衣術者】にはなりたくないんだとよ」

 

 決め台詞を決めるリュカを見てあははと笑うお姉さん。

 

「あはは! おっかしい! 悪いけれど坊やの正義感なんかで国防はできないのよ、【装衣術者】には誰にでもなれるわけじゃない、天賦の才を持つ者や精神と体を磨き上げた者のみがなれる至高の存在なの、ましてやあなたみたいな落ちこぼれにうんぬんかんぬん言われる筋合いは帝国にない」

 

「...なら試してみるか?」

 

 そう言って身構えるリュカ。

 

「へぇ...♡ 良いでしょう♡ 遊び相手になってあげる♡」

 

 丸腰のリュカと武器を持つお姉さんとでは明らかに不利なのはリュカの方です。

 

「リュカ!!」

 

「問題ない、すぐに片付ける!」

 

 そうリュカが叫んだ瞬間!

 

「【装衣解放】」

 

 お姉さんが自身の装衣を展開するのでした。

 

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