※この作品はR-18です。

帝国を守る白髪美少女【装衣術者】のユリは帝国最強のエリートで連戦連勝無敗の最強少女だったのに黒髪美少女【装衣術者】クロに敗北し連れ去れられてしまった敵本拠地で始まる特別尋問【百合調教物語】♡   作:カイトGT

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おまけ話・強制連行⑤・おまけ話・強制連行⑥

「お姉さんって【装衣術者】だったの!?」

 

 私の驚く声と共に彼女は「始めましょうか」と言う。

 

 流石のリュカもこれには顔がひきつっていた。

 

「おいおい、【装衣術者】が守るべき帝国民を相手に【装衣解放】して良いのかよ...」

 

「確かに坊やの言う通りお姉さんもむやみやたらに町中で【装衣】を扱うのはどうかと思うわ、けどね、今の坊やは帝国の財産である【白金の装衣術者】を逃がそうとした...、その罪は大きいわよ?」

 

 そう言った瞬間にお姉さんは消える。

 

 比喩ではない、本当に視界から消(・)え(・)て(・)い(・)る(・)の(・)だ(・)!!

 

「どこへ行った!?」

 

 驚くリュカがいきなりふ(・)っ(・)と(・)ば(・)さ(・)れ(・)る(・)!

 

「がはっ!!」

 

 お腹を押さえながらうずくまるリュカの前に姿を現す彼女。

 

「いったいどこから現れてるの!?」

 

 驚く私を見てお姉さんは笑って言いました。

 

「光学迷彩って奴ですよ」

 

「光学迷彩?」

 

「簡単に言えば透明になれる【装衣】って事♡」

 

「そんなの無敵じゃない!!」

 

 相手から見えなくなってしまえば一方的に攻撃できて圧倒的優位に立てるのは明白。

 

 私の声を聞いて楽しむお姉さんはリュカをボコボコにし始めました。

 

 リュカのお腹を何度も蹴りつけました。

 

「がっ! ぐっ!! うわっ!!」

 

「ふふっ♡ 良い声ね坊や♡」

 

 本当に楽しそうに嬲る彼女の笑みにゾッとする私。

 

(このお姉さん...怖い!!)

 

 私はリュカが蹴られ続けている所を見ていることしかできないのでした。

 

□◾️□◾️□◾️

 

「ぐ...ぐふっ」

 

「リュ...リュカ!!」

 

 私はボロボロになってしまったリュカの姿を見て心が痛む。

 

「坊やも頑張ったようだけど、そろそろと(・)ど(・)め(・)を刺そうかしら♡」

 

「とどめを刺す? リュカに...?」

 

 私はその言葉を聞いてすぐ様リュカの体を覆うように体を重ね合いました。

 

 私の突然の奇行にお姉さんは「何をしているの?」と私に聞いてくる。

 

「させない...、これ以上リュカに攻撃するのはやめて!!」

 

 私の言葉にお姉さんは言いました。

 

「そうねぇ...、お姉さんとしても【白金】の適性を持つあなたを傷つける訳にはいかないからねぇ...、仕方がないからそこの坊やを許してあげようか?」

 

 その言葉に私は救われたような表情を浮かべた。

 

「ほ...本当!?」

 

「ええ、ただしこれから先の人生全てを帝(・)国(・)に(・)忠(・)義(・)を(・)尽(・)く(・)す(・)と誓うのならね」

 

「...えっ?」

 

「どうしたの? 誓約を立てるだけで良いのよ♡ それだけでそこの彼の命は保障するわ」

 

 その言葉に反応したのはリュカだった。

 

「やめろ...ユリ、俺のことはいいから誓約なんて立てるな...!」

 

「リュカ...」

 

「あらら残念ねぇ、誓約を立てないと言うのならそこの彼とは永遠にお別れね」

 

「リュカと永遠の別れ...」

 

 私の下で満身創痍になっているリュカを見て決心しました。

 

「分かった、お姉さんの言う通り誓約を立てる」

 

「馬鹿っ!! やめろ...!」

 

 リュカは私の言葉に怒っていましたが、お姉さんはニコニコと良い笑顔でこう言いました。

 

「交渉成立ね♡ 帝国に着いたら女王に誓約を立ててもらうからよろしくね♡ ユリちゃん♡ 分かってるとは思うけどもしも誓約を立てなかったら...」

 

 リュカの方を見て威圧をかけてくるお姉さんの圧に屈する私。

 

「くっ...」

 

「当然だけどそこの坊やの命はないと思ってね♡」

 

 誓約を立てる事を強制された後に彼女はリュカを車の外に放り出しました。

 

「ぐぁ!!」

 

「リュカ!! 酷い!! 怪我してるのに!!」

 

「あらそう? でも勝手に車両内に不法侵入してきたのはあっちだし、悪いのはあの坊やだよね? そこの所分かって発言してるのかしら?」

 

 そう言われると弱い。

 

「そ...それは....」

 

 私の切羽詰まる顔を見て彼女は言いました。

 

「ふふっ♡ 本当にあの坊やが大切なのね♡ あなたは♡」

 

「...」

 

「一(・)応(・)隠(・)れ(・)て(・)見(・)張(・)っ(・)て(・)い(・)て(・)よかったわ♡ お陰であなたの弱みを握れたんですもの♡ これであなたも私達【帝国】を裏切れなくなったわね♡」

 

 その言葉に私は違和感を覚える。

 

「待って、ずっと隠れて見張っていたってことは、私がこの車の中からリュカに助けを求めた辺りから既に分かっていたの!?」

 

「ふふっ♡ 当然でしょう? 【帝国】は【白金】なんて言うレアな反応を示したあなたを飼い殺しにするつもり満々よ♡ 逃す訳ないじゃない♡ 弱みがあるならそれを全力で使って【帝国】に一生逆らえないようにするのは当然よね♡ おめでとう♡ 今日からあなたも【帝国】の犬に昇格だよ♡ まあ生きていく上では何も不自由しないからそこは安心して頂戴ね♡ 自由はないけど」

 

 お姉さんの放ったその言葉には、【帝国】の闇が集約されているように感じる私なのでした。

 

 

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