人類最後のマスターである藤丸立香が、異星の使徒であるコヤンスカヤに拉致され、彼女によって監禁された挙句に性的な辱めの数々を受けたという事実はノウム・カルデアに所属するサーヴァント達に大きな衝撃を与えた。サーヴァント達は一癖も二癖もある者達で構成されており、思想や価値観まで実に様々であったが、自分達のマスターである立香が、コヤンスカヤによって調教され、女のような声で喘いでいる光景が映し出された映像を見て、動揺を隠せなかった。特に立香がコヤンスカヤに対して女のような声と仕草で、男達に犯されていた事を気持ちよいと発言しているシーンを見て、一部の者を除いて全員が驚愕した。
そして彷徨海の食堂にて、ノウム・カルデアに召喚されたサーヴァントであるジャンヌ、ブーディカ、モードレッド、ディルムッド、イスカンダル、アストルフォ、アーラシュ、アキレウス、イシュタル、ネロの10人が、コヤンスカヤが彷徨海に送ってきた立香が凌辱されている映像について話し合っていた。ライダーのサーヴァントであるブーディカは、立香がコヤンスカヤに凌辱されている映像を見て心を痛めている様子だ。
「……立香があのコヤンスカヤにあんな仕打ちをされたなんて……。立香、大丈夫かな……」
が、セイバーのサーヴァントであるネロはコヤンスカヤに凌辱され、女のような喘ぎ声と言動をしている事に対して特に気にしていないようだった。正確に言えばネロは立香のこの姿を可愛らしいと思っている。
「余の奏者である立香は男にも関わらず「女としての悦び」を知ったのだ。立香が男共に掘られている際に上げている喘ぎ声は実に愛いぞ。余が生きていた頃のローマでは男同士、女同士のまぐわいは当たり前だったからのう」
確かにネロが生きていた頃のローマ帝国では同性愛は盛んであったし、何よりネロは皇帝であった。当然、彼女の時代には「男色」「衆道」は普通の行為であった。しかし、それはあくまで合意の上での性行為の話であって、立香が受けている行為は明らかに違う。立香はコヤンスカヤと、彼女の連れて来た男達に無理矢理犯されたのだ。
「ちょっとネロ!立香は合意の上でコヤンスカヤとセックスしているわけじゃないでしょ!立香は無理矢理コヤンスカヤの奴にレイプされてるのよ!それにコヤンスカヤが連れて来た男達に無理矢理犯されて…」
確かにブーディカの言う事は最もだ。立香はコヤンスカヤに拉致監禁された上で、無理矢理犯されている。そんな立香の事を可愛らしいと表現しているネロに対してブーディカは怒りを露わにする。
そしてセイバーのサーヴァントであるモードレッドは映像の立香が女のような喘ぎ声を上げながら男達に犯されている映像を見たせいでイライラしているようだ。
「なぁ、ウチらのマスターはオカマになっちまったんじゃねぇか?あんなの普通じゃねえよ、あれは間違いなく変態だぜ。しかも男相手にだぞ?正気の沙汰じゃねぇよ、あんな変態野郎をオレ達のマスターだと認めろってのか?しかもコヤンスカヤの奴に対して女みたいな仕草で喋ってるしよ。どう考えてもアレは女だな。」
モードレッドの言葉にアストルフォは意見する。
「そんな言い方は無いんじゃないかな?立香はコヤンスカヤに監禁されて、彼女に犯され続けた末にあんな風になったんだ。決して自分の意思で彼女に服従してるわけじゃないとボクは思う」
「テメェはマスターのあんな姿を見て何とも思わないのかよ!?」
「ボクだってショックだよ!けど立香があんな風になったのはコヤンスカヤのせいだろ?立香の事を責めないであげて…!」
モードレッドとアストルフォは言い争いになっている。確かに自分達のマスターである立香が凌辱の限りを尽くされた末に、あんな女のような言動でコヤンスカヤに服従しているような映像を見れば動揺するだろう。モードレッドは立香がコヤンスカヤによって調教されたと思い、マスターとして恥ずべき姿を晒した立香に対して苛立ちを募らせている。モードレッドにとっては今の立香の姿は受け入れられない筈だ。
イスカンダルは立香がコヤンスカヤに凌辱されている様子を見て、嘆息する。
「ふぅむ…マスターがあの有様ではな……」
ディルムッドはと言えば、主である立香がコヤンスカヤに誘拐され、彼女から凌辱の限りを尽くされている事を知り、自分の力不足に怒りを抱いていた。
「申し訳ありません、我が主よ…!私の力不足のせいでコヤンスカヤからこのような仕打ちを……」
そして相変わらずモードレッドはコヤンスカヤによって調教され、女のような言動をしている立香に対して憤りを感じていた。
「何であれオレ達のマスターはコヤンスカヤの奴に調教され、こんな無様な姿を晒したんだ」
モードレッドは映像に映し出されている立香の姿を指差して言う。
「快楽に負けて、あんな女みたいな口調で喘いでやがる。オレはアイツは男だと思っていたが、女だったのか?男共にケツを掘られた程度で女みたいに喘ぎ声を上げて、あんな風になっちまうなんてな……」
しかしディルムッドはモードレッドの言葉に我慢できず、思わずモードレッドに意見する。
「モードレッド卿、貴様はマスターの事を何も理解していないようだな」
「あ?」
「マスターは我々が今まで出会ってきたどんな人間よりも強く、勇敢で、優しく、そして誇り高いお方だ。そんなマスターが女のように男共に犯されて悦ぶはずがない。」
「お前、本気で言ってんのか?マスターは無理矢理コヤンスカヤの野郎に犯されながらあんな女みてぇな声を出して、男共にケツを掘られて悦んでんだぞ?あれが女じゃなかったら何なんだ?あれが男だったら、女みたいな声なんて上げず、コヤンスカヤにも従わねぇんだよ!」
モードレッドはテーブルを殴りながら椅子から立ち上がる。
が、今まで黙っていたルーラーのサーヴァントであるジャンヌが口を開いた。
「モードレッドさん、貴女の怒りは分かります。確かに映像の中の立香さんはコヤンスカヤに犯され、男達に犯されながら女のように喘いでいました。けどそれは立香さんがそれ以外に道が無かったからではないでしょうか?」
「あん?何言ってんたよお前?」
モードレッドはジャンヌに詰め寄る。
「敵であるコヤンスカヤに囚われて監禁され、彼女に無理矢理犯され、性奴隷のような扱いを受けている事は立香さんにとって耐えられない屈辱の筈です。逆にモードレッドさんは立香さんが喜んでコヤンスカヤに従っていると思うのですか?」
「……」
「立香さんの苦しみは立香さんにしか分からないと思います。人類最後のマスターとして特異点を旅し、魔術王の野望を打ち砕き、七つの異聞帯の内、二つの空想樹を切除しました。ですがそんな立香さんが異星の使徒であるコヤンスカヤに囚われ、彼女によって性的な辱めを受けるという事は立香さんにとって耐えられない程の苦痛の筈です。立香さんは戦う手段に乏しく、サーヴァントである私達の助けがなくては戦えません。コヤンスカヤに捕まり、監禁されている立香さんは余りにも無力なんです。それに…」
「異聞帯の空想樹を全て切除して汎人類史を取り戻す為の戦いをしなければならない彼に課せられた責任と使命の重さは私達の想像を絶するものがあります。汎人類史の運命はあの子が握っていると言ってもいい」
「そんな状況で敵であるコヤンスカヤに凌辱され続ければ、彼の精神は壊れてしまう。だからこそ……だからこそ立香さんは『快楽の道』へと進んだのではないでしょうか?恐らく快楽に溺れる事で自分の心を守ろうとする心理的な『防衛機制』が働いたのだと思います。それしか…立香さんには道が無かったんだと思います。だから立香さんを責めないであげてください…。立香さんは人類最後のマスターである以前に、一人の少年なんです……」
ジャンヌは切々とモードレッドに訴える。モードレッドはジャンヌの言葉に渋々納得するしかなかった。
「……分かった。悪かったな、マスターを貶すような事言っちまって」
モードレッドは頭を下げて謝った。
「いえ、こちらこそ……モードレッドさんはマスターの事を思って怒ってくれたのですよね。その気持ちはとても嬉しいですよ」
モードレッドは少し照れくさそうにしながら頭を掻く。
「私も立香さんの気持ちが分かるんです。私も生前はイギリス軍に捕らえられた際、イギリス軍の兵士達から犯されましたから…」
ジャンヌが生きていた当時のキリスト教社会では処女を処刑する事は禁止されており、ジャンヌを処女でなくす必要があった。それ故に捕虜であるジャンヌはイングランドの兵士達によって強姦された。
「私も立香の気持ちは分かるよ…。私の娘二人もローマの兵士達に慰み物にされたからさ…」
ブーディカはコヤンスカヤに凌辱される立香の映像を見て、生前の自分の娘達がローマ兵から受けた仕打ちを重ねる。
「しんみりしててもしょうがねぇ。立香を取り戻した時には俺達がアイツを迎えてやらねぇとな!」
アーラシュは快活な声でジャンヌ達に言う。
「うむ!余もその意見に賛成だ!」
「ボクはどんな立香でも受け入れるぞー!」
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コヤンスカヤに監禁されてから10日近くが経過した。コヤンスカヤと彼女が連れて来た男達によって強姦され続けた立香は、彷徨海にいるマシュ達の事を考えながらベッドで仰向けに寝ていた。
「マシュ……皆……」
立香はマシュ達の事を想いながら涙を流す。人類最後のマスターとして、汎人類史を取り戻すべく戦ってきた自分が、異星の使徒であるコヤンスカヤに囚われ、彼女によって性的に辱められる日々を送っている。日に日に自分の身体と心が快楽を求めるようになっていく感覚は耐えがたいものがあった。男達に抑えつけられ、無理矢理肛門にペニスを挿入された時の事を思い出すと、自然とペニスが勃起し、心臓が高鳴ってくる。同性の男にレイプされるという屈辱的な状況であるにも関わらず、立香は性的興奮を覚えていた。
男達に犯される度に自分はどうなってしまうのかと考えると恐怖を感じる。
そんな状況の中でも自分にはまだやるべき事があると思えた。異星の使徒であるコヤンスカヤの元からどうやって脱出するのかだ。しかし今の自分には戦う手段は無い。隙を突いて脱出するしか道はないのだろうか…?そう考えていると地下牢の扉が開いてコヤンスカヤが入ってくる。
コヤンスカヤの恰好はいつものような白いナース服のような軍服ではなく、黒いチャイナドレスであった。しかも変化したのは服装だけではない、コヤンスカヤの頭から獣の耳が生えているのだ。所謂ケモミミというやつだろうか?だがチャイナドレスや獣の耳よりも立香の目を引いたのはコヤンスカヤに尻尾が生えている事だった。大きくモフモフとした太い桃色の尻尾を生やしているのだ。コヤンスカヤは立香を見て笑顔で挨拶する。
「おはよう立香ちゃん、昨日はよく眠れたかしら?」
「別に……」
「あら、素っ気ないのね。昨日は私が連れて来た男達に散々犯されて女の子みたいな喘ぎ声を出していたのに」
「うぅ……」
コヤンスカヤの言う事は事実だ。立香は何人もの男達によって強姦され続けた事で、男達に凌辱される悦びを自分のものにしていた。コヤンスカヤは更に追い打ちをかける。
「貴方は『女の子』なのよ、もう男扱いなんてしないわ。普通の男なら男にケツを掘られてアンアン喘ぐなんてしないわよねぇ?」
コヤンスカヤは犬歯を見せながら嫌らしそうに笑っている。立香はコヤンスカヤの言葉を否定する事ができないでいた。
コヤンスカヤはそんな立香を見て更に煽る。
「男としての尊厳を踏み躙られて、女にされる快感に目覚めちゃったんじゃないの?ほ~んと、立香ちゃんは変態さんなんだからぁ!」
「ち、違う……俺はそんなのじゃない……」
立香は必死に否定するが、コヤンスカヤに凌辱された日々を思い出してしまう。
「ふん、一人前にペニスなんて付けているけど、もう貴方の心の中は女の子なのよ。所謂『性同一性障害』ってやつだっけ?立香ちゃんもこの障害に掛かっているのかしら?」
「く……う……」
コヤンスカヤに嘲笑われ、立香は悔しくて涙が出そうになる。そしてコヤンスカヤに罵倒され、自分のペニスが固くなっていくのを感じた。
「女扱いされて興奮している時点で貴方は男として失格なのよ見苦しいわね。男じゃなくてメスとして生きるしかないのよ立香ちゃんは♪」
「う、うるさい……」
立香はコヤンスカヤに反論しようとするが、コヤンスカヤは更に追い打ちをかける。
「何であれ私のぺ二バンや男達のペニスを肛門に入れられて喘いでいた事実は覆らないのよ?そこまでして自分は男だって主張する事に意味なんてあるのかしら?もう男として何もかも終わっている貴方に残されている道は女になる事なのに」
コヤンスカヤは立香に近付くと、彼の頬を撫でながら言う。
「立香ちゃんは女の子なのよ、だからこれからは女の子らしく振る舞わないとダメなの。分かった?」
「……。」
立香は何も答えられない。
「返事は?」
「……はい」
立香はコヤンスカヤに言われた通り、女の子のように振る舞う事にした。
「よろしい。それじゃ女言葉から喋ってみて?」
「はい……。分かりました……わ……。あ、あの……。これで良いでしょうか?」
「もっと可愛く言ってごらんなさい?ほら、頑張って~!♪」
「わ、わかりました……。えっと、可愛いと言ってくれてありがとうございます……ですわ……?」
「キャハハッ!!最高傑作!!!」
コヤンスカヤは大笑いしながら立香を抱きしめた。
「本当に面白いわ立香ちゃんは。貴方はもう立派な女の子よ。いえ、元から女の子だったのかもしれないけどね?」
「うぅ……」
「まぁそれはともかく、これからは女の子として振舞いましょうね?じゃないと……」
コヤンスカヤはそう言うと、立香の陰嚢を掴む。
「立香ちゃんのペニスをちょん切って本当に意味で女の子にしてあげるから♪」
立香はコヤンスカヤの言葉に恐怖した。コヤンスカヤなら本当に自分の性器を切断して、去勢するかもしれない。
「ひぃっ!?」
「キャハハハッ!冗談よぉ~♪」
コヤンスカヤはそう言うと、立香から離れてベッドの上に座った。
「さてと、そろそろ散歩の時間かしら?」
「散歩?」
「えぇ、今日はこの監禁室の外に出ようと思うの。人が沢山いる所を歩くのよ?勿論立香ちゃんは素っ裸のフルチンで歩いてもらうわ」
「な、なんでそんな事を?」
「そりゃ決まってるでしょ?露出プレイよ♪」
コヤンスカヤは舌を出しながら下品な笑みを浮かべる。
「立香ちゃんが女の子だって事を思い知らせるためよ。立香ちゃんは今から自分が女だって事を自覚してもらわないといけないの」
「う……」
確かにコヤンスカヤの言う通りだ。自分は女の子扱いされているのに、男の振りをして過ごしていたのでは意味がない。立香は恥ずかしかったが、女の子として振る舞おうと決意した。
「ほ、本当ですか……?わ、私が…女の子だって事を分からせるため……?」
「その通りよ立香ちゃん♪」
コヤンスカヤは満足げに微笑む。
「それじゃ行きましょうね♪」
コヤンスカヤは立香の手錠を外すと、そのまま彼を後ろから抱きかかえるようにして、部屋を出た。
ジャンヌは伊達に聖女と呼ばれてない。ジャンヌ自身もレ〇プ被害者なんだよね…(´・ω・`)