※この作品はR-18です。

コヤンスカヤによる藤丸立香調教   作:ドレッジキング

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ぐだ子よりぐだ男が凌辱されている姿を見た方が自分的に興奮する……(*´Д`)
そして今回もホモレイプシーンがあります。苦手な方はブラバ推奨。


第11話 彷徨海への帰還(※ホモ注意!)

立香はついに自分が「女」である事をコヤンスカヤに認めた。立香の目からは大粒の涙が流れている。人類最後のマスターとして、そして男として、今まで必死に戦ってきた立香だが、コヤンスカヤによる性的な辱しめを受けて遂に自分が女であることを認めてしまったのだ。立香のアヌスはコヤンスカヤのぺ二バンだけでなく彼女が連れて来た複数の男達のペニスを受け入れ続け、次第に雌としての悦びを感じ始めていた。立香はもう男ではなく、コヤンスカヤによって完全に調教された一人前の淫乱娘なのだ。

 

(マシュ…ダヴィンチちゃん…ホームズ…ゴルドルフ所長…みんな……ごめんなさい……俺はもうダメみたいです……俺はもう男じゃなくて女になってしまいました……もう二度とみんなの前には戻れないかもしれません……俺はもう……普通の男ではなくなってしまったんです……)

 

立香は彷徨海にいるマシュ達の事を思い浮かべながら涙を流した。

 

「立香ちゃん、ようやく自分が女であるという事を認めたわね。七つの特異点を修復してきたキミでも、お尻の穴を掘られ続ければさすがに認めるしかないよね」

 

立香は特異点を修復する過程で数多くの難敵達と戦ってきた。その中には人類を滅ぼす災厄である『人類悪』も含まれている。幾多の修羅場を乗り越え、冠位時間神殿にてゲーティアの野望を打ち砕いた自分が、コヤンスカヤに囚われた末に性的な凌辱を受け続け、自分が女であることを認識させられた。年頃の少年である立香を屈服させるには武力など必要ない、ただ犯せばいい。そうすれば自然と男は女になるものだ。コヤンスカヤによって徹底的に犯された立香の精神は既に限界を迎えていたのかもしれない。そんな時だった、コヤンスカヤが立香を連れて来たのは……。コヤンスカヤが連れて来られた場所は大勢の人間が集まる繁華街であった。そしてコヤンスカヤは立香を繁華街の中央に立たせ、民衆に呼びかける

 

「日頃天子様の為に働いている皆様に、天子様が粋な計らいをしてくださいました。この少年をご覧くださ~い!」

 

コヤンスカヤが通りを歩いている人々にそう言うと、人々の視線は素っ裸で繁華街の中央に直立不動で立つ立香に注がれる。立香は尻もペニスも丸出しの自分が大勢の人々に見られているという状況に、顔から火が出そうな程恥ずかしくなる。

 

「あの子が噂の……」

 

「本当に男の子なのか?」

 

「可愛い顔をしているわね」

 

「まだ子供じゃないか……」

 

「あぁ、俺の股間が痛くなってきたぜ」

 

人々は全裸の立香の周囲に集まり、立香のあられもない姿を凝視していた。多くの市民からの視線を受け続け、立香のペニスは徐々に大きくなっていく。

 

「何だ、あいつ勃起してやがるぞ」

 

「信じられないわね…。あんなに幼い子供が」

 

大勢の人々に見られ、自分のペニスが勃起していく事態に立香は戸惑っていた。まさか自分の裸体を人々に見られて興奮しているとでもいうのだろうか?

 

(あ、あんなに沢山の人達に見られて勃起するなんて…!?どうして俺はこんなにドキドキしているんだろう?)

 

勃起したペニスの先端からは先走り汁が出始め、それを目にした人々は立香が感じている事が分かり始めた。立香は恥ずかしい気持ちになり、頬を赤く染めて目を潤ませた。しかし、それと同時に人々の視線を受けて益々興奮してしまい、ペニスはさらに大きくなっていく。コヤンスカヤはそんな立香の横に立ち、立香に耳打ちをする。

 

「貴方は素っ裸の自分を大勢の人達に見られて感じてるのよ♡ 普通の男だったらそんな事で性的興奮なんてしないんだけど、立香ちゃんはもう女の子でしょ?だから私のペットとして相応しい存在になったのよね~♡」

 

立香は自分が街の住民達に見られて興奮している事を自覚した。それは立香にとって凄まじく屈辱的な事実であった。立香は自分が普通の男ではなく、女になってしまったという事を改めて思い知らされた。汎人類史を取り戻す為の戦いをしてきた立香だが、彼は今まで一度も性的欲求を感じた事はなかった。そのせいもあって自分の心の変化を受け入れられない様子だったが、立香は自分の身体をコヤンスカヤに弄ばれ続けた結果、女としての快感を学んでしまったのだ。今更自分が普通ではない事を受け入れるしかないのかもしれない。今の自分を見たらマシュはなんと思うだろうか?ダヴィンチちゃんはどう思うだろう?ホームズは?ゴルドルフ所長は? 立香はそんな事を考えていた。

 

「忘れているようだけど、今の立香ちゃんは射精できないのよ?こうして衆人環視に自分の全裸を見られ続ける事で、陰嚢にたっぷりと精液を溜め込んでおくの。そうした方が立香ちゃんも楽しめそうだし、後々の調教にも役立つわ。どうせ射精するなら、たっぷりと精液を蓄えた後に出した方が気持ちいいでしょう?」

 

そう言うとコヤンスカヤは立香の陰嚢を掴むと、マッサージを始める。

 

「ひぃっ!何をすっ……」

 

「ほぉ~ら ふぅーっ」

 

コヤンスカヤは立香の耳に息を吹きかける。立香はくすぐったくて身を捩るが、コヤンスカヤの行う陰嚢マッサージに意識を奪われてしまう。

 

「生物的には立香ちゃんは男の子なの。こうして男らしい立派なタマタマとチンポがあるでしょう?けど精神の方はもう完全に女のそれになっているのよ?」

 

コヤンスカヤの言葉の一つ一つに立香は興奮を覚えていた。こうして敵であるコヤンスカヤに捕えられて性的な凌辱を受け続けているという状況に、立香は興奮していた。最初に地下の監禁室に閉じ込められていた時からは考えられない程の変化だ。立香は自分が人類最後のマスターであり、マシュを始めとする仲間達と戦ってきたが、今やコヤンスカヤの性奴隷となり果てている。

 

「あん…はぁ…ん…あぁ……」

 

立香の口からは女のような喘ぎ声が漏れ始める。

 

「立香ちゃんはすっかり雌としての自覚が出てきたみたいね。可愛いわぁ」

 

コヤンスカヤは勃起した立香のペニスを握ると、それをしごき始めた。だが幾らコヤンスカヤが立香のペニスをしごいても、射精禁止の魔術が掛けられているので決して立香は射精できない。立香はいつまでも射精できない感覚に苛まれながら、コヤンスカヤにペニスを握られ続けていた。

 

「お、お願い…です…しゃ、射精…させてください」

 

「ダメよ、我慢なさい。そうすればそうするほど、気持ちよくなれるのよ?」

 

「は…はぁん…!!あっ、ああ……」

 

立香の陰嚢には既に大量の精液が溜まり、それが立香を苦しめていた 立香は大勢の人々に自分の恥ずかしい姿を見られている状況に興奮する。

 

「さて、そろそろいいかしら」

 

そう言うとコヤンスカヤは立香のペニスにかけていた射精禁止の魔術を解除した。すると立香のペニスからは勢い良く精液が放出されていく。立香は人々が見ている前で射精した。立香は絶頂に達し、全身を痙攣させる。大量に溜めた精液を放出する快感に立香は身体を震わせ、その快感に酔い痴れた。射精時に膝は震え、立香はその場に崩れ落ちそうになるが、コヤンスカヤが立香の腰を支える。

 

「アハハ!立香ちゃん、イっちゃったわねぇ!」

 

コヤンスカヤは大笑いしながら、立香の耳元に口を近づける。

 

「女の子みたいな喘ぎ声を出しながら、射精時は男らしく精液をドピュッと出して、立香ちゃんってば本当に可愛いわぁ。ほら、この街の人間達が皆立香ちゃんの射精を見たのよ?」

 

全裸で繁華街の中央に立つ立香の事を見物していた住民達は、立香が勢いよく射精し、大量の精液を地面にぶち撒ける光景を見て動揺している。そして口々に立香に対する蔑みの言葉を浴びせ始めた。立香は住民達が今の自分に対して軽蔑の視線を浴びせているという状況にさえ興奮を覚えている。

 

「それじゃ立香ちゃん、地下の監禁室に戻りましょうか?見られるだけじゃなくてアヌス…もといオマンコにペニスを挿入されたいでしょ?」

 

そう言うとコヤンスカヤは立香の腕を引いて地下の監禁室へと戻って行った。

 

 

***********************************************************

 

 

 

コヤンスカヤによって監禁室に戻された立香は、部屋に置かれていた平均台に両手両足を固定され、四つん這いの姿勢にさせられる形で拘束させられた。そしてコヤンスカヤは監禁室に20名程の男達を呼び、順番に立香を犯すように促す。立香は大勢の男達に犯されそうになっている状況にも関わらず、立香のペニスは勃起している。

 

「あらあら、さっき沢山射精したばかりなのにもう勃起しちゃっているわよ。立香ちゃんったら、そんなにこの人達に犯されるのが楽しみなのね」

 

「……」

 

「黙ってちゃ分からないでしょ?立香ちゃん、貴方は一体どうして欲しいのかしら?」

 

「…てください」

 

「え?何ですって?もう一度言ってごらんなさい」

 

「俺を…犯して…ください…!」

 

立香はコヤンスカヤに対してハッキリとそう言った。立香の言葉を聞いたコヤンスカヤは口元を歪ませる。

 

「まあ、なんて破廉恥なのかしら。こんな大勢の人たちのペニスをお尻に入れて欲しいだなんて」

 

「み、皆さんのペニスを…俺の…俺のアヌスに入れて……ください…!お願いします…!」

 

立香はそう言いながらペニスを震わせる。人類最後のマスターである立香はコヤンスカヤによって数々の辱めを受け、彼女の手下に輪姦される事を懇願するまでに堕ちてしまった。

 

「それじゃ皆さん、ここにいる立香ちゃんのアヌスを犯してあげなさい♡」

 

コヤンスカヤがそう言うと、男達は四肢を拘束されて四つん這いの姿勢に固定されている立香に殺到してくる。そして男の一人が勃起した極太のペニスを前戯も無しに立香の肛門に挿入した。

 

「あああっ!」

 

男のペニスを肛門に挿入された立香は喘ぎ声を上げる。すると他の男達も一斉に立香の身体に群がってくる。

 

「丁度いい締め付けだ!こりゃ女のマンコなんて目じゃねぇぜ!」

 

立香のアヌスにペニスを挿入した男は腰を激しく振りながら立香の腸内を蹂躙していく。立香は自分の尻穴に他人の性器が挿入されている感覚に快感を覚えていた。

 

「あん…はぁ…!!あぁん…!!ひぃ……!!」

 

「おら、もっとケツを振れよ!」

 

激しいストロークによって立香の直腸は何度も擦られ、立香は絶頂寸前まで追い詰められる。が、そこでコヤンスカヤは立香の性器に射精禁止の魔術をかけた。簡単には射精させないという事か。立香は男のペニスが自分の直腸を出入りする度に、ペニスはビクビクと震え、射精したいと訴える。

 

しかしコヤンスカヤは射精を認めない。まだ早すぎるのだという。そうして男は立香の腸内に勢いよく射精する。

 

「ああーッ!!!」

 

立香は精液を体内に流し込まれ、身体をビクビクと震わせながら絶叫した。そして男がペニスを抜くと、立香の肛門からはドロっとした精液が垂れ落ちる。

 

そして休む間もなく2人目の男が勃起したペニスを立香の肛門に挿入してきた。

 

「ああっ!」

 

「オラオラァ!休んでるヒマは無いぜ!」

 

2人目の男は激しく腰を動かし、立香の直腸を突き上げる。その激しさは先程立香を犯した男を上回るものだった。立香は大勢の男達の前で雌のような顔を晒しながら喘いでいる。

 

「や、やめてぇ……!そんなに突かないで……!壊れちゃう……!」

 

立香は涙を浮かべながらそう懇願するが、男は構わずに腰を振り続けた。

 

「立香ちゃんのアヌスはもうオマンコなのよ。男のペニスを飲み込んで離さない淫乱な穴なんだから」

 

コヤンスカヤの言う通り、立香の腸内は男のペニスに絡みつき、男のペニスを奥へ引き込もうとしていた。

 

「スゲェ…!お前のアヌス、本当に女のマンコみてえだ!」

 

「はぁん…!あぁ…!あぁ……!!」

 

立香は尻に挿れられたペニスが前後に動く度に快楽を感じてビクビクと身体を震わせる。大勢の人々に尻の穴が掘られ、肛門は拡張されていく。立香は自分の心と体が「女」へと堕ちていくのを感じていた。そして2人目の男も立香の肛内に勢いよく射精する。

 

「ひぃ~ん!!!」

 

(また中に出された……。もう俺…男には戻れないのか…?)

 

立香が絶望していると、3人目が立香の背後に回り、立香の尻にペニスを近づける。そして立香の肛門にペニスをねじ込み、腰を動かし始める。立香の周囲にはペニスを勃起させた男達が大勢待機しており、自分の番を待っていた。そして3人目の男が終わり、4人目…5人目…6人目と続き、7人目の男に犯される。立て続けに男達にアヌスを犯され続け、立香の尻穴は限界を迎えようとしていた。

 

そんな立香にコヤンスカヤが耳打ちする。

 

「…ねぇ、一度彷徨海に帰ってみる?」

 

「え…?」

 

男達に犯され続け、意識が朦朧とする中でコヤンスカヤの口から出た言葉に立香は戸惑った。

 

「彷徨海にいるマシュちゃん達に、今の自分の姿を見られたいでしょ?」

 

「…!?や、やめてくれ…お願いだからそれだけは…!」

 

朦朧としていた意識が覚醒した立香は慌ててコヤンスカヤの提案を拒絶する。今の自分の姿を見ればマシュ達がどれだけ悲しむだろうか?立香はそれが怖かった。

 

「もう決定した事だからこれは覆らないわよ?仲間のいる家に帰れてよかったじゃない?」

 

「お願いだ…このままお前の奴隷でいるから彷徨海には帰さないでくれ…!マシュには…マシュには今の俺の姿を見せるわけにはいかないんだ…!」

 

立香は涙を流しながらコヤンスカヤに訴える。しかしコヤンスカヤはそんな立香を無視して話を続ける。

 

「ハァ?何を言ってるのよ。貴方はもう私の所有物なんだから、私の命令を聞かなきゃいけないの。というわけで彷徨海に帰してあげる♡」

 

「やめてくれ…!やめて……!」

 

 

 

*******************************************************************

 

立香がコヤンスカヤに凌辱されている記録映像が送られて数日、マシュはコヤンスカヤによって性的な辱めを受け続ける立香の事を考えながら夜も眠れない日々を過ごしていた。

 

「先輩……」

 

マシュは廊下を歩きながら立香の事を心配していた。立香の居場所が分からない以上は救出に赴く事さえできない状況だ。フォウはマシュの肩に飛び乗ると、落ち込むマシュの頬を舐める。

 

「フォーウ」

 

「ありがとうございます、フォウさん」

 

マシュはフォウにお礼を言うと、再び俯く。立香が心配だった。

 

するとその時、フォウは何かに気付いたようにマシュの肩から降りると、廊下の先を走っていく。

 

「え?ちょっと待ってください、フォウさん!」

 

マシュは突然走り出したフォウの後を追うと、廊下に全裸で倒れている少年がいた。間違いない、廊下に倒れている少年はコヤンスカヤに攫われた立香だ!

 

廊下の床に横たわる立香の全身には精液が付着しており、肛門からは大量のザーメンが溢れ出ていた。立香は完全に意識を失っており、マシュは慌てて気絶している立香を抱き起す。

 

「先輩!先輩!!しっかりしてください、先輩!!」

 

マシュは気絶している立香の状況を見て、立香が何をされたのかを理解した。肛門から精液が流れ出ているという事は間違いなく男から凌辱されている。記録映像にもあったように、コヤンスカヤの命令で立香を犯すように命じられた男達によるものだろう。マシュは立香がコヤンスカヤから受けていた仕打ちを思うと、涙が止まらなかった。

 

「先輩…どうしてこんな事に……」

 

マシュは泣きながら立香の顔を見る。立香は目を閉じたまま何も答えない。マシュは立香を医務室に運ぶとダヴィンチやシオンに連絡を取り、コヤンスカヤによって陵辱された立香を医務室へ運び込んだ事を伝えた。

 

 

***********************************************************

 

彷徨海の廊下の床で気絶していた立香を抱えてマシュは医務室へと運び込んだ。そしてバーサーカーのサーヴァントであるナイチンゲールに立香の容態を診察してもらった。

 

「どうやら命に別状はないみたいですね」

 

ナイチンゲールの言葉に、ダヴィンチ、ホームズ、マシュは安堵する。

 

「ただ、衰弱しているので当分の間は安静にしておかなければいけません」

 

「良かった!藤丸君は無事だった!」

 

ダヴィンチは絶望的かと思われていた立香の生存を喜ぶ。一方、マシュは立香が凌辱されていた映像を思い出して暗い表情を浮かべる。

 

「ただ…マスターの腸内には500ccもの精液が残されていました。恐らくは不特定多数の男性から強姦を受けたのでしょう。多数の男性の性的暴行によってマスターの肛門は酷使されており、治療が必要です。マスターはしばらく安静にしなければなりません」

 

ナイチンゲールの言葉を聞き、ダヴィンチは溜息を漏らす。

 

「ですが問題は肛門ではありません。マスターは感染症に掛かっている可能性もあります。不特定多数との性的交渉が感染症を引き起こしやすいのは皆さんもご存知でしょう」

 

そう、コヤンスカヤが連れて来た男達から強姦され続けた事で立香が梅毒やエイズウィルスといった性病に感染している危険もあるのだ。

 

「すぐにマスターの肛門に殺菌消毒を行わねばなりません」

 

そう言うとナイチンゲールは治療室へと入って行った。残されたダヴィンチ、マシュ、ホームズは立香がコヤンスカヤから受けた凌辱の数々を思い出す。

 

「藤丸君は…コヤンスカヤだけじゃなくて、彼女が連れて来た男達にも無理矢理レイプされたんだよね…。何て酷い事を……」

 

3人は彷徨海に送られてきた記録映像を思い出す。

 

「とりあえずミスター立香が帰還できたのは幸いと言っていい。だが彼はどのような手段で帰還したのだろうか?コヤンスカヤがミスター立香を帰すとは思えないのだが…」

 

ホームズは突然の立香の帰還を不審に思い、考え込む。世界一の名探偵はどのような状況においても推理の手を緩めない。

 

「幾ら身体の傷が癒えても、先輩がコヤンスカヤから受けた仕打ちは心の傷として残ります…。あの時の映像に映っていた先輩はとても辛そうでした」

マシュは先日、彷徨海に送られてきた記録映像に映し出された、強姦される立香を思い出す。

 

「とりあえず今は私達が藤丸君を支えなくちゃいけない。彼が受けた仕打ちは記録映像を通して私達も知っているんだ」

 

 

*********************************************************

 

 

それから数日が経過し、立香は一人で廊下を歩けるまで回復した。久しぶりに仲間のいる彷徨海に帰ってこれた立香だが、帰還を素直に喜べる状況ではなかった。こうしてコヤンスカヤによって彷徨海に帰されたのは今の立香にとって非常に都合が悪い。もし自分がコヤンスカヤによって凌辱され続け、「女」として男達に犯される事に悦びを感じる身体になった事がマシュ達にバレたらどうしよう……と。共に戦ってきた仲間達には絶対に知られたくはない。立香はそんな事を考えながら廊下を歩いていた。そんな時、廊下の向こうからこちらに歩いてくる者がいた。ランサーのサーヴァントであるスカサハだ。スカサハは立香の姿を見ると、立香に声を掛ける。

 

「マスター、こんな所で何をしている?もう体の具合は大丈夫なのか?」

 

「あ、うん。何とかね」

 

立香はマシュ達だけでなくこのノウム・カルデアにいるサーヴァント達にも、自分がコヤンスカヤや、彼女が連れて来た男達に強姦され、凌辱されたという事を知られたくはなかった。マスターとして、そして男としてのプライドと尊厳を守るためにも、マシュ達やサーヴァント達には知られたくないと思っていた。

 

「そうか、それは良かったな。ところでマスター、お主は今どこに向おうとしていたのだ?その格好を見る限り、どうやら風呂に入るつもりだったようだが……」

 

「え…?」

 

立香は恐る恐る下を見た。すると今の自分の恰好は素っ裸だという事に気付く。そういえば、コヤンスカヤに連れ去られてからずっと監禁室で全裸で過ごしていたのだ。全裸でいる事に慣れてしまい、服を着る事を忘れていたのだ。立香は慌てて自分の股間を両手で隠す。

 

「えっと…もうスカサハは俺の…俺のアレを見ちゃったんだよね…?」

 

「うむ、見たぞ」

 

「き、着替えてきてもいい?この恰好じゃ流石に不味いし」

 

「よいぞ、許そう」

 

立香は慌てて自分の部屋に戻ると、カルデアの制服に着替える。コヤンスカヤによって脱がされて以降、ずっと着ていなかったカルデアの制服を着ると、立香はようやく安心感を覚えた。そしてスカサハの元へと戻ってくる。

 

「お待たせスカサハ。俺がいない間は寂しかったでしょ?俺もコヤンスカヤから結構酷い目に遭わされたけど、俺は屈しなかった。マシュ達の事を思えばあんな女に屈したりなんかできないからね」

 

立香は精一杯の強がりを見せた。だがスカサハも立香がコヤンスカヤと、彼女が連れて来た男達によって強姦される記録映像を見ている。そして目の前の立香が必死にその事実を隠そうとしている事も見抜いていた。

 

「そうか、大変だったな」

 

スカサハはあえて立香に対して深くは追及しなかった。立香がコヤンスカヤに凌辱された事は記録映像を通じて知っているが、それを敢えて口に出して言う必要はないと思ったからだ。男として、マスターとしての意地を見せようとした立香にこれ以上無理をさせてはならないと。立香はそのままスカサハと別れ、再び廊下を歩き始めた。

 

 

 

*****************************************************

 

 

スカサハと別れた立香はノウム・カルデアの廊下を歩く。久しぶりにサーヴァントの面々と顔を合わせるのも悪くないと思ったからだ。するとマーリンがこちらに近付いてくるのが見えた。

 

「久しぶりだねマーリン」

 

「ああ、本当に久し振りだ」

 

「元気にしてた?」

 

「ああ、君がいないノウム・カルデアは寂しかったからね。早く戻って来てほしいと思っていたよ」

 

が、立香は目の前のマーリンが持っているスキルを思い出し、背中に冷たい汗が流れるのを感じる。マーリンの保有する『千里眼』を以てすれば自分がコヤンスカヤから受け続けた凌辱の数々がバレてしまうのではないか?そう思った立香は自分の心臓の鼓動が高鳴るのを感じた。立香は自分がコヤンスカヤによって凌辱を受けた事を知られたくないと思っている。それは自分が犯されたという事実を隠したいのも勿論あるが、自分が男として、マスターとして仲間達やサーヴァント達に弱い所を見せるわけにはいかないという意地である。更に自分の身体に起きた異変は知られたくないと思っていた。しかしそんな立香の考えとは裏腹に、マーリンはつい口が滑ってしまう。

 

「立香君、君は今、何を考えているんだ?」

 

「え…?」

 

マーリンの言葉は立香の心臓に突き刺さる。そう、マーリンは今の立香が考えている事くらいは分かるのだ。千里眼のスキルを持つサーヴァントに対して隠し事など通用しない事は分かり切っている筈なのに……。

 

「君が何を考えているのかは分かるよ。だが僕はあえて言わせてもらう。君の心は今、何かを恐れている」

 

「……」

 

マーリンの言葉の一つ一つが立香の精神を削り取る。

 

(お願いだマーリン…それ以上言わないでくれ…!)

立香は内心そう願うが、無情にもマーリンの口から放たれた一言は立香の心に深く刻み込まれる。

 

「立香君…君は彼女に…コヤンスカヤに犯された事を隠そうと考えているだろう」

 

「……!!」

 

立香の両足は震えていた。目の前のマーリンは真っすぐ立香の目を見ており、視線を逸らす事ができない。

 

「どうして分かったのって顔をしているね。簡単な話だよ。僕の持つ千里眼スキルは知っているだろう?君がコヤンスカヤに犯されている光景はハッキリと見えていたからね」

 

「それ以上…それ以上言わないでくれマーリン…!」

 

気が付けば立香はマーリンに縋り付いていた。立香は自分がコヤンスカヤに犯された事実を知られたくなかった。自分の弱さを他人に見せたくはなかった。だから必死に隠そうとした。だがマーリンは立香がコヤンスカヤによって凌辱を受けた事実を知っている。そもそも千里眼以前にコヤンスカヤが立香を凌辱している時の様子を収めた記録映像を彷徨海に送っており、マーリンもその記録映像を見ただけに過ぎないのだが。

 

「立香君、大丈夫だ。君は立派だった。よく耐えた」

 

「違う……俺は……俺が弱いせいでマシュ達が……皆が……!こんなの……駄目だ……絶対に……!」

 

立香は自分がコヤンスカヤに凌辱されていた事をマーリンに知られ、心の中がグチャグチャになった。マスターとして、そして男としてのプライドがズタボロにされた。もう自分は男として立ち直れないかもしれないとさえ思った。

 

「立香君、君が責任を感じる必要はない。あの女は君の身体を使って快楽を得る事しか考えていなかった。君は何も悪くはない」

 

「マーリン……」

 

立香はマーリンの胸の中で涙を流した。今まで我慢していたものが溢れだしたのだろう。

 

「僕のでよければ喜んで胸を貸してあげるよ。君はまだ子供なんだからね」

 

立香はマーリンの胸に抱かれながら泣き続けた。




立香がスカサハの事を師匠とは呼ばずに、名前を呼び捨てで呼んでいる二次作品って私のだけじゃないかなぁ?(^_^;)
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