※この作品はR-18です。

からかい上手のノクトさんが、男をからかったらどうなるか理解(わか)らせられる   作:猪熊夜離

6 / 8
初キスも初エッチも初フェラも捧げちゃう後輩

 行為に及んでしまった男女の雰囲気は近くで見てる人間にも何となく伝わるらしく、初体験の翌日からシャリスとティルファーはノクトの性事情をネタにしなくなった。ノクトもライも普段どおり接してるつもりだったが、共通の友人である二人は何かを感じ取ったようだ。

 

 結局のところノクトだけでなく、三人が三人ともライを安牌と見做していたから無邪気にはしゃげたが、彼が男を見せてしまうと内容が生々しすぎて公の場では話し難いのだ。

 

 ただ一度だけ、ティルファーが「やっぱり初めては痛かった」と尋ね、ノクトが「来世は男性に生まれて来ようと決意しました」と答えた。

 

 初体験を済ませてしまった二人は、あれ以来ノクトがエッチなことに興味津々になってしまい、三日にあげず身体を重ねていた。初日は痛いと大騒ぎした彼女だが、官能の入り口を教え込まれると歳相応の好奇心から二回目、三回目を求めてくるようになり、五回目ともなれば隣室に筒抜けではと心配する大声で喘ぐようになった。

 

 もはや男のモノを受け入れることに違和感はなくなったようだ。そうなれば粘膜接触による官能を愉しみたいことに男も女も違いはないようで、ライが誘っても断らなかったし、時にはノクトのほうから袖を引いてくることもあった。

 

「いつも僕が口でしてるから、たまにはノクトにもしてもらいたいな」

 

 そう言ってライがオーラルセックスをお願いしても、ノクトは少し渋る様子を見せただけですぐに応じた。二の足を踏んだ理由も男性器を口で咥えるなんてという衛生観念や倫理観からではなく、そんな大きいものを口に入れたら顎が外れてしまうという人体の構造上の問題だった。

 

 咥えられないなら舐めるだけでいいからと説得して彼女の前にペニスを突き出す。ベッドの上で膝立ちになったライの前で四つん這いになり、ノクトは彼の根本に指を添えて角度を調節した。たったそれだけの触れ合いでライは暴発しそうになる。

 

 大量の先走りに濡れた雄臭い男根にノクトの顔が近づく。こんなことさせるなんてと不満げなジト目で見られる。

 

 ノクトは唇を開き、おずおずと濡れた亀頭に舌を近づける。ぺろっと舌先が触れるか触れないか程度に先っぽを舐める。

 

 初フェラでテクニックは期待すべくもないのだが、そんなことは些細な問題だった。最愛の彼女に舐めてもらえている事実が青天井に興奮を高める。

 

 ノクトは恥ずかしそうに頬を赤く染めながら、何度も亀頭を舐める。猫が水を飲むように我慢汁を舌ですくった。

 

「んっ……れろっ、れろ……んっ……ぺろっ、れろっ、れろっ……」

 

 クールな美貌の少女と男性器を舐めるフェラチオという行為が結びつかず、だからこそ相反する者同士の衝突が途轍もなくいやらしい。ライは彼女のフェラ顔から目が離せず、それに気づいたノクトは手で視線を遮りながらも、男根に奉仕する舌の動きを止めない。

 

 人間の欲望には際限がない。初めはノクトが裏筋を舐め、尿道口から我慢汁を吸い出してくれるだけで射精感が高まってきたのが、しだいに限界まで咥えてもらいたくなる。

 

「舐めるだけじゃなく、咥えてよ」

 

 舐めるだけでいいと言って初めたはずだが、途中でライは指示を変えた。あらかじめノクトは覚悟していたのか、ライのお願いに黙って従う。

 

 小さなお口を精一杯に開いて亀頭に吸い付く。まだ怖がってるようで喉奥までは咥えられないが、温かい口腔粘膜に包まれる感触は格別だ。

 

「咥えたまま口の中で舌を絡めて。舐めてる途中に唾液が出てきたら吸って。僕の汁も一緒に」

 

「んっ……♡ じゅぷっ……♡♡ じゅるっ……♡♡ じゅるっ……♡♡」

 

「頭を前後に振って。手で扱くように唇の裏や頬肉を使ってチンポ擦るんだ」

 

「はぁいっ……♡♡ んんっ……♡♡ ぢゅるっ……♡♡ ちゅっ……♡♡ じゅるるっ……♡♡♡♡」

 

 ノクトの唇の裏側がカリ首に引っかかる。普段どうやってチンポが彼女の膣内(なか)を引っ掻いてるか分かってしまったようで、たくさん気持ちよくしてくれるカリ首の段差に媚び始める。唇を引っ掛けたり、舌で溝を丁寧になぞっていく。

 

「んぢゅっ……♡♡ ぢゅばっ……♡♡ ちゅぱっ……♡♡ れろおおっ……♡♡ ぢゅぱぁっ……♡♡♡♡」

 

 おちんぽへの奉仕を嫌がるどころか率先してオーラルセックスに熱中していた。

 

 もちろん経験が浅いノクトのテクニックは拙いものがある。だが愛する彼女の初キス、初エッチに続いて初フェラまで奪ったのである。しかも彼女は技量がないと自覚しているぶんだけ真心で恋人おちんぽを気持ちよくしてくれようとしている。その心遣いを思えばテクニックの巧拙など些末な問題だった。

 

 実際、可愛い可愛い彼女であるノクトの顔と自分のチンポが繋がってる光景だけで、ライは興奮で平時より感度が何倍も高まっていた。

 

「好きだよ、ノクト。ノクトは僕のこと好き?」

 

「わたし、わたしも好きです!♡ せんぱいのこと好きいい〜♡♡♡♡♡♡♡♡」

 

「嬉しいね。僕たち両思いだね」

 

「んおっ♡ はっ♡ はぅっ♡ 好きっ♡ あふっ♡ すきっ♡ あふぅ♡ あっ♡♡♡」

 

 自分で自分の言葉に興奮しながらノクトは頭を前後に振る。

 

 彼女の口でイクため、最後のひと押しでライはノクトの髪に両手を差し込む。そうして頭をがっちりホールドした状態で、腰を前後に振りたくった。

 

「おごっ! おぶぅ! ぅんぐぅぅぅッ!」

 

 口を性器のように使われてノクトが目を白黒させる。

 

「チンポ吸って。ストローで飲み物を飲む時みたいに。尿道から美味しいジュースが出ると思って吸って」

 

 彼女にバキュームさせながら腰を振りたて、唇を犯していく。口で呼吸できない彼女は鼻息が荒くなる。鼻から悲鳴を上げる彼女の吐息にライの陰毛がそよいだ。

 

「おぼっ、はげっ…げほッ!…んっ、むふ!」

 

 ノクトのペニスが喉奥を突くと彼女は息苦しさに呻いた。目には涙を浮かべ、口内に溜まっていた唾液が糸を引いてシーツに落ちる。そこへ追い打ちをかけるようにライはノクトの口内に射精した。

 

「んがっ…がぼっ……げぼっ…んんっ! んぶっ♡ んくっ♡ ごくっ♡ ごくっ♡」

 

 突然の射精に初めこそむせていたが、スペルマ放出のピークが過ぎると彼女は口内に溜まったザーメンや、まだ尿道から出てくる白濁液を飲み下して胃に収めていく。

 

「んっ♡ んく♡ ごくっ♡ あぁ♡ ご馳走様でした」

 

 初フェラと初飲精を果たしたノクトは律儀に礼を交わす。彼女の目は最前まで咥えていたチンポに釘付け。精液と自分の唾液で濡れ光るチンポに鼻を近づけ、クンクンと臭いを嗅いだ。

 

「不思議ですね。いい臭いとはとても言い難いはずなのに、嗅いでると身体の芯が熱くなって疼いてきます」

 

 言葉どおりノクトは熱に浮かされた表情でザーメン臭いチンポを嗅ぐ。イッた直後で敏感になっている亀頭が彼女の鼻先に触れるとむず痒い。

 

 男根を舐めながらノクトの秘所はすっかり準備ができていた。それでもすぐに入れることはせず、焦らしながら彼女の肌の感触を楽しむ。引き締まった太ももを手のひらで撫で、ヒップの丸みを楽しむ。何度撫でても飽きることはなく質感を堪能する。

 

 しだいに手を中心部へと滑り込ませていく。鼠蹊部に触れたあたりでノクトが期待に身をすくませる。いきなり割れ目に手を掛けることはせず、まずは浅く恥丘を撫で回す。濡れ始めた陰唇から、ねっとり粘っこい気配が漂う。恥毛を手で梳きながら、じわじわと手をナカに進ませる。

 

「んっんっ……んっ……」

 

 指で入り口に挨拶してやると彼女の口から快感の吐息が漏れた。弄り始めると無言のうちにノクトは両脚を開く。触れやすいように自分から進んで腰の位置を調節してくれる。

 

「凄く濡れてるよ」

 

 彼女自身の状態を伝えながら左右の花びらをくつろげ、丁寧になぞって大事な部分に触れる前の挨拶回りを済ませる。それからやっと、早く弄って欲しいと熱く濡れる膣穴に指を沈み込ませると、焦れったい思いをしていたノクトの身体が待望の瞬間に悦ぶ。

 

「ぁ、ぁう、ぅ、んん……」

 

 初めての時は指一本でもキツキツだった彼女の隘路はセックスに慣れてライの愛撫を受け入れる。決して緩くなったわけではなく、相変わらず締まりは最高なのだが、気持ちいいことを楽しむ余裕が出てきた。

 

 彼女の粘膜に触れているとノクトの腰が揺れ始める。いい場所に指が当たると身体をのけ反らせる。くねり出した腰を空いてるほうの手で抑えつけながら、包皮を剥いたクリトリスに舌先でタッチする。

 

「きもちっ、あっ、も、だめ、イクっ、あっ、イきそ……っ!」

 

 反応は激烈で絶頂への階段を駆け上がっていく。

 

 ノクトはイカせて欲しいと自分から腰を突き出し、ライの指を奥深くに迎え入れる。もっと彼女の反応を楽しみたくなって膣内から指を抜き、アヌスをくすぐるように弄る。後ろの穴で感じることに変態っぽいと戸惑っていたのは昔の話で、いまのノクトは菊の窄まりを刺激されると激しく身をよじる。クリトリスを舌愛撫しながらアヌスに第一関節までの浅い出し入れを繰り返すと、彼女の排泄穴は指を食い千切らんばかりに締め上げてきた。

 

「は、ぁ……っ、ぁ、ぁあ、っ、い、イクっ……っ」

 

 か細い鳴き声を残してノクトの全身が痙攣した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。