からかい上手のノクトさんが、男をからかったらどうなるか理解(わか)らせられる 作:猪熊夜離
「あなたたち少しは自重しなさい」
クルルシファーは冷ややかに言った。
いつぞやと同じようにライとクルルシファーは空き教室にいた。今回は彼女のほうがライを呼び出した。
彼女の用件はライとノクトの近ごろのイチャつきっぷりについてだ。主にライがノクトをベタ甘に甘やかして周囲に砂糖吐かせてるのだが。
「彼女も嫌がってないからいいかなって」
「彼女もまんざらではなさそうなのがたち悪いのよね。リーフレットさんはもっと冷静に物事を判断できる人だと思っていたのに」
「恋は盲目とも言うし」
頭が痛くなってきた、とクルルシファーはこめかみを揉む。
「私にも焚きつけてしまった責任あるけど、まさかあなたたちがこんなにも浮かれて周りの目を気にしなくなるなんて思わなかったわ」
「たぶん僕が自分で一番驚いてる。もっと冷静でいられると思ってた」
「何にしても少しは落ち着いたほうがいいわよ。あまりにも目に余るようなら部屋割り変えられるかもしれないし」
「それは困る」
確かにクルルシファーの言うとおり、浮かれすぎてたところはある。学園の風紀を著しく乱すとか、周りの生徒の目に毒だとか判断されて引き離されるのは本意じゃない。
「忠告ありがとう。気をつけるよ」
「ぜひそうして欲しいわね」
「ということがあったんだ」
その晩の夜、ライはクルルシファーと話した内容をノクトにも伝えた。彼女をベッドに押し倒し、正常位で組み敷きながら。
「あんっ、あんっ! でも、でもぉっ」
「でも、こんなに気持ちいいことやめられないし、もうノクトは僕から離れられないよね」
「あはっ♡ そ、そうです……私はぁ、ハァ、ハァ……先輩のおちんちんでおまんこ躾けられて、離れられなくなりました」
「放すわけないでしょ。ほら抱っこしてあげるから、今日も座ってするやつやるよ」
ライは仰向けで突いていたノクトを抱き起こし対面座位に移行する。ベッドのスプリングを利用して跳ね上げるように突くと、ノクトがリズミカルに喘いだ。
「んっ! んっ♡ んっ♡ んっ♡」
甘えん坊のノクトは対面座位で健気に自分からも腰を振る。下半身は夢見心地でチンポを堪能するノクトに任せ、ライは目の前にあるピンク色の突起を口に含んだ。
「んじゅぱっ……じゅる……ちゅばぁっ……んちゅ……ちゅるるるっ♡ ぷはっ♡ おっぱい、美味しいよ♡ これなら子供もたくさん飲んで元気に育ちそうだね」
「あぁっ!♡ そこっ!♡ だめぇっ!♡ それっ!♡ おかしくなります♡」
ノクトは尻を踊らせ、陰唇で男根をしゃぶりながら、愛液の唾を飛ばす。ライは彼女の双臀に指を食い込ませ、動きをサポートした。縦横無尽に動く腰がライのペニスを肉襞や膣内のツブツブに当てる。そのたびにノクトは、おまんこを引き攣らせて男根を締め上げた。
「ふゃんっ♡ 赤ちゃんっ♡ そんなことされたらっ! あっ♡ あぁ……♡ いますぐ赤ちゃん欲しくなります♡」
「じゃあ外して入れ直していい?」
外す? 何を? とは聞いてこない。二人の間にある邪魔っ気な薄皮が熟れた生活に残された最後の秩序だった。
「だめ、です」
なけなしの理性を振り絞ってノクトが言う。
「本当に? 生ですると凄く気持ちいいらしいよ」
「でもっ、んっ、や、ぁっ!」
コリコリと彼女の子宮口を刺激しながらささやけば否定の言葉は弱々しいものに変わる。このまま流されてしまえばいいのに。だけど、ここで流されない彼女だから、好きになったのだろう。
ライはノクトの鎖骨を噛み、薄くついた歯型を舐めながら突き上げる。
「――――ッ、ふぁ、あふっ、ん、ん……あ、そこ駄目……だめ、もう……」
「膣内で出すのがダメなら僕のしたいことに付き合ってよ」
対面座位の体勢からノクトを抱えたままライは立ち上がる。自分の身体を軽々と操る男の腕力にノクトは目を丸くしていた。細身に見えるライだが幼いころから王族の嗜みで護身術その他の訓練は受けている。ギャップに戸惑うノクトを抱えたままベッドから降り、ドアのほうに歩くなど造作もない。
ノクトは自分が何をされるかも分からないまま、両手をライの首に、両足を彼の腰に回してしがみつく。
ライが一歩、また一歩と進むたび、振動とノクト自身の体重で肉槍の切っ先が彼女の膣奥に突き刺さった。
「――っい、えっ? せんぱい、やっ、ちょっ……待って、ああっ、ぁ、ん!」
「大丈夫だよ、安心して。ノクトは僕に全部任せてくれればいいんだから。ちゃんとイカせてあげるからね」
「ひゃうっ、あっ、あんっ、ああ! おろしてください! うひぃっ♡ あっ♡ あっ♡ これ刺さる! おまんこの奥に、先輩のおちんちん刺さってる! 座ってするやつより深いいいいい♡♡♡ ひいっ、ああ、あああああっ♡♡」
ノクトは我も忘れ手放しで子宮口に届くチンポを称賛する。すっかり彼女は自分を女にしただけでなく、その後も知らなかったことを教えてくれる先輩チンポの虜になっていた。
そうこうしてるうちにライがドアノブに手を掛け全開にする。プライベートな空間とパブリックな空間とを仕切る壁が取り払われた。未だ二人は部屋の中にいるものの、先程までの調子で嬌声を上げればすべて他の生徒に筒抜けとなる。
恥ずかしい姿を見られてしまうかもしれない可能性にノクトは恐怖した。それでありながら彼女の膣はトプトプと愛蜜の量を増やし、男根を締め上げる粘膜も興奮気味に蠕動する。
「うぉっ♡ おぉっ♡ ほぉぉぉ゛っ♡」
「こらこら少しは声を抑えなさい。気づかれてもいいの? ノクトが僕のチンポでおまんこ気持ちよくなってるところ」
「あ゛っ♡ あぁあっ♡ あっ♡♡ む、むりです……うぇっ♡ あぁ、チンポつよすぎっ♡」
「廊下に出てみようか」
「お゛ぉぉぉっ♡ だ、だめ、はずかしい……っ♡ お゛っ、お゛っほぉぉっ♡ し、子宮口が、チンポにキスされてッ♡ はずかしいのに♡♡ 声と、とまらないぃぃい♡♡」
ライにしがみついたまま彼と一緒に廊下へ出る。人の気配はないが、いつ他のドアが開いて廊下に出てきた生徒と鉢合わせしても不思議ではない。距離にすれば数メートルの移動でしかないのに、安全地帯から遠く離れて前線に送られたような心細さがあった。
「は、はひぃ……っ♡♡ お、お゛ぉっ、イっ! ふ、深いぃぃ……っ♡ ズンズンつかれてぇ、おぉぉぉぉっ♡♡」
ノクトの身体を大きく上下に揺さぶる。持ち上げては落とし、持ち上げては落としの繰り返し。
「イキそう? 中がウネウネ動いてるよ」
「や、やりゃ、りゃめぇ……らめっ、らめらめらめぇっ♡♡」
「我慢すると逆に誰か来るかもしれないよ。早くイッたほうがいいんじゃない?」
ライがノクトの双丘を抱え直して本気ピストンで追い詰める。パンパンパンパンと二人にはすっかり耳馴染みとなった性交音が無人の廊下に響く。これだけでも誰かが気づいてドアの隙間から顔を出すかもしれない。
「ふいぃぃぃ♡♡♡ やらぁ♡♡♡ らめ、らめぇ♡ らめらめらめぇっ♡♡」
「ノクトはイクのを我慢してる時が一番可愛いなぁ。もちろん常に可愛いけどね」
「ぁ、ぁあ♡♡ やだ♡ こんなぁ♡ わたし……♡ あぁあぁ♡ あ゛っ♡ はぁあ゛あ゛あ゛っ♡ っ♡ あ゛っ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」
「我慢して、我慢して、我慢して。だけど最後はチンポに負けちゃうとこ見せて♡」
「んぁ、ぁぁ♡♡ は、はひぃ♡♡♡ らめ♡ らめぇ♡ 来ちゃう♡ イッちゃう♡♡♡ イクの止まらないぃぃぃぃっ♡♡♡」
「頭ブッ飛んじゃえ」
「ぅぁぁ♡ は、はいぃぃ♡ イキますぅぅ♡ イキますぅぅぅ♡ んっ、あっ♡ あっ♡ あ、あ゛ぁぁぁぁっ♡ イク、イクイクイクッ♡」
周囲への警戒など忘れて甲高い声で啼いたノクト。エクスタシーの衝撃に全身を弛緩させた彼女は、しがみ続けることができず結合したまま床に落ちそうになるも、先回りしてライの手が彼女の身体を支えた。
「お疲れ様。すっごくよかったよ」
放心状態のノクトに声を掛けながら廊下の隅々にまで意識を凝らす。物陰から二人の様子を伺う気配がいくつもあった。
やり過ぎたかな。明日はクルルシファーに説教されそうだ。
留学生仲間の怒りをどう鎮めようか考えながら、出歯亀たちに目礼を送ってライは部屋に戻った。その間も子宮口に押し付けられた亀頭が歩行の振動を伝えるたび、ノクトは「あっ♡ んひゅぅ♡ ひゃだっ♡」と媚びた雌声を発し続ける。
この夜を境にライが性的不能とする噂は一蹴され、変わって巨根絶倫な王子様という目撃情報が相次ぎ、側室になりたがる女生徒が密かに急増したのだった。
終わり!
全体で2万6000文字ほど。一括で投稿しても良かったけど、分割にしたほうが好きなシーン、使えそうなシーンで「しおり」挿みやすいかなと思って分けてみました。
Skeb依頼もありがとうございました!
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