TS転生ロリが女勇者にハメハメされる話 作:死期
カルラは生まれついての出来損ないだった。
魔族にあるべき角がない。羽根がない。尻尾は細くか弱い。魔力は平々凡々。自己再生以外の能力はなく、魔族としてあまりにも脆弱。生まれたときからそうだった。
カルラには淫魔にあるべき発育がなかった。背は伸びず胸は育たず尻も小さい。口は愛を囁かず、顔は妖艶な笑みを浮かべない。毛も生えない小娘にすぎないカルラは、同族から人一倍敏感な突起や尻尾を弄り回され嘲笑される屈辱の日々を過ごしてきた。
力を至上とする魔族の秩序、女性としての魅力を力とみなす淫魔のルール。全てから排斥されたカルラは奴隷同然の扱いを受け続けた。
同族によって喘がされることをなによりの恥とする淫魔の風習において、鎖に繋がれ身体を弄られることは最大級に尊厳を傷付ける行為であり、毎晩泣いて許しを乞い気を失うまで絶頂させられるカルラには、残される尊厳など欠片たりともなかった。
仕方ない部分もあった。
カルラは前世を男として生きてきた記憶があったからだ。魔族は多かれ少なれ前世の記憶を持つものだが、カルラは特にその傾向が強く、前世の影響も強く出た。女性らしい姿になることを心のどこかで拒絶していた結果がこれだった。
淫魔は生まれた時から姿が変わらない。それはカルラがこの先の長い生涯において、決して奴隷のような階級から抜け出すことなどないという証明だった。
最初から成熟した姿で誕生する妹達は、カルラの無様な姿を嗤い、存分に甚振った。姉達もまた一族の汚点たるカルラを散々に拷問した。
屈辱と諦めの日々の連続にカルラは疲弊していった。
瞳に光はなく、顔に笑みはない。
涙は枯れず悲鳴は途絶えない監禁生活の果て。
終わりの見えない地獄の日々に、一筋の光が差した。
「もう大丈夫、今たすけるからね」
牢獄の壁をぶち破り、颯爽と己を救い出した優しくも逞しい腕。温かい体温と言葉。
泣きじゃくる矮躯を抱き締めてくれたその光に、カルラは惹かれた。
⋯惹かれちゃったんだよなぁ。
◇◆◇
「⋯まだ朝、盛るな」
「えーケチー! 尻尾こんなにふりふりして誘ってるくせにー!」
「⋯そんなこと───ひんっ!?」
カルラこと私が台所で皿を洗っているというのに、容赦なく尻尾を鷲掴みにしてきた。そこは敏感なところだから絶対さわるなって言ってるのに、いつもこうだ。
「あとは私が魔法でなんとかしとくからベッドいくよ?」
「魔⋯⋯力のムダ遣いっ、だ、だめっ!」
「いやカルラにハメハメする時間を増やすためだから、全然無駄じゃないでしょ?」
常識の埒外の魔法が運用され残った皿が綺麗になっていく。尻尾をにぎにぎされてへたり込んでしまった私は、無事に姫抱きにされ運ばれていく。
どこにってもちろんベッドにだ。
なんのためにってもちろん夜戦だ。朝だけど。
昨晩も朝までヤられたわけで体感としてはつい先程まで。そうも毎晩毎晩セックス漬けにされたら身が持たないという苦言は、これまた神域の回復魔法で撤回せざるを得なくなる。
はぁ、ほんとに。
なんで私はこんな女に惚れちゃったんだろ。
◇◆◇
勇者と呼ばれる存在は、まだ私が奴隷同然だった頃から話に聞いていた。剣の一振りで大地を割り、海を裂くとか。死んでさえいなければどんな人間も癒やす魔法を使えるとか。そんな感じのおとぎ話のような存在だ。当時の私はそんな話信じてなどいなかった。
だけど現物見ちゃったので理解せざるを得ない。
勇者は神話の登場人物のようなやつだけど、実在した。
魔王を拳骨で黙らせ人魔和平交渉を実現させたし、竜王を眼力で泣かせたし、邪神をあくび混じりに叩きのめしていた。全部目の前で見せられた。
そんな勇者は、そうと知らなければ深層の令嬢のように儚げで繊細に見える。見えちまったんだちくしょう。
金銀の入り交じるプラチナブロンドのような髪は、天女の羽織物のように滑らか。空のように澄み渡る青い瞳に見つめられたものは、善人ならば平伏し罪人ならば涙し罪を告白する。
肉体は淫魔のような男の情欲を煽るためのものではなく、機能美を感じさせる靭やかで強い肉体。母性を感じさせる胸元や腰つきと肉食獣が如き引き締まった肢体。
ここまで見れば勇者という女が聖人であるかのように思える。
いや、事実聖人なんだけどね。
聖人だったから私もうっかり惚れちゃったんだけどね。
でもコイツ致命的にヤバい一点があった。
「っはぁー!合法ロリのすべすべぷにぷにのお肌サイコー!ところでハメていい?」
「⋯はっ倒す」
性欲の権化なのだ、コイツ。
それも同性にしか欲情できず、特に子どもっぽい見た目を好む犯罪者。
英雄色を好むというがそれにも限度がある。仕事がないときは日がな一日性行為に励むし、仕事があっても場合によっちゃ盛りだす。私を従者とする以前は娼館に通っていたらしいが、今は
私が淫魔じゃなきゃ強姦殺人犯になってたからな?
普通は腹上死してる。
「そんなこと言って〜。こっちの方は準備万端でへこへこしてるくせに」
「───ッ♡ やめっ、変なとこ、さわんな⋯♡」
ベッドに組み敷いて胸や内ももを捏ねくり回してくる勇者は、にへらと相好を崩している。寝巻の下はあっという間に剥ぎ取られ、上も肌蹴てるから下着が丸見えだ。
勇者の好みで着せられてるフリルの多いショーツには僅かなシミがついている。
「ほらほら尻尾ゴシゴシされて気持ちよくなっちゃったもんね?今度は先っぽ使って気持ちよくなろっか?」
「⋯ひっ、ん⋯⋯♡⋯やあっ⋯」
シュッシュッと布が擦れる音。私の尻尾を鷲掴みにしたまま、その先端でショーツを擦り始めたのだ。
⋯淫魔の尻尾は性感帯だ。黒くて長細いそれの先端はスペード状に尖っている。高位の淫魔であれば生殖機能も持つそうだが生憎こちらは下の下。そのくせ私の尻尾は淫魔一と嘲笑われるほど敏感だ。
だから、尻尾にぎにぎされたら腰砕けになっても仕方ないし、その尻尾で股座をいじられたら我慢しようがない。
「⋯やだっ♡やめ、て⋯⋯⋯ッ♡」
「どーして?やめてほしくなさそうな顔してるけど?」
「⋯⋯⋯尻尾じゃ、イヤ⋯⋯⋯ご主人が⋯⋯いい♡」
「───ほんとにかわいいなあ、カルラは」
淫魔にとって尻尾をいいように扱われるのは屈辱だ。私は同族の価値観を理解することはついぞ出来なかったけど、とにかく尻尾を道具みたいに使ってイカされたとあっては泣きたくなるほど悔しい話。
だからこれはおねだりしてるとかそういうわけじゃない。自分の尊厳を守るためのダメージコントロールなのだ。
口づけを落とされる。ねじ込まれた舌に反撃を加えようと藻掻くが強引にねじ伏せられた。ひどい。
尻尾から離された手がそのままショーツの中に潜り込んだ。いつの間にか濡れそぼったそこに指を添えてくちくちと上下される。幼い割れ目を撫であげられる度に腰が引けていくが、ベッドに組み伏せられていては限度があるわけで、あっという間に追い詰められた。
奴隷時代から散々に調教されてきた身体は、意思に関わらず勝手に反応してしまうし、こうなると勇者が満足するまで抵抗できない。
「もう濡れ濡れだね、ナカいれちゃおっか?」
「⋯⋯⋯だめっていっても、とまらないくせに♡」
「はい止める気ありません! ってことでぐちゃぐちゃにしちゃおっか!」
ずぶりと指が割れ目に押し入ってくる。中指と薬指の二本が第二関節まで浸入し壁をぞりぞり抉って外に抜ける。中から溢れてくる液体を掻き出すような仕草に悲鳴が漏れそうになったけど口を塞がれて止まる。
「⋯んぷっ、ちゅ⋯⋯ここ好きだよねー?お豆を裏からゴシゴシされるとすぐイッちゃうもんね?」
「⋯んー⋯⋯⋯♡⋯⋯ッん、んはっ⋯♡⋯⋯⋯ッ〜〜〜!!!」
勇者の指がごりごり擦る場所、そこは陰核の根本にあたるところらしく指の腹で押し込まれるたびに体ががくがく震える。
お子様体型の私に対して勇者はすらりと高身長。だから、指を普通に秘部に差し込めばかなり奥まで届いてしまう。それなのに入口付近を弄くり回すのは、それだけ私のそこが弱いから。
根本から押し上げられたクリトリスがじぃんと充血して膨れ上がる。とはいえこちとら───誠に遺憾ながら───万年ドチビの老化も成長もしないロリサキュバス。まさしく豆としか言いようのない小粒のそこは包皮の下で健気に自己主張しているだけ。
「じゃあもうイッていいよ。外からもくりくりしてあげるからね〜」
「⋯⋯⋯ォ゛ッ♡⋯⋯⋯ふ、ぅ⋯やぁ⋯♡⋯⋯しょれだめっ♡⋯⋯んぁっ⋯⋯⋯♡」
親指の腹がお子さまクリトリスをぐにっと押し潰した。中と外から弱点ロックオンされて背筋がピィンと伸びる。
これはダメだ。ダメなやつだ。
陰核を集中攻撃するこの指使いは決して離されない。押しのけて逃げ出そうにも、この貧相な腕ではびくともしない。秘部を弄くり回す手をどかそうにも、そこに根が張ったかのように離れてくれない。
親指が包皮で中身を扱くように剝いたり被せたりする度、濁った悲鳴が口から漏れて腰が引ける。中指と薬指が肉ひだを抉るたびに掠れた喘鳴が喉から出て腰を前に突き出す。
緩急つけた手遣いにすっかりやり込められた私は腰をへこへこと振って、快楽の逃げ場を探し求めるしかない。まあそんな逃げ場なんて残されてないってこれまでの経験からわかるけど、体が勝手にやってしまうんだから仕方ない。
下腹部から電流が流されたみたいにじぃんと体が温まる。いつの間にか溢れてた涙で勇者の顔が滲んで見える。今コイツはどんな顔してるんだろう。
いやだなぁ。もっと見たいのに。視界が明滅してなにがなんだかわからない。
「⋯⋯⋯ッ♡⋯⋯ご、主人⋯⋯っ!」
「なぁに?どしたの?」
「⋯⋯⋯トン、じゃう⋯♡ギュッてして⋯⋯⋯!」
「っはぁ〜〜このちんちんイライラさせる天才か?キスしてあげるから好きなだけイッていいよ?」
「───⋯⋯⋯⋯ッ、ん♡⋯⋯⋯っぁ⋯♡、⋯⋯か、は⋯⋯⋯♡」
目の前が白く光って、それで自分がどこに行ったかわからなくなった。パチパチと頭の中が弾けて体がすとんとどこかに落ちていく。足の指が勝手にぱくぱく開いて、背中が弓なりに沿った。平衡感覚もどっか行っちゃって、ただただ、気持ちよかった。
重たいって思うくらいに抱き潰されて口を覆われる。その温もりがうれしくてうれしくてなにもかもどうでもよくなっちゃう。
びくびく跳ねる身体を力づくで抑え込まれて、それでどれだけ経ったのだろう。
「気持ちよ〜くイケたね。でもちゃんとイキますって言えなかったからお仕置きかな」
「⋯⋯ぁぁあっ⋯⋯⋯♡⋯⋯⋯ごめ、ごえんな、しゃ⋯⋯⋯んぁっ♡⋯⋯⋯ま、まっへ⋯⋯⋯ひ、ぎゅっ⋯⋯⋯♡」
「ほんっとサキュバスなのにクソザコまんこだねー」
イッてすぐなのに指が止まらない。チカチカ目の前が光って身体が跳ねそうになるのに、がっしりと抑え込まれてるものだから股座から波濤めいて押し寄せる快楽を逃せず、口からあーとかうーとかそういう情けない声を上げてやり過ごすしかなくなった。
まあ当然そんな姑息な手段で堪えられるほど勇者の手管は甘くなくって、すぐにまたイカされた。イッたら宣言しなさいといつも躾けられてたけどそんなことしてるだけの余裕がない。
イキましたって言うまで勇者の手は止まらないけど、私の口はそんなこと言い出すだけの余裕を一生取り戻せない。陰核を内と外から嬲られる快楽は、私か勇者どちらかが折れるまで終わらない地獄。
「おーぷしぷしお潮噴いてるね。そんなにお仕置き気持ちよかったか。乱暴にごりごりされるの大好きなんだね〜?」
「⋯⋯⋯ッ♡───っぁ♡⋯⋯⋯⋯♡♡♡」
おまんこの入り口とお豆を挟んで離さない手に、延々と翻弄される。さっきからイキっぱなしで息継ぎができなくて苦しい。苦しいのに気持ちいい。ぞりぞり擦られるGスポットとクリトリスの悦楽は破滅的で、耐えられない。
これまでに開発され尽くしてしまったから、もう私にはどうすることもできない。ぐちゅぐちゅ掻き混ぜられて泡立つ愛液がお腹まで垂れてきて、もうなにがなんだか。
結局、ぐりりとナカを引っ掻かれて目の前が真っ暗になるような深イキを決めるまで、勇者は許してはくれなかった。
◇◆◇
「うわー見てみてコレ、パンツドロドロだよ。ほんとにエッチな体してるね!」
「⋯⋯⋯見んな」
「あーまた生意気なこと言って! こっちはこんなに素直なのに!」
「⋯⋯ひんっ♡」
ショーツを目の前でひらひら見せられた。いつの間にか剥ぎ取られてたそれはクロッチと言わず全面に渡って粘性の液体が付着しており、まあ、その、私が気持ちよくなりすぎてびちゃびちゃになってた。
⋯仕方ないじゃん。そういう身体にされちゃったんだし。
姉さんや妹、あと勇者のせいだ。私は悪くない。だから尻尾は勘弁してください。
「うーんこんだけ解れてたらハメてもよさそうかな。いいよね?」
「ばか」
「んじゃおっけーってことで」
「⋯⋯⋯ばか」
躊躇なくズボンやらなんやら脱ぎ去って全裸になる勇者。何度見ても素晴らしい肉体美だ。女性性と靭やかさが共存した肉食獣のような肢体。抜群のプロポーションの体には古傷が何箇所か見て取れる。
そんな勇者の股間には、別段なにもない。両性具有とかそういうわけではなく、金とも銀ともつかない陰毛に覆われた女性の陰部があるだけ。
そんなんでナニをハメるんだと笑ったのは初夜だけだ。
「それじゃあドMの変態ロリサキュバスを成敗する光のおちんぽの登場です!」
「⋯へんたいじゃないし」
勇者の股間に光の帯が収束していく。白い極光は神聖ささえ感じる聖なる光なのだが、それが男根の形を成していくのはシュールを通り越してなんらかの宗教家から怒られないかとヒヤヒヤさせられる。実際これ勇者教への冒涜でしょ。
勇者の固有魔法、聖剣魔法。万能たる光を束ねて悪を浄化する勇者だけが持つ世界唯一の魔法。それの応用で神経の通ったペニスを作っているのだ。まじで怒られろお前。
そして完成した光のおちんぽ。天を貫かんと反り返る幹に、凶悪にはったエラ。大きさは彼女の背丈を考えれば常識の範疇にあるが、私の体を考えたら普通にデカすぎる。殺す気か? いやギリギリいけるけど⋯
「いろいろ弄ったけどやっぱりこの形・大きさが一番反応いいんだよね。こんなでっかいのが好きなんてほんとに物好きだなー」
「⋯うるさい、しらない。ばーかばーか」
⋯いらんこと言いやがって。
勇者の光のおちんぽ(仮称)は一応聖剣の一種らしく、魔族である私には強烈な特効効果を持つ。勇者はその効果を弄ってるらしく、その効き目は、なんというか、身をもって知ってる。
頭がばかになっちゃうからやめてほしいんだけど言っても聞かない。
「ほんとに生意気だなー。クソザコまんこのくせにそうやってすぐ煽る」
「⋯そーろーのくせに」
「っはぁーカチンと来た。オラ足開けろ、泣いてもやめないからな」
「⋯ぼ、ぼーりょくはんたい⋯⋯⋯!⋯⋯ひっ⋯!?」
ぐいっと両足を開かれる。咄嗟に閉じようとしたが何かに引っ張られて上手く行かない。よく見たら足首にリボン状の光の帯が絡みついて固定している。
困ったら実力行使する暴力女め!そんなだからモテないんだ。知らんけど。
とにかくあけっぴろげになったつるつるの股座に、勇者の光のおちんぽが添えられて私としては焦りに焦っている。アレをハメられたが最後、最下級の淫魔に過ぎない私は普通に死ねる。光のパワーとかそういうのじゃなくてイキ過ぎて腹上死。絶頂だけで地獄と天国を同時視聴。
「⋯ま、まって⋯⋯⋯落ち着いて⋯、せっかちな女はモテない」
「モテなくていいでしょ。カルラがいるもん」
「⋯ん゛ん゛っ」
「じゃハメるよ」
「⋯まっ─────ぁ」
◇◆◇
「────ぁ」
「あ、起きた? よかったよかった。流石に気絶したままやるのに味気なさ感じてたところだったから」
あれ、なんだっけ。後ろから声がしてきて、うーん、これは勇者に抱えられて座ってるのかな。
ちょっと記憶が飛んでる。何があったのか思い出せない。というか今これどういう状況だっ────
「────ぉ゛ッ⋯⋯⋯♡⋯⋯、⋯は、あ⋯⋯♡」
「これ好きだよねー。後ろからぎゅーってしただけで嬉しくてイッちゃうもんね?」
腹部に強烈な拡張と圧迫。内臓が押しのけられていく異物感に肺が縮み上がる。下腹部を見ればおへそのあたりまでがかすかに膨らんでいる。パチリと目の前で火花が散り、あえなく絶頂する。
背面座位と呼ばれる体位だった。勇者の膝の上に座らされて、ずっぷりとおちんぽに貫かれている。後ろから抱きすくめられて温かな体温と匂い、早鐘を打つ鼓動さえ感じ取れる。
「⋯まだ動かしてないよ。カルラがじゅうぶん気持ちよくなれるまでじっくり待ってるの」
「───⋯⋯ッは、はぁ⋯⋯♡⋯⋯こ、こぇ⋯⋯あたま、へんになる⋯⋯♡⋯⋯おく、つぶれて⋯⋯⋯♡⋯⋯⋯ひっ⋯♡」
「うおっやば、めっちゃうねる⋯⋯⋯でもまだ動かないからね?」
動いていない。奥までずっぷり男根で埋め尽くされて、子宮の入り口にぐりりと先端を押し付けたまま、一向に動いていない。たぶん最初にハメられてすぐ気を失って、その間ずっとこの格好のままだったんだ。
「すぐ失神しちゃうからね⋯⋯⋯慣れるまで待ってあげないと、かわいそう」
「⋯⋯⋯ひんっ⋯♡⋯⋯⋯やら、やらぁ⋯⋯!⋯⋯⋯これキライ⋯⋯♡⋯⋯⋯せつないのっ⋯⋯⋯♡」
「⋯⋯⋯だ、だめだからね。もうちょっと慣れなきゃカルラがしんどいんだから」
「⋯⋯うーーー⋯♡」
頭やお腹を撫でられて甘イキする。けれど決定的な刺激を欠いたままがっしりと捕まえられている。
この手さえどかしてくれればすぐに腰でも振って気持ちよくなれるし、自分の手で好きなところ弄ってもっと気持ちよくなれるのに離してくれない。
自分だってずんずんピストンしたいくせに、勇者は私の体を慮ってなにやら長ったらしい魔法を使ってる。魔法への造詣が浅い私にはよくわからないけど、体力を回復したり魔族へのダメージが入らないようにするためのものらしい。
⋯そんなのいいのに。ハメ殺すくらいにめちゃくちゃにしてくれていいのに。
「⋯⋯⋯うん、いいね。じゃあお待ちかねの時間だよ」
「⋯⋯⋯♡」
「⋯マジでその顔私以外に見せたらだめだからな?」
「───⋯⋯⋯ッ、ぎッ⋯♡⋯⋯ぁ⋯♡」
「うおっキッツ⋯こんなに慣らしたのに、めちゃくちゃ搾り取ってくるじゃん⋯⋯!」
ぱちゅんと肉を打つ音がした。
勇者がオナホでも使うように私の腰を持ちあげて、そのままズンと突き入れてきた。
肉棒───肉ではないんだけど───の先端が、蜜壺の入り口を抉り、ぐずぐずにとろけきった子宮口に突き立った。
頭が、真っ白になった。
一発で限界を迎えて手足がわなわな震えるけれど、勇者は待ってくれない。返しのように反る凶悪なエラで膣壁を掻きむしりながらペニスが引き抜かれ、またズンと突き上げられる。
巧みな腰使いで行われるピストン運動は、内臓が全部ひっくり返っちゃったんじゃないかと思うくらい強烈で、吹き出した愛液を撹拌しながらぐじゅぐじゅと音を立てる。
「──⋯⋯ッは⋯⋯♡⋯⋯ぎッ⋯♡⋯⋯んぁッ、は、ぁぁああッ♡♡♡」
「やっば、締め付けすぎでしょ。イキまくりのちょろマンのくせに、ちんぽ大好きすぎか?」
気持ちいい。とにかく気持ちいい。
オナホでも使うみたいにめちゃくちゃにパンパンされて気が狂いそう。モノのように扱われるのは屈辱的なのに、勇者にされるのなら別にいいかなんて思えてしまって泣けてくる。
かと思えば奥までぐちゅりと貫いたまま、すり鉢でも使うようにぐりぐりとお腹の奥をすり潰される。お胎の奥で押し潰された子宮口が悲鳴を上げて腰が抜けそうなほどの快感が弾ける。
おなかの中に焼き鏝でもいれられたのかと錯覚するほどの灼熱感。体を小刻みに揺らされて餅でもこねるように子宮口が捏ね回され、呼吸も覚束ない。
「⋯⋯⋯ッ♡⋯⋯んぉ゛ッ⋯♡⋯⋯ぉォ゛ォ゛ン⋯⋯♡♡♡」
「っ、はぁ、可愛すぎか? この顔でポルチオイキしてまんこうねらせるてのヤバいでしょ♡」
何もわからないうちに絶頂した。
頭の中が灼熱の炎に焼かれて上下も左右もわからない。ぎゅうっと抱き締めてくれる温もりだけを頼りに、精神がどこかわからないところに旅立つ。
お胎を捏ねくり回されて喉から獣のような喘ぎ声を搾り取られる。みっともない声なんて出したくないのに体が勝手に悲鳴を上げる。
ぼろぼろ涙を溢して必死に謝る。謝ってるつもりになる。だってこれはダメだ。こんなに気持ちいいことされたら頭がばかになっちゃう。セックスしか考えられないお猿さんにされちゃう。
だけど壊れたオモチャみたいに跳ね回るはずだった体を勇者がしっかり捕まえて、散々追い打ちしてくるものだから、気付いたときには絶頂してて、何度も何度も絶頂してて、咽び泣いて許しを請う。
卑怯だとさえ思える腰使いに何度も泣かされて、頭がぐちゃぐちゃになっていく。
⋯これでもまだ、序の口なんて思いたくもないけど。
「っ、んほっ⋯⋯⋯やば、そろそろ私も、キツくなってきたから、しあげにいこっか⋯!」
「─────ぁ⋯⋯♡⋯⋯⋯ッ♡、⋯⋯⋯♡♡♡」
「あー聞こえてないなこりゃ」
腰を掴むだけだった手が、下腹部まで伸びてきて。
ぷっくり腫れた陰核を捏ねた。
世界から音が消えた。
誰かの、押し殺したような悲鳴が聞こえた。屠殺される家畜のような惨めったらしくて情けない断末魔。それが自分の口から漏れていると気付くのに、どれだけかかったのかわからない。
それより速くイッた。絶頂と絶頂の間にあるべき時間が失われ、酩酊感と浮遊感、虚脱感がごちゃまぜの世界で飛んでいる。
「⋯ほんっと、おまめちゃんくりくりされるの好きだね♡ このスイッチ押してもナカぐりぐりしてもイキ散らすとか、ほんとエロすぎる体してるな」
何を言われてるのか理解できない。声が遠い。目の前が暗い。
音も光もない世界で、ずんずん内臓を突き上げるペニス、股座に伸び陰核を弄り倒す指、どこにも飛んでいかないようにしっかり抑えてくれる体温だけが明瞭に感じられる。
「⋯⋯⋯っく、やばっ、出そう。名器すぎでしょこのまんこ⋯⋯⋯!」
「───⋯⋯⋯ッ♡⋯⋯⋯だして⋯♡♡♡⋯⋯⋯ぜんぶっ、ぜんぶちょーだいっ♡♡♡」
「⋯⋯⋯まじで、さっきまで人間の言葉喋れなかったくせに、ざーめんおねだり、うますぎでしょッ⋯♡」
ピストンの間隔が狭まる。
余裕のない声がたしかに聞こえて、それがとても嬉しい。こんなわたしで気持ちよくなってくれて嬉しくてたまらない。
Gスポットを擦られてイッた。子宮口を押し潰されてイッた。陰核を扱かれてイッた。勇者が私の体を弄る度にどこかしらで限界を迎えては絶頂する。気持ちいい。快感だけが脳を隅から隅まで埋め尽くしていって飽和する。
どろどろに溶かされてしまった頭が、次に思ったのはたった一つのこと。
勇者にも、気持ちよくなってほしい。
この体好きに使っていいから、めいいっぱい気持ちよくなってほしい。もっともっと激しく、自分本意に、道具みたいに私を使って、自分のためだけに気持ちよくなってほしい。
「⋯⋯⋯♡♡♡」
「───ッ、ほんと、その顔。私以外に見せんなよ! ⋯⋯っぐ⋯⋯⋯っ、くっ、で、でる⋯⋯⋯⋯⋯⋯っ!」
最奥までちんぽが貫いた瞬間、激しいピストン運動が止まりぐちゅりと子宮口が潰される。回された腕が臍のあたりをぐっと抑え、おちんぽと外圧のダブルパンチに見舞われたボルチオ性感帯から電流が流れ全身が痙攣した。
勇者が自分の余裕のなさを誤魔化そうとクリトリスをかりかり掻いて、とばっちりを受けた私は身も世もなく悲鳴を上げ絶頂する。
「⋯⋯⋯⋯うっ、うぐっ⋯!」
「────⋯⋯♡♡♡」
―――びゅうっ、びゅくっ、どぷるるるるるる⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯っっっ
音が聞こえるかと思うほどの大量の射精。
じんわりと腟内を埋め尽くす温かな感触に身震い。勇者は私にちんぽを扱かせようとしてお腹を撫でるのも、陰核を捏ねるのも止めないから絶頂してきゅうきゅうちんぽを締め付けてしまう。
「⋯⋯⋯っぐ、はぁっ、やばすぎ♡ 全部持ってかれるかと思った♡」
「───⋯⋯⋯ッ♡⋯ぁ⋯♡⋯⋯んへ⋯♡♡」
「あーこれは他所様に見せられない顔してるな。絶対変な男に捕まって一生ハメ倒されるわ」
ちゅぽんとはしたない音を立ててペニスが引き抜かれる。お腹を内からギチギチに膨らませていた元凶がなくなり名残惜しささえ感じる。
でも大丈夫。
勇者は絶倫だから、まだまだめちゃくちゃに犯してくれるから。大丈夫なのだ。
「⋯⋯⋯あ、やべ。午後から依頼あったわ」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯⋯?」
◇◆◇
「いやゴメンって、本当に忘れてたんだって」
「⋯⋯⋯⋯⋯⋯なにあやまってんの」
「だって怒ってるでしょ。めちゃくちゃ物欲しげな顔してたのにお預けしちゃって」
「⋯⋯⋯⋯おこってないし、ハメられたくないし」
「えーーーうそだー!だってあんなうるうるおめめで───アイタッ!? いや痛くないけど」
信じられないことにこの女、午後から予定があることを忘れていたらしい。ふざけんな。
甘怠い体にムチを打ち、慌てて身支度整えさせたのがつい先程。勇者はその間ずっと意味不明な謝罪を続けてきた。
⋯別にハメられたくてハメられてたわけじゃない。私は一応勇者の
あと私も淫魔だから精力を吸収しないと栄養失調になって死にかねないから、ほんとに仕方なくやってるだけ。
お腹に手をやる。先程ぶち込まれたザーメンは本来のそれとは違う。勇者が魔力と精力を液体に還元したもので淫魔の栄養源に限りなく近いものだ。
貧弱淫魔である私は定期的にこれをもらってないと近いうちに死ぬ。出来損ないだからね。
「うーんそっか。でもそんなプルプル震えながら我慢させるのも酷だし、これ使おっかな」
そう言って勇者が亜空間ポケットから取り出したのは、ピンク色のよくわからない物体。二股に別れてて片方はいくつか隆起した部分があり大きい、もう片方は小さいがなにやらブラシみたいなものが内側に生えている。
⋯なんか嫌な予感がするな。
手をワキワキさせながら勇者が迫ってくる。
「⋯⋯⋯なにそれ」
「これはウ=ティラの民が作ったバイブってやつらしいよ。魔力を込めると振動するらしくってね、カルラも満足すると思う」
「………? どゆこと?」
勇者がそのピンク色の物体に小瓶から出した粘性の液体をかけている。何やってんだそれ。見間違いじゃなきゃ媚薬じゃなかったか?
そのまま魔力をピンク色の物体に送り込むとヴゥンと音がする。羽虫の羽ばたきのようなそれは微細な振動音らしい。うねうねとくねりながら輪郭がぼやけるような速度で震えている。
…………。
え、もしかしてそのおぞましい物体を突っ込むつもりじゃないよね。
形状を見る限り、なるほど、あのブラシがクリに当たって、節みたいになってるところが中から責めて、それがぶるぶる震える…?
「あーなるほどね、これは効くんじゃないかな。ちょっとそこに居直って」
「⋯⋯⋯え、なに。なにする気⋯⋯?ちょっと待って、え、それ、どこ触ってッッッッ!!!」
◇◆◇
覚えた。
ばいぶってやつは極めて危険な兵器だ。
疲れ知らずでへんなとこを按摩してくるあの魔道具は、ヒトの尊厳を叩き折るだけの力がある。
それはそれとしてあんなものぶち込んで、魔法で抜けないようにしたまま家を一晩開けた勇者は許さない。あとお漏らししたのを笑ったことも許さない。いつかしばく。
ところでその、ばいぶってやつ、そんなにバリエーション豊かなんですか。
え?はい試作品?ご主人、ウ=ティラの民と交流があって、いくつか試作品をもらってきたと。
はあそういうこともあるんですね。で、それ私に関係ないですよね。
まさかいい実験台がいるからとかそんな調子で預かってきたわけじゃないですよね。その実験台私とかじゃないですよね。
まじであれしんどいんです。もう足腰くたくたです。イキまくって床でごろごろ転がって頭ぶつけて痛かったんです。まてまてまてまてベッドに縛ればいいってもんじゃないんです。それ全部使う気じゃないですよねマジで死ぬ死ぬ。
やめ。
あっ。