※この作品はR-18です。

TS転生ロリが女勇者にハメハメされる話   作:死期

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TS転生ロリ、お酒で失敗する

 ウ=ティラの民とは異世界からの来訪者のことを指す。彼ら、彼女ら自身がそう名乗りを上げており、彼の民が齎した技術はこの世界のそれとは隔絶したものだ。

 

 農業に始まり灌漑、衛生観念など彼らの功績を挙げれば枚挙に暇がない。勇者とは異なる意味でウ=ティラの民は救世主ともてはやされる。

 

 だが故あってわたくしカルラは、彼の民を許せない。許してはならない。

 

『───⋯⋯ひ、あっ⋯⋯♡⋯⋯やらっ⋯♡⋯⋯いっへる⋯⋯いっへるから⋯⋯⋯っ⋯⋯♡♡♡』

『うんうん、じゃあもっとイキ顔さらそっか。ほらあっちのレンズ見て?』

『───⋯⋯⋯♡♡♡」

「⋯⋯⋯なにこれ」

 

 ハメ撮りというらしい。

 

 黒髪の幼い少女───というか私が、プラチナブロンドの勇者にバックで虐待されてる。うん、体格差見る限り普通にこれ虐待でしょ。

 

 それにしては、その、表情とかめちゃくちゃ気持ちよさそうで、え、これ本当に私の顔? 私こんな情けない顔してないし、絶対魔法かなんかでいじられてるでしょ。

 

 ちなみにこれは魔水晶でできた記録媒体に映像を転写し、それを空間に投影できるというオーパーツめいた魔道具。出かけている勇者が「触っていいけど壊しちゃだめだよ」とか言ってたその水晶に魔力を通してみれば、出てきたのはパコパコハメられてるときの映像だ。

 

 この魔道具が値段もつけられないほど高価なものでなければ、即刻破壊していたところだ。

 

 ウ=ティラの民、本当にいらないもんばっかつくりやがって。いつか出会ったら張り倒してやる。

 

『───⋯⋯ッ、これ⋯⋯やら、はずかしい⋯⋯⋯♡♡♡』

『安心して、これは誰にも見せないから。カルラのイキ顔は私だけのものだからね?』

『───⋯ッ!⋯⋯んへ⋯⋯⋯♡♡♡』

「⋯⋯⋯⋯⋯、」

 

 ⋯⋯⋯⋯⋯まじか、これ。

 

 画面の中の少女は蕩けきった顔でにへらと笑ってる。目にはハートマークまで浮かべてるし、安心したように表情でなすがままにされてる。

 

 抵抗、できないのだろう。背後から腰を持たれてずんずん突かれてるから足が地面についていない。上半身をテーブルの上に預けて衝撃の一切を逃せないまま何分も犯されてる。

 

 確かにこれだけ奥を責められたら、イキまくって頭の中空っぽになってもおかしくない気はするけど、そんな顔するか? 私が?

 

 ちらっと鏡を見る。

 

 垂れた眉とジトッとした目つきが目につく。口も横一文字で、なんというか可愛げがない。笑顔でも作ろうかとしたけど表情筋が死んでるのか、無表情から変わらない。

 

「───⋯⋯やっぱりこの魔道具がおかしいんでしょ」

 

 あんあん喘いでいる音声が響く中、私はそう結論づける。身体は、その、調教されてるせいで、おちんぽハメられたら勝手に屈服しちゃうけど、心はその限りではない。

 

 私は仕方なく体を自由にさせてるだけで、そこに他意はない。よってこんな愛おしげな顔もするはずがないので、この魔道具は壊れてる。

 

 完璧な論理だ。

 

「───⋯⋯⋯⋯それにしても」

   

 気持ちよさそうだな。

 

 画面の中の少女は奥まで突かれて何度も絶頂してる。ついに余裕をなくした勇者は、最後に大きなストロークでペニスを突き立てた後、少女の身体を引き寄せ潰れそうなほど強く掻き抱いてる。

 

 少女はぶるぶると震えてしきりにキスをねだり、強引に口を塞がれるとそれだけでまた絶頂している。

 

 

 

 ⋯⋯⋯⋯⋯⋯。

 

 

 別に、羨ましい、とかじゃないし。

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 勇者は昨晩から出かけている。強力な邪神の使徒が現れたと王国騎士団から要請を受けて飛び出していったのだ。多分とっくの昔にしばき終わってるだろうけど、避難者の慰撫とかがあってなかなか帰ってこれないのだ。

 

 勇者が出かける直前まで、私はねちっこく前戯を受けていたものだから、なんというか消化不良、欲求不満だ。

 

 自分で慰めようと頑張ったけれど勇者にされてるようなのと比べると全然だめで、余計お腹の中の火が燻ってしまった。

 

 やけになって暴飲暴食でもしようかと思ったけど、それで太ったりしたらヤだし、勇者の好みの体型からずれたらと考えたらぞっとしないのでやめた。仮に勇者に嫌われたら、どこにもいけないし死んでしまう。

 

 でもなにもしないのもアレだったから、冷蔵庫にあった美味しそうなジュースだけ少しもらった。さくらんぼの味がして頭がふわっとするジュースだった。ごちそうさま。

 

 まあともかく、欲求不満なことに変わりはない。

 

 そこに来て先程の魔道具だ。

 

 暇つぶしに映像を再生してみたら余計ムラムラしてしかたない。ほんとにこんな体になるまで調教しやがった姉妹や勇者には責任取ってほしい。今すぐ。

 

「⋯⋯⋯あ、これって⋯⋯?」

 

 そうして体の熱を発散しようとうろうろ屋敷中を歩き回っていたら、見覚えのある小道具を見つけた。ピンク色で魔力を通せばぶるぶる振動する例のアレ。ウ=ティラの民が作り給うた『ばいぶ』なる魔道具だ。

 

 少し近くを探せばその親戚らしきたくさんのオモチャが詰め込まれた箱。こいつらの破壊力と使い方は身をもって知ってる。

 

 まさに呪われたガラクタ。世に出してはならない最悪のゴミだった。

 

 見なかったことにしてしまっておこう。そうすべきだ。

 

 こんなの。

 

 こんなもの⋯

 

 ⋯⋯、

 ⋯⋯⋯⋯。

 ⋯⋯⋯⋯⋯。

 

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯道具に罪はない、か」

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

『───⋯⋯っ♡⋯⋯⋯おく、まで⋯⋯♡⋯⋯あたってる⋯⋯♡♡♡』

『ここも気持ちいいかー!ほんと弱点だらけだなこのまんこ!ほらポルチオ責められてイキ潮ふけ!!』

『───⋯⋯⋯ッ⋯♡♡♡』

 

 止め方のわからない記録装置がまだ映像を垂れ流してた。思うところがないわけではないが、その、オカズとしては有用だ。寝バックで少女を押しつぶして腰を振っている勇者は、屋敷内の言動に目を瞑れば聖人そのもの。

 

 多くの人を救済した見目麗しき女性だ。単純な美醜の話をするなら天女もかくやという美しさである。その外見に騙されて一目惚れした結果痛い目を見た。見たというか現在進行系で見てる。毎日オナペット生活だ。

 

 ともかく、そんな勇者が気持ちよさそうに腰を振っているのはなかなか見ごたえがある。その下で潰されて善がり狂ってる少女(わたし)はないものとして扱おう。だって私あんな顔してないし別人だ。

 

 箱ごと持ってきたおぞましい道具たちは、まだ自分で使ったことはないから勝手がわからない。とりあえずローションを垂らしてみる。

 

「⋯⋯⋯前は媚薬盛られたけど、今日のは普通のだし」

 

 ピンク色のばいぶはてらてらと艶めかしく輝き、魔力を通したらすごい勢いで動き始めた。慌てて止めようとしたがなかなか上手く行かない。結構精密な魔力操作を要求されるな。

 

 どうにか動きを止めたところで、自分の衣服を見る。昨晩着てたネグリジェのままだ。ショーツはかえたはずなのに、もうべっとりとしてて煩わしい。家に誰もいないのをいいことにそのままぺいっと放る。

 

 スースーした感覚ともどかしいむずむずした感覚。

 

『───⋯⋯⋯ッ♡⋯⋯⋯か、は⋯⋯っ♡♡♡』

『うぐっ⋯⋯締め付け、すぎ⋯⋯♡このほしがりまんこめ⋯⋯⋯♡⋯⋯どんだけイッたら気が済むんだッ♡♡♡』

『───⋯⋯ぉへんにゃ⋯⋯♡⋯⋯ほへんにゃ♡♡⋯⋯⋯しゃいっ♡♡♡』

 

 映像に吸い寄せられそうになる視線をどうにか股座に戻し、手に持ってるばいぶに集中する。とっくの昔から大洪水になってる秘部は、いまかいまかと挿入物を待ち侘びている。

 

 自分のちっちゃな指じゃぜんぜんだめだったけど、このばいぶってやつなら大丈夫。意を決して股に当てがい魔力を通す。

 

「───⋯⋯ふっ⋯ぅ⋯⋯こ、これ⋯⋯」

 

 弱い振動だった。勇者が魔力を通してくれたときとは全然強さが違う。おっかなびっくり使ったものだから、上手く魔力が通らなかったのだ。

 

 それでもゔーんと音を立てて震えるそれは、気持ちよかった。つるつるのぴったり閉じた縦筋に沿わせて上下に動かす。指でイジられてるみたいで、幼裂から粘性の液体が渋いてくる。

 

 膝立ちになり、おまたにばいぶを押し付けて悶える。気持ちいいけど物足りない。

 

 そう思ったときだった。

 

『───⋯⋯⋯んぉ゛ぉ゛ッ♡♡♡』

『おーえらいえらい、深イキできたねー。でももっともっと気持ちよくなれるはずだよ?』

 

「───⋯⋯ッは、なに、これ⋯⋯⋯つよく⋯⋯!?」

 

 振動が強くなった。

 

 映像に目を取られ、自分もあれくらい気持ちよくなれたらなんて思ってしまった。その拍子に魔力をたくさんばいぶに送り込んでしまったのだ。ばいぶの魔力貯蔵部はかなりの容量があったのにほとんどいっぱいになるまで送ってしまった。これならそうそう魔力切れで止まったりしない。

 

 振動が強まったおかげで満足行くだけの刺激が生まれた。ぐいっと割れ目に押しつけると愛液がしぶき、強すぎる快楽に腰が引ける。そうして離れるとか細い振動が幼い恥丘をふるふると揺さぶり体を丸めて快楽に耽溺する。

 

 押し付けては離し、離しては押し付ける。

 

『───⋯⋯⋯ォ゛ォ゛ンッ♡♡♡⋯⋯⋯ん、⋯⋯ぁぁああっ⋯⋯♡♡♡』

『縛られるのが好きとか、本当にマゾすぎでしょ⋯⋯⋯♡⋯⋯やっば⋯⋯♡⋯⋯⋯首輪つけてるの目に毒すぎる、ちんちんに響く⋯⋯⋯♡』

 

「───⋯⋯っ、ふ⋯⋯、う、ぐっ⋯っ⋯⋯♡」

 

 映像の中の私が手足を縛られたまま犯されてる。パンパンハメられながらクリトリスを扱かれまくってる。

 

 キツイやつだ。

 

 中を擦られてるだけで限界なのに、クリちんぽごしごしされたらおしまいだ。勇者はこれやるの大好きだからいったん始まったら気絶するまで終わらない。気絶しても終わらない。

 

 苦しそうに喘ぎ逃げ出そうと藻掻くのが全部撮られてる。勇者の顔は嗜虐的につり上がっててぞくぞくする。その笑顔を私に向けてほしい。もっとめちゃくちゃになるまで犯してほしい。

 

 ばいぶをもっと強く押し当てる。気持ちいい。

 

 気持ちよすぎて、辛い。

 

 離したい。離したいけど我慢してぐいぐい押し付ける。

 

 イヤだ。辛い。気持ちいい。離したい。離したくない。もっと。もっと。我慢しなきゃ。

 

 映像の中の私は容赦なく犯されてる。やめてほしいって言葉も言えずにぐちゃぐちゃにされてて。

 

 

 

 ───羨ましい。

 

 

「───⋯⋯⋯ッ⋯⋯⋯はっ、あ、っ⋯⋯♡♡♡」

 

『─────ぁ⋯⋯⋯♡♡♡』

『⋯⋯⋯そろそろ、私も出そう⋯⋯♡♡♡⋯⋯⋯これ何回目だっけ?⋯⋯⋯まあいっか、しばらく休みだし⋯⋯二日くらいセックス漬けにしよ?』

 

 イッた。

 目に涙が滲んで視界がチカチカして、体中が甘くて怠い。虚脱感と酩酊感が襲ってきてばいぶを取り落としそうになる。

 

 でも、離さない。

 もっと強く押し付ける。

 

 それだけじゃ足りなくてごしごしと擦る。節になった部分が幼裂を掻き分けて入り口を擦っていく。

 

 気持ちいい。でも足りない。

 

 勇者の責めはこんなものじゃない。

 映像の私は、もう息も絶え絶えで目なんてどこ見てるかわからない。何も考えられずに快楽の奔流に弄ばれてる。それでも勇者は手も腰も休めずに私をイカせることだけ考えて嬲っている。

 

 あんなふうに、私も。もっと。もっと。

 

 ヴゥンと唸るばいぶの持ち方を変えて、クリトリスに触れてみる。

 

「───⋯⋯っは、はぐっ⋯⋯うぅ〜〜〜⋯⋯♡♡♡」

 

 一番やばいのがきた。

 少し先端で触れただけなのにイキかけた。うそ。イッちゃった。びっくりしてすぐにぱっと離してしまった。

 

 だめ。こんなんじゃだめ。もっと我慢しなきゃ。我慢して、我慢してもっとイジメないと。

 

 へこへこと情けなく引けていく腰に、勇気を振り絞ってばいぶを近づけ、クリトリスに押し当てた。

 

『─────、』

『⋯⋯うぐっ、で、そう⋯⋯、オラ起きろ⋯っ♡⋯⋯イキ潮噴きまくって目ェ覚ませ⋯⋯⋯♡♡♡』

『───⋯⋯⋯ぎっ、ぃ゛ッッッ♡♡♡』

 

「───⋯⋯はっ⋯⋯♡♡⋯⋯ふ、ぐぅ⋯⋯♡♡♡⋯⋯ぅぎゅぅ゛〜〜〜⋯♡♡♡」

 

 辛い。苦しい。

 イッた。イキました。イッてるけど、離しちゃだめ。

 もっとめちゃくちゃにして。

 

 気絶してたのにクリ押し潰されて目を覚ましてる。勇者にあんなにイジメられるなんて、ずるい。私も、もっともっとイジメてほしいのに。なんでいないの。どうしてここにいないの。

 

 荒い息を吐いてぐりぐり陰核を押し潰す。だめ。今すぐ離したいほど気持ちよくって辛いのに、足りない。全然足りない。

 

 さっきからイキまくってるのに物足りない。寂しい。羨ましい。

 

 なんでだろ。お腹が寂しいからかな。勇者のおちんぽで中をぐりぐりされてないから寂しいんだ。

 

 ばいぶの持ち手を握り直す。先端を割れ目の真ん中に当てて、思い切って突き刺した。

 

『⋯⋯⋯やっべ、でるぞ、でる⋯⋯⋯う、ぐっ⋯⋯♡♡♡』

『───⋯⋯ッ⋯⋯♡♡♡⋯⋯ぉ゛っ⋯⋯♡⋯⋯⋯う、ぐぅ〜〜〜♡♡♡』

 

「───⋯⋯⋯っは、お⋯⋯⋯♡♡♡」

 

 キツくて、奥まで押し込むのが大変だった。

 最初にじょりっとGスポット擦られて頭が真っ白になった。でも我慢してばいぶを押した。

 節になっている場所が色んな弱いとこ抉って進んだから、もうボロボロ泣きながら頑張った。

 

 最後に奥まで届いた先端が子宮口を按摩してきたから目の前でパチパチ火花が散って崩れ落ちそうになったけど、どうにかこらえた。

 

───嘘だ。

 

 子宮口ぐずぐずにされ始めたとき、ちょうどブラシ状になった二股の片割れがクリトリスをめちゃくちゃに磨き始めた衝撃で叩き起こされたのだ。筆のように柔らかい繊維が振動してこしょこしょと擦ったかと思えば、うねうねと動きながら二股に別れた部分の角度を鋭角に変えてきて押しつぶされる。

 

 ボルチオだけじゃなくてGスポットの場所がぷっくりと膨らむ形になってるからごりごりえぐられる。

 

 気持ちいい。

 無機質で容赦のない責めが気持ちいい。どうしようもなく物足りなくって、でもこれが私のできる精一杯だから、一生懸命ばいぶの持ち手を掴んでぐりぐりと追い詰める。

 

 まだ動ける。動けてしまう。

 勇者なら動けなくなるまでイジメてくれて、動けなくなったあとでも犯してくれるのに。

 

 ぽろぽろと涙が止まらない。頑張ってるのに。気持ちよくって頭がどうにかなりそうなのに、足りない。

 

 一人じゃだめなんだ。

 

「───⋯⋯ぅぅ〜〜〜♡⋯⋯ぅ゛〜〜ッ、⋯⋯ごしゅ、じん⋯⋯♡♡♡」

 

 恋しい。

 なんでアイツはいないんだ。

 いつも呼んでもないくせに来てくれるくせに、そばにいてほしいときにはどっかいっちゃう。

 

 私をほっぽりだして、だれかを助けにいっちゃう。なんで。くやしい。

 

 私のこと好きだとか誰にもやらないとか言ってるくせに。

 

 

 

 

 

「───ただま〜〜〜! ごはんにする?お風呂にする?もちろん、カ・ル⋯⋯⋯⋯エーーーーーっ!???なにこれ、なんで泣いて⋯⋯⋯!?⋯⋯いや、これオナってたの、え!!でもなんで泣いて!!? 映像もついてるし、え、ほんとにこれどういう状況!!?」

「───⋯⋯⋯うぅ゛〜〜〜、ぅえ゛え゛え゛〜〜!」

「ぎ、ギャン泣き!?なんでっ!?ゴメンゴメンおあずけしたまんま出てったのがだめだったか!!?」

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

「よ〜しよしよし、好きなだけイッていいからね?」

「⋯⋯⋯ん♡」

 

 勇者が大慌てで着替えを済ませ、私を抱えあげるとソファの上に連れてこられた。ばいぶは抜き取られ、膝の上にちょこんと座らせられる。勇者の細いのに逞しい指が秘部に添えられて、優しくナカを暴かれる。

 

 単純な刺激はばいぶの方が強かったのに、なぜかその優しい手付きの方が何倍も気持ちよくって嬉しい。

 

「⋯⋯⋯消化不良のまま置いてかれて、オナニーしてみたけど気持ちよくなれなかった、と。それでハメ撮り見ながらイジってたら寂しくなって泣いちゃったってこと⋯⋯?」

「⋯⋯ん………♡」

 

 後ろから勇者に抱かれてる。汗と体臭が混ざりあった匂いで頭がくらくらする。温かくて、たくましくて、大好きな匂い。すんすんと鼻を鳴らして満喫する。

 

「うーん⋯?⋯⋯⋯ってことは、私が恋しくって泣いてたってこと?⋯⋯いや、まさかね〜」

「⋯⋯⋯ん⋯⋯♡」

「⋯⋯⋯まじ?」

 

 勇者がなにやら言ってるけど気にならない。くちゅくちゅと指でおまたをほじくり返されてる。気持ちいい。ふわふわと体が飛んでいきそうだけど、ちゃんと抱きしめてくれてるから安心。ぶるりと体が震えて、またイッちゃった。

 

「────、これ、お酒の匂い。ジュースと間違えてのんだな?」

「⋯⋯⋯ん〜ん?⋯⋯⋯んへっ⋯⋯♡⋯⋯しゅき⋯⋯♡♡♡」

「あー、やば。可愛すぎか? 家中カメラ回しててよかったわ。撮れたやつ家宝にしよ」

 

 もう片方の手が伸びてきて、そっちはクリを弄り始めた。包皮の上から撫で回したり、キュッと剥いて押し潰したり、指で挟んでしゅこしゅこと扱いたり。

 

 中のほうも休むことなくたくさんある弱点を点検するようにイジメてくれた。お漏らししたみたいに大洪水になっちゃったけど、びくびく震える中を指でほじくり返してもらった。

 

 もう私は頭が馬鹿になっちゃってたくさんおねだりした。もっともっととせがんで、勇者だって疲れてるだろうに飽きもせず指で気持ちよくしてくれて。

 

 それで、たぶん、気持ち良すぎて眠っちゃったんだと思う。

 

 大好きな温もりに包まれて、ぽわぽわした頭でおやすみって言った気がする。

 

 おやすみのキスは、とっても甘かった。

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

「な⋯⋯な、なななななな」

「な?」

「⋯⋯⋯なにこれ!!?」

 

 

 酷い映像を見せられた。なんらかの捏造、あり得るはずもないムービーを、ソファで拘束された私は一から十まで見せられた。

 

 部屋中に取り付けられた監視カメラなるものは、部屋をうろついてばいぶを見つけるところや、映像を見ながらオナニーするところ、挙句の果てにわんわん泣き出しておまんこよしよしされて眠りにつく過程を余すことなく映していた。

 

「⋯⋯⋯んー、まあお酒飲んじゃったみたいだし、精神的に弱くなってたんじゃないかな?」

「⋯⋯⋯の、ノーカン!⋯⋯⋯こんなの、しらない!」

 

 勇者の態度が異様に優しい。目を細めて頭を撫で撫でしてくる。乱暴な言葉を使ってるのにさっきからぎゅうっと抱きしめるばかりだ。いつもならすぐハメようとか言ってるのに、優しすぎてこわい。

 

「まあいいですよ。昨日のは聞かなかったことにします。いつか素面で言ってもらうんで」

「⋯⋯いわない!⋯⋯⋯ぜったいいわない!」

「んーふふ、そうですか。あ、そうだ。今日晩酌付き合ってくださいよ。昨日の見る限り飲んでもだいじょうぶそうですし」

「⋯⋯⋯⋯⋯⋯、さくらんぼのやつ美味しかったから、アレなら⋯⋯⋯」

「おっけーです。あれご飯には合わないですけど、どうとでもなるでしょう」

 

 今晩の献立考えなきゃなんて思いながら、頭を撫でる手に身を任せる。まあこのぬくもりが嫌いなわけじゃない。

 

 セックスモンスターであることさえ除けば、勇者は聖人もかくやという人物だ。その欠点がデカすぎるのが玉に瑕だけど、こうしているぶんには、うん、悪くないかななんて思えた。






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