雨の降る寒い日曜日。いつもなら優香と二人だけの時間だが、今日は違った。
「ありがとうございます。ステーキ美味しかったです!」
「いやいや、これくらいお安い御用だよ、優香ちゃん」
無邪気に笑う優香の頭を撫でるのは、母さんの不倫相手だ。
今日は彼のおごりで外へ夕飯を食べに行き、ちょうど先ほど家に帰ってきた。今は全員でリビングでくつろいでいる。
「ほら、アンタも啓一さんにお礼言いなさい」
ぱしん、と後ろから母さんに頭を叩かれる。
「ありがとうございます。すみません、ご馳走になって」
「いいんだよ、聡くん。優子さんには良くしてもらってるからそのお返しだよ」
優子さんというのは母さんのことだ。
爽やかな笑いを浮かべる彼だが、僕は正直こいつが嫌いだ。一応母さんの友人、という名目だが、そんなのが嘘というのは子供の僕でもわかる。
そしてそれを普通に招き入れる母さんも僕は嫌いだった。優香は割と愛想よく接しているが、本当はどう思ってるんだろうか。
「あ、そうだ。今日はプレゼントがあるんだ」
唐突に彼は言い放つと、ソファの陰から一つの洒落た包みを取り出した。
「はい、優香ちゃんに」
それを優香に差し出す。優香は少し戸惑っている様子だったが、「ほら」と母さんに促されて受け取った。
「開けてみていいよ」
優香は言われるがまま渡された包みを開いてみる。中からは一着の服が出てきた。
それを優香が広げる。その服は、白と黒を基調とした可愛らしいワンピースだった。
「わ。いいんですか?」
「いいのいいの。優香ちゃんに似合うと思ってね。よかったら今着てみない?」
なんとなく、優香がその服を着るのは嫌だった。お洒落な一品だし、優香には似合うと思う。ただ、こいつのプレゼントというのが気に入らなかった。
「いや、今はいいんじゃ──」
「アンタは黙ってなさい。せっかくだから着てみなさいよ、優香」
僕の言葉は母さんに遮られた。優香その言葉にやや戸惑いながらも脱衣場に駆けていった。
しばらくして戻ってくると、少し恥ずかしがりながらも僕らの前にその姿をさらした。
悔しいが、正直とても似合っていた。優香は年相応に幼い顔立ちだが、白と黒のワンピースによって大人っぽさがプラスされている。思わず少し見惚れてしまった。
「えっと、どうかな?」
優香は僕を見てそう言った。が、それに答えたのは不倫相手のほうだった。
「うん。やっぱりすっごく似合ってるよ。お母さんに負けないくらい可愛いね」
穏やかな笑みを浮かべてそいつは言った。が、そこに微かに混じっている値踏みするような視線を僕は見逃さなかった。
前から思っていた。この男が優香を見る目は、どこか妙だと。まさか優香のことを狙っているんじゃないだろうな、なんてことすら考えてしまう。
「さっすが啓一さんねぇ。こんな子でも服で随分と変わるものね」
母さんは自らの不倫相手ににこりと微笑んで言った。その、媚びを売るみたいな口ぶりがひどく不快だった。
それに、自分の娘に「こんな子」はないだろう。一言言ってやりたかったが、無駄ないざこざを起こしてもいいことなんか一つもない。
その後は適当に雑談をしてから二人は出て行った。また不倫相手の家に帰るのだろう。母さんはもうこの家を自分の家だと思っていないみたいだった。
「兄さん、私お風呂沸かすね」
玄関で二人を見送った後、隣の優香がそう言った。だが、僕はその手を握って引き留めた。
「兄さん?」
「僕の部屋、行こう」
え、と優香は僕の顔を見た。その体にはまだあのワンピースを身に着けたままだ。
「えっと、するんならお風呂で体キレイにしてからのほうがいいんじゃない?」
「いや、その服のまましたい」
あいつの贈った服を着ている妹がなんとなくいやで、僕で染めてしまいたかった。僕はそのまま優香の手を引いて自室に向かった。
「あっ、ん、や、兄さん……っ、そんな、いきなり──っあ、んっ」
部屋に入ってすぐ、僕はその体を壁に押し付けた。そして、ワンピース越しに後ろからその両胸を揉みしだく。
成長期でどんどん大きくなるその乳房は、初めて触った時よりも柔らかい。それに、僕と何度もこういうことをしているせいか、感度まで上がっているようだった。
「んっ、ぁ、あっ、にい、さんっ……ちくび、こりこりだめ……っ、あぅ、ンっ……」
快感で惚けた瞳を僕に向けて口にする。その表情があまりに愛おしくて、その唇を奪った。
「んっ、ンっ……ぁ、ふぁ──っにい、さ……んっ、ぅ、んむ……っ!」
緩んだ唇を強引にこじ開けて舌を突っ込む。そして、唾液で濡れた口内で眠っている優香の舌を捕まえて、好きなだけ擦り合う。
胸と唇の両方を責められて、優香ははしたなくその体を震わせていた。後ろから密着している僕にはその振動が直に伝わってくる。
「ん、は──ぁ、にい、ふぁっ、んむっ、ぁ、アん……っ」
軽く喘ぐ優香の様子に、すぐに僕の劣情は昂ってきてしまう。知らない間に勃起していた自分の陰茎を、無意識にぐりぐりと優香に擦り付けていた。
僕のソレと擦れる優香の太ももは、肉付きがいいのにたるみなく引き締まっていた。その感触を敏感な陰茎で感じていると、否応なしに生殖欲求が高まってしまう。
「ぷ、ぁ……っ、は、ぁ……はあ、にい、さん……おちんちん、あっついね……」
僕とのキスで息を切らしながら、優香はどこか嬉しそうに言った。気のせいか、最近の優香は僕との性行為を楽しんでくれているように思う。
おそらく僕の気のせいだとは思うが、それでも良かった。少なくとも嫌がっているわけではなさそうだから。
「じゃあ挿れるから──優香、僕のコレ、入れるトコロ見せて」
少し変態的かとも思ったが、僕に囁かれた優香はびくりと体を震わせた。それだけで、優香もその行為に興奮していることがわかった。
「う、ん──わかった……」
優香はスカートの中に手を入れると、まず下着をするすると下ろした。それを軽くたたんで床に置いてから、スカートの裾を片手でつまんだ。
そのままゆっくりとその手が持ち上がっていく。徐々にさらされる優香の脚。触っているときからわかっていたが、無駄な肉が一切ないその美脚には男を虜にする魅力があった。
「ん……兄さん、見える……?」
そして、スカートをつまんでいる手が上がりきる。僕の目には、優香の小ぶりな尻までもが全てさらされた。
一つの汚れすらなく、白いその肉は、極上の果実のようだった。そしてその果実の割れ目には、きゅうとすぼまる尻穴と、誘うようにひくつく蜜壺の入口があった。
「ああ。優香のいやらしい汁がこぼれてるのまでちゃんと見えてるよ」
「やだ……恥ずかしいよ、兄さん……」
振り向いて僕を恨めしそうに見つめる優香。その顔は羞恥と興奮で紅く上気していた。
優香のそんなはしたない姿を見せられて、僕ももういい加減限界だ。ズボンと下着を下ろして、はちきれそうなほど固くなった自分のものをさらした。
そしてそれを、蜜が床に滴り落ちるほど濡れた場所へと触れさせた。
「んっ、ぁ……おちんちん、来て──んおっ!」
ずぷん、と一気に奥まで挿入した。ぞりぞりと膣肉をかき分けて、子宮口まで突き入れた瞬間、今すぐに射精したくなってしまう。
「ん、ぁ……アっ、にい、さん……ちょっと、まって……っん、ぁ、イってる、から──あうっ!」
がくがくと脚を震わせる優香に構わず、ピストンを始めた。どちゅどちゅと激しく子宮口をえぐり、レイプするみたいに乱暴な抜き差しを繰り返す。
挿入した時の絶頂できゅんきゅんと痙攣する媚肉で竿を思いっきりこすると、ぞくぞくとした快楽がこみ上げてくる。優香も僕ので突かれるのが快感のようで、さっきからずっとイキっぱなしだ。
「あっ、ア、あんっ……おっ、ん、ぅあっ、んオっ! にいさ、んっ、あっ、ァんっ、は、す、ごい……っ、オっ、ぁ、あ、うっ! あっ、はげしいっ、よぉ……っ、あっ、ンっ──!」
普段の純粋な笑顔を見せている姿とは打って変わって、獣のような喘ぎ声をあげて乱れている。僕が優香をそうさせていると思うと、優越感とともに興奮がぐつぐつと湧き上がってくる。
もっと優香を狂わせたくて、その腰を強く掴んで僕のを叩きつける。僕の我慢汁と優香の愛液で濡れる結合部は、一突きするたびに汁が飛び散る。
「ぁ、アっ、ぅあっ、オっ、にいさんっ──! あっ、私……あっ、んおっ、イクの、とまんないっ……あっ、おっ、ぁ、おかしく、んぁ、アっ、なっちゃうよぉ……っ!!」
「いいよ……っ、イってる優香、すごく可愛いから、もっとイって……っ」
「あっ、んっ、そんな──ぁう、オっ! ぁ、あっ、んっ、ホントに、ダメになっちゃうからぁ──っ、アっ、あんっ、おっ、んお、ぁン!!」
もう立っているのもやっとのようで、全身が少しずつ脱力していく。だけど膣内だけは固い肉棒を逃がすまいと締め付けてくる。
倒れそうになる優香の両腕を握って、その体を支える。僕が一方的に主導権を握るその姿勢に、征服感が満たされる。
それと一緒に射精欲も一気に昇ってくる。このまま優香の体を僕が支配しながら、その膣内をどろどろの精液で満たしたい。
「優香、もう出る……っ! イク、イクっ……出るっ!」
「あっ、アっ、私も、おっきいのキちゃうっ、ぁ、あっ、ア、ふぁあっ──!!」
どびゅん、どびゅん。大量の精液が吐き出される。
それを優香の奥まで注ぎ込むように、ぐい、と優香の体を引き寄せた。ぐり、と亀頭が子宮口に抉りこんで、直接子宮の中へ子種を放出する。
「んっ、ぁ、あっ、オっ──ぁ、あっ、なかだし……っ、ぁ、おっ、きもち、いい……っ」
びくびくと壊れたように体を震わせている優香。射精中だというのに、その姿がさらに情欲を燃え上がらせる。
僕はそのままさらに腰を動かし始めた。
「あっ──!! おっ、ん、ぁ、あっ、だめ──んオっ、あっ、せーし出しながら、ぁ、あっ動かないでっ、あ、あんっ、おっ……!!」
これ以上強くならないと思っていた締め付けがさらにきつくなる。それに絞られるまま射精する。
膣内と擦れる快感で上がってくる精液をそのまま吐き出す行為は、気絶しそうなほど気持ちいい。
「あっ、あんっ、オっ、にい、さんっ……ぁ、あっ、だめ、っあ──ダメ、ぇ、あっ、ぁん──! わたしまた、ぅあ、あんっ、すごいのキちゃうっ──!! ぁ、あっ、んぁあっ、イく、イクっ──!」
再び大きな絶頂を迎える優香。そのまま中で出してもよかったが、僕はそこで一度引き抜いた。
「優香──っ、こっち向いて……っ!」
ぐい、と強引にその体をこちらに向かせる。もう力が入らないようで、ぺたん、と床に座り込んでしまう。
その体めがけて、どくん、と白濁の塊を吐き出した。
「あっ──! っあ、は……精液、ん、ぁ……っ、いっぱぁい……」
恍惚とした顔で僕の精液をその体で受け止める優香。その優香に甘えるまま、自分のを扱いて射精する。
きれいなワンピースが僕の白濁でどろどろに汚れていく。そうやって優香を僕で汚すのが、吐きそうなほど興奮した。
「っはぁ、はぁ……全部、出た……」
いつもの倍以上の量を出したせいか、疲労感がすごい。だけど、僕の白濁で汚れた優香を見てぞくりとしてしまう。
べっとりとした精液が、つう、とワンピースの上を大量に伝っていく。
「わ……すごいね、兄さん……たくさん精液かけられちゃった」
好き放題汚してしまったから少し不安だったが、優香もまんざらでもなさそうだった。顔に飛んだ精を指ですくってぺろりと舐めとっている。
「ん……でも匂い、とれるかな……」
くんくんとワンピースの匂いを嗅ぎながら優香は言った。確かに大量の精液を染みこませてしまったから、外に着てくならクリーニングにでも出さないといけないかもしれない。
「──あ、でもとれなかったら今日みたいなエッチ用の服にすればいいかな」
あはは、と優香は冗談なのか本気なのかよくわからない口ぶりで言った。僕はそれが少しだけ嬉しくて──少しだけ、怖かった。