新年早々スノードロップはサフラン達の悪戯(罠ともいう)にかけられて牛柄ビキニを着ることになってしまう……
それを見た団長さんは恋人の艶姿に我慢できず……

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丑年間に合いました。
スノードロップの牛柄ビキニ姿がどうしても見たかったんです。
そして牛柄ビキニということでいつもどおり母乳がでます。
誤字脱字、怪しげな日本語。文法等あるし、なによりエロくないと思いますが、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


注意:二次創作のため多分に主観等が入っておりますので、ご覧になる際はご注意下さい。



謹賀新年牛さんごっこ

年の始めの 例とて 終なき世の めでたさを (『一月一日』)

 

新婦よ 汝の唇は蜜を滴らす 汝の舌の底には蜜と乳とあり(『雅歌』4.11)

 

調和という甘い乳(『マクベス』)

 

Freude trinken alle Wesen An den Brüsten der Natur 

(全ての被造物は 創造主の乳房から歓喜を飲み干す)

(『第九』)

 

「はい!!団長さん!私達からのお年玉、というか日頃のお礼!」

 新年早々各方面の挨拶を終えようやく自室に戻った団長を迎えたのは、巨大な箱と怪しげな笑顔を満面に浮かべるサフランを始めとする花騎士達だった。

 よく部屋に入ったなとしか形容できない巨大な箱には、『謹賀新年』「丑年』『今年もよろしく(意味深)』等の言葉が達者な文字で書かれていた。筆跡から推測するに花騎士のナンテンが書いたものだろう。

 プレゼントには間違いないのは確かだ。そこに何を隠しているのかはわからないが。

 それでも団長が、礼を言うと、花騎士達は嬉しそうに頷いた。しかし一人として歪んだ笑顔が消えていない。不審に思いながらもそれは口に出さず、ぐっと飲み込み、箱の側に歩み寄る。人が一人が余裕で入れそうな大きい箱なのだ。それに新年。お年玉という言葉の誘惑。小さい頃両親から貰うのが楽しみだった年始のイベント。何が入っているかという好奇心が疼かないはずがなかった。

 しかし団長はもう子供ではなかった。騎士団長としての鋭い勘が告げる。

 そして気づく。

 花騎士達連名でが自分に何かをプレゼントしたりする時、代表として挨拶をさせられるのは、自分の恋人であり、副団長のスノードロップのはずだ。しかしここに彼女はいない。そのせいか、団長は無意識のうちに今朝の事を思い出していた。

 

 目の回るような忙しさの年末を無事乗り越え、なんとか時間を作り出し、二人だけで初日の出を見に出かけ、その足で初詣。その後も一緒に過ごしたかったが、お互いに新年早々から業務が入っていた。もっとも、それが団長と副団長という役職にあるものに課せられた責務であるが。

「今晩は一緒にいられないかもしれませんね……」

と寂しそうに呟く恋人と優しく口づけを交わし、その後、自分は上司への挨拶回り、スノードロップは花騎士達の新年の挨拶会へと向かった。

 もしここにいるサフラン達が新年会終了後に来たのであれば、この場に彼女がいないのが気になる。というか絶対一緒に来るはずだ。目線を動かし再度探してみる。しかし、いない。それどころか団長の視線に気づいたのか幾人かの花騎士達が思わず笑い声を漏らす。その目線が誰を探しているのかは一目瞭然だったのだろう。

「ええっと。スノードロップちゃんなら、その、えっと……」

「大丈夫、もう少ししたら会えるから♪」

 目を白黒させながら何かを誤魔化そうとするチョコレートコスモスをサフランが屈託のない笑顔で遮る。

「ということで、団長さん、お邪魔虫はここで失礼するわね。スノードロップに『心ゆくまで甘えなさい。』って伝えておいて♪」

 サフランの言葉が終わるやいなや、悪戯を愉しむ子供のような笑顔を浮かべ花騎士達は部屋の外へと逃げ出した。そして、最後に退室しようとしたブバルディアがふと足を止め、

「あ、団長さん。明日は一日やすんでね。私とサフランさんが業務を代行するから。正月位休まないと身体が持たないわよ。それではごゆっくり。」

 とだけいうと静かに扉を閉じた。扉が閉まると、この世界から、そしてこの元旦という時から自分と箱とを隔離したのではないか、と団長は錯覚し、暫く呆然と立ち尽くすしかなかった。

 

 箱の前で団長は腕組みをし、思案する。この箱が嫌がらせ的なものではない、そう確信はできていた。しかしながら中身が何かの予想が全くつかない。

「開けるべきか、開けざるべきか、それが問題だ。」

 王位簒奪者の言葉をそらんじながら思考を整理しようとするも、目を箱から反らすことができない。耳を澄ませてみると、ごそごそと箱の中から音がする。合わせて何か唸るような声が聞こえる。

 団長の脳裏に閃く者があった。今すぐに箱を開けるしかない。改めて箱の大きさを見やる。巨大であるため蓋を完全に外すことは難しいと判断する。だが、そんな柔な筋肉を団長はしていない。蓋に指をかけ隙間を作ると全身全霊で持ち上げとりあえずベッドの上に放りなげる。

 すると団長の目に、もそもそと動くものが写った。そしてそれが誰であるのか団長にわからないわけがなかった。

「むー!むー!!んんんんんー!!むーーーー!むーーーーーーー!!」

 それは、口に猿轡をされ、両手足をリボンで縛られ悶える恋人ースノードロップーだった。彼女が何者かに拘束されるような不覚をとったこと事態がまずもって衝撃的だったが、団長を驚かせたのはそれ以上に彼女の服装だった。

 正月というまだ寒い時期であるのに、白黒牛柄模様のビキニを着せられている。世界花の加護で体温調節はなんとかなるとは言え寒々しい。頭には角を生やしたカチューシャ、首にはカウベル、そして周囲悶える彼女の周りには空の牛乳瓶……つまるところ『牛』を否が応でも連想する格好。

「んんんん!ぬぬぬぬぬ!んんんーーー!」

「団長さん、恥ずかしいから見ないでくださいー!!」

 と言っているのだろう。付き合いの長い団長にとって理解するのは容易かった。しかし男の性か、スノードロップから目が反らせない。特に白く透明で艶やかな肌が目に眩しい。肌に浮かぶ赤い血管、青い静脈。扇情的な姿勢。なんとか自由を手に入れようと悶える度に、たゆんと揺れる二つの大きな美果実……全てが男の雄を滾らせるに十分すぎる。

 そういえば異国では今年を「丑年」と言うことを思い出した。毎朝牛乳を飲む団長にとっては、牛と言えば真っ先に肉牛ではなく乳牛を思い出す。また大きい胸を『牛のようだ』と喩えることもあることは十分承知している。乳のサイズだけで言えばよほどバールンバインやゼラニウムらといった、いわゆる特大勢の方が、よほど牛を想起させる。かといって、スノードロップの胸は小さいわけではなく、むしろ花騎士達の中でも大きい方だ。真っ白で柔らかく母性が溢れ、形の整った美巨乳は女性にとっても垂涎の的になっている。そしてなによりしっとりとした柔らかい美果実からは濃厚な白い果汁が搾れるような気がする。いや、搾れることができるし、絶対美味しいと確信する。ホルスタインの乳より栄養に溢れている。これを飲んだ子供は絶対健やかで大きく優秀で優しい子に育つ。これは恋人の贔屓目ではない。彼女の親友のサフランだってしょっちゅうスノードロップの胸を「美味しそう」と言っているし、他の花騎士達も同じ結論を述べている。お風呂では日常茶飯事的に揉まれているだけでなくその形や柔らかさを絶賛されているようだ。

 つまり、スノードロップのおっぱいは美しく美味しい。誘蛾灯のような魔性のおっぱい。それを牛柄ビキニがよりいっそうの卑猥感を与えている。抱きたい。勃起したイチモツが激しく滾り訴える。

 その様子を見てしまった、スノードロップが抗議をするような目を向けてくる。

「うううううう…………むうううううぅ……」

 「(団長さん目がエッチです……)」

 恐らくそう言っているのだろう。普段絶対しない扇情的な格好をしている彼女をいやらしい目をするなというのは無理がある。このまま是非ともスノードロップを全身全霊をもって愛したいところではあるが、同意なしにというわけにもいかない。いくら恋人同士といえども節度と礼節は守る、そういった意味で団長は紳士であった。

 膝を折り、手を伸ばすとびくり、とスノードロップの顔が真っ赤に染まる。何度もキスをしたり愛し合ったりしているのに、未だ恥ずかしがり屋なところは変わらない。そこがまた愛おしい。

 安心させるように頭を撫で落ち着かせると、猿轡を外す。桃色の柔らかい唇が解放されると、スノードロップは大きく息をし、呼吸を整える。

「た、助かりましたぁ……団長さん。ありがとうございます……」

 可愛らしい唇に透明な唾液が透明な紅をさしていた。長い間猿轡をされていたのだろう。肢体の次は唇に視線が移る。その目線に気付いたのか、スノードロップは舌でぺろりと紅を拭う。

 人前では絶対見せないだろう茶目っ気のある行為。

「お行儀悪くてごめんなさい。本当はハンカチで拭きたいんですけど、腕が……」

 スノードロップは頬を赤くしたまま恥ずかしげな笑顔を浮かべた。猿轡は解かれても手足の拘束は解かれていない。つまりスノードロップに身体の自由はないのだ。

 一体彼女の身に何があったのか。おおよその予想はつくが……

「ううう……それがサフランさん達の罠に……新年会の挨拶が終わって、皆で、おせちやお餅を食べてたら、ゲームが始まって……」

 

「はーい!花騎士新年会限定イベントー!新春ガチャガチャ抽選会責任者サフランです!皆、手元に数字の書かれたカードは持ったかしら?今年はアスファルが全面バックアップよーーー!」

 サフランの言葉に花騎士達は喝采を上げる。新春ガチャガチャ抽選会は例年豪華景品がラインナップされており彼女達の新年初の楽しみとなっている。しかも今年は王室御用達のファッションブランドが景品のバックアップするというのだ。興奮しないわけがない。

「ねえねえ。何だと思います?スノードロップさん。」

 スノードロップが10個目のお餅に舌鼓を打っていると、セルリアが興奮した面持ちで声をあげた。

「何でしょう……。あ!新作のポーチとかバックじゃないですか?それなら服と違って皆のサイズとか気にしなくても大丈夫じゃないですか!」

「あー!それなら私も欲しい!」

 チョコレートコスモスが黒豆を取り皿に移しながら目を輝かせる。

「ねー!サフランちゃん!そこのところどうなのー!?スノードロップちゃんの予想は当たってる?」

 サフランは、一瞬ニヤリと笑うと芝居かかった仕草で仰け反った。

「おお!さすがスノードロップ、私の考えることをお見通しかー!そう一等は来月から販売予定ののハンドバック!二等はこれまた最新作のお財布!三等はおしゃれなスリッパ!!もちろんアスファルは出し惜しみしないわよ!カラーも全色揃えているわ!」

「「おおおおおーーーー!」」

 拍手喝采。普段はおしゃれを気にとめていないような振りをしている花騎士も興奮をしている。やはりそこは乙女なのだろう。パフィオペディルムなどはスリッパと聞いてから普段の様子とは違い、そわそわしている。

「そして今回は!一等の上に『特賞』を用意!景品は秘密だけど、とってもいいものだから頑張って狙ってね!!」

 サフランの声に、会場から拍手が巻き上がる。

「じゃあ!みんな!準備はいい!自分の手元のお箸の袋を開いて!その番号順に前に来てガチャガチャを回してね!!」

 こうして、新年の決戦が始まった。あるものは歓声をあげ、あるものは悲嘆にくれる中、22番目にスノードロップはそれを回した。ガチャガチャ。機械音が妙に大きく響く気がする。

 期待をあおり立てるような音と共に、虹色の丸玉が排出された。確率2%の奇跡。

「へ?」

「おおおお!!特賞です!スノードロップが特賞を当てました!!」

 サフランの声が室内獣に響き渡る。どよめきと歓声があがり、大きな拍手が巻き起こる。

「わわわ……!当たっちゃいました!!」

 目を白黒させたあと信じられないのか、スノードロップは自分の頬を抓った。その姿に会場内からどっと笑いが起こる。どんなに辛い戦場でも、どんな強敵相手でも、どんなに追い詰められていても決して狼狽えたり絶望したりしない彼女が、たかが懸賞一つであたふたしているギャップがおかしくて仕方がないのであろう。

 ぶんぶんぶん、頭を振ってなんとか現実を受け入れると、サフランに手招きされ、壇上に上がる。

「おめでとう!スノードロップ!やったわね!ここのところ色々運がなかったものね!反動が来たんじゃないかしら!」

「はい!嬉しいです!!特賞はどんなのだろう!アスファルのものってなかなか手が出せないから……!想像できないや。えへへ。」

 スノードロップの目が輝く。彼女もまた一人の女の子だ。女の子が誰もが憧れるアスファルの最新作と聞けば歓びが止まらない!

「では!特賞のスノードロップには景品として……じゃーーーん!」

「!??!なんですかこれー!?」

 それはスノードロップが予想していたモノと似ても似つかないモノだった。サフランが掲げたのは、布地が小ささな牛柄のビキニ。仮に着てみればスノードロップの豊満な胸のせいもあろうが、乳首をかろうじて隠せるサイズでしかない布地。下に至っては秘部を隠してはいるが一歩間違えれば歩くだけで、大切な箇所が擦れて刺激されてしまいそうな小ささだ。またアクセサリなのか、首輪として扱えるカウベルに、胸をすっかり包むような口の牛乳瓶まで手渡される。

「はい!スノードロップへの特賞は、干支をモチーフにした『新年おめでとうコスプレセット』よ!」

 晴れやかな笑顔なサフランとは別にスノードロップは呆然と佇むしかない。他の花騎士達はニヤニヤとどこかいやらしい目つきでその様子を見ている。

「どう?アスファルのデザイナーが全力を出してデザインしたセクシーなビキニは?スノードロップのわがままボディに似合うわよ!!」

「ううう……こんなのいくら景品だからといって着れませんよぉ……」

 顔を真っ赤にしつつも、卑猥な衣装を手渡されまいと、じりっと後ずさる。過激な衣装を着る花騎士も多いし、スノードロップの衣装も一部大胆なものはある。それでもそれは折り合いをつけてああいう衣装になったのだ。ここまで大胆なものを着ろといわれても生来恥ずかしがり屋な彼女には無理な相談である。

「ひどい!一生懸命スノードロップに似合うエッチな衣装を考え……はっ!?」

「あ!?馬鹿ッ!?」

 嬉しさの余りかつい口走ってしまったサフランの言葉をスノードロップは聞き逃さなかった。そしてそれに思わず口を挟んでしまった花騎士の言葉も。

「……もしかして、サフランさんにみんな。最初から私を……」

 陽だまりと人が称するスノードロップの優しく温和な笑顔が、あらゆる生命を刈り取るような灼熱の日差しに変わる。あっという間に。清楚清純を絵に描いたような顔は、修羅の面と化していた。

「ま、待って!?こ、これは、いつもスノードロップに頼りっぱなしの私達からのささやかなお礼なのよ!」

「そ、そうです!別にスノードロップさんのエッチな格好を見て眼福した後に、皆で拘束して団長さんに『お正月のお祝いです♪』ってスノードロップさんをプレゼントして二人の激しいエッチを覗き見してオカズにしようなんて皆考えてませんから!!」

 あわてて言い繕うサフラン、そして助け船を出すセルリアの声にも、スノードロップは既に聞く耳をもっていなかった。いつもなら膨れてちょっと叱るだけだが、睦言をのぞき見るとは不埒千万。最近は特殊な水晶を使って一部始終を記録し、好きな時に再生できる道具が騎士団に出回り始めている。つまりー

「そうよ!録画して、みんなで回し見しようとか思ってないわよ!」

 サフランのその言葉にスノードロップは確信した。お仕置きが必要であると。

「皆さん!『めっ』、が必要で、って皆!?」

 しかしその行為は実行されることはなかった。一気に30人以上の花騎士が飛びかかり、スノードロップの四肢を掴む。さすがの彼女も数の暴力には逆らえずあっという間に組み伏されそうになる。

「スノードロップを取り押さえろー!!」

「くっ!?」

しかし、ただでは負けない。飛びかかる花騎士をいなし、投げ飛ばし、足を払い、所狭しと抵抗を続ける。だが多勢に無勢。限界は突然おとずれた。カランコエの鋭い一撃を躱し彼女を投げ飛ばしたスノードロップの足下に何かが滑り込む。漆塗りの光沢が美しいそれは、

「お盆!?」

「ごめんなさい!スノードロップさん!!」

「ネリネさん!?」

 それを投げたのはネリネだった。畳の上に氷の道を作り、円形の凶器すっと滑らす。過たずそれはスノードロップの足をすくった。

「きゃっ!!」

 躱しきれず思わず尻餅をつくスノードロップ。すぐに立ち上がろうとするも歴戦の猛者達がその隙を逃すはずがない。

「今よ、サフラン!!」

「捕まえた!」

 体勢を整える前に親友が腕を掴む。だがスノードロップは諦めなかった。元より彼女は諦めるという選択肢は持っていない。そして体術と腕力、体幹には覚えがある。いつも通りであれば振り張られるはずだった。

「このぉ!まだこれか……へっ!?」

 しかし、現実はそうはいかなかった。パフィオペディルム、エウカリス、カランコエ、チョコレートコスモス、ハナミズキ、ネリネ、アロエ、ガンライコウ、オジギソウ、デンドロビウム、ゼラニウム、ハブランサス、キルタンサス……次から次へ花騎士達が飛びかかり、スノードロップの動きを封じた。

「大人しくしなさい!30人に勝てるわけないでしょ!」

「離してください!」

「暴れないでよ?暴れないでよ……!」

「シュバル、もとい、早く縛りなさい!!」

「きゃっ!!ど、どこ触ってるんですか!?」

 抵抗もむなしいまま、宴会会場はスノードロップのための着せ替え会場となってしま

うのに時間はかからなかった。

 

「というわけなんです……ううう……皆……絶対からかってます……」

 スノードロップから一部始終を聴いている中でも団長は彼女の姿から一瞬たりとも目が離せなかった。

 ごくり、生唾が止まらない。昨年は正月早々晴れ着の彼女を一晩中ねちっこく隅々まで味わった。今年もそのつもりだった。いや、昨年よりももっと深く愛すつもりだった。k格好はともかく今すぐ愛おしいスノードロップを抱きたい。

「あ、あの?団長さん?目が……その……顔と胸ばかり……そんなに見つめられたら恥ずかしいですよぉ……」

 いつの間にか団長の視線は、頬を染めるスノードロップの愛らしい顔と、形の良いメロンを思い浮かべるたわわな美果実をを交互に見つめていた。

 頭と股間が熱に覆われる。息が苦しい、自然と吐息が熱くなる。胸の鼓動がいつもより激しい。恋人の恰好がいつもと違うだけでこうも滾るものか。

 視線と吐息から逃れるようにスノードロップは体をくねらせる。煽情的に二つの乳房が揺れ、細く美しいくびれが物欲しそうに捻じれ、バランスの取れむっちりとし、形の整ったヒップは雄を求めるかのように蠢動する。

 スノードロップの思いとは真逆に、すべての動作が団長の脳髄を刺激していた。思えば、忙しさとお互いの立場から求めたくても求められない日々が続いていた。そのせいか、情欲を制御することができない。

 抱きしめたい。心ゆくまで愛したい。煽情的なコスチュームに身を纏った彼女を、その衣装が表す牛のように扱って犯したい。情欲と嗜虐心が鎌首をもたげる。

 恋人の吐息の音が耳に入るだけで、スノードロップの胸がとくんと波打つ。ちらりと、目線をずらせばズボンの中の勲が屹立し、こちらを狙っているのがわかる。

「(団長さん、私で興奮してくれてる……嬉しいけど、このままじゃ恥ずかしいよお……この恰好のせいかな……私、なんだか体がいつもより熱くて……アソコも切なくなってて……こんなんじゃ、エッチな子だと思われちゃうよ……)」

 仲間にエッチな格好をさせられた挙げ句、拘束され放置という異常事態がスノードロップの牝に情欲の炎を灯したのか、子宮がきゅんっと切なく震える。意識をしていないのに乳房の先端に熱が点る。

 「あ、あの……団長さん……?その、腕の縄を解い、んっ!?……んんっ……」

 気づいた時にはスノードロップの唇が強く塞がれていた。情熱的な恋人の唇から甘い痺れが流れこみ、頭が真っ白になる。

「(団長さんのキス、いつもより激しいけど……優しい……)」

 心が温かさに満ちてゆく。気づいた時には団長の舌が想いを伝えるかのように入り込んでいた。手で抱きしめるかのように、舌を絡ませあう。少しでも恋人と一つになりたい。本能が求めるそれを身体は忠実に実行していた。団長の理性は限界を迎えていた。最も大切で、愛しい存在を自分の色に染めたい。雄のもつ本能が情欲を加速させる。

 やがて重なり合った唇が離れ、二人の男女は情欲に染まりつつある瞳を交わした。

 団長の逞しく大きな手が、衣装の上からスノードロップの美巨乳を強く揉みしだく。彼女の笑顔のように柔らかく手に馴染む感触のそれは、指をしゃぶり尽くすかのように形を変える。

「んっ、団長さん、胸、そんなに強くしたら、んんんっ!」

 軽い痛みと胸の芯からほとばしる快感がスノードロップの背中を奔る。何度も身体を重ねているうちに見つけたスノードロップの弱点。被虐癖のある彼女の身体は優しさの中に痛みを与えることで女から牝へと変わっていく。

 両手を縛られた状態であるというのに彼女はどこまでも献身的だった。

もともと世話焼きで姐さん女房なところはある。しかし、今の団長にとってその言葉は幸福感を与えるとともにある種の嗜虐的な感情を加速させるための装置にすぎなかった。

「きゃっ!?」

 奉仕をしてもらうのであればまずその卑猥でいやらしいな衣装を十分に活躍させてもらおう。

 欲情の赴くまま、寝転がった体勢のスノードロップを抱きしめ、「卑猥」「いやらしい」という言葉を強調するかのように耳元で囁き、柔らかな耳を獰猛な歯で挟み込む。まるで団長の言葉しか聞こえなくするかのように。

「いやぁ……団長さん、そんなこといわないでくだ、ひっ、耳たぶ噛んじゃいやぁ……」

 くすぐったさと甘い痺れに恋人は腕の中で悶えた。その度豊満で美しい胸が、厚く逞しい胸板に押しつけられ、情欲を加速させる。

 生理的な反応による悶えなのはわかっている。しかし団長にはスノードロップが胸を愛撫して欲しいとおねだりをしているように感じた。

ならば。

 思いっきり口づけをし、舌を絡めあう。先ほどの優しくお互いを感じるキスではない。口の中全てを舌で烙印を刻むキス。

「んんんっーんっ!」

 押し込まれる快楽にスノードロップは身体を激しく仰け反らせ、更に強く胸を押しつけつしかなかった。

「(嘘……私キスだけで……)」

 スノードロップの身体から軽口からが抜けていく。キスだけで軽く達してしまった。今まで何度も交わってきたが初めての感覚。自分の身体がこれほどまでに団長を求めていたのか、それとも牛柄ビキニを着せられ、四肢を拘束されたことで淫らな何かが開花してしまったのか。

 団長は満足げに唇を離すと、目を白黒させているスノードロップに馬乗りになる。

「きゃっ!だ、団長さん、まさか……」

 してあげたい、と言ったからしてもらおうと思った。手を使えないならこうするしかないだろう?

 意地悪く団長は微笑む。いつも悪戯を考えている時の顔だ。

「そ、それはリボンを解いてくれればすむ話で……」

 しかし地面に縫い止められ弱々しく悶える花の言葉などきく事は無かった。

 打刀を思い起こすそれに思わずスノードロップは喉を鳴らした。今まで何度も自分の女を絶頂に導き、口内を満たし、真白な双球と更に真白に染め上げた男の勲。

 股間が溶けるかと思うほど熱を持ち、淫らな女の涎がにじみ出てくるのがわかる。欲情の形を見るだけでそうなってしまうくらいにスノードロップの身体は開発されていた。

「だ、団長さん少しだけ、ま、待って、んああっ!」

 心の準備などさせない。素のままの彼女を味わいたいのだ。

「せ、せめて、ビキニ脱がせてください!これサフランさんに返さないといけないやつだから、汚したりしたら大変なことになっちゃいます!」

 大丈夫だ。問題ない。あとで言っておく。何をしたかを含めて。

「言わないでいいですからぁ!んあっ!だめ!む、胸に熱いのがぁ……」

 豊満な母性の谷を征服するかのように団長は腰を進める。大きく形の整った双球を強く握りペニスを挟む。乳房の柔らな感触と布地が擦れる感触にペニスが舌なめずりを始めた。

「い、痛い!痛いですぅ!もっと優しく……してぇ……」

 スノードロップの抗議を余所に団長はにやりと笑うと、白いビキニ柄にぷっくりと浮かぶ突起を指で押さえつける。苦痛により乳首が硬くなっていることを教えるかのようにリズミカルに何度も何度も。

「んあああっ、だ、団長さんの指、いやらしくてぇ!さ、先っぽ、布で擦れて、ビリビリするぅ……こんなのダメぇ……」

 スノードロップの甘いと息と交えた抗議が、団長の男根をさらに熱く硬くする。眼下には潤んだ目、赤く染まった頬、そしてお互いの唾液で濡れそぼった唇。

 美しく整ったバストを更に強く握り、挟み込んだペニスを激しく前後に動かす。

首からぶら下がるカウベルがパイズリが始まったことを知らせるように鳴った。

恋人の形を教え込まれていた美巨乳は、スノードロップの意思を余所に形を変え男の勲にむしゃぶりつく。

「む、胸ぇ、ダメぇ!握られて痛いのに、団長さんのが動くたびに熱くなって、へ、変な気分になっちゃっちゃいます!」

 動けないまま自身の胸を好きなように弄ばれる被虐の快感が、スノードロップの背中をぞくぞく、と走り抜ける。

「んあっ、ああっ、やあっ、先から苦くて甘いのがぁ……んっ……おい、しい……」

 熟れたメロンを思わせる美果実をもってしても包みきれない団長の巨根から流れる涎が、赤く潤んだ唇に触れる。それを無意識のうちに舌で掬い取り、飲み込む姿は淫蕩に堕ちゆく天使を思い起こさせた。

 スノードロップは間違いなく淫蕩に身を委ねつつあった。胸をぎゅっと握られ、恋人の男根に快楽を求める玩具にされるのがたまらなく気持ちが良い。上下左右に形を変えられ、苦悶の声を上げる。

 痛くされて気持ちがいいのか?

 意地悪く恋人が囁く。ぎくりと、背筋に冷たいものが走ると同時に牝の花弁が熱く燃えあがりとろりと牝蜜を零す。胸の先端がきゅっとなり布地に柔らかく触れ、思わず声が漏れる。

 「そ、そんなこと、な、ないです。私痛くされて、感じちゃうような、ん、ああああああっ!そ、そこだめです!そこ、そこさわりながら、擦られたらぁっ!」

 男を誘うために作られたようなマイクロビキニが当然スノードロップの豊満な胸を隠せるわけがない。スペンス乳腺ー脇の下バストーを指で愛撫しながら豊乳をペニスに寄せる。

「ひぃっ、ああっ、んくっ、こ、これえ、おかしく、はっ、んあっ、おかしくなるぅ!む、むね、びくびくするぅ、っああああん!!」

 襲いかかる快楽に手も足も出ず悶えるその姿は、どんな絶望的な戦場でも、仲間を鼓舞し勝利を導く戦乙女の面影は無かった。

 スノードロップの淫らな姿、声、乳圧、全てが団長のペニスを滾らせる。びくびくと、獲物が震え牝を征服するための一撃を放たんと準備を始める。

「あああっ、んんっ、だ、団長さんのびくびくしてるぅ、だ、だめです、だされたら、わ、私ぃ!」

 団長の熱い精子を顔中にかけられた姿が脳裏に浮かぶ。あの量、あの熱さ、そしてあの匂いが顔を、胸を染め上げたら?間違いなく自分はいやらしい牝になる。そんなの。幻滅される……!

 その想像がいけなかった。スノードロップの身体が更に燃え上がり、もっと、もっとと刺激を求める。自分の意思で動かせないはずの乳房が急に、張りを増したように感じ、ペニスを搾り上げているように感じる。

 胸だけでイくのか?おっぱいを握られて、好きに弄ばれて?

 団長の意地の悪い言葉にスノードロップは首を振るも、蜜壷からぷしゅっ、ぷしゅっっと飛び出す愛液がそれを否定していた。

「やだやだやだぁ!でも、だめ、だめなのぉ!イ、いっちゃいます!わたしぃ、私胸だけでぇ、あああ、がまん、がまんしなきゃいけないのにぃ!だめですぅ、胸だけでイかれちゃいますううううう!」

 団長も限界だった。止めとばかりに胸の先端を牛ビキニの上から抓り上げ、そのまま、思いっきりペニスと突き出す。同時に征服の尖兵が恋人の蕩けきった清楚な顔を、赤い宝石のような口を、熟した美果実のような巨乳を真っ白く染め上げた。

「んあああああああああああ!イくううううううううう!」

 スノードロップの身体が跳ね上がろうとするも、馬乗りになっている団長の重しでそれが封じられる。体中を駆け巡る絶頂の快楽は脱出口を見つけることができず、スノードロップの中で暴れ続ける。

 足が外れかねないほどピンと伸び、上半身が左右に揺れる。その振動で敏感になりすぎた胸がペニスに触れ、また軽くイく。

 何度も痙攣を繰り返した眼下の恋人の顔から精子が流れ落ちる。双丘からも流れ落ち、谷間に小さな白濁の川を作り上げる。

「んあ……ひぃ……あ……顔も、胸もぉ、団長さんのがいっぱい……だめ、これ……せーし流れるだけで……また、イく……」

 びくん、びくん。スノードロップは軽い絶頂を繰り返し、やがて四肢をだらんと、投げ出した。

 団長は馬乗りのまま淫らに染まった恋人見る。白黒の斑が真白くそ待った牛柄ビキニを着たまま打ち震え絶頂の余韻に浸っている。その姿を見るだけで欲望が高まり、股間が更に硬くなる。もう一度犯したい。だが……

 暫く休ませようか。少し酷いことしたかな、と思うがよく考えるといつもと変わらない気がする。スノードロップの感度が著しく高い気がする。

 確かにスノードロップは胸が弱い。初めてしたときも胸と乳首で感じていたし、いつも胸を弄ると途端に力が抜け、抵抗が弱まる。理性のタガが外れると必ず胸の愛撫をおねだりするくらいには。

 それにしても、だ。

 一瞬思案に沈む団長の目に手紙のようなものが目に入った。

 まだスノードロップが法悦の余韻から抜け出せないうちにそれを広げる。

 

団長さんへ。

 この手紙を読む頃は大好きなスノードロップと仲良くエッチしているころかな?

 年末は忙しくて大好きなスノードロップと一緒に過ごせなかったでしょ?一緒にすごしたのはクリスマスくらいかしら。それでも数時間……

 今日くらい一緒に過ごしてもらおうと思って皆でいろいろ考えた結果、こういうことをしてみちゃった。でも、いつもなら私はスノードロップと『二人きり』で初詣だったんだからね!スノードロップが団長さんを好きになっちゃったから譲って上げてるけど!騎士学校時代からずっとそうだったのに……むー!

 ところで、スノードロップの食べたお餅には、媚薬と射乳薬混ぜておいたわ。ブバルディア先生やローズマリーさんが人体に影響が無いことを確認しているから安心して。射乳薬の効果が出るまで少し時間がかかるからしっかりおっぱいを揉んで上げて。強くするといいかも。知ってると思うけど、スノードロップ、胸が弱いし、ちょっとマゾっぽいところあるし……

この間お風呂で皆で悪戯したらね、凄いエッチな声を……これ以上は秘密。

 あ、そうそう。射乳薬は胸の感度をもの凄く高めるみたい。団長さんおっぱいや搾乳プレイ好きでしょ。何で知ってるのかって?団長さんのお部屋に、スノードロップみたいな顔をした大きなおっぱいの天使みたいな子が蜘蛛女にやられて、母乳出してイってる本があるのを知ってるんだから。オジギソウちゃんが「沢山使った後がある」って言ってたわよ。あ、隠してあったスノードロップのエッチな写真は手をつけてないわよ。

 それではこころゆくまでねっとりと愛し合ってね。

 

団長さんとスノードロップが大好きな花騎士一同【代表:サフラン】より

 

追伸:あとで私もスノードロップのおっぱい揉ませてね。

 

 

一読して団長は、天を仰ぎ、感謝をした。

良い仲間を持った。サフラン、君の親友のことは任せろ。必ず幸せにしてやる。

そしてスノードロップのおっぱいも任せろ。もっと美しく淫靡なものに育て上げてやる。

女の子同士のスキンシップでじっくりと味わってくれ。

 一切スノードロップの意思が介在しないやりとりを済ませ、決意を新たに、スノードロップに跨がる。一度精を放ったはずの愛欲の塊は先ほどよりも堅さを増している。その熱は法悦の褥を剥ぎ取り、恋人を欲情の閨へと招きよせる。。

 絶頂の余韻から理性を取り戻したスノードロップの眼前には、淫丘に谷間を再び蹂躙しようとする黒色の剛刀。恋人が何を求めているのかすぐわかる。

「だ、団長さん、また、胸です……か?」

スノードロップは太ももを擦り合わせながらおずおずと尋ねる。

著しく敏感な胸によ愛撫と奉仕で、女の泉からはこんこんと淫水が溢れ続けている。

「(ううう……アソコがじんじんして切ないよぉ……ううん。それ以上に胸の奥が熱い……)」

 ふくよかな胸の奥に熱が滞留し、今にも吹き出しそうな感覚に襲われる。騎士学校時代にサフランと二人で行った温泉旅行……そこで見た間欠泉を思い出す。胸の先から湯煎が吹き出しそうなそんな感覚。

「だ、ダメです!イ、いったばかりで、胸も先っぽも敏感にな、んんっ!だめ激しっ、そんな揉み方されたら、胸が、胸が破裂しちゃいますぅ!」

 スノードロップの抗議を余所に、団長は手紙に書かれていたことを実行する。スノードロップのたわわな豊乳から吹き出す母性の飛沫を見たい、そして味わいたい。

 彼にはスノードロップに対して裏表が無かった。言い換えればデリカシーが無いとも言うが。

 柔らかく張りのある巨乳を握りペニスを磨き上げる。一度白く汚れた美巨乳は淫靡に輝きかがやきながら、透明な涎でコーティングされた刀身を磨き上げていた。

 団長の掌に応えるように乳房は形を変え、刀が漏らす透明な刃塵を掬い取り、磨き上げてゆく。時折、砥石が刀の先端を刺激しすると、団長は切なげな声を上げた。眼下の研ぎ師は、切なげな吐息と淫らな声を上げながら悶え続ける。

「んんっ、ああっ、団長さんの、こ、擦れて!ふ、太くなって、ますます熱くなって、わ、私、おかし、ああっ、これ、だめだめですよお!む、胸ぇ、ぎゅっとされて痛いのに!先っぽどうしが擦れると、恥ずかしいのに声が止まらなくてえ!!」

 胸だけでなく、乳首同士が擦れ合う。震える太刀が前後に動く度に甘い痺れが全身を駆け巡る。スノードロップは襲い来る快楽に痛めつけられるように身体を仰け反らせながら悶え続ける。そして団長の身体は、スノードロップの逃げ道を防ぐかのように、全体重でがっしりと押さえつける。それはさながらスノードロップの体内で暴れ狂う悦楽の奔流を、彼女の柔らかな肢体に押さえ込むかのよう。

 団長も熱いうめき声を止めることができなかった。眼下で悶える恋人の姿がたまらなく愛おしい。

「んあああっ!む、むねえぇ!こ、こんなの、ず、ずるいで、だ、ダメです、胸ぎゅっと強くしたら!奥から熱いのが来てえ!先っぽが震えてぇ!こんなのぉ、こんなのダ、ふああああん!」

 掴む双丘がぶるぶると震え始めた。団長は直感していた。胸だけの絶頂。それも先ほどとは比べものにならない大きな快楽の終着がスノードロップにもたらされようとしていることに。

「ご、ごめんなさい、団長さぁん!わ、わたし、大きいの来ちゃいます!む、胸が破裂しちゃ、胸だけで、こんなにぃ、ああああっ!でる!!でちゃう!ごめんなさい団長さん、私、わたしぃ、イ、いくううううううううううう!!」

 恋人が絶頂に屈すると同時に、団長がうめき声を上げながら再び放った雄の欲情は先ほどよりも激しく迸り、恋人の顔を真っ白に染めた。スノードロップの身体が激しく震え、同時に胸を覆うビキニに母性の染みが広がっていく。布が受け止めきれなかった白いそれが乳房を伝わり流れ、団長の刀を濡らした。

「そ、そんなぁ……な、なんでぇ……母乳が、でて、るぅ……んんっ、これ、流れるだけで、気持ちいいよぉ……」

 スノードロップの清楚清純な顔は、赤く火照り、くりくりとした可愛いらしい純真な目はとろりと、悦楽に溶けていた。口の端からは赤子のように涎を流し、整った顔を台無しにしていた。

それでも、彼女の美しさは損なわれることはない。それどころか母性の果汁は妖艶で淫らな女の色香を醸しだし、精を放った団長の刀身を再び硬くした。

「団長さぁん……わたしの身体おかしくなっちゃいました……胸が母乳をもっと出したい、出したいって言ってるんです……アソコも、団長さんのが欲しいって……」

 普段の彼女が絶対発すること無い快楽のおねだり。それがたまらなく団長には愛おしく感じた。それと同時に、嗜虐心が昂ぶる。今日は自分の色に染め上げたいと。

「だんちょう……さん?」

 スノードロップは獣欲に目を輝かせたまま反応しない恋人に心配そうな声をかける。団長はそれに返答をした。ただし、掴みきれないほどの大きさである胸を鷲掴みしてだが。

「んああああああああああっ!ひいいいいいいんん!」

 スノードロップは小柄な身体を限界まで仰け反らせながら、容赦を乞う喘ぎ声を出すしか無かった。胸を鷲掴みされながら引き起こされる苦痛がマゾヒスティックな快楽を体中に走り、その刺激に乳房からはびゅるびゅる、っと止まること無く母乳が飛び散る。

「んぎいぃ、痛いのにぃ、止まらない、母乳、止まらないよぉおおお!あ、んあっ、こ、これ、なんでこんなに気持ちいいのぉ!?」

 あられもない声が部屋中に響き渡る。胸と子宮の奥底が熱くなり目の前が真っ白になる。止まることの無い絶頂の暴力。触られてもいないのに、牝の口からは透明な飛沫が飛び散り続ける。

「ん……ひぃ……こ、こんなあ……」

 胸を掴んで引き起こされながら絶頂するという屈辱と羞恥が被虐心を高める。身体の力が抜け、上半身を起こすこともままならず、愛おしい男の胸に身体を預ける。それに応えるように団長はスノードロップの頭を優しく撫でながら両腕と足ののリボンを外す。

 解放された腕を団長の背中に回しながらスノードロップは愛しい男の背を撫でた。

 エッチの時は意地悪だけど、かならずこうやっていたわって優しくしてくれるずるい人。でもそんな彼が大好きで。思わず頬を胸板に擦りつけ、甘えた声を出す。それだけで胸から熱く白いミルクが流れだす。

「もう酷いですよぉ……痛くするなんて。私、痛いので感じちゃう子じゃな、んんっああっ」

 最後まで話を聞くことは無く団長はスノードロップの胸にむしゃぶりつく。掌に余る豊かな乳房を揉みしだき、桃色の突起を舌で転がし、甘く噛みつく。スノードロップが苦痛にくぐもったこえを上げると共に、甘く濃い母乳が溢れだし、たちまち口内を満たす。スノードロップに聞こえるようにわざと音を立てて反応を伺う。

「んんっ!そ、そんなに夢中で吸わない、ああっ!音を鳴らさないでくださいぃ!は、恥ずかしいですからぁ!」

 その反応がまた団長の理性を犯す。口の端から母乳か零れるのも構わず、唇の後が残るほど強く乳房に押しつけ、一滴残らず母性の甘露を吸い尽さんとばかり強く吸い上げた。。

「だ、だめえ!また、またイく!胸、強くされて母乳出るとまたイっちゃいますうううううう!」

 スノードロップは背を仰け反らせ足をピンと伸ばしながら何度目かわからない絶頂を迎えた。そして今度は仰け反る身体を逃がさないとばかりに恋人が腕が抱きとめる。噴き出す絶頂の悦楽を身体に押し込まれる錯覚がスノードロップを更なる法悦へ導く。

「こ、これぇ、好きぃ、ぎゅっとされると、んあっ、気持ち良く、ってぇ!あ゛ッ、ん、ふ、ああぁっ!」

 獣のような喘ぎ声が部屋中に響き渡る。白く清楚な顔が絶頂に塗りつぶされたスノードロップの姿はまるで快感という餌を貪る獣に似ていた。理性を失った淫らな声を上げることで快楽の奔流から逃れようとするも、団長の濡れそぼった唇に声を封じられる。熱い欲情に煮えたぎった舌が再びスノードロップの舌を絡め取り、口内の母乳を雄の唾液と共に注ぎ込まれた。

「(私団長さんに口移しで自分の母乳飲まされて感じてる……?それに団長さんの舌、すごくエッチに絡まってきて……唾液も甘くておいしいよぉ!)」

 溶かされた理性は恋人の行為全てを愛の営みと理解をしていた。感情もそうだった。団長にその身を「おかしくされる」ことにこの上ない悦楽を感じていた彼女にとって至上とも言える悦楽。妊娠していないのに母乳を噴き出し、挙げ句その身に口移しで飲まされるという背徳的ともいえる行為。全てが気持ちが良い。

 やがてお互いは唇を離し、互いを見つめ合う。スノードロップは気付いていた。団長が求めていることを。そして自分の、女の部屋が限界であることを。

「団長さん……」

 頷くと団長は黙ってスノードロップの背後に回り、そっと抱き起し、壁に手を突かせる。

「そ、そんなに見つめないでください……は、恥ずかしい……え、エッチなのが止まらないで……またぁ……」

 小柄ながら豊満な肢体は、秘部から女の涎を流し続け、胸から母性の涙を流し続け、床を濡らしていた。

「く、ください……団長さん。もう限界なんです……恥ずかしいし、はしたないけど、団長さんのが欲しいんです!」

 美しく整った尻を無意識に振りながら、スノードロップはペニスの挿入を懇願していた。清楚清純な彼女がこんなことをするとは騎士団の誰も思わないだろう。だが今の彼女は情欲に溺れたただの牝でしかない。

 その姿に団長のペニスは限界まで膨らみ固まった。欲情にそそり立つそれは無言の声を上げる。犯す。恋人を犯すつくす。大好きな少女を。その牝の部分を自分の形に変えて、その母性の果実を自分の手で搾って、自分好みに仕立て上げてしまえ。

雄の本能は告げた。目の前の少女は自分の最愛の女であり、最高の牝であると。

 躊躇うことなく団長の剛直がずぶりと、スノードロップの秘部に入り込む。

「き、来たぁ!大きいの、キて、イっちゃ、んあああああああんん!」

 愛しき雄竿を受け止めた牝壷は、肉壁を震わせ絶頂に慟哭した。桃色の壷から零れる透明な飛沫は、床をあっという間に水溜まりに変える。絶頂の余韻のためか、生まれたての子鹿のように足をブルブル震わせ、壁に手をついたまま今にも崩れ落ちそうな恋人の腰を両手で掴み、追い立てるように団長は腰を打ち付けた。

 一突きごとに響く愛欲の衝撃が、幾度もの絶頂により法悦の虜となっていたスノードロップの身体を溶かしてゆく。

「う、嬉しいのぉ!団長さんので突かれながら好きにされるの大好き!」

 理性を溶かされつくしたスノードロップは嬌声を上げながら腰を振り、恋人の与える快楽を貪欲に吸い尽くそうとする。 

「いいですぅ!すごく気持ち良くて、もっと、もっとかき混ぜてぇ!胸を搾ってくださいぃ!」

 豊満すぎる胸を主張するかのように、大きく揺らしながら母乳をまき散らすその姿は、斑のビキニのモチーフである乳牛を思い起こさせる。掌で強く両胸を揉みしだくと、苦痛に応えるように濃くなった母乳がびゅるびゅるっと吹き出る。

 まるで牛のようだ。感じると母乳が噴き出るようになっている。

 これまで十分思っていたことだが痛く揉まれて感じるとは、マゾの気でもあるのではないか。

 耳たぶを噛み、秘部を抉るようにペニスを打ち付ける。そのたびに静脈がうっすら浮かび上がる白く美しい背中から汗が飛び散り、歓喜の声が部屋中に響く。

 団長の奥底に悪戯心とサディスティックな欲情が膨れ上がる。そして耳元で優しく教え込むように囁く。「牛みたいだな。」

「わ、私、牛なんかじゃ、ああっ、だめっ、だめぇ!そんなに強く握ったら沢山でちゃいますううう!」

 否定をするためか懸命にスノードロップは首を振るが、可愛らしいカウベルが「お前は牛だ」と教え込むように音を鳴らす。家畜のための鐘の音が響く度、スノードロップの揺れ続ける双丘が膨らんでいくように感じた。縦横無尽に大きく揺れるそれは暴れ牛を思い起こす。

 暴れん牛にはお仕置きが必要だな。団長の嗜虐心が益々膨らむ。そしてそれを止める者はここにはいない。

 ばしっ、暴れるなと教え込むように軽く胸を平手打ちする。

「痛っ!や、やめて、いぎっ!だんちょ、んあああああああ!」

 声が裏返り、艶色に飾られた喘ぎ声が響き渡る。秘部からはぷしゃっと、牝の涎が飛び散り、胸から噴き出る白濁の涙が、苦痛による絶頂の証をスノードロップに教え込んでいた。ペニスを打ち付けられながら乳房を叩かれるという背徳的な行為がもたらす被虐の法悦。痛みに反応し身体が益々熱くなっていく。痛いのは嫌なのに。それが気持ちいいなんか認めたくないのに。違和感が声となる。

「い、痛いのにどうしてえ!!さっきから痛いのが気持ち良いんですぅ!わ、私の身体おかしくなっちゃってますぅ!」

 それをマゾヒストっていうんだよ。正直になったらもっと強く胸を搾ってあげる。

 恋人の被虐を煽り立てる言葉のためか、それとも堪えきれない快楽のためか、スノードロップは顔を真っ赤にしながら淫靡な声をあげ、身体を悶え震わせ続ける。団長は止まることなく腰を打ち付け、教え込むように胸を、背中を、尻を平手打ちする。小気味のよい音共にスノードロップの牝が離したくないとばかり男根を締め付ける

「わ、私マゾじゃないのにぃ!は、激しっ、くっ、てぇ!こんなの!こんなのぉ!!」

 スノードロップは必死に快楽に抗い、己が被虐の虜でないことを訴えようとするも、色づく声、体中に浮かぶ随喜の汗、そして蕩けきった顔が何よりも全てを快楽として受け入れていることを如実に謳っていた。

 腕を引っ張られ、さらに牝祭壇の更に奥を極太の棍棒が荒らし回る。あえて激しくかき回すようなピストン。女の苦痛を無視する凶器。いつもの団長の優しい秘事とは打って変わった、蹂躙し、自分のモノであることを教え込むためのセックス。

 それがなにより気持ちいい。自分が大好きな人のモノにされていくことがわかるのが。ああ、自分は団長さんに、団長さんの……

 その堕ちていく姿を見逃す団長では無かった。止めとばかり二つの乳房をぎゅっと握り、同時にペニスを奥深くに打ち込む。

「ああああああああああっひいいいいいいいいい!!イ、いっくうううううう!!」

 びゅるるっと、断片的では無く放水のように母乳が噴き出る。目が点滅し、頭が白くなる。気持ちが良い。たまらなく気持ちが良い。もっと、もっと。  

「だ、団長さぁん!もっと、もっとぉ!母乳出させてぇ!母乳出してイくの好きぃ!おちんちんでかき混ぜられてイかされるのも好きぃ!痛いのも強くされるのも全部好きですぅ!団長さんの思うようにされるの大好きい!!」

 矜持をかなぐり捨てて、スノードロップは更なる悦楽を恋人に求める。気持ちが良い。はしたない声を上げるのも、痛みを感じるくらい胸を搾られるのも、いつもよりも乱暴に激しく突かれるのも。

「あ、ああっ、ひぃん、牛で良いですからぁ!んなあああんっ!マゾでもいいですぅ!だからもっと、もっとぉ!私を団長さんのものにしてくださいぃい!」

 普段のスノードロップなら絶対言わないだろう言葉と、体中から伝わる桃色の熱情がことさら団長をいきり立てる。自分の望み通りに。自分だけのモノに。自分だけの恋人に。

 身体に覆い被りながら激しく強く胸を揉みしだき、子宮の奥底を激しく突き続ける。度重なる絶頂で敏感になっていた膣は、ぶるぶる震えながら激しく肉棒に絡みつき、雄の支配下に下るための証をねだり始めていた。

 団長は与えられる快楽に屈服し淫らな声を上げるしかないスノードロップの耳たぶを軽く甘く噛み、舌を頬に這わせ、囁く。膣内の奥に沢山出すぞ、しっかり受け止めてくれ、と。

「あああっ、んあああっ、は、はい!中に下さぁい!全部下さい!私は団長さんのものですからぁ!団長さんが一番気持ち良くなるようにしてください!」

 宣言が引き金になったのか今まで以上の汗が白い肌に浮き出し、より一層スノードロップの美しく豊満な肢体が震え始める。激しい絶頂を迎える身体の無言の叫び。

「イ、いきますぅ!団長さんいにマゾ扱いされて、牛みたいに搾られてるのに真っ白になるう!一番大きいのきちゃいま、ひぃい、んぐうぅう、イいくうううううううう!!」

 スノードロップが洪水としか称しようのない濃厚な母乳を大量に噴き出すと同時に、団長は子宮の奥底に雄の証を注ぎ込む。棍棒に蹂躙され続けた牝の祭壇は、子種を洗礼の証としてその身を歓喜に委ねた。

「んんん……ああ……熱くて、濃くて、赤ちゃんのお部屋ぁ……団長さんでいっぱいぃ……」

 膝をガクガク震えさせ、床に崩れ落ちそうになるスノードロップを団長は抱き寄せ、そのまま荒い息を封じるように熱く唇を塞ぐ。唾液からいやらしい発情した牝の甘い味がする。年明けに交わした恋人同士のキスとは違う、官能に満ちた香りが鼻孔をすり抜け、脳の奥にある雄を刺激した。

「ああ……すきぃ……団長さぁん……えへへ、団長さん……キス、嬉しいです……!?」

法悦のもたらす気だるい疲れと幸せに身を任せるスノードロップを、抱きしめたまま団長は仰向けに寝転ぶ。引きずられ倒れたスノードロップは、団長の身体を褥にしたまま仰向けに倒れた。寝そべったままでの背面騎乗位だ。そして射精し萎えるはずのそれはむしろより一層の硬さを変えること無く、スノードロップの秘部を抉った。

「え、ああ、ん゛ぐぅ、ふ、ふかいぃ、だ、団長さんこ、こんな体勢、は、恥ずかし、んんひぃい!?」

 抱きかかえたまま、スノードロップをまるで宙に放り出すように腰を打ち据えるだけでなく、円を描くように敏感すぎる秘部を嬲る。

「ダメですダメだめえええ!?この体勢、変なところに擦れて、き、気持ちいいよぉ!あれだけイかされたのに、まだイくっ、お、おかしく、おかしくなっちゃいますうう!」

 何度も続いた恋人のまぐわいは確実にスノードロップをただ絶頂を繰り返すだけの牝に堕としこんでいた。団長はそれをわかりながらも手を緩めない。真っ赤になった巨大な媚果実から白い果汁を吹き上げさせ、牝肉に棍棒を叩き続ける。スノードロップの牝穴は雄に征服されたことを喜ぶまでに堕ちていた。雄の勲を情熱のまま抱き留めると、供物を捧げるかのごとく子宮への扉へと導き始めた。

牝の肉体の神秘は、スノードロップへのある意味での背信。彼女にもたらされたのは、度重なる快楽の奔流を楽しみ溺れ続ける牝の悦び、すなわち止まらない絶頂の奔流。

「イ、いくの止まらないぃ、またイく、イクイクイク、んぎいいい!?そんなに下からずんずん突かれると赤ちゃんのお部屋壊れちゃいますぅ!!こんなの無理ぃ!!すごすぎるのおおおおおお!」

 狂乱。言葉にすれば容易い。しかし二人の間には間違いなく互いを気持ち良くしたい。狂わせたい。もっともっと、一緒になりたい。という性の交わりでしか達することができない確かな恋情があった。

 しかしそれがもたらすのは許容を超えた快楽。一切を淫蕩に捧げる宴。

 団長の瞳には獣を思い起こさせる野生の眼光。己の分身を刻み込みたいという本能に支配された瞳。

 対するスノードロップは玩具のように蹂躙される倒錯じみた快楽に支配されていた。マゾヒスト扱い、牛扱いされたこと、それを認めてしまったことで陥落してしまった理性。清楚清純な花を絵にしたような顔は、涙や涎、団長の子種や己の母乳によりぐちゃぐちゃに、透き通った可愛らしい声は獣の発情を思い起こさせる淫乱じみた濁った声となっていた。

「胸ぇ、そんなに激しくするとまた来ちゃいますぅ!あああっ!ぼ、母乳くるぅ!母乳出して、またはしたなくイっちゃ、んあああああああ!」

 噴き出る母乳。その美しく激しく吹き上げる白色の母性はさながら噴水。噴き出すと同時に団長のペニスは強くぎゅっと締め付けられた。そしてそれに応えるかのように、太く長いそれは、牝の奥の奥を突き続ける。 

「は、激しいぃ!胸搾られて下からのコンコン、しゅごいぃ!来る!きちゃう!や゛らあぁっ!ふぁ、あ゛あっ!また大きいのが来ちゃいますぅう!」

 無意識のうちにスノードロップは恋人から、再び愛欲の象徴を注いでもらうべく腰を降り続けていた。何度目かの限界が団長にせまっていた。

脳の奥がしびれ、ペニスが脈動する。下腹部の熱が膨れ上がりいまにも暴発しそうだ。

その微細な変化をスノードロップが気付かないわけが無かった。

「き、来てえ!団長さんの来てえ!いっぱい熱いの下さい!たくさんたくさん。せーしで満たしてええ!」

 振り向きながら流し目で懸命にねだる彼女の瞳、それが合図だった。想いと欲情、その全てをこめ団長は愛欲の塊を放出した。

「熱いのくる!団長さんのくるぅ!い、一緒にイっ、ん゛あ゛あ゛きたっ、あああ!イ、いぐうううううううううう!」

 抱きしめた身体は離さない。子宮の中に熱い子種が流れていく度に、スノードロップは腕の中で身体を震わせるだけでなく激しく仰け反らせ、何度も言葉にならない喘ぎ声を題し続けた。愛液は白く濁り、母乳は止まること無く流れ続ける。

 男女の番は、今日最高の法悦を互いに迎えた歓喜にしばしの間身を委ね続けた。

「ひっ、あああっ、す、すごいのだされちゃいましたぁ……♪こんなの……幸せすぎます……♪」

 法悦の余韻に身体を震わせながら、スノードロップは弱々しく微笑んだ。蕩けきったその笑顔を見るだけで団長は、荒い息を吐きながらも心が満たされていくのを感じていた。

「はぁっ……はあっ……だんちょうさんが中でいっぱい……嬉しい……です……」

 恋人に身体を預けたままスノードロップは弱々しくお腹をさすり続ける。さながら愛欲の塊を確かめるように。

 斑色のビキニはいまだ少しずつ流れ続ける母乳のせいか、すっかり真っ白になっていた。

「あ……零れちゃう……団長さんのなのに……」

 とろりとゆっくり垂れおちる精子がこれもまた斑のビキニパンツを真っ白に染め上げる。

 法悦と忘我がもたらした愛欲の白色は二人の記録。

 脱力した身体を重ね合わせ、何度も唇を重ね合わせ行為で言葉を伝え続ける。

 やがて、息を整えたスノードロップがゆっくりと口を開いた。

「サフランさん達に無理矢理着せられたとはいえ、折角の水着なのに……エッチなことに使っちゃういましたね。えへへ」

 顔を真っ赤にし、はにかむスノードロップの笑顔が、団長の心に染みいる。

 ああ、この笑顔だ。見る者の心を落ち着かせ、優しさに包み込む日だまりのような笑顔。

 スノードロップ笑顔に自分は惹かれた。そして、この笑顔を自分だけに向けてくれるこの瞬間、自分は幸せだと団長は思う。

そして、同時に罪悪感も浮かぶ、さすがに、さっきは言い過ぎたな。マゾだの牛だの。

「そうですよ!私牛じゃないですし、それにMじゃありません!」

 頬を膨らませ抗議するスノードロップの姿が愛おしくて、またからかって困らせたくなる。

 そのわりには気持ちよさそうだったが。叩かれて母乳巻き散らかしたり。いつもより激しく喘いでいたように見えるが。

「そ、それはその……流されてというか……」

 歯切れが悪い。そう言えば晴れ着姿でまぐわった時に、「団長さんにおかしくされるの大好きなんです!」とか言ってたのを思い出す。

執務室でいたしたときもそうだ。誰かが来る、という状態でいつもより興奮していた。

やはりM的な面が……

「そ、そんなわけがありません!」

必死に抗議するスノードロップがまた可愛くて愛おしい。

今回は間違いなくサフランの盛った薬のせいもあるだろうが、それは黙ったまま、団長は誤魔化すようにスノードロップの唇を塞いだ。

「ん……」

 優しい唇を重ねるだけの口づけに、二人は肉体と心が安らいでいくのを感じていた。

 やがて唇を離すと、スノードロップはにっこりと微笑んだ。

「ずるいですよ。団長さん。そんなに優しくされたら、酷いこと言われたのに許しちゃうじゃないですか……♪」

 ああ、またこの笑顔。この優しさ!こういうことをされるとますますスノードロップが好きになる。この子をもっともっと好きになりたい。

「は、恥ずかしいことばかり言わないでください!私だってもっと団長さんを好きになりたいんですから!」

 顔を真っ赤にしながら悶える恋人の姿を見ながら、今年一年は良い年になれば良いな、としみじみ感じ入る団長であった。

 スノードロップもそう感じているのか、一人の男を虜にした日だまりのような笑顔を浮かべながら大好きな男の胸にその身を預けるのであった。

 

一方その様子を覗く影が複数。 

「んぎぎぎ。私のスノードロップを……団長さんめ!!」

「サフランさん……落ち着いて……」

「だってぇ……スノードロップがエッチすぎて……」

「わかる。目が離せなかったわ」

「ところで録画しました?」

「もちろん!性教育の時間よ!!」

 この映像をうっかりスノードロップが見てしまい、騎士団一同お説教されたのはまた別のお話。

 




構成をもっと練りたかったけど時間がなかった……

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