※この作品はR-18です。

交わる世界でエッチをする話   作:寿垣遥生

52 / 78
遥生です。悪いニュースはようやく少し落ち着いてきたのかって感じでしょうかね?まあ、どこかの国は日本の領海にミサイルを発射したりウマ娘でアイネスフウジンの声をしている嶺内ともみちゃんが年内で引退したりということもありますけども…サッカーのワールドカップは開幕しましたし、極楽とんぼの山本圭壱さんも結婚!楽しかったり幸せな話題もあります。人類の永遠の敵であるコロナウイルスも飲み薬で治るのでは…というのもありますね。希望が山ほど詰まった人生は楽しまなきゃ損でしょ!僕も嬉しいことがあって上機嫌です♪

そんな中で今回は新キャラ登場回ですね。要するに新しい主人公で担当としては大人担当です…ちなみに、未来が王道担当、大智はショタ担当、澄晴は外道担当としてお送りさせてもらっていますね。そこに現れた大人のエッチの使い手…それが誰なのかは本編で!

ゲストヒロイン

佐藤美和子(名探偵コナン)



僕の父さんは刑事部長

side未来

 

 ある日の日曜日、宿題を終えた僕はガンダムブームに乗ってガンプラを作っていた。もちろん、作ってるのは歴代の主人公が乗ってきたガンダムだよ!僕はガンダムシリーズに関してはそこそこ観ていたけど、今流行りの『水星の魔女』だったかな?それに関しては諸事情で観ていない。ガンプラに関してはガンダムオタクの澄晴くんに乗っかって始めたもので本来はプラモデルとかを作るのは凄く苦手だ…でも、『頭を使うから』と言われて始めてみたらガッツリハマるものなんだね。今では作るのがめちゃくちゃ楽しい!

 

(よし、7割完成かな…昨日の夜中から作り始めてやっと完成が近くなってきた!ワクワクするよ♪)

 

 僕は高鳴る鼓動と震える手をコントロールして一つ一つを組み立てていく。最初の時はこの場面でよく失敗していたけど、今では失敗を恐れることなく堂々と作ることができている。とにかく、何事も慣れが大事なんだ…それは仕事や勉強とかだけではなく遊びにも言える。ここまで幾多の経験をしたからこそ今日の成功があるんだ…

 

『未来、今暇〜?』

 

「母さん、何?今はガンプラを作ってるんだけど!」

 

『ガラクタだかポンコツだか知らないけど、ちょっとあんたに頼みたいことがあって…開けてくれる?』

 

「全然違うよ!とにかく、入って良いから…」

 

 母さんは僕の言葉を合図として部屋に入ってくる。この人はガンダムとは縁のない生活をしていたから仕方ないとは思うけど、ガンプラを『ガラクタ』とか『ポンコツ』とかわざとらしい言い間違えをしていたら全世界のガンダムファンから殺されかねないよ…そんな母さんは弁当箱が入っているであろう黒い袋をもってやって来た。

 

「それで、頼みたいことって何?もしかして、父さんの弁当を届けてこいってことでしょ…」

 

「ご名答、そういうことだからよろしく!私はこれから原画を仕上げないといけないから…お願いね♪」

 

 そう言うと、母さんは机の上に弁当を置いてから部屋を後にする。本当に迷惑なのか何なのかよく分からない…さて、これからどうしようか?

 

(とりあえず、一旦作業は中断して弁当を届けよう…勤務先である警視庁本部は自転車で飛ばせば20分ぐらいだし。)

 

 僕は椅子から立ち上がり、弁当を持って警視庁本部へと向かうのであった。母さんも忙しいし、お弁当を忘れたままにしておくのも父さんが可哀想だからね…ガンプラに関しては帰ってからでもできるし、とにかく大急ぎで向かった。

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

 

 自転車で向かうこと20分、僕は警視庁本部にたどり着いた。ここには弁当を持っていくために何度が来たことがあるけど、とても大きくて立派だ…流石は日本警察の中心で威厳を凄く感じる。

 

「あら、未来くんじゃない…こんにちは。」

 

 入口から入ろうとしたその時、僕は佐藤美和子刑事に声をかけられた。この人は直属ではないが、父さんの部下の1人でとにかくまっすぐな刑事で事件の捜査だけでなく被害者のケアでも頼りになる人で僕も佐藤刑事に助けられたことがあって、まるでお姉さんのようで素敵な人だったな…

 

「こんにちは!あれ、いつも一緒の高木刑事はどうしたんですか?」

 

「高木くんは先輩の刑事からお昼ご飯を買ってこいと言われて…今は買い物をしてるところよ。」

 

 僕は高木刑事の現状を知って、将来自分が刑事になった時の場面を想像する。警察とかの組織において年下というのは年上に逆らうことは絶対にできない…意見できるのはそれだけの才能や力がある人のみ、組織というのは弱肉強食の縦社会だ。特に、ノンキャリア組の年下に関しては先輩からの当たりが特に強いらしい…ちなみに、父さんはキャリア組で警部補としての配属だったから階級が巡査やら巡査部長の先輩刑事は何も言えなかったとのこと。だからと言ってマウントを取ることもなく、常に謙虚で真面目な刑事だったと父さんの上司だった人からは小さい時に聞いている。

 

「そうなんですか…若いというのはこういう面で大変ですよね。」

 

「まあ、高木くんはとても気が弱いところもあるから先輩には逆らえなかったのかも…それに、千葉くんも捜査で不在だったのもあるわね。それで、未来くんは何の用があって来たのかしら?」

 

「実は…父が弁当をまた忘れてしまいまして、それを届けに来ました。」

 

「なるほど…丁度良かったわ。私もこれから刑事部長に用があるんだけど、一緒に用を済ませない?」

 

「良いんですか?すみません、わざわざ僕のために…」

 

「気にしないで。それじゃあ、行きましょうか!」

 

「はい。」

 

 こうして、僕は佐藤刑事と一緒に父さんのいるところへと向かうことに…まさか、佐藤刑事も父さんに用があるとは思わなかった。いつもは父さんが入口の前で待っていたけど、今回に関しては刑事部長室にいるのだろう…1人で行くのは心細かったから丁度良い。

 

(10分後…)

 

 エレベータを使ってしばらく歩くと、出てすぐに刑事部長室と書いてある扉がある…ここに父さんがいるのか。こういう所にいるのだから、父さんって本当に凄い人なんだなと感じた。いつもは僕が困った時には助けてくれて男同士だからこそ話せる相談にも乗ってくれる親という頼りになる存在だけど、警察としての父さんはもっと偉大なんだな。

 

「ここが刑事部長室よ、少し待っててね。」

 

 佐藤刑事は扉をノックをする。しかし、返事も何もない…刑事部長となると父さん本人も話していたが、退屈になってしまうぐらいに部屋の中でする仕事が多いはず。それなのに、いないというのはどういうことだろうか?思えば父さんは所謂『自由人』…何をしていてもおかしくはない。

 

「刑事部長、未来くんがお弁当を持ってきましたよ。いらっしゃいますか?」

 

「中にいなさそうですね。どうしますか?」

 

「とりあえず、開けてみたほうが良いわね…寝ている可能性もあるし。開けますよ?」

 

 一言声をかけてから佐藤刑事と僕は扉を開けて中へ入る…そこにはなんとジャケットを掛け布団として床の真ん中で僕の父さんである朝倉青雉(あさくらせいじ)が寝ていた。しかも、アイマスクも付けている…どんだけ寝たいのやら。

 

「刑事部長、そこで寝たらダメだと何度もお伝えしたと思いますが…それと、未来くんがお弁当を持ってきました。」

 

「未来がか…今、何時だ?」

 

「今は12時です。お昼ごはんの時間ですよ?」

 

「あらら…もうこんな時間か。最近は疲れたり暇すぎたりして眠過ぎるんだよな~どうも。」

 

 父さんは佐藤刑事の話を聞いてからアイマスクを外して目を覚ましてから起き上がる。自分の親ではあるが、こういう人が刑事のみんなをまとめて大丈夫なのかと心配になっちゃう…それでも、やる時はやるのが父さんだからどこかでスイッチは入ることだろう。

 

「とりあえず、お弁当持ってきたよ。」

 

「ありがとな。今日の弁当は…日の丸弁当か、最近は千鶴も手を抜きすぎじゃねえのか?」

 

「仕方ないんじゃない?母さんは漫画家として売れっ子で忙しいからお弁当を作るだけに力は注げないからね…僕も前の晩ごはんの残りがそのままお弁当になってることもあるし、同じだよ。」

 

「まあ、仕方ねえわな…ここで文句を言うと俺の弁当がカットされそうだし頂くぜ?千鶴にはありがとうと伝えておけ。」

 

「あの…親子で話をされているところ失礼いたします。ちょっとよろしいでしょうか?」

 

 僕と父さんが話していると、申し訳なさそうに佐藤刑事が僕達の間に割って入る。僕もうっかりで佐藤刑事がいたことを忘れてしまっていたよ…父さんとこうやって会話するのはかなり久しぶりで嬉しかったからね。

 

「おおっ…佐藤、どうしたんだ?」

 

「先ほど、事件現場付近で聞き取りをしていたらとんでもないことが判明しまして…」

 

「とんでもないこと…何があったのか?」

 

「それが…容疑者と思われていた防犯カメラに映っていた男はアリバイがあるという目撃情報が現場に当時いた人の証言によって分かりました。怪しい格好はしていても、声をかけてみたらお笑い芸人の人で荷物の中身に凶器のナイフらしいものもなくただお忍びで東京タワーに来ていたらしいです…」

 

「あらら、要するに白だったって訳か。ややこしい格好をしていやがって…まあ、芸能人だしバレて大変なことになったらそっちがもっとダメだわな。」

 

 佐藤刑事は父さんに事件の捜査結果を報告する。この事件に関してはニュースで観ていたけど、事件が起きたのは展望台で景色を見ている隙を突かれて女性が背後からナイフで何者かによって刺され、振り向いた時に今度は心臓を一突き…しかも、その時に展望台にいたのは殺害された女性と犯人のみという事実上の密室に近い状態だった。目撃情報も何もない中で防犯カメラの映像から佐藤刑事が挙げた男が容疑者として浮上していたものの今回の証言からアリバイがあったことが判明。これで事件の捜査は振出しに戻ったと言える…

 

「父さん、今日は予定通りに帰れる?事件の捜査が振り出しに戻って大変だと思うけど。」

 

「未来…心配すんじゃねえって!俺の部下はみんな優秀だぜ?こんなハンデなんてすぐに取り返すさ。だから、今日は夜までには帰れる。信じてくれ…なっ?」

 

「そっか。待ってるね!」

 

「まったく、お前って普段は生徒会長をやっていて優等生キャラなのに俺の前になると子供に戻りやがって…しょうがねえヤツだぜ。」

 

「当たり前でしょ?僕は父さんの子供なんだから。子供というのはいくつになっても親が好きなものだよ。」

 

「嬉しいことを言ってくれるじゃん。とりあえず、俺は弁当を食ってからまた頑張るから…家で待ってろよ?」

 

「うん…また後でね!」

 

 そして、父さんがお弁当を食べ始めたところを見届けてから僕は刑事部長室を後にした。とりあえず、父さんは今日こそ帰ってくるんだ…それまでにガンプラを完成させないとね!頑張ろう。

 

 

 

 

~~~~~~~~

 

 

 

 

「できた!」

 

 家に帰って時間が経って夕暮れとなった時のこと、僕はガンダムを遂に完成させた。他のからデビューしてここまで作ってきたけど、かなり上達したと思える…しかも、主役のガンダムだから気合は入ってたよ。本当に最高だ!

 

「何ができたんだ?」

 

「父さん…いつの間に!?」

 

 僕以外いないはずの部屋の中で声がして振り返ると、そこにはスーツを着た父さんがいつの間にか帰ってきていた。ドアが開いた気配もしなかったぐらいに気配を感じず驚くばかりである…流石は警察、忍び込みが上手すぎる。

 

「おおっ、何かと思ったらガンダムじゃねえか!懐かしい…」

 

「父さんもガンダムが好きだったの?」

 

「好きも何も初代のアニメは世代だからな。あの時は昼休みによくジェットストリームアタックとかの技を影響されてやっていたし、ガンダムごっこも女子を巻き込んで遊んで誰がアムロで誰がシャアなのかよく争ったよ。それぐらいに俺達だけじゃなくて世の中はガンダム一色だったぜ!」

 

「へぇ…父さんって結構やんちゃだったんだね。」

 

「ガキの時は誰だってみんなそうさ、最初から落ち着いている野郎なんてどこにもいねえよ…お前も覚えているとは思うが、小さい時はいつも汚れるぐらいに遊んでいたからな。そういった時を経て人間ってのは大人になるものだぜ?」

 

「そうだね…うん。」

 

 父さんに言うことに僕は納得する。普段はだらしがないところもあるけど、こういう場面だとかなり良いことやためになることを言ってくるから本当に頼りになるよね…まるで、漫画やアニメのヒーローみたいだ。

 

「それよりも、お前…好きな子はできたのか?」

 

「好きな人って?まあ、いると言ったらいるけど…」

 

「いるのか!?一体、誰なんだ?」

 

「それが、好きな子が沢山いて迷ってるんだ。その人達にはそれぞれに魅力があって困っていてどうすれば良いのか分からないよ…」

 

「あらら…だが、その気持ちは痛いほど分かるぜ?俺もまさにそれだからな。」

 

「えっ?」

 

 その時、父さんは思わぬ爆弾発言をしてしまったのか…僕はフリーズしてしまう。これって浮気じゃないよね?背中から銃で突然撃たれたような衝撃が僕を襲ってきて頭の中が混乱しそうだ。もしも、これが本当だとして母さんにバレたら離婚沙汰で済むのだろうか?耳にしたくもない事実を聞いたような気もして不安になる。

 

「ん…俺、何かまずいことでも言ったのか?今のはえっと…その、アレだ。なっ?」

 

「う、うん…男同士の内緒ね。」

 

 父さんは人差し指を口に当てて『内緒に』ということを伝えようとする。僕は口が固いから黙ることはできると思うけど…母さんにバレないかが心配である。父さんって結構うっかり口を滑らせることがしばしばだからね。

 

「未来、ご飯ができた…って、おかえりなさい。」

 

「ただいま。どうしたんだよ、そんなに驚いて…俺はおばけじゃねえぞ?」

 

「事件の方は捜査がやり直しになったとニュースであったから帰ってこないかなって思ってたけど、大丈夫なの?」

 

「ああ、部下達が仕事を自ら引き受けてくれたんだ。『刑事部長は家族との時間を大事になさってください』って言われたら断る訳にはいかねえだろ?」

 

「そう…とりあえず、お風呂も夜ご飯もできてるからお風呂に入っても良いわよ。」

 

「お前とか?」

 

「…バカ、入るなら未来と入りなさい!!青雉ったら何を言い出すのやら…」

 

「冗談に決まってるだろ?未来、久しぶりに一緒に入ろうぜ!」

 

「う…うん!」

 

 それから僕と父さんは久しぶりに一緒にお風呂に入ることに…ここ最近は1人だったけど、父さんとお湯に浸かりながら学校のこと、お仕事の話、日常の話を語り合った。それからの夜ご飯は久しぶりの一家集結で会話も弾んで楽しい時間となって本当に幸せだ。しかし、聞いてしまった浮気疑惑…父さんは本当に浮気をしているのだろうか?それが本当でないことを僕は心の底から祈りたい。離婚をしたらどっちについていくかなんて決められないからね…これからも家族3人が一緒で笑い合える家庭でありたいところだ。




朝倉青雉(あさくらせいじ)

CV:子安武人

身長:185cm

体重:70kg

誕生日:4月5日

年齢:満48歳(サザエさん時空なので変動なし)

第四の主人公。未来の父親で警視庁本部の刑事部長を務めていて、沢山いる刑事を率いる。普段はだらしない男ではあるが、いざという時には正義感が強くて真っ直ぐで頼りになるという漫画やアニメの主人公のような男だ。そんな彼を未来は心から尊敬していて、そんな未来を父親として厳しくも優しく大事にしている。千鶴とは仲が良かったり悪かったり?

浮気疑惑がかけられている時もあるが、その時は大体黒で浮気性にして女好きの一面も持つ。ただ、浮気の事実に関しては刑事部長の権力を使って揉み消している模様。


こんな感じで新キャラの青雉(せいじ)はいかがでしょうか?これまでは存在しかない『未来の父親』としか出てこなかったのですが、ついに名前も台詞もありで登場しました。こんな彼が大人のエッチを見せつけますが、設定を見ても分かるように不倫モノですよ…つまり、澄晴に肩を並べるぐらいの外道をやってます。刑事部長なのにw

彼のモデルとなったキャラは名前を見て分かるように『ONE PIECE』に出てくる元海軍大将の青雉(あおきじ)ことクザンですね。だから、脳内声優は子安さんなんです!声に関してもあのねっとりしただらけきった声を脳内再生してもらえれば…ですね。『あらら』を多様しているから分かっていた人もいらっしゃっていたと思いますけども、クザンのキャラって憎めなくて癖になるんですよ!そこは参考になりました。外道なところはSAOの須郷を足してますね…自分で書いてて凄い化学反応を起こしたキャラになりました。

こんな感じで青雉(せいじ)もよろしくお願いします!次回のお話はまたもや時事ネタで本当にこの時期は時事ネタのネタが満載で大変ですよ…ヒロインに関しては対象外からの追加となるので誰なのかも楽しみにしていてください。

それでは、また次回!

ノエルとマリンのマジエチでの一人称は?

  • 実際と同じ
  • 『私』で統一
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。