※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

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第十四話「終戦〜その陰で」

磯風『反乱軍に告ぐ…ただちに降伏せよ

繰り返す直ちに降伏せよ』

 

「降伏だと…フッなめんじゃねえー!」

 

ドドーン

 

龍治郎「させるか!」

 

キィン

 

「なっお前は」

 

龍治郎「お久しぶりです 摩耶さん」

 

摩耶「何故お前がここに」

 

龍治郎「私だけじゃありません」

 

鳥海「摩耶…」

 

摩耶「鳥海…」

 

龍治郎「行方不明だったあなたがまさか

反政府とつるむなんて」

 

摩耶「うるせえお前に何が分かる」

 

龍治郎「分かりますよ 私は五年前のあの日

あの戦場にいたのですから…」

 

摩耶「そうだったな」

 

鳥海「摩耶やはり復讐なの」

 

摩耶「あぁそうだよ 五年前のあの日

帝国軍の奴らはお前達を見捨てた 

だから高雄姉が轟沈した 

あいつらのせいだ…あいつらのせいで…」

 

龍治郎「違う悪いのはこの私だ「」

 

鳥海「司令」

 

龍治郎「五年前のあの日私が高雄をなんとしても

呼び戻せばこんなことにならなかった

全てはあの日力が無かった私の責任だ…

すまない」

 

摩耶「、、、」

 

龍治郎「だから頼む降伏してくれ 高雄も

こんなことを望まないことは君がよく

知っているはずだ」

 

摩耶「分かってるさそんなことは」

 

龍治郎「っ」

 

摩耶「だけどそういう訳にはいかねんだよ」

 

ダダダ

 

鳥海「摩耶」

 

磯風『司令 撃って来ました』

 

龍治郎「やむを得ない…交戦を許可する」

 

浜風『全部隊へ発砲許可』

 

磯風『応戦しろ!』

 

反乱軍兵士『斬雪12機手強いぞ』

 

摩耶「包囲殲滅、踏み潰せ」

 

ダダダ ドカーン

 

反乱軍兵士「七時方向より敵 いきなり機影が…」

 

摩耶「馬鹿な 電探に反応は」

 

反乱軍兵士『識別信号確認 特戦海軍の新鋭秋雷です!」

 

磯風『司令来ました若狭本隊です』

 

蒼治郎『兄上 ご無事ですか』

 

龍治郎「蒼治郎 殿下たちは」

 

蒼治郎『既にこちらで保護しました瑞も無事です』

 

龍治郎「よし残敵掃討は任せてもいいか」

 

蒼治郎『お任せを…兄上は?』

 

龍治郎「決着をつける」

 

摩耶「くそ…こんなところで」

 

鳥海「摩耶」

 

龍治郎「降伏しろ 摩耶」

 

摩耶「潮時か わーたよ 降伏する」

 

龍治郎「ありがとう」

 

鳥海「摩耶!」

 

摩耶「鳥海 悪かったな心配かけて」

 

鳥海「ほんとよ…まったく」

 

龍治郎「摩耶」

 

摩耶「あぁ明智の居場所なら知っている」

 

龍治郎「案内を頼めるか」

 

摩耶「あぁ任せろ」

 

蒼治郎『司令 残党戦力の確保完了しました』

 

龍治郎「そうか ご苦労だった」

 

矢矧「司令 お待たせしました」

 

龍治郎「よし来たなではこの反乱の終止符を打ちに行くぞ」

 

矢矧「はっ」

 

 

反乱軍 本拠地

 

明智大尉「摩耶からの報告は?」

 

反乱軍兵士「いえまだです」

 

明智大尉「まさか摩耶がやられたのか」

 

反乱軍兵士「なんせ相手が相手ですから」

 

明智大尉「クソ!なんでこんなことに…

それもこれも全てあいつが花田閣下を殺したから」

 

反乱軍兵士「しかも取り調べの最中に自害とは」

 

明智大尉「そもそも奴がこの謀反を企てなければ」

 

反乱軍兵士「大尉…」

 

「ほうその話興味深いな」

 

反乱軍兵士「誰だ!」

 

「その話詳しく聞かせてもらおうか…」

 

明智大尉「貴様は…」

 

 

摩耶「ここが反乱軍の本拠地だ」

 

矢矧「司令…」

 

龍治郎「あぁ様子がおかしい」

 

摩耶「なんだ やけに静かだな」

 

矢矧「まさか逃げられた!」

 

龍治郎「違う…この匂いまさか!

矢矧全員突入させろ!」

 

矢矧「了解!突入ー!」

 

ダァン

 

龍治郎「公安だ!動くな!」

 

矢矧「司令あれを!」

 

摩耶「明智大尉!」

 

龍治郎「クソ!遅かったか」

 

摩耶「誰がこんなことを」

 

龍治郎「この斬り口まさか…」

 

「ご明察…さすがね」

 

摩耶「誰だ!」

 

シエラ「こんばんは龍治郎」

 

龍治郎「やはりお前らの仕業か

シャードソード!」

 

シエラ「そうよ それよりあの暗号分かった?」

 

龍治郎「あぁ分かったよ あの暗号は帝都で

反乱があるってことを忠告してたんだろ?」

 

シエラ「なぜそう思ったの?」

 

龍治郎「サルバドールはスペインのシュール

レアリスム画家であるサルバドール・ダリのこと

ヒントは彼が描いた絵にあるはず」

 

シエラ「でも量が多かったんじゃないの?」

 

龍治郎「その通りだからキーワードを探すことに

した…」

 

シエラ「それで見つかったのかな?」

 

龍治郎「あぁ今回の反乱隠れてこまめに

準備をしていただからキーワードは

マメだと思ったそしたらあったよ

彼がスペイン内戦の六ヶ月前に描いた絵が…

その絵の名前は」

 

シエラ「茹でた隠元豆のある柔らかい構造…」

 

龍治郎「そう別名内乱の予感…」

 

シエラ「正解よ!よく出来たわね」

 

龍治郎「では今度はこっちの質問に答えて

もらおう…なぜ奴を殺した!」

 

シエラ「…自分が殺したかったのに」

 

矢矧「貴様!」

 

「やめろ…シエラ」

 

シエラ「ソード様…」

 

龍治郎「ソード…」

 

ソード「うちの者が失礼した…英雄の子よ」

 

龍治郎「誰だ」

 

ソード「我が名はソードこのシャードソードの

リーダーをしている…」

 

矢矧「シャードソードのリーダー…」

 

龍治郎「では質問に答えてもらおう」

 

ソード「とある知人の仇だ…」

 

龍治郎「奴は法に裁かれるはずだった!」

 

ソード「例え法に裁かれても結果は同じだろ

その国で反乱を企てたんだ死刑に決まってる

それだったら洗いざらい情報を引き出して

処分するほうが有効活用出来る…それに」

 

龍治郎「…」

 

ソード「先程シエラが言ったことあながち

間違えではあるまい…」

 

龍治郎「貴様に何がわかる」

 

ソード「分かるさ…親族を失った悲しみは

同情に値するされどその仇で自らの手を

汚すことはない…」

 

龍治郎「つまりはこうか…お前が俺の代わりに仇を

討ったから感謝しろと…ふざけるな」

 

ソード「ッ…」

 

龍治郎「確かに俺は仇を討ちたかった…お爺さまを

殺したあいつらを…でも一人の人間の前に私は軍人

であり司法関係者でもある…だから私情を挟む前に

法に裁いてほしかった…」

 

ソード「どうする英雄の子よ…我らを捕らえるか?」

 

龍治郎「今回は見逃してやる…だからとっとと消えろ!」

 

ソード「そうか…その前に一つだけ情報をやろう」

 

龍治郎「なんだ?」

 

ソード「今回の反乱裏で糸を引いていた者がいる…

注意しろそいつら只者じゃないぞ」

 

龍治郎「分かった…ご協力に感謝する」

 

ソード「あぁ…さらばだ龍治郎」

 

龍治郎「ッ待て!」

 

矢矧「追いますか?」

 

龍治郎「いや止めておこう…被疑者死亡で送検する

いいな…」

 

矢矧「はい…」

 

龍治郎「帰ろう…若狭に…」

 

その後帝都反乱は駆けつけた帝国軍と

特戦海軍の連合軍により鎮圧された…

これを受け織田光武院殿下は声明を発表し

国民が一丸となってこの戦いを乗り越えようと

発した…その後の選挙で首相は今回の

反乱鎮圧の立役者であり花田誠一氏の孫である

花田瑞が務めることになり花田氏の後任の

海軍大臣は共に反乱鎮圧をした花田龍治郎

が特進ともいえる二階級特進により

務めることになったのである…

 

数日後

 

岩国 花田家墓地にて

 

瑞「やっとここまで来れたね兄さん」

 

龍治郎「そうだな…それにしてもお前が首相で

俺が海軍大臣になるとはな…」

 

瑞「と言っても兄さんには引き続き特戦海軍の

指揮官を兼任してもらうわよ」

 

龍治郎「なるほどそれで蒼治郎を副大臣にか」

 

蒼治郎「流石に驚きましたよ」

 

龍治郎「そうだろうな…」

 

鳳翔「さぁ皆そろそろ…」

 

龍治郎「はいお婆様…」

 

鳳翔「あら…」

 

瑞「どうしましたお婆様」

 

鳳翔「この花…」

 

蒼治郎「この花がどうかされたんですか?」

 

鳳翔「…いいえなんでもないわ」(この花はあの人が

一番好きだった物…これが分かるのはあの子だけね)

 

物陰

 

「母上…父上の仇はとりましたあの子達のこと

よろしく頼みます…」

 

「お父さんそろそろ…」

 

「あぁ…」

 

物陰から彼らを見守ってた謎の集団 果たして

彼らの正体は…そして彼らの進む道にこれから

どんな困難が待っているのか次回に続く…!

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