※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

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第十五話「舞鶴の龍」

舞鶴某所にある組織があるその名を

統合海軍省情報調査隊…統合海軍省に属し

海軍大臣直轄の秘密精鋭部隊である

 

舞鶴本部 執務室

 

「隊長…閣下より今回の調査結果の報告を

求められております」

 

「照…」

 

照治郎「分かりましたいつも通り

私が対応致します」

 

「頼んだぞ」

 

照治郎「はっ…それよりよろしかったのですか?」

 

「何がだ?」

 

照治郎「新しい海軍大臣にお会いしないなんて」

 

「俺はまだ彼に会うわけにはいかない…」

 

照治郎「しかしいつまでも私がトップのふりをする

のは…」

 

「時が来れば話すつもりだ…それまで静観

してくれないか」

 

照治郎「失礼しました」

 

ブブッ

 

「ん?着信…誰だろ?」

 

ピッ

 

「…私だ」

 

鳳翔『久しぶりですね』

 

「ッ!一体どこからこの電話番号を」

 

鳳翔『内緒です…それより先の件について

ですが…』

 

「ですから私はまだあの子に会う訳には」

 

鳳翔『いくらなんでも時間かけすぎじゃない

ですか?ねぇ…望月元帥いえ

花田刀治郎大将』

 

刀治郎「…」

 

なぜ彼がここにいるのか時間は舞鶴内乱が終わった

あとに遡る…

 

NPF舞鶴海上基地

 

ドクン

 

刀治郎「ガハッ!ゴホッゴホッ!」

 

刀治郎「俺…生きてる?」

 

「司令官!」

 

刀治郎「翔鶴…瑞鶴君らも無事だったか」

 

瑞鶴「司令官!体が!」

 

刀治郎「あぁどうやら元の姿に戻ったようだ」

 

翔鶴「司令官これは一体」

 

刀治郎「分からん…何故か傷が消えていた」

 

瑞鶴「私達も同じよ…気味が悪いわ」

 

刀治郎「まぁどんな理由であれ生きていたのは

奇跡だ…今はそれを喜ぼう」

 

瑞鶴「そうね」

 

翔鶴「これからどうしますか?司令官」

 

刀治郎「…」

 

瑞鶴「司令官…」

 

刀治郎「気付いたな」

 

翔鶴「はい…」

 

刀治郎「誰だ!」(抜刀の構え)

 

「動くな!武器を置き…あれ!」

 

刀治郎「その声…もしかして服部か?」

 

服部「やっぱり花ちゃんだ!生きていたのか」

 

刀治郎「あぁ…なんとかな!久しぶりだなぁ」

 

翔鶴「あのぅ…」

 

刀治郎「あぁすまないな彼は服部と言ってな

士官学校時代の同期で戦友だ」

 

服部「服部です…よろしく」

 

刀治郎「服部こっちが私の部下の」

 

服部「翔鶴に瑞鶴だね」

 

翔鶴「え?」

 

刀治郎「なんや知ってたの?」

 

服部「俺の前で隠し事は出来んよ」

 

刀治郎「一応軍規機密扱いなんだけど」

 

服部「フフフ…ってかどうするおまえ

死んだことになってるけど上に報告する?」

 

刀治郎「あ~そうだった…というかお前さん

なんでここに?」

 

服部「…仕事だよ今回の内乱の調査を」

 

刀治郎「お前さんどこ所属だっけ?」

 

服部「言えないところ」

 

刀治郎「なるほど…内調か」

 

服部「さすが花ちゃんやな」

 

刀治郎「…服部一つ頼みたいことがあるんだが」

 

服部「…内調に籍を置かせろか?」

 

刀治郎「さすがだな…頼めるか」

 

服部「あぁ…指揮官は俺だなんとかするよ」

 

刀治郎「頼む」

 

そうして彼らは本来の身分を隠し内調に籍を置く

ことになったのである…それからしばらくした

ある日のこと

 

刀治郎「艦娘の行方不明が増えているだと?」

 

服部「あぁ閣下より事態の真相究明に当たれとの

指示だ…花ちゃん頼めるか?」

 

刀治郎「分かったすぐに調べよう」

 

服部「頼む…」

 

主任執務室

 

刀治郎「今月だけで5件か…多いな」

 

瑞鶴「どれも単独作戦中に行方不明と

なっているようね」

 

翔鶴「これまでこんなことなかったのに…」

 

瑞鶴「ブラック差に嫌気が差したのかはたまた」

 

刀治郎「何らかの事件に巻き込まれたか」

 

翔鶴「その可能性が高いかと」

 

瑞鶴「しかし彼女達の位置情報一体どこから

漏れたのよ」

 

翔鶴「それに関してですがどうやら本部の

データセンターがハッキングされたとか」

 

瑞鶴「嘘でしょ…あそこのセキュリティは

国内トップクラスよそれが安易に

突破されてるとなると」

 

翔鶴「えぇ…今回の敵只者じゃありません」

 

刀治郎「その件に関しては二係が担当する

我々は取り敢えず現場に行くぞ」

 

瑞鶴「え…でも私達が行ったら」

 

刀治郎「正確には現場付近だ不審な場所が

ないかその確認だ」

 

翔鶴「分かりました。じゃあ憲兵辺りの身分で

行きますか?」

 

刀治郎「そうだな…それで行こう本省の方には」

 

翔鶴「私が伝えておきます」

 

刀治郎「頼んだ…瑞鶴先行くぞ」

 

瑞鶴「分かった」

 

舞鶴市内

 

刀治郎「機捜102から舞鶴本部これより

警らに入りますどうぞ…」

 

『本部了解』

 

瑞鶴「上手くいったみたいね」

 

刀治郎「感謝するぞ翔鶴」

 

翔鶴「ありがとうございます!」

 

『舞鶴本部から各局舞鶴管内NPFの

艦娘数名との連絡が途絶えたとの

通報あり…現場は』

 

瑞鶴「NPFって…」

 

翔鶴「現場近いですね」

 

刀治郎「…行くぞ」

 

瑞鶴「機捜102若狭から緊走で向かいます

どうぞ」

 

『舞鶴本部了解尚本件はNPF感知…

合同で捜索に当たれ』

 

刀治郎「機捜102了解…」

 

瑞鶴「合同ですか…」

 

刀治郎「いいか…変装を怠るなよ」

 

瑞鶴「了解…」

 

某所

 

(ブレーキ音)

 

瑞鶴「この辺ですね」

 

刀治郎「機捜102現場付近に現着これより徒歩にて

向かうどうぞ」

 

『舞鶴本部了解 NPFもまもなく現着の予定』

 

瑞鶴「機捜102了解」

 

刀治郎「よし行くぞ」

 

路地裏

 

翔鶴「ここですね…」

 

瑞鶴「何もないね」

 

刀治郎「よく探せ何かありはずだ」

 

瑞鶴「って言われても何も…」

 

キラン

 

翔鶴「瑞鶴!」

 

刀治郎「伏せろ!」

 

瑞鶴「はい!」

 

ドカーン

 

刀治郎「無事か?」

 

翔鶴「無事です」

 

瑞鶴「大丈夫!」

 

刀治郎「この攻撃どこから」

 

翔鶴「主任」

 

刀治郎「おいおい…嘘だろ」

 

「…ウワァー!」

 

瑞鶴「深海棲艦!」

 

翔鶴「一体どうやって!」

 

刀治郎「翔鶴!本部に伝えろ」

 

翔鶴「至急至急!機捜102から舞鶴本部!

現在深海棲艦と交戦中!至急救援を…ザザァ」

 

刀治郎「くそ、通信障害か」

 

瑞鶴「主任!あれ!」

 

刀治郎「あれは…艦娘の艤装だと!」

 

瑞鶴「そんな…」

 

刀治郎「まさか噂は本当だったとでも言うのか」

 

翔鶴「噂?」

 

刀治郎「話は後だ制圧を試みる…

二人共足止めを頼む」 

 

瑞鶴「分かった」

 

翔鶴「行くわよ」

 

刀治郎「六道式血凍術…絶対零度の風」

 

カチコチ

 

瑞鶴「やった!」

 

翔鶴「いやまだよ!」

 

メキピシ

 

「ウワァー!」

 

刀治郎「これでは無理かなら一か八か…」

 

瑞鶴「主任!そっちに行った!」

 

刀治郎「了解…六道式陰陽術!慈愛の波導!」

 

「…ッ…」

 

バタン

 

瑞鶴「やった…」

 

翔鶴「お見事です」

 

刀治郎「彼女は?」

 

翔鶴「気を失っているだけです」

 

刀治郎「そうか…二人共」

 

翔鶴「はい」

 

瑞鶴「…」コクン

 

刀治郎「そろそろ例の計画を始める時が

来たみたいだ」

 

 

突如として現れた謎の深海棲艦

そして刀治郎の言う例の計画とは

次回に続く!

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