※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

19 / 30
十九話「バレンタイン作戦/御前会議」

「バレンタイン作戦」

 

若狭本部 厨房

 

迅鯨「よし!完成」

 

長鯨「私も出来たよ!」

 

迅鯨「じゃあ作戦通り」

 

長鯨「うん!」

 

由良「…フフッ」

 

執務室

 

迅鯨「失礼します!迅鯨並びに長鯨

秘書艦交代に参りました!」

 

由良「あらもうこんな時間ですか」

 

龍治郎「由良下がっていいぞ」

 

由良「分かりましたじゃ二人共後は

よろしくね」

 

迅鯨「はい!」

 

長鯨「お任せを」

 

由良「ではお先に失礼します」

 

ガチャン

 

龍治郎「では二人共頼んだぞ」

 

迅鯨「書類整理ですね!」

 

長鯨「では私は明石さんから

報告書貰って来ますね」

 

龍治郎「あぁ…」

 

数時間後

 

龍治郎「もうこんな時間か」

 

長鯨「休憩にしますか?」

 

龍治郎「そうしよう。コーヒーを

頼めるか?」 

 

迅鯨「分かりましたではついでに

お菓子を…」

 

龍治郎「いやそれは大丈夫だ」

 

迅鯨「え?」

 

龍治郎「実は彼女達からチョコを貰ってな

傷んでしまう前に食べないと…」

 

迅鯨「…そうなんですね」

 

龍治郎「迅鯨?」

 

迅鯨「いえなんでもありません

コーヒーお持ちしますね!」

 

長鯨「ちょ!姉さん!」

 

バタン

 

龍治郎「…」

 

 

厨房

 

迅鯨「…」

 

長鯨「姉さん」

 

由良「どうかしたのかしら?」

 

長鯨「由良さん」

 

由良「話してちょうだい?」

 

迅鯨「…実は」

 

由良「なるほどね今日バレンタインだから

休憩時間になったらコーヒーと一緒に

手作りチョコを渡そうと思ったら

既に大量のチョコがあって怖くなったと」

 

迅鯨「はい」

 

由良「確かにあの人皆に慕われて

いるからね怖くなるのは当然よ

だけど二人共大事な事を忘れてない?」

 

長鯨「大事な事?」

 

由良「そうあの人が今まで人の気持ちを

踏み躙るようなことをしたかしら?」

 

迅鯨「そうでしたね!」

 

長鯨「由良さん!ありがとうございます」

 

由良「ご武運を」

 

 

執務室

 

迅鯨「失礼します」

 

長鯨「コーヒーをお持ちしました」

 

龍治郎「お帰り遅かったな」

 

長鯨「ちょっと…」

 

龍治郎「…とりあえず休憩にしよう」

 

迅鯨「はい…どうぞ」

 

龍治郎「ん?迅鯨このチョコマカロンは?」

 

迅鯨「その…今日はバレンタインですから

いらなかったら下げます」

 

龍治郎「手作りか?」

 

迅鯨「…」

 

龍治郎「なるほど…あむ」

 

迅鯨「ッ!」

 

龍治郎「うん!美味しい」

 

迅鯨「ありがとうございます!」

 

長鯨「あの!私のもよかったら」

 

龍治郎「長鯨はカップケーキか

戴こう…うんうまい!」

 

長鯨「ありがとうございます!」

 

迅鯨「やったわね長鯨!」

 

長鯨「うん!」

 

迅鯨「コーヒーのおかわりおもちしますね」

 

龍治郎「あぁ頼む」

 

長鯨「待って姉さん!私も行く!」

 

ガチャン

 

 

由良「どうやら上手くいったみたいですね」

 

龍治郎「由良…やはりお前か」

 

由良「しかしホントに慕われてますね」

 

龍治郎「あぁ…」

 

由良「しかもマカロンにカップケーキとは

さすがはたらし殿ですねそんな貴方にこれを」

 

龍治郎「これはバウムクーヘンか」

 

由良「あらまさか私のは受け取らない

んですか?」

 

龍治郎「そんなまさか有り難くいただくよ」

 

由良「フフッそうこなくちゃ」

 

龍治郎『あいつもこんな気分だったのかな?』

 

 

舞鶴某所

 

 

刀治郎「ヘックシュン!」

 

海風「風邪ですか?」

 

刀治郎「いや問題ない…それで?」

 

海風「これを渡そうと思いまして」

 

刀治郎「キャラメル?」

 

海風「その…今日はバレンタインですから」

 

刀治郎「…そうか用はそれだけか?」

 

海風「はい…では失礼します」

 

ガチャン

 

海風「ハァー」

 

山風「シエラ姉」

 

江風「どうだった?」

 

海風「二人共ここでは海風と呼びなさい…」

 

山風「それで?」

 

海風「表情一つ変わらなかったわ…」

 

江風「嘘だろ」

 

山風「嬉しくなかったのかな?」

 

瑞鶴「そんなことないわよ」

 

海風「瑞鶴さん…」

 

瑞鶴「娘達の手作りよ恐らく今頃…」

 

執務室

 

翔鶴「あら?何かいいことありました?」

 

刀治郎「何故分かった?」

 

翔鶴「だってすごく嬉しそうなお顔されて

ますもの…」

 

刀治郎「そうか…パク」

 

刀治郎「うんうまい…」

 

 

こうしてバレンタイン作戦は大成功を

おさめたのだった本編に続く

 

 

 

「御前会議」

 

帝都御所 殿中

 

織田光武院殿下「皆此度の平定大儀でありました」

 

東郷元帥「当然のことをしたまで

ですそれに」

 

龍治郎「殿下の心労に比べたら…」

 

殿下「それは貴方も同じはずです

あの反乱でお祖父様である誠一氏を…」

 

東郷元帥「そうでしたな

龍治郎殿お悔やみ申し上げる」

 

龍治郎「痛み入ります」  

 

殿下「かの者たちの処遇は?」

 

龍治郎「最初は死刑が妥当でしたが軍内部

から陳謝が多くよって全員帝国軍の懲罰部隊に

転属としました。」

 

殿下「承知しましたでは次の目標について

ですが…」

 

東郷元帥「それについてですが帝国軍としては

北方の確保を進言致します。かの地はシベリア

からの侵攻を受けておりなんとか持ちこたえて

おります…これまで北部防衛軍が守備して

おりましたが連戦で補給もままならず

このままでは全滅してしまいます

そこで佐渡島が陥落したいま総力を

持ってかの地を守りたいと存じ上げる…」

 

殿下「なるほど統合海軍省はどうか?」

 

龍治郎「統合海軍省としては南方の確保を進言

致しますかの地は殿下もご存知の通り資源地帯

並びに我が国の友好国が多くございます。

此度の戦争恐らくは長期戦となると予想されます

でしたら兵站の確保は常道ではござらんか」

 

東郷元帥「しかし大臣南方となると

厄介なものがあるのでは」

 

龍治郎「甲二号目標…棲地TSですな」

 

東郷元帥「さようどこから出撃しようとも

かの地から攻撃され被害が増えるのは明白

かと」

 

龍治郎「そこで前段作戦として甲二号目標を

叩きます。かの地を平定し南方の資源を確保

すればより強固な要塞が築けます。それに

資源が枯渇しているのは帝国軍も同じでは?」

 

東郷元帥「では大臣は北部防衛を見捨てると

申すのか…」

 

龍治郎「そうではごさらん…今ここで北部が

陥落すれば危機的状況に陥る」

 

東郷元帥「それでは!」

 

龍治郎「だがここで北部に戦力を集中し

その隙に九州を取られたらなんとする!」

 

東郷元帥「それは…」

 

龍治郎「かの地は鉄の産地

我々の重要物資です」

 

東郷元帥「ではいかがなさる」

 

龍治郎「二正面作戦…」

 

東郷元帥「なんと…」

 

龍治郎「帝国軍は北部我らは南方この

二正面でかの地らを平定します」

 

東郷元帥「なるほど それであれば

異論はござらん」

 

殿下「決まったな 東郷元帥」

 

東郷元帥「はっ!」

 

殿下「帝国軍に北部の救援並びに

平定を命じる」

 

東郷元帥「承知!」

 

殿下「花田大臣!」

 

龍治郎「はっ!」

 

殿下「統合特殊戦術海軍に甲二号目標の討伐

並びに南方資源地帯の確保を命じる…

これは国家存亡をかけた戦いである

双方心してかかれ!」

 

「「はっ!」」

 

 

 

統合海軍省 執務室

 

蒼治郎「兄上!どうでしたか?」

 

龍治郎「決まったぞ…南方だ」

 

蒼治郎「それでは」

 

龍治郎「あぁ甲二号目標を叩く」

 

蒼治郎「ついにこの時が…」

 

龍治郎「あぁ…参謀本部に至急

作戦概要をまとめさせるよう

伝えてくれ」

 

大淀「了解しました」

 

ついに始まる大規模攻勢果たして

無事に成功することができるのか…

次回に続く…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。