※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

20 / 30
第二十話「出撃」

統合海軍省 執務室

 

(ノック音)

 

大淀「失礼します作戦の概要が

まとまりました」

 

龍治郎「分かった皆を集めよ」

 

大淀「はっ」

 

中央作戦室

 

大淀「戦艦12隻艦娘三個大隊を中心と

した攻略主力艦隊は一旦佐世保に集結

先に呉から先発した戦術機空母6隻を含む

大機動部隊と潜水艦6隻の支援艦隊が

壱岐近海二十海里に到達と同時に抜錨

一気に対馬に向かい爆撃雷撃砲撃

持てる艦隊戦力全てを投入しこれを

叩きます」

 

小沢艦長「この季節の対馬沖は大荒れ

ではないか」

 

大淀「そこに敵の油断があります」

 

安倍艦長「攻撃方法にも問題がある

この大荒れの中での潜水艦による

雷撃は無茶だ」

 

迅鯨「それに関しては問題ありません

既に訓練を行い対応可能です」

 

長鯨「うちの子たちは優秀ですから」

 

安倍艦長「失礼した発言を撤回しよう」

 

大淀「では問題ございませんね」

 

「…」

 

大淀「では次に本作戦の詳細ですが…

まず作戦フェイズ1第二艦隊による

艦砲射撃で敵を穴蔵から誘引します

そしてポイントスペードエースに誘引

しだい作戦フェイズ2に移行潜水艦による

雷撃で敵艦隊を奇襲そして第一から第三大隊

が各母艦から出撃と同時に作戦フェイズ3 

面制圧を実施サポートに戦術機を当たらせます」

 

伊勢「支援砲撃は?」

 

大淀「もちろん可能です尚司令は

第一艦隊旗艦大和に乗艦し指揮を取ります」

 

龍治郎「いいか本作戦は来たる南方作戦

の橋頭堡であり国家存亡をかけた戦いである

皆の奮闘に期待する以上!」

 

執務室

 

矢矧「司令全員揃いました」

 

龍治郎「皆に集まってもらったのは

他でもない先の反乱で反乱軍を陰で

操っていた者たちがいる…」

 

矢矧「しかしその拠点は未だ見つかって…

まさか」

 

龍治郎「そのまさかだ…対馬に奴等の拠点が

ある可能性がある」

 

矢矧「確かなのですか」

 

龍治郎「あぁ信用できる情報筋からの報告だ

間違いはないだろうが…」

 

矢矧「既に場所を移した可能性があると」

 

龍治郎「あぁ…だから取り急ぎ攻略作戦を

立案させた叩くのは今しかないからな」

 

矢矧「では…我々の任務は」

 

龍治郎「あぁ君たちは各大隊と共に対馬を

包囲しながら敵の拠点を片っ端からあたれ」

 

矢矧「承知致しました」

 

(ノック音)

 

大淀「失礼します閣下移動準備完了

しました」

 

龍治郎「了解したでは参ろうか」

 

矢矧「はっ」

 

数時間後 佐世保海上基地

 

執務室

 

由良「閣下…呉から入電です」

 

龍治郎「無事に進発したか」

 

由良「では我々も」

 

龍治郎「あぁいつでも出られるよう

母艦で待機だ」

 

由良「了解しました」

 

 

第一艦隊旗艦大和 長官室

 

龍治郎「…」

 

(ノック音)

 

士官「失礼します」

 

龍治郎「なんのようだ?」

 

士官「閣下宛にお電話です」

 

龍治郎「分かった」

 

(ガチャ)

 

龍治郎「私だ」

 

迅鯨『もしもし…』

 

龍治郎「迅鯨か?どうした?」

 

迅鯨『声が聴きたくて…』

 

龍治郎「…大丈夫か?」

 

迅鯨『はい…』

 

龍治郎「そうか…長鯨の様子は?」

 

迅鯨『…それが』

 

龍治郎「もしかしてまだあの時の…」

 

迅鯨『はい最近よく夢に出るそうです

作戦には支障はないとは思いますが』

 

龍治郎「そうか…今変われるか?」

 

迅鯨『それが今眠ってまして…

起こしましょうか?』

 

龍治郎「いや大丈夫だ 取れるときに

眠らないと体を壊してしまうからな」

 

迅鯨『そうですね…』

 

龍治郎「どうした?」

 

迅鯨『あのこの作戦が終わったら

お時間頂けますか?話したいことが

あるんです』

 

龍治郎「分かった…長話で悪かったな

君も休むといい」

 

迅鯨『分かりました失礼します』

 

(カチャン)

 

龍治郎「ふぅー」

 

(コンコン)

 

士官「失礼します!閣下宛に至急電です」

 

龍治郎「…ワレ壱岐沖20海里二到達セリ」

 

士官「それでは!」

 

龍治郎「あぁ時は来た全艦に即時出港命令を」

 

士官「ハッ!」

 

萩風「…」

 

 

 

佐世保海上基地

 

海風「失礼しますソード様」

 

刀治郎「ヘクターからか?」

 

海風「はい…どうやらついに

彼らも動くようです」

 

刀治郎「なるほど都合がいいな」

 

海風「はいこれで我らが動く大義名分が

出来ました。」

 

刀治郎「表向きは情報調査」

 

海風「真の目的は奴等の本拠地を叩く

…そうですね」

 

刀治郎「あぁ…照!」

 

照治郎「はい!ここに」

 

刀治郎「急ぎ支度しろ我らも出るぞ」

 

照治郎「ハッ!場所はどちらでしょうか?」

 

刀治郎「…対馬だ」

 

照治郎「対馬というと今特殊戦術海軍が

甲二号作戦を遂行中ですが」

 

刀治郎「首相より極秘任務だ…

彼らと同伴しある情報を調査せよとのな」

 

照治郎「ある情報まさか」

 

刀治郎「あぁ首相は先の反乱の首謀者が別にいる

と考えその者らの拠点が対馬にあると考えて

いるようだ…」

 

照治郎「なるほどそれで我らに真意を確かめろと」

 

刀治郎「そのようだ」

 

照治郎「では急ぎ準備致します!」

 

刀治郎「あぁ頼んだぞ」

 

照治郎「はっ!」

 

刀治郎「これで準備は整った…」

 

海風「はい」

 

刀治郎「ついにこの時が来たか…」

 

海風「長かったですね」

 

刀治郎「あぁ…本当に」

 

海風「お父さん…」

 

刀治郎「抜かるなよ海風」

 

海風「はっ…お父さんこそバレないようにね」

 

刀治郎「この父が抜かるとでも?」

 

海風「念のためですよ」

 

刀治郎「そうか…蒼龍に似てきたな」

 

海風「それは褒めてるんですか?」

 

刀治郎「もちろんだとも」

 

海風「フフッ」

 

刀治郎「なんだ?」

 

海風「なんでもありません」

 

照治郎「失礼します!準備整いました」

 

刀治郎「分かった!では参ろうか」

 

海風「はい!」

 

 

この時彼らは知らなかった…

後に誤断と呼ばれた対馬沖海戦

通称 "対馬の地獄゛が起こることを

果たして彼らに何があったのか

次回に続く!

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。