※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

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第二十一話「第二次壱岐沖海戦」

壱岐近海 20海里地点 

 

攻略支援艦隊旗艦 重巡洋艦最上

 

艦隊司令官 西村 隆(にしむら たかし)

 

「主力艦隊の状況は?」

 

士官「既に佐世保基地を進発作戦通り対馬

沖に向かっております」

 

西村司令官「そうか…これ以降は無線封鎖と

なる各自警戒を怠るな」

 

士官「ハッ…」

 

オペレーター「壱岐基地から通信

現在6群以上の深海棲艦と交戦中

応援要請です」

 

西村司令官「6群以上だと!」

 

士官「敵の主力艦隊か」

 

オペレーター「恐らく…」

 

士官「いかがなさいますか」

 

西村司令官「我々の任務は攻略主力艦隊の支援だ

しかし今ここで壱岐を奴らに渡す訳にはいかない」

 

士官「それでは」

 

西村司令官「戦術機一個大隊を出せ

あと潜哨戒を密に」

 

士官「ハッ」

 

オペレーター「最上より第201戦術大隊

大隊は直ちに出撃壱岐守備隊の応援にあたれ

繰り返す…」

 

数分後

 

オペレーター「第201戦術大隊壱岐守備隊と

合流…敵艦隊を掃討中」

 

士官「これで問題ありませんね」

 

西村司令官「あぁ」

 

(爆発音)

 

士官「状況報告!」

 

オペレーター「三隈被弾!格納庫です!」

 

西村司令官「攻撃はどこからだ!」

 

オペレーター「レーダーに感あり!距離サンマル

大規模な敵艦隊です!」

 

士官「サンマルだと!まさか」

 

西村司令官「ステルスか…しかしそれ以上に」

 

士官「敵の戦力が尋常じゃありませんね」

 

西村司令官「まさかあの6郡以上の艦隊が

囮でこっちが主力艦隊か…」

 

士官「連中のどこからその戦力が…」

 

西村司令官「それより迎撃用意だ

迎え撃つぞ」

 

士官「はっ!壱岐に向かわせた大隊を

呼び戻しますか?」

 

西村司令官「いや今戻したら我々は挟み打ち

になる…もしそうなったら」

 

士官「それでは」

 

西村司令官「我々のみで迎撃する!

対水上戦闘用意!」

 

士官「はっ!対水上戦闘用意!」

 

西村司令官「よし行くぞ!」

 

壱岐近海 第一艦隊旗艦大和

 

デッキ

 

龍治郎「そろそろ対馬か」

 

大淀「はい」

 

龍治郎「…」

 

大淀「そういえば閣下は一時期対馬に

居られたことがあるとか」

 

龍治郎「あぁ五年前にな」

 

大淀「五年前というと対馬防衛戦の時」

 

龍治郎「あぁ…私は要塞士官として

遊撃隊の指揮を取っていた」

 

大淀「そうでしたか」

 

龍治郎「あの戦いはよく覚えているよ

…多くの部下を失った」

 

大淀「でも大破轟沈した艦はいなかったはず」

 

龍治郎「だが結果として多くの艦が復帰

不能となって退役した艦としての使命を

私が握り潰したんだ…」

 

大淀「しかし今では彼女達の為に尽力

されてるじゃないですか」

 

龍治郎「彼女達は家族だ家族を守る為に

尽力するのは当たり前だ」

 

大淀「閣下やはり貴方はお優しい方です

まるで…」

 

士官「失礼します!」

 

龍治郎「何事か?」

 

士官「哨戒中の偵察機より緊急電!

支援艦隊が敵大規模深海艦隊の

攻撃を受けております!」

 

龍治郎「なんだと!どこからだ!」

 

士官「恐らく方向からして棲地からでしょう

我々の動きに反応したものかと」

 

龍治郎「で状況は?」

 

士官「既に戦術機並びに護衛艦艇の被害が

大きくなっております」

 

龍治郎「分かった一個大隊に緊急出動命令を」

 

士官「しかしそれでは攻略作戦に支障が…」

 

龍治郎「では貴官は彼らを見殺しにしろと申すか」

 

士官「支援艦隊はもとより陽動を兼ねていた

はずです。これが最善かと」

 

龍治郎「ッ!ならば考えがある」

 

士官「それは」

 

龍治郎「艦廻衆!誰かいるか!」

 

磯風「ここに」

 

萩風「お呼びでしょうか」

 

士官「閣下まさか」

 

龍治郎「状況は聞いていたな…

出るぞ支援艦隊の救援に向かう」

 

磯風「ハッ!」

 

士官「無茶です!それに閣下不在では

作戦が…」

 

龍治郎「問題ない…指揮は私の副官が執る」

 

由良「お任せを」

 

龍治郎「まだ何かあるのか?」

 

士官「…何もありません」

 

龍治郎「よし行くぞ」

 

萩風「承知しました」

 

由良「ご武運を」

 

龍治郎「あぁ皆を頼む」

 

 

壱岐近海上空

 

海風「隊長どうやら支援艦隊が攻撃を受けている

ようです。」

 

望月元帥「場所は?」

 

海風「近いです後5分後に到着予定」

 

望月元帥「戦闘命令は出てないがやむを得ない

戦闘用意!味方部隊を援護する」

 

海風「承知しました。アルファリーダーから

各機へ本隊はこれより極秘調査の任を一時的に

離れ味方部隊の救援に向かう総員戦闘用意!」

 

 

望月元帥「パイロット…高度そのまま

針路2-5-0到着しだいラペリング用意!」

 

パイロット『針路2-5-0了解…到着

まであと120秒』

 

望月元帥「海風!聞こえたな」

 

海風「もちろんです アルファリーダー

から各機へラペリング用意!準備完了

次第降下始め!」

 

パイロット『隊長!到着しました』

 

望月元帥「海風!先に行け」

 

海風「はい…降下準備よし」

 

望月元帥「降下!」

 

海風「降下」

 

(ラペリング音)

 

海風『降下完了!』

 

望月元帥「了解!隊をまとめておけ」

 

海風『了解』

 

望月元帥「では私も降りるとしよう」

 

パイロット『隊長!ご武運を』

 

望月元帥「あぁ!降下」

 

(ラペリング音)

 

望月元帥「降下完了!離脱しろ」

 

パイロット『ラジャー離脱します』

 

望月元帥「ご苦労だった」

 

海風「隊長各中隊揃いました」

 

望月元帥「よしこれからは航行しながら向かう

これは時間との勝負だ心してかかれ」

 

【はっ!】

 

望月元帥「よし行くぞ」

 

 

突然の敵主力艦隊の来襲…

予想外の敵襲に彼らは

どうやって立ち向かうのか

次回に続く…!

 

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