※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

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第二十四話「乱心」

 

大和 中央作戦室内

 

龍治郎「全員レーダーを見るな!」

 

士官「司令!?」

 

千歳「まさか…」

 

龍治郎「敵にジャックされた可能性がある…」

 

士官「そんな馬鹿な…」

 

龍治郎「以降は偵察機とのデータリンクを

使用する直ちに全艦に伝えろ」

 

オペレーター「了解しました」

 

士官「しかし一体どこから侵入を…」

 

龍治郎「さぁな」

 

オペレーター「司令救助に向かった艦から

入電です。被害が大きく対処不能応援を求むと」

 

龍治郎「分かった作戦参謀」

 

由良「はい」

 

龍治郎「必要最低限の護衛を残しその他の

艦艇は全て応援に向かわせろ」

 

由良「よろしいのですか」

 

龍治郎「構わん責任は私が取る」

 

由良「分かりました。直ちに」

 

龍治郎「さぁ忙しくなるぞ

アルファチームの状況は?」

 

オペレーター「確認します」

 

龍治郎「閣下…」

 

 

対馬近海 海上

 

望月元帥「もらった!」

 

(斬撃音)

 

駆逐棲鬼「キィー!」

 

(爆発音)

 

望月元帥「フゥーこれで最後か」

 

海風「お見事です隊長!」

 

望月元帥「他の部隊の状況は?」

 

海風「各中隊予定どおりポイント

スペードエースに誘引中異常ありません」

 

望月元帥「よし本部に伝えろ」

 

海風「はっ!」

 

江風『02からアルファリーダー!』

 

望月元帥「こちらアルファリーダーどうした?」

 

江風『さっきから僚艦のレーダーロストが

相次いでいるそちらでも捉えているか?』

 

望月元帥「なんだと」

 

海風「司令!本部と繋がりません!」

 

江風『指示を!』

 

望月元帥「ちょっと待て…」

 

海風「司令もしかしてあの時の…」

 

望月元帥「あの時…そういうことか」

 

望月元帥「アルファリーダーから各部隊へ

作戦を変更する全員ただちに反転殲滅戦に

移行しろ」

 

江風『いいのか?隊長本部の許可なしに』

 

望月元帥「構わん…そもそも許可取れる

状況ではあるまい さぁ存分に暴れろ!」

 

【ハッ!】

 

海風「隊長やはり敵の狙いは」

 

望月元帥「あぁどうやら我々は連中の術中にはまって

しまったらしい…」

 

江風『どういうことだ?』

 

望月元帥「こいつらは囮だ

敵は集結しているぞ」

 

江風『そんな馬鹿な!』

 

望月元帥「敵の電波妨害から推測するに

連中は我々と本隊を引き剥がすのが目的だ

クソ!俺としたことが」

 

海風「ハッ隊長!主力艦隊の艦艇が

次々と離脱していきます」

 

望月元帥「なに!」

 

海風「なんでも電波妨害により民間船にも被害が

及びその救助に向かう為だと思われます」

 

江風『馬鹿な今この状態で減らせば本隊の守り

が手薄になるぞ!』

 

望月元帥「なるほどそれも計算のうちか

海風!急いで本隊との通信を試みろ

奴等の狙いは!」

 

 

大和 中央作戦室 

 

龍治郎「状況は?」

 

オペレーター「現在艦廻衆以外の全ての

部隊が救助に向かっています順調です」

 

龍治郎「そうか引き続き警戒を厳に…」

 

(爆発音)

 

士官「なんだ!」

 

龍治郎「状況報告!」

 

オペレーター「三番艦被弾!敵の攻撃です」

 

士官「なんだと!どこからだ」

 

オペレーター「監視員から報告!左二十度敵影!

数およそ五十!さらに増加中敵の主力艦隊です!」

 

龍治郎「馬鹿な敵主力は壱岐で壊滅したはず!」

 

士官「連中のどこにこんな戦力が…」

 

(爆発音)

 

オペレーター「四番艦被弾!」

 

 

士官「司令!すぐに救援に向かった部隊を

呼び戻しましょう!」

 

龍治郎「今呼び戻す訳にはいかん」

 

士官「しかしこのままでは…」

 

龍治郎「すぐに艦廻衆を出せ」

 

オペレーター「それは…」

 

士官「いかに閣下でもこれは無茶です」

 

龍治郎「だが今はこれしか方法はない」

 

士官「…ここは退きましょう」

 

龍治郎「なんだと」

 

士官「撤退すれば再起はいくらでも可能です」

 

龍治郎「しかしここで撤退すれば救助に向かった

者たちに甚大な被害が!」

 

士官「貴方は我が国にとって必要な方です

ここで失う訳には参りません

その為には犠牲もやむなしかと」

 

龍治郎「ッ!」

 

(発砲音)

 

士官「カハッ…閣下」

 

龍治郎「黙れ!我々の任務を忘れたか

彼女達を守る為であるぞそれなのに

私の為に彼女達を犠牲にするとは片腹痛し

恥を知れこの愚か者が!」

 

士官「閣下…」

 

(発砲音)

 

龍治郎「いいかこいつは内通者だ…

片付けておけいいな」

 

オペレーター「…」

 

龍治郎「いいな」

 

オペレーター「…ハッ!」

 

龍治郎「…」

 

大和 艦尾出撃ドック

 

磯風「閣下全員揃ったぞ」

 

浜風「いつでもいけます」

 

龍治郎「分かった磯風隊を率いて

敵の背後をとれ俺と浜風が

前方から仕掛ける挟み打ちで敵を

叩くぞ」

 

磯風「了解」

 

龍治郎「よしここを死守するぞ

私に続け!」

 

 

一方その頃救援海域では

 

迅鯨「その船は2-4-0そっちは

2-6-0に誘導して下さい」

 

長鯨「姉さん!」

 

迅鯨「長鯨…そっちの状況は?」

 

長鯨「こっちは避難経路を確保出来た

よ今そこまで誘導中」

 

迅鯨「分かった…エマージェンシーが

あったらその船を優先に」

 

長鯨「分かってる!任せてよ」

 

迅鯨「こっちも乗組員を全員救助

した所よあとから来る駆逐艦に

移乗が完了しだいそっちの応援に

向かうわ」

 

長鯨「了解!」

 

(入電)

 

迅鯨「緊急電…」

 

長鯨「哨戒中のイムヤちゃんからです

…」

 

迅鯨「え…」

 

長鯨「姉さんあれを!」

 

迅鯨「黒煙!」

 

長鯨「確かあの方角には主力艦隊が…」

 

迅鯨「まさか…敵襲」

 

長鯨「ハッ!姉さん!」

 

迅鯨「今度は何!?」

 

長鯨「今迎撃部隊が向かったみたい

なんだけど」

 

迅鯨「迎撃…あそこに残っていた部隊は

艦廻衆のみだったはず…まさか」

 

長鯨「司令自ら先陣を切っているそう

です」

 

迅鯨「そんな…司令」

 

 

主力艦隊展開海域にて

 

浜風「司令前方に敵前衛艦隊です」

 

龍治郎「磯風準備はいいか?」

 

磯風『ハッ!』

 

龍治郎「浜風は?」

 

浜風「いつでもどうぞ」

 

龍治郎「分かった…者共かかれー!」

 

【オォー!】

 

 

続く

 

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