※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

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第二十九話「教官-伊達龍海」

統合海軍省附属姫島兵学校…その名の通り

統合海軍省が運営する一般科と艦艇科の

二つの学科を持つ兵学校である

 

校長室

 

一条校長「お体のほうは大丈夫ですか?」

 

龍海「はい問題ありません」

 

一条校長「祝着至極…では貴方には

これから戦術科と戦闘実技科の

教官となって頂きます」

 

龍海「承知致しました」

 

一条校長「あと慣れないでしょうから

補佐を付けます。入りなさい」

 

「失礼します」

 

一条校長「彼女は親潮さん元々

軍に所属していた方です」

 

親潮「はじめまして親潮です」

 

龍海「伊達龍海ですよろしく」

 

親潮「こちらこそ」

 

一条校長「ではお二方後はよろしく

お願いしますね」

 

龍海&親潮「はい」

 

廊下

 

親潮「このあと早速戦闘実技科の授業が

入ってますが大丈夫ですか?」

 

龍海「はい大丈夫です」

 

親潮「私もお手伝いしますので何かあれば

ご相談を」

 

龍海「ありがとうございます」

 

親潮「ここですね」

 

訓練場

 

龍海「だいぶ本格的ですね」

 

親潮「一応実戦を想定した作りですからね」

 

龍海「なるほど…まずは艦艇科の子たちですね」

 

親潮「はい」

 

龍海「ではお願いします」

 

親潮「いきましょう」

 

(開放音)

 

「整列!」

 

号令とともにそれまで散乱していた者らが

整列する

 

「全員揃いました」

 

親潮「よし」

 

「傾注!」

 

親潮「はいでは授業に入る前に本日付で

赴任した君たちの新しい教官を紹介します

伊達 龍海教官ですどうぞ」

 

龍海「今日から皆の教官を拝命した

伊達 龍海だ担当教科は戦術科と

戦闘実技科よろしく」

 

親潮「では質問がある者は?」

 

「はい!」

 

親潮「君は…」

 

龍海「吹雪型の深雪さんだね」

 

深雪「すげ!もう名前を!」

 

親潮「深雪さん教官には敬語を…」

 

龍海「いえ構いませんよそれで質問は?」

 

深雪「棲鬼級を倒したなんてほんと?」

 

龍海「本当ですよ」

 

深雪「実力見せてよ」

 

親潮「深雪さん」

 

龍海「いいでしょう」

 

親潮「教官…」

 

龍海「親潮さん準備を」

 

親潮「分かりました」

 

数分後

 

親潮「準備出来ました」

 

龍海「よしこんなもんかな」

 

深雪「何を」

 

龍海「これから皆でかかって来なさい」

 

深雪「いいのか あんたそれ」

 

龍海「木刀だが」

 

深雪「こっちは実弾だぞこんなの喰らえば

あんただってただじゃ」

 

龍海「構わんぞ責任は私がとる」

 

深雪「では遠慮無く」

 

龍海「よし来い」

 

それからの出来事は一瞬だった 

 

深雪「なんで…なんで傷一つ付ける

ことが出来ないんだ…」

 

龍海「殺気 動き 構えどれもひどい 

そんなの棲鬼級ならすぐにやられるぞ」

 

深雪「そんな棲鬼級なんてそうそう」

 

龍海「慢心か 実践ではそんなの通じないぞ」

 

深雪「ッ…」

 

龍海「実際に奴らは本土近海にも大量にいる

いいか現場にでるならいつも最悪な

状況に対応出来るようにしろ 

そのためにもここでしっかり

知識と力を付けていけ いいな」

 

「「はい」」

 

龍海「本日はここまで」

 

親潮「敬礼」

 

ビシッ

 

親潮「直れ 解散」

 

龍海「ふう」

 

親潮「お疲れさまでした」

 

龍海「親潮さんこそ」

 

親潮「いえいえ それにしても本当にお強いんですね」

 

龍海「これしか取り柄がありませんから」

 

親潮「…若様」

 

龍海「さあ次はどこでしたっけ」

 

親潮「次は一般課の戦術です」

 

龍海「分かりましたではいきましょうか」

 

親潮「はい」

 

理事長室

 

一条校長『はい…先ほど解析班から

報告がありましたが やはり』

 

「棲鬼級ね…」

 

一条校長『はいまさかここまで

来るとは…』 

 

「…例の件は?」

 

一条校長『はい…ご命令通り

若様の身柄はこちらで押さえております

あとは…』

 

「報告書の通りね…感謝するわ」

 

一条校長『いえ…』

 

「でもまさかあの龍が記憶喪失とはね…」

 

一条校長『こちらでも医師に見てもらいましたが

こればかりは…』

 

「やはり時間か…分かった引き続きお願いね」

 

一条校長『承知致しました…瑞鶴様』

 

ガチャン

 

瑞鶴「さてと…どうしたものか」

 

写真立てを見る…

 

瑞鶴「刀兄…」

 

(ベル音)

 

瑞鶴「はい…」

 

『久しぶりね…瑞鶴』

 

瑞鶴「あなたは…」

 

 

若狭海上基地 司令室

 

刀治郎「…」

 

嵐「隊長…」

 

刀治郎「まだあれは見つからんのか」

 

嵐「未だ連絡はありません…」

 

刀治郎「そうか…」

 

(ノック音)

 

刀治郎「入れ」

 

蒼治郎「失礼します…父上そろそろ」

 

刀治郎「分かったすぐに行く」

 

嵐「どちらへ」

 

刀治郎「ちと会議にな」

 

嵐「会議…」

 

刀治郎「あぁ守護十三家による

会議がな…」

 

嵐「このタイミングで…ですか?」

 

刀治郎「あぁ…恐らくこの件での

責任問題を糾問するためだろうな」

 

嵐「分家なのに…ですか」

 

刀治郎「分家だが一応皆それなりの

権力を持っているからな」

 

その通り古きは平安時代からある

花田家は当時日本最強の勢力を

持っておりそれは織田豊臣徳川と

いった天下人たちよりも強かったとも

言われている…そして大政奉還後

こぞって服従した者が分家となり

将軍復古したあとも離れることもなく

花田家の庇護のもと各地にて繁栄し

勢力を強めたのである

 

刀治郎「これまでは私と叔父上が

なんとか抑えてきたが…」

 

嵐「今の体制では抑え込めないと…」

 

刀治郎「あぁ…今の花田家はそこまで 

統治するほどの力と名声がない…

だからこのタイミングなんだろうな…

実におこがましい」

 

嵐「師匠…」

 

 

刀治郎「おっと話過ぎたな…

留守の間代理を翔鶴と海風に

任せているがそれでも

対処が出来ない場合は

連絡してくれ…」

 

嵐「承知しました」

 

刀治郎「では行ってくるよ」

 

嵐「行ってらっしゃいませ」

 

(ガッチャン)

 

刀治郎「さてと…行きますか」

 

こうして守護十三家の会議に出向いた刀治郎

果たしてどんなことになるのか次回に続く…

 

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