※この作品はR-18です。

花田提督と艦娘達の日常2~受け継がれし魂を持つ者   作:花田司令

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第七話「未知との遭遇」

宇宙世紀0115年5月

 

壱岐防衛戦により佐世保での戦闘が減少したため

龍治郎たちは本拠地である若狭に帰投した

 

統合特殊戦術海軍 若狭本部 執務室

 

龍治郎「遅くなったがようこそ我が

統合特殊戦術海軍へ」

 

迅鯨「これからよろしくお願い致します」

 

長鯨「よろしくお願い致します!」

 

龍治郎「うむ…先の壱岐防衛戦での指揮

的確で素晴らかったと千歳から聞いている」

 

迅鯨「いえ潜水艦の皆さんがよくやってくれた

おかげです。」

 

龍治郎「そうか…上司として鼻が高いよ

引き続き潜水艦隊の指揮は任せたぞお二人さん」

 

長鯨「はい!」

 

迅鯨「お任せ下さい!」

 

龍治郎「いやぁ今年の新人は元気があっていい

そう思わないか由良」

 

由良「そうですね」

 

龍治郎「それにあの少女達がここまで

大きくなるとは…」

 

由良「提督さん?どこを見て言ってるんですか?」

 

龍治郎「やだなぁ由良さん…もちろん背丈に

決まってるじゃないですかアハハ」

 

由良「まぁ確かに大きくなりましたね」

 

迅鯨「あの時提督さん達が助けてくれなければ

今頃私達はどうなっていたことか」

 

長鯨「感謝してもしきれませんよ」

 

龍治郎「そうか…さて君たちが来て一ヶ月だが

何か質問はないか?」

 

迅鯨「あのう」

 

龍治郎「いいぞ」

 

迅鯨「確か以前本部は舞鶴にあったと思うのですが

なぜ若狭に?」

 

由良「提督さん…」

 

龍治郎「最初から痛い質問だな…」

 

迅鯨「す、すみません!」

 

由良「いいのよ別に」

 

龍治郎「あぁ…それはだな若狭の方が中心に当たる

のと…」

 

迅鯨「…」

 

龍治郎「私が舞鶴を嫌っているからだ」

 

迅鯨「舞鶴が嫌いですか…」

 

長鯨「なんでですか?」

 

迅鯨「ちょっと長鯨!」

 

龍治郎「いや構わんよ」

 

迅鯨「すみません」

 

龍治郎「なぜ私が舞鶴を嫌いなのか…それはだな」

 

『救助指令 緊急出動 若狭第一救助隊 

柴田第二戦隊 新潟第三水雷戦隊…場所は

佐渡島沖…』

 

迅鯨「救助にしては大事ですね」

 

長鯨「確かに柴田と新潟から出るなんて」

 

由良「場所も場所だし ただ事じゃなさそうね」

 

龍治郎「…分かった」ガチャん

 

由良「提督さん」

 

龍治郎「さっきの話は持ち越しだな…」

 

由良さん「そうですね」

 

龍治郎「さぁ出動しますか…迅鯨…長鯨 

二人は水偵を満載してくれ」

 

迅鯨「了解しました」

 

長鯨「はい!」

 

龍治郎「その後ヘリで護衛駆逐艦秋風に

向かい状況を確認する」

 

由良「はっ!」

 

 

 

佐渡海峡 

 

特殊戦術海軍若狭本部第一艦隊

第三駆逐隊所属 春風型護衛駆逐艦秋風

 

艦長「ようこそ我が秋風へ」

 

龍治郎「状況は?」

 

艦長「はっ発生日時は本日ヒトサンマルマル

佐渡海峡を漁のため航行していた漁船が

機関不良により航行不能…その後通信が途絶え

現在に至ります」

 

龍治郎「場所は?」

 

副長「こちらです」

 

龍治郎「佐渡海峡の規制線のだいぶ外だな」

 

艦長「しかし今の潮の流れを計算すると」

 

龍治郎「なるほど規制線の中だな」

 

艦長「はいここにいるとなると厄介です」

 

龍治郎「この近くには敵の棲地があるからな」

 

副長「甲1号目標…」

 

艦長「棲地SD…」

 

龍治郎「迅鯨そちらの状況は?」

 

『現在大鯨さんと共に偵察機による捜索を

行ってますが…』

 

龍治郎「分かった場所が場所だ奴らには十分

注意し…」

 

副長「司令お話中失礼します ただいま甲1号目標を

偵察していた第一航空戦隊旗艦葛城から入電

我遭難中の漁船と遭遇現在保護中,とのことです」

 

龍治郎「分かった迅鯨聞こえたな」

 

迅鯨「はい直ちに偵察機をその周辺に向かわせます」

 

龍治郎「分かった俺もすぐにそちらに向かう」

 

迅鯨『了解』

 

龍治郎「では行ってくる」

 

艦長「ご武運を」

 

 

数分後

 

佐渡島沖

 

龍治郎「迅鯨!」

 

迅鯨「提督」

 

龍治郎「状況は?」

 

迅鯨「現在第二戦隊と三水戦が敵と交戦中

戦況不利です」

 

龍治郎「彼女たちは精鋭だぞ…なのにどうして」

 

迅鯨「なんでも新種がいたそうで」

 

龍治郎「新種だと」

 

迅鯨「人型ですがその識別信号が…」

 

龍治郎「まさか」

 

迅鯨「提督?」

 

龍治郎「分かった引き続き付近の偵察を怠るな」

 

迅鯨「了解しました」

 

龍治郎「磯風…龍田付いて来い」

 

磯風「あぁ…」

 

龍田「はい」

 

こうして龍治郎は磯風・龍田を連れて現場に

向かったその道中

 

龍治郎「…」

 

磯風「提督まさかとは思うが」 

 

龍治郎「あぁ…」

 

数分後 

 

龍田「提督あれを」

 

龍治郎「あれは…」

 

その姿見た目は深海棲艦の重巡クラスだが

艤装は…

 

龍治郎「あれは艦娘の20センチ砲…」

 

龍田「提督これを」 

 

龍治郎「識別信号グリーンだと!」

 

磯風「あれが艦娘だとでもいうのか」

 

龍治郎「そういうことか」

 

磯風「本来艤装には味方同士の誤射並びに事故を防ぐ

為オートロックがかかるつまり」

 

龍治郎「あれが味方と表示される限り撃てない

道理で不利になるはずだわ」

 

龍田「どうしますか」

 

龍治郎「本来の目標である漁船は退避した

奴らに対抗できる武器はない 撤退しよ…」

 

磯風「提督危ない!」

 

龍治郎「なっ!」

 

ズバッ

 

「キィー!」

 

磯風「提督!」

 

龍田「お怪我は?」 

 

龍治郎「大丈夫だ…それより」

 

そこにいたのは全身黒の謎多き人物だった

 

「立てるか?少年」

 

龍治郎「あぁなんとか」

 

「ならすぐに立ち去れこいつは我らの獲物だ」

 

龍治郎「我ら?」

 

「グォー!」

 

磯風「危ない」

 

「問題ない…」

 

キィン!ズバッ!

 

龍田「凄い」

 

磯風「たった一太刀で」

 

「提督ー!」

 

龍治郎「この声は迅鯨」

 

「ここまでだな」

 

龍治郎「待て君の名は?」

 

ジュリエッタ「我が名はジュリエッタ闇を狩り

ドルヴェンシュタイン公国を滅する者…」

 

龍治郎「待て!」

 

迅鯨「提督!ご無事ですか?」

 

龍治郎「あぁなんとかな…」

 

迅鯨「どうかなされましたか?」

 

龍治郎「いや…何でもない」

 

迅鯨「さぁ帰りましょう。長鯨達が

待ってます」

 

龍治郎「分かった」

 

龍治郎(ジュリエッタ…君は一体何者なんだ?)

 

ジュリエッタ「ごめんな今はまだお前に会う訳

には行かねえんだよ 龍治郎…」

 

果たしてこのジュリエッタを名乗る少女の

正体とはそして彼女の目的とは次回に続く!

 

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