乙女ゲームのR-18ルートに突入してしまった… 《もしかしたら あったかもしれない『はめふら』R-18ルート》 作:帆速やこぬ
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――昔からここでよく、キースとおやつを食べたり、お昼寝をしたりしたっけ……
チラチラと注ぐ木漏れ日を浴びながら、子供の頃を思い出してつい微笑んでしまう。
暖かな陽気と気持ちのいい風に誘われて、今日の午後はお茶とお茶請けをバスケットに用意してもらい、キースと庭の樹の下でピクニックのようなお茶をしている。
お茶を淹れてくれたアンは、キースに頼まれた用事を済ませる為に屋敷に戻っていた。
「わあ、綺麗!」
キースが買ってきてくれた話題のお店のフルーツサンドは、色とりどりのフルーツが真っ白なクリームで挟まれていて目にも美しい。
「ありがとう、キース!」
「どういたしまして。義姉さんが喜んでくれて僕も嬉しいよ」
「いっただきまーす」
早速ひとつ手に取り、かぶりつく。
ふわっと口の中でほどけるように軽い触感のパンとクリームが溶け、みずみずしい果物の甘みと酸味が弾ける。
「ん~~! すっごく美味しい!!」
「うん、パンもクリームもふわふわで、美味しいね」
――最高~~♡
パクパクと口に運んでいると、キースが苦笑する。
「義姉さん、そんな勢いで食べると、またお腹壊すよ」
「うー…美味し過ぎて止められない」
「じゃあ半分ずつにする?」
「あ、うん」
そうだ、キースと二人きりの時は食べさせてあげる約束だっけ。
「はい、キース」
半分にしたフルーツサンドをキースの口元に運ぶ。
「ん」
あむあむとフルーツサンドをかじるキースがちょっと可愛い。
キースは最後の一口を前にちらりと私を見ると、指ごと頬張った。
「ちょっ、キース!?」
引こうとした手を掴み、キースは挑発するような色っぽい上目遣いで私を見つめながら指を吸う。
――キースの口の中、熱い……
柔らかくてぬるぬると滑らかな舌の感触と熱さに、つい変な気分になってきてしまう。
たっぷりと指を舐め回したキースは、ようやく口から離した。
「……うん、美味しいね。さすが話題になるだけはある。でも――」
ナプキンで指を拭ってくれながら、片目を瞑る。
「フルーツサンドより、義姉さんの指の方が美味しいかも」
思わず赤面してしまった私を見て、キースはくすりと笑った。
――からかわれてる!?
「キ、キース!」
「ふふ……顔真っ赤になっちゃって。可愛いな、義姉さんは」
「もう! キースったら、こんなところで!」
「大丈夫、誰もいないよ」
「だからって……」
言いかけた私に、キースが笑いながら自分の頬をトントンと指差す。
「義姉さん、口元にクリームついてるよ」
「え、本当?」
口元を拭おうと膝に広げたナプキンに手をやると、キースが手にしていた自分のナプキンを持ち上げた。
「僕が取ってあげる」
キースはそう言ってナプキンを近づける。片目を閉じて待つと、キースはおもむろに顔を寄せて拭う代わりに口の端をペロッと舐めた。
「!」
「――ん、甘くて美味しい」
キースの綺麗な顔が間近で悪戯っぽく微笑んでいる。
「やっぱりただ食べるより、こっちの方が何倍も甘いね」
「キース!!」
唇を尖らすと、すかさずキースがその唇を奪う。
怒っていたはずなのに、柔らかな唇の優しい感触に胸がきゅんとなってしまう。
「――二人っきりなんだから、ちょっと甘えてもいいでしょ?」
額をくっつけ、少しだけ反省の色を覗かせてキースがそっと囁く。
「……子供の頃みたいに?」
「うん、子供の頃みたいに」
そのままキースは肩を寄せて、甘えるようにもたれかかってくる。
優しい風が頬を撫で、髪を揺らして吹き抜けていった。
「……義姉さん、覚えてる? 昔、ここでうたた寝をして僕が悪夢にうなされた時の事」
「うん」
キースがクラエス家の養子に迎えられ、ここに来たばかりの頃の事だ。
二人でこの樹の下でお昼寝をしていて、夢でうなされていたキースを心配して起こした事があった。
目覚めても苦しそうなキースを少しでも励ましたくて手を握り、笑いかけると、キースは安心したようにふわっと微笑み返してくれた。あの瞬間、私たちの絆がちょっと強くなったように思えて凄く嬉しかったのを覚えている。
「……あの時、義姉さんが言ってくれた言葉、覚えてる?」
ええっと、確かあの時は言ったのは――…
「「怖い夢を見たら、また私が起こしてあげる」」
二人同時に言って、顔を見合わせ笑う。
「義姉さん……ありがとう」
「なぁに? 改まって」
「なんとなく、言いたくなったんだ」
「変なキース」
互いの肩にもたれ合いながら、手を重ねて指を絡め、その温もりで胸が満たされるような幸せが広がる。
穏やかな空気の中、爽やかな風に吹かれていると、いつしかフウッと眠気に襲われた。
地面に敷いたピクニックシートに横たわると、キースに「今寝ると、夜眠れなくなるよ」と呆れ気味に言われたが、下りてくるまぶたに抗えずに目を閉じる。
「昨日の夜キースがなかなか寝させてくれなかったから……ちょっと寝不足なの……」
「……!」
キースが赤くなって狼狽えた。
「それは、えっと――…ごめん……」
「少ししたら、起こしてね……」
言いながら、もう半分は眠りに落ちている。
「うん」
意識のなくなる寸前、耳元でキースの優しい囁きが聞こえた。
「ちゃんと、僕が起こしてあげるよ」
――そろそろいいかな……?
読みかけの本を置き、幸せそうに眠る義姉さんに声を掛ける。
「義姉さん……起きて」
「……………」
全然目を覚ます気配がない。
「ほら、起きて義姉さん」
「ん……………」
かすれた声で返事はするものの、起きそうにない。このまま放っておいたら二度寝して夕食まで起きないだろう。
もう一度声を掛けて起きなければ、少し強引だけど揺さぶって起こそう。そう決めて義姉さんを見やり、唇が無防備にほんの少し開いている事に気が付く。
ぷるんとした唇の柔らかな感触とその奥の熱さを思い出して、ドクリと血が沸き立つ。
「……義姉さん、起きないと……またキス、しちゃうよ……?」
「ん…う…………」
「いいの? 食べちゃう、よ?」
「んん~……………」
返事ではないとは分かっていたけれど欲望に負け、僕はゆっくりと、義姉さんの唇に顔を寄せた――。
――唇が熱い……
柔らかくて温かい感触が何度も何度も唇を擦るのを感じて私は目を覚ました。
「……ん………」
……キー…ス?
ぼんやりと義弟の綺麗な顔がアップで目に入り、これは夢を見ているのだと思いながらゆっくりと覚醒する。
夢……にしては、いやに感触がリアルだな………。
「――!!?」
――夢じゃない! これ、現実だ!
キースが貪るようにキスをしていた。
「んむっ……キ、キース! ちょっ――」
「あ、起きたね、義姉さん」
名残惜しそうに唇を優しく吸ったキースが、ようやく離れる。
「な、何してるの、キース!?」
「何って……好きな人が無防備に眠っていたら、唇を味わいたくなるのは男として当然の心理だと思う」
「何言ってるの!?」
可愛い義弟だったキースは、恋人になった途端に人が変わってしまった。
人前では今まで通りなのに、二人きりになった途端にすかさず抱き締めて唇を求め、毎晩のように部屋に忍んで来てはなかなか眠らせてくれない。
まるでこれまでの時間を取り戻そうとでもするようにキースは私を貪り、重ねたがった。
手を、唇を、身体を。
そんな義弟に愛され過ぎて困っている反面、嬉しいと感じ、拒めない自分がいる。
「大丈夫、使用人のみんなには二人きりにして欲しいってお願いしてあるし、ここは屋敷からは見えないから」
色っぽい目つきで見つめながら、キースがペロリと唇を舐めた。
「だから、ね……もっと僕に、義姉さんを食べさせて?」
キースに後ろから抱きすくめられ、手が身体をまさぐる。
「……キース、本当にここでするの?」
「うん?」
「だって……外、だよ? 誰かに見られたりしたら……」
「心配いらないよ。お義父様もお義母様も出かけているし、夕方までここには誰も来ないから。それに――」
悪戯っぽく微笑んだ。
「“もしかしたら見られているかも”と思いながらするのって、ちょっと興奮しない?」
「キースのエッチ!」
「そんな事言って、義姉さんだってエッチな事、大好きでしょ? 昨日の夜だって―――」
近くに人はいないけれど、慌ててキースの口を手で塞ぐ。
「人に聞かれたらどうするの!」
「はへほ、ひーへはいほ」
「え?」
キースが塞がれた手を外して、言い直した。
「誰も聞いてないよ」
「そういう問題じゃないの!」
んー、と唸ったキースが、思い当たったような顔になる。
「ああ、昨日の夜の事を思い出して恥ずかしくなっちゃったんだね? 僕の腰に脚を巻き付けて離してくれなかった事とか、もっと奥まで来てっておねだりした事とか」
「ばっ、ばかばか! キースのばか!」
キースをぽかぽかと叩くと、その手を取って耳にキスをしながら囁く。
「そんなエッチな義姉さんに、したい事があるんだ」
おでこをくっつけ、上目遣いで見つめ合う。
「させて、くれるでしょ?」
ああ、だめだ。こんな風にキースの言う事をなんでも聞いていたら、いつかきっと歯止めが効かなくなる。
――だめ、なのに――…頭では分かっているのに――…
きゅんきゅんと身体の奥が疼き出して、もう自分では止められない。
毎晩のように愛され貪られた身体は、傍にいるだけで満たされる事を求めてしまうようになっていた。
「……………うん」
キースは私を、樹の幹を背に立たせた。
「そのまま、スカートをたくし上げて」
そんな事、恥ずかしくて絶対にできないと思うのに、キースの視線に抗えない。
涙目になりながら、震える手でゆっくりとスカートを持ち上げていく。
「ふふ……義姉さんの綺麗な脚がよく見えるね」
「キース……一体何をしたいの?」
「ちょっと確認。……ほら、もっと上げて、義姉さん」
太ももまで上げたところで躊躇していると、キースが容赦なく催促する。
「もっと……もっとだよ……腰までちゃんとたくし上げて――」
「もうこれ以上は無理だよう……」
いつも走ったりする時にスカートをたくし上げるのは気にならないのに、キースの見ている前で自分から脚を露わにする行為に、言いようのない恥ずかしさを感じてしまう。
――まるで、キースを誘っているみたい……
「恥ずかしい? でも、そこがいいんだよ」
キースはフルーツサンドのクリームを人差し指と中指に取ると立ち上がった。
クリームの乗った指先を目の前に差し出したキースは、戸惑う私の表情を楽しむように微笑んだ。
「はい、義姉さん。あーん」
「もう……キースのばか」
ぱくんと2本の指を咥え、クリームを舐め取る。
「ふふ……くすぐったいね……あ、スカートは下ろしたら駄目だよ」
口どけのいいクリームはすぐになくなって口を離そうとすると、キースは更に口の奥へ指を差し入れて、舌を挟んでクニクニと優しく弄ぶ。
「……んんーっ……んっ…んんぅ………♡」
――舌、弄られるのって――感じちゃう……
初めての感覚に、背中に甘い疼きがゾクゾクと走り、掴んでいるスカートの裾をギュッと握り締めてしまう。
キースの愛撫に応えて、舌を使ってたっぷりと指を舐め回しながら吸うと、キースもその様子から目が離せないようにじっと見つめる。
やがてキースが指を引き抜くと、トロッと唾液をまとった指と舌先が糸を引いて、顎にこぼれた。
「――どう? 義姉さんももう、興奮してきちゃってるんじゃない?」
「し、してないっ」
「そう? こんなに瞳を潤ませて唾液をこぼしているのに? それに今の義姉さんのしゃぶり方、完全に指を別のものに見立てていたよね?」
言い当てられ、頬に血が上るのを感じる。
「違っ…キースがして欲しそうだったから…!」
「僕は一言もそんな事言ってないよ? ……ねえ、一体何に見立てていたの? 教えてよ、義姉さん。そんなに膝をそわそわさせながら、切なそうに顔を赤らめて、頭の中では何をしゃぶっていたの?」
からかうように言うと、クスクスと笑いながらキースはまた私の前に座る。
「さ、続きをしよ?」
「まだ、するの……?」
「もちろん。だってまだ見せてもらってないし」
キースは笑顔を浮かべて、容赦なく促した。
「さあ、どんなに恥ずかしくても快楽に抗う事ができない、淫らな義姉さんをもっと見せて」
――は、恥ずかしい…!
腰まで上げたスカートからは脚だけでなく下着も丸見えになっていて、恥ずかしさでどうにかなってしまいそうなのに、羞恥心の奥に感じる何かが身体の奥を疼かせる。
じっくりと眺めていたキースが、裾を握り締めている私を見上げた。
「なんだか最近、下着の趣味変わった? 前はもっとシンプルだったのに、最近は大人っぽい意匠が多くない?」
思いがけない指摘にそうでなくとも熱かった頬に、更に血が上る。
それを見て、キースもハッとした。
「――もしかして、僕の為? 僕を欲情させたくて、そういうのを選んでくれてるの?」
「え!? あの……えっと……」
しどろもどろになる私にキースは嬉しそうに笑うと、太ももに抱きつく。
「嬉しい! 嬉しいよ、義姉さん! 義姉さんが僕の為にそんな気を遣ってくれるなんて!」
――よかった……変態と思われなくて……
キースの反応にホッと胸を撫で下ろしながらも、ちょっと言い訳がましくなってしまう。
「お、男の人はこういうのが好きってロマンス小説で読んだから、キースも喜んでくれるかなって思って……」
「うん、大人っぽい下着姿の義姉さん、エッチで凄く可愛いよ……でもちょっともったいないかな?」
笑顔でさらりと、可愛い義弟は言った。
「だって――どうせすぐに脱がしてしまうんだから」
私にスカートをたくし上げさせたまま、キースは太ももにするりと手を這わせた。
見られているかもしれないという緊張感と自ら下半身を露出している恥ずかしさ、快楽への期待で、しっとりと汗ばんでしまっている太ももにキースは頬擦りをしながら、ゆっくりと手を滑らせていく。
「――んっ♡」
下着越しに秘部に触れられ、思わず声を上げそうになってしまう。
布地の内側はすでにたっぷりと潤って染み出し、音を立てた。
「脱がせていい? 義姉さん」
「え…………」
こんな明るいところで? 誰かが見ているかもしれないのに?
ほんの少し残っていた理性は、ゆっくりと焦らすようなキースの愛撫で簡単に塗り潰された。
「っ……うん」
下着に手をかけられ、反射的にピクリとしてしまう。
そのままゆっくりと手を下されると、下着との間にトロトロと糸を引く秘部が露わになる。
下着から脚を引き抜いて脱がされ、太ももに愛液がこぼれ落ちた。
キースは舌を伸ばして太ももに伝うそれを舐め取り、敏感な部分へとむしゃぶりつく。太ももを両手で抱えるように押さえ、脚の間に顔をうずめた。
――私、外で、立ったまま、あそこを舐め回されちゃってる!
「ぁんっ…あっ♡ ……キー、スッ……♡」
溢れた愛液を啜るように舐め取り、陰核を舌で剥き出してちろちろと嬲る。
「んぅ♡ んんっ♡ ――――ひぁっ!?」
突然、じっくりと焦らされた敏感な突起を強く吸われ、刺激に耐え切れずに樹に寄りかかって仰け反った。樹を背にしていなかったら、その場に崩れ落ちていただろう。
離してしまったスカートの中でも、キースの口での愛撫は止まらない。逆にそんな状態に興奮しているかのように舌遣いが激しくなっていき、思わずドレスの上からキースの頭を押さえてしまう。
スカートの中から聞こえる、くぐもったいやらしい音が、ますます身体を昂らせていく。
――もう、だめ! もう――だめ!!
舌が陰核を擦る度にカクッ、カクッと何度も崩れ落ちそうになる膝に必死に力を入れて、なんとか気を張っていたが、もう限界だった。
「キ、キース……もう無理っ……立っていられないよぉ!」
悲鳴に近い懇願の声にようやくキースの舌が止まり、もぞもぞとスカートの中から出てきてくれた。
「――っ、はっ……はあっ……っ………」
ズルズルと幹を背にずり下がり、ぺたりとお尻を地につける。
「……ごめんね、義姉さん。ちょっと調子に乗った」
「ん、ううん――別に怒ってる訳じゃないの」
申し訳なさそうに謝るキースに、慌てて両手を振る。
「あのままだとキースをお尻で潰しちゃいそうだったから――」
「義姉さんにだったら潰されても構わないし、支えてあげるつもりだったけれど……」
キースは口周りをナプキンで拭いながら、時間を確認した。
「この後どうする? 夕食の時間まで自分の部屋で休む?」
「っ…………」
本当なら絶頂するまで愛撫されていたはずの敏感な部分は、甘く昂ったままジンジンと痺れている。
そんな私を見透かすように、キースは耳元に顔を寄せて囁いた。
「迷っているなら、自分の身体に訊くといいよ。義姉さんはどうしたい? もうやめる? それとも―――部屋で続き、する?」
“続き”という言葉にきゅんと身体が反応してしまう。
「やだ、キース……やめないで。このままじゃ、切な過ぎておかしくなっちゃう……」
キースの胸にすがるように身体を寄せて、上目遣いで見上げる。
「っ――!」
赤くなったキースが、ギュッと抱き締めてくれた。
「――欲しくてたまらなくなっちゃった時の義姉さんは、最高に可愛いよね」
キースは手を取って甲にキスしながら囁く。
「……じゃあ、僕の部屋に行こうか」
「今日は、キースの部屋?」
「うん。さっき、アンに頼んでね、夜の分も含めて、シーツを3枚用意してもらってあるから」
「!」
「あと、今のうちに謝っておくね」
「え?」
「今夜も眠らせてあげられないと思う」
「ええ!?」
少し前までは絶対にこんな事を言う子じゃなかったのに!
キースは耳まで熱くなった私を見てにっこり笑うと、指を絡めて歩き出した。
「今夜も、腰が抜けちゃうまでいっぱいしようね♡ 義姉さん」
キースと言えば、木陰です (`・ω・´)キリッ
毎晩のようにお互いの部屋に忍んでいって、同じ家に住んでいる事を最大限楽しんでますね~。(´艸`*)
キースは抑制されていたものが解放されたら、絶対S寄りですよね!