乙女ゲームのR-18ルートに突入してしまった… 《もしかしたら あったかもしれない『はめふら』R-18ルート》 作:帆速やこぬ
https://hosokuyakonu.booth.pm/items/6517431
☆ extra story13話に書き下ろしを加えた文庫本を、BOOTHにて販売中です♪
https://hosokuyakonu.booth.pm/items/6121168
☆ 本編13話に書き下ろしを加えた文庫本を、BOOTHにて販売中♪
https://hosokuyakonu.booth.pm/items/5929552
「出掛けるの? 義姉さん」
荷物を積み込んだ馬車に乗り込もうとすると、玄関からキースが出てきた。
「あれ、言ってなかったっけ? 今夜はメアリのお家で、みんなでお泊り会をするの」
週末、キースのお見合いの為に実家に帰ってきていた。
帰りの馬車でもずっと溜め息を吐いてはこちらをチラチラと見ていた様子から、キースは今回のお見合いも乗り気ではないようだ。
学園でも凄く人気があってモテるのに、未だに婚約者も恋人もいない。
どうして婚約しないのだろう?
実は理想が高い、とか? あ、もしかして、ようやくマリアへの気持ちに気付いたのかな?
それとも別に、好きな人がいるとか?
エッチな夢の中では凄く積極的だったけれど、あれは潜在意識でキースの奥手っぷりを心配しての事だったのかも……?
「キースも、お見合い頑張って!」と、サムズアップしてニッと笑ってみせたら、キースは片手で額を押さえて、肺の空気を全て吐き切るような深い深い溜め息を吐いた。
メアリのお屋敷に着くともうすでにみんな揃っていて、笑顔で出迎えてくれた。
なんだか三人ともそわそわしていて、顔を見合わせてはクスクスと笑っている。
「どうかしたの?」
「後で、お話しいたしますわ」
午後のお茶をいただいていると、メアリが使用人に箱を運ばせる。
「今日はちょっと、いつもと趣向を変えてみようと思いまして、みなさんにわたくしからプレゼントがありますの」
リボンの掛かった箱を次々と手渡し、みんなで一斉に蓋を開ける。
「わあ…!」
――お揃いの下着!
淡いピンク色の、ちょっとずつデザインが違うお揃いの下着で、お洒落なメアリのセンスとこだわりが溢れている。レースやサテンのリボン、パールなどがふんだんにあしらわれた凝った作りのものだ。
「さすがメアリ、お洒落!」
「とっても可愛いです!」
喜ぶ私とソフィアの隣で、マリアが困った顔をする。
「申し訳ありません、メアリ様。こんな高そうなもの、わたし頂けません」
「マリアさんにはいつも美味しいお菓子を頂いていますし、午前中のお礼も兼ねて、そのお返しと思ってくださいな。それに今夜はせっかくのお泊り会ですもの。むしろ押し付けるようで申し訳ないのですけれど、どうかわたくしの我儘にお付き合いくださいませ」
マリアは迷っているようだったけれど、結局メアリの言葉に頷いた。
「……分かりました。ありがたく、頂戴いたします」
「よかったですわ」
メアリとマリアは随分と仲良くなったみたいだ。
「そういえば、ソフィアとマリアは昨日、一足早くここに来て泊まったんだよね?」
「そうですわ。わたくしは昨日の夕方に」
「わたしは、メアリ様に馬車に一緒に乗せていただいて昨日の午前中に」
そう言って三人は顔を見合わせると、笑い合う。
なんだか、秘密を共有しているみたいな笑い方だ。
――秘密といえば、私、マリアともエッチな事をする夢を見たな……
しかも、どちらかと言えば私がリードして、マリアを美味しく頂いてしまった。
自分の変態さ加減に、びっくりを通り越して呆れてしまう。
でもこれで親しい友人全てを相手にしてしまったので、もう見る事はないだろう。
「……………」
――ない、よね?
「――美味しかった~。メアリのところの料理人は、本当に腕がいいわね」
夕食の後、メアリの部屋に戻りながらメニューを反芻する。
よく煮込まれたビーフシチューに焼き立てのパン。豆とベーコンを炒めたものやお芋を滑らかに潰したもの、野菜や木の実、チーズを使った副菜もたくさん並び、味はもちろん見た目も楽しいテーブルだった。
デザートはメアリの部屋に準備され、これからお喋りしながらいただく事になっている。
「みなさんのお好きな物を伝えておいたのです。喜んでいただけてなによりですわ」
部屋に入ると、お菓子と果物が並ぶテーブルが目に飛び込んできた。
まるで宝石箱をひっくり返したように並ぶ色とりどりのお菓子と果物を前に、お喋りが弾まないはずがいない。
思い思いにくつろぎながら、お菓子をつまんでは笑い合う。
と、メアリとソフィアが少し緊張した面持ちで、クッキーの盛られた皿を差し出した。
「カタリナ様、よろしければこちらも召し上がってくださいませ」
テーブルのお菓子に比べると、随分とシンプルなクッキーだ。
「これは?」
「マリアさんに教えてもらいながら、わたくしとソフィア様とで焼いたものです」
「えー! メアリとソフィアが作ったの!? わあ、いただきまーす!」
クッキーを頬張り、不安そうにこちらを伺う二人に、にっこり笑ってみせる。
「んんー♡サクサク! 美味しい!」
「ありがとうございます…!」
メアリとソフィアが安堵の溜め息を吐いて、マリアに笑いかけた。
「マリアさんも、ありがとうございました! おかげでカタリナ様に喜んでもらえましたわ」
「お二人とも“カタリナ様に喜んでいただきたい”って、凄く一生懸命に作ったんですよ。丁寧に粉をふるって、バターもよく練ってたっぷり空気を含ませて」
「お菓子作りがあんなに体力がいるなんて、わたくし初めて知りましたわ」
「ええ、でもマリアさんの教え方が上手だったので、とても楽しく作れましたわ。それにマリアさんの凄さがよく分かりましたよね」
「ええ。丁寧なのに手早くて、工程がちゃんと頭に入っていて、動作に迷いも無駄もありませんでしたわ」
「そんな……単に作り慣れているだけですから……。そんなに褒められてしまうと恥ずかしいです……」
三人の美少女が厨房でお菓子作りだなんて、想像しただけで幸せな光景だ。
――本当に、いい友人を持てて私は幸せ者だなあ……
「三人が私の為に作ってくれたと思うと余計に美味しい! ほら、みんなで食べようよ」
「はい!」
お皿を囲む三人の仲が良さそうな様子からは、主人公とそのライバルには欠片も見えない。
私だってマリアの事は大好きだ。
――んん? つまりこの状況って、マリアにとってハーレム状態!?
「……なんてね」
「カタリナ様? どうかされましたか?」
「ううん、なんでもないの。楽しくて、なんだか幸せだなあって」
私の言葉を聞いて、マリアがふわりと微笑んだ。
「わたしもです、カタリナ様」
「――お風呂、お先に頂きましたわ」
バスローブを羽織ったメアリとマリアが浴室から出てきた。
上気した頬がつやつやと光り、湯上りの香りがする。
「ふう……いいお湯でした」
「次はカタリナ様とソフィア様、どうぞ」
さっきお喋りしている時に、メアリとマリアとそれぞれ一緒にお風呂に入った事を話してしまい、今夜はソフィアと入る事になっていた。
――まあ、ソフィアだけ仲間外れなのはかわいそうかな、と思っていたしね
「さ、ソフィア、行こ?」
ぱあっと顔を輝かせてソフィアが立ち上がる。
「はい、カタリナ様!」
浴室に入ると、香油の甘い香りがする。
「いい香り! 今日は柑橘系ですね」
甘酸っぱい香りに包まれながら浴槽に沈むと、向かいのソフィアがクスクスと笑う。
「なあに? ソフィア」
「いえ、カタリナ様と出会えて幸せだなって思って……」
「どうしたの? 急に」
「午前中にクッキーを焼きながら三人で話していたんです。“カタリナ様と出会えて、本当によかった”って」
「私も、ソフィアたちと仲良くなれてよかったって、いつも思ってるよ」
にっこりと、本当に嬉しそうにソフィアが微笑む。
そんなソフィアがとても愛らしくて、思わず見惚れてしまう。
出会った当初は、“老人のような白い髪と血のように赤い瞳”がコンプレックスだったソフィアだけれど、今ではもう悩んでいる様子は見られない。
絹のように白くて綺麗な髪はまるで発光でもしているように神秘的な雰囲気を醸し出し、赤い瞳はルビーみたいにキラキラしていて、小柄な体形も相まってまるで妖精みたいだといつも思う。
身体を洗う用の海綿を手に取る。
「ね、ソフィア。洗いっこしようか」
「はい!」
ソフィアの肩を洗いながら、共通の話題を振る。
「最近読んだロマンス小説で、ソフィアのおすすめはある?」
「王子と騎士と幼馴染みの三角関係ものが面白かったですわ。カタリナ様もぜひ! 今度持ってまいりますね」
「一応聞くけど、三人は全員男の人?」
「もちろんですわ!」
あ、“もちろん”なんだ……。
んんん~…、ソフィアがどんどんあっちの方向へ向かっている。いや、いいんだけどね。ソフィアが楽しくて幸せならそれで。
「あー…うん、ありがと」
――そういえば、ニコルとエッチな事をする夢を見た時に、ソフィアが持っていた本があったなあ……
あの時の本が実在するなら貸してもらいたいけれど、まさかそんな事言えないよね。
「次はわたくしがカタリナ様の背中を洗いますね」
「うん、お願いね」
その後は新刊の情報交換に最近読んだ小説の感想で盛り上がり、ちょっと長湯してしまった。
ソフィアと浴室から出ると、早速お揃いの下着を着けたメアリとマリアに迎えられる。
「わあ、二人ともすっごく可愛いよ!」
メアリの下着は少し大人っぽいデザインのビキニタイプで、太ももにガーターリングと手首にもお揃いの飾りを着けている。マリアはたっぷりとフリルが使われた可愛いらしいデザインのキャミソールで、お揃いのヘッドドレスを着けていた。
どちらも凄く似合っていて、エロ可愛い。
「さあカタリナ様とソフィア様も、着替えてくださいませ…!」
二人に手伝われて、プレゼントされた下着を身に着ける。
ソフィアの下着は、下はふんわり広がったショーツに上は肩出しのパフスリーブ、お揃いの飾りを足首に。
私のは、上はリボンが編み上げられた丈の短いビスチェで、首にチョーカーのような飾りをメアリがいそいそと巻いてくれた。
「とってもお似合いですわ、カタリナ様! ソフィア様!」
皆下着だけでなく小物も凝っていて、かなりテンションが上がる。
「今夜はパジャマパーティーならぬ、ランジェリーパーティーね!」
――いやあ、眼福だわ~
お洒落なお揃い下着を身に着けた美少女たちを前に、顔が緩みっぱなしだ。
一通りお互いを褒め合って、恥ずかしがりながらも下着姿での女子会が始まる。
窓には厚いカーテンが引かれ、暖炉にも火が入ってとても暖かく、あちこちに毛皮が敷かれて毛布も用意されているので薄着でも全く寒さは感じない。
「――わあ、このゼリー、美味しい!」
マリアが作ってくれたという薔薇のシロップが入った綺麗な赤い色のゼリーが、お風呂上りの喉につるりと心地いい。
「薔薇のシロップはメアリ様が用意してくださったんです」
「綺麗ですわね。食べるのがもったいないですわ」
「このガラスの器も素敵!」
「せっかくマリアさんが作ってくれたのですから、ゼリーを引き立てる器を選んでみました」
「ありがとうございます、メアリ様」
ふと、鼻腔をくすぐる甘い香りの奥に何か危険なものを感じ、手を止める。
「カタリナ様? どうかされましたか?」
「うん……」
――この香り……どこかで……?
「……ううん、たぶん気のせい。ところで、私のだけ随分大きくない?」
「カタリナ様のは特別です」
にっこりと笑うマリア。私、甘やかされてるなあ……。
「んん~…こんなに美味しいのを、私だけこんなに大盛りなんて申し訳ないなあ……あ、そうだ!」
一匙すくい、マリアの口元に差し出す。
「はい、マリア。あーん」
「えっ」
マリアが驚いた顔になり、メアリとソフィアが殺到する。
「わたくしも! わたくしにも“あーん”をしてください!」
「わたくしにもお願いしますわ、カタリナ様!」
三人の美少女たちが、私に向けて無防備に口を開いている。
なんていうか、これは……餌付けしている親鳥の気分?
「じゃあ、順番にね」
――でも、悪くないかも……
ゼリーに添えられた薔薇の花びらの砂糖漬けをシャムシャムと食べていると、メアリがサイドテーブルにあった小瓶を持ってきた。
「さあ次は、お風呂上がりのお肌のお手入れをしましょう」
「それってもしかして……蜂蜜入りの香油?」
「まあ、カタリナ様もご存知ですか? 中央通りの王室御用達のお店のもので、最近お気に入りの香油ですわ」
「あ、えっと、たまたま! そう、たまたま知ってたの…!」
“前に、メアリに香油でぬるぬるにされちゃう夢を見たから”……なんて事はとても言えないので、曖昧に笑って誤魔化す。
「わたくしとマリアさんは、もう済みましたから」
ね? と顔を傾け合う二人の仲のよい様子に、つい微笑んでしまう。
「まずはソフィア様に、塗って差し上げますわね」
先にゼリーを食べ終えたソフィアが、くすぐったそうにクスクスと笑いながら、メアリとマリアに香油を摺り込まれている。
微笑ましい光景だ。微笑ましい――はずなのに。
下着姿の美少女たちが、素肌を撫で合っている様子が、なんだか眩しい。
――なんで、こんなにドキドキしちゃってるの、私……?
立ち眩みを起こした時のように急に視界が狭くなり、目の前がチカチカする。
三人の笑い声が、頭の中で響くように重複して聞こえる。なんだか呼吸も浅い。
お腹の中が熱くなり、そこから熱が広がるように身体中が火照り始めた。
見ると、みんなの頬も赤く、肌も薄っすらと汗ばんでいる。
ソフィアが突然、抱きついてきた。
「カタリナ様、わたくしなんだか……変な気分ですの……」
「わたしもです」
「実はわたくしも」
みんな酔ったようなトロンとした目で見つめ、にじり寄ってくる。
「み、みんな!?」
「カタリナ様にも……香油を塗って差し上げますわね……」
三人が、香油をたっぷりと手の平に取って私の身体を撫で回し始めた。
「え? あの!?」
――なんか、手つきが……
ぬるぬると手が滑り、香油が全身に摺り込まれると、微かに肌がぴりぴりとして敏感になっていく。
「待って、みんな! 何か……おかしくない…!?」
「おかしい、ですか……?」
「少なくともわたしは、おかしくなってしまいそうなほどカタリナ様の事が大好きです」
「それには同意見ですわ」
――みんなの手つきが、やらしい……!
肌の手入れというより、これはもう愛撫だ。
メアリが私の後ろから背中を、左側のソフィアが肩から腕、手を、右側のマリアが太ももから脚を、いやらしい手つきで撫で回す。
友人でいたいと思うなら、こんな事はいけないと止めるべきだと分かっているのに、制止できない。もう身体が“もっとしてほしい”と願ってしまっている。頭がボーッとしてきて、考える事ができない。
「あっ……んっ………」
つい漏らしてしまった声を聞いて、それぞれの手に熱がこもる。
「カタリナ様、気持ちいいですか?」
「カタリナ様、ここは?」
「カタリナ様、こちらは、いかがですか?」
みんな完全に、私の身体の気持ちのいいところを探している。
だんだん身体に力が入らなくなり、ついには後ろのメアリにくたりと身を預けてしまった。
メアリが耳元で囁く。
「ねえ、カタリナ様。身体が熱いようでしたら、脱いでしまわれたらよいのではないでしょうか?」
脱ぐ? そっか、脱いじゃえばいっか……?
胸元のリボンを引いて緩めようとしたが、手元がおぼつかず上手くできない。
「お手伝いしますわ」
メアリが後ろから抱き締めるように伸ばした手でスルスルとリボンを解き、ビスチェ風の下着を外してくれた。
心のどこかで、さっき着けたばかりなのにと思いながら、開放感にホッと息を吐く。
――あ、でも私、人前で胸を晒しちゃってる……
気付くとみんな怪しい光を灯した瞳で私を見つめている。
「カタリナ様、とっても綺麗ですわ」
「ええ、本当に。とっても美味しそう……」
「最高のデザートですわね」
――全身を、三人の美少女の手と舌が這い回る。
「あっ……あぁっ……あんっ……だめ、こんな……!」
後ろから、メアリが乳房をたっぷりと揉みしだきながら首筋を舐め回す。
「メアリ! 乳首っそんなに弄っちゃ、だめぇ!」
脚の間に屈みこんだソフィアが、下着の上から割れ目に指を添わせながら、太ももの内側に舌を這わせてくる。
「ソフィア!? そんなにしたら、下着に滲みてきちゃう!」
マリアは足の指を1本1本丁寧にしゃぶっている。
「ああ、マリアっ、だめ! 足を舐めるなんて!」
「気持ちよく、ありませんか?」
「気持ち、よくない事は……ないけれど……」
本当は、マリアの舌がぬるぬると足の指の間に入り込む度、ゾクゾクしてしまっている。
でも足を舐めさせるなんて、それも主人公に足の指をしゃぶられて感じてしまっているなんて、絶対イケナイ事だ。
そう思うのに、上目遣いのマリアが悲しそうに舌を止めると、途端に切なくなってしまう。
「――うそ、ごめんマリア、止めないで! 本当はすっごく、気持ちいいのっ!」
「よかった」
マリアに再び足の指を吸われて思わず声を上げてしまうと、メアリとソフィアの舌遣いも熱を増す。
メアリが耳をはむっと咥えた。
熱くて甘い息遣いが耳の奥をくすぐり、舌が這い回り、耳たぶを優しく噛む。
「カタリナ様、わたくしの愛撫は、いかがですか?」
マリアの愛撫を気持ちいいと認めてしまった以上、もう嘘はつけない。
「気持ちいい…よ、メアリ。あっ、んっ…本当は乳首弄られるのも、すっごくいいの!」
ソフィアは下着の布の隙間から、秘部を舐め回し始める。
「カタリナ様、わたくしは? わたくしの舌は?」
「ソフィアの舌も、気持ちいい……あぁっ、そんなに舐め回したら溢れてきちゃう!」
完全に友人の一線を逸脱しているのに、身体が悦んでしまっている。
――女の子同士でこんな事、だめなのに! 大切な友人なのに! 絶対だめなのに! それも四人でなんて…!!
イケナイと思えば思うほど、ゾクゾクと背筋に走る快感が止まらない。
「あっ…あっ…みんなの舌、気持ちいい! あぁっ、おかしくなっちゃう! おかしくなっちゃうぅ…!!」
友人たちの前で、ガクガクと腰を振ってイッてしまった。
絶頂の余韻で身体が痺れて動けない私を、三人がベッドへ運ぶ。
――終わった……の……?
荒い息を吐きながら少しだけホッとしていると、メアリが自分の下着を外し、豊満な乳房を揺らしながら唇を舐めた。
「さあ、カタリナ様。もっともっと気持ちよくして差し上げますわね」
「!?」
ソフィアが覗き込んでにっこりと笑う。
「今夜はたっぷり楽しみましょう」
マリアがうっとりと上気した顔で微笑む。
「カタリナ様を隅々まで、全て味わわせてください」
――みんな、本当にどうしちゃったの…!?
「カタリナ様、今日プレゼントした下着ですが、実は仕掛けがありますの」
メアリが上気した顔に微笑みを浮かべながら、指先でツッと肌を撫でる。
「仕…掛け……?」
「ショーツの内側に、パールを仕込んであるんです」
パール? 内側?
「だから、ほら――ここを弄ると、カタリナ様の敏感なところに当たって、気持ちがいいでしょう?」
メアリが手を伸ばして、下着の上から指を押し当てる。
「ああぁっ!?」
陰核にコロコロとしたパールが当たり、身体が勝手にビクリと仰け反る。
「でも、こうして弄るだけで終わりではありませんの」
メアリが私の片脚を持ち上げ、広がった秘部に自分の秘部をグリグリと押し付ける。
「!? あああぁぁぁ…!」
下着越しでも分かる柔らかな秘肉と、布地の中で不規則に動くパールが陰核を刺激して、暴力的な気持ちよさだ。
「いかがですか、カタリナ様? 女の子同士でも気持ちよくなれるって、ソフィア様が教えてくださったのです」
「カタリナ様に悦んでいただきたくて、いっぱい調べました」
「昨日の夜、みんなで練習したんです」
みんなで? 練習? 私の為に? こんないやらしい事を?
「あ……」
理性が、飛んだ。
――こんな――こんなの――! 気持ちいいに決まってる!
「気持ちいい! ああっ、気持ちいい!!」
――気持ちよ過ぎて、気が変になる!!
「ああっまたイっちゃう! イク! イクッ! イクゥッッ…!!」
「カタリナ様は絶頂する事を“イク”と表現されるのですね」
「とても腑に落ちる表現ですわ」
「わたくしも、今度から使ってもよろしいですか?」
ガクガクとはしたなく腰を振ってオーガズムを迎えると、メアリに代わってソフィアが片脚を抱え、イッたばかりで敏感な秘部に自分の股間を合わせる。
「そんなっ…ソフィアも!?」
「はい、カタリナ様の為に、そういう事が書かれた本を手に入れて、たくさん勉強しましたわ。もちろん、知識だけでは技術が伴いませんから、昨日の夜はメアリ様とマリアさんとで、たくさんたくさん練習しました」
「ま、待って! まだ息も治まってない――…あああぁぁっ!」
ソフィアがグリグリと容赦なく、陰核を潰しにかかる。
「はあぁぁぁっ……す、素敵です、カタリナ様ぁっ! ゾクゾクって……身体の芯から気持ちいいのが、止まらないです!」
押し当てられる度にカチカチと微かに鳴るパールと、下着から溢れてしまった愛液が太ももを濡らしてぶちゅぶちゅといやらしい音を立てる。
妖精みたいだと思っていたソフィアが、こんなにノリノリで腰を振って――…。
――こんな事、絶対にニコルには言えない…!
「ごめんね、ソフィア! もう、イっちゃう! イっちゃうの! あっ…あああぁぁッ!」
「わたくしも! カタリナ様と一緒にっ! ひぅっ! はあああぁぁ…ッ!!」
立て続けに絶頂させられ、甘い痺れで力が入らない身体に、マリアがするりと滑り込んで片脚を抱え上げる。
「ええ!? マリアまで!?」
「はい。昨日メアリ様とソフィア様に色々と教えていただきました」
「待って、マリア! イッたばかりなの! 今は敏感過ぎるの!」
マリアは酔っているような目で、私の声はまるで聞こえていないみたいに突き出した股間を秘部へと擦りつける。
「カタリナ様と一緒に気持ちよくなれるなんて、嬉しいです」
「ちょっ…待っ…! マリアっ! あああぁぁ!?」
「申し訳ありません、カタリナ様。メアリ様やソフィア様のように上手ではないかもしれませんが……」
上手でないどころか、下着で見えないはずの敏感な場所を一番的確に刺激してくる。角度も強さも当て方も、上手過ぎてあっという間にイッてしまったのに、まだ達していないマリアの動きは止まらない。
「お願い、待って! イッたの! 今、イッたの! 気持ちよ過ぎて、マリアが上手過ぎて、おかしくなっちゃうぅッ!」
「あ……あ……カタリナ様の気持ちよさそうなお顔を見ているだけで、わたしも“イッて”しまいそうです…!」
「ああ! 早速その言葉を使うなんてずるいですわ、マリアさん! わたくしも“イキ”たいですわ」
「わたくしも! わたくしもカタリナ様と“イキ”たいです!」
懇願しても聞いてもらえないまま、結局マリアが絶頂するまで3回もイカされてしまう。
――私、悪役令嬢なのにどうして主人公に犯されちゃってるの……?
ようやく脚を下ろされ全力疾走したように荒い息を吐きながら、くたりとベッドに倒れ込む。
「お願い……少しでいいから、休ませて……」
「そうですわね。あまり無理をして、四人でするのがイヤになってしまっては困りますものね」
メアリはベッドから滑り下りると、デザートの並ぶテーブルから瓶を取ってきて蓋を開けた。
「木の実の蜂蜜漬けですわ」
スプーンで瓶から一匙すくう。
「はい、カタリナ様。あーん」
口を開くと、メアリは蜂蜜を纏った木の実を口に運んだ。
――あ、美味しい……
むぐむぐと噛みしめると、甘くて香ばしい木の実の美味しさが広がる。
「……知っていらっしゃいますか? 木の実の蜂蜜漬け――ナッティハニーの別の意味」
「別の…意味……?」
「 “気が変になりそうなほど、あなたに夢中”という意味だそうです」
「まさに、わたくしたちの事ですわね」
ソフィアが言い、マリアがうんうんと頷く。
と、艶然と微笑みながら、メアリが瓶を傾けた。琥珀色の蜂蜜が私の乳房にこぼされていく。
「――メアリ!?」
トロトロと重い液体が敏感になっている乳首を伝い、ゆっくりと流れていくと、それだけで感じてしまう。
「さあ、わたくしたちも、いただきましょう」
ソフィアとマリアの舌が乳房を這い回り、蜂蜜を舐め取っていく。
メアリが蜂蜜漬けの木の実を1つ咥えて、口元に運ぶ。私が受け取ると、唇から喉までこぼれた蜂蜜を、メアリはいやらしい舌遣いで舐め取った。
「……舌を、出していただけますか? カタリナ様」
請われるままに口を開いて舌を見せると、メアリは一匙すくった蜂蜜を口に含み、舌から垂らす。金色の糸がメアリと私の舌を繋いだ。
「カタリナ様……わたくしに、キスを…してくださいませ」
「うん……」
頭がふわふわとして何も考えられず、メアリに求められるままに唇を合わせ、蜂蜜の味のする舌を絡めて味わう。
「メアリの舌、甘くて美味しくて……気持ちいい……」
その様子を見て、ソフィアが頬を膨らませた。
「ずるいですわ、メアリ様! 次はわたくしにもさせてください!」
そわそわと見守っていたマリアも、ソフィアに続いて声を上げる。
「わたしも、カタリナ様とキスしたいです!」
「順番に、していただきましょう」
「絶対ですからね」
ソフィアが念を押し、乳房を揉みながらうっとりと溜め息を吐いた。
「……それにしてもカタリナ様の乳房、本当にとても綺麗な形ですよね……わたくしの理想です……それにこの感触――張りのある柔らかさ――一生揉んでいられますわ」
マリアは乳首を吸い、しゃぶりついた。
「乳首も、とても愛らしいです。こんなにピンと硬く尖って、真っ赤に……感じていらっしゃるのが分かって、わたしもゾクゾクしてしまいます」
三人は時折交代しては唇を重ねて、上半身の敏感な部分を責め、私の身体を貪った。
柔らかな唇と舌が舐め回し、手が敏感な場所を撫で回し、滑らかな肌が押し付けられる。
――女の子同士って、凄くいやらしくって、凄く気持ちいいんだな……
絶え間なく与えられる愛撫に、止めなくてはという気持ちが起きない。それどころかもっとしてほしくてたまらなくなっている。
メアリが、目の前に立った。
「メアリ……?」
「カタリナ様……恥ずかしいですけれど、わたくしがどれだけ感じてしまっているのか見ていただけますか…?」
顔を赤くし恥ずかしさに震えながら、ゆっくりと下着を下ろす。
「んっ……はぁぁ………」
秘部にぴったりとくっついてなかなか剥がれない下着から、幾筋も愛液が糸を引いて太ももにこぼれる。
――メアリ……こんなに濡らして……
「カタリナ様に見られていると思うだけで、イッてしまいそうですわ……」
艶めかしい仕草で下着を脱ぎ、床へ落とすと、メアリは私の下着に手を掛けた。
「さあ、カタリナ様も……」
「ああ! またメアリ様ったら、ずるいですわ!」
「わたしもカタリナ様を脱がせたいです!」
「では、みんなで……カタリナ様、申し訳ありませんが、腰を少し浮かせてくださいますか…?」
三人は頷き合うと、私の下着に手を掛け、下ろした。
――私……親友たちに下着を脱がされちゃってる……
メアリ以上にたっぷりと愛液を吸った下着がトロトロと糸を引いて下ろされ、それを興奮した様子で三人が見守る。
大切な部分を見られて恥ずかしいはずなのに、むしろ見られる事で感度が上がってしまっている気がする。
ソフィアが私の膣に指を入れ、中を探り始めた。
――夢で、見たな……こんな風にソフィアが中の気持ちいいところを探す夢……
ぼんやりとそんな事を思っていると、指が“そこ”に触れた。
「ッ――!」
ガクンッと腰が勝手に浮いてしまう。
「ふふ…カタリナ様、ここ、ですのね」
「あッあぁっ、ソフィアっそこは――っ」
ソフィアの細い指がピンポイントで、浅いイイところを刺激する。
「みんなでたくさんイッたおかげで、とても見つけやすかったですわ」
――やばい、やばい、やばい…!
背筋のゾクゾクが止まらない。
――みんなの前でっ――潮吹いちゃう!
「……わたくしの指でカタリナ様がこんなにも乱れてくれるなんて……とても嬉しいです。でも――」
目がチカチカし始める。
「 “今は”まだ、ダメですわ」
スッと抜いた指に愛液がトロッと糸を引く。
――焦らし…プレイなの……?
中から愛撫され、押し出されるように勃起した陰核が真っ赤に顔を出しているのを見て、メアリが身悶える。
「あぁ、カタリナ様……そろそろ、“こちら”にも、キスさせてください……」
「ふぇ……?」
こちら…?
「大好きです、カタリナ様……キスしたくて、ここが疼いて仕方がないです……」
ソフィアとマリアが私の脚を片方ずつ抱えて大きく広げ、腰を突き出したメアリが秘部を合わせる。直に擦りつけられた熱くて柔らかな秘肉と、たっぷりと溢れた愛液がぶちゅぶちゅといやらしい音を立て、エッチな声を上げてしまうのを抑えられない。
「ひぅッ――はぁっんんっ―――あぅ」
メアリが角度を変え、陰核同士をクリュ、クリュと当てる。
「あぁっ好き! それ好き! あっ…あっ…敏感なトコ、当たるの!!」
「はっあぁ……乱れるカタリナ様も、素敵ですわ…!」
三人は入れ替わりながら陰核を擦り合わせ、快楽を貪る。
――気持ちいい! 気持ちいい!! 気持ちいいぃ!!
美少女たちに代わる代わる敏感なところを責められ、絶え間なく貪られ、何度も何度も絶頂させられて、頭の隅っこでちょっと思う。
主人公と、そこに立ちはだかるはずの私たちが、みんなでこんなにいやらしい事をしている。
――これってやっぱり、ハーレムルートなのかな?
分からないけれど、それももうどうでもいい。だってこんなにみんな、気持ちよさそうで幸せそうなのだから。
主人公を巻き込んでいる時点で、この先に破滅エンドがあるとは考えられない。
なら、もう何も考えず、この快楽に溺れてしまおう。
「さあ、最後はカタリナ様に浴びせてもらって終わりにしましょう」
――私を、“浴びる”……?
何を言っているのか分からないまま、ベッドの縁で脚を広げられる。
ソフィアが、広げた脚の真正面の床に跪き、ソフィアの両側から抱きつくようにメアリとマリアも跪いた。
「先程の続きをいたしますね、カタリナ様」
ソフィアは微笑むと、膣内に指を入れて浅いところを刺激する。
「ぁああッ!」
――何度もイッて敏感になってる身体に、この刺激はやばい!
「本当におかしくなっちゃう! 気持ちよ過ぎてっ! すぐっ! イっちゃうぅッ……!!」
ガクンと腰が持ち上がり、絶頂と共に熱いものが噴き出す感覚。
チカチカと星が飛ぶ視界の向こうで、三人が私の噴いた潮を嬉しそうに浴びているのが見え、私はそのまま気を失った――……。
「――これで大丈夫かしら?」
カタリナ様が失神してしまうまで愛し合い、気付けば時計は深夜を回っていた。
すでにぬるくなったお風呂で軽く湯浴みをし、新しい下着を身に着ける。
この夜の為に、同じデザインの下着をもう一揃い用意しておいた。ソファに横たわり眠るカタリナ様の身体も、濡らしたタオルで綺麗にして新しい下着を着せてある。
ぐっしょりと濡れたシーツは取り換え、濡れた床も綺麗に拭き取ってあった。
「ええ、完璧ですわ」
出来栄えを確認して、にっこりとソフィア様が笑う横で、マリアさんが少し沈んだ顔をしている。
「でも……カタリナ様を騙すようで気が引けます……」
昨日の夜――もう一昨日か――どうしたらカタリナ様を悦ばせ、惹きつけ、男性などいらないと思わせる事ができるかを三人で話し合った。
ひとまずの方針で同意したはずのマリアさんは、どうしても気が咎めるようだった。
「それはわたくしたちも同じですわ。ですが――…」
マリアさんの手を取り、見つめる。
「マリアさんは、カタリナ様を――諦められますの?」
「それは……」
「このまま何もせずにいれば遠くない将来、カタリナ様はジオルド様か他の男性に汚されてしまうんですよ? そんな事、マリアさんは本当に許せますの? それにもしカタリナ様が王宮に入られたら、会う機会すらほとんどなくなってしまうかもしれませんのよ」
マリアさんはクッと顎を引いてから、スウスウと寝息を立てるカタリナ様を振り返って、見つめる。
「………………いいえ」
長い沈黙の後、ようやく発した言葉ははっきりとしたものだった。
「カタリナ様と会えなくなってしまうなんて、私には耐えられません」
「ええ、その通りですわ」
ソフィア様も加わり、うんうんと頷く。
「ですから、カタリナ様の気持ちを決してジオルド様や他の男性に向けさせない為に、わたくしたちの絆を確かなものにするのですわ」
「でもあまり急いで事を進めてしまうとカタリナ様も抵抗を感じてしまうかもしれませんから、初めのうちは夢だという事にして、身体に覚えていただくのです」
マリアさんはわたくしたちを真っ直ぐに見ると、頷いた。
「カタリナ様のお傍にいられるのであれば、どんな事でもいたします」
お風呂上りに食べたゼリーは、もちろんメアリ編でも出てきた媚薬入りです。 (; ・`д・´)マタカ!
蜂蜜もそうですが、”食べ物で遊んではイケマセン!”
(ΦωΦ)オマエガユーナ
四人でのエッチもよいですが、前の日に三人でシた練習も、想像するとエロくてよきですね。
メアリとソフィアに教え込まれるマリア……( *˙ཫ˙*)و グッ!