※この作品はR-18です。

魔宝戦姫はふたなりチンポにガチ恋する   作:人の心を捨てないと書けない

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クリスタルイーグル
鷲沢 蒼依【1】


「気分は…良くなさそうだな?」

 

「随分な待遇で満足だとも。強いて言うならば話し相手がいれば良かったがね」

 

 魔王城の牢の中、そこに一人の女性が繋がれていた。白い髪を後ろ手に結った麗人、魔宝戦姫のリーダーのクリスタルイーグル…鷲沢蒼依だ。

 

「そうか、では次の機会には用意しておこう」

 

「…次があると思っているのが不思議だね」

 

 

 なぜ彼女が捕まったのか、それは数時間前の事だ。

 

 蒼依は校舎の茂みの中に、あるものを見つけた。それはスピネルの魔力の残滓。どこか綺麗すぎる校舎に違和感を覚えた蒼依は一人調査をし、その痕跡を見つけた。

 しかし、美羽は何も言ってこなかった。学校で戦闘が起こったというのに。美羽の家へと訪問しようとした際…魔王たるレヴィが直々に目の前に現れたのだ。

 

「…っ、君はっ…?」

 

「私はレヴィアジック。お主らの…敵の親玉といったところか」

 

 どことなく溢れ出す只者ではないオーラに気圧される蒼依。そして、頭に映像を映し出される。ズタボロになって項垂れるスピネルと、悲鳴を上げて倒れるサファイアの姿を。

 さらに、二人がこの女に抱かれる姿も…

 

「なっ…これは一体っ…!?」

 

「ククッ…嘘だと思うか?」

 

 これを幻覚だと、作り物だと切り捨てる事はできた。だが、一時真央の態度が不自然であった事を思い出した。

 

「…そうか。なぜ言ってくれなかったんだ…!」

 

 相談してくれればいくらでも力を貸したというのに、リーダーとして頼られる存在になれなかった自分に嫌気が差す。が、この目の前の女に対しての怒りも込み上げる。

 

「それで、君は何が目的なのかな。私の目の前に出てきて…」

 

「なぁに、簡単な事よ」

 

 蒼依の目の前まで歩いて、頬に手を添える。微笑を浮かべながら、口を開いた。

 

「お主は強い。あの二人…いや、お主らの中では一番な。私としても手駒を不必要に減らすのは好ましく無いからな。 …あの二人は解放してやる。その代わり…一度お主を味わいたいと思ってな?」

 

 この妖艶ないやらしいオーラの中に、強者の感覚を蒼依は感じ取る。自分でも…魔宝戦姫の中で一番強い、クリスタルでも勝てないかもしれないと。

 

「それは、私を抱きたいと言いたいのかな。酷いね、全く」

 

 仲間であり可愛い後輩を痛めつけられ、犯された。そんな二人を助ける為なら、自分の体ぐらいは安いと思った。

 

「…本当に二人を解放するならば、その条件を飲もう」

 

「契約成立だな、そら」

 

 指をパチンと鳴らすと、二人を囲う様に地面に魔法陣が展開される。蒼依は思わず変身しようとするが、光に包まれて目を閉じた。

 

 

 

「…ここは?」

 

「私の城だ。ようこそ、クリスタル」

 

 荘厳で、かつ妖しい雰囲気を肌で感じる。薄暗いピンク色の灯りが、現実世界とはかけ離れた場所だと実感させられる。

 

「さぁ、ついて来い」

 

 レヴィの背中をそのまま追い続ける蒼依。自分達がよく戦う異形の怪物達は目に入らず、レヴィと同じような羽や角が生えただけの女性的な者しかいない。

 

「ここだ」

 

 牢がいくつも連なる部屋に連れてこられた。一番近くの牢を覗き込むと、鎖に繋がれた一人の少女が目に入る。薄暗いが、あれは蒼依の知っている人物だとわかる。

 

「…犬丸君っ!」

 

 壊れるはずもない牢をガタガタと、握って揺らす。軋むような金属音が静かな部屋に響くだけ。

 

「…ぅぁっ……? せん…ぱい?」

 

 信じられない物を見るように、目を開く美羽。この暗い、絶望の中で仲間を見る事ができるのは意外であったのだろう。

 

「…すまない。私が気づいてあげられれば…!」

 

「違うっす…そんな事は…」

 

 二人が自らの非を主張し合う中、美羽は拘束を解かれて牢も開けられる。

 

「…よく頑張った。後は私に任せたまえ」

 

「……先輩!」

 

 美羽の頭をポンポンと優しく撫でる。そして、決心した様な表情で語りかける。

 

「大丈夫だとも。一度抱かれるだけだ…私は強いからな、負けないさ」

 

 一度抱擁を交わしてから、美羽を牢の外へ無理矢理蹴り出す。そして、背後から現れた魔女の様な格好をした女性にどこかへ連れていかれた。

 

「…犬丸君は、本当に解放したんだろうね」

 

「嘘はつかん。もちろんサファイアもな」

 

 そうして肩を抱かれる蒼依。振り払おうとしたが、余計な事はしない方が良いかと思い受け入れた。そしてまた城内を歩かされて、大きなベッドがある部屋に連れ込まれた。

 

「はぁ……なっ、やめっ…! んっ……ちゅっ…」

 

 ベッドにいきなり押し倒されて、唇に吸いつかれる。しばらくの間キスは続き、やっと離れた時には二人の唇の間には銀の橋が何本もかかる。

 

「ム…ムードというものが無いのかなっ…君はっ…」

 

「欲しいのか? 好きでもない女に抱かれるというのに…」

 

 もう蒼依の下は濡れてしまっているが、気丈に振る舞う。弱みを見せない様に。

 そんな蒼依の心の防波堤を壊す様に、今度は舌を入れたベロキスをされる。歯茎から舌の裏、余す事なく舐められて唾液を練り込まれていく。魔王の唾液が染み込んだ口内は、みるみる熱くなっていく。

 目を開けば、どんな生物をも魅了する魔王の瞳がある。それを見ていると、頭がぼーっとしていき、どんどん引き込まれていく。

 

「ぷはぁっ……そんなにキスが良かったか。嬉しいぞ?」

 

「…だ、だれっ…が…! はぁっ…はぁっ…♡」

 

 目はトロンと溶け、口角も下がって涎が口の端から垂れてきてしまう。

 

 

(よ、予想外だね…キスっていうのがこんなものだとは…。だけど…)

 

 

 仲間のためなら抱かれるぐらいは大した事は無いと思っていたが、キスだけで体が蕩かされてしまった事に危機感を覚える。

 

 そして、股間に熱くて硬い棒が押しつけられる。

 蒼依はてっきり張り型だと思っていたが、体温を感じる。

 

 

(…処女、できれば好きな人にあげたかったね)

 

 

 未だ男性経験の無い、綺麗な…普段の大人びていて、凛としたその姿からは想像できないほどに、少女そのものといった可愛らしいおまんこ。

 反対に、血管が浮き出ていて太い経験豊富なチンポ。不釣り合いなお互いの性器。

 

「……ふっ、やめだ」

 

 痛みを覚悟して、シーツを強く握っていた蒼依はその一言につい呆けてしまう。

 

「…どういうことかな」

 

 入れられたい訳では無いが、抱かれることを条件にあの二人を解放したというのに、どういう心情の変化なのだろうかと怪しむ。

 

「なに、私はお主を味わいたいと言っただけだ。抱くなどとは一言も言っておらんぞ? 少し趣向を変えようと思っただけよ」

 

 ただセックスするだけだと思っていたのだが…何をされるのかわからないという恐怖が少しだけ湧いてきた。

 そして、レヴィは自分の人差し指を歯で挟んで…顎に力を入れた。犬歯が指先に突き刺さり、血が滴る。

 

「な…何をしてっ……むぐっ…!?」

 

 流血した指を蒼依の口に無理矢理含ませる。指先が舌にくっつき、鉄の味が口内に広がる。なぜか、その指に舌を絡ませてしまう。血を体に取り込もうと、身体が勝手に求めてしまう…

 

 つぷんっ、と指が引き抜かれる。唾液に濡れた指は光を反射している。

 

「なにっ…を…? う…ぅんっ…? 体が…熱い…?」

 

 身体が…いや、股間が火照る感覚に苛まれる。体の内側から何かが溢れ出す様な…

 

「ううぅっ………ぐぅっ…! これはっ…!?」

 

 おまんこの少し上のあたり、クリトリスが熱い。心臓の鼓動と同時に、ドクドクと血がクリトリスに集まる様だ。

 

「あぁっ…!! ああぁぁぁぁっ……!!!???」

 

 体全体が、ぶるぶると震える。自分の体が作り替えられる様な、そんな不快感も併せながら。

 

 震えと不快感が収まった。が、股間に違和感を感じる。力を入れると何かがピクピクとするような、今までに感じたことのないような不思議な感覚。

 

「なかなかのチンポが生えたな。予想以上だったな…」

 

「なっ!? これは…どういう…!?」

 

 レヴィと同じような、ふたなりちんぽ。それが蒼依の股間にも存在していた。サイズはレヴィと比べると2幾分か小さく、平均的な大きさだ。

 

「一体何が目的で…!?」

 

「ククッ…十分楽しむがいい」

 

 レヴィは部屋を出て行った。蒼依は男性器を生やされたままその場に取り残されてしまった。状況もまだ理解しきれず混乱するばかり。

 戸惑いの中、扉が開く。

 

 

 

「こんにちは、先輩♪」

 

「自分はさっきぶりっすね」

 

 解放されたはずの二人がそこに立っていた。

 




導入はガバくてもいいよね…
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