ちゅぷ、ちゅ、くちゅ、ちゅぅ、ぴちゃ。
何かを頬張り、舐める音が部屋の中に響く。
その音がする度に、俺の全身に快感が走り身を震わせてしまう。
最近は朝になる度にこの快感を味わっている。
「……あむ、ちゅ……ぁ、お目覚めになられまし、た…、か? ちゅ、ちゅぅ」
朝の生理現象、朝勃ちした隆々と聳える肉棒を顎が外れそうなほどに大きく口を開け頬張ろうとする美少女。
俺のソレは標準よりは太く長いが、咥えられないほどではないが、小さな口の彼女には大きすぎるのだ。
金色の髪に大きく丸い瞳、あどけなさを残した少女が俺をその翡翠色の瞳で見上げてくる。
「おはよう、レム……うっ……出るっ」
挨拶を告げると、その少女――レムは、それに返答するように肉棒の竿に舌を這わせる。
やわやわ、と手で袋を刺激されながら、俺はオーガニズムに達する。
それを悟ったのか、レムは肉棒の先端、亀頭部のさらに先端部分にある鈴口を覆うように咥え込む。
ビュルルルッドビュッビュグッビュゥゥゥゥッ!!
現実に響く事など無い射精音が、この場では実際に響き渡る。
それほどに膨大な量の射精を俺は、この金糸の少女の口内で行っているのだ。
凄まじい量の精液を、レムは音を鳴らしながら飲み干していき、尿道に残った精液も全て吸い上げる。
まるでヨーグルトのようなどろどろに濃いそれを美味しそうに飲み干してから、レムが俺に微笑みかける。
「おはようございます、コーガ様」
最高の朝であるが、幾つも俺が常人と違う点がある。否、朝っぱらからお口でご奉仕なんてされる時点ですでに大分違うが。
まず、目の前にいる少女・レムについてだ。金色の髪に翡翠の瞳と言ったが、その耳も長くぴん、と尖っている。
それは、ファンタジーでよく言われるエルフのようだ。そして、レムの身長だ。
彼女は精々120cm後半しかない。幼児レベルの身長だ。が、彼女が犯罪的年齢なわけではない。
その胸は豊かにかつ美しく実っているし、その腰はきゅ、と括れている。個々のパーツその物は思春期の少女それその物だ。
さて、ここまで言って察しの良い人々は感づいているのではなかろうか。
俺の名は山本 紅牙。気づけば異世界にいて、ちょうどそこがレムたちの村の近くであり、彼女たちに捕まり、そしてそこで"種馬"として生活している"道具"だ。
建前上は、と言う枕詞がつくのだが。まぁさておき、どうしてこうなったかを説明しよう。
「なんだここ」
気づけば、俺は草木の生い茂った森の中にいた。
夢か何かかとも思ったが、そんな訳がない。俺はコンクリートジャングルにはいたが、実際のジャングルにいたわけではない。
学校の帰り道で気づけば、森の中にいました、なんてのは迷子なんてレベルではない。
「山本 紅牙、18歳。都内の三流高校に通う成績不振者にして学校において変人扱い。OK、間違いなく俺だ」
何を言っているのかわからないと思うが、俺はとりあえず俺が俺であることを確認した。
何せ俺がよく読むこの手の小説では最近はトランスセクシャルなる性別反転や、誰か別の体に乗り移る憑依などそう言ったものがあるからだ。
が、俺の体は俺であった。そして俺は現状の整理を始めようと思った矢先にそれは起こったんだ。
「人間がいるっ」
可愛らしい女の子の声が俺の耳に届いたんだ。だから俺はそちらに振り返った。
そして俺は、見たんだ。その少女の姿を。そして俺は確信した。
「OH……イッツファンタジー……」
その女の子が、妖精みたいな服を纏っていて、その妖精さんの耳はエルフみたいに尖ってて。
そして、現実に存在しないような色とりどりの髪と瞳をしていて、挙句浮いていて。
さらに付け加えるなら、現代では見受けられないような槍や剣で武装していたんだ。
間違いなくここが異世界であることを確信した俺は、爽やかな笑顔を浮かべたまま意識を手放した。
「そして、気づけば縛られていたんだ」
俺はどこかの部屋でぐるぐるの雁字搦めに縛られていた。
そして、周りには色とりどりの妖精さんたちがいた。表情は人それぞれであるが、好奇心や興味の色が強い娘さんが多い気がする。
ところで、何故娘さんしかいないんだろうか、しかも年も若い美少女ばかり。
「ヘイ、妖精さん達、俺は何故縛られているんだい!?」
とりあえず声をかけてみると、困惑したように妖精さん達がきょろきょろと回りを見回してひそひそ話し始める。
なんと言うか、痛い子見つけたみたいな扱いをされて俺の硝子のハートはブロークンファンタズムしそうだ。
「それは貴方が人間だからよ」
一瞬で騒然としていた場が落ち着き、全員の視線がそっちに集まる。
悠然と出てきた長と思われる妖精を見やり、そして俺は思った。
「ちっさっ!!」
「貴方たちがでかすぎるだけよっ!!」
そう、130cmぐらいしかなかったのだ。しかし出る所は出ている。ぼんきゅっぼーんだ。
と言うか周りを見回して今頃気づいたのだが、この人々100~130ぐらいしかいない。
小さい子になると100cmを切っていそうなぐらいだ。多分これは彼女たちの種族的な問題なんだろう。
「で、俺を捕まえてどうしようって言うんだ」
「そうね、貴方には……種馬になってもらうわ」
……why? 今なんて言った? 種馬?
種付け用の血統のよい雄馬。種牡馬(しゆぼば)。しゅば。 大辞林より引用。
「はっ、俺の脳内大辞林が火を噴いていた!! すまん、もう一度言った上で理由もくれ」
「ダイジリンって何よ。まぁいいわ。貴方には種馬になってもらうわ……私たちは見ての通り女しかいない種族なの。で、子を増やすには外部から種を貰う必要があるんだけど……最近の人間は捕まえるのに苦労するの。それどころか、あいつらは私たちを捕まえて売り物や材料にしようとする」
そりゃあ、こんなに綺麗で可愛い小さな女の子集団なんて特定層の需要を満たすには十二分過ぎるだろう。
むしろ、俺が君たちにあんなことやこんなことをしたいね! ……って待て、今さっきなんて言った?
「……材料?」
「そうよ。私たちの声には魔力が宿る。特に感情がこもったものなんて言うのは特にね。だから人間は、私たちを捕まえ、嬲り、魔力を発する材料にする」
えげつないな、この世界の人間。こんな可愛い子たちに感情ある声を出させたいのなら、徹底的に愛でればいいのに。
ビバ可愛い女の子たち、女の子は世界の宝物だと言うのに!! 俺のこういう言動が変人および変態扱いされる要因になるのはさておく。
「まぁそれはさておくわ。とりあえず、わざわざ捕まえにいく必要もなくなるし、捕まる可能性も低くなるから貴方には、ここで生活してもらうわ」
「なんだと……?!」
そもそも訳の解らない世界に追い込まれ、訳の解らないままに捕まり、このまま監禁されろ、と言われて黙ってられる人間がどれほどいようか。
が、訳の解らない状況のまま放り出されて、訳の解らないまま彷徨って、訳の解らないまま死ぬよりはマシでもあるとも言える。
否、そもそもここにいれば、扱いは酷いかもしれないが女の子とえろえろうはうは出来る!!
それはさておいて、仲良く出来れば色々な情報を得られるかもしれない。少なくともこちらは非武装な上戦闘経験なんて欠片もないのだ。
に対して相手は武装した上多分、それなりにはやれるのだろう。そんな相手に歯向かうのも如何なものだ。
情報を得てから隙を伺い脱出して、元の世界に戻る方法を模索しよう。
「そう思ってた時期がありました」
一人ごとにレムが、どうかしました? と小さく首を傾げてくる。
そう、俺は相当に酷い扱いをされると思っていたのだ。例えば監禁されて食事は決められた時間に一回、だとか。
が、村から出ることは出来ないが、レムを伴ってなら好きに歩いてもいいし、好きな事もしても良い。
お陰で情報をひっそり得ていくつもりが、おおっぴらに情報を得られた挙句むしろ友好的に探してもくれると言うのだ。
何故こんなに好意的なのか、さっぱり解らなかったのでレムに聞いてみた。
「酷い扱いをして、子を作れなくなったら元も子もありませんし、それに異世界の事はこちらでは割と伝えられてるんです。戻れるかまでは確証はないですけど……兎にも角にも、その異世界のことに皆興味があるからです。それと、他にも、理由は……その、えっと……」
と、ここまで語った所で、レムが耳まで真っ赤にして俯いてしまった。
あまりにも可愛かったので、盛大に撫でて耳元で今日も可愛がってあげることを伝えた。
それを伝えられると、頬を染めたまま嬉しそうに、はい、と微笑って答えてくれるのがすごい可愛い。
なお、俺が種付けしていいのはあらかじめ長から指定された女の子たちだ。
最も、その大半の女の子が恥ずかしがって近づいてこないので、手を出してはいない。
レムは、監視と言う役割もあり、一番近くにいて、なおかつ、淫乱な気質もあるのか、抱かれたそうにするので唯一抱いた事がある子である。今日もハッスルできそうだ。