朝の七時に目覚まし時計が鳴り響き、叩き起こされた脳がまぶたを開く。
僕はまだ覚醒しきっていないぼんやりとした頭で、昨日起きたことを思い返していた。
反芻するには濃すぎる一日だった。まさしく激動というヤツだろう。体力的な疲れはとれたものの、精神的な疲れはまだだ。
咲の告白にはどう応えたらいいんだ。自分が分からなくなってきている。心が揺れているのをハッキリと自覚しているだけに、イエスかノーか決められない。
そういえば透、きょうはどうするつもりだろう。学校は休むのだろうか。お葬式の準備もあるだろうが、それをいまの透に任せるのは酷だろう。
「そうだ、透!」
寝ぼけていた頭が、ひとつの可能性に思い至り、慌てて起き上がる。
転がるようにキッチンへと駆け込むと、
「あれ、蓮司くん。おはようございますっ」
予想どおり、早起きして食器を並べている透がいた。まだ朝食の準備をしてはいないようだ。
「透!」
僕は彼女を止めようとして、動きを止めた。目的を見失った両手が宙を掻く。
まだ眠っていたほうがいいんじゃないか、と過保護なセリフを吐きかけたが、すんでで飲み込んだ。動いているほうが気がまぎれることもある。下手にやめさせるのは逆効果だ。
「なにしてるの?」
僕がたずねると、透は言った。
「すみません。朝ごはんのお手伝いをしようと思ったのですが、蓮司くんの許可なく食材を使うのは失礼だと思って、とりあえず使いそうな食器だけ出していました」
「なぜ?」
「一宿一飯の恩義、です! なんでもお申し付けくださいっ! 私、家事は得意なのです!」
「一宿? もしかして、帰るの? いてもいいよ。引き取り手が見つかるまで……いいや、ずっといてもいい。キミの気持ちが楽になるまでずっと」
「……そう言ってもらえると、嬉しいです」
透は悲し気に目を伏せたが、ギリギリ微笑みを残していた。
「怖いです。誰もいない家に帰るのが。お母さんはもういないんだって認めながら眠るのが。きょう、うおちゃんとはなちゃんが隣で一緒に眠ってくださって、ほんとうに嬉しかったです。私はひとりじゃないんだって思えましたから」
そのまま泣き出してしまいそうな透は、すごく小さく見えた。
「それに、蓮司くんのお言葉のおかげで安心しました。私と同じ境遇の人がいるって、すごく勇気がもらえますね、エヘヘ。とても卑怯なことかもしれませんが……」
「卑怯じゃないよ。気持ちを共有できる相手がいるっていうのは幸運なことだ」
たったひとりで何年も孤独の恐怖と戦った僕だから分かる。
とにかく誰かにこの不安を知ってもらわなければ、遠からず潰れてしまうだろうという焦りが募る。そんな毎日だった。カウンセラーに話しても壁に話しかけているみたいでまるで効果はなかった。彼らが親身になって聞いてくれていることは分かっていただけに、より辛い経験だった。
あんな思いを透にさせたくない。
「朝ごはんを作りながらでいいから、話してよ。透がなにを考えているのか。なにが不安なのか。全部教えて?」
「……はいっ」
わずかにこぼれた涙を拭った透は、作りものではない笑みを浮かべた。
冷蔵庫のなかにはあまり食材は入っていなかった。僕は一人暮らしだし、あまり料理をしない人間だからだ。包丁を使えないとなるとできる料理も限られてくる。すでに切ってある食材と、冷凍食品があったのでそれを使うことになった。
鮭の切り身をコンロの魚焼きグリルに入れた。時間とともにこんがりと焼けた芳ばしいにおいが漂ってくる。
「蓮司くんはお父さんを……亡くされたとき、自然に笑えるようになるまでどれぐらいかかりましたか?」
「一年ぐらいかな」
「そんなに……」
「それまで無理して笑ってたよ。“ふつうの僕”を演じるためにね。でも、徐々に消えていくんだよ。悲しみが」
「消える……ですか?」
「残酷な話だけどね。脳は感情に慣れてしまうんだ」
僕が必死に作り上げた仮面も、いつの間にか無意識に被ってしまうほどに定着してしまっていた。それは僕が負の感情に慣れたせいだ。
なにもない虚無の心。投げられたボールを跳ね返すコンクリの壁のように、相手に対してリアクションをとるだけの人間。そうなるには強い悲しみは邪魔になる。
「あれだけ頭の大部分を占めていた存在が消える。薄れていく。ひどい喪失感なのに、止まらない。あの日の光景が霧にかすれて見えなくなるんだ」
透は稼働している炊飯器をじっと見つめながら、深く考えこんでいるようだった。
「……………………私のなかのお母さんもいつか薄れてしまうのでしょうか」
「僕ひとりの経験では絶対とは言えないけれど、その可能性は十分にあると思う」
「……っ」
「まず声を忘れるって言うけど、あれは事実だよ。次に姿を忘れる。最後にどんな表情をしていたか思い出せなくなる。ぼんやりと、モザイクがかかったみたいに」
かわいそうなことを言っていることは重々承知だ。しかし、いまから身構えておかないと、いざ直面したときに混乱してしまいかねない。
それぐらい、ふとした瞬間にやってくるのだ。記憶との別れが。
僕も自罰的になってしまったことがある。父親を殺しておきながら忘れようとしている自分が許せなかった。
時間の残酷さに抗うことはできても、逆らうことはできない。粘って、必死に粘って、結局はずりずりと流されて行く。
「忘れません」
透は昏い決意が感じられるまなざしで、ガラケーを見ていた。その画面には、今日子の写真が映し出されている。
「お母さんの写真を肌身離さず持ちますっ。眠るときもそばに置いて、一緒に寝ます。毎日あいさつして、一日のご報告をして、おやすみを言って、それで……それで……」
透は思いつめたように言葉を詰まらせた。涙腺の堤が切れることはなかったが、それが彼女の強さゆえか、それとも枯れてしまっているのか僕の目には分からない。
言うべきではなかっただろうか。余計なお世話だったか。
やっぱり謝ろう。
僕は深く腰を折って頭を下げた。
「ごめん……嫌なことを言ってしまった」
「いえ、いいんです……教えてくれてありがとうございます。もしも蓮司くんが言ってくれなかったら、きっと思いつきもしませんでした。だから、これからお母さんのことを忘れないようにたくさん努力しますっ」
「そっか……」
自分の口の軽さにはつくづく呆れるしかない。昨日もありさに無駄な期待を与えてしまったのだ。もっと用心しないと、いずれ取り返しのつかないことをしてしまいかねない。
仮面を被っていた僕はこんな失態はしていなかったように思う。
それはおそらく、相手に興味がなかったからだ。ただ反射的に言葉を返すだけで、そこに意味を含ませようという意思が介在していなかった。
深入りはせず、余計なことは言わず、不和を生まないことだけに気を配っていた人格。
僕らはふたたびお互いの作業へと戻った。
少々遅れていたものの、調理は順調に進んだ。
できた料理を皿に盛っていく。四人分にはギリギリ足りないので、そのぶんを冷凍食品でおぎなった。おかげでバリエーションのある朝食になった。
「透は、きょうの学校どうするの?」
「休もうと思います。お母さんのお葬式をしないといけないので、おじいさんにお願いしに行きますから。ほかにもいろいろと手続きがあるでしょうし」
「そっか。誰かに付き添いを頼む? 僕が行こうか?」
「いえ、だいじょうぶですっ。蓮司くんたちは普段どおりにご登校なさってください」
ここで誰かが休んでも学校側は配慮するだろうが、事情を知らないほかの生徒たちが騒ぐ可能性がある。いや、もうとっくに根拠のないウワサ話が広がっててもおかしくないだろう。
そんな横暴を収めることができるのは僕らだけだ。
そもそも、透だって友人を隣に置いて母親の葬儀の話なんてしづらいに違いない。だから、仕方ない。
さて、朝食もできたし、ふたりを起こしに行かないとな。
寝室に行って、まだ眠っている咲とありさの肩を揺さぶる。
「起きて。もう朝だよ」
「ん……あぁ、視界が……これはもう眠気を吹き飛ばすためにおはようのキスをしてもらうしかないわね」
「やめなさい、ちょっ、おまっ」
寝ぼけたフリをした咲に抱き着かれたり、
「んがーっ!」
「ぶへっ! 魚谷、起き……はぶっ!」
実際に寝ぼけているありさにまくらでバシバシ殴られながら、ふたりをどうにかこうにか食卓へと連れてきた。
ボロボロになっている僕を見た透が「なにがあったんですか!?」と驚いたが、なんて返せばいいのか分からなかった。
予告どおり、透だけが学校を休むことになり、僕と咲とありさはきちんと登校することになった。
ありさはギリギリまで透について行こうとしていたが、
「だいじょうぶですっ。おじいさんはお母さんがいつも頼りにするぐらい優しいお人ですから」
と説得されて、渋々従うことになった。
意地でも誰かひとりはついて行かせたほうがよかっただろうか、という後悔が少しある。
そわそわしながら歩くありさを横目に、僕は昨日の告白の件を思い出していた。というのも“一生ものの問題である透の母親の死”よりも“すぐ目の前にある恋愛話”のほうが圧倒的に解決法が見つけやすいと考えたからだ。
「咲、昨日の告白の件だけど……」
「返事は出さなくていいわ。私としても、あれは卑怯な手だってことは理解しているもの」
すました顔で言ってのけた彼女はかっこよかった。
全部わかっててやってるのなら、それはそれで問題な気がするが、なお恥じることがないというのは憧れる。
僕はどの道を選べばいいのか悩んでいる。
透の告白にオーケーをもらったとしても、ノーと突っぱねられたとしても、咲に負い目を感じることになる。
前者は咲の体に触れておきながら他の女の子を選ぶということに対する抵抗感。後者は本命に振られてキープを選んだのと同然……。
そして、告白をしなかった場合は“しなかった後悔”が一生ついてまわるだろう。僕が我慢すれば終わりの小さな問題だが、幼い頃から抱えてきた恋心を捨てるのにはそれなりの度胸がいる。
そんな悩みを抱えている僕は、恥も外聞もかなぐり捨てる咲の発言に憧れてしまう。
「それに……」
と、つま先立ちになった咲が、チュッと僕の頬に軽くキスをして、すぐに前を向いて歩き出した。
「どんな手を使ってでも蓮司くんを落とすって決めたもの」
「あ、あはは……やっぱり咲はすごいな。でも……」
僕は彼女の横髪を持ち上げて、その奥に隠れていた表情を覗き見る。
「かっこつけてても顔を真っ赤にしてたら締まらないでしょ」
「ぅ…………」
目を逸らす咲の姿が可愛くて、外だというのに抱きしめたくなった。こういうところはまったく変わっていない。
彼女の朱色のほっぺを指でつんつん突いていると、
「お前ら、あたしの目の前でイチャイチャすんな」
ありさがドス黒い妬み
「なにが悲しくて朝からバカップルの絡みを特等席で見せられなくちゃならねえんだ」
「え、ごめんなさい」
「お前らの頭にピンポイントで小さな隕石が落ちてこねえかな」
「天運に見放された死を望むレベル?」
「悩むのはいいけどな、今の透に告白しようとかはやめろよ。無駄にストレス与えるだけだからな。それに弱ったところにつけこむみたいでダサい」
「分かってるよ。さすがにそこまで無神経にはなれない」
「そうよ蓮司くん」
と、咲も同意を示した。
「あなたがどれだけ悩もうが苦しもうが、透くんにだけは迷惑をかけてはダメよ」
「悩みの元凶に言われるとちょっと腹立つ~」
「それに、あなたが私のことに苦悩して流す乱れた電波……とても心地がいいわ。しばらくはこのままがいいわね」
「こえーよ」
教室に入ると、すでに登校していた生徒たちが僕らの姿を見てざわついた。
昨日の尋常ではない様子で教室を飛び出したのを見れば、当然の反応だ。
僕らは事前に、
「教室に入ってもいつもどおりにしていよう」
と約束していたので、できるだけ平然とした恰好を装った。
普段からそういうのに慣れている僕はともかく、ふたりが少し心配だったが、杞憂だったようだ。咲はいつもの仏頂面だし、ありさも無理して笑ったりせずほぼ無表情。
今日一日この調子ならウワサも止むだろう。
席につくと、
「昨日はどうしたの?」
由希がたずねてきたので、僕は苦笑いを浮かべてごまかすことにした。
「ちょっと緊急の用があったみたいでね。まあ、大したことじゃないよ」
「ふぅん。本田さんは休み?」
「大事なお話があるからお休みだ」
「そうなんだ。大変そうだね」
話しかけてきた割にはあまり興味がなさそうに返事をした由希。
普段はそれなりに明るい彼ではあるが、どういうわけか僕の前では冷めたような態度が多い。といっても素っ気ないというわけではなく、つまりは素顔に近いということなのだろう。
初対面のときに「お互いは似ている」という話をしたが、あの第一印象に間違いはないようだ。彼もまた僕のように仮面をつけて生きているタイプの人間。
「あんなに慌ててる本田さんを見るのは初めてな気がするな」
「あぁ、僕もあまり見ないかな」
「彼女、いつも笑顔だよね……まるで苦労を知らないみたいに」
由希は遠い目をして言った。
本心で言っているわけではないことは、彼の気の抜けたような眉宇の動きで察することはできた。透という存在を通して、別のものにやっかみを入れているような雰囲気だ。
「透は苦労を誰よりも知ってると思う」
僕の言葉に、由希がちらっとこちらを瞥見した。
「そうなの?」
「あの子のいないところで過去を語るのは失礼だから今は言わないけど、大抵の人よりはずっと苦労してる」
「キミよりも?」
一瞬、脳裏に僕自身の過去が横切っていった。互いに親を亡くしているとはいえ、その経緯は比べられるようなものではないし、比べる必要もない。
言葉を詰まらせていると、
「……みなさん! 御覧なさい!」
やにわに廊下から騒がしい声が聞こえてきた。
「我らのプリンス・ユキが我が校のもうひとりの王子である蓮司と楽し気に会話をしています! あの空間だけ輝いて見えますわ!」
「……見えます素子先輩! ふたりの後ろにぶわーって咲いてる花が! 名前はよく分からないけど漫画でイケメンが出てきたときの背景に出てくるタイプの花がどちゃくそ咲いてるのが見えます素子先輩!」
廊下の扉から騒いでいるのは、最近見かける由希の追っかけだ。
ひとりは二年の先輩だ。透のように長い髪とリボンをつけており、妙な敬語をしゃべる。名前はたしか皆川素子だったはずだ。「皆川先輩」と呼ばれているのを耳にしたことがある。
もうひとりはうちのクラスの女子で、少し目つきの鋭いツインテール。木之下南。
その後ろにはショートヘアの女の子。山岸美緒。
だいたいこの三人が一緒にいるところをよく見かけると思う。
「……わ、わたくし……朝のご挨拶をしに行ってきますわ。木之下さん、山岸さん、ついてきなさい」
なにやら覚悟を決めた様子の素子に、南と美緒が大慌てで止めた。
「マジすか!? 死にますよ、あの空間に入ったらアタシたち! 光のエネルギーかなんかで浄化されて消滅しますよ!?」
「私、まだ死にたくないですぅ~!」
「おふたりとも! プリンス・ユキのために死ねるのなら本望ではありませんか!?」
「「お……おお!」」
「たとえ夏の火に飛びいる羽虫のように死のうとも、やらねばならぬ時があると思いませんか!?」
「「おお!!」」
「行きましょう、ふたりとも!! だいじょうぶです! 王子ふたりが相手ならむしろ一周まわって羞恥心も消えるに違いありません!」
「「おおおおおおおお!!」」
……なにやってんだ、あの子たちは。
ガチガチに緊張した様子でやってきた素子は、僕らの前までやってくると、恭しく頭を下げた。
「お、おはようございます。由希、蓮司」
「おはようございます、皆川先輩」
「おはようございます、先輩」
僕らが揃って微笑んであいさつを返すと、
「ウ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛ッ゛!!」
突然、素子は胸を抑えて倒れた。
「ギャアーーーッ! 素子先輩が死んだぁっ!」
「顔面偏差値の暴力×2を同時に食らえばそうなりますよね~」
取り巻きのふたりに支えられながら、素子は満身創痍で立ち上がった。
「すみません、由希……ちょっと興奮で心臓が止まっ……いえ、体調が悪くて……」
「だ、だいじょうぶですか?」
「えぇ、今は体力がみなぎってきたような気がします」
「それは……よかったですね。あはは」
あまりに濃すぎるキャラをぶつけられて呆然としている僕に、南がニヤニヤしてスマホを見せてきた。
「そういえば蓮司くんのSNSのIDをまだ教えてもらってなかったよね?」
「あぁ、いいよ。ちょっと待ってね」
「へへっ、ラッキー……イテッ! イテテテテッ!!」
突如、南は頭を抑えて痛がりだした。
この症状は……。
「ダメよ、蓮司くん」
と、いきなり後ろから頭を抱きかかえられた。
見上げるまでもなく、咲が僕を胸に抱いているのだと分かる。僕と同じシャンプーのにおいが鼻をくすぐった。
「人付き合いをする相手はちゃんと選ばなくちゃ」
ツーン……としている彼女の表情は、察するまでもなく嫉妬だろう。意中の相手に虫が寄ってきて、いい顔をするわけがない。
不幸にもお仕置きを喰らっていた南が「なにしやがった黒づくめ女!?」と怒鳴ると、咲はすげなく答えた。
「電波よ」
「電波ってなんだよ!? っていうか、テメェなんだその距離感! 蓮司くんに慣れ慣れしすぎんでしょうが!」
「あら、彼とは中学からの長い付き合いだからこれぐらいは当然だと思うのだけれど」
「ねーよ! っていうか、さっきのセリフはどういう意味だコラ!」
「そのままの意味よ」
「喧嘩売ってんのか!?」
なんだかどんどんカオスになっていくな……。
誰でもいいから収拾をつけてくれ。
「なんや。騒がしいな」
ここで新たに登場したのは、晴香だった。
校内で会うことは何度かあったが、教室をたずねてきたのはあの日以来だ。
ということは、用件はひとつだろう。
彼女の表情は遊びに来たという風ではなかった。
「どうしたの?」
「問題発生や。次の休み時間、話がある」
「分かった」
「それじゃ昼に」
短い会話だけで帰っていった晴香の背を見送り、カオスに向き直る。
素子と南はさっきの乱入者がなんだったのか理解できなかったのだろう。ハトが豆鉄砲を喰らったかのように呆然としていた。
教室の隅で一部始終を見ていたありさが、それを見て「ぶふっ」と失笑をこぼした。