蓮司がひとしきり泣くのを見届けて、私たちは帰路へとついた。
照れている蓮司の手をぎゅっと握り、身を寄せる。彼がひとりで消えてしまわないように。
きっと彼からすれば、昔の私も同じように見えていたのではないだろうか。共感する闇を抱えているからこそ、その深刻さが我がことのように感じられたに違いない。
しばらく、ふたりでアテもなく歩いていた。そう、アテはなかったはずなのだけれど、自然と蓮司の家の前まで歩いてきてしまっていた。
お互いに無意識に思っていたのだろう。
過去に決着をつけ、新たな未来へと進み始めた今日を、ふたりにとって特別な日にしたい、と。
「……咲」
何度も訪れた、彼の寝室。彼のにおいがする、落ち着く空間。そう思うのとは反対に、胸の鼓動は高鳴っている。
私はベッドの上で、彼にぎゅっと抱きしめられていた。
壊れ物を扱うかのように優しく、それでいて絶対に放したくないという気持ちの伝わる強さだった。
「……いや、抱きしめてないから! く、苦しいし痛い! 離れて!」
「嫌よ」
本当は、私が彼のことをぎゅぅぅぅぅ~~~~~~……っと全力で抱きしめていた。抱きつき人形のように腕だけでなく足も彼の体に絡みつかせている。
彼のあばら骨がミシミシと音を立てている気がするが、おそらく幻聴だろう。
苦痛の二文字をその身で味わっている蓮司は、じたばたともがきながら言った。
「っていうか、ねぇーなんなのこの体勢! 自爆でもする気!? さっきの雰囲気どこ!?」
「あなたがエッチな気分になるまでこのままよ」
「なるわけねえだろ! 気分としてはでかい赤ちゃん抱えてる感じだわ! エッチな気分から果てしなく遠ざかってるわ!」
ごもっともな意見を聞いて、彼から離れる。
「……咲、そんなに僕のことが心配なの?」
蓮司が私の頭を優しく撫でながら、問いかけた。
どうやら見抜かれていたらしい。
「あなたのお母さんは……」
「もうお母さんじゃないよ」
「……そう。殺人未遂だから執行猶予はないけれど、どちらにせよ数年後には出てくるわ。そのときに蓮司くんの身になにかあったらって思うと、怖い」
彼の胸に顔をうずめて、ずっと心の内に秘めていた恐怖を吐き出す。
まだ裁判はおこなわれていないが、結果は見えているようなものだ。事件の顛末を親切なことに舞子自身が録画してくれていたおかげだ。
しかし、現実はバトル漫画のように敵を倒して万事解決とはいかない。
「僕はだいじょうぶだよ。咲がそばにいてくれるなら」
前髪をかきあげられて、額がぴとりとくっつく。体温が染み渡るような感覚に、安堵を覚える。
「僕と一緒にいてくれる?」
「よろこんで」
合図などしなくとも、互いに顔を近づけて唇を重ねていた。
柔らかい感触と、呼吸音、そして肌の温かさが共有している五感のすべてだった。どこからどこまでが自分なのかも分からなくなるほどに溶けあっていく気分。呼吸のリズムまで同じになっていくのは、好き同士で通じ合えているおかげだろう。
「…………っ」
唇を割って、彼の舌が入ってくるのを、甘んじて受け入れる。恐る恐るといった動きのそれに、私も応じた。舌の中でも特別敏感らしい先っぽの部分が突き合うたびに、ぴりぴりとした甘い快感が走る。連動するように下腹部がキュンキュンと疼く。
「んっ……んふっ……ちゅっ……あふっ……」
不慣れな舌使い。どちらも相手に合わせようとしたりリードしようとしたりと息が合わない。けれど、徐々にリズムが整ってきていた。言葉にせずとも、相手がどうしたいかが手に取るように分かるようになってきていた。
「ぁんっ……」
胸に触れられて、私は思わず声を漏らした。
それを聞いた蓮司が手を離そうとするが、私は彼の手を掴んで、逆に胸へと押し付けた。
「あなたの好きにして……いいから……」
前にも言った覚えのある言葉をまた呟く。ここまで来て遠慮なんてしてほしくはなかった。
服をゆっくりと脱いで、ブラを外す。外気に晒された白い乳房を、彼の手が滑らせるように撫でた。揺れるのを楽しんでいる様子だった。
「もしかして、また大きくなった?」
「ん……」
照れながらうなずくと、彼はフフッと笑って耳元で囁いた。
「キミはここが敏感だったよね」
私のツンとなっている乳首を、蓮司が指で挟んでこすった。まるで指の中で小さな玉を転がすかのように。
途端、ピリピリとした快感で背筋が震えて、軽くのけぞった。
「あぁっ……ま、待って……! やっ……んんんっ」
「気持ちいい? 咲」
「う……うぅ……」
声にならず、快感に喘ぐことしかできない。ただ、返答としてはそれで十分だった。
蓮司の空いている片手が私の下腹部へと伸びて、布の上からくすぐるように触れる。彼の指の先が陰核を優しく弾いて、私の腰は跳ねた。
「んぁぁぁっ!」
「上も下も気持ちいいね?」
「っ……あっあっ……」
「でも、これだけじゃあ気持ちいいだけでイケないよね?」
彼の言うとおり、感じるだけで絶頂には程遠い。このままの状態で弄られ続けたら、気が狂いそうだ。
今度は彼の手がショーツの下へと潜り込んできて、指がじかに触れた。肌の冷たさが、熱くなった秘所に沁みる。
「イッていいよ」
そう囁かれて、鼓膜から脳内に甘い蜜が溢れるような錯覚に陥った。と同時に、全身を竹割にするような衝撃と快感が襲った。
「んんんんんん……っ!」
私は蓮司にしがみつきながら、声を抑えて達した。
絶頂の余韻に浸っている間もなく、膣口に指が浅く挿入される。異物感に震えていると、愛撫を終えた蓮司が指を引き抜いた。見ていて恥ずかしくなるほどに濡れている。
完全に彼の手のひらの上で転がされているのだと理解して……ゾクゾクした。自分の体も心も彼に握られているようだというのに、恐れはなく、むしろ歓迎したい気持ちしかなかった。
お互いに視線を交わして、唾をごくりと飲み込む。意思疎通がなくとも、これからのことを理解し――
「あっ……」
と、蓮司はなにか思い出したように顔を上げた。
「あー……ゴムがないから……これ以上は無理だね。残念だけど」
「そんなこともあろうかと、用意していたわっ」
私がカバンから高級感がありそうな小さな箱を取り出した。中には、お望みのものが入っている。
「げ、現実でそのセリフを聞くとは思わなかったよ……」
「さあ、上も下も準備OKよ。蓮司くん」
「ストレートに下品すぎる……!!」
「あなたは自分のペースだとイキがるくせに、ペースを取られたらすぐ弱腰になるのね」
「こ、こっちだって頑張ってるんだよ!」
そうか。頑張ってあんなセリフを吐いてるのか。可愛い~~~と彼の頭を撫でたくなったが、余計にエッチな雰囲気から遠ざかるから抑え込んだ。
顔を真っ赤にしている蓮司は、こめかみをポリポリと掻きながら言った。
「い、いや、でもさ……別に今日でなくてもよくないかな? ほら……疲れてるでしょ? 病み上がりなのに体に障ったら悪いし……」
「ダメよ。逃がさないわ、蓮司くん。今日は夜通しやるのよ」
「ねえ、男の僕より性欲強いんだけどこの子! ちょ、待って! ねえ! 目が怖い!」
「据え膳食わぬは男の恥よ」
「それ女の子側が言うことかなぁ!?」
イヤイヤ期に入ってしまった蓮司を無理やり脱がせて、しくしく泣いている姿を尻目に私も服を脱いだ。
彼の首に腕を回して、一緒にベッドに倒れ込む。
興奮のピンクに染まった電波が部屋中を跳ねまわり、気持ちを昂らせていく。
「さ、咲……」
準備を終えている蓮司が、私を見下ろしながらつぶやいた。
「本当にするよ……いいんだね?」
「あら、こっちはとっくに心構えはできているのだけれど」
「心構え……か……」
「一緒に生きてくれるのでしょう? 前は傷物にしたくないって言ってくれたけれど……あなたが刻んでくれる傷が欲しいの。あなた以外、欲しくないの。だから、体にも心にも一生残るものを……ちょうだい」
「いいんだね。僕がキミの初めての相手になって」
「えぇ。そして、最後の相手よ」
「僕は……キミを一生大事にするよ」
そう語る彼の双眸には、並々ならぬ決意があらわれていた。小さな炎が、やがて大きく燃え広がるように、その変化は表情へと波及していった。
「他の誰にも渡さない。咲は僕だけのものだし、僕は咲だけのものだ」
これが彼の本気のプロポーズなのだろう。涙をこぼしながらの告白ではなく、シラフだからこその説得力を持っている。
彼の手が私の体を滑らせるように撫でていく。形を記憶するかのように……。
「キミのきれいな顔も、細い手も、大きな胸も、丸いお尻も、すべすべした足も、全部欲しい。僕の所有物だっていうマークをあちこちにつけたいぐらい好きだ。キミの突拍子もない言動も、時折見せる女の子らしい一面も、ちょっと攻めたら照れる仕草も、全部、全部好きだ」
ゆっくりと、愛を刻み付けられる。もうすでに裸なのに、まるで一枚ずつ脱がされているかのような気分だ。
電波を受信する気がなくても、蓮司の愛の強さゆえか、じっくりと伝わってきてしまう。
「あの夏祭りのときからキミのことが頭から離れなくなってた。この世界には透しかいないと思ってたのに、キミがいるんだということに気づかされたんだ。キミと話していると、僕は仮面を外してもいいんだって思えた。出逢ってすぐに僕の過去を語ったのは、本能的にキミを信じていたからなんだろうね。きっと、キミとこうして巡りあえたのは運命なんだ」
お互いの手が絡み合う。心臓の鼓動が早鐘をうっている。
「透くんのことはよかったの?」
「初恋の後悔はあるかもね。でも、この選択に後悔はない。キミと一緒に生きていきたい。責任を取るとか取らないとかじゃなくて、キミと結婚することしか頭に浮かばない。キミと一緒に幸せになりたい気持ちしかない。これ以外の未来なんて、どこにもないっていう確信があるんだ。だから……だから……」
フッ……と、今まで見たことがないほどに優しく、穏やかな笑みを蓮司は浮かべていた。
「好きだ、咲。大好き」
心が溶けるような甘い言葉だった。
私はただ一言、
「……………………来て」
微笑んで、彼を受け入れた。
壊れ物を扱うかのような慎重さで、彼は腰を突き入れた。
異物感がかすかな恐怖を感じさせる。未知の体験は、私の中を裂くように進んでいく。大事な領域を土足で侵害されている感覚は、むしろ心地よささえある。
「んぅっ……んんっ……」
「ごめん、咲……痛い? 痛いよね?」
「平気よ……ただちょっと……怖いだけ……」
実際、痛みらしい痛みはなかった。そういう人もいると小耳に挟んだことはあるが、拍子抜けだ。いや、痛いよりはずっといいのだけれど……。
それでも実感はある。一生を共に過ごしたいと思える相手に初めてを捧げることができたという事実に、涙がこぼれそうになった。
私には縁がないと諦めていた。青春恋愛小説のような関係は持てるわけがない、と。私と彼の間には濁った闇があるが、それは決して悪いものではない。
やがてすべて入りきると、今度はゆっくりと引き抜く工程が始まった。
「んっ……もっと奥にっ……」
私は蓮司が動きやすいように足を広げて、全身の力を抜いた。
結合部からはわずかに血が出ているように見える。量としては微々たるものだったが、蓮司は少しだけ青ざめていた。
「だっだいじょうぶ……? 痛い? しんどい? もし何か嫌な感じがあったらすぐ言ってね。病院は……産婦人科に行ったらいいのかな……!?」
「……蓮司くん、私は全然平気だから続けて」
「う、うん……痛かったら、すぐやめるからね」
お互いに初めてだから探り探りで確かめていくしかない。
そうしているうちに、蓮司は腰のスピードの塩梅を少しは見極めたらしい。低速ながらも抽挿を続けている。快感はほとんどないが、私のために必死になっている彼の姿にドキドキしていた。
「慣れてきたから……蓮司くんの好きなように動いていいわよ……」
戸惑いがちに、彼の腰を打ち付けるスピードが増していく。
内臓を攪拌されるような感覚なのに、もうすでに私はこの行為に対して違和感がなくなっていた。古来より男女がおこなってきたことなのだから、当然なのかもしれない。
「咲っ……」
覆いかぶさってきた彼の背に手を回して、抱きしめる。首筋を甘噛みされて、思わず「ひゃっ!?」と声をあげてしまった。
蓮司はそれを聞いておかしそうに笑った。
「ふふ、可愛い声出ちゃったね。咲はどこも敏感なんだね」
「待って……そこ弱いからっ……や……だ、ダメよ……ひぁぁっ」
噛まれたり、舐められたり、息を吹きかけられたり……私は彼に人体の急所を弄ばれていた。薄い皮膚に歯が立てられて、噛み痕を舌が這う。それの繰り返しだけで、呼吸すら忘れそうになっていた。
陵虐的な行為と同時に、腰を打ち付けるスピードも加速していた。完全に蓮司自身が気持ちよくなるための動きになっている。彼は夢中になって私の体を貪り、叩けば鳴るおもちゃ同然に遊んでいた。
「くっ……あぁっ……あっあっ……!」
じんわりとやってきた快感に悶えながら、声を漏らす。
本来ならば初めての行為では快感など感じることはできないのだろう。それが常識だ。けれど、私は蓮司が感じている快感と、高揚感を電波で共有することができる。おかげで、ほとんどないはずの快楽を数倍に感じられるようになっていた。
やがて快楽のピークは訪れようとしていた。
下腹部に神経が集中しているような、ギュッとした感覚……絶頂がやってくる前兆が徐々に湧いてきていた。
「あっんぁっあっあっ……!」
「咲っ……! そろそろ……」
ピストン運動に余裕がなくなってきていることが伝わってくる。耳元で彼の荒い呼吸を聞きながら、抱きしめる手に力を込める。
「蓮司くんっ……一緒にっ……っっっ……!」
「いいよ……咲っ……!」
互いの呼吸が重なって、体が溶けていくような錯覚が襲う。
私たちは転がり落ちていく。もう止められるわけもなく、ただ転がるがままに身を任せているだけだった。前後不覚に陥り、掉尾の勢いとなって終点へと辿り着く。
「イッ……ク……ぅぅぅっ……! あぁっ!」
瞬間、今までにない熱い電流が全身を駆け巡り、脳を蕩けさせた。
味わったことのない多幸感が、澎湃たる勢いで思考を押し流していく。波が揺り返して意識が戻ってきた途端、甘い余韻が薄いベールのように体に覆いかぶさった。
「はぁっ……はぁっ……」
蓮司が腰をゆっくりと引き抜く。
白濁の液体が入ったゴムが、彼の快感を証明していた。
「ごめん、咲……ちょっと激しくしすぎたかも……」
「むしろ……あれぐらいでよかったぐらいよ。ふふ、必死になってる蓮司くん、可愛かったわ」
「可愛いって……それより、疲れたでしょ? 休憩しようか?」
「あら、私はまだまだ平気なのだけれど?」
「えっ?」
私は身を起こして、蓮司を逆にベッドへ押し倒した。
「えっえっえっ」
困惑している彼の唇を奪い、舌を絡める。こぼれた唾液を手で拭って、怯えへと変わった表情を見下ろした。
「蓮司くんの全部欲しいわ」
「待って……まだイッたばかりだから……男は連続でできないから……」
「あら、そうかしら?」
彼のあそこを扇情的に撫でまわすと、徐々に硬さが戻ってきた。
「もう元気みたいね?」
「咲、ちょっと、待っ……」
………………。
…………。
……。
四回目の射精を終えた蓮司は、虚ろな目で天井を見ていた。
「このていどでダウンしてはダメよ、蓮司くん」
と、私はゴムの口を結んで、ゴミ箱に投げ入れた。
そして、連続の射精ですっかり元気を失くしているあそこに軽くキスをして、続きを促す。
「んっ……五回目もイケるわよね?」
「た、助けて……」
「だいじょうぶよ。若い男子はコンドームひと箱を使い切れるくらい出せるのでしょう?」
「どこ情報だよ!? 頭悪い感じのエロ漫画でも読んだ!?」
「ざっと百冊ほどね」
「バカじゃないの!? っていうか、咲もそろそろ疲れてきたんじゃないの?」
「まだまだね。止めたいのなら、私を負かすつもりで来てくれるかしら?」
「……わ、分かった……やるよ」
と、蓮司は舌で唇を舐めると、私の肩を乱暴に掴んだ。
「壊れないようにしてきたつもりだけど、壊すつもりでやってもいいんだね?」
「今まで本気ではなかったのかしら……んっ」
不意に唇を奪われて、舌を吸われる。舐められて、絡めとられて……舌の動きだけで軽くイキそうになる。どうすれば私が感じるかを理解している動きをされて、私は完全にのぼせ上がってしまっていた。
本気ではなかった、というのは真実だったらしい。たった一度のキスだけで負けを認めそうになってしまっている。このまま屈してしまいたくなる。
「こんなもんじゃ済まないからね、咲。怒ったよ、僕は。その余裕そうな顔を剥がしてやる」
「……楽しみね」
さらに二時間後。
……。
「はぁっ……! はぁ……んっ……はぁはぁ……」
私は体力を完全に消費しきって、ベッドの上で放心していた。あちこちに皮下出血……つまりキスマークの痕や、噛み痕、爪痕と、蓮司によってつけられた所有物の証が刻まれている。
……これだと、下手に人目があるところでは脱げないわね。
蓮司もまた、体力がゼロになって私に抱き着くように倒れ掛かっていた。
「もうギブアップ……?」
「さ、さすがに十回は……体がもたないわね……」
「こっちは……まだまだ……」
「それを言う体力があるだけでも……すごいわ」
「だって、咲が相手だもんね」
その体勢のまま、彼は私の耳元に口を寄せた。
「キミに会えてよかった」
「こんなときに湿っぽいセリフを吐くなんて、まるでお別れするみたいね」
「これからずっと一緒にいたいからこそのセリフだよ」
もう一度、今度は恋人がするようにピュアなキスを交わす。
愛情を伝えるだけの口づけだ。
彼の精悍なまなざしが、強い意志を宿している。それは炎よりも熱く、それでいて静かに燃え滾っていた。まるで人々を暖める暖炉のよう……。冷え切った氷の心さえも融かす優しい光だ。
……そう、蓮司くんもようやく光に手にできたのね。
「咲、愛してる」
「……私も、蓮司くんを愛してる」
そんな月並みなセリフを送り合う。それだけでいい。互いに愛を伝えること以外に他になにかしたいとも思わなかった。
言葉にしなければ伝わらないものだって世の中にはある。電波では捉えきれない真実がある。
だから人は愛を言葉と体で表現するのだろう。
足りなかったので次が本当にラストです