(17)神事
『ウッ…ウッ…ウーッ…アウッ!』
全裸で畳の上に寝かされた九歳くらいの少女は、青い楽土服の男に参道を弄り回されると呻き声を上げた。
『グフッ、グフッ、グフフフフ…』
男は、不気味な笑い声をあげながら、挿入して掻き回していた指先を引き抜くと、包皮をめくり上げて小さな突起を摘み上げた。
『アァァァーッ…』
少女は、首を振り立て腰を浮かせると、更に悲痛な声を漏らした。
『感じてるのか?うん?感じてるんだろう?』
青い楽土服の男は、ニヤけて言うと、一層乱暴に突起を揉み扱きながら、膨らむ兆しもない胸を撫でまわし、豆粒のような乳首を抓りあげた。
『イギッ!イギッ!イギギギィ…』
周囲では、身を捩って歯を食いしばる少女を、数人の男達がニヤけながら見つめている。
『どうした?黙っていたら、わからないぞ。ほら、感じてるんだろう?うん?感じてるんだろう?グフッ、グフッ、グフフフフ…』
青い楽土服の男が、不気味な笑い声をあげて言うと…
『あんまり気持ち良すぎて、声も出ないんだよな。』
『
『ささ、皆さんも、見てるだけではつまらないでしょう。うちの赤兎の味を、たんとお楽しみに下さい。』
周囲で舌なめずりしている男達に、
『アァァ…』
顔を反らせて声を漏らす少女を、青い楽土服の男…奥平は口の周りを舐め回しながら見つめると…
『グフッ、グフッ、グフフフフ…ガキのくせに、こんなに濡らしやがって…どうだ、そろそろ挿れて欲しいか?挿れて欲しいだろう?』
どれ程蹂躙されればそうなるのだろうと思われる程、赤剥けになり、下方は裂けてしまっている
『ほら、どうした?奥平さんが、ああ、仰られているぞ。』
『どうして欲しいのか、早く言いなさい。それとも…』
それまでの猫撫で声と変り、
『さ…さ…参道を…』
『参道が、どうしたのかな?』
奥平は言うと、赤剥け避けたそこを舐め回しながら、答えを待つまでもなく下衣と下履を脱ぎ始めた。
『参道を…お通り…下さい…』
少女は、目に涙を溜め、しゃくりあげながら、滲んだ声で言った。
『グフッ、グフッ、グフフフフ…良いだろう。おまえの参道、通ってやるぞ。』
奥平は、いよいよ満悦顔になると、少女の小さな脚を思い切り推し広げてのし掛かった。
『ウゥッ!』
少女は、また声をあげた。
そして…
『アァァーーーーーーッ!』
奥平の穂柱が無理やり中に捻り込まれると、凄まじい声を上げた。
『この締め付け…堪らんな…』
奥平は、少女の悲鳴に一層唆られていきり勃つ穂柱をグイグイ捻り込みながら言った。
『奥平さんも、今やすっかり赤兎の味の虜になりましたな。』
『正直、此処に来るまではな、こんなガキとやって何が面白いとか思ってたがな…いざ、やって見ると、これが…』
『どうです?全て終わりましたら、貴方も
『こんな事が毎日できるなら、それも悪くないな。』
『毎日できるどころか…此処では、神聖な神事にございます。
『それは良い。そんな
奥平が、漸く小さな中にいきり勃ったものが収まると、激しくのし掛かるように腰を動かしだした。
『イギィーーーーッ!』
何をされ、何を要求されても、抵抗や拒否をするどころか、苦痛を口にする事も許されない少女は、歯を食いしばり、ひたすら苦悶の呻きを漏らし続けた。
そんな少女に…
『どうだ、気持ち良いか?気持ち良いだろう?』
奥平が無情に言うと…
『ほら、奥平さんが聞いてらっしゃるぞ。早く答えなさい。』
『気持ち良い、もっとして下さいってな。』
その時…
『剛三!これは、どう言う事!』
突如、後ろの障子が音を立てて乱暴に開けられたかと思うや、奥平同様、青い楽土服に身を包んだ女が凄まじい形相をして立っていた。
『房枝、今、大事な神事を習ってるところなんだ。邪魔しないで貰えるかな。』
奥平は、首を振り立て身を捩って、声を上げる小さな少女の上で休みなく腰を動かしながら言った。
『神事ですって…』
軽信は、目の前の信じ難い光景に、声と手を震わせた。
『そうだ…おまえだって知ってるだろう?
これから、こいつらと上手くやって行くためには、俺もしっかり覚えないとな。
それにしても…やっと収まったと思ったのにまた…
おまえ達、こんな小さなところによくあんなに挿れた状態を維持できるな。』
『だから、子供の時からの鍛錬の賜物ですよ。』
『奥平さんも、ここで我々の手解きを受ければ、時期に…』
『成る程な…』
奥平は、軽信の方を見ようともせず、小さ過ぎてなかなか収まり切らず、何度も外れかけては、また無理やり捻り込むのに躍起になっていた。
『上手くやるって…剛三、あなた…あなた…我々を裏切る気なの…』
『裏切る?人聞きが悪いな…』
と…
漸く少女の中に収まっていた奥平の穂柱が外れたかと思うや、少女の下腹部の上に白穂が放たれた。
『ほら、おまえのせいで、失敗したではないか。』
奥平は、相変わらず振向く気配を見せず、糸を引く穂柱を、少女の口元に運んだ。
『さあ、今度は、どうしてくれるのかな?』
『宜しければ…宜しければ…』
『宜しければ何だ?』
『宜しければ、上の参道もお通り下さい。中で綺麗に清めて差し上げます…』
少女は、奥平の穂柱が放つ臭いに顔を痙攣らせながら、涙声で言うと…
『よしよし、それじゃあ、上の参道を大きくアーンして貰おうかな?』
奥平は、少女の額に手を当てて顔を反らせると、大きく開けられた口に、それを捻り込んだ。
軽信は、思わず顔を背け目を瞑った。
『同盟紅軍だ?あんな烏合の衆、最初から仲間に加わった覚えはないぞ。なあ、
奥平が、穂柱を少女の口に出し入れさせ、丹念に舐めさせながら言うと…
『奥平さん、同盟紅軍って、何の事ですか?』
別の障子が開いたかと思うや、頬がこけ、痩せぎすな男が、訝しげな顔をして入ってきた。
彼もまた、裸にされた別の少女を抱いていた。
剥き出しにされた
『
『同盟紅軍の根拠地…深間山荘は、もう一月以上も前に童衆の襲撃を受け、皆殺しになってるではありませんか。』
森脛夫は、軽信などそこにいないかの如く、言葉を続けた。
『最も…
今は、もう、同盟紅軍などと言う組織は、何処にも存在しませんよ。あるのは、我々、藤子連合紅軍派だけですよ。』
『そっか…深間山荘事件とか言って、巷を賑わせたあの事件から、もう一月経っていたのか…』
『深間山荘が皆殺し…同盟紅軍が…』
『同盟紅軍だけじゃーないぞ。ここに向かう途中の弐十手と紅兎達にも
『何ですって!』
『今頃はもう、皆殺しになってるだろう。』
奥平は、面白くもなさそうに言うと…
『おまえ、噛んだな…』
不意に、少女を睨みつけ、思い切り頬を叩いた。
『おまえ、奥平さんのを噛んだのか!』
周囲は、これから始まろうとしている事に想像を巡らしてニヤけだした。
『シズちゃん…』
森脛夫に抱かれていた少女は、思わず顔を背けて涙を流す。
『いいや、噛んだぞ。ほら見ろ、歯型がついてる。痛かったぞ。』
『いつからなの…』
軽信は俯いたまま、愉快そうに少女の髪を鷲掴み、頬を叩く奥平に怒りとも悲しみともつかぬ声を震わせて言った。
『ほら、噛んだよな?噛んだんだよな?黙っていたら、わからんだろう?』
奥平は、軽信などどうでも良いと言うように、少女を甚振るのに夢中になっていた。
『貴方達、いつから手を組んでたの…剛三、答えて!』
軽信が、とうとう感情を爆発させて怒鳴り声を張り上げると…
『いつから?』
奥平は、漸く面倒そうに振り向くと…
『おい、脛夫。俺達、最初から仲間だったよな。』
『勿論です。我々は、藤子連合紅軍派の同志ですよ、最初からね…
そもそも…ジャイアンとは、我らの間での奥平さんの通り名…』
『グフッ、グフッ、グフフフフ…
そうとも知らず、馬鹿な
『全く…馬鹿な
森脛夫は含み笑いを浮かべて言いながら、腕に抱く少女の小さな乳房を鷲掴み、乳首を舐め始めた。
『騙していたのね…私達を…同盟紅軍、弐十手、紅兎の子供達…みんなを…みんなを…』
『ほら、噛んだんだろう?
拳を震わせ、唇を噛み、いつしか涙を滲ませている軽信を、奥平はもうそこにいないかのように、また、少女の頬を叩きながらいびり始めた。
『さあ、素直にハイと答えないか、ハイと…』
『そうか、そうか、答えないつもりなんだね…誰か、畳針と火鉢を持っておいで。素直になるまで、ちょっと仕置してやらないとね。』
『信じていたのに…みんな、みんな、信じていたのに…』
軽信は、カッ!と目を見開くと…
『許せない…絶対、許せない!』
両袖の下から飛び出す釵の柄を握りしめると、凄まじい気合の声を張り上げて、奥平に飛び掛かっていった。
『うるさいなー!』
叫んで振り向き様、奥平は釵を突き入れようとする軽信の腕を受け止めて…
『ハァーーーーッ!!!』
気合いの声を発して押しだす掌底で、軽信を庭先まで吹き飛ばした。
忽ち、警護に控えていた
『スーーーッ…ハァーーーーー。』
軽信は、深い深呼吸と共に胸の昂りを鎮めながら、釵の物打ちで滑らかな曲線を描き、飛び交う鴎のような構えをとった。
両脇から、二人の
軽信は、避けると言うよりは軽く受け流すようにいなすと、一人を釵の物打ちで、一人を釵の柄で叩き伏せた。
続けて前後左右より振り下ろされる六尺棒…
川面を走る鴎の如き身のこなしで、打ち合わせる事もなくスルスル受け流しながら、左右の足を交互軸に蹴りを連打して、瞬く間に四人の
更に、六尺棒を旋回させながら、周囲を十人の
最初に振り下ろされた六尺棒三本を釵で打ち躱し、不意に地面に手をつき逆立つや、両足を風車の如く旋回さながら蹴りを連打し、瞬く間に十人倒した。
『やめろ、やめろ。』
奥平は、脱いだ下衣を履くと、相変わらず欠伸を咬み殺すような物言いで
『こいつは、俺と並ぶ
鬼道拳術…
軽信は、再び二振りの釵を構えると、奥平をジッと睨み据えた。
奥平は、大きく吐息を一つつくと、少女の方を向いてニヤリと笑い…
『今から、このお姉ちゃんと少し遊んでくるからな。その間に、素直に噛んだ事を認めるか、畳針で痛い痛いお仕置きを受けるか…よーっく考えて置くんだよ。』
頬を撫でまわしながら言った。
軽信は、奥平が指の関節を鳴らしながらゆっくり庭に向かうと…
『ハァーーーーーッ!!!』
気合いの声と共に、川面を走る鴎の如き構えをとった。
『フウゥゥーーーッ!』
奥平は、大きく息を吐き、拳をゆっくり前に押し広げながら庭先に降り立ち…
『神事の手解きしてくれた礼に、お前達に鬼道拳術、
そう言うなり…
『アチョーーーーーッ!!!!!』
昇天する龍蛇の如くクルクル小刻みに旋回して飛びながら近づくと、手刀、掌底、拳、肘鉄を連打して打ち込んでいった。
『ハイッ!ハイッ!テヤァーーー!!!』
軽信もまた、奇声を発しながら、飛び交う鴎の如き身のこなしで、右に左に腕でかわしながら、ここぞとばかりに回し蹴りを連打した。
奥平は、左右交互に龍蛇が鎌首を上下させるような拳捌きで、蹴りを交わして、横蹴りを放つ。
身を低くして躱し様、二刀同時に外側に横薙ぐ軽信の釵…
奥平は、後ろに身を引き躱しながら、手刀を構えた。
軽信の飛び蹴り、更に回し蹴り…
軽々躱す、奥平の手刀…
軽信が、釵の突きを連打すると、左右身を引いて避けながら、奥平もまた、手刀、肘鉄、拳、肘鉄、手刀、肘鉄、拳、掌底を連打した。
周囲は、白熱する二人の闘いを、息を呑んで見守った。
振りかぶる軽信の踵落とし…
奥平は、交差する両腕で弾き返すと…
『アタタタタターーーッ!!!!』
奇声と共に、手刀、拳、掌底の連打を放った。
余りの猛攻に、最早、鬼南水鴎拳特有の流れるような受け流しをするゆとりはなく、軽信は両腕で辛うじて交わし続けた。
そして…
『アチャーーーーーーッ!!!!』
凄まじい奇声と共に放たれた、一発の掌底が、軽信の胸板に命中して、吹き飛ばした。
打たれる瞬間、自ら後ろに飛び下がる事で最大限衝撃を和らげた軽信は、辛うじて立ち上がると、釵で滑らかな曲線を描きながら、南聖水鴎拳の構えをとった。
奥平もまた、両腕を交互に、龍蛇の鎌首を上下させるような構えをとる。
暫しの静寂…
その時…
『さあ、お仕置きの用意ができたぞ。』
『さあ、何処を刺して欲しいかな?指先が良いか?掌か?それとも、足の裏が良いかな?痛いぞー、とっても痛いんだぞー。』
二人とも、拳術の勝負などどうでもよく、何をされても抵抗はおろか、許しを乞うて哀願する事すら許されぬ少女をいたぶるのに熱中していた。
『さあ、素直に噛んだ事を認めるなら、今のうちだぞ。』
『キャーーーーーッ!!!』
凄まじい絶叫が響きわたった。
『駄目っ!やめてーーーっ!!!』
軽信が思わず叫んだ刹那…
『テヤァーーーーーー!!!!』
気合いの声と共に放たれる、奥平の飛び蹴りが、見事に軽信の溝に入った。
『グーーッ!!!』
軽信は、呻き声と同時に嘔吐しながら、その場に崩れ落ちた。
奥平は、更に軽信の頬を蹴り、腹を蹴り、留めとばかりに、蹲る軽信の背中を思い切り踏みつけた。
『静ちゃん、お手柄、お手柄。』
奥平は、少女の方を見て、大仰に手を叩くと…
『ご褒美に、今夜は朝まで、上下参道の他に、裏参道もたっぷり通って
そう言って、グフグフと不気味な笑い声を上げた。
『剛三…貴方って人は…』
軽信が、地面に踏みつけられながら、歯軋りして言うと…
『
奥平は、残忍な眼差しで軽信を見下ろしながら言った。
『フッ…殺すが良い。おまえのような男を信じるとは…信じるだけじゃない、この世の男は全て敵だと信じてきた私が、在ろう事か愛してしまったとは…』
『安心しろ、言われなくても殺してやろう。だが、今じゃあない。仲間達の壊滅も知らず、のこのこやってくる
『和幸君…』
軽信は、思わず目を見開いて奥平を見上げると…
『まずは、生け捕りにして、あいつらの前で赤兎相手の神事を見せつけ、死んだ美香の思い出にたっぷり浸らせてやる。その後、少女のようなおまえの義弟の顔を、簾のように切り刻んで殺してやる。その死骸の前で、此処に集う二百人の我が同志達と楽土兵達の慰みものにしてから、ゆっくり殺してやろう。』
奥平は一層残忍な笑みを浮かべながら…
『その前に、おまえも赤兎の神事でも見ながら、懐かしい思い出に浸ると良いさ。そう、旧帝国軍付きの売女をさせられていた時の輝かしい思い出をな。』
そう言うと、グフグフグフとまた不気味な笑い声を上げだした。