※この作品はR-18です。

兎神伝〜紅兎   作:和心

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(3)遊び

(3)遊び

 

環奈は、自分が産まれた経緯も、実の母親の悲劇も知らぬままに育てられた。

置かれた境遇についても…

何故、裸同然の格好をさせられているのか…

何故、奥屋敷から殆ど出る事も出来ず、半ば幽閉されたような生活をさせられているのかも…

何一つ教えられる事もなかった。

屋敷で働く人々も、たまに外からやってくる人々も、環奈に向ける奇異な眼差しは、冷たく蔑みに満ちていた。

環奈の出生の経緯は公には抹消されているが、社(やしろ)の者で知らぬ者はいない。

仮に、詳しい事はわからなくても、殆ど赤兎と同じ全裸に等しい身なりを見れば、近親間の穂供(そなえ)で産まれた忌子(いむこ)しかいない。

しかし、社領(やしろのかなめ)の最高権威者である宮司(みやつかさ)の溺愛振りを目の当たりに、誰一人、面と向かって本心を口や態度に示す者はいなかった。

誰もが、強ばった笑みと慇懃な態度を取り繕いつつ、環奈と関わる事を極力さけようとし、周囲に寄り付く者は殆ど誰もいなかった。

それでも、環奈は、悲しいとも寂しいとも思った事はなかった。

守役を務めていた美穂と言う猿女(さるめ)が、愛情豊かに育ててくれたし、良き遊び相手にもなってくれた。

屋敷には、ふんだんに玩具や人形もあり、庭には数多の花が咲き、蝶や蛍、小鳥や動物が遊びに訪れもした。

何より…

二日か三日おきに、祖父の淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が、会いに訪れるのが楽しみであった。

六つになり、美穂が嫁ぐ為に屋敷を去った。

その時は、嫁ぐと言う意味を知らぬ環奈は、美穂がいなくなった理由がわからず、何日も泣き続けた。

しかし、代わりに前より頻繁に淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が訪れるようになると、美穂が去った寂しさも忘れた。

訪れる度に、甘いお菓子や可愛い人形、珍しい玩具を持ってきてくれるのも嬉しかったが…

『ねえ、お祖父様、早く早く!』

『ほれほれ、急かすでないぞ。』

環奈は、祖父と風呂に入ってから、遊ぶのが何よりの楽しみであった。

『これ、環奈や、そんなに動くでない。大人しくしないと、可愛がってやらぬではないか。』

『だって、だって、くすぐったいんだもの…』

『よーしっ、それじゃあ、これならどうじゃ?』

『いやーん!あははは…』

環奈は、産まれてこの方、巷の子供達が遊ぶ遊びを、何一つ教えられた事はない。

環奈にとって、遊びとは、身体(からだ)を愛撫される事であった。

守役の美穂は、舌先の動きも滑らかなら、指先の動きも細やかで、全身隈なく舐められ、撫でられ、弄られるのは、蕩けるように心地良かった。

『アン…アン…アーン…』

環奈は、美穂に舐められ、撫でられ、弄られている間、甘えるような声を上げ続け…

『アッ…』

最後、神門(みと)のワレメの線にそって舐める舌先が、内神門(うちつみと)を弄り出すと、思わず声をあげて涙ぐむ。

『ご…ごめんな…さい…』

余りの心地良さに我を忘れ、粗相をしてしまった事に気づいたからである。

すると、美穂は…

『良いのよ、良いの。泣かない泣かない。』

環奈の尿を浴びた顔いっぱいに笑みを浮かべて、涙に濡れた頬を撫でてやる。

そして…

『宿姫(すくひめ)様、お気持ち宜しゅうございますか?』

『うん、とっても…』

『それでは…』

『あ…でも…そこ…』

環奈が『汚いよ…』と言う言葉を口にするより早く、尿に濡れた神門(みと)を舌先で拭き取るように、チロチロと舐め始める。

やがて…

『アンッ!アンッ!アンッ!』

と、小刻みな声をあげながら、小さな腰を上下させる環奈は…

『アーーーーーーーンッ…』

一際大きな声を漏らすと、思い切り浮かせた腰を停止させ…

ガックリ力を抜かせたように腰を落とす環奈は、心地良さげに寝息を立てていた。

比べて、祖父である淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)のザラついた舌先も、皺だらけの手の指先も、動きは無骨で不器用で、心地よいと言うより、くすぐったかたった。

『イヤンッ!イヤンッ!イヤーーーーンッ!』

『環奈や、もう、いい加減に大人しくせんかい!』

『だって…だって…』

環奈は、背中を舐め回され、小さな乳首を摘まれたり、腹や腰を撫で回されると、また、手足をバタバタさせながら、ケラケラと笑い出した。

環奈は、しかし、そんな祖父の愛撫も大好きであった。

一緒に風呂に入って身体(からだ)を流しあい、互いの隅々まで洗いあい、湯に浸かり…

ホカホカと暖まった祖父の温もりは、美穂のそれとはまた違う温もりがあった。

美穂の温もりは、何処か安らかで懐かしく…

何処か乳の香りがして、一度も会った事も見た事もない母親を思い出させる気がした。

比べ、若い頃は逞しかったであろう祖父の温もりは、力強く逞しく、それでいて、何処か間が抜けたところが、何とも楽しく嬉しい気持ちにさせた。

『どうじゃ、どうじゃ、これなら良いじゃろう、気持ち良いじゃろう。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が、環奈の足を大きく拡げ、ベロベロて神門(みと)を舐め出すと…『イヤンッ!イヤンッ!お祖父様、お祖父様、くすぐったい!くすぐったい!もうダメ!もうダメ!イヤーーーーンッ!』

環奈は、もう堪えきれないと言うように、身体(からだ)をゆすり、手足をバタバタさせながら、ゲラゲラと笑い出した。

そして…

『アッ…』

最後は、やはり、小さな声をあげて涙ぐんだ。

『ごめんなさい…お祖父様、ごめんなさい…』

どうしても、一番敏感なところを舐められると、粗相をしてしまう癖は、未だに治らなかった。

『良いのじゃよ、良いのじゃよ。それより、綺麗にしてやろうな。このままじゃと、かぶれてしまうでな。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)も、そう言うと、尿を浴びせられた顔いっぱいに笑みを浮かべ、環奈の涙に濡れた頬を撫でてやり…

『お祖父様、そこ、汚いよ…』

『汚いもんか。環奈の身体(からだ)で、汚いとのろなど何処にもないぞ。』

そう言うなり、環奈の神門(みと)を濡らす尿を拭き取るように優しく舐め始める。

すると…

『アン…アン…アン…』

環奈は、目をとろんとさせ、指を咥えながら、甘えるような声をあげた。

やがて…

『アンッ!アンッ!アンッ!』

いよいよ、絶頂に近づく環奈は、小刻みな声に合わせて腰を上下させ…

『アーーーーーーーンッ!』

一際声をあげると、大きく浮かせた腰を静止させ、肩の力を抜かすと同時に、浮かせた腰も床に落とした。

『どうじゃ、気持ちよかったか?』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が、眠たげな眼差しを向ける環奈の顔を覗き込みながら言うと…

『うん。』

環奈は、うっとりとした笑みを浮かべて、大きく頷いた。

『それじゃあ、わしと美穂と、どちらが良かったか?』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が、一層、愛しげに目を細めて聞くと…

『うーん…』

環奈は、一瞬、人差し指を鼻先に当てて考え込んだ風な顔をすると…

『美穂!』

悪戯っぽく言うと、ニィッと笑って見せた。

『何じゃと!わしより、美穂が良いじゃと!』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が、思わず声をあげると…

『美穂、美穂、美穂の方が気持ち良い!お祖父様より、ずっと、ずっと、気持ち良い!』

環奈は繰り返し言いながら、ケラケラ笑い出した。

『わしより美穂が良いなんて、けしからん!』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)は、一層声を上げてそう言うと…

『よーしっ!それじゃあ、こうしてくれる!』

環奈の腰を、思い切り擽り出した。

『イヤン!イヤン!イヤーーーーン!お祖父様、ごめんなさい!ごめんなさい!イヤーーーーンッ!』

環奈は、また、手足をバタつかせて笑い転げ出す。

『どうじゃ!これでもか?これでも、美穂が良いと言うか!』

『お祖父様!お祖父様!お祖父様の方が気持ち良い!』

『本当じゃな!本当に、わしの方が気持ち良いのじゃな!』

『本当!本当!だから…だから…もう…もう…』

そうして、漸く擽りから解放された環奈は、肩で息をしながら起き上がると…

『あっ…お祖父様の穂柱…』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)の股間に目を留めると、クスクス笑い出した。

『どうじゃ、今夜もこんなにおまえが大好きだと言うておるぞ。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)も、満面の笑みを浮かべて環奈の肩を抱きながら言うと…

『ささ、今宵も優しくしてくれるかの。』

怒張した穂柱を、環奈の小さな手に握らせた。

『うん。』

環奈は大きく頷くと、握らされた穂柱を上下に扱き出す。

『ハァ…ハァ…ハァ…』

次第に、淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)の呼吸が早まってゆく。

『お祖父様、気持ち良い?』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)の顔を見上げながら、環奈が言うと…

『良いぞ…凄く良いぞ…ハァ…ハァ…ハァ…』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)は、更に強く環奈の肩を抱きしめ、頬擦りをする。

『環奈や…もっとじゃ…もっとじゃ…もっと…もっと…』

『うん!』

環奈は、淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)に急かされるままに、更に強く、早く、握る穂柱を扱いていった。

『ウゥゥッ!』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が肩を窄めて声を漏らすと…

『わあっ!』

環奈も声をあげると同時に、小さな手に握られた穂柱の先端から、白濁したものが噴水のように湧き出した。

『白穂だー!白穂だー!わーい!わーい!』

環奈は、淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)の穂柱から、白穂が溢れ出す間中、大はしゃぎし…

おさまると、また、扱き出した。

『出て来い、出て来い、お白穂さん。出て来い、出て来い、お白穂さん…』

何度も白穂を放ち、すっかり萎みきってしまった穂柱を、尚も環奈が夢中で扱こうとすると…

『環奈や、もうしまいじゃ、もう出ないよ。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)は、環奈の頭を愛しげに撫でながら言った。

『そんなあ…』

環奈は、名残惜しげに穂柱を握ったまま、つまらなそうな顔を向けると…

『ありがとう、環奈や。今夜もとても気持ちよかったよ。また、この次な。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)は、環奈を優しく抱きしめ頬擦りし…

『うん。』

ニッコリ笑って頷く環奈も、淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)の胸に顔を埋めた。

そしてまた…

寝床に潜り込むと、淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)に身体(からだ)を弄り回され、環奈はくすぐったそうにケラケラ笑って蠢き出す。

『環奈や、何か欲しいものはあるかえ?』

やがて、腕の中で大人しくなった環奈の股間を弄りながら、淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)が尋ねると…

『欲しいもの?』

『そうじゃ、欲しいものじゃよ。何でも、買うてきてやるぞ。お菓子か?人形か?玩具か?』

『うーん…』

環奈は、一瞬、考え込んだように天井を見つめた後…

『何もございませぬ。』

『本当か?本当に、何もないのか?』

『はい。それより、私は、もっとお祖父様に会いとうございます。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)の顔を、ジッと見つめながら、ニコッと笑って言った。

『そうか、そうか、わしにもっと会いたいか。』

『はい。お祖父様にお会いできるのでしたら、私は何もいりませぬ。』

『よしよし、おまえは本当に愛い奴じゃな。』

淀卓宮司(よどすぐるのみやつかさ)もそう言うと、ニッコリと笑い返し、環奈の小さな唇を吸いながら、愛しげに強く抱きしめてやった。

 

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