(5)懲罰
『尻をこっちに向けろ。』
それは、穂柱を象る随喜…
辺りに散乱して投げ捨てられている、べっとり血のこびりついた無数のモノと同じモノである。
少女二人は、忽ち蒼白になって震え出すと…
『ほれほれ、早くせんかい。』
『今からまた、おまえの参道を思い切り拡げて、カワユイ御祭神様を拝みに行ってやるからな。』
『気持ち良いぞー。』
周囲を取り囲む、下半身裸の
『嫌ーっ!嫌ーっ!嫌ーっ!』
『や…や…やめて…やめて…やめてーっ!』
少女二人は、激しく被りを振って叫びながら、必死に踠き暴れて見せる。
しかし、相手は屈強な
九歳と七歳の少女二人に抗いようはない。
『大人しくするんだ!』
『クククク…だいぶ、参道も拡がってきたな。』
『こんなに白穂に塗れおって…』
『御祭神様もお喜びだ。』
幼い身で、どれほどの蹂躙を受けたのであろう…
中からは、鮮血の混じった白穂がドロドロと垂れ流され…
『さあ、今から、もっともっと参道を拡げてやるからなー。』
『ウッ!ウゥゥゥゥーーーーーーッ!!!!!』
『イッ!イィィィぃーーーーーーッ!!!!!』
途端、少女二人は凄まじい呻きをあげた。
『そーら、拡がれーーーー!拡がれーーーー!!!もっと、拡がれーーーー!!!!』
随喜を捻り込んだ
『イッ…痛い!痛い!痛い!痛ーい!!!!お父様ー!お父様ー!お父様ー!』
『痛いよーーーー!!!痛いよーーー!!!お父様、助けて!助けて!』
少女二人は、更に声を上げて泣き叫ぶ…
しかし、そんな少女二人に、一片の情をかける者は誰もいない。
『何?痛い?お父様助けてだ?』
『その、お父様が、恐れ多くも
『本当は、お前達だって、毎日毎晩、お父様にして貰って、大好きなんだろう?』
『そうだ、そうだ。まだ小せえガキのクセに、最初から神膜がついてなかったんだもんな。』
少女二人が泣き叫べば泣き叫ぶほど、皆、口々にそう言って笑い…
随喜を捻り込む
『ヒィッ!ヒィッ!ヒィッ!!!!』
『ヒィーーーーッ!!!!』
顔をのけ反らせ、悲痛な声をあげる少女二人の神門から、新たな鮮血がボタボタと滴り落ちる。
『良いぞ、良いぞ、どんどん拡がる参道が、真っ赤な華を咲かせてやがる。』
『だが、見事な花も表参道だけじゃあ、味気ねえな。』
『よし!そろそろ、裏参道も開いて、真っ赤な華を咲かせて、後ろからお参りするお白穂さんの花道を作ってやろう。』
やがて、誰かがそう言うと、二人の
『アッ!アッ!アッ!アッ!』
『キャーーーーーーーーーーッ!!!!』
耳をつん裂くような、少女二人の絶叫が、辺りに響き亘る。
すると…
『千枝…千枝…』
『里…』
『畜生…畜生…』
『おのれぇ…』
すぐ目の前で縛り上げられ、何人かの
弥吉と与吉は、涙に濡れた目を一段と血走らせ、血を滲ませんばかりに歯軋り、全身を震わせた。
しかし、二人の怒りと憎悪に満ちた眼差しは、幼い娘達を延々と甚振り続ける者達ではなく…
その向こうで、同じ光景を厳しい眼差しで見つめている老人に向けられていた。
『
『許せねえ…おまえだけは、絶対許せねえ…』
突然、坂沿い集落の一つに、
彼らは、少女二人、九歳の千枝と七歳の里を見出すと、いきなり取り押さえた。
『これは、いったい、何の真似にございまするか?』
『私の娘が、何をしたと言われるのですか?』
少女二人の泣き叫ぶ声に、血相を変えて飛び出してくる母親達が、取り縋るように尋ねると…
『えーいっ!どけっ!』
『此奴等は、父の犯した罪により召し捕る!』
『邪魔するな!退け!』
やがて、
そこで、少女二人は、初めて父達が犯した罪…
『お許しください!お願いにございます!娘は…娘は、堪忍してください!』
『私どもは、どのような処罰もお受けします!どうか!どうか、娘は…』
少女二人が蒼白になるより早く、泣きじゃくって哀願する弥助と与助は、すかさず、血まみれの腫れ上がった顔を蹴られ、踏みつけられた。
『お慈悲にございます!どうか…どうか…娘は…』
『私どもは、いかなる処罰も、お受け…』
尚も必死に哀願しようとする、弥助と与助に…
『黙れ!償い切れぬ重罪を犯した者は、その最も幼い身内の娘に罪を贖わせるのが、我が
更に強く踏みつけ、厳しく叱責したのは、
『やれっ!』
『クククク…おまえの父様も、とんでもない事をしてくれたよな。』
『親のせいで罰を受けなきゃーならないなんて、理不尽よなー。』
『だがな、怖がる事はないんだぞ。罰を受けると言ってもな、毎日、毎日、おじさん達に、良い事をいっぱいして貰うだけだからなー。』
『そうそう。おまえの父様が、
少女二人を取り囲む
見れば、彼らは皆、弥助と与助が連日環奈を弄んでいるのを見て見ぬふりをするばかりか、煽り立て、覗き見を楽しんでいた連中である。
『おっ!お待ちを!』
『私どもが犯した罪は認めます!されど…されど…あの方々も…』
弥助と与助は、自分達に環奈を散々弄ばせ、眺め楽しんでいた連中が、今度はそれを理由に娘達に手をつけようとするのを見て、慌て何かを叫ぼうとした。
すると…
『黙れ!』
『お…大…祝…様…』
それでも、何かを必死に訴えるべく、踏みつけられた頭を擡げようとする与助は、
顔を怒らせて二人を見下ろす
『百も承知していたな…』
弥助と与助が見上げのと同じ、
弥助と与助が、人目を盗んで孫娘に何をしていたか…
遊んで貰っていると思って…
初めてできた友達だと思って…
無邪気に近づく環奈を、面白半分に弄んでいた事を…
皆、とっくに知っていながら、見て見ぬふりをしていた…
いや…
見て見ぬふりどころか…
自分達も、面白がって、それを見て楽しんでいたのだ…
本来、環奈を守る為に警護していた筈の、
今回の事だけではない…
一年前…
加吉なる
皆、面白がって見ていたのだ…
しかし…
『嫌っ!嫌っ!嫌っ!嫌ーーーーーーっ!!!』
『助けてっ!助けてっ!お父様!お父様!』
泣いて暴れ回る千枝と里を押さえつける、十数人の
『コラーーーーッ!!!大人しくしないか!』
『おまえの父様はな、こう言う事を、毎日、毎日、
『親の罪、身を持って思い知れ!』
素知らぬ顔で、さも、弥助と与助の罪業に憎悪と怒りに打ち震えてる風にドヤしつけながら、幼い少女二人の
そして…
『どうだ、気持ち良いだろう?おまえの父様達が、
『おまえ達だって、本当は毎日こう言う事をされて、いつも喜んでるんだろう?』
『ほら、はっきり言えよ、はっきりとよ!』
『ヒィッ!ヒィッ!ヒィッ!』
『ヒィーーーーーッ!!!!』
まだ膨らみ始めもいない胸と、
すると、
『さあて…そろそろ、コイツで参道を開いてやろう。』
『しっかり開いたら、お前達の御祭神様に、穂柱さんを詣でさせてやるからな。』
口々に言いながら、穂柱を象る随喜を懐から取り出し、それぞれの手に握りしめ、少女二人の小さな
『キャーーーーーーッ!!!!!!』
少女二人は、再び天を衝くような絶叫をあげた。
全裸にされた、九つと七つの少女二人が、十数人もの屈強の男達に弄ばれ、責め苛まれ、泣き叫ぶ姿を目の前に、何を思い感じているのか…
細く開かれ、鈍い眼光を放つ、異様な眼差しから、誰も何も推し量る事はできなかった。
おそらく、自分でも、わかってはいなかったかも知れない。
最初は、激しい憎悪と怒りであった気がする。
ほんの少し気が緩んだ隙に起きた、一年前と同じ孫娘の災厄に対する憎悪と激怒…
それが、誰に対するものであったのか…
起こした
見て見ぬふりしていた
あるいは…
誰に向けて良いかわからぬ憎悪と怒り…
しかし、その憎悪と怒りは、少女二人の父である、弥助と与助の目があった瞬間、激しい痛みに変わった。
目の前に娘達が引き据えられ、凌辱され始めると、情け無く泣き噦り、愛玩する声は、一段と大きくなり…
それが無駄な事と知ると、最早何も声に出さなくてなり、代わりに、怒りと憎悪に全身を震わせ、顔を引き攣り歪ませた。
弥助も与助も、怒りと憎悪の矛先を、最初から娘達を凌辱する者達にはむけなかった。
血走った目は、真っ直ぐ
『お祖父様!やめて!お願い、やめて!この人達、私の友達なの!私と初めて遊んでくれた、友達なの!やめて!やめて!お願い!やめて!』
あの日…
怒りに任せて、弥助と与助打ち殺そうとする
『お祖父様…お願い…打たないで…打たないで…私の友達なの…毎日毎日、私と遊んでくれた…私の友達なの…お願い…お願い…』
『環奈…おまえ…』
『弥助と与助が悪い事したなら、私が謝ります…打たなければならないなら、私が打たれます…だから…だから…』
環奈は、尚も弥助と与助に拳を振り上げる
『そうか…この者達は、おまえの友達なのか…』
『うん…私の…私の…大事な…友達…』
一瞬、更なる殺意が芽生えた。
見れば…
環奈の股間から、うっすらと血が流れ出している。
あと少し、此処に来るのが遅ければ、環奈の参道を覆う神膜は破かれていた事だろう。
だのに…
こんなにも、何ら疑いも抱かず、無邪気に懐き近づいた環奈に、治せぬ傷を負わせようとしたのだ…
しかし…
『お祖父様…お願いします…お願いします…私の友達…私の友達…』
尚も取り縋って、二人の許しを乞う環奈を目の前に…
『失せよ…』
『えっ?』
一瞬、拍子抜けする二人に…
『聞こえなんだか…失せよ…二度と、屋敷に近づくでない…わかったら、さっさと…』
『誰かある!出会え!曲者じゃ!出会え!』
何処からとなく、声高らかに叫ぶ
『睦夫、おまえ…』
『父上、危のうございましたな!して、環奈は無事にございまするか?』
と、睦夫は大仰に言いながら環奈の股間に目を留めると、一瞬ニヤけて見せた後…
『これは酷い…』
すぐに眉を顰めて見せ…
『環奈、大丈夫か?酷い目に遭わされたな。』
環奈の両肩に手を乗せ、大仰に言った。
環奈は、
小柄で細面な兄は、五十をかなり越して、未だ三十代以下に見える。
その若く端麗な顔には、優しげな笑みが絶やされた事はないが、父譲りの鷲のような眼差しは、決して笑う事なく冷血で、恐ろしかった。
『この不届き者を引っ立てよ。それと、此奴等の九つになる娘と七つになる娘も、即刻、連れてまいれ…着ているものは、一枚残らず剥ぎ取ってな。』
二人を捕縛する
『これで、ようございまするな。』
『よくもぬけぬけと…』
『ヒィッ…ヒィッ…ヒィッ…』
『ヒィーーッ…
四つん這いで並ばされた千枝と里は、また、啜り泣く声をあげた。
『どうだ、気持ち良いか?気持ち良いか?』
『裏参道も、見事に赤い華を咲かせたな。』
『そろそろ、穂柱さんをお参りさせて、白い華も咲かせてやろう。』
『今日は、何十回、御祭神様に白穂が捧げられるんだろうな。』
口々に言う
連日交代でやってくる
指や随喜で掻き回され、穂柱で貫かれ、血と白穂に塗れた参道は、表も裏も付け根が裂け、今にも一つの孔になりそうであった。
それでも、まだ、
袴を脱ぎ捨てた
と、いつまで経っても、随喜で参道と裏参道を掻き回す事をやめない
『舐めろ!』
二人の
少女二人は、一瞬、硬く目を瞑って顔を背ける。
だが…
『さっさと舐めるんだよ!』
前髪を鷲掴みに顔を持ち上げられ、激しく頬を打たれると、しゃくりあげながら、突き出された穂柱を、小さな口に頬張った。
『そうだ、そうやって、口の中でチロチロ舐めるんだ。』
『よしよし、だいぶ上手くなったじゃねえか。』
『良いか、噛むなよ。ほんの少しでも噛んだら…わかってるな。』
『また、お前達の参道に、唐辛子と粗塩を捻り込んでやるからな。』
二人の
『千枝…』
『里…』
側近く縛り付けられている弥助と与助は、一層激しく歯軋りし、握る拳を振るわせると、硬く目を瞑って、娘達の惨状から目を背けた。
すると…
『どうした?娘達の悦ぶ姿、もっとしっかり見てやらんか。』
弥助と与助は、それでも娘達の惨状を見舞いと、一層硬く目を瞑る。
『二人とも、短い間に随分と具合良くなったじゃないか。』
そんな二人に、
『まだ、九つと七つとは、とても思えんくらい、通りが良くなったぞ。締め付けも最高だ。余りの良さに、私も歳を忘れて、続けて三度もお白穂さんを捧げてしまったぞ。』
見れば、
『最も…
お前達の娘…二人とも、こじ開けてやるまでもなく、最初から開いておったがな。』
睦夫大祝が、更にそう言った刹那…
弥助と与助は、硬く瞑らせていた目を見開き、憎悪に満ちた眼差しを、
『全く…
九つと七つにして、参道膜が破られ、
弥助と与助は、
一体、誰がそうさせたんだ…
二人の眼差しは、無言でそう告げけていた。
娘達が連れてこられた時、ひたすら泣き噦って哀願していた二人の顔が、怒りと憎悪に引き攣り出したのも…
『おい、見ろよ、見ろよ。こいつら、参道膜がもうねえぞ!』
『本当だ!もう、参道が開かれてるじゃねえか!』
『九つと七つのガキのクセして…悪い子達だ。』
娘達の脚を拡げ、
『全く…殊勝な顔して泣いてるかと思えば…いつも、どんな暮らししてんだか。』
『何たって、あの父親達だ。案外、
『全くだ。』
『ほれほれ、嘘泣きはもうよせ。本当は気持ち良いんだろう?』
『どうした?素直に気持ち良いって言ってみろや。そんな、嘘泣きしなくても、いつも父様にして貰ってるのと同じ事を、たっぷりしてやるからな。』
弥助と与助は、泣き叫ぶ娘達の
一体、誰がそうしたと言うのだ…
来る日も来る日も、大人達同様、賦役に駆り出され、遊ぶ間もなく働かされる日々…
そんな娘達を狙っては、田打だと言って乱暴を働き、凌辱してきたのは、誰でも無い…
親達は、それを見て咎めるどころか、囃し立て、煽り立ててもっとやらせようとする。
それどころか…
息子達にやり方を教えると称して、一緒に加わる者達までいる。
ある夜…
賦役から戻る千枝と里は、泣きながら、
何が起きたかは、脚の付け根から止めどなく流れる血で、すぐにわかった。
しかし、手当をしようと着物を脱がせて見た時…
余りの蹂躙ぶりに、抱き合う妻と共に、声を失った。
しかし、それは始まりに過ぎず…
来る日も来る日も、賦役に出かけては、股間を血塗れにして、帰ってくるようになった。
最初は、そんな娘達の無残な姿に泣き続けていた弥助と与助だが…
『お前達の娘、なかなか具合良いそうじゃないか。』
『私の倅も、可愛がり甲斐があると言っておったぞ。』
『特に、
『子供ができても、心配はいらんぞ。高値で
『それとも、女を産ませると良い。とびきり具合良い女を産ませたら…睦宏様がお引き取りあそばしてくださるかも知れないぞ。』
殊に…
裏屋敷の掃除を任されるようになり…
最早、怒りと憎悪に歯止めが効かなくなった。
この時、先に掃除係を仰せつかった、弥助の兄、加吉が、やはり幼い娘を凌辱された怒りと憎しみから、環奈を襲った気持ちが、よくわかるようになった。
そこで、弥助と与助は、巧みに環奈に近づき、自分の娘達と同じ目に合わせようとしたのだが…
一度は、無邪気に懐く環奈を、本当に可愛いと思い始めた時もあった。
ただ、
それが…
あの日…
いつものように、弄って欲しいと大股拡げてくる環奈の
あれだけ、物心ついてから、来る日も来る日も祖父や次女と裸で戯れながら、未だ参道膜に覆われているのを見た瞬間…
同じ歳で、喜び戯れながらではなく、無理やりこじ開けられるようにして
しかし…
『やはり、
『子供は、幼いうちから厳しく折檻仕置きする事で鍛えられる。女は、幼いうちから激しく田打田起する事で、具合良くなるってな。
のう、そうでござりましたな、
『洋子も、物心ついてから、来る日も来る日も厳しい田打を受け、叔父達や従兄弟達の玩具にされましたからな。痛がって泣き叫び、激しく抗って、田打ができなかった日は、徹底的に木刀で打ち据えられたり、
それがしも、幼いうちから、男色な
随分と扱かれましたわ。
朝から晩まで、
おかげで、今の我らがありもうす。』
その時…
『アッ!アッ!アッ!』
『アーッ!アーッ!アーッ!』
少女二人が、また、呻くとも啜り泣くともつかぬ声を上げた。
四人の
『エーーィッ!!!喧しい!』
『これでも咥えて黙ってろ!』
更に二人の
『ウグッ!ウグッ!ウグッ!』
『ウーッ!ウーッ!ウーッ!』
少女二人は、抉られる参道と裏参道の焼かれるような激痛と、図太い穂柱先端で喉を小突かれる息苦しさに、目を白黒させて呻き出す。
やがて…
『ウグーーーーーーーッ!!!!』
『ウーーーーーーーーッ!!!!』
少女二人は、口と参道と裏参道と、同時に白穂を放たれると、一段と大きく呻きながら、背中を馬蹄型に逸らせ…
『フーッ…』
『フーッ…』
『フーッ…』
『フーッ…』
『フーッ…』
『フーッ…』
と、
咳き込む少女二人の口からは、唾液混じりの白穂が吐き出され、股間の参道と尻の裏参道からは、血混じりの白穂が垂れ流されていた。
二人とも、最早、起き上がる事はおろか、泣く力も呻く力も失せ、横たわったまま、身動きもせずに喘鳴混じりの肩呼吸を続けた。
『千枝…』
『里…』
弥吉と与吉は、漸く怒りと憎悪から我にかえり、
掠れた声で娘の名を呼ばわりながら、縛られた
だが…
『おい、誰が寝て良いと言った?』
『まだ、終ってないぞ!起きろ、淫売!』
声高に叫ぶなり、血と白穂に塗れた、千穂の尻を踏みつけ、里の股間を蹴り上げた。
『アァァァァーーーーーッ!!!!』
『ウゥゥゥゥーーーーーッ!!!!』
少女二人は、掠れた声をあげて、転げ回る。
弥助と弥助は、再び目を血走らせ、歯軋りし、握りしめる拳を震わせた。
そんな二人を見て…
『何だ、その目は?』
『そうか、そうか、わかったぞ。お前達も、娘達とやりたくなったのだな。』
そう言うなり、
代わって、縄を解く弥助と与助を、少女二人の側に引き摺ってきた。
『さあ、存分にやると良い。』
『どうした?やりたくてやりたくてたまらず、
弥助と与助は、虫の息で涙目を向ける娘達を前に、無言のまま、一段と激しく歯軋りをし身を震わせた。
すると…
『そうか、やりたくないのか。それじゃあ仕方ないな。』
『それじゃあ、お前達の娘達、二度と誰も御祭神を詣でる事ができない
『さあ、どうする?こいつを突き刺して、娘達の参道を閉じてやるのが良いか、お前達の穂柱で娘達の御祭神を詣でるのが良いか…好きな方を選ばせてやろう。』
『キャーーーーーーッ!!!!』
『キャーーーーーーッ!!!!』
虫の息であった少女二人が、何処にそんな声をあげる力が残っていたかと思われるような絶叫をあげる。
『さあ、どうする?次は、こいつを参道に通してやるぞ。』
『嫌っ!嫌っ!嫌っ!』
『お父様!お父様!お父様!』
少女二人は、
『グウゥゥッ…』
『ウゥゥゥッ…』
握る拳を震わせ、呻くような声をあげる弥助と与助は、
『千枝、許してくれ…』
『里、堪忍な…』
掠れた声を出しながら、観念したように袴を脱ぎ捨て、ゆっくりと娘達の上にのしかかって行った。
『アァッ…アァッ…アァッ…』
『アァァァッ…』
実の父親に股間の参道を貫かれる千枝と里が、絶望に満ちた声を漏らす中…
相変わらず動かぬ眼差しを傾ける
弥助と与助は、娘達の上で腰を動かしながら、やるせない怒りと憎悪に満ちた眼差しを向け続けた。