※この作品はR-18です。

フェラから始まる異世界召喚。巨根とエロチートでヤリまくります。   作:白田まろん

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ローラとエレイン 4

「で、これはどう言うことかな?」

 

「も、申し訳ありません! メイド長にミナト様と城下を散歩してくる許可を頂きに行ったら……」

「こうなりました」

 

 ローラとエレインが深々と頭を下げた。

 確かに許可は必要だっただろう。それは別に構わない。

 

 問題は三十分くらい待たされた挙げ句、十人ほどの軽装鎧を身に纏(まと)った衛士(えじ)に、俺たち三人が囲まれていると言うことだ。

 

「衛士隊隊長のゴモランと申します!」

「それでゴモランさん、どうして俺たちは囲まれているんです?」

 

「はっ! 勇者殿に万一のことがあってはならないと、コルビー宰相(さいしょう)閣下のご命令でお供させて頂くことになりました!」

 

「あのですね、俺はこれでも勇者ですよ」

「存じ上げております!」

 

「貴方たちが束になったとして、俺に勝てると思いますか?」

「思っておりません!」

 

「だったら必要ないでしょうに」

 

「ごもっともではありますが、我々も任務でございますので」

「はあぁぁ……」

 

 もう溜め息しか出ない。女の子二人と楽しく散歩したかっただけなのに、何が悲しくてむさ苦しい男共を連れて歩かなきゃいけないんだよ。

 

 それにこれではすぐに勇者と分からなくても、街の人からは城の衛士に護られるほどの人だと思われてしまうじゃないか。

 

 全然楽しくなさそうだ。ローラもエレインも困り顔である。

 

「どうしてもついてくると?」

「宰相閣下のご命令には逆らえません!」

 

 二人に顔を向けると、黙って首を左右に振るだけだった。どうしようもないってことね。

 

「分かりましたよ。その代わりなるべく離れてついてきて下さいね」

「はっ! 感謝致します!」

 

「それと、俺たちを待たせたことはコルビー宰相にキツく抗議しておきますから」

「そ、それは……それはどうかご勘弁を!」

 

「貴方たちの準備に時間がかかったんだと思いますが、こっちはお陰で貴重な時間を無駄にしたんだ。それくらい当然でしょう」

 

「ミナト様」

「何だい、エレイン?」

 

「それですとゴモラン様たちの首が……」

 

「え!? マジで!?」

「マジです」

 

 ゴモランを見ると顔面蒼白になっている。むろん他の衛士たちも同様だった。

 

「なら俺が宰相閣下の首を刎(は)ねるか」

 

「「なっ!!!」」

「冗談だよ」

 

 二人が後ずさるほど驚いたので、手を振ってフォローするしかなかった。

 

「ミナト様、心臓に悪いですぅ」

「ごめんごめん」

 

「そ、それであの……抗議すると仰(おっしゃ)るのは……」

 

「ゴモランさん、俺も皆さんの首は繋がったままの方がいいから止めときますよ」

 

 全員が一斉に安堵している。抗議したら本当に首が飛ぶところだったのか。

 

 そんなことがあったが、仕方なく衛士たちを引き連れて街に出てみた。しかし結局、そのせいで街の人たちは遠巻きに見てくるし、交流も何もあったモンじゃなかったよ。

 

 もちろん、二人の女の子とお手々繋いできゃっきゃうふふなんてイベントもなかった。つまらん。

 やはりコルビーさんの首を刎ねるか。

 

 物騒なことを考えたりもしたが、もちろん本当にするわけがない。

 

 それから部屋で食事を終えると、食器を片付けるのと自分たちも食事してくるとのことで、いったん二人は部屋を出ていった。その間に風呂を済ませておけという意味合いもあるようだ。

 

 実はこの部屋には、温泉でも露天風呂でもないが内風呂があった。しかも浴槽は檜(ヒノキ)のような香りがする木製で、大きさも三畳ほどと広い。この世界は異世界設定あるあるの、風呂が貴族だけの贅沢というわけではないのだ。

 

 ただ、蛇口をひねっても水しか出てこないので、屋内で浴槽に湯を張るためには魔法石での加熱が必要だった。

 そしてその魔法石がかなりの貴重品なのである。

 

 もっとも薪を焚けば湯を沸かせるので、入りたければ庶民でも風呂に入ることが出来るというわけだ。

 

 これは有難かったよ。俺も風呂好きの日本人だから、風呂がない生活なんて考えられなかったからな。

 

 ちなみに王城や位の高い貴族の住まいには高所に貯水槽があるので、いくつかの部屋や厨房には蛇口もある。しかしそうでない場合は手桶などでいちいち汲み入れなければならない。

 

 庶民でも風呂に入れるとは言っても、それだけの重労働が必要だから毎日というわけにはいかないのが現状だった。 

 

 それと余談だが、石鹸もいい匂いのヤツがちゃんとあったのは驚きだったよ。

 

「失礼致します」

 

 風呂から出てしばらくまったりしていると、ローラとエレインが戻ってきた。彼女たちも入浴まで済ませてきたようで、ほんのりと石鹸の香りが漂っている。

 

「ミナト様、お飲み物はいかがですか?」

「何があるの?」

 

「お茶の他は果汁、ワインなどもございます」

 

「酒はいいかな。果汁をもらえる?」

「かしこまりました」

 

 グラスに注がれたのは濃い紫色の飲み物。飲んでみるとグレープジュースのような味だったから、グレープでいいだろう。

 

 さて、そろそろお楽しみの時間だ。散歩ではあまり彼女たちと距離を縮められなかったが、だからと言ってヤラない選択肢はない。

 

 どっちから口説こうか。二人一遍でもいいが、出来れば一人ずつ濃厚に楽しみたいところだ。そのためにはどちらかに退室してもらう必要があるのだが。

 

「ミナト様」

「うん?」

 

「どちらになさいますか?」

「ん? どちらにとは?」

 

「私とエレインのどちらに、という意味ですが」

「はい?」

 

「もちろん、二人一緒でも構いません」

「ぶふぉっ!」

 

 いかん、ジュースを吹いてしまった。

 

「ゴホッ……ええっと……」

 

「夜伽(よとぎ)を仰せつかっておりますので」

「だ、誰から?」

 

「エミリー王女殿下からです」

 

 お姫様は何を考えてるんだよ。ローラは事もなげに言っているが、二人とも心なしか震えているように見えるし。

 

「あの……私たちではお嫌でしょうか……」

 

「あ、そんなことはないよ。ちょっと驚いただけ」

「そうですか……」

 

「君たちこそ、本当は嫌なんじゃないの?」

 

「そ、そんなことはありません! 志願したくらいですから」

「志願?」

 

「ミナト様のお世話係です。すごい倍率だったんですよ」

「は?」

 

「メイド長を除く、ほぼ全員が手を挙げてました」

 

 全部で何人いるんだろ。いや、そんなことより。

 

「えっと、夜伽も含めてってこと?」

 

「はい。王女殿下は生娘(きむすめ)であることを条件にされましたので、半分くらいに減りましたけど」

 

「どうしてそんなことに……金か!?」

「いえ、お金は多少頂けますが……」

 

 まさかのモテ期、なわけないよな。それにしてもここのメイドさんたちとは口説かなくてもヤレるというわけか。

 

 それなら晩餐会までの三カ月間を王城で過ごせば、毎日メイドさんたちとヤリ放題じゃないか。これは迷うぞ。しかしイルムドでホテルも開業しなきゃならないし。

 

 だが、この後ローラが語った志願の理由に、俺はさらに驚かされるのだった。





次話と次々話はセックスシーンがあります。
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